トゥーレ結成前
「さてと、これで晴れてあなたも正式なトゥーレの一員になったわけね・・・おめでとうナギサ、ううん
「ありがとうございます、私を引き取ってくださった紅葉さんや私に戦い方を教えてくださった師の美奈さん、お二人の期待に添うように命がけで頑張ります」
「いい言葉だね、頑張ってね」
と少年は二人の女性にそれぞれ話をしていた
「とはいっても、あなたは私たちの中では一番若いしそれにこの先人には言えないお仕事も引き受けなくちゃいけないかもしれないからあなたにパートナーをつけてあげようと思ってね」
「パートナー?」
「うん、入っておいで・・・」
紅葉の言葉とともに一人の少女が入ってくる、ふわふわのロングヘアーの少女だ
「貴方がナギサ君?、初めまして」
「初めまして・・・彼女が?」
「うん、罪は
「紅葉さん、それは私が」
と少女は少年のほうに行く
「初めまして、文月理絵です」
「ナギサです・・・苗字は・・・聞かないでください」
「うんナギサ君だね、じゃあナギ君って呼ばせてもらうね、よろしくナギ君」
と抱き着いてきた
「え!?、ちょっと!?」
「あいさつ代わりのハグだよ、それとも・・いやだった?」
とやや泣きそうな表情になる理絵
「そういうわけじゃ・・・ただいきなりだったから・・・」
「そっかそっか、じゃあもっとぎゅーってするね」
「ちょっ‼」
抱き着く力をさらに強める理絵、すると不意に胸の柔らかいものが当たるがナギサはそれよりも女性に抱き着かれているという部分に動揺しているようだ、そして
「理絵・・・そういうのは人のいないところでやりなさい」
「私の弟子はモテモテだね~」
と紅葉は注意し、美奈はその様子をほほえましく見つめているのであった・・・・・・・・・
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そして月日が流れ、理絵がボーダーに入った、可愛くきれいで整った顔立ち、さらにとても男の目を引くプロポーションに当時の隊員たちは全員目を引いた、一時あるきつねにメディアの仕事をやってみないかと誘われたが、もう前からボーダーに入っていた紅葉に却下されるのであった、多くの男性に告白、あるいはチームを組まないかと誘われたりもしたが彼女は却下した、なぜなら彼女は
「あ、ナギ君みーっけ!」
年下の彼に夢中だったからである
「理絵さん!、いつも言うけど人前でいきなり抱き着かないでよ」
「いいでしょ別に減るものじゃないし、それとも・・嫌・・?」
と涙目で訴える理絵であった
「はあ・・・嫌じゃないですけど理絵さんもお年頃の淑女なんですから人前でそういうのは控えてくださいね・・・」
「ふふ、お年頃の淑女ね・・ナギ君は私を女の子として扱ってくれてるんだね~」
「扱うも何も女子ですし・・・」
すると
「相変わらず仲がいいな二人とも」
そこに一人の人物が尋ねる
「おっ、アクション派スナイパーの荒船君じゃないかー、どうしたのこんなとこに?」
「それはこっちのセリフだ、人前でいちゃつくなこら」
「もういい加減離れてください」
と理絵を引き離すナギサであった
「そういえば荒船さんってアタッカーやめて、次はスナイパーに」
「ああ」
「ってことはB級11位荒船隊は全員がスナイパーになるわけだ・・確かほかの子たちって・・?」
理絵は思い出そうとして人差し指を突き出してそれを口に当てる
「穂刈君と半崎君だよ、倒置法の彼とだるいが口癖の彼」
「ああ、そうだったそうだった」
「相変わらずナギサしか見てねぇんだな・・・おうナギサこんな美人に好かれてうらやましいぞ見せつけてんのかこら!」
「別にそういうわけじゃ・・・」
なぜかキレられるナギサ、だがおそらく荒船以外の男性陣も同じことも思っていただろう
「まあ俺としてはお前のこともうちの隊に入れらりゃ文句はないけどな、太刀川さんに勝ち越したほどの腕前のお前ならうちとしても問題ないぜ」
「あれは偶然ですよ、まあおかげでレポート無理やり手伝わされずに済みましたけど」
「あの後風間さんに連れていかれたよね太刀川さん・・」
ナギサと理絵の言葉に荒船もやや苦笑いを浮かべるのであった
「そういえばあの後なんか村上君が落ち込んでたらしいって聞いたけど」
「あのバカが勘違いしただけだ、まあ追い抜かれたのは事実だし言い訳に取られるのも嫌だからあえて何も言わなかったがな」
「あの時アタッカー7位だったのが今では四位か、すごいよね村上君も」
「そういやナギサは鋼と同期入隊だったよな?、一回あいつと戦ってみたらどうだ?、思えばお前と鋼が戦ってんの見たことないよな」
「そりゃ個人あんまりやらないもん、太刀川さんの時だってその時一回だけだし」
「この前出水とやってたじゃねえか」
「あれはガンナー用トリガーの練習に付き合ってもらっただけですよ、それぞれ五本ずつで」
「すごかったよねあの時は」
と話し込んでいる
「あ、そういえばそろそろ合同任務だ・・・確か次は・・・」
「鈴鳴支部とだよね、さっき言ってた村上君のいる」
「一回鋼と手合わせしてみろよ」
「ええ・・・」
とナギサと理絵は荒船と別れるのであった・・・・・・・・・
超えられぬ壁はいくつもある、以上・・・・・・・・・