ワイルドトリガー 罪で罪を制するもの   作:lOOSPH

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憂鬱な少年は今日も苦労する・・・・・・・・


・第三、五話・

「・・・・・」

 

ボーダー本部 ラウンジ

 

そこでは一人の少年が疲れた様子でうつ伏している

 

「おーい優さん!、またなんかあったのかよ?」

 

「あ、米屋君、いや・・鬱だな~と思って・・」

 

「なんだよまた弥生さんの世話のことか?」

 

と相席する少年、米屋

 

「美奈さんがまた防衛任務遅れるし、報告書出さないでまた帰ろうとするしまた香取さんが癇癪起こすしでもう肩が凝って頭が痛くて・・鬱だよ」

 

「優さんいっつも鬱って言ってるよな・・・・」

 

「ちなみに言っておくけどランク戦やらないからね、今美奈さんが防衛任務から帰ってきたら捕まえて報告書書き上げさせないといけないんだからね」

 

「さすがに今の優さんみてそれ言うのは気が引けるわ・・・・」

 

あまりの苦労っぷりに誰も自分から彼をランク戦に誘うものはいないのであった

 

「そういやナギサは?、今日は見てねえけど」

 

「確か今は防衛任務で鈴鳴支部に行ってるはずだよ?」

 

「鈴鳴・・・・ああ、鋼さんの・・・・そういやナギサと鋼さんと戦ってるの見たことないよな・・・・」

 

「そりゃナギサ君、ランキングとかそういうのに興味ないもん・・」

 

「そういやそうか・・・・」

 

ーーーーーーーーー・・・・・・・・-------・・・-------・・・・・・・・---------

 

鈴鳴支部

 

「今日はお疲れさまナギサ君」

 

「ありがとうございます来馬さん、今さんもサポートありがとうございました」

 

「どういたしまして、で・・」

 

とおかっぱ頭の少女は床の上で正座させられている一人の帽子をかぶった少年を鋭くにらむ

 

「何か言うことは?」

 

「・・・・すいません!」

 

「まったく、お客様用のお菓子を用意しようとしてそれを全部台無しにするってどういうことよ全く!」

 

「ほんとにすいません!、俺すぐに新しいの買ってきます‼」

 

「お願いだからもう何にもしないでおとなしくしててください、気持ちだけ受け取っておきますから」

 

とナギサが破壊を振りまく鈴鳴のマスコット、太一を立たせて椅子に座らせる

 

「で、でも・・・」

 

「お・と・な・し・く・しててください太一さん」

 

「・・・・はい」

 

と太一を威圧でおとなしくさせるナギサであった

 

「ごめんねうちの太一が迷惑かけて」

 

「まあいいですよ、読みかけの本が無事でしたから・・・」

 

と懐から本を一冊取り出して読み始める

 

「それってどんな本なの?」

 

「最近読み始めたんです、諏訪さんから進められて」

 

「そういえば諏訪さんは推理小説が好きだったからな」

 

と一人の男性が入る

 

「あ、村上さん、入隊時以来ですね」

 

「そういえばそうだな、本部にもあまり来ることもなくなったしな」

 

彼がボーダーNO,4アタッカーの村上鋼である

 

「・・・・元気そうだな」<ポソッ

 

「うん、どうした?」

 

「いえ、何でも」

 

ナギサが何かをつぶやいたのが聞こえて聞いてくる鋼だが、ナギサは少しはぐらかす

 

「そういえばナギサ君、今日はもう防衛任務はないのよね」

 

「はい、あとは報告書を出して美奈さんを捕m・・・迎えに行くだけですから」

 

「美奈さんって確かよくラウンジでお昼寝してる弥生美奈さんの事?、ナギサ君知り合いなの?」

 

「一応、僕のお師匠ですので・・・」

 

それを聞いて

 

「「「えええ!?」」」

 

驚く面々である、ナギサはその反応に苦笑する

 

「そういえば一度、入隊したてのナギサに話しかけていたのを見たことがあるが、ひょっとしてあの時に・・」

 

「まあ、普段が普段だから驚かれても仕方ないですけど・・・」

 

鋼のみは普通の反応を見せていた

 

「確かに弥生さん、前に鋼と戦った時に6-4で勝ったからすごいと思ってたけどまさかナギサ君の師匠だったなんて」

 

「すごいっすよナギサ先輩、あのボーダーのマドンナとそういう関係だなんて」

 

「マドンナって、そんなに美奈さん人気なの?」

 

「なんでも弥生さんの寝顔がバカ売れしたらしい・・」

 

「誰、美奈さんの寝顔見たの・・・」

 

鋼の一言に、ナギサは突っ込みを入れる、来馬と太一は普通に驚いているだけだが一人尋常じゃないくらい驚きの表情を見せている人物が

 

「う、うそ・・・ナギサさんが・・・弥生さんの弟子・・・あの弥生さんの・・・」

 

「今ちゃん?」

 

鈴鳴第一のオペレーターの今さんであった、そして彼女に話しかける来馬

 

「・・え、ああ!、うんなんでもないです‼」

 

「そ、そう・・・?」

 

急に大声を出したので来馬はやや驚愕するのであった

 

「あ、そういえば今さん、前に教えてもらった和食のレシピで作ってみたんです、すっごくおいしかったですよ」

 

「え!?、そ、そう・・?」

 

「紅葉さん、料理とかレトルトとかコンビニ弁当で済ませちゃいますから・・・レパートリーを増やしていかないと」

 

紅葉、それはナギサの育ての母である水無月紅葉のことである、彼女の自宅で暮らしているのはボーダーも周知の事実である

 

「あ、あの・・・ナギサさんのお時間があればなんですけど・・よかったらまたお料理教えてあげましょうか?」

 

「うん、その時はぜひお願いするね」

 

「はい!」

 

その答えに今は嬉しそうに答える

 

「そういえばナギサと戦ったことなかったな、模擬戦でいいから一回手合わせお願いできるか?」

 

「うん、時間があったら」

 

「よかったね二人とも」

 

「じゃあ俺もお料理のお手伝いします」

 

「はい、気持ちだけ受け取っておきます・・・」

 

とナギサの鈴鳴での談笑は盛り上がっていくのであった

 

のちに美奈のほうが終わったので、それと同時に鈴鳴の面々と別れるのであった・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 




台所に立つ男はモテる、らしい・・・・・・・・
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