東方一撃男   作:つじかみーん

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サグメさんの散歩part2です


百二十六撃目:サグメ散歩②

「師匠、どうするのですか?」

「んな事言われてもタイミングがつかめないんだよ…」

サイタマと針妙丸は茂みに隠れながらサグメを追っている。出来れば早く口止めしたいのだが下手に出れば良からぬ事が起きるのか中々それが出来ない。

「これ以上誰もサグメに近づかないでくれ…」

サイタマは神頼みしかなかった。針妙丸もする。しかし…

「貴女が月の賢者ですね!」

「まさか幻想郷にいるとはね」

サグメの目の前に2人の烏天狗が現れた。射命丸文と姫海棠はたてである。

「何でサグメと関わろうとするんだよ…!てか文の隣は誰だ?」

サイタマはまた頭を抱えて言う。だがはたての事は知らなかった。第一文以外の烏天狗とは会った事がないからである。

"何の用かな?"

「貴女を取材しに来たのです!」

「私もよ!」

文はカメラをはたてはガラケーを構えて言う。

「では早速!」

「あっ!」

文は迅速な速さでサグメの写真を撮った。はたては出遅れてしまった。だがその時…

「ほう、"そんな速く動いても写真が撮れるのか"」

サグメは口にした。茂みに隠れているサイタマは"まさか…"と嫌な予感がした。それも的中した。

「なんじゃこりゃー!?」

文は撮った写真を見て驚いた。それは…ピンぼけや目や口等の写真や何故か森に隠れていた椛の写真が。後ろではたてが笑う。

「これじゃあ新聞の写真に使えなーい!!」

「ふふ残念だったわね文、この方の記事は私がいただくわ!!」

はたてはガラケーにキーワードを打ち込んだ。彼女の能力は"念写をする程度の能力"である。

「へぇ〜"念写で写真撮るんだ。それで成功するってすごいね"」

「また喋りやがった!!」

サイタマは絶句した。しかしバレそうになったのか直ぐに隠れた。

「え…?」

はたては愕然した。何故なら…写っていたのがサグメらしき棒人間だからである。再度試すが今度は雑な絵のサグメだった。

「これで私の"花果子念報"の人気が出ると思ったのに…」

はたては落ち込んでしまった。オマケに文も。

"じゃあ、失礼するわ"

サグメは去った。そして茂みからサイタマが現れる。

「お前大丈夫か?」

「あ、サイタマさん…」

「これやるよ」

「え?」

サイタマは文にある物を渡した。それは…紺珠伝編で異変解決した際にサグメから貰ったサグメ本人の写真である。

「ありがとうございます!!」

文はお礼を言って去った。

「あの…趣味でヒーローやってるサイタマさん…私にも…」

「ごめん、1枚しかない」

「なっ!?………文ぁぁぁぁ!!」

はたてはサグメの写真を持った文を追いかけた。

「さて、サグメは…あっ!?」

サイタマの目の先には…サグメとキングの姿が

"君がキング君か?"

「いかにも、月の賢者の稀神サグメ氏だな?」

サグメとキングは普通に会話をしていた。木に隠れているサイタマは不安でいっぱいだった。

「俺に何の用だ」

"ちょっと話しかけた。それだけだ"

「そうか、なら話が早い。俺は風見氏の所に行かないといけないからな」

「そうか、"間に合うといいな"」

「ならば急ご…ん?」

キングは懐中時計を見た。

「なっ!?急がないと!!」

キングは慌てて幽香の所まで向かった。実は待ち合わせの時間があと少しだったからだ。

「さて、行くか」

サグメはまた何処かへ歩き出した。サイタマは見つからないよう追いかける。

 

 

 

 

 

一方キングは…

「ギリギリよ」

「危なかった…」

キングはギリギリ間に合った。しかし走ったのか息を切らしている。

「メディも待ってるだろうし、急ぎましょ」

「うん(てか少し休ませて…)」

キングは休みたいのだが急がないと幽香に怒られる恐怖感から幽香の後を追う。




夜になって雨弱くなるって…
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