東方一撃男   作:つじかみーん

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番外編付きです。


百八十一撃目+α:魔法の森のお地蔵様

「先生…1つ聞きたい事があります」

「なんだ」

「何故"百八十一撃目"の横に+αがあるのでしょうか」

ジェノスはサイタマに問う。話数の横に"+α"があるからだ。

「ああ、それはな、急遽番外編をやる事にしたんだよ。この作品のコメントに説明しないといけない事があるからだ」

「成程…勉強になります」

サイタマの意外とわかりやすい説明にジェノスは何処から取り出したのか今の説明をノートにメモした。この様子をサイタマは(メモる部分あったか…?)という目で見ていた。

「そのコメントとは?」

「確か…「サイタマが弱過ぎるな 神だろうが鬼だろうが一撃で消し飛ばせるのに」※色々と言われると不味いのでコメント書いた人の名前は言いません。というコメントが…ジェノス?」

サイタマが説明してる途中、ジェノスを伺う。何だか様子がおかしい。

「先生、そのコメントを書いた奴を排除してよろしいでしょうか」

「絶対に辞めて。俺が恥かくから」

ジェノスはサイタマを弱い扱いしたユーザーが許せないらしく排除しようというのだ。こんな行動をとられてはこの作品が終わりかねないからだ(とはいえ評価は半分以下だが)。

「わかりました。……命拾いしたな」

「誰に向かって言ってんだ」

ジェノスは何も無い場所に向かって言い放った。多分だがそのコメントを書いた人に向かってだろう。※本当にごめんなさい。

「ま、とりあえず詳しい説明は紫にまかせるわ」

「わかりました。説明が終われば本編に入る事ですね」

「うん。じゃあ…解散!」

後の説明は紫(※八雲紫)にまかせてその場を去った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「じゃあ説明するわね」

サイタマとジェノスがいなくなったを確認して隙間から紫が現れ説明を始めた。

現状について

1.まずサイタマに勝てる者はいない。これ本当。

2.確かに本来サイタマなら八坂神奈子や星熊勇儀も消し飛ばせるがその後の展開が面倒になるため、あえて消し飛ばさないようにした。ちなみに風見幽香や聖白蓮とかも。

3.他に幻想郷に住む人がいる。らしい※詳しくは活動報告を

4.幻想郷にいた時の記憶を消した時は外の世界に帰れるが二度と幻想郷には行けなくなる。ただし、記憶自体はとっといてあり、外の世界の博麗神社に行って紫に頼んで記憶を戻してもらえばまた行く事が可能。ちなみに記憶を消さなくても外の世界に帰れる。ややこしいなオイ。

5.元ヒーロー協会所属のヒーローは外の世界にいた頃より強くなっている。マジだよ( ◜ᴗ◝ )

6.ちなみにこの小説ではオリジナルキャラとかも今後登場予定。のはず。

7.カミカゼの様に過去に幻想郷に来て苦い思いをしてるしてる場合は紫が記憶を消す事がある。この場合は外の世界に帰ってもまた行ける。

「こんなところかしら。じゃあ本編どうぞ!キャハ☆」

紫はウィンクをして隙間に戻っていった。今のでイラッとした人は震える拳を何かにぶつけて忘れましょう( ◜ᴗ◝ )

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「記憶を消された…?紫にか?」

「そうだ」

サイタマは首を傾げた。心の中では(え?紫ってそんな事できたっけ?あ…そういえば俺とゾンビマンは記憶を消して帰ったんだったな)と思った。実はある異変の解決後、紫に"幻想郷に留まるか 記憶消して外の世界に戻るか"の選択された事があった。サイタマはこの幻想郷に住めことにしたと答え今にいたる。ちなみにジェノスは先に帰った為この事は言われなかった(のちにサイタマに言われわかった)。

「ま、簡単に言うと幻想郷に入って数分後の出来事だからな。アイツが教えてくれるまで気づかなかったな」

カミカゼ曰く幻想郷入りしてから数分後の出来事で本人も気付かぬうちに記憶を消されていたとの事。まあ過去に勇儀に大敗した過去があるからカミカゼにとってはちょうどいいのかもしれない。

「という事は…誰もオッサンの事を覚えてないって事か」

「そうなるな」

幻想郷にいた時の記憶を消されれば住人達も忘れる。すなわち初めて幻想入りした時と同じになるのだ。

「で、オッサン、これからどうすんだ?」

「俺はこの後シルバーファング(※バング)の所に行く。お前らはお前らで頑張りな」

「そうか」

カミカゼはそう言ってバングのいる道場に向かった。残されたサイタマと駆動騎士は

「サイタマ君、モタモタしている暇はない。一刻も早く原因を探ろう」

「そうだな」

サイタマと駆動騎士は山を出て再び異変の元凶なるものを探しにいった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方霊夢と魔理沙は魔法の森にいた。

「頼りになるぜ!」

「ふふ、魔理沙の為ならね」

魔理沙はある人物(?)と話していた。見た目は少女で三つ編みをしていて頭に管笠を被っている。服装ら石をイメージしているのか灰色のコートで首には赤のスカーフをしている。矢田寺成美という魔法使いだ。元々はお地蔵様だったが森の魔力で生命が宿ったという。ちなみに季節外れの雪に悩まされていたが調査する気はなかった模様。

「しっかし驚いたな、大人しいお前が好戦的になってるなんて」

「気づいたらこうなってたんですよ。なんか力湧くし」

元々彼女は引っ込み思案で大人しいのだが異変の影響なのか好戦的になっていた。だが魔理沙に負けて元に戻った。

「後の事は宜しくお願いします。この雪に結構悩まされていたので」

「おう!わかった!」

成美の願いを聞いて、魔理沙は箒に跨り森からでた。霊夢を後を追う。

「魔理沙ならなんとかしてくそうだけど…あのヒーローの方が早いかもです。」

成美はクスッと笑い、帰って行った。




えっーとまあ、うん。消し飛ばしてもよかったけどなんかややこしくなりそうで消し飛ばさなかった。です。
折れない心で頑張るZOY!

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