東方一撃男   作:つじかみーん

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ミスティア・ローレライ、小野塚小町初登場です


二十九撃目:死神と屋台で

「暇だ…」

サイタマは呟く。彼は今とある森を散歩していた。理由はあまりにも暇だからである。

「けど夜になると結構涼しくなるな」

確かに風が冷たくて涼しい。だが夜になると幻想郷にいる怪物等が活発に活動する。その為夜に外出するのは危険である。しかしサイタマには関係のないことだった。それは…

「ここにいる奴らも俺が元々いた世界の怪人と変わらないんだな…」

サイタマは項垂れる。散歩の途中で何度か怪物達に襲われた。しかし全てワンパンチで終わってしまったからである。

「なんだあれ?屋台か?」

サイタマは何かに気づいた。それは紅い提灯の屋台があったからである。

「ちょっと入ってみるか」

サイタマは暖簾を幕って入った。すると

「いらっしゃいませー!」

と、店主が元気な声で言ってきた。

「オススメとかある?」

「オススメは八目鰻です!それと私はミスティア・ローレライと言います!」

「そうか。じゃあ、それ頼むわ」

「わかりました!」

と、ミスチーはさっき焼き上げたばかりの八目鰻の蒲焼を出した。

「………うめぇ…!」

サイタマは驚いた。あまりにも美味しかったからである。

「でしょ!あの射命丸文さんも認めるほどですから!」

ミスチーは自慢するように言った。

「あの烏天狗の認めるのか…じゃあ、焼きt「お前さん、それは言ったらダメだよ」…ん?」

サイタマは隣から声がしたので顔を向けた。其処には赤紫(?)色の髪をした女がいた。その横には大鎌があった。

「誰?」

「率直に聞くねぇ〜あたいは小野塚小町。死神さ」

「死神…?なんでここにいるんだ?」

「ちょっと気分転換でね…それと焼き鳥はないからね」

小町は言う。

「いや、屋台といえば焼き鳥だろ。ない方がおかしいぞ」

「いや、ある方がおかしいんですよ!」

サイタマと小町の会話に突然ミスチーが乱入した。

「え、なんで?」

「ああ、この屋台の店主は夜雀だからね…焼き鳥を撲滅する為に八目鰻を提供してんだって」

「小町さんの言う通りです!私は屋台=焼き鳥という概念を無くすためにしてるのです!」

「なんだよそれ…けど美味かったぜ」

サイタマは呆れながらも八目鰻の美味しさを賞賛する。とそこに小町が

「お前さんって確か趣味でヒーローやってるサイタマだろ?」

「え?知ってんのか?」

「当たり前だよ、こんだけ新聞に載ってて知らない奴はほとんどいないからね」

と、小町はサイタマに新聞を見せる。それはサイタマが異変を解決した記事があった。

「(俺ってこんなに知れ渡ってたのか)」

サイタマは心の中で思った。と、その様子を見ていた影が1つあった。

 

 

 

 

 

 

「見つけましたよ。小町」




次回閻魔降臨
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