東方一撃男   作:つじかみーん

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サイタマvs零との決着です。


五十五撃目:決着の時

「ところで魔理沙さん」

「なんだ?」

サイタマと零が激戦を繰り広げている中、比較的安全な場所でそれを見ていた所、星が魔理沙に尋ねた。

「サイタマさんって…負けた事あるのですか?」

「負けた事は1度もない。って弟子が言っていた」

「弟子って…妹紅さんの事ですか?」

星はサイタマの弟子である妹紅の名を上げる。

「いや妹紅じゃねぇ…サイタマにはもう1人弟子がいる。妹紅よりも先に弟子入りした奴がな」

「師匠って確か1人だった筈じゃ…!?」

その話に妹紅が入ってくる。

「魔理沙さんはその人に会った事があるのですか!?」

「ある。いつもサイタマと一緒に行動してたからしょっちゅう見かけた」

「その人の名前は…?」

「ジェノスだ」

 

 

 

 

 

数ヶ月前の話…

「なぁジェノス、サイタマって負けた事あるのか?」

サイタマの家に暇つぶしで来た魔理沙がジェノスに尋ねる。

「先生は1度も負けた事はない。寧ろ負ける方がおかしい」

ジェノスはアイロンをかけながら答える。

「だろうな(笑)」

魔理沙は笑いながら言った。

 

 

 

 

「あ、これがジェノスな」

魔理沙はジェノスの写真を見せる。

「(カッコイイ…)」

「(ゲームにいそう…)」

星と妹紅は心の中でそう思った。と、其処に

「アンタら随分と呑気でいられるわね…」

魔理沙達の会話に霊夢が入ってくる。しかし零の横蹴りでダメージを背負ったのか早苗に肩を貸してもらっていた。

「霊夢…お前生きてたのか!?」

「当たり前よ!勝手に死んだ扱いにしてほしくないわ!」

「いやけどあの人の蹴りで霊夢さんを瀕死状態にさせましたからね…」

早苗の発言に霊夢以外は…

「「「「「「行かなくてよかった…」」」」」」

「お前ら…!」

 

 

 

 

サイタマと零は未だに激戦を繰り広げていた。零は目にも止まらぬ速さでパンチを繰り出したがサイタマはそれを全て受け止めた。

「サイタマ!それでこそ倒した時の達成感がある!」

「余計なお世話だ」

サイタマはスキを見て殴る。零は吹っ飛ばされたが何とか持ちこたえた。しかし体に穴が空いている。

「無駄だサイタマ…!私は再生力は異常だ!」

直ぐに穴は塞がれた。

「すげぇなお前。ゾンビマン見たいだな」

サイタマは賞賛したがそこまで驚いてはなかった。そして向かってきた零に

「連続・普通のパンチ」

零に連続パンチを浴びせる。零は粉々になったが直ぐに元に戻った。

しかしダメージは蓄積されている。

「これならどうだ!?」

零はエネルギー弾はサイタマに向けて放つ。しかしサイタマは普通に避ける。緊張感のない顔で。

「何故だ!何故当たらない!」

「当たり前た。お前、見境がないだろ」

サイタマのパンチが零に当たり、吹っ飛ばされる。零はもはや限界を超えていた。

「私をここまで本気にさせるとは…!だがこれでお前は終わりだサイタマ!」

零は全エネルギーを捧げ1つの魔力弾にした。

「私は最高傑作及び奥義!エナジーバースト!」

零はエナジーバーストを放った。

「このまま当たってみろ!貴様の体諸共吹き飛ぶぞ!」

「これがお前の切り札か、ならばこっちも切り札を見せてやるよ」

サイタマは構える。そして

「必殺マジシリーズ…マジ殴り!!」

サイタマはマジのパンチを零が放ったエナジーバーストを殴った。そのエナジーバーストはそのまま返され零に直撃した。

 

 

 

 

 

「私は…負けたの…か?」

「まだ意識あるのかよ」

零はまだ意識はあった。しかし体はボロボロになっており使い物にならなかった。

「確かお前は再生力が異常とか言ってなかったか?」

「確かにそうだ…だがもう元には戻れない…」

「そうか…けどお前強かったぜ」

「その言葉をそのまま返そう…けどサイタマ、貴様は余裕があった…」

「…」

零は予想外過ぎる言葉にサイタマは沈黙する。

「まるで私は最初から敵わないように…な」

「…そうか」

「サイタマ…もしもの話だが…もしこの強さで人間に生まれ変わったのならば…またお前と戦いたい…」

「俺もそうしたいぜ」

サイタマは笑いながら言う。

「それと…聖の封印は解かれた筈だ…無能な屑が集まる怪物の餌食になる前に助け出せ…」

「ああ、わかったよ」

「サイタマ…私は今まで多くの者達と戦ってきたが…本気を出せたのは…お前が初めてだ…ありがとう」

「こっちもだ」

サイタマ自身もボロス以降の本気でやりあえた相手だと思った。

「サイタマ……また会おう…!そして…熱き戦いをありがとう…!」

零は消えてなくなった。しかしサイタマには見えていた。零が涙を流し、笑みを浮かべていた事を。サイタマは封印の解かれた聖の元に向かった。

「えっと…無事みたいだな」

聖は傷1つもなかった、其処に

「師匠ー!」「サイタマ(さん)ー!」

妹紅達が来た。

「師匠!無事でしたか!」

「ああ、そして聖も無事だ」

サイタマは聖を星に渡す。

「聖!」

星は声をかけるが目を覚まさない。

「余程封印期間が長ったのだろう…その内目が覚めるさ」

ナズーリンは冷静に答える。

「サイタマ…もう人間辞めたらどうだ?」

「何でだよ」

「いや、魔界の親玉に勝ったんだろ!?それでまだ人間でいるってのがおかしいと思うぜ!?」

「別におかしいと思わないけどな」

「いやおかしいわよ」

「おかしいです」

魔理沙が言ったことに霊夢と早苗も同調する。しかしサイタマは人間を辞める気は無い。

「とりあえず…舟に戻るか」

サイタマは舟に向かって走った。

「師匠!待って下さい!」

妹紅が追いかける。しかし追いつく筈がない。

「さて!私達も戻りますか!」

「そうだな」

霊夢達も舟に戻った。その後全員無事に魔界から脱出する事ができた。(重症おった奴がいるが)




もうダークマター編とほぼ同じだ…
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