東方一撃男   作:つじかみーん

91 / 183
ドレミー・スイート初登場です


九十一撃目:夢の支配者

「大した事ないな」

サイタマとバットは当たり前かのように余裕で立っていた。彼らの前には倒れている清蘭と鈴瑚。こてんぱんにやられたらしい。

「で、どうする?」

「俺に聞くな」

しかし、ここからどうすればいいのかがわからない。と、其処に

「ありゃ?もう終わってたか」

「来るのが遅すぎたみたいですね…」

魔理沙と鈴仙が到着した。

「また先に越された…」

霊夢も到着。しかし落ち込む。

「おー!これですか!」

早苗も。しかし彼女は蜘蛛みたいな物に興味津々である。

「色々と来たな…1人知らん奴いるけど」

「え?誰の事?」

「あのウサ耳の女だよ」

「あれは…誰だっけ?」

バットが指を指したのは鈴仙である。彼は鈴仙と1度もあった事がない。

「鈴仙です!てかサイタマさんとは1度会ってますよね!?」

「そうだっけ?」

サイタマは1度鈴仙と会ってるが忘れていた。忘れられた事に鈴仙は落ち込む。と、その時、足に何か掴まれてる感じがした。

「あの…月で何か起きてると聞いたので…代わりに行ってもらえませんか…?」

鈴瑚がサイタマの足を掴みながら言う。

「えー…けどいいか別に。行くか」

「ありがとうございます…」

「サイタマが行くなら俺も行くぜ」

「私もだぜ!」

「「私も行きます!」」

「サイタマよりも先に異変解決するんじゃああああ!!」

サイタマは1度断ろうとしたが仕方が無く行くことにした。そしてバットも。更に霊夢、魔理沙、早苗、鈴仙も行く。

「で、どうやって行くの?」

「これ押して下さい…」

清蘭が僅かな力を振り絞ってサイタマに怪しいボタンを渡す。

「それを押せば月の都まで移動できます…同行する人はボタン押す人の周りにいて下さい…」

という訳でボタンを持つサイタマの周りに集まる。そして

「ポチッとな」

ボタンを押す。すると…目にも止まらぬ速さで月まで向かっていった。

「のああああああああ!?」

全員が叫び声を上げて月まで飛ばされていった。

 

 

 

 

とある空間

「暇だ…」

ナイトキャップを被り、白と黒の服を着(服には白と黒と玉みたいな物が付いている)、片手には本とスライムみたいな物、そして尻尾が生えた人が寝転がっていた。獏の妖怪で夢の支配者であるドレミー・スイートである。

「サグメさんに言われて月の都の人達避難させたけど…あれでよかっ!?」

突然ドレミーの背中に衝撃が走った。それは…月の都まで飛ばされた筈のサイタマ達である。そしてドレミーは気を失った。

「いってーな…で、此処が月の都か?」

「絶対違うだろ…」

辺りを見渡す。紫色の禍々しい空間である。とても月の都とは思えない。と、ドレミーが意識を取り戻し

「ちょっと!ぶつかったのに謝りもしないのですか!?」

「あ、すまん。で、誰?」

「私はドレミー・スイート!獏の妖怪で夢の支配者です!」

ドレミーは怒り気味で自己紹介をする。

「え?じゃあ…此処は?」

「私が創り上げた夢の空間です」

「どおりで変な場所だと思った」

ドレミーの発言で月の都ではない事に気づいた。というよりサイタマ達は月の都に行った事はないが。

「何の目的で来たかは知りませんが…月の都には行かせませんよ。私に勝てたら行かせてあげますが」

「そうか、ならぶっ飛ば「俺が相手してやるよ」」

バットが前に出た。

「獏かなんだか知らねーが…俺は負けねーぞ」

「貴方の事は聞いてますよ、"鬼や竜等が恐れる不良"の…金属バットさんでしたよね?」

「根は真面目だ、お前は俺が倒す!」

「それができるといいです…ね!」

こうしてドレミー・スイートと金属バットの対決が始まった。

 

 

 

 

 

月の都。

とある人物がドレミーの夢の空間を見ていた。

「ドレミー…何をしているのやら…」

その人は呆れていた。と、その時

「あれは……サイタマ?」

夢の空間にサイタマがいる事に気づく。

「うむ…彼になら任せてもいいかもな」

そう行ってその場を去った。




蒸し暑い…気がする。お気に入り変動激しす
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。