ー??????ー
『11方向!砲撃確認!』
ドン!
ドカン!
『我、爆発炎上!爆発炎上!』
『右旋回!青葉に続け!』
(う、うそっ...)
ドン!
ドン!
『古鷹被弾!大火災発生!』
(そ、そんなぁ...)
ドン!ドン!
『左舷!砲撃確認!砲撃確認!』
ドン!
ドカン!
『我、被弾、我、被弾。大火災発生!』
(嫌...!いやだよぉ......)
ドッカーーーン!!!!
ーーーーーーーーーーーーーー
「!!」
駆逐艦「吹雪」艦長室
私は悪夢にうなされて目覚めました。
「はぁ。はぁ」
ソロモン海域正面に来て、数日が過ぎ、
今日は10/11になってしまいました。
◇ ◆ ◇
「10/11...か」
俺はカレンダーを見ながら呟いた。
4日に青ヶ鳥を出撃した連合艦隊は本当なら
5日の夜にはソロモン海域に突入
1,2日で攻略を終了予定だったのだが...
「ほんとに嫌な思い出を駆る奴らだなっ」
出撃すぐの深海棲艦の出現から立て続けに
複数の敵艦隊が出現。
始めは航空機と前衛部隊での壊滅をしていたものの
段々と、前衛の弾薬、航空機の魚雷、爆弾、弾薬が
無くなり、そちらの補給が必要になった。
すぐに、そちらの補給部隊を手配したものの、
何かとトラブルに巻き込まれ、結局突入は
今日、10/11にまで延期させてしまったのだ。
「みやじまさん、だんやく、ねんりょう、ともにぜんかんほきゅうかんりょうです」
「了解。夜になり次第、突入するから、準備するように」
俺は、そう言って艦橋を出た。
◇ ◆ ◇ ◇ ◆ ◇
洋上に待機する連合艦隊
100隻を超える大艦隊であるはずなのに、
今朝から、深海棲艦は一向に攻めてこない。
「おかしいよな宮島」
「ああ」
俺は「天城」のキャットウォークで菅野と共に静かな海を見ていた。
正面には「吹雪」が泊まっており、上空には直掩機が飛んでいる。
「おそらく、この日付を狙ったんだろうな」
「10/11か?」
「そう。おそらく、今までにこちらにけしかけた深海棲艦隊の残した情報を元に「吹雪」や「古鷹」がいることから、10/11に交戦をして沈めることで日本側に精神的にも苦痛を与えるためだと思う」
「吹雪や古鷹いることがばれてるって事は、あきづきやきりしまもばれてるんじゃ?」
「そっちは大丈夫だろうな。普通の護衛艦は深海棲艦相手に有効な戦いは難しい。せいぜい、艦娘の目を借りての戦闘をするとしか考えていない可能性がある。塗装は闇夜なのかで、他の駆逐等に紛らせるためと考えるだろうな」
菅野は一連の話を聞いた後、探るような顔で聞いてきた。
「新型機の導入、護衛艦の戦闘参加、戦車隊の導入、総勢100を超える大艦隊...お前、ソロモンをどうする気だ?」
「跡形もなくす」
「はぁ?!」
菅野は少し後ろへ下がった。
「はは。冗談だよ、冗談」
「な、なんだよ」
「ちょっと深海棲艦に黙ってもらうために、相手の泊地を壊滅させて、奪い取るだけ」
「後は?」
「連合海軍に管理してもらえばいいんじゃない?俺は、青ヶ鳥で十分」
二人は、その後雑談へ話の内容を移し、食堂へお昼をとりに行った。
◇ ◆ ◇
「状況は?」
「せんしゃたいが、てきひこうじょうをかくにん。りくじょうきがりりくたいせいでたいきちゅう。いつでもしゃげきかのうだそうです」
「了解。戦車隊は艦隊突入の指示後、砲撃を開始。見えている敵陸上機を破壊、照明弾で第三艦隊を誘導してくれ。発見された場合はすぐに退避、退避後にまた支持を仰いでくれ」
『りょうかい』
時間は進み10/11,20:30
すっかり暗くなった外を確認しながら、宮島は各部隊へ支持を出していく。
「第三艦隊は海域突入後、照明弾を頼りに、ラバウルの飛行場を破壊、敵艦隊はできるだけ壊滅させるように」
『了解』
「第一、二艦隊は、途中まで第一艦隊と同行。サンタイサベル島で二手に分かれて進軍、第二艦隊はサンタイサベル島の太平洋側、第一艦隊は徹底海峡側を侵攻する。こちらは戦車による照明弾が無いので、結構接近してからの砲撃となる。第一、二艦隊だけでも50強の数の艦隊になる、衝突には要注意してくれ」
『了解!』
「よし、全艦に通達!戦車隊、第一、二、三艦隊、攻略海域へ突入!」
その一言で、全艦隊が徐々に動き始め三つの艦隊に分かれる。
ー第一艦隊ー
「天城、瑞鶴、翔鶴、瑞鳳を中心に輪形陣!前衛は...」
ー第二艦隊ー
「飛龍、蒼龍、祥鳳を中心に輪形陣!扶桑ねぇさんと私は...」
ー第三艦隊ー
「赤城、加賀を中心と、大鳳、土佐を中心にした輪形陣に別れます!赤城達のを...」
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各艦隊の旗艦はそれぞれ指示を出しながら海域へ突入して行った。
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