やはり俺がボーダーA級部隊隊長をやっているのはまちがっている。(更新停止) 作:新太朗
では、本偏をどうぞ。
20XX年 この年最大級の事件が起こった。
第1次大規模侵攻
近接する異世界、近界(ネイバーフッド)からの攻撃。
これに対する組織が『ボーダー』
トリガー駆使して、この侵攻の被害を抑える事に成功した。
それから、4年の月日が流れようとしていた。
八幡サイド
四月下旬 警戒区域 北東区画 とある廃ビルの屋上
(とにかく、眠い。こんな温かい日に外に出て、体を動かして働いているのがなんだかバカらしく、思えてくる。)
「先・・・。・・・輩。・・・比企・・・。・・・先輩。・・・」
(聞き慣れた、後輩の声がとても心地よくこのまま寝てもいいくらいだ)
「いいかげん。起きてください。比企谷先輩・・・」
「なんだよ?雪菜・・・。今とてつもなく眠いんだから・・・寝かせてくれ・・・」
とあくびをかみ殺し、そう返した。
姫柊雪菜
比企谷隊 アタッカーでウチの隊で最年少の中学生だ。
真面目で可愛いことでボーダー内に隠れファンが多数、存在する。
猫好きでよく家でミーティングをやる際は、比企谷家で飼っている猫のカマクラをずっと撫でて放さない。
「何をバカなことを言っているんですか。・・・今、私達は防衛任務中なんですよ。
しゃきっとしてください。それでも、隊長ですか・・・」
「そう言っても、この温かさが眠気を加速させるんだからしょうがない。とゆうワケでお休み・・・」
「だから、寝ないでください。起きて仕事してください。それと先輩の足を枕代わりに寝ている、その人を起こしてださい」
そう、今現在俺の足で寝ている人は俺の恋人で弟子の雪ノ下陽乃である。
比企谷隊オールラウンダーで俺が指揮できないとき、指揮をしてくれる人だ。
ただ、この人見た感じ誰にでも優しいかと思いきや厚化粧より厚い鉄の仮面を付けて人に接する人なのだ。
この人のせいで隊は作らされるし、弟子にはなるし、今年の初めに両親に紹介されるし、特に母親がマジ恐ろしかった。いやマジで大魔王って実在したんだとあの時思った。
なんだかんだで今は、この隊のメンバーは結構好きだ。いや恋愛的じゃなくて友情的な感じで。いやマジ、浮気とかしたら陽乃さんに社会的に抹殺されかねない。
「了解、了解。起こしますよ。・・・起きてください、陽乃さん・・・起きてくれないと俺が雪菜にどやされるんで」
と、まあ~こんな感じだが特にトリオン兵が出てくることはなく、今日の防衛任務をこなしていった。
マジ、俺すでにしっかりとした社畜だわ。家に帰ったら作文書いて提出して置かないとめんどくさい。
この時の俺は思いもしなかった。まさかこの後、1年前の事故の関係者に次々を出会っていくなんて。
もう一話、原作前を入れて、俺ガイルの原作に入ろうと思います。
感想・指摘があればお願いします。
ハイスクールの方もがんばって更新して行きたいです。