「おかしいと思わない?」
僕達の喫茶店にやってきた本居小鈴
彼女は普通に食べに来たらしいが様子を見てみると明らかにおかしいと言える部分があった。
「やっぱそう思うよな。」
兄さんもそう思っているのか僕の疑問に肯定してきた。
それもそのはず、こんな事はまずあり得ないから。
(前に見たのと違う)
私こと本居小鈴は、(まぁ誰かに説明するわけではないんですけど)喫茶店にいる小人を見つめています。
この子を見て思ったのだけど...
違う...
そう、彼はこの間見た子と違う容姿をしていました。
前会った子は、変わった帽子を被ってましたが、この子はヘルメットと思われる外の世界の硬い帽子のような物を付けてます。
(ここで変わった種類の小人に会うなんて)
もしかして小人は他にもいるのかしらと、疑問を持った直後。
「すみませぇん、ご注文は?」
「あ!ごめんなさい、ぼーっとしちゃって」
いけないいけない。この子達は他の人には見えないから、私が一人でぼーっとしてるみたいになってしまうわ。
何か頼んでそれを味わいつつ、調査を続行しますか。
「貴方、我々と同じですね」
え?と、思わず聞き返そうとしましたが、その瞬間目を疑う光景が広がりました。
辺りの小人達が長い筒のような物を私の方に構えて来ました。
しかも一斉に。
何故分かったのかしら...と言いたいとこだけど。
「貴方が小人を操っていたのですか」
「Exactly(そのとおりでございます)」
虹村千男がそう言った。つまり彼がこの小人達の親分ってとこかしら...
そして...
「まさか、小鈴さんもとはねぇ」
彼...虹村京次さんも同じような感じみたいですね...
「何故...分かったんですか...」
彼女はどうして分かったのか俺の弟に聞きたいらしい。
だがあえてこの俺、虹村京次に言わしてもらうぜ。
「小鈴サァン、あんたメニュー見ずにスタンドを目で追ってただろ。ボーッとしてるだけならともかく目で追ってたら、そりゃ気付いちゃうさ」
彼女はウッと表情を濁す。顔に出ちゃうとこを見るとまだまだ幼いあまちゃんってとこかな。
そんな事より彼女から聞きたい事があるんだがな...
「何故ここに来たか、本当の目的を話してもらうぜ」
すると、彼女は少し迷っていたが決断したらしく、俺の目を真っ直ぐ見てこう言った。
「この人里に...異変が起きてる」
それは衝撃な発言だった。
だが同時に疑問が湧いた。
何故俺らに言った?
そりゃ俺たちのいる人里に異変が起きてるという事は、言葉以上にかなりヤバイのは分かっている。
だがそれは異変解決のスペシャリストに任せるべきだ。俺らのやる事じゃない。
そうこう考えてる内に同じ様な疑問を抱いていた弟が既に俺の考えていた事をそのまんま質問をしていた。
そして、返ってきたのは俺らにとっては先程の発言よりもぶっ飛んでる発言だった。
「主犯は恐らく...スタンド使いです」