ガンバライダーロード   作:覇王ライダー

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救援の名は!

魔物を倒し終えたダルキアンはユキカゼ、ロード、ノヴェムの元へと向かっていた。

「九重殿、無茶はしておらぬでござろうか。」

彼女自身行かせたは良いものの、向こうから発する殺気を考えると彼がやられていてもおかしくはない。

「それに……先ほどの爆発。」

恐らく殺気の根元が放ったあの爆発だとノヴェムどころか残りの二人すら生きているかが危うい。

「急がねば……!!」

だが、それを阻むように目の前には多数の魔物が待ち構えていた。

「立ち塞がるなら…斬るまででござる!」

ダルキアンは太刀を構え、魔物を切り裂いていくも一向にその数は減らない。それでも彼女は斬り続ける。彼らだけでは確実に倒れている。はやくしなければ…。

その焦りからか、後ろの攻撃に全く気づかなかった。

「しまっ……!!」

だが、その攻撃が届くことはなかった。何者かがこちらへと光弾を放った。それも魔物を撃ち抜くほどの力である。

「この世界でも、何か不穏な影が動いているようだな。」

「助かったでござる……。」

そこにいたのはロードたちと同じように人型をしたライダーだった。彼はメロンを模したような模様。そしてカットメロンのような綺麗な目。そして彼の手には仮面ライダー鎧武の武器であるソニックアローを持っていた。

「どちらでござろうか?」

「私は呉島貴虎。別世界の人間だ。」

ダルキアンと貴虎は次々に魔物を斬り裂いていく。

「急いでいるようだな。」

貴虎の質問にダルキアンは笑顔で答えた。

「大丈夫でござるよ。こちらには「土地神」と二人の戦士がいるでござる。」

「神……か。それなら信じられそうだな。」

ダルキアンは不思議そうに貴虎を見た。

「いるのでござるか?そちらにも「神」が。」

「あぁ!あいつは世界を救ってみせた。正真正銘の神だ。」

貴虎の嬉しそうな声にダルキアンは少々の笑顔を見せた。あれだけの実力を持つ者が言うのだ。間違いなくその人は神なのだろうと彼女も確信した。

「一気に決めるでござるよ!」

「あぁ!」

ダルキアンは紋章砲を解放し、貴虎はソニックアローに「メロンエナジー」のロックシードを装填した。

「神狼風牙!封魔断滅!」

「これで終わりだ!」

ダルキアンと貴虎は同時に攻撃を放ち、周囲一帯の魔物を蹴散らしてみせた。

「早く行け。仲間が待っているのだろう?」

ダルキアンは頷き走り去って行った。それを見た貴虎は体が光へと包まれた。

「お前ほどではないが、俺も誰かを救えたか?葛葉。」

変身を解いた貴虎は、その凛々しい姿は青い光に包まれて上空へ、そして自らの世界へ導いたのだった。

ノヴェムたちの元へ辿り着いたダルキアンはその光景に驚きが隠せなかった。

「三人とも……!!」

彼らが生きていること、そして何より九重が寝ている姿に少しホッとした。

「あぁ、ダルキアンさん。九重さんは無事ですよ。彼がいなければ僕らはきっと……。」

「お館様の技を使えるほど九重殿は成長してたでござるよ!」

その報告を聞いて彼女自身も嬉しくなってしまっていた。やはり自分が技を教えた身。弟子が活躍してくれると嬉しい何かに心が包まれるようだ。

「さあ、三人とも帰るでござるよ!また戦いがあってはならんでござる。」

「お館様、嬉しそうでござる。」

ユキカゼの言う通りすごく上機嫌なダルキアンは九重をおぶってそのまま二人よりも嬉しそうにそして早く森を駆けていくのだった。

「……あれ?」

風月庵で彼は目を覚ました。九重はここ9時間ほどさっきの戦闘から起きていなかったのだ。

「って、うわぁ!!」

彼が横を見るとダルキアンがすごい近い距離で寝ていた。彼は後ろを見ると、彼の寝ていた場所にダルキアンの膝があった。

「ダルキアンさん……。」

きっと彼を気遣って見守ってくれていたのだろう。傷ついた彼をここでずっと見守っていたと思うと彼も思いやられるところがあるようで、小さな笑みと涙が溢れた。

九重はダルキアンに近くの布団をかけると、彼はそっと自分の端末を手に取った。

「こちら九重。応答願います。」

「こちらGRZ社。応答せよ。」

九重は話した。ロードが人間として成長していること。そして自分のせいでアクートを逃したこと。奴が「IF」の世界の力を使えることを。

「なるほどな。後者の二つは良いとしよう。」

「何?」

彼はGRZ社の人間(奴ら)の人格を疑った。当然である。あれくらいの子供が人間らしく成長することは人として喜ばしいことだ。それをそんな風に払い退けるなど普通では出来ない。

「良いか?ロードにこれ以上「人間」を教えるな。奴には兵器でいてもらわねば困るんだよ。」

「……了解。」

彼は反論出来なかった。自分の弱さを憎んだ。人間らしさを殺してまで戦士を作る外道な考えに立ち向かえなかったのだ。

通信が切れると彼はそっと端末を置き、ダルキアンの元へと少しずつ歩み寄った。そしてその側で寝転んだ。今は少しでも感じていたかった。人の温かみ、そして彼女の背中の大きさを。




作:てなわけでどうでしt……
葛:何で俺の出番ねえんだよ!ぜってぇ許さねえ!!
エ:お前は誰だ?
葛:俺は葛葉紘汰!貴虎の言ってた神が俺だ!
リ、エ:ええええええ!!?
作:絶許神はかえってどうぞ
葛:俺の扱い雑すぎんだろ!貴虎の優遇率もすげえし!
作:主任だからね。さすがは呉島主任だ。
リ:付いていけないであります……
エ:まったくだ……。
葛:そのうち俺は出てくんのか?
作:さあ……。
葛:オリジナルは……。
作:あっ、その予定は無いよ。
葛:ぜっってえええええ許さねえ!!!!
作:では、荒れそうなのでここまd……
「フルーツバスケット!ロックオープン!極アームズ!大大大大将軍!!」
全員:久保田悠来さん!お誕生日おめでとうございます!これからも応援しています!!
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