ロードはなのはの通信を聞いて驚きを隠せなかった。
「おい待て!あんたの魔力はほとんど残ってないだろ!無茶は…」
なのははその通信を遮るように首を横に振った。
「今無茶を出来るのは私と君だけだよ?」
その言葉にチヒロとロードは心の中で目を合わせた。
「そうだね。」
「一撃にかけるしかねえみたいだな。」
ロードは横にいたクロノとも目を合わせモニター上のなのはに伝えた。
「俺と共に戦ってくれ。高町なのは。」
なのはは笑顔で頷いてみせた。
「うん!それじゃ張り切って頑張ろう!」
なのははレイジングハートの通信を切り、上を見上げた。
「フェイトちゃん。この空は私とあなたが守った命で救ってみせるよ……!!」
なのはは飛翔した。命と世界を守るために。
ロードの元に来たなのはは作戦を軽く説明していた。
「で、あんたの力とユニゾンして同時攻撃で吹き飛ばす…と。」
なのはは頷き話を続ける。
「ブレイカーなら何とか壊せると思うんだけど…。」
チヒロは話を遮り肩を叩いた。
「あんたが不安なんじゃ俺たちも不安になる。信じよう。」
なのはは小さくうなずき、もう一つ、聞きたいことを聞いた。
「なんで協力しようと思ったの?あなたには何のメリットもないこの戦いを。」
「えっ!?何でって・・・」
ロードはその意外すぎる質問に考え答えた。
「強いて言うなら・・・、初めて信じてみようと思ったんだ。フェイトの優しさ、純粋さを。」
「そっか・・・。」
なのは安堵したが、ロードはなのはへと質問した。
「何で僕らを信じたんですか?敵かもしれないのに。」
「えぇ!?えっと・・・」
なのはもまたロードと同じように困惑しながら答えを絞り出した。
「どうしても最初から君達が敵には見えなかったんだ。もし敵だったとしてもきっと分かり合える仲間になるんじゃないかって。」
ロードもまたなのはから出た意外な答えに戸惑うも、すぐに気持ちを持ち直した。
「じゃあ、行こうか。初めて信じた世界を守りに。」
なのはの言葉にロードは頷いた。
なのはは言い忘れたかのように先に飛ぼうとしたロードへと叫んだ。
「最初出会った時に疑ってごめんね!!」
「その言葉、終わってからもう一回聞きますよ!」
ロードは後ろを向いて半笑いで答えた。
ロードの冗談混じりの言葉になのはは思わず笑みをこぼした。
もちろんそんな状況じゃないことも知っている。でも、無性に彼女としては嬉しくて堪らなかったのだ。
そのままロードはなのはと共に飛翔し、はやてたちの元へ飛び去っていった。それを見送っていたクロノに恋人であるエイミィから通信が入った。
「何だ?」
「いやぁ?あの二人お熱いなぁ。って!」
エイミィの少し嬉しそうなトーンにクロノは少し戸惑いながら、通信を続けた。
「帰ったら、晩御飯あるかな?」
エイミィは嬉しそうな顔でサムズアップをし、クロノもそれに応えるようにサムズアップで返してみせた。
ヴィータとシグナムは魔法陣の破壊のために何発もの攻撃を与えていた。
彼女たちの強力な攻撃も魔法陣は少しの破片すらも見せなかった。
「ちっ!こいつどんだけ硬えんだよ!」
シグナムは時々空を見上げては何発もレヴァンティンで斬りつけていた。
「どうしたんですか?シグナムさん!」
はやてのデバイスである「リィンフォースツヴァイ」はシグナムに問いかけた。
「いや、二人が来るのを待っているのだ。」
アルフはそれに続くように話を続けた。
「確かにあの二人ならやってくれるかもな。」
はやては何発もレーザーを撃つも魔法陣は硬く、何も動じていなかった。
「そろそろ…疲れてきたぞ。」
「あぁ。」
「ヴィータ!ザフィーラ!」
ヴィータとザフィーラが倒れ込み、心配して寄ってきたはやてがその近くに駆け寄ったその時だった。一つの無線がはやての元に届いた。
「こちら高町なのは!ロード君と共にもうじき到着します!皆は遠くに離れててください!」
「そういうこった!俺たちが終わらせるから気にすんな!」
ヴィータたちは笑顔でそれを聞き、全員はなのはたちの後ろを過ぎ去っていった。
はやては過ぎ去る際、なのはたちの元に立ち止まった。彼女の視線はロードを見つめていた。
「君のおかげで皆が救われた。本当にありがとうな。」
はやての言葉にチヒロは返す。
「いいや、そんなことはないさ。俺たちが拾われてなきゃ死んでアクートを追えなかったかもしれない。そして何より…」
はやては止まった言葉を聞き返そうとしたが、チヒロの表情をみて留まった。その顔からつらさが伝わってくる。そして何を言おうとしたのかも殆どはやての想像はついていた。
「ロード君。フェイトちゃんは任せてな。」
ロードは首を縦に振り、はやてはそれを見て去って行った。
それを見送った後、なのははチヒロの肩を叩いた。
「さあ、行こうか。ロード君。」
「ああ、なのはさん。」
チヒロはなのはから光を授かり、なのはユニゾンへと姿を変えた。その姿は純白で片手にはレイジングハートを持っていた。
なのはとロードは魔法陣の近くへと行き、同時に何個もの魔法陣を開いた。
その魔法陣は周囲の空気となった魔力を一点に吸い込み、更に大きさを増していく。
「行くよ!ロード君!」
「ああ!行くぜ!なのはさん!レイジングハート!」
「Star light breakr!」
二人は同時に光を見せ、叫んだ。
「これが俺たちの全力全開!スターライト!ブレイカー!!!」
二人は魔法陣へと光を放ち、その周囲を吹き飛ばした。消滅した魔法陣と共に。
作:というわけでガンバライダーロードなのは編のクライマックス終了しました!
ユ:でさ、僕ら何してるの?
作:もちろん!後書きで遊んでるんだよ!ユーノくん!
ユ:僕さ、このまま出ないことってある?
作:……ワンチャン
ユ:おかしいよ!僕最初からいるメンバーだよ!無印から
作:うるせぇ淫獣。
ユ:ひどいよおかしいよ!僕そんなキャラじゃなかったのに!
作:でも某サイトでよく淫獣扱いされてるよね。
ユ:僕誰にも手を出したことないよ!?バインド使えるくらいしかないよ!
作:完全に非を認めてるじゃねえか。
ユ:だから僕は…
作:次回のガンバライダーロードはついになのは編最終章!これからどう物語が動くかお楽しみに!!
ユ:えっ!?ここで切るの!?おかしいよおおおおおおお!!