カードファイト!!ヴァンガードG 鋼と宇宙の正義   作:先導

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今回は過去の回です。

過去の話なのに何でストライドやジェネレーションガードが使えるねんって、アニメでも思いますがこういうしかないですよね。イメージしろと。

それでは本編に映りましょうか。どうぞ!


ライブとリューズ

強化合宿から帰ってきたのはちょうど夜すぎだった。八百屋佐倉店に帰ってきたユイは現在居間でゲンゾウとたわいない話をしていた。

 

「で、どうだったよ合宿。少しは海で遊べたか?」

 

「強化合宿で海で遊ぶのは定番だから当然だよ!もちろんその後は特訓だけどね」

 

ユイの満面な笑みを見てゲンゾウは微笑ましい表情になる。

 

「そういえばクロノから聞いたんだけど・・・パパは知ってたんだよね?ライブさん・・・クロノのお父さんが生きてるってことを」

 

「!」

 

ユイの問いにゲンゾウは目を見開いたが、少し間をあけてからゆっくりと話す。

 

「・・・ああ、まあな。黙ってたことで結局はクロノを苦しませるような結果になってしまったんだがな・・・」

 

「クロノ言ってたよ。もう気にしてないって」

 

「・・・そうか」

 

「それより、ライブさんのことについて教えてくれない?パパのライバルだったんだよね?」

 

ユイの純粋な興味にゲンゾウは笑みを浮かべながら答える。

 

「ああ。クロノの父、新導ライブは互いに認めあったライバル同士でもある。まさに強敵と書いて友と呼べる奴じゃ。かつてワシは、チームへヴィパンクというチームを作ったんじゃ。メンバーはワシと、お前の担任の教師である雷門ダイスケ・・・」

 

「えっ⁉あのヒゲがパパと同じチーム⁉てかあのヒゲヴァンガードやってたんだ⁉」

 

「がははは!ずいぶんな親しまれ方じゃな!後は・・・ジュリアンテの3人で結成しておったんじゃ。ワシらへヴィパンクは世界という舞台に立つために、ライブのチーム、チームニッポンに勝つために日夜特訓をしておった」

 

ゲンゾウはまずは下準備という感じでライブのことを話す前に、自分のチームのことについて話す。ゲンゾウが体験した、過去の話を包み隠さずに話す。

 

 

 

TURN99「ライブとリューズ」

 

 

 

11年程前、かなりしゃれたバーにあるファイトコーナーにて、3人メンバーがヴァンガードの特訓を行っていた。今現在のファイトで防御側に回っているのはへヴィパンクのリーダーであるパンクファッションを着こんだ佐倉ゲンゾウだ。

 

「どうしたよ小僧!そんなんじゃこの俺様には勝てっこねぇぞ!!」

 

「あらあら、ゲンちゃんってば、特訓なのに熱くなっちゃって~」

 

ファイトの観戦をしているチョビヒゲを生やし、お姉口調で話す青年は同じくへヴィパンクのメンバーであるジュリアンテ(本名は鬼島ジュウロウタ)だ。ゲンゾウの相手をしているのは同じくへヴィパンクのメンバーでメガネをかけて雷のように尖った髪が特徴的な青年、雷門ダイスケだ。

 

「僕だってやられっぱなしという訳じゃない!!僕は強くなってやるんだ!チームニッポンに勝つために、世界の頂点を取るために!!」

 

「ならかかってこいや小僧!!ニッポンに勝つって言うならなぁ!!」

 

「いきます!!ストライドジェネレーション!!!真・喧嘩屋(トゥルー・ブロウラー)ビッグバンナックル・ターボ!!!」

 

雷門のヴァンガード、喧嘩屋(ブロウラー)ビックバンナックル・バスターから真・喧嘩屋(トゥルー・ブロウラー)ビッグバンナックルターボにストライドする。

 

「ビックバンナックル・ターボのスキル!ハーツがビッグバンナックルなら、Gゾーンのビッグバンナックル・ターボを表にして、ハーツ1枚につき、3体のユニットとアタックできる!ハーツはレギオンされているので2体!つまりはユニット全員にアタックできる!!さらにGゾーン表のオビッグバンナックルターボの枚数分、パワープラス5000!ビッグバンナックル・ターボでユニット全部にアタック!!」

 

「おっしゃあ!!おめぇの根性、しかと受け止めてやるあ!!ジェネレーションガード!!!超宇宙勇機(ちょううちゅうヒーロー)エクスカリヴー!!!」

 

ゲンゾウは超宇宙勇機(ちょううちゅうヒーロー)エクスカリヴーでヴァンガードの鋼闘機(メタルボーグ)ディガリオンだけを守る。このような熱い特訓は2時間ほど続いた。特訓を終えたゲンゾウはせっせと自分のデッキを片付ける。

 

「じゃあ、また明日な、おめぇら」

 

「は~い♪」

 

「お疲れ様です」

 

ゲンゾウはデッキケースを懐に入れ、バーから出ていく。

 

「ゲンちゃんってば、今日もヴァンガード交流クラブかしら?」

 

「だろうな。ヴァンガードを通じ、交流をはかり、親睦を深める。いい趣旨をしているいいクラブじゃないか」

 

「でも、ニッポンに所属してるシンちゃん、あまり気に入ってないみたいよ?」

 

「そりゃそうだろうよ。シンからすれば、ライブさんとの特訓の邪魔者としか見てないからな。主催者は確か明神リューズだったか?」

 

「らしいわね。で、どうするの?あたしたちも交流クラブに入っちゃう?」

 

「いや、僕たちは特訓を続けよう。全国大会も近い。大会には必ずニッポンが立ちふさがるはずだ。そのために僕のなるかみ、お前のペイルムーンをより強化しなければならないからな」

 

「んもう、ダイちゃんってば真面目ね!でもあたし、そういうのも守備範囲内よ♡」

 

「気持ち悪い。寄るな、ジュウロウタ」

 

「その名で呼ぶんじゃねぇよ!!!ジュリアンテって呼びやがれ!!!」

 

雷門とジュリアンテはそんなやり取りをした後、個人練習を行った。

 

 

数日後に開かれた全国大会の決勝ではニッポンとへヴィパンクが対戦し、結果は2勝1敗でチームニッポンが優勝を果たし、半年後に開かれる世界大会への切符を獲得した。へヴィパンクは惜しくも敗退し、世界を掴むことは叶わなかった。そして現在、飲み屋でへヴィパンクはお疲れ会を開き、酒を飲み合っていた。

 

「悔しいわぁ。あたしがあそこで防げたら、決勝は夢じゃなかったのに・・・」

 

「がははは!その悔しさもここで飲み明かして忘れようぜ!パーッとやろうぜパーッとな!!」

 

「・・・・・・・」

 

ゲンゾウとジュリアンテは酒を飲んで騒いで盛り上がっている中、雷門はゲンゾウに真剣な眼差しで見つめる。

 

「どうしたよ?おまえも飲めよ、小僧。二十歳なんだから遠慮すんなって」

 

「いえ、ニッポンは僕らを下し、世界大会への挑戦を得た。僕はニッポンには頑張ってもらいたい。そこでゲンゾウさんにお願いがあります!」

 

「あ?どうしたよ、改まって」

 

「ニッポンのリーダー、ライブさんもヴァンガード交流クラブに通っていらっしゃるのですよね?」

 

「それがどうした?」

 

「そのクラブに通うのをやめてもらえるよう説得してくれませんか?」

 

雷門の言葉にゲンゾウはきょとんとなる。

 

「ニッポンは・・・シンは本気で世界を目指そうとしています。僕も頑張ってほしいと思ってる。そのためにはライブさんの特訓が必要なんです。だから・・・」

 

「そういう事か。お前の言いたいことはよくわかってるつもりだ。だがな、それを決めるのはライブだ。俺様がどうこう言う事じゃねぇ」

 

「しかし・・・!」

 

「それにな、俺様もライブも、リューズの手助けをしてやりたいと思ってる」

 

「手助け・・・ですか?」

 

ゲンゾウの言葉に雷門は首を傾げる。

 

「リューズはな、いろんな事件や紛争にマジで心を痛んでんだ。世界に対して常に問題意識を抱えて、それをヴァンガードで何とかしてぇって思ってるんだ」

 

「あら!立派なお考えだこと!」

 

「・・・僕は教員を目指して大学を優先、ジュリも研究員目指して勉強。僕たちがチームとしていられるのは、これで最後なんです。ニッポンだって全国が終わったらチームの解散になってしまう・・・。僕は・・・今回の大会で負けはしましたが、悔いはありません。ニッポンにも・・・悔いのないようにしてやりたいんです!!」

 

「あらあら、要するにチームニッポンが大好きってことでしょ?最初からそう言えばいいのに~」

 

「ち、違う!どうしてそうなるんだ⁉」

 

「ガハハハハハハ!」

 

ジュリアンテの言葉に雷門は少しキョどり、そのやり取りにゲンゾウは豪快に笑う。

 

「よしわかった!交流クラブの方は無理だが、特訓に熱を入れるよう、俺様がライブに言っておいてやる。それなら文句ねぇだろ?」

 

「まぁ・・・はい。よろしくお願いします」

 

雷門は渋々ながらもゲンゾウの言ったことに納得する。

 

「つか全然飲んでねぇじゃねぇか。もっと飲め!パーッと騒ごうぜ!」

 

「・・・はい。いただきます」

 

へヴィパンクはどんちゃんと騒ぎ、そして今日この日をもって、解散となった。それぞれの未来に進むために。

 

 

翌日、チームニッポンのメンバーである新導ライブが同じニッポンのメンバーである新田シンとマーク・ホワイティングに与える特訓もいつもより熱が入った感じになっていた。だが、ライブはヴァンガード交流クラブだけは外すことはなかった。そんなある日、シンとマークは世界大会に向けて個人練習としてファイトを行っていると・・・

 

「ライブはいるかな?」

 

長髪の男が2人に近づいて話しかけてきた。

 

「ここにいると思って、会いに来たんだが・・・」

 

「あ・・・NO。今日は顔を見せてないネー」

 

(この男・・・まさか・・・)

 

「そうか。となればゲンのところかな?まぁ、いいさ。チームニッポンに会えた」

 

長髪な男はにこやかな笑みを浮かべる。

 

「あんたは?」

 

「リューズ。明神リューズ」

 

(やはり・・・!)

 

長髪の男が明神リューズとわかった途端、シンはリューズを睨んでいる。

 

「邪魔をした。世界大会、期待しているよ」

 

「待て!」

 

リューズがこの場を去ろうとするとシンがリューズを止める。

 

「あんたには迷惑している。今俺たちは大事な時だ。師匠には余計なことには気を取られず、練習に集中してもらいたい!」

 

「うむ・・・。チームメイトとしてはもっともな意見だ。それで?」

 

シンはリューズに自分のデッキを突き出す。

 

「俺とファイトしろ!そして俺が勝ったら、大会が終わるまで師匠には近づくな!」

 

「ほう・・・。いいだろう。その勝負受けて立つ」

 

リューズはシンのファイトの申し込みを受ける。そしてお互いに自身のデッキをファイトテーブルに設置し、ファイトの準備を行う。

 

(ファイトはその人間を映す鏡・・・見せてみろ、明神リューズ!)

 

お互いにファイトの準備が終え、ファイトが開始される。

 

「「スタンドアップ・ヴァンガード!!」」

 

「鎖鎌の忍鬼オニフンドウ!」

 

「ペンシル・コアラ」

 

鎖鎌の忍鬼オニフンドウ  PW5000

 

ペンシル・コアラ  PW5000

 

「俺の先攻だ!ドロー!関門の忍鬼アタカにライド!オニフンドウは移動!ターンエンドだ!」

 

関門の忍鬼アタカ  PW7000

 

R  アタカ   R

R オニフンドウ R  シンの手札5枚 山札43枚

 

「俺のターンだ。ドロー。シルバー・ウルフにライド。ペンシル・コアラを移動」

 

シルバー・ウルフ  PW8000

 

R シルバー R

R ペンシル R

 

「ペンシル・コアラのブースト、シルバー・ウルフでヴァンガードにアタック」

 

「ノーガード!」

 

「ドライブチェック『バイナキュラス・タイガー』」

 

「ダメージチェック『忍竜ヤシャバヤシ』」

 

「ターンエンド」

 

PW18000➡PW7000  リューズの手札6枚 山札42枚  シンのダメージ1枚

 

「俺のターン!ドロー!忍竜オボロキーパーにライド!」

 

忍竜オボロキーパー  PW9000

 

R オボロキーパー R

R オニフンドウ  R

 

「オニフンドウのブースト、オボロキーパーでヴァンガードにアタック!」

 

「ノーガード」

 

「ドライブチェック『関門の忍鬼アタカ』」

 

「ダメージチェック『特任教授アルシャ』」

 

「ターンエンド!」

 

PW14000➡PW8000  シンの手札6枚 山札40枚  リューズのダメージ1枚

 

「俺のターン。スタンド&ドロー。バイナキュラス・タイガーにライド」

 

バイナキュラス・タイガー  PW9000

 

R バイナキュラス R

R  ペンシル   R

 

「ペンシル・コアラのブースト、バイナキュラスでヴァンガードにアタック」

 

「ノーガード!」

 

「ドライブチェック『クレヨン・タイガー』」

 

「ダメージチェック『忍竜ヒデンスクロール(醒)』スタンドトリガー!オニフンドウをスタンド!パワーはヴァンガードに!」

 

「ターンエンド」

 

PW14000➡PW9000(+5000)  リューズの手札7枚 山札39枚  シンのダメージ2枚

 

「俺のターン!スタンド&ドロー!ライド!看破の忍鬼ヤスイエ!!」

 

看破の忍鬼ヤスイエ  PW11000

 

「妖刀の忍鬼マサムラをコール!」

 

妖刀の忍鬼マサムラ(☆)  PW4000

 

 R    ヤスイエ  R

マサムラ オニフンドウ R

 

「オニフンドウのブースト、ヤスイエでヴァンガードにアタック!

マサムラのスキル!ヴァンガードがヤスイエならば、ソウルに入れ、1枚ドロー!パワープラス5000!」

 

「ノーガード」

 

「ツインドライブ『忍竜オボロキーパー』『忍獣チャコールフォックス』」

 

ヤスイエ(シン)はバイナキュラスのところまで忍んで接近し、そのまま刀で斬撃を与える。

 

「ダメージチェック『クレヨン・タイガー』」

 

「ターンエンド!」

 

PW16000➡PW9000  シンの手札7枚 山札36枚  リューズのダメージ2枚

 

「俺のターン。スタンド&ドロー。ライド、特任教授アルシャ」

 

特任教授アルシャ  PW11000

 

「ストライドジェネレーション!全智竜アーヴァンク!」

 

ジェネレーションゾーン  コスト『ひたむき助手ミニベリー』グレード1+2

 

全智竜アーヴァンク  PW26000  ハーツ『特任教授アルシャ』

 

「シルバー・ウルフ2体、バイナキュラス・タイガー、クレヨン・タイガーをコール」

 

クレヨン・タイガー  PW9000

 

「アーヴァンクのスキル。カウンターブラスト。Gゾーンの裏のカード、アーヴァンクを表に。全てのリアガードに効果で退却できないスキルを与える。選んだリアガードの数だけ、アーヴァンクにパワープラス4000。よって、パワープラス20000」

 

バイナキュラス アーヴァンク クレヨン

 シルバー    ペンシル  シルバー

 

「シルバー・ウルフのブースト、バイナキュラスでヴァンガードにアタック。

バイナキュラスのスキル。クレヨン・タイガーにパワープラス4000」

 

「ガード!『忍竜ヒデンスクロール(醒)』」

 

「ペンシル・コアラのブースト、アーヴァンクでヴァンガードにアタック」

 

「ノーガード!」

 

「トリプルドライブ『矛盾教官シェル・マスター』『ウォータリング・エレファント(醒)』スタンドトリガー。バイナキュラスをスタンドし、パワープラス5000『クレヨン・タイガー』」

 

アーヴァンクは空を飛び、本を広げ、雷鳴の魔力を操る。雷鳴の魔力をヤスイエ(シン)に向けて解き放つ。

 

「くぅ!ダメージチェック『忍竜ヒデンスクロール(醒)』スタンドトリガー!オニフンドウをスタンドし、パワーをヴァンガードに!」

 

シルバー・ウルフのブースト、クレヨン・タイガーでヴァンガードにアタック。

クレヨン・タイガーのGB(ジェネレーションブレイク)。カウンターブラストを払い、シルバー・ウルフをスタンド、パワープラス4000」

 

「ガード!『忍竜ヒデンスクロール(醒)』」

 

「シルバー・ウルフのブースト、バイナキュラスでヴァンガードにアタック。

スキルによって、シルバー・ウルフにパワープラス4000」

 

「ジェネレーションガード!!伏魔忍妖ホウゲンウイング!!」

 

ジェネレーションゾーン  コスト『忍妖ユキヒメ(治)』

 

伏魔忍妖ホウゲンウイング  SH15000

 

「ターンエンド。バイナキュラス、クレヨン・タイガーのスキルでリアガードは退却。だが、アーヴァンクのスキルで効果での退却はできない。クレヨン・タイガーのスキルで1枚ドロー」

 

PW17000➡PW11000+SH10000=21000

PW51000➡PW11000(+5000)

PW21000➡PW16000+SH10000=26000

PW30000➡PW16000+SH15000=31000  リューズの手札6枚 山札33枚  シンのダメージ3枚

 

「・・・やはりヴァンガードはいい。初めて会った人物とも、こうして交流をはかり、すぐに中を深めることができる。俺はもっとヴァンガードを広めたい。人と人が繋がり、親睦を深めることで、そこに新たな世界が生まれる」

 

「そのための交流クラブかい?」

 

「ああ。ヴァンガードは無限の可能性を秘めている。そう思わないか?」

 

「さあな。ストライドジェネレーション!!!伏魔忍竜シバラックバスター!!!」

 

ジェネレーションゾーン  コスト『関門の忍鬼アタカ』グレード1+2

 

伏魔忍竜シバラックバスター  PW26000  ハーツ『看破の忍鬼ヤスイエ』

 

「オニフンドウのGB(ジェネレーションブレイク)!ソウルブラスト!オニフンドウを手札に戻し、山札の上から3枚見て、その中から忍竜オボロキーパーをスペリオルコール!

シバラックバスターのスキル!カウンターブラストとソウルブラスト(2)、手札を1枚捨て、ドロップゾーンのユニットを山札に戻す!」

 

戻したカード 『忍竜オボロキーパー』

 

「山札からオボロキーパーをスペリオルコール!1回目の攻撃の時、ドライブチェックのスキル獲得!忍獣チャコールフォックスと、マサムラを2体コール!」

 

忍獣チャコールフォックス  PW7000

 

「チャコールフォックスのGB(ジェネレーションブレイク)!チャコールフォックスにパワープラス2000!」

 

 オボロキーパー   シバラックバスター オボロキーパー

チャコールフォックス   マサムラ     マサムラ

 

「マサムラのオボロキーパーでクレヨン・タイガーにアタック!」

 

「リアガードにドライブチェックか。ノーガードだ」

 

「シバラックバスターのスキルで、ドライブチェック『匕首の忍鬼ヤイバー(☆)』クリティカルトリガー!効果はもう1体のオボロキーパーへ!シバラックバスターでヴァンガードにアタック!

マサムラのスキル!ソウルへ置き、1枚ドロー!パワープラス5000!

もう1体のマサムラもソウルへ!1枚ドロー!パワープラス5000!」

 

「完全ガード『矛盾教官シェル・マスター』(コスト『ウォータリング・エレファント(醒)』)」

 

シバラックバスターは複数ある刀の内2本を抜き取り、そのままアルシャに向けて斬撃を与えようとするがシェル・マスターの甲羅の盾によって凌がれる。

 

「トリプルドライブ『関門の忍鬼アタカ』『忍竜ヤシャバヤシ』『匕首の忍鬼ヤイバー(☆)』クリティカルトリガー!効果は全て左のオボロキーパーへ!チャコールフォックスのブースト、オボロキーパーでヴァンガードにアタック!」

 

「ノーガード。ダメージチェック『キラキラの一年生リトルベリー』『キラキラの一年生リトルベリー』『矛盾教官シェル・マスター』」

 

「ターンエンド!2体のオボロキーパーのスキル!2体のオボロキーパーを山札に戻し、刀狩の忍鬼オニワカを手札に!」

 

PW13000➡PW9000

PW36000➡PW11000(完全ガード)

PW28000➡PW11000  シンの手札7枚 山札28枚  リューズのダメージ5枚(裏2枚)

 

「ナイスアタック!シン!」

 

「・・・君は、感じたことはないか?この世界は悲しく、争いと痛みが満ち溢れていると」

 

「何?」

 

「ヴァンガードのように、誰もが論理的に決着をつけることができたら、争いも悲しみもない、理性と知性によって維持された世界がそこに生まれる」

 

「お前・・・何を言っているんだ?」

 

リューズの語りは一見からすればいいように聞こえるが、シンには不気味に思えてきているのだ。

 

「俺の理想さ。クレヨン・タイガーをコール」

 

バイナキュラス アルシャ クレヨン

 シルバー   ペンシル シルバー

 

「シルバー・ウルフのブースト、バイナキュラスでヴァンガードにアタック。

バイナキュラスのスキルによって右のシルバー・ウルフにパワープラス4000」

 

「ガード!『匕首の忍鬼ヤイバー(☆)』(なんだ、こいつは⁉)」

 

「特任教授アルシャでヴァンガードにアタック。

アルシャのGB(ジェネレーションブレイク)。右のシルバー・ウルフにパワープラス4000」

 

「ガード!『匕首の忍鬼ヤイバー(☆)』(こいつのヴァンガードは、俺たちとは全然違う!)」

 

「ツインドライブ『特別名誉博士シャノアール』『ウォータリング・エレファント(醒)』スタンドトリガー。バイナキュラスをスタンドし、パワープラス5000」

 

アルシャは光を発して、ヤスイエ(シン)を攻撃する。そして、マサムラがヤスイエ(シン)を守る。

 

(何でこんな奴と師匠は・・・)

 

「シルバー・ウルフのブースト、クレヨン・タイガーでヴァンガードにアタック。

GB(ジェネレーションブレイク)。カウンターブラストを払い、左のシルバー・ウルフをスタンドし、パワープラス4000。

さらに、リアガードのパワーが合計25000以上になったことにより、アルシャの達成(サクセス)発動」

 

達成(サクセス)とはリアガードのパワーが指定されたパワーに達した時、そのユニットを達成(サクセス)状態にし、それに関係するスキルを発動することができるグレートネイチャーの能力だ。

 

「まずはコストとして手札を1枚捨てる。蓄えた英知を糧に、立ち上がれ」

 

「⁉ヴァンガードがスタンド⁉ガード!『鎖鎌の忍鬼オニフンドウ』『忍獣チャコールフォックス』」

 

「ペンシル・コアラのブースト、アルシャでヴァンガードにアタック。

スキルで左のシルバー・ウルフにパワープラス4000」

 

「ノーガード!」

 

「ツインドライブ『特任教授アルシャ』『ディクショナリー・ゴート(治)』ヒールトリガー。ダメージ1回復、パワーはバイナキュラスに」

 

立ち上がったアルシャは今度は杖に魔力を高め、それをバイナキュラスに補助として与えるのと同時に、ヤスイエ(シン)にも攻撃として与える。

 

「くっ・・・ダメージチェック『刀狩の忍鬼オニワカ』」

 

「俺はただみんなに笑顔でいてほしい。そしてヴァンガードには、人を笑顔にさせる力がある。

ペンシル・コアラのGB(ジェネレーションブレイク)。アタックがヒットしたため、左のシルバー・ウルフにパワープラス4000。シルバー・ウルフのブースト、バイナキュラスでヴァンガードにアタック。

スキルで左のシルバー・ウルフにパワープラス4000」

 

「ノーガード!ダメージチェック『忍妖ホワイトヘロン』」

 

「ターンエンド。バイナキュラスのスキルによって、2体のシルバー・ウルフは退却。

クレヨン・タイガーとペンシル・コアラのスキルで2枚ドロー」

 

PW17000➡PW11000+SH10000=21000

PW11000➡PW11000+SH10000=21000

PW25000➡PW11000+SH15000=26000

PW16000➡PW11000

PW34000➡PW11000  リューズの手札9枚 山札23枚  シンのダメージ5枚(裏1枚)

 

「へヴィパンクの獄平・・・いや、佐倉ゲンゾウと、新導ライブは俺の理想を理解し、共に道を歩んでくれる」

 

「・・・っ!ストライドジェネレーション!!!!」

 

ジェネレーションゾーン  コスト『刀狩の忍鬼オニワカ』グレード3

 

ヤスイエ(シン)に闇のような霧に包まれる。霧が立ち込めていく。すると、霧が一閃するように切り裂かれていく。そこにいるのは、ヤスイエの未来における姿だ。

 

「伏魔忍鬼ヤスイエ・テンマ!!!!」

 

伏魔忍鬼ヤスイエ・テンマ  PW26000  ハーツ『看破の忍鬼ヤスイエ』

 

超越(ストライド)スキル!カウンターブラストを払い、チャコールフォックスを選択!チャコールフォックスを2体スペリオルコール!

スキルによってチャコールフォックス3体にパワープラス2000!

もう1体のチャコールフォックスのスキルで、チャコールフォックス3体にパワープラス2000!

忍竜ヤシャバヤシを2体コール!2体のヤシャバヤシのGB【ジェネレーションブレイク】!

ソウルブラストでヤシャバヤシにパワープラス2000!」

 

忍竜ヤシャバヤシ  PW9000

 

「ヤスイエ・テンマのGB(ジェネレーションブレイク)(2)!Gゾーンのヤスイエ・テンマを表に!スキル獲得!」

 

ヤシャバヤシ ヤスイエ・テンマ ヤシャバヤシ

チャコール   チャコール   チャコール

 

「右のヤシャバヤシでヴァンガードにアタック!」

 

「インターセプト『バイナキュラス・タイガー』」

 

「ヤシャバヤシの影縫い!カウンタチャージし、左後ろのチャコールフォックスにパワープラス2000!」

 

「影縫い?」

 

「アタックがヒットしなかった時に発動するスキルさ。ヤスイエ・テンマの影縫い!

カウンターブラストを払う事によって、アタックを終えたユニットと同じ名前のユニットを山札からコールできる。それがヤスイエ・テンマの影縫い!左のヤシャバヤシでアタック!」

 

「ガード『腕利き助手グル・ウルフ』」

 

「ヤスイエ・テンマの影縫い!カウンターブラストを払い、ヤシャバヤシをスペリオルコール!

ヤシャバヤシの影縫い!カウンタチャージ!右のヤシャバヤシにパワープラス2000!

チャコールフォックスのブースト、右のヤシャバヤシでヴァンガードにアタック!」

 

「ノーガード。ダメージチェック『特別名誉博士シャノアール』」

 

「チャコールフォックスのブースト、ヤスイエ・テンマでヴァンガードにアタック!これでとどめだぁ!!」

 

「完全ガード『矛盾教官シェル・マスター』(コスト『特別名誉博士シャノアール』)」

 

ヤスイエ・テンマ(シン)は翼を広げ、刀でアルシャを斬り捨てようとしたがシェル・マスターの甲羅の盾で凌がれる。

 

「トリプルドライブ『忍竜オニバヤシ』『忍妖ホワイトヘロン』『忍妖ユキヒメ(治)』ヒールトリガー!ダメージを回復し、パワーを左のヤシャバヤシに!よく止めたな!だが止め続ける限り、俺の攻撃は続く!

影縫い!カウンターブラストを払い、ヤスイエをコール!チャコールフォックスのブースト、ヤシャバヤシでヴァンガードにアタック!」

 

「ジェネレーションガード。金城の首席アルジロー」

 

ジェネレーションゾーン  コスト『ディクショナリー・ゴート(治)』

 

金城の首席アルジロー  SH15000

 

「チャコールフォックスのブースト、ヤスイエでヴァンガードにアタック!」

 

「ガード『ウォータリング・エレファント(醒)』インターセプト『クレヨン・タイガー』」

 

「影縫い!カウンターブラストを払い、ヤスイエをコール!ヴァンガードにアタック!」

 

ヤスイエはアルシャに近づき、一閃する。ヤスイエは刀を鞘に納めると、アルシャに爆発が起きた。

 

PW11000➡PW11000+SH5000=16000

PW11000➡PW11000+SH5000=16000

PW11000➡PW11000

PW37000➡PW11000(完全ガード)

PW22000➡PW11000+SH15000=26000

PW22000➡PW11000+SH15000=26000

PW11000➡PW11000

 

ダメージチェック『ぐるぐるダックビル』

 

シンのダメージ5枚  リューズのダメージ6枚  勝者シン

 

「・・・見事だ」

 

「約束は覚えているだろうな?」

 

「ああ。俺からはライブに近づかない」

 

ファイトを終えたリューズはデッキを片付ける。

 

「ありがとう。久しぶりに、熱いファイトを楽しむことができたよ」

 

リューズはシンにそう言って、どこかに立ち去る。シンとマークはどんどんと離れていくリューズの背中を見ていた。

 

 

その夜、シンは今日起きたことをライブに話した。話を聞いたライブは楽しそうに笑う。

 

「あははは!そんなことがあったのか!」

 

「・・・あいつの考えを否定するつもりはありません。でも、今の俺たちには必要ない。関わるだけ時間の無駄です」

 

「・・・確かに、お前の言う通りかもしれん。だがな、それだけじゃないんだ。リューズにはやろうとしていることがある!」

 

「やろうとしていること?」

 

「ヴァンガードでこの世界の未来を変えるのさ」

 

ライブの言っていることはこの時のシンには理解できなかった。

 

 

全国大会があと1週間をきろうとしていた時、ライブはこの頃になると交流クラブではなく、リューズの作ったラボに通うようになった。その事でシンは苛立ちながら歩いていると、近くの公園でゲンゾウと雷門、ゲンゾウの妻、佐倉キョウコがいる。ゲンゾウは見た感じ4歳くらいの少女と遊んでいる。この様子からして少女はゲンゾウの娘であることがわかる

 

「ほ~らユイ、こっちにこい!ほら!」

 

「あいあい」

 

ユイと呼ばれた少女はゲンゾウの元に歩いていくが・・・

 

「あっ・・・」トテッ

 

何もないところで躓き、転んでしまった。

 

「おお⁉大丈夫か、ユイ⁉」

 

「・・・えへへ、だいじょうぶだよ。ゆいね、ぱぱみたいにつよいおとなになるから、ころんでもなかないよ」

 

「おおお!そうかそうか!ユイはえらい子だな!」

 

「まったくゲンったら・・・」

 

「ゲンゾウさん、そういうのを親バカっていうんですよ?」

 

「おめぇは黙ってろ小僧!」

 

そんなやり取りをしている間にシンはゲンゾウに近づく。

 

「・・・ん?おお、シンじゃねぇか。どうした?」

 

「・・・ゲンゾウさん、少しお時間よろしいでしょうか」

 

「ん?構わねぇぞ。おい小僧、ユイのこと頼むぞ」

 

「ちょっ、何で僕なんですか⁉」

 

「教員目指すんだろ?だったら子供に慣れとけ」

 

ゲンゾウに正論を言われ、何も言えなくなり、渋々了承する。ゲンゾウはシンの話を聞くために別の場所に移動する。

 

「・・・にぱぁ!」ニッコリ

 

「・・・・・・」

 

ユイは雷門に向けてにっこりを微笑むが、雷門の顔はどこかぎこちないのであった。

 

 

シンとゲンゾウは公園の近くの自販機でコーヒーを購入し、飲んでいる。

 

「・・・で、話ってなんだ?ライブのことか?」

 

「・・・はい。実は・・・」

 

シンはライブに話したことと、リューズのことについてをゲンゾウに話す。ゲンゾウは少し頭をかきながら話す。

 

「・・・お前はライブの妻、トキミのことは知ってんだろ?トキミはクロノが生まれてすぐに亡くなって、ミクル嬢が一生懸命クロノの面倒をみてるってことを。ライブがリューズの計画に協力してんのは、それ関係だよ」

 

「!!」

 

「・・・この世界は不条理に満ちてやがる。幸せの時間が突然奪われちまったなんてこともある。ヴァンガードにこの世界を変える。そんなことができりゃ、俺様だってそれにすがっちまうんだよ。ライブは2人のためにリューズの計画にしているってこった」

 

「・・・・・・」

 

ゲンゾウの言葉を聞いてシンの心情はそれに納得していっている。

 

 

チームニッポンの練習場所の1つである道場でシンはライブに真剣な表情で今の心中を語る。

 

「俺なりにですが、師匠の気持ちは理解できたつもりです。だけど、チームニッポンが目指すのは世界一!それだけは絶対に譲れない!そして、それは生半可な気持ちで手にできるものじゃない!」

 

「・・・・・・」

 

「見せてください師匠!あなたの覚悟を!」

 

シンはライブにデッキを突き出し、ファイトの申し込みをする。それを見たライブは口元に笑みを浮かべる。

 

「はっ、弟子の分際で偉そうに。いいだろう!ファイトだ、シン!」

 

ライブはシンの申し込みを受け、互いにファイトを始める。時間が経っていくと、ファイトの結果がもう出ている。結果はシンのダメージが6枚になっているのでライブの勝利となる。

 

「どうだ?」

 

「・・・納得できました」

 

シンの表情は少し肩の荷が外れたかのように笑みを浮かべている。

 

「じゃあ後は、世界一になるだけだ!」

 

ライブが大きな笑みを見せると同時に、シンも笑って見せてくれた。

 

 

ファイトを終え、ライブとシンは町の風景が見れるところでベンチに座り、男同士で話し合っていた。

 

「大会が終わったら、お前ショップに本腰を入れるんだろ?」

 

「そうですけど・・・」

 

「心配だなぁ。お前みたいなとんがった奴が、ちゃんとできんのか?ミサキちゃんの面倒もちゃんとみるんだぞ?」

 

「うるさいなぁ。ちゃんとやりますよ」

 

「・・・人生は素晴らしい。未来は希望に満ちている」

 

「何ですか、急に?」

 

ライブの言葉に少し怪訝な表情をしているシン。

 

「いいことを教えてやる。研究の結果、発見されたクランがある。まだ世界に知られていない、未知のクランだ」

 

「未知のクラン?」

 

「ヴァンガードで本当に、世界の未来を変えられるかもしれない!誰もが幸せになれる未来が、手に入るんだ!世界を変えるカギ、それがこいつらだ!ギアクロニクル!」

 

ライブは持っていたギアクロニクルのカードをシンに見せたのであった。

 

 

現在の八百屋佐倉店で、これまでゲンゾウが経験したことと、シンから聞いたことをユイに話した。ユイは少し驚いたような表情になる。

 

「後のことは、あの事故の通りだ。あの日を境に、ライブはワシらの前から姿を消した。クロノだけを残してな」

 

「そんなことが・・・」

 

「ライブのことをクロノに黙っていたのは、ライブ本人に口止めされてたんじゃ。伊吹って奴が言っておったんじゃ。新導ライブにそう頼まれたとな」

 

ユイは少し考えて、ゲンゾウに顔を向けて答える。

 

「・・・クロノは初めからこのことに関わってたんだ。だからリューズとも、因縁が深い。だから、リューズはクロノが止めないといけない!ディペンドカードはないけど、クロノにはシオンやトコハだっている!当然私だって全力でサポートする!いろんな人が力を借りて、必ずリューズの野望を止めなくちゃいけない!」

 

ゲンゾウはユイの言葉に目を見開くが、その成長ぶりに微笑ましい表情をしている。

 

「・・・今どこにいるんだろうな、ライブの奴」

 

ゲンゾウは何もない天井を、ライブのことを思い出しながら眺めていた。

 

to be continued…




ユイ「それにしてもビックリしたなぁ、まさかあのヒゲがパパと同じチームにいて、昔私と会っていたなんて・・・」

ゲンゾウ「はは、ユイはまだ頭がおつむだったからな、覚えてねぇのも無理ねぇか」

ユイ「何というか今思ったんだけど、パパの今の口調と昔の口調、全然違うね。今はじじぃ言葉なのに、昔は俺様って言ったりして・・・」

ゲンゾウ「あの頃のワシは、やんちゃしておったからな。今はこの口調の方が、しっくりとくるわい。なんだったらワシの武勇伝、聞かせてやろうか?」

ユイ「え、遠慮しとくね。何というか、暑苦しそうだし・・・」

TURN100「勇気のお守り」
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