ファイトの回でもあるのでアリスちゃんのクランもわかっちゃいます。
それでは、どうぞ!
時間は遡り、宮地学園高等部の教室の昼休み、クラスの生徒たちは銀髪の長髪に赤い瞳の女子生徒に様々な質問をしていた。
その女子生徒の名は天音アリス。静岡県からこの東京に引っ越してきて、宮地学園高等部に通う事になったいわば転校生だ。
「天音さん、好きな食べ物は何?」
「うーん、辛いものは何でも好きかな」
「じゃあ次私ね!趣味とかは?」
「ゲームかな」
「どんなゲームが好きなの?」
「シューティング、RPG、謎解き、恋愛系とか、とりあえずいっぱいあるね」
「じゃあ俺!彼氏とかいる?」
「彼氏いない歴絶賛更新中。だからと言って、君が好きになるなんてことはない」
「ぐはっ!」
休み時間も質問にあっているため、正直今すぐにでも逃げて昼食にありつきたいのだが生徒たちの勢いはまだ収まらない。そこに助け船が出る。ユイの友人がアリスに声をかける。
「天音さん、佐倉さんが呼んでたよ。屋上で待ってるってさ」
「そっか。待たせるのも申し訳ないよね。わざわざ教えてくれてありがとう」
「じゃああたし、先生に呼ばれてるからこれで」
「うん。じゃあ、僕も呼ばれてるから、また後で」
アリスは自分のカバンを持って教室から出て屋上に向かうのであった。
TURN121「心に秘めし刃」
宮地学園高等部の屋上、ユイは屋上から見える景色を見ながら呼び人を待っている。屋上に入る扉の開ける音が聞こえた。ユイがそちらに顔を向けるとそこには転校生のアリスがそこにいた。
「お、来たね。いやぁ、ごめん。すぐに話そうかと思ってたけど、転校生ともなると、質問が長くなっちゃうからね。こうした方が2人で話しやすいでしょ?」
「まぁ、こっちもそのおかげで質問地獄から解放されたよ。それより、君がこの学園の生徒だってこと、知らなかったよ」
「言ってなかったからね。でもこっちも驚いたよ。まさか転校生としてここに来るなんて思わなかったからね」
「ここ、グローバルに適した学校なんだってね?自立に役に立つものが学べそうだからここに引っ越す前に調べてきた」
「へぇ、天音さんも考えてるんだ・・・やっぱり立派だよ」
「どやぁ」
アリスはユイに褒められてどや顔をしている。どうやらアリスは親しくなった相手に褒められるとどや顔になる癖があるようだ。
「天音さんを呼んだのは、東京の街には慣れたかなって思ったんだけど・・・」
「そんなすぐに慣れるわけないじゃん。引っ越してまだ1日しか経ってないし」
「はは、だよね。だから慣れる前にまず町を知っていくことが大切だと思って、屋上を呼んだんだ。ほら、景色を見てごらん」
アリスはユイに言われるがまま指を指した方向に視線を向ける。そこには、町の風景が広がっていた。
「ここ、いい場所でしょ?ここからなら、少しだけど町の風景が見られるから気に入ってるんだ」
「・・・きれい・・・」
屋上から見える町の風景を見て、アリスは思った事を呟く。
「静岡には静岡なりのいいところもあるかもしれないけど、東京だって負けてないでしょ?」
「・・・そうだね。でも、僕は東京のいいところまだ全然知らない・・・」
「それはこれから知っていけばいいよ。それに、東京のこといろいろ教えてあげるって、約束したからね」
「そういえばそうだったね。本当、何から何までありがとう」
「そうだ!明日町の方を案内するよ!わかってるのが自分の住む家と学校の通学路だけじゃ寂しいでしょ?」
「ん。そうしてもらえると助かる。どこで買い物をすればいいのかわからなかったし」
明日は町を見て回るというユイの意見にアリスは賛成する。
「よし、じゃあそういう事でご飯にしよっか。はーお腹すいたー」
ユイは持ってきた弁当と買ってきたパンを取り出す。
「やっとご飯が食べられる。よいしょ・・・」
「・・・えっ・・・」
アリスは自分のカバンの中から昼食を取り出す。取り出したのはコンビニ弁当・・・なのだがその数は1つだけじゃなく、最低でも10個はある。つまりは、かなりの大食らいだ。それを見たユイは素っ頓狂な声を上げる。
「いただきます」
「あ、あのー、天音さん?それ、全部食べるつもり・・・?」
「そうだけど?まぁ、これでも少ない方なんだけど、生活費の安定のため、これで我慢はしてるんだけど、それが何か?」
「・・・すごい食欲だなぁ・・・」
ユイはアリスの食欲に驚きつつ、弁当を食べるのであった。
☆
翌日、宮地学園高等部の授業が終わり放課後、アリスは教科書と筆記用具を鞄にしまっているところ、ユイが声をかける。
「天音さん、昨日の約束覚えてる?東京の街を見て回るっていう」
「ああ、覚えてるよ。昨日の今日だもの。ちょっと待ってて、すぐに終わるから」
アリスは最後にノートを鞄に入れて、帰宅の準備が整った。
「お待たせ。東京の町、楽しみ・・・」
「期待以上のものになるとうれしいな。それじゃあ、いこっか」
ユイとアリスは宮地学園を出て、ユイの東京の町案内ツアーが始まった。
☆
ユイとアリスは町を見て回り、次は浅草に向かっている。
「浅草は私の実家があるところでね、おいしいものやおもしろいものがたくさんあるんだよ」
「へ~。・・・確かに結構にぎわっているね」
浅草に到着した2人が最初に向かったのはユイの実家である八百屋佐倉店だ。
「ここが、私の実家、八百屋佐倉店だよ。新鮮な野菜やおいしい漬物も売ってるよ」
「佐倉さんの実家って八百屋だったんだ。ちょっと意外・・・」
「みんなからよくそう言われるよ」
八百屋がユイの実家だと知ったアリスは本当に意外そうな表情をしている。そこにユイの母親、佐倉キョウコが顔を出す。
「あらユイ、おかえり。その子はお友達?」
「ただいま。うん、昨日に話したでしょ?静岡から来た転校生のことを。この子がそうなの」
「ああ、その子が。初めまして、ユイの母の佐倉キョウコです。よろしくね?」
「・・・どうも・・・」
キョウコの挨拶にアリスは軽いお辞儀で挨拶をする。
「ユイって、いろいろと落ち着きがないところもあるでしょ?変なことされたら反撃しちゃいなさいね?」
「ちょっ、娘の目の前で何言ってんのママ⁉」
「いえ、普通にいい子だと思いますよ。まだよく知らないですが」
「そう?それはよかった。あ、そうだ。お近づきの印と言っては何だけど・・・ちょっと待っててね」
キョウコは思い出したかのように八百屋の中に入っていく。
「・・・佐倉さんのお母さん、雰囲気全然似てないね」
「何それ?どういう意味なのか説明してほしいんだけど」
2人と話している間にキョウコがタッパーを持ってきた。中には漬物が入ってた。
「これ、うちの新作の漬物なんだけど、よかったら食べてみる?」
「!いただきます」
「うわっ、やっぱり食べ物の食いつき早!」
アリスは漬物を1つ取って口に運ぶ。
「・・・おいしい・・・。もっともらっていいですか?」
「ええ、いいわよ。なんだったら持って帰ってもいいわよ?」
「じゃあ、いただいていきます。タッパーは後日返すってことで・・・」
「ねぇ、そろそろいこうよ。他にも見せたいものがいっぱいあるからさ」
「あ、うん。じゃあ、また・・・」
「またね。買い物する際は、うちをご贔屓にね」
ユイとアリスは浅草を見て回ろうと、その場を後にする。2人が離れたと同時に、ユイの父、佐倉ゲンゾウが配達から戻ってきた。
「今戻ったぞ」
「おかえりなさい。さっきユイの友達が来てたわよ。それも静岡から来たっていう」
「うむぅ、もう少し早く帰ってれば挨拶できたかもしれんかったな・・・」
「まぁいいじゃない。またくると思うから」
ゲンゾウは残念そうな表情をし、キョウコがゲンゾウをなだめる。
☆
町を見て回って、すっかり夕方になった頃、ユイとアリスは川沿いの道を歩いていた。
「今日はありがとう。おかげで東京のことだんだんとわかってきたよ」
「うんうん、それはよかった。じゃあ最後にとっておきの場所を案内するよ!きっと気に入るよ~?」
「?何?そんなもったいぶって・・・」
「いいからいいから。さぁ、ついてきて~」
ユイはアリスをとっておきの場所に案内する。
☆
ユイが言っているとっておきの場所とは赤い建物が特徴的、ドラゴン・エンパイア支部だった。2人は現在、ドラエン支部のエントランスにいる。
「ここは?」
「ここはヴァンガード普及協会のドラゴン・エンパイア支部!」
ヴァンガードの単語を聞いて、アリスはあまり面白くなさそうな表情をしている。
「ヴァンガード?」
「そう、今人気のカードゲーム!何でここを紹介したかというと、何を隠そう私は、ドラエン支部のスタッフなんです!」
「ふーん・・・まぁ、僕には関係ないことだね・・・僕、ヴァンガードやめてるし」
ユイにとって聞き捨てならないことを聞いて、アリスを真剣な表情で見つめる。
「今、聞き捨てならないことを言ったね?その言い方だと昔ヴァンガードをやってたってこと?」
「昔の・・・多分小学生くらいの話だよ」
「小学生の頃やってたのにヴァンガードをやめた?何でやめたのか理由をきかせてもらえないかな?」
ユイがヴァンガードをやめた理由を問いていると、アリスはため息を少しこぼす。
「そりゃ最初は君みたいに純粋な気持ちを持っていたさ。けどね、対戦相手は大した実力も持っていなくて、何にも熱くなれなくて、面白みもなくなっていった。同等に見合う競い合う相手もいなくて、おもしろさも感じられなくなって、これ以上続けても意味ないなって思った。だからヴァンガードをやめた。それ以外に何か理由がいるの?」
自分と同等の実力を持った者がいない、競い合う相手がいなくなった。アリスがヴァンガードをやめた理由がそれだとユイは考える。
「・・・ねぇ、ヴァンガードのデッキ、今持ってる?」
「デッキ?自分で作ったデッキっていうのもあって、捨てるに捨てられないから一応持ってるけど?」
デッキを持ってると聞いたユイは自身のデッキを取り出し、アリスに突き付ける。
「天音さん、デッキを持ってるなら、私とファイトだ」
「話聞いてた?僕はヴァンガードは・・・」
「ヴァンガードは、天音さんが思ってるようなものじゃない。世界には、想像もできないほどの強いファイターは山ほどいる。もっと世界を広げれば、競い合える相手なんていくらでもいる」
「・・・・・・」
「それとも、負けるのが怖くなったとか?」
ユイの言葉を聞いてアリスは少し眉を顰める。
「・・・あらゆるゲームを攻略してきた僕が負けるのが怖いだって?そんなわけないだろ。・・・いいよ、これが本当の最後のファイトと思って、受けてやる!」
アリスは自分のカバンから持っていたヴァンガードのデッキを取り出す。2人はファイトテーブルに向かい、自身のデッキを設置する。
「一応ルール教えようか?結構長くやってなかったでしょ?」
「ルールくらい覚えてる。説明しなくていい」
アリスは手慣れた動きでファイトの準備を進めている。それを見たユイも説明は不要と思い、自分も準備を進める。準備を終えて、ファイトが始まろうとしていた。
「「スタンドアップ・ザ(ル)・ヴァンガード!!」」
「
「リザードソルジャー・コンロー!」
リザードソルジャー・コンロー PW5000
「私の先攻!ドロー!ライド!イニグマン・ブラン!グランホープは移動!ターンエンド!」
イニグマン・ブラン PW7000
R ブラン R
R グランホープ R ユイの手札5枚 山札43枚
「僕のターン、スタンド&ドロー。ライド!ドラゴンナイト・ナーデル!コンローは移動!」
ドラゴンナイトナーデル PW7000
R ナーデル R
R コンロー R
「コンローのブースト、ナーデルでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!」
「ドライブチェック『ドラゴニック・バーンアウト』」
「(バーンアウト?完全にブレードマスターで占めてるわけじゃないのか・・・)ダメージチェック『コマンダーローレル』」
「ターンエンド」
PW12000➡PW7000 アリスの手札6枚 山札42枚 ユイのダメージ1枚
「私のターン!ドロー!ライド!イニグマン・ヘルム!
イニグマン・ヘルム PW9000
グランベレー ヘルム R
R グランホープ R
「グランベレーでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード。ダメージチェック『英気の炎アエトニキ』」
「グランホープのブースト、イニグマン・ヘルムでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード」
「ドライブチェック『
「ダメージチェック『バーサークロード・ドラゴン』」
「ターンエンド!」
PW8000➡PW7000
PW14000➡PW7000 ユイの手札5枚 山札40枚 アリスのダメージ2
「僕のターン。スタンド&ドロー。ライド!ドラゴニック・バーンアウト!」
ドラゴニック・バーンアウト PW9000
R バーンアウト R
R コンロー R
「コンローのブースト、バーンアウトでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!」
「ドライブチェック『スプリットバーン・ドラゴン(☆)』クリティカルトリガー!効果は全てヴァンガードに!」
「ダメージチェック『
「ターンエンド」
PW14000(+5000)➡PW9000(+5000) アリスの手札7枚 山札38枚 ユイのダメージ3枚
「私のターン!スタンド&ドロー!駆け抜けろ!銀河を瞬く新たな英雄!ライド!
「イニグマン・ブラン、イニグマン・ヘルムをコール!」
グランベレー グランギャロップ ヘルム
ヘルム グランホープ R
「イニグマン・ヘルムでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『スプリットバーン・ドラゴン(☆)』」
「グランホープのブースト、グランギャロップでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード」
「ツインドライブ『イニグマン・ゼファー』『
グランギャロップは足のブースターを使ってバーンアウトに近づき、剣を振り下ろし斬撃を与える。
「ダメージチェック『ガトリングクロー・ドラゴン(引)』ドロートリガー!パワーをヴァンガード、1枚ドロー」
「イニグマン・ブランのブースト、グランベレーでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『スプリットバーン・ドラゴン(☆)』」
「ターンエンド!」
PW9000➡PW9000+SH10000=19000
PW16000➡PW9000(+5000)
PW20000➡PW14000+SH10000=24000 ユイの手札6枚 山札34枚 アリスのダメージ3枚
「僕のターン。スタンド&ドロー。ライド!ドラゴニック・ブレードマスター!!」
ドラゴニック・ブレードマスター PW11000
(マモルさんと同じブレードマスター・・・天音さんの使うかげろう・・・この目で見極める。そして教えるんだ!ヴァンガードは楽しいものだって!)
「ストライドジェネレーション!!!覇天皇竜ボーテックス・デザイア!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『ドラゴニック・オーバーロード"
覇天皇竜ボーテックス・デザイア PW26000 ハーツ『ドラゴニック・ブレードマスター』
「
バーンアウトのスキル!ドロップゾーンにあるオーバーロードのカードを山札の下に置くことが可能。オーバーロード"
ドラゴンナイトナディーム PW9000
インスパイアエール・ドラゴン(醒) PW4000
バーンアウト ボーテックス ナディーム
ナーデル コンロー インスパイアエール
「ナディームでヴァンガードにアタック!相手のリアガードがこっちより少ないため、スキルでボーテックスを
インスパイアエールの
ナーデルのスキル!ヴァンガードがドラゴニック・ブレードマスターでヴァンガードが
ナディームのスキル!ヴァンガードが
「ガード!『
「コンローのブースト、ボーテックス・デザイアでヴァンガードにアタック!
ボーテックスのスキル!Gゾーンのドラゴニック・ブレードマスター"戴天"を表にして、スキル獲得!」
「ノーガード」
「トリプルドライブ『ラディエント・ドラゴン』セカンドチェック『ドラゴニック・ブレードマスター』サードチェック『ドラゴンナイトジャンナット(☆)』クリティカルトリガー!効果はパワーはバーンアウトに、クリティカルはボーテックスに!」
ボーテックス・デザイアは両手から創造した真紅の炎をグランギャロップに向けて放った。グランギャロップは正々堂々と炎を受け止める。
「ぐうぅ!ダメージチェック『
「ボーテックスのスキル!ヴァンガードのフレイムドラゴン1枚につきグレード2以下のリアガードを1体退却!ハーツと合わせて2体、イニグマン・ヘルムとイニグマン・ブランを退却!ナーデルのブースト、バーンアウトでヴァンガードにアタック!」
「ジェネレーションガード!!イニグマン・パトリオット!!」
ジェネレーションゾーン コスト『オペレーターガールエリカ(治)』
イニグマン・パトリオット SH15000
「スキル発動!攻撃しているユニットのパワー20000以上でシールドプラス5000!」
「ターンエンド」
PW11000➡PW11000+SH5000=16000
PW31000➡PW11000
PW30000➡PW11000+SH20000=31000 アリスの手札5枚 山札34枚 ユイのダメージ5枚
「ダメージ3対5・・・次のターンで確実に仕留められる。やっぱりみんなその程度なんだよ」
「それはどうかな?」
「ん?」
「例えリアガードを焼かれても、私の正義は揺るがない!ストライドジェネレーション!!!
ジェネレーションゾーン コスト『
「
(グランボルバーは
「グランボルバーの
もう片方のグランボルバーの
イニグマン・ゼファー PW5000
「イニグマン・ゼファーの
ソウルにあるイニグマン・ブランの
グランボルバー エクスギャロップ グランボルバー
グランザイル ゼファー R
「イニグマン・ゼファーのスキル!アタックフェイズ開始時に、カウンターブラストを払ってイニグマン・ゼファーを手札に!エクスギャロップでヴァンガードにアタック!
エクスギャロップの
「完全ガード!『プロテクトオーブ・ドラゴン』(コスト『ドラゴンナイトジャンナット(☆)』)」
エクスギャロップは荒野を駆け抜けてブレードマスターに接近し、斬撃を与えようとするが合間にプロテクトオーブが現れ、斬撃を防ぐ。
「クワドラプルドライブ『
「・・・・・・っ!!」
「こっちも効果は全部左のグランボルバーに!グランザイルのブースト、グランボルバーでヴァンガードにアタック!」
「(なんなんだこの子・・・この子のヴァンガードに対する熱い思いが・・・こっちにまで・・・)ジェネレーションガード!!炎帝龍王アジールオーブ・ドラゴン!!」
ジェネレーションゾーン コスト『マザーオーブ・ドラゴン(治)』
炎帝龍王アジールオーブ・ドラゴン SH15000
「スキル発動!相手リアガードが4枚以下ならシールドプラス5000!インターセプト!『ドラゴニック・バーンアウト』『ドラゴンナイトナディーム』」
「右のグランボルバーでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!ダメージチェック『ラーヴァフロウ・ドラゴン』」
「グランボルバーのスキル!アタックがヒットしたため、カウンタチャージ(2)!
ターンエンド。与えたダメージは1だけか~。でも、これで同じ位置に立ったよ!」
PW46000➡PW11000(完全ガード)
PW36000➡PW11000+SH30000=41000
PW21000➡PW11000 ユイの手札5枚 山札27枚 アリスのダメージ4枚
(なんなんだ・・・この胸の高鳴りは・・・いったいどうしたっていうんだ僕は・・・?)
「・・・それが、ヴァンガードを楽しむってことだよ」
「!!」
「確かに実力に見合った相手がいないとつまらなくなるかもしれない。でもさ、ヴァンガードを続けていれば、こんな風に熱く、楽しいファイトができるんだ!私より強いファイターだってたくさん見つかる!私は今のファイトがすごく楽しい!もっと続けていたい!だから、ここからは天音さんのヴァンガードを見せてよ!」
「僕の・・・ヴァンガード・・・」
ユイの言葉を聞いてアリスは深妙な表情をしながら自分の手札を見る。
(正直、楽しいファイトや僕のヴァンガードは・・・よくわかっていない。でも・・・この子に・・・このファイトに・・・勝ちたい!!)
アリスはその思いを込めてコストを支払う。
「ジェネレーションゾーン、解放!!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『ラーヴァフロウ・ドラゴン』グレード1+2
「真紅の炎よ!!刃に纏いて、我が望む未来を切り開け!!ストライドジェネレーション!!!!」
ブレードマスターの周りに真紅の炎に包まれる。そして炎が1つの剣に纏っていく。そこに立っていたのは、永久不滅の皇帝竜だった。
「覇天皇竜ドラゴニック・オーバーロード"
覇天皇竜ドラゴニック・オーバーロード"
「このファイト・・・勝つのは僕だ!!ラディエント・ドラゴンをコール!」
ラディエント・ドラゴン PW9000
「ラディエント・ドラゴンの
コンローのスキル!コンローを退却!代わりに、山札からグレード1以下のカードを探して手札に加える!リザードジェネラルコンローを手札に!リザードジェネラルコンローをコール!」
リザードジェネラルコンロー PW7000
「コンローのスキル!手札からグレード3、ドラゴニック・ブレードマスターを見せ、山札からドラゴニック・オーバーロードを手札に加える。手札に加えたら手札から1枚選んで捨てる。
"
「今回は
ラディエント エース R
ナーデル コンロー R
「"
ナーデルのスキルで"
ナーデルのスキル!カウンタチャージ、パワープラス4000!」
「(ここで完全ガードを出しても、トリガー次第で防ぎきれなくなる可能性がある。ならここは・・・)ノーガード!」
「ツインドライブ『プロテクトオーブ・ドラゴン』『ガトリングクロー・ドラゴン(引)』ドロートリガー!パワーはラディエントに、1枚ドロー!」
オーバーロード"
「く、ううう!!ダメージチェック『
「"
「2度もやらせない!完全ガード!!『イニグマン・カーム』(コスト『
"
「ツインドライブ『ドラゴンナイトジャンナット(☆)』クリティカルトリガー!効果は全部ラディエントに!セカンドチェック『スプリットバーン・ドラゴン(☆)』クリティカルトリガー!効果は全部ラディエントに!」
(思った通り、デッキが天音さんを待ってたかのように、天音さんに応えてる!)
「ナーデルのブースト、ラディエントでヴァンガードにアタック!
ラディエントのスキル!ヴァンガードが
「ジェネレーションガード!!
ジェネレーションゾーン コスト『オペレーターガールエリカ(治)』
「スキル発動!攻撃しているユニットのパワー30000以上でシールドプラス10000!さらにガード!『
「くっ・・・ターンエンド」
PW26000➡PW11000
PW38000➡PW11000(完全ガード)
PW43000➡PW11000+SH35000=46000 アリスの手札4枚 山札25枚 ユイのダメージ5枚(裏2枚)
「今のはすごかったよ!正直、ジェネレーションガードを出さなければあそこで終わってたよ。でも、勝つのは私だ!スタンド&ドロー!
「なっ⁉」
「ストライドジェネレーション!!!!
ジェネレーションゾーン コストなし
「
イニグマン・ゼファーの
右のグランボルバーの
オペレーターガールリンカ(醒) PW4000
「リンカの
さらに、パワー35000以上で
グランボルバー エクスギャロップ グランボルバー
R ゼファー R
「イニグマン・ゼファーのブースト、エクスギャロップでヴァンガードにアタック!
エクスギャロップの
「(もしもここでグレード3が出たら、完全ガードは無効化されて、攻撃がヒットされてしまう。そうなれば、他は守り切れない・・・なら・・・)ノーガード!」
「クワドラプルドライブ『
エクスギャロップは剣に光を纏ってブレードマスターに向けて一閃する。ブレードマスターは一閃を防ごうと青龍刀を構えるが、その青龍刀ごと光に包まれる。
PW47000➡PW11000
ダメージチェック『ドラゴンナイトナディーム』『ドラゴニック・オーバーロード』
ユイのダメージ5 アリスのダメージ6 勝者ユイ
「・・・ダメージ6・・・これが・・・負け?」
「静岡じゃ負け知らずみたいだったけど、今はどんな気持ち?」
「・・・すごく悔しい・・・」
「そうだよ。負けたらものすごく悔しい。だから、負けた人は強くなるために相手をよく知って、デッキを改良して、一生懸命努力する。それがヴァンガードの魅力だよ」
「ヴァンガードの・・・魅力・・・」
「天音さんの勝ちたいっていう心の刃が火について、かげろうが天音さんに応えたんだよ。本当にあそこで守れてなかったら、勝ってたのは天音さんだったんだよ?」
ユイの力説にアリスは少し目を見開いていた。
「さて、これからどうするの?ヴァンガードやめる?」
「・・・冗談じゃない。僕はどんなゲームだって攻略する。敗北はゲーマーのプライドが一切許されない!だから・・・」
アリスはユイに指を指して宣言する。
「僕はまたヴァンガードをやって、誰にも負けないファイターになってやる!そしていつか、必ず君にリベンジして見せる!」
アリスの力強い宣言にユイは心に決めたことがある。
「・・・うん、やっぱり思ってた通り、天音さんはいいよ!すごい才能を感じる!その強い思いがあるのなら、私と一緒に
「
「私、
「・・・けど僕さっき君にリベンジ宣言を・・・」
「リベンジならいつだってやってあげるよ。今は天音さんの答えを聞いてるんだ!」
ユイの勧誘にアリスが出した答えは・・・
「・・・
「もちろん。プロファイターの登竜門だからね」
「・・・なら、強くなるために、一緒のチームにいてやるよ」
OKの答えを聞いたユイは大きく笑みを浮かべる。
「やったーーー!!天音さん、ありがとう!!」
「・・・アリスでいい」
「え?」
「呼び捨てで呼んでいい。僕も、下の名前で呼ぶからさ・・・」
「・・・わかった!これからよろしくね、アリス!」
こうしてユイはアリスという心強いチームメイトを1人確保することができた。
☆
宮地学園高等部の通学路、ユイは眠気を噛み締めながら歩いていた。曲がり角を曲がると、アリスも学校に向かって歩いてるのを発見する。ユイはすかさずアリスに近寄る。
「アリスおはよう!」
「ああ、おはようユイ。・・・眠い・・・」
アリスは眠そうに目をこすってこんなことを聞いてくる。
「そういえばさ、
「最後の1人はちょっと当てがあるんだ。入るかどうか本人次第だけどね」
「へぇ、あるんだ。で、最後の1人って誰なわけ?」
アリスの問いにユイは最後のメンバー候補の名前を上げる。
「その子はね、後江高校の生徒会書記で、私の親友、日下部アンだよ」
なんとユイが言った最後のメンバー候補は、現在後江高校に通っているユイの唯一無二の親友、日下部アンだった。
to be continued…
ユイ「これからよろしくね、アリス!」
アリス「うん、トップファイター目指して頑張る。でも強くなるにはどうすればいいと思う?」
ユイ「それなら普及協会でレジェンドコーチ制度っていうのがあるんだ。アリスにうってつけの特訓相手もいるんだよ」
アリス「うってつけ?いったい誰なの?」
ユイ「ふふん、それは、会ってからのお楽しみ~♪」
アリス「すごい気になる。いいから教えてよ」
TURN122「思い悩む風花」