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さて、今回はタイトルの通り、シオン君の回で今回はアンリ先輩の登場です。
それでは、どうぞ!
福原高校・・・最先端の技術を備えた最高峰の教育環境、文武両道にいそしみ、エリートたちが集まる名門高校である。そんな福原高校の廊下を金髪で清楚な高校生がとある教室に向かって歩いていた。
彼の名は綺場シオン、大型企業綺場
シオンが福原高校を選んだ理由は学業、スポーツ、全てを極めるために入学したのだ。そんなシオンが向かったのは、家庭科室。その扉にはヴァンガード部と書かれていた。シオンは部室に入るが、誰もいないようにみえる。
「まだ来てないのかな?」
シオンが机に鞄を置き、椅子に座ろうとすると・・・
「うわぁ!!」
「うわっ!」
気付かなかったとはいえ椅子と机の下を掃除していた1人の男子高校生と間違えて座ってしまった。驚いたシオンはすぐに立ち、高校生も立ち上がろうとしたが机に頭をぶつけてしまう。
「いてててて・・・」
「早尾先輩!何してるんですか⁉」
「いやぁ、早く着いたんで、部室の掃除を・・・」
「そう言う事は、後輩の僕がしますから・・・」
「ははは、俺もこの間までは一番後輩だったから、つい・・・」
この茶髪でメガネをかけた高校生の名は早尾アンリ。福原高校2年生でシオンの先輩でもある。性格は身長のわりに心優しく、清楚な印象を持つ。
かつて強豪として名をはせた福原高校ヴァンガード部。しかし、今現在の部員はシオンとアンリ、それともう1人を含めての3人だけである。なぜヴァンガード部がこの状況なのかは、前日に遡る。
TURN123「福原の『綺』公子」
シオンが福原を選んだ理由はさっきも言った通り、学業、スポーツ、全てを極めるため。そしてもう1つ、ヴァンガードを極めるためだ。そしてこの福原にはもう1人、ヴァンガードを極めようとする者がいる。シオンが教室に出ようとすると、1人のオレンジ髪の男子高校生が話しかける。
「おいシオン、早くヴァンガード部に行こうぜ」
「マサト」
彼の名は日向マサト、シオンと同じ福原高校の1年生でシオンの同級生でもある。
「どうしてマサトがこの福原に入学できたのかが、今でも不思議でならないよ」
「だってよ、ヴァンガードの強豪校だぜ?そこに通えるんだったら俺はなんだってするぜ?」
お世辞にもマサトは勉学は得意という訳ではない。それこそ、福原に入学できたこと自体が奇跡とも言っていい。それでも福原高校ヴァンガード部に入部したい一心で勉強を頑張り、福原に入学できたのだ。シオンとマサトがヴァンガード部の部室に向かおうと下に向かうエレベーターに乗り、目的の階に到着すると・・・
「しつこいぞ早尾」
「待ってください!」
「やるなら、お前1人でやればいいじゃないか」
部員らしき生徒と部をやめようとしている生徒たちが出てきて、何やらもめている様子が映る。
「そんな・・・一緒に福原のヴァンガードを守りましょうよ」
「ヴァンガードならショップでもできるし」
耳を貸さない部員はエレベーターに乗り、上の階に行ってしまう。去ってしまった先輩たちを見て、部員は頭を抱える。
「あの、ヴァンガード部の方ですか?」
シオンに声をかけられた部員はシオンとマサトに視線を向ける。
「もしかして、入部希望者?」
「はい」
「うす」
「歓迎するよ!・・・君、どこかで・・・えっと・・・」
部員はシオンの顔を見て、思い出したように声を上げる。
「・・・あっ!綺場シオン君⁉あのジェネレーションマスターの⁉それで君は、コズミックドライブの日向マサト君⁉」
「はい」
「そうっす」
☆
ヴァンガード部の部員はシオンとマサトを部室に入れ、2人のお茶入れて差し出す。部室の中は誰もいなくて静かな様子だ。
「まさか君たちがうちに来てくれるのなんて夢みたいだよ!ああ、俺は2年の早尾アンリ、よろしく」
「早尾先輩、さっきの騒ぎは・・・」
シオンの質問に部員、早尾アンリは暗い表情をする。
「・・・いや・・・それが・・・」
「「?」」
「実は・・・福原高校ヴァンガード部は、近々廃部になるかもしれないんだ・・・」
「はあ!!?」
ヴァンガード部の廃部に驚愕の表情をするマサト。シオンは冷静に話を聞く。
「かつて、全国に名をはせた強豪ファイターたちは既に学校を去り、その後、目立ったファイターの活躍もない・・・。ヴァンガードの強豪校になって、学校の名を知らしめるという役目はもう、終わったって・・・。この学校の理事会は部の存続を打ち切ろうとしている・・・。それ知って、俺以外の部員たちは・・・」
「皆辞めてしまった?」
シオンの問いにアンリは首を縦に頷く。
「マジかよ・・・せっかく福原に入学したのに・・・」
「・・・部がなくなれば、部室はいらなくなる・・・この設備をすべて処分して、他の部に譲らなきゃいけないって・・・。で、でも!俺1人でも部は存続させるから!よかったら・・・」
「けど、廃部はもう決まったんじゃないですか?」
「おい!」
「まだ決まったわけじゃなくて!・・・ちょうど、今日の理事会で、話し合いがあるって・・・」
今日の理事会でヴァンガード部の話があるみたいだ。だが、目立った功績もなし、部員がアンリ1人だけになってしまった以上、廃部は決まったようなものだが。
「理事会に説得すりゃいいんじゃないんすか?」
「ええっ⁉そ、そんな事・・・できないよ・・・」
「だったら、廃部は決定ですね」
「お、おい待てってシオン!」
シオンは冷静にそう言って、部を立ち去ろうとする。マサトはシオンを追いかける。あれだけ3年生に懇願していたアンリにとって、唯一来てくれた2人をどうしても諦めきれない。そう思っているアンリは2人を呼び止める。
「ま、待って!・・・わかった。頼んでみるよ」
☆
福原高校の理事会が行われている理事長室にヴァンガード部の存続の交渉にアンリとシオンが来ている。ちなみにマサトは問題を起こしそうかつ、理事会が嫌いという理由で室外で待っている。アンリが部の存続を頼むが、やはりどこか弱々しい。
「あ、あの・・・ですから・・・その・・・福原高校ヴァンガード部には、輝かしい歴史があるわけで・・・自分としては・・・その・・・」
「なんだね?はっきり言いたまえ」
「どうしても言いたいことがあるというもので、生徒の理事会参加という特例を認めたんだよ?」
「ですから・・・部の存続を・・・」
意図をだいたい理解できた理事会の代表の理事長が口を開く。
「早尾君、もう決まったことなんだよ」
「っ・・・!」
「この話は終わりだな」
「・・・待ってください!!」
理事会が話を切り上げようとすると、諦めきれないアンリは声を上げる。
「中学生の時に、雀ヶ森先輩がVF甲子園を制覇した試合をテレビで見ました。決勝の相手は、チームドレッドノートの蒼龍レオン!1勝1敗で優勝の行方が委ねられた大将戦、先攻の雀ヶ森先輩の引き直し枚数は4枚。グレード1にライドできない可能性もあったが、先輩は督戦の
アンリはテレビで見たVF甲子園について強く熱弁している。
「そして!!運命の第9ターン、蒼龍レオンの怒涛の5回連続攻撃で手札は1!ここからスキルで戦列を立て直し、切り札、レイジングフォーム・ドラゴンで強烈なアタック!!完全ガードされるも、レイジングフォーム・ドラゴンのリミットブレイクで、逆転のスペリオルライド!!ついに全国優勝を果たしたんです!!」
熱く語り、甲子園内容をすべて覚えていたアンリにシオンは輝きを感じ取ったのかもしれない。アンリは息を整える。
「それ以来俺は、先輩ファイターたちに憧れて、この学校でヴァンガードをやるためにここに来たんです!どうしても、ヴァンガード部を廃部されるというのなら、俺は・・・」
「どうするというのだね?」
「まさか、学校をやめるとでも?」
ここでずっと黙っていたシオンが前に出る。
「シオン君?」
「君は、確か・・・」
「新入生の綺場シオンです。理事の皆さんに、僕から1つ提案させてください」
「提案?」
シオンはいつも通り冷静に、理事会にある提案をしようとする。
「はい。ご存知の方もおられると思いますが、もうすぐヴァンガードの最も大きな大会の1つ、
「
「僕たちが、福原高校ヴァンガード部としてこの大会に出場し、もし優勝を収めたら、部の存続を認めてもらえないでしょうか?」
「
「しかし、これまで数々の栄光を手にしてきたことで、ヴァンガード部の役割は終わっているしな・・・」
「だが、
シオンの出した提案に理事会は迷いの声を上げるものがいたが・・・
「わかった。
理事長の出した結論に、理事会はそれで納得する。それを聞いたアンリは笑みを浮かべた。
「ただし、部室はもう他の部活が使う事になっている。今日中に移動してもらう事になるが、構わないかね?」
「結構です。ただ、活動のためにファイト台を1つ、新しい部室に置かせてください」
「よかろう」
「ありがとうございます」
「あ、ありがとうございます!!」
「だが、本当にできるのかね?
「シオン君・・・」
理事会の1人の言葉に、シオンは力強く、堂々と宣言する。
「必ず優勝します!この綺場シオンがお約束します!!」
こうして、シオンは
☆
理事会を出た後、マサトに今回のことを話しながら、新しい部室となる家庭科室にファイト台を運んでいく。その話をする際、マサトは
「・・・ここが部室ですか」
「前の部室の方がよかったんだけどな、残念だぜ」
「部室がもらえただけでも、ありがたいよ」
「まぁ、そうっすけどね」
シオンは部室のカーテンを開けて部室に光を入れる。アンリは何やらボーっとしている。
「?どうかしましたか?」
「あ、いや、それもこれも、全部シオン君のおかげだよ・・・ありがとう・・・」
「礼には及びません」
「え?」
シオンは窓を開けて、空気の換気をする。
「逆境があればそれを乗り越えていく。それが僕、綺場シオンの道」
「まぁ要するにこいつ、アンリ先輩のやる気なかったら、1人でもやるつもりだったみたいっすよ?」
「1人で・・・?」
アンリは不安と合わせて、暗い表情をする。
「そうか・・・本気で
「え?」
アンリの後ろ向きな発言にシオンはキョトンとする。
「・・・あはは、違いますよ。そう言う意味ではありません」
「でも・・・」
「じゃあ試しに、ファイトしてみますか?」
「ええ⁉俺が、シオン君と⁉」
「先輩、何ビビってんすか?つーか、同じ部活でやってくのに、お互いの実力が知らないんじゃダメっしょ?」
「確かにそうだけど・・・」
「じゃあ、お手柔らかに頼みますよ、先輩?」
シオンはデッキを取り出し、ファイトの準備を進める。アンリは不安ながらも自分のデッキを出してファイトの準備を進める。
(ビビるな・・・あの綺場シオンとファイトできるんだ・・・すごいことじゃないか!)
お互いにファイトの準備を終え、ファイトが始まろうとしていた。
「「スタンドアップ・(ザ・)ヴァンガード!!」」
「錬磨の騎士アレクトス!」
「ハーブリンガー・ドラコキッド!」
錬磨の騎士アレクトス PW5000
ハーブリンガー・ドラコキッド PW5000
「僕の先攻!ドロー!ライド!逆風の騎士セリム!アレクトスは移動!ターンエンド!」
逆風の騎士セリム PW7000
R セリム R
R アレクトス R シオンの手札5枚 山札43枚
「俺のターン!ドロー!ライド!トレイニーモンク・ドラゴン!ハーブリンガーは移動!」
トレイニーモンク・ドラゴン PW7000
(こいつもコールした方が・・・でも、ストライドのためにとっておきたいし・・・)
アンリは悩みながらも、アタックフェイズに入る。
「ハーブリンガーのブースト、トレイニーモンクでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!」
「ドライブチェック『トレイニーモンク・ドラゴン』」
「ダメージチェック『ナイト・オブ・ツインソード』」
「・・・ターンエンド」
PW12000➡PW7000 アンリの手札6枚 山札42枚 シオンのダメージ1枚
「僕のターン!スタンド&ドロー!行きますよ、先輩!ライド!反攻の騎士スレイマン!コール!要撃の騎士レドン、逆風の騎士セリム!」
反攻の騎士スレイマン PW9000
要撃の騎士レドン PW9000
(!手札を使って、いきなり速攻を仕掛けてきた!まだ3ターン目なのに・・・)
「相変わらずの速攻だな。容赦のねぇこった」
レドン スレイマン セリム
R アレクトス R
「レドンでヴァンガードにアタック!」
「!ガード!『トレイニーモンク・ドラゴン』」
「セリムでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『マイティボルト・ドラグーン』」
「まだまだぁ!アレクトスのブースト、スレイマンでヴァンガードにアタック!」
「が、ガード!『黒風白雨のジン(醒)』」
「・・・ドライブチェック『ヒーリング・ペガサス(治)』ゲット、ヒールトリガー!ダメージを1回復、パワーはヴァンガードへ!ガードを突破!」
「なっ⁉ダメージチェック『ドラゴニック・ヴァンキッシャー』」
「アタックをぎりぎり防ぐだけのガードでは、トリガーが出たら、簡単に突破されてしまいますよ?ターンエンド」
(こっちを出せばよかったのか・・・)
PW9000➡PW7000+SH5000=12000
PW7000➡PW7000+SH5000=12000
PW14000(+5000)➡PW7000+SH10000=12000 シオンの手札4枚 山札40枚 アンリのダメージ1枚
「俺のターン!スタンド&ドロー!ライド!マーシャルアーツ・ドラゴン!」
マーシャルアーツ・ドラゴン PW9000
「マーシャルアーツのスキル発動!カウンターブラスト、ソウルブラスト『トレイニーモンク・ドラゴン』前列にいるレドンを退却!そしてバインド!」
アンリはリアガードをコールしようとしたが、やっぱり悩む。
(これをコールしたら・・・もうガードできない・・・)
R マーシャルアーツ R
R ハーブリンガー R
「ハーブリンガーのブースト、マーシャルアーツ・ドラゴンでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!」
「ドライブチェック『凱旋の雷レシェフ(☆)』ゲット、クリティカルトリガー!クリティカルはヴァンガードに、パワーは・・・パワーもヴァンガードに・・・」
「ダメージチェック『月柱の騎士シシルス』『青天の騎士アルトマイル』」
「(こいつをコールしておけば、トリガーはのせられたよな・・・)ターンエンド」
PW14000(+5000)➡PW9000 アンリの手札4枚 山札39枚 シオンのダメージ2枚
アンリはシオンの真剣な眼差しに怯んでしまう。
(やっぱり俺では、シオン君の相手にならないんじゃあ・・・)
(・・・なんか知らねぇけど、無性にイライラするファイトだなぁ・・・)
「・・・僕のターン。スタンド&ドロー。君臨せよ!我が新たなる剣!天命の騎士アルトマイル!!」
天命の騎士アルトマイル PW11000
「セリムを移動!夢の運び手べレヌス、ナイト・オブ・ツインソードをコール!」
ナイト・オブ・ツインソード PW9000
ツインソード アルトマイル べレヌス
R アレクトス セリム
「セリムのブースト、べレヌスでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『マイティボルト・ドラグーン』」
「アレクトスのブースト、アルトマイルでヴァンガードにアタック!
べレヌスのスキルで、ヴァンガードがアルトマイルのためソウルへ!1枚ドロー!パワープラス5000!」
「くっ、ノーガード!」
「ツインドライブ『反攻の騎士スレイマン』『飛燕の騎士クロウス』」
アルトマイル(シオン)はマーシャルアーツに接近し、剣で斬撃を放つ。
「あああ!ダメージチェック『マーシャルアーツ・ドラゴン』なんとか、ここを耐えきらなきゃ・・・」
「ツインソードでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『愛の神カーマ(治)』」
「・・・ターンエンド」
PW11000➡PW9000+SH5000=16000
PW21000➡PW9000
PW9000➡PW9000+SH10000=19000 シオンの手札5枚 山札35枚 アンリのダメージ2枚
「俺のターン!スタンド&ドロー!ライド!ドラゴニック・ヴァンキッシャー!」
ドラゴニック・ヴァンキッシャー PW11000
「ジェネレーションゾーン解放!」
ジェネレーションゾーン コスト『ジャギーショット・ドラグーン』グレード3
「ストライドジェネレーション!!征天覇竜ドラゴニック・ヴァンキッシャー"
征天覇竜ドラゴニック・ヴァンキッシャー"
「
ハーブリンガー・ドラコキッドの
ドラゴニック・ヴァンキッシャー"
R ヴォルテージ R
R ハーブリンガー R
「ハーブリンガーのブースト、ドラゴニック・ヴァンキッシャー"
「ノーガード!」
「トリプルドライブ『魔竜戦鬼チャトゥラ』セカンドチェック『魔竜戦鬼チャトゥラ』サードチェック『マイティボルト・ドラグーン』」
ヴァンキッシャー"
「ダメージチェック『要撃の騎士レドン』」
「ドラゴニック・ヴァンキッシャー"
「アレクトスを退却」
「そして、ドロップゾーンからアレクトスとツインソードをバインド!・・・ターンエンド」
PW34000➡PW11000 アンリの手札4枚 山札34枚 シオンのダメージ3枚
(・・・せっかくストライドしたのに、1枚もリアガードをコールしないのか・・・。この程度ですか?違うでしょ?)
シオンの脳裏には理事会にVF甲子園について熱弁した姿が映っていた。
「先輩、リアガードを退却させれば、僕の攻撃が弱まると考えたなら、甘すぎますよ」
「え・・・?」
「ストライドジェネレーション!!!伝承の聖騎士セルフェス!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『天命の騎士アルトマイル』グレード3
伝承の聖騎士セルフェス PW26000 ハーツ『天命の騎士アルトマイル』
「
飛燕の騎士クロウス PW9000
「手札が3枚以下になったので、スレイマンとセリムの
クロウスの
「さっき薙ぎ払ったはずの陣営が、一気に・・・」
「・・・防御は大切です」
「!」
「ガードに全力を費やすときもある。だけど、先輩は序盤から、手札からガードを費やした結果、ヴァンガードでしか攻撃できていません。責める時に責めなければ、決して勝利には届きませんよ」
「・・・っ」
(そっか・・・俺が無性にイライラしてたのは、アンリ先輩のうじうじしたファイトを見てたせいか・・・)
クロウス セルフェス スレイマン
R R セリム
「いきます!セルフェスでヴァンガードにアタック!
セルフェスのスキル!ソウルブラスト『反攻の騎士スレイマン』手札を好きな枚数選んで、裏でバインドさせる!手札全てを裏でバインド!このターン中、クロウスにパワープラス5000!」
(これでガード・・・)
アンリは手札からガードを出そうとした時、それを取りやめた。
「(いや、シオン君の言う通りだ。今さらかもしれないけど、このターン、全てを賭ける!)ノーガード」
「トリプルドライブ『スカウティング・オウル』セカンドチェック『厳戒の騎士レギウス』サードチェック『さるーがる(醒)』スタンドトリガー!パワーはスレイマンに!」
セルフェス(シオン)は聖馬にまたがり、ヴァンキッシャーに目掛けて走り抜け、剣の一太刀を浴びせる。
「くぅ!ダメージチェック『プラズマダンス・ドラゴン(☆)』クリティカルトリガー!効果は全部ヴァンガードに!」
「セリムのブースト、スレイマンでヴァンガードにアタック!スレイマンの
山札にいるセリムのスキル!ヴァンガードがアルトマイルなら、グレード2として扱う!セリムをスペリオルコール!セリムの
「ノーガード!ダメージチェック『プラズマダンス・ドラゴン(☆)』クリティカルトリガー!効果は全部ヴァンガードに!」
「セリムのブースト、クロウスでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!ダメージチェック『ロッククライム・ドラグーン』」
「クロウスの
(そうだ・・・俺はシオン君という存在に、最初から怯えていた!気持ちで負けていたんだ!そんなことで、
アンリのやる気に満ちた表情にシオンと、ファイトを見ているマサトも笑みを浮かべる。
「・・・ターンエンド!このターンで裏でバインドされたカードを全て手札に!」
PW26000➡PW11000(+5000)
PW33000➡PW16000(+5000)
PW21000➡PW21000 シオンの手札6枚 山札29枚 アンリのダメージ5枚(裏2枚)
「俺のターン!スタンド&ドロー!ストライド・・・ジェネレーション!!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『ドラゴニック・ヴァンキッシャー』グレード3
ヴァンキッシャーが雷鳴を溢れさせると、雷鳴の光がヴァンキッシャーを包み込んだ。光が晴れるとそこには、"
「征天覇竜ドラゴニック・ヴァンキッシャー"
征天覇竜ドラゴニック・ヴァンキッシャー"
「
ハーブリンガーのスキル!パワープラス3000!コール!魔竜戦鬼チャトゥラ、トレイニーモンク・ドラゴン!
チャトゥラのスキルでパワープラス3000!」
魔竜戦鬼チャトゥラ PW8000
マイティボルト・ドラグーン PW7000
チャトゥラ VMAX チャトゥラ
R ハーブリンガー トレイニーモンク
「左のチャトゥラでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『スカウティング・オウル』」
「ハーブリンガーのブースト、ドラゴニック・ヴァンキッシャー"
スキルでGゾーンの表のヴァンキッシャーの数だけ、相手リアガードを選び、ヴァンガードと同時アタックできる!ヴァンガードとセリム2体に同時アタック!」
「ガード!『ナイト・オブ・フラッシュ(☆)』さらに、ジェネレーションガード!!神衛聖騎士イグレイン!!」
神衛聖騎士イグレイン SH15000
「イグレインの
「トリプルドライブ『ジャギーショット・ドラグーン』セカンドチェック『ボルテージホーン・ドラゴン』サードチェック『プラズマダンス・ドラゴン(☆)』クリティカルトリガー!効果は全て右のチャトゥラに!」
ヴァンキッシャー"
「"
雷激とは、相手のバインドゾーンに指定されたカードが枚数分あれば発動できるなるかみの能力だ。ちなみに"
「バトル終了時、相手リアガードがいない時、カウンターブラスト(2)を払って、相手に1ダメージ!」
"
「ぐあああ!ダメージチェック『夢の運び手べレヌス(☆)』クリティカルトリガー!効果は全部ヴァンガードに!」
「よし!トレイニーモンクのブースト、チャトゥラでヴァンガードにアタック!」
「(素直に自分の間違いを認め、立て直してくるこの姿勢・・・やはり、僕の目に間違いはなかった!)ガード!『痛撃の騎士グルギデス(☆)』」
「ターンエンド!」
PW11000➡PW11000+SH5000=16000
➡PW7000
PW34000➡PW11000+SH40000=51000
➡PW7000
PW23000➡PW16000+SH10000=21000 アンリの手札4枚 山札27枚 シオンのダメージ4枚(裏1枚)
「僕のターン!スタンド&ドロー!天命の騎士アルトマイルのスキル!ライドフェイズ開始時、厳戒の騎士レギウスをスペリオルコール!パワープラス4000!」
厳戒の騎士レギウス PW6000
「ストライドジェネレーション!!!!神聖竜ブレイブランサー・ドラゴン!!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『月柱の騎士シシルス』グレード1+2
神聖竜ブレイブランサー・ドラゴン PW26000 ハーツ『天命の騎士アルトマイル』
「
クロウスのスキルでクロウスとレギウスにパワープラス2000!」
クロウス ブレイブランサー レギウス
R R R
「クロウスでヴァンガードにアタック!
ブレイブランサーの
「ガード!『プラズマダンス・ドラゴン(☆)』」
「レギウスでヴァンガードにアタック!
ブレイブランサーの
「インターセプト!『魔竜戦鬼チャトゥラ』」
「ブレイブランサー・ドラゴンでヴァンガードにアタック!
ブレイブランサーの
スカウティング・オウル PW7000
(!またユニットを3体も・・・!)
(しかも、普通ならコールされた枚数分だけ手札を削る代物なんだが、シオンの手札は0・・・実質ノーコストだ)
「
レドンのスキル!スペリオルコールされた時、ヴァンガードがアルトマイルなら、自身にパワープラス3000!
レドンの
スレイマンの
(もう、守り切れない・・・)
アンリは意を決してこの攻撃を受ける覚悟を持つ。
「・・・ノーガード」
「トリプルドライブ『青天の騎士アルトマイル』『厳戒の騎士レギウス』『痛撃の騎士グルギデス(☆)』クリティカルトリガー!パワーはレドンに、クリティカルがヴァンガードに!」
ブレイブランサーはヴァンキッシャーの腹部に自身の持つランスを貫かせた。ヴァンキッシャーの貫かれた個所に、雷が溢れ、ヴァンキッシャーを包み込む。
PW18000➡PW11000+SH10000=21000
PW15000➡PW11000+SH5000=16000
PW32000➡PW11000
ダメージチェック『マーシャルアーツ・ドラゴン』
シオンのダメージ4枚 アンリのダメージ6枚 勝者シオン
「・・・やっぱりシオン君は強いね。俺なんかじゃ相手にならなかった」
負けたとはいえ、清々しい表情をしているアンリにシオンは笑みを浮かべている。
「おーし!シオンが終わったから、今度は俺とファイトお願いします!アンリ先輩!」
「ええ⁉今度は、マサト君と⁉」
「なんすか、同じチームじゃないから俺とのファイトは不満なんすか?」
「そ、そういう訳じゃないけど・・・」
「じゃあ問題ないっすね!さっきので少しは克服できたみたいだし!」
アンリにはシオンに向けて視線を向ける。シオンは首を縦に頷いている。
「わ、わかったよ。俺なんかでよければ、よろこんで」
「手加減なしで行きますよ!」
3人はファイトを行って、今日の部活動を楽しんでいくのであった。
☆
ちょうど夕方頃、部活動の時間が終わり、アンリはシオンにバッジを見せる。
「それは?」
「部長の証であるバッジさ。歴代の部長に受け継がれた、由緒正しきものだ」
「つまり・・・どういうことっすか?」
マサトが疑問符を浮かべていると、アンリは部長の証であるバッジをシオンに渡す。
「新生福原ヴァンガード部は、シオン君が部長を務めるべきだ」
「うおおお⁉マジっすか⁉すげぇじゃんシオン!」
シオンを部長を勧めたいったアンリにマサトは驚きの表情をする。それに対してシオンは部長の勧めを拒否し、アンリを部長に勧める。
「何言ってるんですか!早尾先輩が部長に決まってるじゃないですか!」
「えっ・・・?」
「運命の第9ターン、蒼龍レオンの怒涛の5回連続攻撃で雀ヶ森レンの手札は1」
「!それは・・・」
「え?何の話だよ?」
理事会に居合わせなかったマサトは何の話か疑問に抱く。
「スキルで戦列を立て直し、切り札、レイジングフォーム・ドラゴンで強烈なアタック。完全ガードされるも、レイジングフォーム・ドラゴンのリミットブレイクで、逆転のスペリオルライド。僕以外に、あの試合を完璧に覚えている人がいるとは思いませんでした」
シオンは部長の証のバッジをアンリの胸ジャケットにつけた。
「あのファイトだって後半、見事な立て直しを見せてくれたじゃないですか。そのバッジは、あなたに相応しい」
「・・・そうだな。それが1番かもしれねぇな」
こうして福原高校ヴァンガード部に、新たな部長が誕生した瞬間であった。
☆
そして、今現在に至る。アンリが部の備品を整理、シオンが窓を眺めていると、もう1人の部員、マサトが入室する。
「こんちわーっす。お、キレイになってんじゃん」
マサトが机に鞄を置くと・・・
「う、うわあああああ!!」
備品を整理していたアンリが箱を落とし、トロフィーなどをばらけてしまう。
「あぁ・・・福原高校ヴァンガード部の栄光がぁぁ・・・」
「大丈夫ですか?」
「・・・こんなんでマジで福原の栄光を取り戻せんのかよ・・・」
部長のアンリがこんな状態で栄光を取り戻せるのかが不安になってくるマサト。
「あああ!!」
「うわっ⁉何ですか⁉」
声を張り上げたアンリは
「
「・・・マジですんません・・・」
既に別のチームに入っているマサトは申し訳なさそうな表情になる。
「大丈夫です。僕に心当たりがあります」
「心当たり・・・?」
果たして、シオンの言う心当たりとは・・・。
to be continued…
アンリ「福原高校ヴァンガード部、存続決定!しかもあの綺場シオン君と、U20【アンダートゥエンティ】を目指せるなんて・・・」
シオン「そんなこと言ってる場合じゃありませんよ、早尾先輩?」
アンリ「そうだったね・・・3人目もまだ見つからないし・・・あれ?シオン君、シャツのボタンが取れかかってるよ?」
シオン「あぁ・・・」
アンリ「つけ直してあげるよ。ここって裁縫セットもあるし・・・」
シオン「早尾先輩って・・・いいお嫁さんになれそうですね!」
アンリ「ええ⁉」
マサト「それを言うならお婿さんだろうが・・・」
TURN124「女王と策謀の微笑み」