アルティメットストライドか・・・ファイターとしては使ってみたいですね。
さて、今回は交流試合の回です。
それではどうぞ!
ドラゴン・エンパイア支部の前でクロノのチームはチームの中で唯一ドラエン支部のことを知らないカズマに支部の説明をしながら誰かを待っている。誰かを待っている理由は今日がチームとして初の交流試合だからだ。
「ふーん、ドラゴン・エンパイア支部ねぇ・・・」
「基本はヴァンガード普及協会のオフィスなんだけど、1階から3階まではアミューズメントスペースとして開放されてるんだ。ヴァンガードの大会とか、イベントが開かれたり」
「他にも、惑星クレイ6国家の名前を配した支部が各地にあるんです」
「俺の仲間も1人、ここの職員として働いてるんだ」
「ふぅん・・・」
説明を聞いたカズマは興味なさげな声を上げる。
「やぁ、待たせたね」
説明を終えたと同時に、1人の高校生が声をかけてくる。3人が振り向いた先には、福原高校ヴァンガード部のシオンとアンリがいた。
「久しぶり」
「よお。来たならさっさと入ろうぜ。あいつ、中でいろいろ準備してたみたいだからさ」
そう言ってクロノがドラエン支部の門をくぐり。
「久しぶり!そして、ようこそドラエン支部へ!」
門をくぐったのを見計らって、ユイが率いるチームが一同を迎え入れたのだった。
TURN125「クロスオーバー」
ドラエン支部に入り、オフィスで集まった一同は初めて会う組のためにまずは自己紹介を始めている。
「紹介するよ。我が福原高校ヴァンガード部の・・・」
「部長の早尾アンリです。今日は交流試合に受けてくれてありがとう」
「いや、そんなお礼を言われるようなことじゃあ・・・なぁ?」
「うんうん。ラインとかで、そう言う流れになっただけだし、ねぇ?」
「まぁね」
今日の交流試合は福原高校ヴァンガード部と、クロノのチーム、ユイのチームと共に行うことになっている。何故そういうことになっているかは、昨日のラインでのやり取りに遡る。
☆
{チームを作ったぜ!}
{私もチーム作ったよ!}
{じゃあ、交流試合でもどうかな?}
{望むところだ!}
{ドラエン支部が使えないか、マモルさんと掛け合ってみるよ}
☆
このやり取りで交流試合をやることになり、今日がその日なのだ。
「まぁ、今日はよろしく頼むよ」
シオンは爽やかな笑顔でそう言う。シオンは初めて会うカズマとアリスに目を向ける。
「ああ、紹介するよ。こいつは綺場シオン」
「綺場シオン?あの財閥家の?僕の実家でもよく耳にするけど・・・」
「シオンさんは成績優秀、文武両道、フェンシングも、もちろんヴァンガードも強くて、帰ってきた綺場のパーフェクトプリンスって話題の人なんです!」
「完璧ねぇ・・・」
カズマは完璧という単語に嫌に反応する。
「よろしく」
「・・・東海林カズマ」
シオンは笑みを浮かべて手を差し出したが、カズマは顔をそっぽ向いて手を取ろうとしない。
「お、おい!」
「いいよ、気にしなくて。それから、もう1人・・・」
「ふぁ~・・・」
シオンが紹介したもう1人の部員、羽島リンを見てヴァンガード部以外で、リンを知っているファイターは驚きの表情をしている。
「「は、羽島リンさん⁉」」
「ウソでしょ⁉」
「なんで・・・」
4人が驚いているのに対してシオンは策士の微笑みを浮かべていた。
☆
福原高校ヴァンガード部の紹介が終え、今度はユイのチームのアリスの番だ。
「えーと、いろいろ驚かされましたけど、次はこの子の紹介ですね。天音アリスちゃん。1人で静岡から東京に引っ越してきた宮地学園の転校生です」
「静岡から?たった1人でか?」
「そうだよ。自立のためにね。今アリスがどこに住んでるかわかる?前シオンが住んでたアパートだよ」
「ああ!あそこの新しい住人というか!」
シオンが住んでたアパートの話でシオンは懐かしさがこみあげてきて、笑みを浮かべる。
「よろしくお願いします!」
「・・・・・・」
タイヨウの挨拶にアリスはジッとタイヨウを見つめる。そして周りにいる一同を見回し、再びタイヨウを見る。
「・・・ふっw」
「⁉何で鼻で笑うんですか⁉」
アリスに鼻で笑われたタイヨウは嫌に反応する。
「・・・どうしてタイヨウ君を鼻で笑ったんでしょう?」
「多分あれだね、この中で1番身長が低いのがタイヨウ君だから、その次に小っちゃいあの子が勝ち誇ったんだね」
「おい、次それ言ったら引っ叩くよ?」
「・・・また訳わかんねぇ奴をチームに入れたな・・・」
アリスは一同からこの所為で不名誉なことに変な子認定されてしまうのである。
☆
一通りの紹介が終わったところでユイは一同は交流試合に使うファイト台があるに一同を案内する。
「ここが今日のファイト会場だよ」
予約してあるファイトテーブルにホワイトボード、これで交流試合ができる準備が整った。そこにマモルと支部長がやってくる。
「やぁ、今日はご利用ありがとう」
「ファイター同士の交流に場所を提供するのも支部の役目だからね~。遠慮はしないで、どんどん使っちゃって♪」
「えと、まだ知らない東海林君に紹介するよ。ここの支部長と私の上司、かげろうのクランリーダーのマモルさん」
「どうもどうも~♪」
「こんにちわ、安城マモルです」
「・・・はぁ」
紹介をされてもいつも通りの態度をとるカズマ。アンリはホワイトボードに対戦表などを書き、交流試合を執り行う準備をしていた。
「そ、それでは、福原高校ヴァンガード部と・・・」
「・・・君たちのチームの名前は?」
シオンの指摘にクロノとユイはあっという表情をする。
「チーム名・・・そっか、それも決めねぇとな・・・」
「私たちのチーム名はアンに決めてもらおうかな。ケンカになったら困るし」
「わ、私ですか⁉ど、どうしましょう・・・女の子同士ですし、やっぱりかわいらしいチーム名が・・・」
「いや、ここは1つ、ゲームのタイトルを引用・・・」
「そんなことしたら本気で引っ叩くからね」
ユイたちのチーム名はアンに任せる形なったらしい。
「僕たちのチームは、クロノさんのチームだから、クロノズにしませんか?」
「ぷっwクロノズ・・・ださ」
「アリスちゃん、失礼ですよ」
「名前とかどうでもいいけど、ださいのだけはやめろよ。クロノズとか」
「なっ!だったら何か代案を出してください!」
「あー!もう、やめろお前ら!」
クロノがタイヨウとカズマを仲裁していると、シオンとユイはクロノの肩に手を乗せる。
「名前はまだない・・・だけはやめてくれよ?」
「あれ作ったのクロノの所為だし、とんだ黒歴史だからね」
「・・・・・・」
シオンとユイのダメ押しにクロノは苦い表情をしている。
☆
クロノ側とユイ側のチーム名はとりあえず保留とし、いよいよ交流試合が始まった。
「「「「「「スタンドアップ・(ル・)ヴァンガード!!」」」」」」
交流試合に最初に選出されているメンバーは
「よ~し!僕もファイトだがー!」
始まったと同時にヴァンガ郎君が乱入してきた。
「ユイちゃん」
「はいはい、中に入ってるのは支部長だってわかってますから、私たちと一緒に支部長室に戻りましょうねー」
「お、おのれマモルきゅうううん!あいるびーばああああっく!!」
マモルの合図でユイを含んだスタッフたちがヴァンガ郎君(支部長)を退場させた。それを見ていたクロノとシオンは苦笑いを浮かべる。
「けど、悪いな。こっちまで来てもらって」
「いや、ここじゃないと、ダメなんだ」
「?」
シオンの含みのある言葉にクロノは理解することができなかった。そんな中リンとアンのファイトの中、マモルはこのファイトを見ており、リンはマモルに少し意識している。
(・・・ちっ・・・)
リンは調子が狂いながらも、心で舌打ちをし、ファイトに集中する。
「ストライドジェネレーション!!!
リンは
「
ブロークンハートのスキル。ダメージゾーンにカードが置かれるたび、ヴァンガードとこのユニットにパワープラス2000」
「という事は合計でパワープラス6000ですか・・・全力で守らなければ・・・」
アンはブロークンハートとアルティエルに警戒を強める。
「いけ、ブロークンハート!」
「シラユキのリミットブレイク!スキルでこのアタックフェイズ中、攻撃しているユニットのパワーマイナス20000!さらにインターセプト!」
「アルティエルでヴァンガードにアタック!」
「ノーガードです」
「トリプルドライブ!ファーストチェック、セカンドチェック、サードチェック、スタンドトリガー!効果は全てブロークンハートへ!」
「そんな!パワーとクリティカルが乗ったブロークンハートがスタンド⁉」
「ふふっ、ほらどうした?お楽しみはこれからだっつーの・・・!」
「きゃあああああああ!!?」
リンの威圧にアンがかなりびくびくしている。マモルはファイトを見守りながら笑みを浮かべてうんうんと頷いている。一方のタイヨウとアリスのファイトでは、タイヨウのターンで最後のリアガードの攻撃を仕掛けるところだ。
「ゴルボドゥクのブースト、ヘンリネスでヴァンガードにアタック!」
「ジェネレーションガード。炎翼剛獣ディナイアル・グリフォン。スキルで攻撃しているリアガードを退却」
「くっ・・・ターンエンドです」
タイヨウの攻撃を終え、今度はアリスのターンだ。
「ストライドジェネレーション!!!覇天皇竜ドラゴニック・オーバーロード"
アリスは覇天皇竜ドラゴニック・オーバーロード"
「
ラディエントのスキル!相手のグレード1以下のリアガードを退却!
アエトニキのスキル!ソウルに入れて2枚カウンターチャージ!
コンローのスキル!コンローを退却して、オーバーロード"
下準備を終え、いよいよアリスのアタックフェイズに入る。
「ドラゴニック・オーバーロード"
ナーデルのスキルで"
コンローのスキル!ダメージを2枚カウンタチャージ!
バーサークロードのスキル!グレード2以下のリアガードを退却!」
「ノーガードです」
「ツインドライブ、ファーストチェック、セカンドチェック、クリティカルトリガー!パワーはラディエント、クリティカルはヴァンガードに!」
タイヨウは"
「"
「そんな・・・ヴァンガードがスタンド⁉」
「わかってるとは思うけど、ヴァンガードが攻撃したら、バーサークロードがまたリアガードを退却させれる。そしてラディエントが攻撃したら、
「じゃあリアガードが退却させられたら、ラディエントは合計でパワープラス10000⁉」
「"
「か、完全ガード!」
優勢であったはずのタイヨウも、これによって一気に不利的状況に陥った。
「天音アリスさん・・・大会の出場経験はないみたいだけど・・・ファイターの腕としては本物・・・プロファイターにも匹敵するほどの実力を持ってるよ、彼女は」
「ああ、タイヨウがあんだけ苦戦してんだ。見ててわかる。頭のおかしい奴だけど、ファイターとしてはマジですげぇよ。さすが、ユイが選んだファイターだな」
2人はアリスのファイターとしての腕を高く評価している。一方でカズマとアンリのファイトはアンリのターンでストライドフェイズに入る。
「ストライドジェネレーション!!!征天覇竜ドラゴニック・ヴァンキッシャー"
アンリは征天覇竜ドラゴニック・ヴァンキッシャー"
「
(ちっ・・・ドロップゾーンにグレード1が1枚もねぇ・・・)
カズマが心の中で愚痴っていると、アンリが戦術を考えていることを無意識ながら口にしている。
「う~ん・・・ここはいつも通り、リアガードをコールして・・・いや、確実に全部退却させないと、追加ダメージが・・・やっぱり、こっちを・・・」
「あのさぁ、さっきから全部聞こえてるんけど。さっさとしてくんねぇかな?」
「えっ⁉あっ・・・ご、ごめん・・・」
アンリはリアガードをコールしないでバトルフェイズに入る。
「"
「何⁉完全ガード!」
"
「雷激発動!リアガードがいなければ、ヴァンガードに1ダメージ!」
"
「マジかよ・・・」
「ガード!」
カズマは2体のソードブレイカーでガードをする。
「・・・ふっ、ありがとな。これで
「あっ!ドロップゾーンのグレード1の数よって発動する、シャドウパラディンの
「つーことで、
カズマは
「
「・・・っ!リアガードを全部退却させたのに・・・あっという間に、4体も揃えてきた・・・」
「いっくぜぇ!!オラオラオラァ!!」
「ああぁぁ⁉」
カズマの形勢逆転にアンリは戸惑いを見せている。
「ユイのチームもそうだけど、お前んとこもおもしろいチームだな」
「お褒めに預かり光栄です」
「あのメンバーをまとめてんだろ?お前すげぇよ」
「そっちはどうやら、手を焼いてるみたいだね?」
「しょうがねぇだろ?まとめ役って柄じゃないんだから」
「でも、このチームで
シオンはクロノに顔を向ける。
「うちは
「俺だって負けるつもりでチームなんか作らねぇよ。強くなりたいんだ・・・もっともっと・・・ヴァンガードで・・・」
クロノの胸に秘めた思いを聞いた後、シオンはカズマに視線を向ける。
「東海林カズマ君・・・彼も特に今まで大会実績とかないみたいだけど・・・見どころがあるってことかい?」
「さあなぁ・・・俺にも正直わかんねぇ。でも感じたんだ、何か・・・」
「それは確かに気になるな。クロノにそんな風に言わせるなんて・・・」
クロノとシオンがカズマの話をしている間にリンとアンのファイトが終わったようだ。
「はぁ・・・クロノ君、シオン君、こっちは終了です」
「さてと、じゃあ僕たちも・・・」
「ああ!」
クロノとシオンは空いたファイトテーブルに移動し、ファイトの準備を進める。お互いに準備を終えたシオンとクロノの表情は嬉々とした表情をしている。
「「スタンドアップ・(ザ・)ヴァンガード!!」」
「クロノ・ドラン・G!」
「錬磨の騎士アレクトス!」
クロノ・ドラン・G PW5000
錬磨の騎士アレクトス PW5000
「俺の先攻だ!ドロー!ライド!クロノエトス・ジャッカル!ドラン・Gは移動!ターンエンド!」
クロノエトス・ジャッカル PW7000
R クロノエトス R
ドラン・G R R クロノの手札5枚 山札43枚
「僕のターン!ドロー!ライド!逆風の騎士セリム!アレクトスは移動!夢の運び手べレヌスをコール!」
逆風の騎士セリム PW7000
夢の運び手べレヌス(☆) PW4000
アレクトス セリム R
べレヌス R R
「べレヌスのブースト、アレクトスでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『
「セリムでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!」
「ドライブチェック『青天の騎士アルトマイル』」
「ダメージチェック『スチームテイマーアルカ』」
「ターンエンド!」
PW9000➡PW7000+SH10000=17000
PW7000➡PW7000 シオンの手札5枚 山札42枚 クロノのダメージ1枚
「俺のターン!スタンド&ドロー!ライド!クロノビート・バッファロー!
ルガル・ウレ クロノビート R
ドラン・G R R
「ドラン・Gのブースト、ルガル・ウレでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『ナイト・オブ・フラッシュ(☆)』」
「クロノビートでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!」
「ドライブチェック『クロノクロウ・モンキー』」
「ダメージチェック『グライディング・イーグル(引)』ドロートリガー!パワーはヴァンガードに、1枚ドロー!」
「ターンエンド!」
PW14000➡PW7000+SH10000=17000
PW9000➡PW7000(+5000) クロノの手札4枚 山札40枚 シオンのダメージ1枚
「僕のターン!スタンド&ドロー!ライド!反攻の騎士スレイマン!スレイマンをコール!」
反攻の騎士スレイマン PW9000
アレクトス スレイマン スレイマン
べレヌス R R
「べレヌスのブースト、アレクトスでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!ダメージチェック『クロノチャージ・ユニコーン』」
「リアガードのスレイマンでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『クロノドーズ・シープ(引)』」
「スレイマンでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!」
「ドライブチェック『痛撃の騎士グルギデス(☆)』ゲット、クリティカルトリガー!効果は全てヴァンガードに!」
「ダメージチェック『クロノファング・タイガー・G』『クロノセラピー・ハムスター(治)』ヒールトリガー!ダメージ1回復!パワーはヴァンガードに!」
「ターンエンド!」
PW9000➡PW9000
PW9000➡PW9000+SH5000=14000
PW9000(+5000)➡PW9000(+5000) シオンの手札5枚 山札38枚 クロノのダメージ3枚
「俺のターン!スタンド&ドロー!切り開け!新たなる世界!クロノジェット・ドラゴン・G!!」
クロノジェット・ドラゴン・G PW11000
「クロノクロウ・モンキーをコール!」
クロノクロウ・モンキー PW9000
ルガル・ウレ クロノジェット・G クロノクロウ
ドラン・G R R
「クロノクロウでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『飛燕の騎士クロウス』」
「クロノジェット・Gでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!」
「ツインドライブ『クロノエトス・ジャッカル』『クロノボレー・ラビット(☆)』クリティカルトリガー!パワーはルガル・ウレに、クリティカルはヴァンガードに!」
クロノジェット・Gはスレイマン(シオン)に近づき、渾身の蹴りを入れる。
「ダメージチェック『月柱の騎士シシルス』『厳戒の騎士レギウス』」
「ドラン・Gのブースト、ルガル・ウレでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!ダメージチェック『グライディング・イーグル(引)』ドロートリガー!パワーはヴァンガードに、1枚ドロー!」
「ターンエンド!」
PW9000➡PW9000+SH5000=14000
PW11000➡PW9000
PW19000➡PW9000(+5000) クロノの手札4枚 山札34枚 シオンのダメージ4枚
2人がファイトをやっている間にファイトが終わった組はホワイトボードの前でシオンとクロノのファイトを観戦している。そこに、支部長を支部長室に戻してきたユイが戻ってくる。
「ただいまー。お、クロノとシオンのファイトが始まってる。今どんな状況?」
「おかえりなさい、ユイちゃん。今、クロノ君が5ターン目でクロノジェット・Gにライド、3ダメージ与えて終了しました。次はシオン君のストライドです」
「ダメージ3対4・・・シオン君が押されてる?」
「いや、勝負はこれからだよ」
「僕のターン!スタンド&ドロー!君臨せよ!我が新たなる剣!天命の騎士アルトマイル!!」
天命の騎士アルトマイル PW11000
(今まで何度もファイトしてきたけど・・・こんな顔をしたシオン君・・・1度も見たことがない・・・)
アンリはシオンのこれまでで1番嬉々としている表情を見て驚いている。
「ストライドジェネレーション!!!伝承の聖騎士セルフェス!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『青天の騎士アルトマイル』グレード3
伝承の聖騎士セルフェス PW26000 ハーツ『天命の騎士アルトマイル』
「
スカウティング・オウル PW7000
べレヌス セルフェス スレイマン
アレクトス R スカウティング
「アレクトスのブースト、べレヌスでルガル・ウレにアタック!」
「インターセプト!『クロノクロウ・モンキー』」
「セルフェスでヴァンガードにアタック!
べレヌスのスキルで、ヴァンガードがアルトマイルのためソウルへ!1枚ドロー!パワープラス5000!
セルフェスのスキル!ソウルブラスト『夢の運び手べレヌス(☆)』手札から好きな枚数を裏でバインド!スレイマンにパワープラス5000!」
シオンがバインドしたのは4枚、つまり手札全部だ。
「⁉手札を全部バインド⁉」
「いや、それでいいんだ。まぁ見てて」
「ノーガード」
「トリプルドライブ『要撃の騎士レドン』セカンドチェック『天命の騎士アルトマイル』サードチェック『ヒーリング・ペガサス(治)』ゲット、ヒールトリガー!ダメージを1回復、パワーはスレイマンに!」
聖馬にまたがっているセルフェス(シオン)はクロノジェット・Gに向けて走り出し、剣を一刺ししてクロノジェット・Gを貫く。
「ダメージチェック『スチームスカラージジ』」
「スレイマンでヴァンガードにアタック!スレイマンの
スレイマンの
エスコート・イーグル PW9000
「ノーガード。ダメージチェック『ドキドキ・ワーカー(☆)』クリティカルトリガー!効果は全部ルガル・ウレに!」
「エスコート・イーグルでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『クロノエトス・ジャッカル』」
「ターン終了時、バインドしたカードを手札に戻す」
PW9000➡PW9000+SH5000=14000
PW26000➡PW11000
PW33000➡PW11000
PW11000➡PW11000+SH5000=16000 シオンの手札6枚 山札28枚 クロノのダメージ5枚
「
「・・・計算したうえでってことか。やるね」
「さすがだ、シオン君!」
「クロノさん、がんばってください!」
「俺のターン!スタンド&ドロー!ストライドジェネレーション!!!
ジェネレーションゾーン コスト『クロノジェット・ドラゴン』グレード3
「
クロノジェット・ドラゴン PW11000
「スプリット・ペガサスのスキル!ハーツが十二支刻獣なら、カウンターブラスト、Gゾーンのスプリット・ペガサスを表に!クロノジェットを山札の下に戻し、グレードマイナス1の十二支刻獣をスペリオルコール!ルガル・ウレを2体スペリオルコール!
Gゾーンのスプリット・ペガサスのスキル!Gゾーンのスプリット・ペガサスの枚数分、前列の十二支刻獣にパワープラス1000!」
ルガル・ウレ スプリット ルガル・ウレ
ドラン・G R R
「ドラン・Gのブースト、ルガル・ウレでスレイマンにアタック!」
「ノーガード!」
「右のルガル・ウレでエスコートにアタック!」
「ガード!『要撃の騎士レドン』」
「スプリット・ペガサスでヴァンガードにアタックだ!」
「ジェネレーションガード!!神聖竜レーザーガード・ドラゴン!!」
ジェネレーションゾーン コスト『ヒーリング・ペガサス(治)』
神聖竜レーザーガード・ドラゴン SH15000
「レーザーガードのスキル!グレード2のリアガードがいるので、シールドプラス5000!さらにガード!『痛撃の騎士グルギデス(☆)』」
スプリットの装備されているレーザー砲をアルトマイル(シオン)目掛けて放ったが、レーザーガードとグルギデスがレーザーを防ぎきる。
「トリプルドライブ『スチームブレス・ドラゴン』『クロノジェット・ドラゴン・G』十二支刻獣のグレード3をゲット!ルガル・ウレの
「アタックを終えたルガル・ウレが、
「これであと2回攻撃できます」
「・・・やるじゃねぇか」
「サードチェック『クロノセラピー・ハムスター(治)』ヒールトリガー!ダメージ1回復、パワーは左のクロノジェット・Gへ!左のクロノジェット・Gでヴァンガードにアタック!いっけええええ!!」
「エスコート・イーグルでインターセプト!
「右のクロノジェット・Gでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『月柱の騎士シシルス』」
「ターンエンド!
PW15000➡PW9000
PW10000➡PW9000+SH5000=14000
PW27000➡PW11000+SH30000=41000
PW17000➡PW11000+SH10000=21000
PW12000➡PW11000+SH5000=16000 クロノの手札6枚 山札26枚 シオンのダメージ3(裏1枚)
「シオンもそうだけど、クロノもすごいよね。攻撃が終わったリアガードを
「なのにノーダメージかよ・・・」
(いつか俺も・・・シオン君にあんな顔をさせられるようになりたい・・・)
「スタンド&ドロー!天命の騎士アルトマイルのスキル!手札から1体スペリオルコール!天命の騎士アルトマイル!パワープラス4000!ストライド・ザ・ジェネレーション!!!神聖竜ブレイブランサー・ドラゴン!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『月柱の騎士シシルス』グレード1+2
神聖竜ブレイブランサー・ドラゴン PW26000 ハーツ『天命の騎士アルトマイル』
「
厳戒の騎士レギウス PW6000
「完全ガードのレギウスまでコール?手札を使い切った・・・ここで全力の勝負に出るつもりなのか・・・シオン君?」
アルトマイル ブレイブランサー レギウス
アレクトス R スカウティング
「レギウスで、左のルガル・ウレにアタック!
ブレイブランサー・ドラゴンの
「ノーガード!」
「天命の騎士アルトマイルで右のルガル・ウレだ!ブレイブランサーの
「ノーガード!」
「ブレイブランサー・ドラゴンでヴァンガードにアタック!
さらに
要撃の騎士レドン PW9000
「さらに、コールした枚数だけ手札を捨てる・・・が、手札がないので捨てるカードがない」
「!!」
「実質ノーコスト・・・だと・・・?」
「もしかして、手札を全部使い切ったのは、作戦のうち・・・?」
「これであと2回攻撃できる・・・シオンさんも怒涛の5回連続アタックです」
「レドンの
もう1体のレドンのスキル!パワープラス3000!
さらに
「完全ガード!『スチームテイマーアルカ』(コスト『クロノジェット・ドラゴン・G』)」
ブレイブランサーはクロノジェット・G目掛けてランスを突き刺し、貫こうとしたが、アルカによって寄れは防がれてしまう。
「トリプルドライブ『青天の騎士アルトマイル』『青天の騎士アルトマイル』『夢の運び手べレヌス(☆)』ゲット、クリティカルトリガー!効果は全て右のレドンへ!スカウティング・オウルのブースト、右のレドンでヴァンガードにアタック!
ブレイブランサーの
「ジェネレーションガード!!ハイブロースチームアルリム!!」
ジェネレーションゾーン コスト『クロノセラピー・ハムスター(治)』
ハイブロースチームアルリム SH15000
「スキルによって、ドロップゾーンのクロノジェットと、クロノジェット・Gを山札の下に送り、シールドプラス15000!」
「アレクトスのブースト、左のレドンでヴァンガードにアタック!
ブレイブランサーの
「ノーガード!ダメージチェック『クロノビート・バッファロー』」
「ターンエンド!」
PW13000➡PW9000
PW18000➡PW9000
PW35000➡PW11000(完全ガード)
PW30000➡PW11000+SH30000=41000
PW23000➡PW11000 シオンの手札3枚 山札21枚 クロノのダメージ5枚
「ブレイブランサーのスキルでユニットをスペリオルコール・・・手札を使わずに、攻撃回数だけ増やしやがった・・・」
「ブレイブランサーと呼びだしたレドンのスキルで怒涛のパワーアップ・・・でも、クロノ君はそれを防ぎきりました!」
「シオン君・・・このターンにかけて、何もかも全部使い切ってたのに・・・凌がれるなんて・・・」
「どうですか?これがクロノさんです!」
カズマはクロノとシオンのファイトをじっと見つめている。
「Gゾーンのスプリット・ペガサスのスキル!表のスプリットペガサスの枚数分、前列の十二支刻獣のパワープラス1000!」
「今、クロノさんのGゾーンには表のスプリット・ペガサスが2枚!」
「・・・てっ、あのデッキ!ほとんど十二支刻獣なんじゃあ・・・」
「となると、前列のユニットは常にパワープラス2000という事ですね」
「ストライドジェネレーション!!!時空竜クロスオーバー・ドラゴン!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『スチームブレス・ドラゴン』グレード1+2
時空竜クロスオーバー・ドラゴン PW26000 ハーツ『クロノジェット・ドラゴン・G』
「
ドロップゾーンのアルカの
バインドしたカード 『スチームテイマーアルカ』『クロノドーズ・シープ(引)』
「ああっ!完全ガードが手札に・・・!」
「クロスオーバー・ドラゴンの
クロノジェットかクロノジェット・Gのアタックが相手ヴァンガードにヒットした時、コストを払い、ヴァンガードをスタンドできる!」
「ヴァンガードがスタンド⁉」
「すごい・・・クロノジェット・ドラゴンが揃い踏みだ!」
「コール!クロノエトス・ジャッカル!」
クロノジェット クロスオーバー クロノジェット・G
クロノエトス R クロノエトス
「クロスオーバー・ドラゴンでヴァンガードにアタックだ!」
「ノーガード!」
「トリプルドライブ『スチームブレス・ドラゴン』『クロノクロウ・モンキー』『クロノボレー・ラビット(☆)』クリティカルトリガー!パワーはクロノジェット・Gに、クリティカルはクロスオーバーに!!」
クロスオーバーはアルトマイル(シオン)に向けて時空砲を向けて、強力な1撃を発射させる。時空砲を喰らったアルトマイル(シオン)は少し怯む。
「ダメージチェック『厳戒の騎士レギウス』『反攻の騎士スレイマン』」
「ダメージ5・・・」
「クロノエトスのブースト、クロノジェットでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『夢の運び手べレヌス(☆)』」
「まだだ!クロノエトスのブースト、クロノジェット・Gでヴァンガードにアタック!」
「スカウティング・オウルの
「ターンエンド!左のクロノエトスは山札の下に、バインドゾーンのドラン・Gをコール!」
PW26000➡PW11000
PW18000➡PW11000+SH10000=21000
PW23000➡PW11000+SH15000=26000 クロノの手札6枚 山札19枚 シオンのダメージ5枚(裏2枚)
「後列からガードだと⁉」
「防がれた!」
「やったやった!」
「どちらかでも通れば決められたのに・・・おしかったです。前のターン、完全ガードのユニットまでコールしたのには驚きましたけど・・・ちゃんと守りも固めてたんですね、シオン君」
「盤面にはまだ後列からガード可能なスカウティング・オウルが残っている。前のターン、トリプルドライブでストライドのコストも確保している」
「で、でも!クロノさんだって、手札に戻した完全ガードがあります!守りは固い!」
「ああ、そうだった・・・」
「このファイト、まだまだ面白くなるね」
「いったい・・・どっちが・・・?」
一同はファイトの行方を見守るのであった。
(やはり・・・
(ああ、そうだ!やっぱり俺のライバルは、お前しかいねぇ、シオン!)
クロノとシオンはファイトを行いながら嬉々とした笑みを浮かべている。
(つーん、男同士で盛り上がちゃって・・・いいなぁ。私のライバルは・・・)
ユイは2人のファイトを見守りながら2人を羨ましがっている。
「・・・・・・」
カズマは2人のファイトを見て、ある人物を思い出す。何度やっても勝てなかった相手に。
「僕のターン!スタンド&ドロー!アルトマイルのスキル!手札から青天の騎士アルトマイルをスペリオルコール!パワープラス4000!」
青天の騎士アルトマイル PW11000
「ストライド・ザ・ジェネレーション!!!神聖竜ブレイブランサー・ドラゴン!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『青天の騎士アルトマイル』グレード3
「
セリムの
レドンの
レドン ブレイブランサー アルトマイル
アレクトス スカウティング セリム
「アレクトスのブースト、レドンでヴァンガードにアタック!
ブレイブランサー・ドラゴンの
「ガード!『クロノボレー・ラビット(☆)』『クロノクロウ・モンキー』」
「アルトマイルでヴァンガードにアタック!
ブレイブランサー・ドラゴンの
「ガード!『クロノボレー・ラビット(☆)』」
「スカウティング・オウルのブースト、ブレイブランサーでヴァンガードにアタック!
さらにブレイブランサーのスキル!山札から、スカウティング・オウル、エスコート・イーグル、飛燕の騎士クロウスをスペリオルコール!」
飛燕の騎士クロウス PW9000
「クロウスの
「完全ガード!『スチームテイマーアルカ』(コスト『スチームブレス・ドラゴン』)」
ブレイブランサーは再びクロノジェット・Gをランスで貫こうとするが、またしてもアルカによって防がれる。
「トリプルドライブ『ヒーリング・ペガサス(治)』ゲット、ヒールトリガー!ダメージを1回復、パワーはエスコートに!セカンドチェック『逆風の騎士セリム』サードチェック『痛撃の騎士グルギデス(☆)』クリティカルトリガー!効果は全てエスコートに!セリムのブースト、クロウスでヴァンガードにアタック!」
「くっ・・・ノーガードだ!」
クロノはクロウスの攻撃を受けて6ダメージ目に入る。ダメージで出てきたのはヒールトリガーではなかった。
PW21000➡PW11000+SH15000=26000
PW18000➡PW11000+SH10000=21000
PW36000➡PW11000(完全ガード)
PW21000➡PW11000
ダメージチェック『
クロノのダメージ6枚 シオンのダメージ4枚 勝者シオン
「今回は僕の勝ちだね」
「くっそ~、あとちょいだったのに・・・」
「やったね、シオン君!」
「クロノさん、負けちゃいましたけど、いいファイトでした!」
クロノとシオンはいいファイトを繰り広げたおかげか、いい笑みを浮かべている。
「よーし!1回戦が終わったから、第2回戦、いっときましょー!次は絶対にファイトする!」
「みなさん、それぞれくじを引いてください。同じ番号が書かれてるのが対戦相手で、赤印がご休憩ですからね」
こうして一同は交流試合を大いに楽しんだのである。
☆
数時間が経ち、交流試合を終え、のんびりしているものもおれば、今日のファイトを思い返している。
「はぁ~、本当にすごかったね~・・・」
「はい。お互いに一歩も譲らないあれらの展開・・・」
「あのファイトは今でも身に染みていますよ・・・」
「「「本当最高でしたよね(だったよ)!!」」」
ドラエン支部を眺めているクロノにシオンが近づく。
「やっぱり君だ、クロノ。楽しませてくれよ?ライバルとして!」
「ふっ、その言葉、そっくり返すぜ!」
シオンが差しだしてきた手をクロノは自分の手をパチンと当てる。
「いいよねー、男同士の友情はさ?女の子の私じゃ不服ですか?」
「あ、いや、そういう訳じゃなくてね・・・」
「置いてけぼりにされてる女子を、かわいそうだとは思わないの?」
「かわいそう?お前が?」
「・・・アリス、クロノ抑えてて。一発ぶん殴ってやるから」
「めんどい」
「やってくれたらうちの野菜をあげるから」
「よしわかった」
「お、おい!俺が悪かった!謝るからやめろ!」
「クロノは一言余計なんだよ・・・」
マモルと戻ってきた支部長は青春を謳歌しているファイターたちを見て笑みを浮かべている。
「いいねぇ~、青春だね~。今年の
こうして3チームを交えた交流試合は幕を閉じたのであった。
☆
交流試合が終了し、クロノ側のチームは帰路に沿って歩いている。
「本当にすごかったです!3人が繰り広げたファイト!僕ももっともっとがんばらなきゃって思いました!」
「そうだな、やっぱあいつらは強い。だからこそ負けらんねぇな!」
「福原高校ヴァンガード部とユイさんのチーム、強敵ですね!」
「ああ!」
クロノは笑みを浮かべて、夕焼けを見つめる。
(鬼丸カズミ・・・シオン・・・ユイ・・・負けられねぇ奴が増えたぜ・・・)
遅れて歩いているカズマはクロノの背中を見て、ある人物と重ねて見えた。立ち止まったカズマは、何とも言えない表情で、自分のデッキを見つめるのであった。
to be continued…
支部長「いや~、今日は楽しかったねぇ~!」
マモル「若い子たちが頑張っているのを見ると、負けずに頑張らなきゃって思いますね」
支部長「マモルきゅんだって、まだピッチピチじゃない」
マモル「はは、僕も彼らから見たらおじさんですよ」
支部長「おじさんには、おじさんの魅力が、あるんだよ?知りたい?」
マモル「結構です」
支部長「あがっ・・・」
マモル「それより昼間サボってた分、残業お願いします」
支部長「えぇ~?マモルきゅ~ん・・・鬼、鬼、鬼ぃ~・・・」
マモル「きゅん♪」
TURN126「開花する私の未来」