今回は原作通りのクロノとハイメのファイトなのですがファイト内容はヴァンガードとGユニット以外は結構異なっておりますのでご了承ください。
それではどうぞ!
朝の学校、ユイは猛ダッシュでクロノの教室に向かっている。理由はクロノが有名ファイター、ハイメ・アルカラスとファイトをするため、その真意を確かめるためだ。クロノ教室前に着くと・・・
バアアン!!
勢いよく教室のドアを開けた。
「「ユイちゃん⁉」」
「さ、佐倉⁉」
これにはトコハやクミ、クロノも驚く。
「新導君・・・ぜぇ・・・ハイメとファイトするって・・・ぜぇ・・・本当・・・?」
ユイは息を切らしながらクロノに近づく。
「お・・・おう・・・」
「何で⁉どうやってファイトの約束をしたの⁉羨ましすぎる!!」
「ゆ・・・ユイちゃん落ち着いて・・・」
興奮しすぎてるユイにちょっと引き気味のクロノとユイを落ち着かせるクミ。
「でも、気持ちはわかるな。だってあのハイメよ?この間兄さんだって!・・・新導!絶対に勝ちなさいよ!兄さんのリベンジなんだから!」
「何でそうなる・・・」
「後トコハちゃん・・・言ってることめちゃくちゃすぎ・・・」
トコハの無茶苦茶な発言にクロノはちょっと引いている。ユイはトコハにツッコミを入れる。
「ちょっとあんたのデッキ見せて!」
そう言ってトコハは机に置いてあるクロノのデッキを並べてみる。
「・・・改めて見ると・・・バランスいいのね、あんたのデッキ」
「そりゃどうも」
トコハはクロノのデッキを見ながら、クロノのファイトスタイルを分析する。ユイはクロノのGユニットを見てどれから先にストライドすべきか考える。
「攻撃の要はこれか・・・。だとするとこっちとこっちでアタックして、次のターンでストライドして・・・」
「う~ん・・・Gユニットはロストエイジでアタックし続けてそれから最後にラグナクロックでフィニッシュ。でもそれだと・・・あれ?」
「もう・・・2人とも・・・」
「僕なら、このカードを出すかな」
ユイが考えている戦法のGユニットの一つを第3者が手に持つ。シオンだ。
「あっ綺場君おはよー」
「・・・綺場シオン・・・」
「おはよう。ハイメ・アルカラスにファイトを申し込んだんだって?」
「みんな早耳だな」
ユイだけでなく、トコハやクミ、シオンなどがもう知っていたため多少ながらも驚いてるクロノ。
「誰だって、強い相手とファイトしてみたいからね。そのチャンスを掴んだ君が羨ましいんだよ。・・・よいファイトを!」
「ああ」
シオンはGユニットをクロノに返すとクロノはGユニット、ミステリーフレアドラゴンを見つめる。
「さて、僕らはそろそろ教室に戻ろうか。最初の授業は数学だよ」
「あのヒゲか~・・・。気が進まないな~・・・」
そう言ってシオンとユイは自分たちの教室に戻っていくのであった。
TURN12「クロノVSハイメ」
ドラゴン・エンパイア支部、ハイメとマモルはファイトのする場所を決めていた。
「ギアースは調整中でね、急な話だったから場所がなくて・・・。ここでいいだろうか?」
「申し分ないよ。少し、ギャラリーが増えそうなんだけど、賑やかになってもいいかな?」
「もちろん。あの年でトップファイターと戦う機会を設けるなんて、クロノ君には素晴らしい経験になるな。いったいどういう経緯なんだい?」
クロノの経緯を聞いてみるマモル。ハイメはこう答えた。
「ハートに来たのさ!」
「ほう・・・。新導クロノには相当評価しているようだな?ハイメ」
マモルとは別の第3者の声がする。そこにはキョウヤが立っていた。
「わお!キョウヤ!来てたんだ!」
「一条君?君もハイメのファイトを見に来たのかい?」
「それもあるが・・・新導クロノのあの強き波・・・それ自身を、この目で確かめに来た」
キョウヤはマモルとハイメに近づき、ハイメにファイト前にデッキの調整を協力することを言う。
「ハイメ。お前のデッキを少し見せてみろ。どんな戦法を立てればいいのか、参考程度だが俺が教えてやる。全力を出せるためにな」
「ハハ!全力を出せるようにか。OK!どうすればいいか、キョウヤなりに教えてくれ!」
「任せろ」
ハイメはキョウヤにデッキを貸し、キョウヤはデッキの特徴をキョウヤなりに分析する。
(一条君がここまでするなんて珍しいな。余程気になってるファイターってことかな?)
マモルは心の中でそう考える。
☆
それから数時間後、ハイメはファイト台に待機している。そこにはユイとトコハとクミ、ハイメが子供の頃世話になった孤児院の院長のエミリオと子供たちが集まっている。そこにカムイとトリニティドラゴンの3人も来る。
「お、トコハちゃんたちも来たな」
「はい!兄さんを負かした奴をボコボコにされるところを見に来ました♪」
「おい・・・」
「「あはは・・・」」
トコハの満面の笑みでえげつないことを言うトコハにカムイは苦い顔にユイとクミは苦笑いする。当然さっき発言した言葉は冗談である。
「冗談です。実際ボコボコにされちゃうのは新導の方だろうし」
「新導君・・・やっぱり勝てないかな?」
「格が違いすぎるからね。新導もタダで負けるような奴じゃないけど、やっぱ難しいかな。しかもアクアフォースのクランリーダーの一条さんの手も加えられてるからね」
トコハがクロノがハイメに負けると決めつけているとカムイが少し意義を唱える。
「決めつけるのは早いぜ。勝負なんてやってみなきゃわからない!」
「じゃあ私、あえて新導君に勝つ方を選びまーす!」
「一応聞くけど・・・何で新導に?」
「その方が面白いから!」
トコハはユイの考え方がだんだんと理解してきたようで、トコハはやれやれと首を振り、他のメンバーたちもユイの発言で一気に笑顔になっていく。その後にシオンもやってくる。そして少し待つといよいよ本命、新導クロノが登場した。
「はーい、アミーゴ!」
「ハイメ・・・」
クロノがファイト台に立つと子供たちが応援している。
「・・・楽しいね」
「え?」
「ヴァンガードがあって、戦う相手がいて、見てくれてる人たちがいる。これ以上楽しいことってあるかい?」
「・・・ああ、そうだな!」
ハイメの言葉に同意を見せながらやる気を出すクロノ。それとは別の場所、エレベーターから上がってきて、遠くからクロノとハイメのファイトを観戦する男がいる。その男は以前ユイとぶつかった男だ。クロノとハイメはファイトの準備をする。審判はキョウヤが担当する。
「先攻は新導クロノ、後攻はハイメ・アルカラス、フィールドはメガラニカにある海中遺跡だ。蒼き海が支配する、失われた古代文明の神殿跡となっている」
フィールド説明を終えるといよいよファイトが開始される。
「「スタンドアップ・ヴァンガード!!」」
「ガンナーギア・ドラコキッド!」
「士官候補生アンドレイ!」
ガンナーギア・ドラコキッド PW5000
士官候補生アンドレイ PW5000
「さあ、見せてくれアミーゴ!」
「いくぜ!ドロー!メーザーギア・ドラゴンにライド!ガンナーギアは移動!ターンエンドだ」
メーザーギア・ドラゴン PW8000
R メーザーギア R
R ガンナーギア R クロノの山札43枚
「俺のターン!ドロー!ケルピーライダーポロにライド!アンドレイは移動!ポロをコール!」
ケルピーライダーポロ PW8000
R ポロ ポロ
R アンドレイ R
「リアガードのポロでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!ダメージチェック『メーザーギア・ドラゴン』」
「アンドレイのブースト、ポロでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!」
「ドライブチェック『タイダル・アサルト』」
「ダメージチェック『スチームメイデン・ウルル(治)』ヒールトリガー!ダメージを回復してパワーヴァンガードに!」
「ターンエンド!」
PW8000➡PW8000
PW13000➡PW8000(+5000) ハイメの手札5枚 山札42枚 クロノのダメージ1枚
「俺のターン!ドロー!ライド!スモークギア・ドラゴン!機械仕掛けのギアタイガーをコール!」
スモークギア・ドラゴン PW10000
機械仕掛けのギアタイガー PW9000
R スモークギア ギアタイガー
R ガンナーギア R
「ギアタイガーでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!ダメージチェック『海域の守り手プラトン』」
「ガンナーギアのブースト、スモークギアでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!」
「ドライブチェック『スチームメイデンアルリム』」
「ダメージチェック『斬波刀の水将マックス』」
「ターンエンド!」
PW9000➡PW8000
PW15000➡PW8000 クロノの手札5枚 山札39枚 ハイメのダメージ2枚
「俺のターン!スタンド&ドロー!ケルピーライダーデニスにライド!ポロは後ろに移動!」
R デニス R
R アンドレイ ポロ
「アンドレイのブースト、デニスでヴァンガードにアタック!「ノーガード!」ドライブチェック『
「ダメージチェック『スチームブレス・ドラゴン』」
「ターンエンドだ」
PW15000➡PW10000 ハイメの手札6枚 山札38枚 クロノのダメージ2枚
「次が仕掛け時だな」
「ハイメのアクアフォースには強力な連続攻撃がありますからね」
「マモルさんがやられたやつか・・・」
ツネトの軽率な発言にトコハはトリニティドラゴンを睨み付け、それに怯えるトリニティドラゴン。
「それだけじゃないよ。ハイメのデッキはトコハちゃんが言ってたように一条さんの手も加えられてるから何とかして連続攻撃を仕掛けてくるかも・・・」
(さあ、君はどう出る?新導・・・)
ユイがさらに解説をして、シオンは次にどう出るか見定めている。
「俺のターン!スタンド&ドロー!(俺たちが掴んできたもの、今ここで見せてやろうぜ!)導くぜ未来!切り開け世界!ライド!クロノジェット・ドラゴン!!スチームメイデンエルルとスチームブレス・ドラゴン、スチームライダー ディズカルをコール!」
クロノジェット・ドラゴン PW11000
スチームメイデンエルル PW11000
スチームブレス・ドラゴン PW7000
スチームライダー ディズカル PW7000
エルル クロノジェット ギアタイガー
スチームブレス ガンナーギア ディズカル
「今これが俺の全力だ!スチームブレスのブースト、エルルでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『バブルバズーカ・ドラコキッド(☆)』」
「ディズカルのブースト、ギアタイガーでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『ジェットスキー・ライダー(☆)』」
「ガンナーギアのブースト、クロノジェットでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!」
「ツインドライブ『クロノジェット・ドラゴン』『スモークギア・ドラゴン』」
イメージ内でクロノジェットは渾身の蹴りをデニス(ハイメ)に向かって放った。
「ダメージチェック『タイダル・アサルト』」
「ターンエンドだ!」
PW18000➡PW10000+SH10000=20000
PW17000➡PW10000+SH10000=20000
PW16000➡PW10000 クロノの手札4枚 山札35枚 ハイメのダメージ3枚
「ハートに・・・来たーーー!!さっすがアミーゴと同じ名前のユニット!俺も全力で応えなくちゃね!」
「・・・サヴァスが来る!」
「さあ、これが俺の手にした力、俺を導いてくれた光だ!嵐を超える者サヴァスにライド!!」
嵐を超える者サヴァス PW11000
「ジェネレーションゾーン・・・解放!!!!」
ジェネレーション コスト『嵐を超える者サヴァス』グレード3
「進め!!我が導く運命の航路!!ストライド・・・ジェネレーション!!!!」
クロノの想いに全力に応えるため、イメージ内でランブロス(ハイメ)は時空から颯爽と現れる。
「天羅水将ランブロス!!!」
天羅水将ランブロス PW26000 ハーツ『嵐を超える者サヴァス』
「
タイダル・アサルト PW9000
R ランブロス タイダル
スタシア アンドレイ ポロ
「スタシアの
「何⁉」
スタシアの後列からアタックできるスキルに驚愕するクロノ。それは観戦側も同じことだ。キョウヤは静かに観戦しているが。
「後列からアタックって・・・そんなのありかよ⁉」
「こんなの兄さんの交流戦にはなかったわよ⁉」
「多分一条の奴がデッキに採用させたんだろうよ」
「・・・さすがアクアフォースのクランリーダーだ・・・。アクアフォースの特性を知り尽くしている・・・」
そう、このスタシアは本来ハイメのデッキには入っていなかったのだ。アクアフォースの連続攻撃を補うためにキョウヤがハイメのデッキに入れたものだ。
「いくよ、アミーゴ!後列のスタシアでギアタイガーにアタック!パワープラス3000!」
「くっ!ノーガードだ!」
「タイダル・アサルトでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!」
「タイダルのスキルでパワーマイナス5000してスタンド!ポロのブースト、タイダル・アサルトでエルルにアタック!」
「ノーガード!」
「アンドレイのブースト、ランブロスでヴァンガードにアタック!ランブロスのスキル!4回目以降のバトルなのでGゾーン裏ランブロスを表にして、ポロとタイダルをスタンド!」
ランブロスのスキルによってタイダルとポロがスタンドした。これは少し違うがマモルの交流戦で見せた技だ。しかしそれだけではない。
「サヴァスの
「くっ!ディズカルを退却!そして完全ガード!『スチームメイデンアルリム(コスト『スモークギア・ドラゴン』)」
ランブロス(ハイメ)は太刀筋で水龍を作り出し、その水龍はクロノジェットに向かったがアルリムによってそれを妨げた。
「トリプルドライブ『
「トリプルトリガー⁉しかもその内クリティカル2枚だなんて⁉」
ハイメのトリプルトリガーでクリティカルが2上がることに驚愕するユイ。
「タイダルでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード・・・。ダメージチェック『グリマーブレス・ドラゴン』『ドキドキ・ワーカー(☆)』クリティカルトリガー!効果は全部ヴァンガードに!サードチェック『スチームメイデンウルル(治)』ヒールトリガー!パワーをヴァンガードにあげて1枚回復!・・・ふぅ」
最後にヒールトリガーを引き、ダメージを4ダメージに抑えて安堵するクロノ。
「ターンエンド」
PW9000➡PW9000
PW9000➡PW11000
PW12000➡PW11000
PW31000➡PW11000(完全ガード)
PW27000➡PW11000(+10000) ハイメの手札5枚 山札33枚 クロノのダメージ4枚
「・・・俺の攻撃を読んでいたんだね?」
「スタンド&ドロー。お前のファイト・・・何度も何度も思い返してきたからな。さすがに後列のアタックは読めなかったけどな。アクアフォースの強さはリアガードをスタンドさせての連続攻撃」
クロノはハイメの交流戦のファイトを思い返し、アクアフォースのことを分析していたようで、その対策も万全のようだ。
「・・・だったら、その全てを吹き飛ばす!ジェネレーションゾーン解放!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『クロノジェット・ドラゴン』グレード3
「今こそ示せ!!我が真に望む世界を!!ストライド・・・ジェネレーション!!!!」
時空から超越したのは時の神、クロノスの名を持った時空の竜だった。
「時空竜クロノスコマンド・ドラゴン!!!」
時空竜クロノスコマンド・ドラゴン PW26000 ハーツ『クロノジェット・ドラゴン』
R クロノスコマンド R
スチームブレス ガンナーギア R
「ガンナーギアのブースト、クロノスコマンドでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!」
「トリプルドライブ『スチームバトラー マシュダ(☆)』クリティカルトリガー!効果は全部ヴァンガードに!『スチームメイデンエルル』『スチームメイデンアルリム』」
クロノスコマンドは詠唱を唱え、海のさらに上にサークルが現れ、サークルから光線が放たれ、それが海の中にいるサヴァス(ハイメ)に直撃した。
「くっ・・・!ダメージチェック『海域の守り手プラトン』『
「クロノスコマンドのスキル発動!カウンターブラスト(2)とソウルブラストして、相手リアガードをすべて山札の下に!全てを飲み込み、時空の彼方へ消し飛ばせ!!」
サヴァスの後ろから巨大な時空の穴が出現し、その穴がアンドレイ、ポロ、スタシア、タイダルが吸い込まれ、時空の彼方へと消えていった。
「リアガードを一掃する能力⁉ハイメの連続攻撃を対応するために・・・」
「さっすが新導君!」
「あいつ、やるじゃない!」
「へへ、伊達に毎日、俺たちとやってないぜ!その調子だ!クロノ!」
リアガードを退場する能力に驚愕するシオン。ユイとトコハとカムイはクロノに称賛の言葉を送る。
「これでターンエンドだ!」
PW31000(+5000)➡PW11000(+5000) クロノの手札5枚 山札28枚 ハイメのダメージ4枚
「スタンド&ドロー。・・・いい攻撃だ。アミーゴの情熱が伝わってくるよ・・・。でも!ストライドジェネレーション!!!天羅水将ランブロス!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『ケルピーライダーニッキー』グレード1+2
「マグナム・アサルト、ジェットスキー・ライダー、
ジェットスキー・ライダー(☆) PW5000
マグナム ランブロス サヴァス
マリカ R ジェットスキー
「リアガードがまだいたの⁉」
「手札に温存していたのか・・・!」
「これじゃあ、さっきと同じ・・・」
「あの連続攻撃が来ちゃうよ!!」
(それだけじゃない・・・。リアガードのパワーアップも狙ってくる!)
ハイメの連続攻撃が来ることにクロノも、歓声側も戦慄する。キョウヤはそれでも冷静さを失わない。
(さあ・・・新導クロノ・・・。お前はこの波にどう立ち向かう?)
「俺もずっと追いかけてきたんだ!君が今感じている、その熱さを!!マグナム・アサルトでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!ダメージチェック『スチームメイデンウルル(治)』ヒールトリガー!ダメージを回復してパワープラス5000!」
「マグナムの
「ノーガード!」
「ジェットスキーのブースト、サヴァスにヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!ダメージチェック『ラッキーポッド・ドラコキッド(引)』ドロートリガー!ヴァンガードにパワーを上げて1枚ドロー!」
「ランブロスでヴァンガードにアタック!サヴァスの
「くっ!スチームブレスを退却!」
「くそっ!粘れよ、クロノ!」
「行くぞ、アミーゴ!ランブロスのスキル発動!Gゾーン裏のランブロスを表にし、マグナムとサヴァスをパワープラス10000して、再びスタンド!」
マグナムとサヴァスがスタンドし、ランブロスが再び太刀筋で水龍を作り、クロノジェット目掛けて攻撃する。
「かっ・・・完全ガード!『スチームメイデンアルリム(コスト『スチームメイデンエルル』)」
その水龍はクロノジェットに当たることなくアルリムによってなんとかそれを防いでいる。
「トリプルドライブ『タイダル・アサルト』『ジェットスキーライダー(☆)』クリティカルトリガー!効果は全部サヴァスに!『バブルバズーカ・ドラコキッド(☆)』クリティカルトリガー!クリティカルはマグナムに、パワーはサヴァスに!サヴァスでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『スチームバトラー マシュダ(☆)』『ドキドキ・ワーカー(☆)』(このままじゃ勝てない・・・!嫌だ!俺はまだ掴んでない!初めて見つけたんだ・・・!俺を熱くするもの・・・ヴァンガード!!)」
「マグナムでヴァンガードにアタック!」
「ガ・・・ガードだ!『スチームメイデンウルル(治)』」
「ターン終了だ」
PW13000➡PW11000(+5000)
PW11000➡PW16000
PW16000➡PW16000(+5000)
PW26000➡PW21000(完全ガード)
PW26000➡PW21000+SH20000=36000
PW21000➡PW21000+SH10000=26000 ハイメの手札5枚 山札30枚 クロノのダメージ5枚(裏1枚)
「これで・・・ダメージ5・・・」
「手札は0枚・・・。新導君のターンでドローしてもストライド出きるかどうかも難しいね・・・」
クロノの手札は0枚・・・。クロノのターンでドローし、グレード3かスチーム・ブレスでストライドしない限り、状況を打破することは難しい状況にいた。
「スタンド&ドロー。・・・俺は諦めないぞ。知りたいんだ。俺の掴んだこの熱さは何なのか。・・・こいつが俺をどこへ連れていってくれるのか!!ジェネレーションゾーン・・・解放!!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『スチームブレス・ドラゴン』グレード1+2
「今こそ示せ!!我が真に望む世界を!!ストライド・・・ジェネレーション!!!!」
真に望む世界の為、その竜は時空を超越し現れた。
「時空竜ミステリーフレア・ドラゴン!!!!」
時空竜ミステリーフレア・ドラゴン PW26000 ハーツ『クロノジェット・ドラゴン』
「!!そういうことか!」
『?』
シオンが何かに気付き、他のメンバーは首を傾げる。
「ミステリーフレア・ドラゴンのスキル・・・攻撃がヒットした時、山札から4枚のカードを公開する。そのカードのグレードが全て異なっていれば、追加の1ターンを得ることができる!」
「⁉相手のターンをすっ飛ばして、もう1回最初から攻撃できんのか⁉」
「けど、4枚のカードのグレードが全部違うなんて・・・」
「そんな確率って相当低いよ⁉」
「そうだ。賭けなんだ、これは」
全てのグレードが異なるというのはそうそうにできることじゃない。クロノはミステリーフレアに全てを託したのだ。カムイはクロノが勝つと信じ、エールを送る。
「見せてやれクロノ!お前なら絶対、勝ちを掴めるはずだ!」
R ミステリーフレア R
R ガンナーギア R
「俺はこいつに全てを賭ける!俺は・・・俺の運命を信じる!!」
ハイメは自分の胸を抑え、そして・・・
「・・・ハートに来たーーーーーー!!アミーゴの心意気、俺も全力で受けて立つよ!俺の運命は、君の運命に打ち勝つ!必ず!」
クロノ想いに応えるべく、自分の全力を出す。ハイメは昔、1人ぼっちだった。そんなハイメに近づいたのが、エミリオだった。エミリオは笑顔でハイメに1枚のカードを渡す。それがサヴァス・・・。それがハイメがヴァンガードを始めるきっかけとなった記憶である。
「・・・君は、あの日の俺だ。さあ来いアミーゴ!俺たちの運命を決しようじゃないか!」
「ガンナーギアのブースト、ミステリーフレアでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『ジェットスキーライダー(☆)』『バブルバズーカ・ドラコキッド(☆)』『タイダル・アサルト』インターセプト!『マグナム・アサルト』超えて見せろ!アミーゴ!」
「トリプルドライブ『ラッキーポッド・ドラコキッド(引)』ドロートリガー!ヴァンガードにパワーを上げて1枚ドロー!『メーザーギア・ドラゴン』『ラッキーポッド・ドラコキッド(引)』ドロートリガー!ヴァンガードにパワーを上げて1枚ドロー!」
ミステリーフレアのパワーは合計で41000。サヴァスのシールド値は41000。つまりは攻撃がヒットされることとなる。ミステリーフレアが放ったレーザーがジェットスキー、バブルバズーカ、マグナム、タイダルを巻き込み、サヴァスに直撃した。
「ダメージチェック『斬波刀の水将マックス』」
「ヒット!山札から4枚公開!グレードが全て異なれば・・・」
ヒットして山札を公開する。出てきたグレードは・・・
スモークギア・ドラゴン グレード2
ドキドキ・ワーカー グレード0
スチームライダー ディズカル グレード1
そして、最後に出てきたカードは・・・
「これが・・・俺の運命だーーー!!」
クロノジェット・ドラゴン グレード3
グレードが全て揃った・・・という事はもう一度クロノのターンとなる。全て揃ったことに歓声側は驚きを隠せなかった。キョウヤも驚きでこのファイトで初めて目を見開いた。
PW31000(+10000)➡PW11000+SH30000=41000 クロノの手札5枚 山札19枚 ハイメのダメージ5枚
「・・・俺のターンは終了!そしてもう一度俺のターンだ!スタンド&ドロー!」
R クロノジェット R
R ガンナーギア R
「時を超えて未来を掴め!ガンナーギアのブースト、クロノジェットドラゴンでヴァンガードにアタック!クロノジェットのGB【ジェネレーションブレイク】(2)!!クロノジェットにパワープラス5000!さらに、グレード1以上でガードできない!これが俺の望んだ世界だ!!」
クロノジェットは魂の一撃の蹴りをサヴァスに向かった放った。サヴァス(ハイメ)はその攻撃をもろに喰らった。
PW24000➡PW1100
ツインドライブ『クロノジェット・ドラゴン』『ドキドキ・ワーカー(☆)』
ダメージチェック『嵐を超える者サヴァス』
クロノのダメージ5枚 ハイメのダメージ6枚 勝者クロノ
「・・・確かに見せてもらったよ。君の情熱」
ハイメはクロノに手を差し出し、クロノはハイメと握手を交わす。
「ファイトは終了。勝者は新導クロノ」
「本当に・・・ハイメ・アルカラスに勝っちゃった・・・」
「すごい!すごかったよ~」
「やっぱあいつは俺が見込んだ男だぜ!」
トコハは信じられないといった顔をしており、クミは素直に感動しており、カムイはクロノを称賛する。
「ハイメ・・・負けちゃった・・・」
「勝つことがあれば負けることもある。これがヴァンガードさ」
「よ~し!じゃあみんな!今度は私と一緒にハイメの仇をとろうよ!!」
「うん!わかった!!」
「うおっ⁉佐倉テメェー!!」
「あはははは!」
ユイは子供たちを元気つけようとしている。それのとばっちりを受けるクロノとそれに笑うハイメ。
「アミーゴ、ファイカを」
「お、おう」
どうやらこのファイトはクエストらしく、クロノは自分のファイカを出し、ハイメはクロノのファイカにクエスト達成のサインする。これによってクロノのグレードは2に上がった。
「あああ・・・ハイメ・アルカラスのサイン~・・・。羨まち~・・・」
「そこかよ・・・」
ツネトはクロノがハイメのサインをもらうのに羨ましがっており、カムイはツッコミを入れる。
(どうして・・・あそこに立っているのが、僕じゃないんだ・・・。このままでは終わらせない。僕は必ず僕自身の勝利を掴んでみせる!)
シオンは心の中でそう誓いを立てるのであった。こうしてクロノとハイメのファイトはここで幕を閉じた。
☆
一方その頃、マモルとキョウヤは受付カウンターの前で今日のファイトのことを話し合っていた。
「今日のクロノ君とハイメのファイト、どうだった?一条君」
「素晴らしいの一言に限る。有給休暇をとった甲斐がある」
「それはよかった。でも、君がハイメのデッキに調整を加えるなんて、珍しいこともあったものだね」
「・・・何が言いたい」
「言葉通りさ。特に意味はないよ」
マモルとキョウヤがそんな会話をすると遠くから観戦していた男が通り過ぎようとしていた。キョウヤはそれを見逃さない。
「・・・一声も掛けないとは関心せんな。伊吹」
「え?伊吹君?」
男は立ち止まり、キョウヤとマモルの方を見る。ユイとぶつかった男の名は伊吹コウジ。普及協会で働く職員だ。
「お前がここに来るという事はハイメのファイトを?」
「ああ・・・」
「どこから聞きつけたんだい?相変わらず地獄耳だね」
伊吹もクロノとハイメのファイトを耳にし、今現在に至る。
「けど、あのハイメに勝つなんてね。知ってるかい?あれが噂のギアクロニクル使いの子だよ」
「運がよかっただけだ」
「まあね。でも、運も実力の内だろ?」
(伊吹や安城はそう言うが・・・俺にはとてもそうとは思えん・・・。新導クロノの情熱がさらなる強き波を呼んだというのか・・・?)
キョウヤがそんなことを考えていると伊吹はそのまま出口に向かう。
「ユナサン支部のみんなによろしく」
マモルがそう言うと伊吹は片手だけで返事をした。
「では安城、俺も失礼させていただく」
「そうか。メガラニカ支部のみんなにもよろしく」
「ああ」
キョウヤはドラゴン・エンパイア支部から出る。
(新導クロノ・・・。以前伊吹とファイトしたことがあると聞いたが、なぜあそこまでの執着を・・・?・・・そして、ユナイテッド・サンクチュアリ、通称ユナサン・・・。普及協会で働く伊吹がそこで身を置くには、何か訳があるはず・・・。いずれにせよ新導クロノ、そして佐倉ユイはそのユナサンの奴らと関わりを持つことになるだろう。・・・伊吹と関わっているならなおのこと・・・)
キョウヤはそのようなことを考えながら、メガラニカ支部のある地域に向かうのであった。
to be continued…
シオン「新導君やったね。まさかハイメに勝つなんて」
ユイ「だね。新導君の運がよかったのもあるけど、楽しいファイトだったね」
シオン「・・・でも、それでも勝ったのは事実だよ」
ユイ「およ?綺場君もしかして悔しいの?」
シオン「うん。正直、手放しでは喜べないね」
ユイ「そっか。でも、私はその悔しさがまた強くしていってるって信じてるよ」
TURN13「カードキャピタルの夜」