だいたい3話くらいしたら次の章に移りたいと思います。
それではどうぞ。
風来坊タケル
カードキャピタルとは別のカードショップでユイはショップ大会に参加していた。とはいってもこのショップ大会はクエストの一つで参加しただけでもポイントはもらえるという誰もがお得なショップ大会なのだ。ユイはそのショップ大会の決勝戦の終盤を迎えていた。
「リアガードがブーストしたグランギャロップでヴァンガードにアタック!グランギャロップの
「ノ・・・ノーガード・・・」
「トリプルドライブ!クリティカルトリガー!パワーはリアガードにクリティカルはグランギャロップに!」
「ダメージチェック・・・負けた・・・」
「勝負あり!勝者佐倉ユイ!」
カードショップのショップ大会はユイの優勝となり、ショップ大会は幕を閉じた。
TURN14「風来坊タケル」
カードショップの帰り道、ユイは自分のファイカを見ていた。
「やっぱり優勝者と参加賞じゃあもらえるポイントも違うんだ。おかげでポイントも溜まったし、お菓子ももらえたしね♪」
お菓子の袋を手に持ち、そのまま家に帰宅しようとすると前方の遠くから、人影が見えた。それも異常な姿で。
「えええ⁉何あれ⁉逆立ち⁉」
ユイの視線に映ったのは逆立ち歩きで汗だくになっている男であった。これにはユイも驚きで満ちていた。しかし男は限界がきてしまったのかそのまま倒れる。
「ええ⁉ちょっと⁉大丈夫ですか⁉」
ユイは倒れた男の安否を確認する。すると・・・
ぐううぅぅ・・・
「腹・・・へった・・・」
男はどうやら空腹で倒れてしまったらしい。
「お腹空いてるだけか・・・。でも食べ物っていわれても・・・」
ユイはショップ大会でもらったお菓子の袋をみつめる。
☆
男はユイが持っていたお菓子を全部平らげ、元気を取り戻した。
「いやあ、食った食った!おかげで助かった!かたじけない!」
「あはは・・・それはよかったです・・・」
ユイが持っていたお菓子は一日では食べきれないほどの量があったのだ。それを男はすべて食べきったのでユイは驚きつつ顔を引きつっていた。
「そういえば自己紹介がまだでしたね。私は佐倉ユイです。あなたは?」
「ユイ殿と申されるか。俺は馬場タケル。タケルと呼んでくれ。敬語も不要だ」
「そう?じゃあタケル、何で逆立ちでしかも空腹で倒れちゃったのかな?」
ユイは一番疑問に思っていることを男、馬場タケルに聞いてみた。
「俺は強くなるために全国を旅してまわっているのだが、修行の一環として逆立ち歩きと三日前から飯を食わずに水だけで過ごしていたのだが、空腹で倒れてしまうとは、我ながら情けない!くぅうう~っ!」
「そ・・・そうなんだ・・・(いや、それが普通だからっていうかよく頑張った方だと思うけども・・・)」
タケルは悔しさで拳を唸らせるが、さすがのユイもこういうケースは初めてなので心底呆れている。
「実は以前にも同じ修行に挑んだことがあるのだが・・・その時も失敗してな。やはりその時にも通りすがりの方に助けていただいたのだ」
(2回も同じことやったの⁉精神力半端ないなあ・・・)
2回も同じことをやってのけるタケルの精神力に逆に感心も抱くユイ。
「クロノ殿・・・元気にしておられるだろうか・・・」
「えっ⁉タケルって新導君に会った事あるの⁉」
「なんと⁉ユイ殿はクロノ殿を知っているのか⁉」
どうやらタケルは先日クロノに会ったことがあるようでタケルもユイも驚いていた。
「う・・・うん。一応友達だよ」
「なんと⁉ご友人だったとは!以前はクロノ殿に救われ、今度はその友人に救われるとは!世間は狭いものだな!はっはっはっは!」
タケルが言っていた先日の通りすがりとはクロノのことであったようだ。
「クロノ殿は良いファイターだった。そのクロノ殿の友人という事はユイ殿もファイターなのであろう?」
「そうだけど・・・もしかして修行ってヴァンガードの修行なの?」
「いかにも!」
ユイはこう思った。ヴァンガードと体力は全然関係ないのでは?っと。
「こうして出会えたのは何かの縁だ。ぜひともユイ殿と手合わせを願いたい!」
近い言葉で言うならタケルはユイにファイトの申し込みをしているのだ。ユイの答えは当然決まっている。
「ファイトを挑まれたらそれに応えるのがファイターだよ!もちろん受けて立つよ!」
「おお、そうか!ではさっそく・・・」
ぐううぅぅ~
ファイトの準備と思ったらユイのお腹がなりはじめた。
「・・・お腹すいちゃった」
ぐううぅぅ~
タケルのお腹もなった。
「・・・腹減った・・・」
「あれだけ食べておいてまだ食べるの⁉」
☆
ユイとタケルはショップ大会が開かれたカードショップに赴く。このカードショップではカードだけでなく、一階で食べ物なども提供しているのだ。飲食コーナーで2人はそれぞれ好きな食べ物を注文し、それを食べ終えていた。
「またもやユイ殿に食べ物を恵んでくれるとは、かたじけない!」
「はは、いいよいいよ。腹がへっては戦はできないっていうでしょ?」
お腹も満たされたところで2人は2階のファイトコーナーに向かい、ファイトの準備を進めた。
「準備はよいか?ユイ殿」
「いつでもいいよ!」
ファイトの準備が終えたところで2人はファイトを開始する。
「「スタンドアップ・ヴァンガード!!」」
「
「伏竜の
伏竜の抹消者リンチュウ PW5000
「!なるかみか・・・。厄介なクランがでてきたね」
タケルの使用クランはなるかみ。かげろうと同じく退却能力を持っているため、リアガードを場に残すクランにとっては苦戦を強いられることになる。
「まずは俺のターンだ!ドロー!突撃の
突撃の
R サイケイ R
R リンチュウ R タケルの手札5枚 山札43枚
「私のターン!ドロー!ライド!
宇宙勇機グランポリス PW8000
R グランポリス R
グランシード R R
「グランポリスでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!」
「ドライブチェック『
PW8000➡PW7000 ユイの手札6枚 山札42枚 タケルのダメージ1枚
「俺のターン!ドロー!両刀の
両刀の抹消者コエンシャク PW9000
R コエンシャク R
R リンチュウ R
「リンチュウのブースト、コエンシャクでヴァンガードにアタック!「・・・ノーガード」ドライブチェック『
「ダメージチェック『
「リンチュウのスキル!カウンターブラスト(
イメージ内でグランシードの頭上に雷鳴が鳴り響き、雷がグランシードに直撃した。
「くっ!」
「俺のターンは終了だ!」
PW14000➡PW8000 タケルの手札6枚 山札40枚 ユイのダメージ1枚
「まだまだぁ!スタンド&ドロー!ライド!
ディガリオン ディガリオン ディガリオン
R R R
「右のディガリオンでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『
「左のディガリオンでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!ダメージチェック『
「ヴァンガードのディガリオンでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!」
「ドライブチェック『
PW10000➡PW9000+SH5000=14000
PW10000➡PW9000
PW10000➡PW9000(+5000) ユイの手札5枚 山札39枚 タケルのダメージ3枚(裏1枚)
「俺のターン!スタンド&ドロー!ゆくぞ!ライド!
エッグヘルムにはリミットブレイクを解除する能力を持っている。つまりダメージが3枚でもリミットブレイクは使用可能なのだ。
「ガントレッドバスターのスキル!カウンターブラスト(2で
「・・・右のディガリオンを退却」
「ガントレッドバスター・ドラゴンのリミットブレイク!!相手リアガードがドロップゾーンに送られたとき、ガントレッドバスターのパワー、プラス3000とクリティカルプラス1だ!!」
スパークレイン ガントレッドバスター R
R エッグヘルム R
「スパークレインでヴァンガードにアタック!スパークレインのスキル!
「インターセプト!『
「エッグヘルムのブースト、ガントレッドバスターでヴァンガードにアタックだ!」
「ノーガード!」
「ツインドライブ『マイティボルト・ドラグーン』『神槍の
「くぅぅ!ダメージチェック『
「ターンエンド!」
PW12000➡PW10000+SH5000=15000
PW20000➡PW10000(+5000) タケルの手札5枚 山札35枚 ユイのダメージ4枚
「スタンド&ドロー!強いなぁ。ぞくぞくするよ!でも、私だって!銀河の戦士よ、皆の夢を守るため、その力を解き放て!!ライド!
「ストライドジェネレーション!!!
ジェネレーションゾーン コスト『
「グランギャロップの
R エクスローグ グランバズーカ
R グランザイル R
「グランバズーカでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『
「グランザイルのブースト、エクスローグでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!」
「トリプルドライブ『
「ダメージチェック『ドラゴンダンサーアナスタシア』『突撃の
「グランギャロップのスキル発動!アタックがヒットしたためカウンターブラストして1枚ドロー!エクスローグのスキル!ヴァンガードのパワーが37000のアタックがヒットした時、1枚ドローして相手リアガードを退却してもらうよ!ピンポイント・バースト!!」
エクスローグは、ガントレッドバスターに剣を貫き、その後ろにいたエッグヘルムも貫いた。
「グランバズーカでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『神槍の
「追いついたよ!」
PW11000➡PW11000+SH5000=➡16000
PW37000➡PW11000
PW21000➡PW11000+SH20000=➡31000 ユイの手札7枚 山札30枚 タケルのダメージ5枚(裏3枚)
「まだまだファイトはこれからだ!スタンド&ドロー!ストライドジェネレーション!!!雷龍騎士ゾラス!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『マイティボルト・ドラグーン』グレード1+2
雷龍騎士ゾラス PW26000 ハーツ『
スパークレイン ゾラス R
R R R
「ゾラスでヴァンガードにアタックだ!」
「完全ガード!『宇宙勇機グランガード(コスト『
「くっ!ゾラスのスキルを発動させないつもりか!ならば、トリプルドライブ『
「ノーガード」
「ターンエンド!」
PW26000➡PW11000(完全ガード)
PW22000➡PW11000 タケルの手札6枚 山札29枚 ユイのダメージ4枚(裏1枚)
「私のターン!スタンド&ドロー!もう一度だ!ストライドジェネレーション!!!
ジェネレーションゾーン コスト『
「グランギャロップの
R エクスローグ R
R グランザイル R
「グランザイルのブースト、エクスローグでヴァンガードにアタック!」
「2度も同じ手は通用せんぞ!完全ガードだ!『ドラゴンダンサーアナスタシア(コスト『
エクスローグの勢いある剣はアナスタシアの持っていた雷を纏った布でそれを防いだ。
「やっぱりそう思う?トリプルドライブ『
PW37000➡PW11000(完全ガード) ユイの手札8枚 山札26枚 タケルのダメージ4枚(裏2枚)
「スタンド&ドロー!さすがはクロノ殿のご友人!やりおるな!俺も全力で応えねばならないな!」
タケルはユイの高い実力に敬意を表し、自分も全力で応える。
「ジェネレーションゾーン・・・解放!!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『
「刹那の出会い!!奇跡と変われ!!ストライドジェネレーション!!!!」
時空から現れし竜、天より雷鳴を纏う剣を持った竜は静かにグランギャロップを見つめる。
「征天覇竜コンクエスト・ドラゴン!!!!」
征天覇竜コンクエスト・ドラゴン PW26000 ハーツ『抹消者ガントレッドバスター・ドラゴン』
「コエンシャクとエッグヘルムをコール!コンクエストのスキル発動!Gゾーン裏のコンクエストを表にし、Gゾーンのカードが2枚以上なら相手前列のリアガードを退却してもらうのだがユイ殿の場にはリアガードがいない。しかし、相手の前列のリアガードサークルが空いてる分だけ、前列のリアガードにパワープラス5000!つまり俺の前列のリアガードのパワープラス10000だ!!迅雷、風烈、紫電一閃! ワン・ツー・サンダー!!」
「なっ⁉前列のリアガードが空いてる分だけパワーアップするなんて⁉」
コンクエストのスキルに困惑しながらも今は置かなくてよかったと思うユイ。
スパークレイン コンクエスト コエンシャク
エッグヘルム R R
「コエンシャクでヴァンガードにアタックだ!」
「ガード!『
「ならばコンクエストでヴァンガードにアタックだ!轟け、爆ぜよ、降り注げ! 猛き気高き稲妻! ボルケーノ・ボルト・ボルテージ!!」
コンクエストの持つ雷鳴の剣はグランギャロップに容赦なく振る舞う。
「・・・ノーガード」
「トリプルドライブ『
グランギャロップはコンクエストの剣を受け止めるが剣に纏っていた雷がグランギャロップに伝い、グランギャロップスキルはそれをもろに喰らってしまう。現実でもそれは響いているようだ。
「きゃあああああ!!くっ、ダメージチェック『
「これで終わりだ!エッグヘルムのブースト、スパークレインでヴァンガードにアタックだ!」
スパークレインが雷を纏い、グランギャロップ目掛けて突撃する。
「・・・まだ終わってたまるか!!完全ガード!『
スパークレインの突進はグランガードによってそれを阻止した。
「何⁉完全ガードが元から2枚あったというのか⁉くうぅぅ・・・ターンエンドだ」
PW19000➡PW11000+SH10000=21000
PW36000➡PW11000
PW44000➡PW11000(完全ガード) タケルの手札5枚 山札25枚 ユイのダメージ5枚
タケルはとどめをさしきれなかったことに悔しさを抱く。
(・・・終わらないとはいっても相手はダメージを回復してダメージは3点・・・クリティカルを2枚引かないと勝てない。・・・イチかバチかこれにかけてみるか)
ユイは相手のダメージを分析して1枚Gユニットに目が映る。
「・・・やっぱり楽しいな、ヴァンガードって。こうやってピンチになっても最後まで何が起こるかわからない。だからこそ、タケル!私はあなたに勝つ!!」
「・・・面白い!こい!ユイ殿!!」
ユイもタケルも熱い思いを胸に込め、全力で向かい合う。
「ジェネレーションゾーン・・・解放!!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『
「今こそ交われ!!二つの信ずる未来を!!ストライド・・・ジェネレーション!!!!」
そのバトロイドはエクスローグとは違い、鷹の顔を持ち、正義のために、悪を打つために、次元から現れた。
「
「グランギャロップの
グランバズーカ エクスファルコン グランファイヤー
R グランザイル グランワゴン
「グランバズーカでヴァンガードにアタック!」
「インターセプト!『
「グランワゴンのブースト、グランファイヤーでヴァンガードにアタック!グランファイヤーの
「ガード!『
「グランザイルのブースト、エクスファルコンでヴァンガードにアタック!レイカの与えたスキルでパワーが37000以上なら1枚ドロー!輝け!そして照らせ!胸に宿る正義の翼!インペリアル・セイバー!!」
(ヴァンガードのパワー42000とブーストで11000、合計で53000か。俺の手札でギリギリといったところか。一番に警戒すべきはエクスファルコンのスキルだ。しかし、後のことを考えれば・・・)
エクスファルコンのスキルを警戒してタケルがとった選択は・・・
「ノーガードだ!!こい!!」
「トリプルドライブ『
イメージ内でエクスファルコンの放った光の剣はガントレッドバスターに直撃し、ガントレッドバスターの意識は途切れかけていた。
「ぐおおおお!!4枚目で最後のヒールトリガーさえ出せば・・・。ダメージチェック『ドラゴンダンサーアナスタシア』『神槍の
「エクスファルコンのスキル!カウンターブラスト(2)と手札を1枚捨てて、相手リアガードをダメージゾーンの送る!そしてこのスキルはダメージ5枚でも有効となる!示せ!愚者の魂に安らぎを!ソウル・オブ・コンダクター!!」
エクスファルコンは手をかざし、光の羽を生成し、その羽をガントレッドバスターとエッグヘルムに放った。羽がガントレッドバスターとエッグヘルムを包み込み、ガントレッドバスターとエッグヘルムは静かに消えていった。
PW11000➡PW11000+SH5000=16000
PW16000➡PW11000+SH10000=21000
PW53000(+10000)➡PW11000
捨てたカード『
ユイのダメージ4枚 タケルのダメージ6枚 勝者ユイ
「はあ・・・はあ・・・、あ~ハラハラした~」
「・・・お見事」
タケルはユイに手を伸ばし、ユイもタケルの手を掴み互いに握手をした。
☆
ファイトしているうちに夕方になり、タケルと別れの時がやってきた。
「うまいものを恵んでもらい、最高のファイトができて、俺はうれしいぞユイ殿」
「うん!私もタケルと楽しいファイトができてうれしいよ!」
「ユイ殿も大会に参加なさるつもりなのであろう?もし、大会でユイ殿とあたったその時は、もう一度全力のファイトをしよう」
「もちろんだよ。手加減はしないからね!」
タケルとユイは握手を交わし、大会でファイトする時は、全力で応えることを誓い合う。
「それではユイ殿、しばしの別れだ!またどこかで会おう!」
「うん、じゃあね、タケル」
タケルはユイに挨拶をし、町から離れていった。
「・・・よーし!大会に参加できるよう、早くグレード3にならなくちゃ!」
ユイは改めて大会に参加するためにグレード3になることを目指す。まだ知らぬ強豪ファイターたちに出会うために。
to be continued…
ユイ「本当にいたんだって!逆立ちをして、歩く人が!」
トコハ「あはは、ユイちゃん夢でも見てたんじゃないの?そんな人、実際いないって」
ユイ「いや本当なんだってば!偶然とはいえそんな人が!実際に!いたんだってば!」
クミ「ユイちゃん、きっと疲れてるんだよ。ぐっすり眠ればきっと忘れるよ」
トコハ「クミちゃんの言う通り!だから帰ったらしっかり睡眠とりなよ?」
ユイ「・・・本当なんだってばーーーー!!」
TURN15「仮面ゴースト」