さて、次回でオリジナルステージも決着!果たしてどのような結果になるのでしょうか。
それではどうぞ!
「
相手ファイターのダメージは4、バインドゾーンの裏のカードは13枚、よって条件は十分だ。
「デリート・エンド」
「うぅ・・・こんなの反則だろ~・・・」
相手ファイターは特殊勝利の餌食になり、このスキルを嘆きながらドロップゾーンへと送られていく。
『チームヘヴィNEWパンクの黒峰イツキ絶好調!3日目に入って、その勢いはとどまることを知りみゃせん!』
イツキのファイダーからヤイバの通信が届き、通話に入るイツキ。
『やったな、イツキ!この調子でいけばサードステージは確実や!一緒に頑張ろうな!』
「・・・うん。頼りにさせてもらうで。そういえば、カエデは?」
『あいつならファイト中や。ま、問題ないやろ。と、言いたいんはそれだけや!じゃあ、また後でな!』
ヤイバとの通信が切れ、イツキは迷宮の天井を見上げる。
「・・・弱いな。我が同志はこんな弱き存在に敗れたというのか・・・」
イツキはそう一言呟く。イツキが発する口調は本来のイツキのものではなかった。イツキの右手にはめているグローブ越しに、心なしかリンクジョーカーのクランマークが輝いているように見えた。
TURN170「竜の咆哮」
小さき頃のアリスの記憶・・・これは、アリスがこれからヴァンガードを始める時の記憶。幼き頃のアリスの隣には他に、もう1人幼き少女がいた。
『私はーーーーが、オススメかな。とってもかわいいし、きれいだし、お似合いだと思うよ?』
『そう?でも似合わないかなぁ・・・。僕だったら・・・かげろうかな?だって、この竜、すごくかっこよくて、強そう。いつか、この竜みたいにたくましくなれたらなぁって意味を込めて、これにする』
その時、初めて手にし、生涯共にしようと考えていたカードがドラゴニック・ブレードマスターだった。
☆
火山迷宮エリアでは、ドリームハーツのアリスが昔のことを浸りながらファイダーの道標に従い、次なるファイターの元へと向かっている。
(・・・ずいぶん昔のことを思い出したなぁ。昨日の夢のこととはいえ、昔のことは振り返らない方だと自負してるんだけどなぁ・・・。それと・・・僕の隣にいた奴・・・あれは・・・誰だ?)
アリスは自分でもらしくないと考えながら、昔一緒にいた人物を思い返していたが、霧に靄がかかったかのように、その人物の顔を思い出せないでいた。
(・・・考えるだけ時間の無駄か。さっさとポイントを稼がないと)
時間の無駄だと割り切り、アリスは昔の記憶探りをやめ、今の状況を打破するためにポイント稼ぎに集中する。
☆
同じく火山迷宮エリアにいるストライダーズのクロノはファイダーの通信機能で別迷宮エリアにいるタイヨウと、ドロップゾーンにいるカズマと通話している。
「悪いカズマ。いろいろファイトしてきたが、ヒールトリガーは出てきちゃいねぇ」
『こっちもです。それに、残り時間のことを考えると・・・例え復活できたとしても、ファイトはできそうにないかもしれないですね・・・』
『なぁに、気にすんな。それよか、俺の方こそ悪かったな。息まいていておいて、負けちまって』
『大丈夫です!僕やクロノさんが、カズマさんの分までたくさんポイントを稼いできます!ね、クロノさん!』
「ああ!とりあえずは、今のポイントを維持しとかねぇとな。今ここで負けちまったら、後がねぇもんな」
『見てるだけってのは割に合わねぇが、ルールじゃしょうがねぇか。頼んだぜ、新導、タイヨウ』
「おう!任せとけ!」
通信が終わり、通話を切った後、腕を伸ばしてリラックスする。
「さて・・・と、早いとこポイントを稼がねぇとな・・・」
クロノがファイダーの道標に沿って歩こうとしたのもつかの間、クロノのファイダーにファイター接触、ファイト認証の文字が浮かび上がる。
「お!さっそくきたな!」
クロノが相手ファイターを探していると、その相手ファイターは岩陰から出てきた。
「ん?君って確か・・・カードキャピタル2号店でバイトしてた・・・名前は・・・」
「名前くらい覚えろよ・・・。新導クロノだ。つか、交流試合でも1回会ってるだろ、天音」
「あー・・・あーあー、言われてみれば・・・新導クロノね。はい、覚えた」
クロノの次の相手はアリスだった。お互いにファイトに移る前に、ファイダーから、クロノが持っていたクリティカルトリガーが反応し、クリティカルトリガーの発動の文字が現れる。
『おおっとぉ!ここでまたもやクリティカルトリガー発動されましたぁ!発信元は、チームストライダーズの新導クロノ!新導クロノの対戦相手となるのは、チームドリームハーツのルーキー、天音アリス!これで新導クロノが勝てば天音アリスの持っているポイントを半分獲得できます!逆に、敗北すれば自身のポイントが半分相手側に渡ります!』
『クリティカルトリガーはいわば諸刃の剣を具現化したようなアイテムだ。優勝を狙うのであれば、このくらいは乗り越えてもらわんとな』
クロノとアリスの間にファイト台が現れる。クロノとアリスはファイト台に自身のデッキを設置して、ファイトの準備を始める。
「お前とは1度ファイトしてみたいと思ってたんだ。なにせ、ユイが選ぶほどのファイターだからな。きっとすげぇファイトができるんだろうなぁ」
「ユイと同じで呑気な発言だね。自分が負けるなんて考えはないわけ?」
「そりゃ、お互い様だろ?俺だって、負けるつもりでファイトするつもりはねぇからな」
「ま、それもそうか。やるからには勝つ・・・それ以外の考えなんてないしね」
話しを進めている間に、ファイトの準備を終え、いつでもファイトできる状態になった。
「いくぜ」
「いつでもどうぞ」
お互いの持っている半分のポイントをかけ、ファイトがスタートされる。
「「スタンドアップ・(ル・)ヴァンガード!!」」
「クロノ・ドラン・G!」
「リザードヒーローアンドゥー!」
クロノ・ドラン・G PW5000
リザードヒーローアンドゥー PW5000
「僕の先攻だ。ドロー。ライド!ドラゴンナイトナーデル!アンドゥーは先駆で移動!ターンエンド!」
ドラゴンナイトナーデル PW7000
R ナーデル R
R R アンドゥー アリスの手札5枚 山札43枚
「俺のターンだ!ドロー!ライド!クロノエトス・ジャッカル!ドラン・Gは先駆で移動!」
クロノエトス・ジャッカル PW7000
R クロノエトス R
R ドラン・G R
「ドラン・Gのブースト、クロノエトスでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!」
「ドライブチェック『クロノジェット・ドラゴン』」
「ダメージチェック『インスパイアエール・ドラゴン(醒)』ちっ・・・スタンドトリガー。パワーはヴァンガードに」
「ターンエンドだ」
PW12000➡PW7000(+5000) クロノの手札6枚 山札42枚 アリスのダメージ1枚
「僕のターンだ。ドロー。ライド!ドラゴンナイトムブディ!バーサークロード・ドラゴンをコール!」
ドラゴンナイトムブディ PW9000
バーサークロード・ドラゴン PW9000
R ムブディ バーサークロード
R R アンドゥー
「ムブディでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!」
「ドライブチェック『ドラゴニック・ブレードマスター"紅焔"』」
「ダメージチェック『
「バーサークロードでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!ダメージチェック『
「ターンエンド」
PW9000➡PW9000
PW14000➡PW9000(+5000) アリスの手札5枚 山札40枚 クロノのダメージ2枚
「俺のターンだ!スタンド&ドロー!ライド!クロノビート・バッファロー!コール、クロノビート・バッファロー!」
クロノビート・バッファロー PW9000
クロノビート クロノビート R
R ドラン・G R
「リアガードのクロノビートでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『ドラゴンナイトターヘル』」
「ドラン・Gのブースト、ヴァンガードのクロノビートでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!」
「ドライブチェック『ドキドキ・ワーカー(☆)』クリティカルトリガー!効果は全部ヴァンガードに!」
「ダメージチェック『ドラゴンナイトシャクール』『ラーヴァフロウ・ドラゴン』
「ターンエンド!」
PW9000➡PW9000+SH5000=14000
PW14000➡PW9000 クロノの手札6枚 山札38枚 アリスのダメージ3枚
「ずいぶん気合が入ってるね。そんなに優勝したいか?」
「もちろんだ。俺にはまだまだ戦いたい奴がまだまだいるからな。だから俺はタイヨウやカズマと一緒に、サードステージに進む!」
「その戦いたい奴の中にうちの大将が入っていたりする?」
「ああ。ユイだけじゃねぇ。シオンやトコハ・・・それに鬼丸カズミ・・・」
「君って意外と欲張りだな。戦いたい奴とファイトできるだけでもいいのに、その上優勝なんてね・・・ま、僕も似たようなもんだけどね。新たなる焔の炎よ、敵を焼き尽くせ!ライド!ドラゴニック・ブレードマスター"紅焔"!!」
ドラゴニック・ブレードマスター"紅焔" PW11000
「悪いけど、優勝は譲れないんだよね。優勝して、そんでもって大将であるユイにリベンジして、頂点を極めたいのさ。なにせ、これまで戦って、何度戦っても唯一勝てなかった相手だから・・・?」
アリスはそこまで口にすると、自分の言ったことに疑問を抱く。
「唯一・・・勝てなかった・・・?事実のはずだけど・・・なんか引っかかる・・・」
「おい、どうした?」
「おっと、何でもない。今のは忘れて。英気の炎アエトニキ、ドラゴンナイトジャンナットをコール!」
英気の炎アエトニキ PW7000
ドラゴンナイトジャンナット(☆) PW4000
ジャンナット 紅焔 バーサークロード
アエトニキ R アンドゥー
「アエトニキのブースト、ジャンナットでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『ラッキーポッド・ドラコキッド(引)』
「ドラゴニック・ブレードマスター"紅焔"でヴァンガードにアタック!
ジャンナットのスキル!ヴァンガードがドラゴニック・ブレードマスターなら、ソウルに入れて、1枚ドロー!パワープラス5000!」
「ノーガードだ!」
「ツインドライブ『ドラゴンナイトシャクール』セカンドチェック『マズルフラッシュ・ドラゴン(☆)』クリティカルトリガー!」
ブレードマスター"紅焔"は空を高く舞い、口を開き炎球をクロノビート目掛けて放った。
「くぅ!ダメージチェック『
「アンドゥーのブースト、バーサークロードでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!ダメージチェック『
「ターンエンド!」
PW16000➡PW9000
PW19000➡PW9000 アリスの手札5枚 山札34枚 クロノのダメージ5枚
『ああっと!ダメージ3対5!新導クロノ、いきなり押され始めているぞぉ!大丈夫なのでしょうかぁ⁉』
『序盤からガードに出せないカードがあれば、あえてダメージを喰らい、次に備えるというのも、戦術ではあるがな』
「中々やるじゃねぇか。けど、今度はこっちから行くぜ!切り開け!新たなる世界!ライド!クロノジェット・ドラゴン・G!!」
クロノジェット・ドラゴン・G PW11000
「ストライドジェネレーション!!!
ジェネレーションゾーン コスト『クロノジェット・ドラゴン』グレード3
「
スチームメイデンメスキア PW7000
「メスキアの
クロノクロウ・モンキー PW9000
ドキドキ・ワーカー(☆) PW4000
「クロノクロウ・モンキーの
スプリット・ペガサスのスキル!カウンターブラスト!Gゾーンのスプリット・ペガサスを表に!ハーツが十二支刻獣なら、クロノビートを山札の下へ!グレードマイナス1の十二支刻獣を2体コールできる!クロノエトス・ジャッカルを2体スペリオルコール!
Gゾーン表のスプリット・ペガサスの数だけ、前列の十二支刻獣のパワープラス1000!」
クロノエトス スプリット クロノクロウ
ドキドキ メスキア(レスト) クロノエトス
「ドキドキ・ワーカーのブースト、クロノエトスでヴァンガードにアタック!
クロノエトスの
「ノーガード!ダメージチェック『ドラゴンナイトナーデル』」
「スプリット・ペガサスでヴァンガードにアタック!
ドキドキ・ワーカーのスキル!ヴァンガードがクロノジェットなら、ソウルに入れてパワープラス5000!1枚ドロー!」
「完全ガード!『プロテクトオーブ・ドラゴン』(コスト『マズルフラッシュ・ドラゴン(☆)』)」
スプリットは装備されている時空砲にエネルギーを溜めて、ブレードマスター"紅焔"に目掛けて発射されたが、時空砲はプロテクトオーブが障壁を貼ってそれを凌ぐ。
「トリプルドライブ『
「ジェネレーションガード!!炎翼剛獣ディナイアル・グリフォン!!」
ジェネレーションゾーン コスト『マザーオーブ・ドラゴン(治)』
炎翼剛獣ディナイアル・グリフォン SH15000
「スキル発動!カウンターブラスト!今攻撃をしているクロノクロウを退却!」
「くっ・・・ターンエンド。メスキアを山札に戻し、
PW16000➡PW11000
PW36000➡PW11000(完全ガード)
PW31000(退却により無効)➡PW11000 クロノの手札7枚 山札28枚 アリスのダメージ4枚(裏1枚)
『新導クロノ、盤面も手札も整えての見事な攻撃!最後のアタックこそ阻まれましたが、ダメージは4対4!』
『次は天音アリスのターンだ。さて、どう動くのか見ものだな』
「(さすが・・・綺場シオンに負け劣らないファイターだな・・・けど、勝つのは僕だ。さっきのジェネレーションガードのおかげで、条件は整った。ここで一気に勝負を決めてやる)
ストライドジェネレーション!!!覇天皇竜ドラゴニック・オーバーロード"
ジェネレーションゾーン コスト『ドラゴニック・ブレードマスター"紅焔"』グレード3
覇天皇竜ドラゴニック・オーバーロード"
「
アエトニキの
アンドゥーの
ドラゴンナイトシャクール、ドラゴンナイトナーデルをコール!」
ドラゴンナイトシャクール PW9000
「ドラゴニック・オーバーロード"
シャクール エース バーサークロード
R R ナーデル
「ドラゴニック・オーバーロード"
バーサークロードの
シャクールのスキルによって、相手リアガードがこちらより少ないため、"
シャクールの
ナーデルのスキル!相手リアガードがドロップゾーンに送られた時、ヴァンガードがドラゴニック・ブレードマスターで、
「完全ガード!『スチームテイマーアルカ』(コスト『クロノジェット・ドラゴン・G』)」
オーバーロード"
「ツインドライブ『随竜侍女レアス』セカンドチェック『ドラゴンナイトジャンナット(☆)』クリティカルトリガー!効果は全部ヴァンガードに!」
(攻撃を終えたヴァンガードに振った・・・オーバーロード得意の自身のスタンドが来る!)
「"
「ノーガード!ダメージチェック『
「もう1度"
バーサークロードのスキル!カウンターブラスト!クロノエトスを退却!」
「ガード!『スチームメイデンメラム』さらにジェネレーションガード!!ハイブロスチームアルリム!!」
ジェネレーションゾーン コスト『クロノセラピー・ハムスター(治)』
ハイブロースチームアルリム SH15000
「スキル発動!ドロップゾーンのクロノジェットとクロノジェット・Gを山札の下に!シールドプラス15000!」
"
「ツインドライブ『プロテクトオーブ・ドラゴン』セカンドチェック『ガトリングクロー・ドラゴン(引)』ドロートリガー!パワーはバーサークロードに!1枚ドロー!こいつで終わりだ!ナーデルのブースト、バーサークロードでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『ドキドキ・ワーカー(☆)』『クロノボレー・ラビット(☆)』」
「くぁ・・・!ターンエンド。
ドラゴニック・ブレードマスター"紅焔"の
PW26000(+5000)➡PW11000(完全ガード)
PW12000➡PW11000
PW36000➡PW11000+SH35000=46000
PW30000➡PW11000+SH20000=31000 アリスの手札5枚 山札26枚 クロノのダメージ5枚(裏2枚)
『凌いだぁ!新導クロノ、怒涛の攻撃を見事に耐え、踏みとどまりましたぁ!』
『だが、新導クロノの盤面はズタズタ、おまけに相手は完全ガードを2枚も引き当てた。この守りはそう簡単には砕かれないだろう。だが・・・』
「やっぱすげぇよ、お前。言葉にしなくても、勝ちたいって思いがこっちにまで熱く響いてくるぜ」
「そりゃどうも」
「けど、俺だって負けるわけにはいかねぇ。ここまで頑張ってくれたタイヨウとカズマのために!」
クロノのターンを迎えると、ここでアナウンスが流れる。
『ファイト終了まで、30分前、捜索中のファイターは次のファイト、ファイト中の方は、現在行われているファイトがラストファイトです』
「(これがラストファイトだっていうのなら・・・俺が勝ってポイントを持って帰らねぇと!そのためにも・・・こいつでケリをつける!)
ストライドジェネレーション!!!
ジェネレーションゾーン コスト『
「
クロノファング・タイガー・G PW11000
「Gゾーンのスプリット・ペガサスのスキルでパワープラス2000!
ミステリーフリーズ・ドラゴンの
「なっ・・・⁉」
アリスの手札には完全ガードであるグレード1が2枚ある。ここでグレード1が出れば、防げる手立てがアリスの手札ではなくなってしまうのだ。
「いくぜ。1枚目『クロノセラピー・ハムスター(治)』2枚目『クロノファング・タイガー・G』3枚目『クロノジェット・ドラゴン』4枚目『スチームテイマーアルカ』」
「・・・っ!!」
「さらに、グレード3が1枚でも出れば、ドライブプラス1!」
『来たぁ!ミステリーフリーズの凄まじいスキルが炸裂!』
『これでミステリーフリーズがアタックした時、グレード0、グレード1、グレード3ではガードできない・・・つまりは完全ガード封じだ。さらに、ドライブチェックは4回となる』
「・・・上等。燃えてきたよ」
クロノファング・G ミステリーフリーズ R
R R R
「ミステリーフリーズでヴァンガードにアタック!」
「(ガードを封じられてる今、防げない。だけど・・・それが何だっていうんだ!)
ノーガード!」
「クワドラプルドライブ『
ミステリーフリーズは時空砲のエネルギーを溜め、ブレードマスター"紅焔"に向ける。エネルギーが溜まり、ミステリーフリーズは時空砲を発射。ブレードマスター"紅焔"成す術もなく、時空砲に飲み込まれていく。
PW26000➡PW11000
ダメージチェック『ドラゴンナイトムブディ』『マザーオーブ・ドラゴン(治)』『ドラゴニック・ブレードマスター"紅焔"』
クロノのダメージ5枚 アリスのダメージ6枚 勝者クロノ
『勝者、新導クロノ!クリティカルトリガーの効果で、天音アリスの半分のポイントが、新導クロノに渡りみゃしたぁ!』
「いいファイトだったぜ。すげぇ熱かったし、楽しかったぜ」
「・・・次やる時はさっきのより熱くなるかもよ?」
アリスはクロノにそれだけを言いながらドロップゾーンへと送られていく。そんな中、アリスは自身のことについて、少しずつ思い出していく。
(さっきのファイトで思い出した・・・僕が勝ち人生を送る前に、たった1人だけ、勝てなかった奴がいた。そいつに勝ちたくて、何度も練習を重ねた。けど、いざって時には、そいつはもういなかった。今どこにいるかもわからない奴を思いながら、ファイトを重ねて、勝利だけを収めていった。それがつまらなくて、ヴァンガードをやめて、記憶から勝ち逃げした奴を消し去った)
アリスは記憶を手繰り寄せながら、自身が消した記憶を繋ぎ合わせていくが、一緒にいたものの顔はどうしても思い出せなかった。
(あいつは誰だ?いったいどこで、どうやって知り合った?何で・・・そいつを考えるたびにイライラするんだ?)
アリスは自身で誰ともわからない人物を考え、イライラした状況に困惑する。
☆
星の迷宮エリアにて、アンは終了アナウンス聞き、アリスの敗北の知らせを見て、より一層気合の入った表情をする。
「諦めなければ必ず道は開ける!私は絶対に、諦めません!」
アンは諦めることなく、サードステージに進めることを信じながら最後のファイトに臨んでいる。
☆
空の迷宮エリア、ユイは終了アナウンスを聞き、最後の対戦相手となるファイターを探して回っていた。
(アリス、ここまでありがとう。負けなしで頑張ってくれて。最後は必ず勝って、でかいポイントを手に入れてみせる!)
ユイが周りを見ていると、ファイダーにファイター接触、ファイト認証の文字が浮かび上がる。ユイがどこにいるか見回すと、その人物は柱から出てきた。
「君は・・・」
柱から姿を現したファイターはチームヘヴィNEWパンクの黒峰イツキだった。
「・・・またデリートされたいものが現れたか」
イツキは初めて会った時の笑顔はしておらず、ただ無表情でユイを見つめ、そう呟いた。
to be continued…
MCミヤ「いやぁ、本当にファーストステージと負け劣らないファイトでしたね!」
キョウヤ「そうだな。新導クロノも天音アリスもよく頑張ったな。天音アリスにはここで1つ、俺の好きな言葉を教えてやろう。成せばなる、成さねばならぬ、何事も。この言葉を胸に、より一層の精進をせよ」
MC「出たぁ!一条氏の教官癖!さぁ、栄誉あるサードステージに進むことができる15チームは果たして、どちらかぁ!」
TURN171「終焉なるデリート」