私自身、性格面はともかくとして、ダムジッドの見た目も性能も気に入っております。実際に私のかげろうデッキに入れてるくらいですからね。
結構話が進んできたので、設定NEXTの方にもいろいろ追加しておきました。
それではどうぞ!
『おっと!ここで早くも第2階層へのゲートが開きます!早くも18名のファイターが敗退し、現在残っている15チーム31名のファイターたちがこれから第2階層へと上がります!上のフロアに上がるほど狭くなり、ファイター同士が遭遇する確率も上昇!より激しい戦いが予想されます!果たして、勝ちぬけるのはどのチームか!』
ドリームハーツのユイは第2階層の階段を上がりながらファイダーの通信機能でアリスと通話していた。
『ごめん、いきなりやられちゃった。さすがチームディフライダーってところだったわ』
『ファーストステージとセカンドステージで頑張ってくれたんです。後のことは私たちに任せて、アリスちゃんはゆっくり休んでくださいね』
「大丈夫!絶対にサードステージを突破してみせるから、大船に乗ったつもりでいてよ!」
アリスは通信越しでちょっと言いにくそうな声で相談に持ちかけようとする。
『・・・あの、さ。ちょっと聞きたいんだけど・・・』
「ん?どうしたの?」
『・・・・・・いや、やっぱいいわ。ごめん、忘れて』
相談しようとしたところをやめ、アリスは一方的に通信を切った。
「アリス・・・?」
アリスらしからぬ行動にユイは少しの心配を覚えるのであった。
TURN178「脆弱なる生物達」
第2階層にて、さっそくファイトが行われていた場所がある。相手はチーム三獣士の橘アツシと、チームディフライダーの渕高サオリとファイトだった。ファイトは終盤に入り、サオリのアタックでアツシのダメージは6となった。
「ちくしょう・・・っ!ここまでかよ!」
アツシを破ったサオリはさっさとその場を去り、次のファイターの元へと向かっていく。
「・・・どのファイターも手ごたえないなぁ・・・。やっぱりつまんないよなぁ、人間なんて」
サオリの脳裏に浮かんだのは、自分がチームディフライダーに加入した経緯だった。
☆
「久しぶりだな。傭兵ダムジッド」
「!!」
惑星クレイでの自分の名を当てられ、サオリはカズミに警戒心を強くさせる。カズミはその警戒を解くために、ディフライダーの証であるクランマークを見せる。
「!」
それを見たサオリは当然ながら驚く。
その後は都内ホテルのラウンジでカズミはコーヒー、サオリはジュースを頼んで飲んでいる。カズミは惑星クレイでの自分の正体をサオリにあかした。
「まさかあんたもこっちに来てたとはね。で?何の用?」
警戒を解いたサオリはカズミの話を聞く事にする。カズミは神妙な様子で語る。
「・・・地球でユニットの1人が死んだのは知っているな?」
「え?」
「ネオネクタールの銃士だ。俺たちと同様に、ミゲルという名で人間として暮らしていたんだが・・・交通事故でな」
「交通事故?」
「人間というのは、信じられないほど脆いものだ。お前も気をつけた方がいい。こちらの世界で死んでしまえば、向こうの世界でも死ぬという事だ」
「ふーん・・・ま、気をつけるよ」
カズミと同じチームメイトのミゲルの死を聞いて、サオリは何食わぬ顔でカズミの忠告を受け取る。カズミの表情は変わらないが、少し落ち込みも含んでいる。
「らしくないなぁ。シラヌイともあろうものがそんなにへこんで・・・今のあんたが戦場に出たらイチコロだね」
「・・・だが悲しんでばかりもいられない。ミゲルが俺のチームの一員として出るはずだった
「なるほど、それで僕のところに来たんだ」
サオリの分身たるユニットは傭兵を生業としている。カズミがここに来たのは、ビジネスの話だ。
「お前の力を借りたい」
「僕は傭兵だぜ?当然タダってわけじゃないよね?」
「・・・」
「正直、あんま興味ないけど?ギャラは弾んでくれよ?バカンス返上で付き合うんだから」
サオリの返答を聞いて、カズミは笑みを浮かべる。簡単に言えば、取引成立ということになる。
「ちょうど退屈してたんだ。ちょっとぐらい珍しいものが見られるかと思って、あちこち回ってみたけど、たいして面白いものなんてなくってさ」
「ああ。人間など、つまらん生き物だ」
「・・・あ、でも1つだけ・・・こっちの音楽だけは・・・ちょっといいかな」
☆
「・・・つまんないなぁ・・・とっとと終わらせて帰ろ」
サオリはつまらなさを紛らわすためにヘッドフォンをつけ音楽を聴きながらサードステージに挑んでいる。
☆
第2階層に上がったハイメフラワーズのトコハは相手ファイターを探して廊下を歩く。すると、トコハのファイダーからクミがディフライダーのカズミに敗北した知らせが届く。
「クミちゃん、鬼丸に⁉」
トコハが驚いていると、クミの通信が届く。
『トコハちゃん、ごめん!鬼丸カズミに負けちゃった!それで今、江西っちが・・・』
クミが言い終えるや否や、すぐさまカズミと、チームメイトである江西とのファイト開始の合図が出てしまう。
「江西さんが⁉どうして⁉」
『鬼丸さんが私に言った言葉に怒って・・・』
「江西さん・・・」
トコハは最悪のケースを考えないように首を振り、クミを安心させる。
「クミちゃん、大丈夫だから!江西さんは絶対に勝つ!私だって!」
『あ、ありがとう』
クミとの通信を切り、再び相手ファイターを探していると・・・
「なんだ?またかよ・・・」
壊れてしまった予備のヘッドフォンを外している渕高サオリが通ってきたのを目撃する。
(この子・・・)
カズミに敗北して、対策を練っていた時にサオリがミゲルの代わりに加入していたことを知っていたトコハはサオリを見つめる。視線に気づいたサオリはトコハに目を向ける。
「私とファイトよ!チームディフライダー、渕高サオリ!」
「・・・はいはい」
トコハはサオリにファイダーでファイトの申し込みをし、サオリはそれを気だるげながらそれを承諾する。お互いにファイトの準備を行うトコハとサオリ。
☆
「なんと!江西サトルと鬼丸カズミのファイトが始まる一方で、同じくハイメフラワーズの安城トコハと、チームディフライダーの渕高サオリと激突だぁ!」
「サトるんるん・・・トコハ・・・」
観客席側でチームの応援をしているハイメはこの2つのファイトを静かに見守る。
(まさか全員がチームディフライダーと当たるなんて・・・。彼はミゲルの代わりに加入したファイター・・・。このファイト、もしかしたらミゲルが2人を引き合わせたのかもしれないな・・・)
☆
VIPルームでは、アイチとカズヤ、そして伊吹がファイトを見守る一方で、チームディフライダーの渕高サオリが加入した経緯を考察する。
「渕高サオリ・・・どういう目的で鬼丸と行動しているのかはわからないが・・・あいつのファイトを見れば、あるいはその狙いが見えてくるかもしれない」
警戒は越したことはないというように、このファイトを見守る。
☆
トコハとサオリのファイトの準備は終え、いよいよファイトが始まる。
「「スタンドアップ・ヴァンガード!!」」
「萌しの乙女イーダ!」
「ワイバーンキッドディッダ」
萌しの乙女イーダ PW5000
ワイバーンキッドディッダ PW5000
「かげろう・・・。鬼丸カズミには負けたけど、いずれ借りは返す!その前哨戦として、あなたに勝つ!」
「ふん・・・」
「先攻ドロー!ライド!信頼の乙女オデット!イーダは移動!ターンエンド!」
信頼の乙女オデット PW7000
R オデット R
イーダ R R トコハの手札5枚 山札43枚
「僕のターン。ドロー。ライド。ドラゴンナイトターヘル。ディッタは移動」
ドラゴンナイトターヘル PW7000
R ターヘル R
R ディッダ R
「ディッダのブースト、ターヘルでヴァンガードにアタック」
「ノーガード!」
「ドライブチェック『
「ダメージチェック『佳香の乙女アネルマ』」
「ターンエンド」
PW12000➡PW7000 サオリの手札6枚 山札42枚 トコハのダメージ1枚
「私のターン!ドロー!ライド!頑強の乙女ノエル!花園の乙女マイリスをコール!」
頑強の乙女ノエル PW9000
花園の乙女マイリス(☆) PW4000
マイリス ノエル R
イーダ R R
「ノエルでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード」
「ドライブチェック『萌しの乙女イーダ』」
「ダメージチェック『ドラゴンモンクシンセン』」
「イーダのブースト、マイリスでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード。ダメージチェック『ワイバーンストライクジャーゴ』」
「ターンエンド!」
PW9000➡PW7000
PW9000➡PW7000 トコハの手札5枚 山札40枚 サオリのダメージ2枚
「僕のターン。ドロー。ライド。ドラゴンナイトムブディ。ガトリングクロー・ドラゴン、ドラゴンナイトシャクールをコール」
ドラゴンナイトシャクール PW9000
ガトリングクロー・ドラゴン(引) PW4000
「ガトリングクローのスキル。カウンターブラスト。自身をソウルへ。イーダを退却」
シャクール ムブディ R
R ディッダ R
「シャクールでヴァンガードにアタック」
「ガード!『モンキーポッド・ドラゴン(引)』」
「ディッダのブースト、ムブディでヴァンガードにアタック」
「ノーガード!」
「ドライブチェック『ワイバーンストライクジャーゴ』」
「ダメージチェック『ツッケン・ドーン(☆)」クリティカルトリガー!効果は全部ヴァンガードに!」
「ターンエンド」
PW9000➡PW9000+SH5000=14000
PW9000➡PW9000 サオリの手札5枚 山札38枚 トコハのダメージ2枚
『安城トコハと渕高サオリとのファイトも5ターン目!ここまでは2対2のイーブンで進んでいます!』
「(ミゲルが残していった思い・・・みんなからもらった思いを・・・このファイトに!)
ライド!胸焦がすラナンキュラスアーシャ!!」
胸焦がすラナンキュラスアーシャ PW11000
「コール!純潔の乙女カトリーナ!」
純潔の乙女カトリーナ PW7000
マイリス アーシャ R
カトリーナ R R
「カトリーナのブースト、花園の乙女マイリスでヴァンガードにアタック!」
「インターセプト『ドラゴンナイトシャクール』」
「胸焦がすアーシャでヴァンガードにアタック!
マイリスのスキル発動!!ヴァンガードがラナンキュラスなら、ソウルに入れ、1枚ドロー!パワープラス5000!」
「ノーガード」
「ツインドライブ『花園の乙女マイリス(☆)』クリティカルトリガー!効果は全部ヴァンガードへ!セカンドチェック『ツッケン・ドーン(☆)』クリティカルトリガー!」
「なんだって⁉」
「こっちも全部、ヴァンガードへ!!」
アーシャ(トコハ)は自然の力を身に纏い、クワを降ろし、ムブディ(サオリ)にダメージを与えていく。
「ダメージチェック『ラディエント・ドラゴン』『ドラゴンナイトターヘル』『マズルフラッシュ・ドラゴン(☆)』クリティカルトリガー。効果は全部ヴァンガードに」
「ターンエンド!」
PW11000➡PW9000+SH5000=14000
PW16000(+5000)➡PW11000(+5000) トコハの手札6枚 山札35枚 サオリのダメージ5枚
『安城トコハ、ここでダブルクリティカル!渕高サオリに一気に3ダメージ!』
「よし!」
「安城トコハ・・・ねぇ?」
サオリの脳裏に浮かんだのはカズミが見せたトライフォーの4枚の写真だ。
『トライフォー・・・新導クロノと行動を共にしていたのが、この3人だ』
「(そこそこ強いから気をつけろって?でも、所詮は人間だろ!)
ライド!ドラゴニック・ブレードマスター"紅焔"!!」
ドラゴニック・ブレードマスター"紅焔" PW11000
「(!兄さんとアリスと同じ、ドラゴニック・ブレードマスター・・・)
その戦い方なら、よく知ってる!」
「ジェネレーションゾーン解放!ストライドジェネレーション!!!
ジェネレーションゾーン コスト『ワイバーンストライクジャーゴ』グレード3
「コール!ムブディ、シャクール!
ズィーゲンブルクのスキル発動!ソウルブラスト『ドラゴンナイトターヘル』Gゾーンのズィーゲンブルクを表に!カトリーナを退却!」
シャクール ズィーゲンブルク ムブディ
R ディッダ R
「リアガードが相手より多いため、
ディッダの
シャクールの
「ノーガード!」
「トリプルドライブ『
ズィーゲンブルクは黒煙を自身に纏わせ、火炎兵装をアーシャ(トコハ)に向けて、竜のような黒炎を焼き尽くすかのように放った。
「きゃああ!ダメージチェック『理想の乙女トゥーリア』『花園の乙女マイリス(☆)』クリティカルトリガー!効果は全部ヴァンガードに!」
『渕高サオリ、手札を増やしつつ、相手リアガードを退却させる見事なファイト!これでダメージは4対5!第6ターン、ダメージは4対5の辛うじて安城トコハがリード!しかし、渕高サオリの攻撃は続きます!』
「ブレードマスターを軸にしたデッキを、使いこなしている。やっぱり強い。けど、そうじゃなきゃ面白くない!」
「どうせ君もつまらないファイターなんだろ?」
「おしゃべりしてる暇があったら、かかって来れば?」
「ふん・・・ムブディでヴァンガードにアタック!
ムブディの
「ガード!『花園の乙女マイリス(☆)』『信頼の乙女オデット』」
「シャクールでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!ダメージチェック『開墾の戦巫女パドミニ』」
「ターン終了。
ブレードマスター"紅焔"の
PW26000➡PW11000(+5000)
PW27000➡PW16000+SH15000=31000
PW16000➡PW11000 サオリの手札9枚 山札28枚 トコハのダメージ5枚
「仕留めきれなかったか・・・。でもさ、もうリアガードが1人もいないよ?打つ手はないんじゃない?」
「どうかな?」
「!」
「ネオネクタールの生命力、知らないなら教えてあげる!
胸焦がすアーシャのスキル!各ターン終了時、手札から1枚コールできる!眼鏡の乙女ノエルをスペリオルコール!」
「・・・」
「(向こうもダメージは5。このターンでぜった決める!)
凌いだし、種もまいた。今度はこっちの番!ストライドジェネレーション!!!経世の花乙姫セルフィーナ!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『ラナンキュラスの花乙女アーシャ』グレード3
経世の花乙姫セルフィーナ PW26000 ハーツ『胸焦がすラナンキュラスアーシャ』
「自分の強さを証明してみせる!ミゲルの思いを受け継いで、今ここに立ってるんだから!」
「ミゲル?ああ、死んだやつか」
「知ってるの?」
「いや?そいつがどんな奴だったのか、あんたと何があったのか知らないけどさ、死んじゃったら、それで終わりなんだよ」
サオリが見つめているのは、完全ガードのカードである
「自分の身を守る術を持たない奴は死んで当然・・・でしょ?」
「そんな・・・!人の思いは受け継がる・・・それをこのファイトで証明してみせる!
ノエルの
イーダの
戻したカード 『頑強の乙女ノエル』
「これが
2体のノエルの
セリフィーナのスキル発動!カウンターブラスト!Gゾーンのセルフィーナを表に!左前列のノエルにパワープラス2000!さらに、Gゾーン表のセルフィーナの数だけ、同じ名前のユニットをコールできる!もう1体ノエルをスペリオルコール!
左前後列のノエルの
右後列のノエルの
後列2体のノエルの
セルフィーナの力で、フィールドが虹のように輝いているようなイメージが沸き上がる。それを感じたサオリは目を見開く。
『来ました!安城トコハ得意の
(なんだ・・・こいつ・・・?人間のくせに!)
ノエル セルフィーナ ノエル
ノエル R ノエル
「いくよ!右前列のノエルでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『ガトリングクロー・ドラゴン(引)』」
「セルフィーナでヴァンガードにアタック!」
(こんなこと、今までのファイトで1度だって感じたことなかった!これが、人間の本当の力?いや、そんなはずない!人間なんて・・・!!)
人間の力を認めようとしないサオリはセルフィーナの攻撃を防いでいく。
「鉄壁の盾よ!勝利という名の炎を我が手に!完全ガード!!
コスト『スプリットバーン・ドラゴン(☆)』
セルフィーナ(トコハ)はブレードマスター"紅焔"に接近し、自然の力を得た剣で切り裂こうとしたが、そこにダムジッドが介入し、巨大な盾斬撃を防ぐ。
「トリプルドライブ『モンキーポッド・ドラゴン(引)』ドロートリガー!パワーは右後列のノエルへ!セカンドチェック『フラワーキーパー・ドラゴン』サードチェック『花園の乙女マイリス(☆)』効果は全て右後列のノエルへ!ミゲルは生きてるんだ!私の中で!」
「バカじゃないの?どうしようなく弱い生き物のくせに」
「ミゲルは私のことを、強いと言ってくれた。私が強くある限り、そのミゲルの言葉は死なない!ミゲルは私の中で、生き続ける!!」
「黙れ!!」
「見せてあげる!人の思いを受け継いだものの強さを!左前列のノエルでヴァンガードにアタック」
「くっ・・・!完全ガード!『
「まだまだ!左後列のノエルでヴァンガードにアタック!」
「完全ガード!『
「また⁉」
だがこれで、サオリの残る手札は2枚のみとなった。
「ミゲルを侮辱するあんたなんかに・・・負けるわけにはいかない!!これで決める!右後列のノエルでヴァンガードにアタック!」
ノエルがブレードマスター"紅焔"に攻撃した時、ノエルの攻撃を防いだ竜がいた。
「!!?」
「完全ガードのコストで手札は捨てず、ダムジッドの
「そんな・・・!」
PW13000➡PW11000+SH5000=16000
PW26000➡PW11000(完全ガード)
PW31000➡PW11000(完全ガード)
PW29000➡PW11000(完全ガード)
PW23000➡PW11000+SH15000=26000 トコハの手札4枚 山札25枚 サオリのダメージ5枚(裏1枚)
『なんとぉ!!渕高サオリ、このターン4枚目のダムジッドで安城トコハの怒涛の攻撃を凌いだぁ!!これは奇跡かぁ⁉』
「(シラヌイの言う通りだ・・・こんな奴らに、俺たちの運命を任せるなんて、冗談じゃねぇ!!)
弱い奴は死ぬだけだ!ストライドジェネレーション!!!
ジェネレーションゾーン コスト『ワイバーンストライクジャーゴ』グレード3
「
ズィーゲンブルクのスキル!ソウルブラスト『ドラゴンナイトムブディ』Gゾーンのズィーゲンブルクを表に!右前列のノエルを退却!」
シャクール ズィーゲンブルク ムブディ
R R ターヘル
「リアガードが相手より多くなったので、
シャクールのスキル!パワープラス2000!
ターヘルの
「くっ・・・!完全ガード!『フラワーキーパー・ドラゴン』(コスト『モンキーポッド・ドラゴン(引)』)」
ズィーゲンブルクは再び黒煙を帯び、火炎兵装を構え、黒炎をアーシャ(トコハ)に放つが、フラワーキーパーが障壁を貼り、炎を受け止め、かき消した。
「生意気なんだよ!!弱いくせに!つまらない生き物のくせに!トリプルドライブ『ワイバーンストライクジャーゴ』セカンドチェック『ドラゴンナイトシャクール』サードチェック『スプリットバーン・ドラゴン(☆)』ゲット、クリティカルトリガー!効果は全てヴァンガードに!
ズィーゲンブルクの
「なっ・・・!」
「負けねぇよ・・・お前なんかに!」
サオリの後ろから1体の竜の影が現れ、影はトコハを包み込ませる。
☆
トコハが目を覚ますと、自身は胸焦がすラナンキュラスアーシャの姿となっており、今いる場所は岩山が多く並ぶ高原だ。空にはたくさんの竜やワイバーンなどが多く飛んでいる。
「!!ここは・・・?・・・!」
トコハ(アーシャ)が周りを見回すと、足元に傷つき、倒れているリザードマンやフレイムドラゴンがたくさんいた。
「これは・・・」
トコハ(アーシャ)は1体のリザードマンを触れてみると、ユニットは息絶え、すでに死んでいることが理解してしまう。そして、死体のさらに奥には、大きな焼け野原が広がっていた。
「惑星クレイ・・・?」
「これが戦場なんだ」
トコハ(アーシャ)の前に現れたのは、ダムジッドだった。つまりサオリの分身たるユニットはドラゴニック・ブレードマスター"紅焔"ではなく、
「お前らのお遊びとは違う。死んだらそれまでなんだよ」
ダムジッドはアーシャ(トコハ)を睨み、戦場の現実的な言葉を言い放つ。
☆
「・・・っ、この子は・・・?」
「とどめだ。ズィーゲンブルクでヴァンガードにアタック」
「・・・ノーガード」
「ドライブチェック『マズルフラッシュ・ドラゴン(☆)』クリティカルトリガー。効果は全部ヴァンガードに」
ズィーゲンブルクはさらに強まった黒煙を帯び、最大火力の火炎を黒炎に変え、アーシャ(トコハ)に撃ち放つ。アーシャ(トコハ)は黒炎に包まれ、焼き払われてしまう。
PW29000(+5000)➡PW11000(完全ガード)
PW34000(+5000)➡PW11000
ダメージチェック『胸焦がすラナンキュラスアーシャ』
トコハのダメージ6枚 サオリのダメージ5枚 勝者サオリ
(やっぱり・・・人間なんて最悪だ!!)
サオリは人間に対して悪印象を抱き、その場から去っていった。
「届かなかった・・・。でもあれは・・・」
トコハの脳裏に浮かんだのは、サオリが見せた現実に似たイメージだった。
「(イメージとは違う・・・まるで本当に、惑星クレイにいるような・・・)
前にもどこかで・・・?」
さらにトコハが脳裏に浮かび上がったのは、今は亡きミゲルが見せた青い空、美しい自然の中のイメージだ。サオリが見せたあのイメージとは全く違うが、原理としては全く同じだった。
「どういうこと・・・?」
トコハどういうことなのかわからないまま、遠くなっていくサオリの背中を見つめるのだった。
to be continued…
ベルノ「サオリ、いつもヘッドフォンで何を聞いてるの?」
サオリ「んあ?ロックだけど?ポストパンクとか、エレクトリックも好きかなぁ。UKチャートがチェックしてる感じ?」
ベルノ「よくわからない」
サオリ「ベルノこそ何読んでるのさ?」
ベルノ「この間まではシェイクスピアだったけど、今読んでるのは全国地下鉄時刻表とローカルバス路線通。面白いよ?」
サオリ「あ・・・へぇ~・・・」
ベルノ「がたんごとん」
TURN179「邪眼の支配者」