さて、今回もオリジナル回です。対戦相手の方は・・・見てのお楽しみです。
それではどうぞ!
『さあより激しい戦いが続く中、注目の1戦が繰り広げられています!熱き闘志が眠れる獅子の本能を呼び覚ます、チーム三獣士、日向マサト!対するは、運命の矢が勝利を射貫きます。無敵を誇る美貌のファイター、ベルノ・ファーレンハート!』
第3階層のBエリアでは、三獣士の大将、マサトが、チームディフライダーのベルノとファイトを行っている。
『日向マサトにとってはチームの生き残りをかかった重要なファイトだが、後がありません!』
「はっ!ダメージ5だからなんだ!ダメージ5になってからが、俺の真骨頂そのものだぜ!!」
(なんだ、この子・・・?)
マサトはレーブンヘアードの能力でグレード1以外のユニットを手札からガード不可能にさせていくが、ベルノは淡々と、グレード1とインターセプト、完全ガードとジェネレーションガードで確実に攻撃を守っていく。
「くっ!決めきれなかったか!けど、何があるのか最後までわからねぇ!それが俺の闘志を刺激させるんだ!!」
(負けているのに・・・なぜ楽しそうに・・・?)
ベルノの思っている通り、マサトは今、負けかけている状況なのに、楽しそうにファイトに望んでいる。まるで今までのことを吹っ切れたかのような笑みだ。
(僕には・・・わからない)
ベルノのターンで、ベルノはアマルーダでヴァンガードにアタックさせる。ドライブチェックでトリガーも出て、マサトのレーブンヘアードエイゼルに攻撃がヒットした。そしてダメージチェック。結果はヒールトリガーは出てこず、マサトの敗北は決まり、チーム三獣士は敗退してしまう。
「くううううぅ!負けちまった!けど、すっげぇ刺激的なファイトだった!最高に楽しい1戦だったぜ」
「楽しい?負けたのに?」
「前まで重荷を背負ってた俺が言うのもなんだけどよ、ファイトってのは全力をだしてりゃ、勝っても負けても楽しいもんさ。やってる方も見ている方も、全員がハラハラして、いい刺激になるぜ?」
満面な笑みでそう述べたマサトに対して、その言葉の意味を考えているベルノ。
(・・・やっぱりわからない。負けても笑えるなんて・・・人間って、不思議・・・)
だが考えてもわからないベルノ、アマルーダは人間という存在を不思議がっている。
TURN184「友のために、チームのために」
第3階層を駆け巡っているチームドリームハーツのアンは自身のファイダーを確認して、現在の状況を確認しながらファイターを探して回っていた。
(ユイちゃんの敗北によって、ポイントが一気に激減・・・このままいけば、ファイナルステージに進むのは到底不可能・・・そしてファイターもどんどん減っていき、ポイントを得るのも難しい。大量のポイントを持っている相手と遭遇しなければ・・・)
アンが状況を打破するための案を考えていると、アンのファイダーから近くにいるファイターの位置情報が現れる。そこに映し出されていたのは、ベルノの名が出ていた。
「!ベルノ・ファーレンハート!この近くに・・・」
アンがベルノを探していると、ちょうど自分の段の下側にいた。ベルノは上の段にアンがいることに気付かず、ファイター探しを続行している。
「確かにベルノさんなら、大量のポイントを持っていますが・・・果たして勝てるかどうか・・・」
アンが茨道を進むか、安全路を通るかを悩んでいると、チームディフライダーに敗れたアリス、ユイのことが脳裏に浮かび上がり、そして、ユイが言った一言が思い浮かぶ。
『アンなら必ず、私たちをファイナルステージに連れていってくれる!信じてるからね!』
自分のことを信じてくれている。アリスはシルフィに、ユイはサオリとカズミに果敢に勝負に挑んだ。その言葉と勇士がアンに決心をさせる。
「チームディフライダー、ベルノ・ファーレンハート!」
アンはベルノの元に向かい、そのままベルノにファイダーを突き付け、ファイトの申し込みをさせていく。それによってベルノのファイダーに承認の文字が浮かび上がる。
「君は?」
「私は、チームドリームハーツの切り込み隊長、日下部アンです!私と・・・私とファイトしてください!!」
友の言葉を守るために、チームメイトの勇士を無駄にしないために、アンはチームディフライダーと戦う決心を強くさせる。
☆
会場の観客側で、キャッスルロワイヤルの状況をモニターで見ているアリス。そこにキャッスルロワイヤルから戻ってきたユイがアリスの隣の席に座る。
「隣座るよ」
「お好きにどうぞ。それより、同じ相手に2回も負けるとはどういう了見なんですかねぇ?」
「そんなこと言ったって・・・。でも、サードステージ初日で負けちゃったアリスに言われたくないよ!」
「・・・それもそっか」
いつもならあらゆる手口でいじってくるのに、今日はやけに素直なアリスにユイはキョトンとする。
「珍しいね。いつもなら正論言っていじってくるのに・・・」
「僕だってたまにはこんなこともあるさ」
アリスがこんな風になっているのは恐らくシルフィとのファイトが原因なのではないかと考えを膨らませるユイ。
『さぁ、こちらのファイトも見逃せみゃせん!メガラニカから来たちょっとお茶目なマーメイドプリンセス、弥富サヤ!対するは、母なる海が生んだ、勝利への女神。負けなしの可憐なファイター、シルフィ・フィン・キャメロット使用クランはどちらもバミューダ
「!・・・」
「アリス?」
モニターにシルフィが映し出された瞬間、アリスは真剣みな表情でモニターに視線を移す。ユイはどうしたことかと怪訝な表情をしている。
『おっとここで!注目の1戦が始まりみゃしたぁ!勝負を挑んだのは、もう後がなくなってしまったドリームハーツの最後の1人、日下部アン!対するは、ファーストステージから未だ負け知らずのベルノ・ファーレンハート!』
「⁉あいつ、何考えてんだよ⁉」
アンがディフライダー勝負を挑むとは思わなかったアリスはすぐにアンが映っているモニターに視線を移す。
(アン・・・私は絶対に勝てるって信じてるからね。)
ユイはアンの勝利を信じながら、このファイトを見守っていく。
☆
第3階層のCエリアではラミーラビリンスwihtサーヤのサヤと、チームディフライダーのシルフィがファイトを行っている。シルフィがティルアにライドし、アタックし終えたところでサヤのターンとなる。
「みんなを笑顔に!ライド!
サヤは新たなるカード、
「ローリスさん!」
ローリスを見たシルフィ、ティルアはまるで憧れの人に出会ったかのような表情になっている。
「あなたも一緒に、ハーモニーを奏でるみゅ♪」
サヤはシルフィに満面の笑顔を見せながらアタックフェイズへと突入する。
☆
一方のBエリアでは、アンとベルノはファイト台に自分のデッキを設置し、それぞれファイトの準備を行っていく。互いに準備を終えて、ファイトができる態勢になる。ドリームハーツにとって、チーム存続をかけたファイトが始まろうとしていた。
「「スタンドアップ・ヴァンガード!!」」
「烏羽の忍鬼フゲン!」
「源流の女神ナキサワメ」
烏羽の忍鬼フゲン PW5000
源流の女神ナキサワメ PW5000
「僕の先攻だ。ドロー。泡沫の女神アワナミ。ナキサワメは移動。ターンエンド」
泡沫の女神アワナミ PW7000
R アワナミ R
R R ナキサワメ ベルノの手札5枚 山札43枚
「私のターンです!ドロー!ライド!寂滅の忍鬼ヤエガキ!フゲンは移動!」
寂滅の忍鬼ヤエガキ PW7000
R ヤエガキ R
フゲン R R
「ヤエガキでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード」
「ドライブチェック『夢幻の風花シラユキ』」
「ダメージチェック『戦巫女センリ』」
「ターンエンド!」
PW7000➡PW7000 アンの手札6枚 山札42枚 ベルノのダメージ1枚
「僕のターン。ドロー。ライド。順風の女神ニンニル」
順風の女神ニンニル PW9000
「ニンニルの天啓。山札の上を1枚確認。ソウルへ『氷紋の女神スヴァーヴァ』アワナミをレスト。ニンニルをコール。
ニンニルの天啓。山札の上を1枚確認。山札の上に」
R ニンニル ニンニル
R R ナキサワメ
「リアガードのニンニルでヴァンガードにアタック」
「ガード!『忍竜オニバヤシ』」
「ヴァンガードのニンニルでヴァンガードにアタック」
「ノーガードです」
「ドライブチェック『春眠の女神ターロ(醒)』スタンドトリガー。ニンニルをスタンド、パワープラス5000」
「ダメージチェック『忍竜ヤシャバヤシ』」
「ナキサワメのブースト、スタンドしたニンニルでヴァンガードにアタック」
「ノーガード。ダメージチェック『忍竜ヤシャバヤシ』」
「ターンエンド」
PW9000➡PW7000+SH5000=12000
PW9000➡PW7000
PW19000➡PW7000 ベルノの手札5枚 山札39枚 アンのダメージ2枚
「私のターンです!スタンド&ドロー!ライド!羨慕の忍鬼イキュウ!忍獣キャットデビルをコール!」
羨慕の忍鬼イキュウ PW9000
忍獣キャットデビル(☆) PW4000
キャットデビル イキュウ R
フゲン R R
「フゲンのブースト、キャットデビルでリアガードのニンニルにアタック!」
「ノーガード」
「イキュウでヴァンガードにアタック!」
「ガード『春眠の女神ターロ(醒)』」
「ドライブチェック『忍竜ヒデンスクロール(醒)』スタンドトリガー!キャットデビルをスタンド、パワープラス5000!キャットデビルでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード。ダメージチェック『堅守の女神キビツヒメ』」
「ターンエンド」
PW9000➡PW9000
PW9000➡PW9000+SH10000=19000
PW9000➡PW9000 アンの手札5枚 山札38枚 ベルノのダメージ2枚
「僕のターン。スタンド&ドロー。叡智を紡ぎ真実を射貫け。ライド。
「アマルーダの天啓。山札の上を1枚確認。ソウルへ『枷の戒めゲルギャ』ナキサワメをレスト。ニンニルをコール。
ニンニルの天啓。山札の上を1枚確認。山札の上へ。
ソウルにあるゲルギャのスキル。ソウルから山札の下に戻して、ナキサワメをスタンド、パワープラス3000」
R アマルーダ ニンニル
R R ナキサワメ
「アマルーダでヴァンガードにアタック」
「ガード!『忍竜ヒデンスクロール(醒)』」
アマルーダ(ベルノ)が弓を構え、イキュウ(アン)に狙いを定め、光の矢を放つが、そこにヒデンスクロールの巻物で矢が届くことはなかった。
「ツインドライブ『戦巫女ククリヒメ(☆)』クリティカルトリガー。効果は全部ニンニルに。ナキサワメのブースト、ニンニルでヴァンガードにアタック」
「ノーガード。ダメージチェック『忍妖マーダーアンドン』セカンドチェック『忍獣オヤマキャット(治)』ヒールトリガー!ダメージ1回復、パワーはヴァンガードに!」
「ターンエンド」
PW11000➡PW9000+SH10000=19000
PW22000➡PW9000(+5000) ベルノの手札5枚 山札34枚 アンのダメージ3枚
『5ターン目を終え、現在のダメージはベルノ・ファーレンハートが2に対し、日下部アンが3。6ターン目、チームディフライダーを相手にどのようなファイトを見せるのでしょうか』
「私のターンです!スタンド&ドロー!ライド!夢幻の風花シラユキ!!」
夢幻の風花シラユキ PW11000
「(今私のとっている行動は愚策なのかもしれません。でも、そうだとしても、私は全てを託されたのです。私は必ず勝って、次のステージへと進む!そのためにも、やるべきことを果たす!)
ストライドジェネレーション!!!三界鬼神ヤスイエ・ゴウマ!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『夢幻の風花シラユキ』グレード3
三界鬼神ヤスイエ・ゴウマ PW26000 ハーツ『夢幻の風花シラユキ』
「キャットデビルのスキル!自身をソウルへ!フゲンにパワープラス3000!
Gゾーンのヤスイエ・ゴウマを表に!Gゾーンから表のヤスイエの名のつくカードをスペリオルコール!ヤスイエ・ゴウマ!」
ヤスイエ・ゴウマ(リア) PW15000
「イキュウをコール!
イキュウのスキル!このユニットが登場した時、ヤスイエの数だけパワープラス2000!ヴァンガードを含めヤスイエは2体!合計でパワープラス4000!」
ヤスイエ・ゴウマ ヤスイエ・ゴウマ イキュウ
フゲン R R
「イキュウでヴァンガードにアタック!」
「ガード『泡沫の女神アワナミ』」
「イキュウの
ヴァンガードのヤスイエ・ゴウマでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード」
「トリプルドライブ『寂滅の忍鬼ヤエガキ』セカンドチェック『関門の忍鬼アタカ』サードチェック『妖刀の忍鬼マサムラ(☆)』クリティカルトリガー!パワーはリアガードのヤスイエ・ゴウマ、クリティカルはヴァンガードに!」
ヤスイエ・ゴウマ(アン)は忍術で作り上げた槍をアマルーダ(ベルノ)に向けて放った。アマルーダ(ベルノ)は避けて対処しようとしたが、1つ避けてさらにもう1つの槍が飛んできて、避けきることができず、攻撃がヒットした。
「ダメージチェック『戦巫女センリ』『順風の女神ニンニル』」
「よし!フゲンのブースト、リアガードのヤスイエ・ゴウマでヴァンガードにアタック!」
「!!この感覚・・・ガード!『戦巫女ククリヒメ(☆)』『春眠の女神ターロ(醒)』」
「フゲンの
「ノーガード」
「ターンエンドです」
PW13000➡PW11000+SH5000=16000
PW26000➡PW11000
PW30000➡PW11000+SH20000=31000
PW10000➡PW9000 アンの手札5枚 山札32枚 ベルノのダメージ4枚
(まただ・・・この感覚・・・)
ベルノが感じた感覚は、タイヨウのファイトの時に感じた感覚とあまりにもよく似ていた。それだけでなく、マサトとファイトした時に、ファイトは全力で楽しくという事にも疑問を抱いた。
「どうして君はファイト1つで本気に?」
「それは・・・私と、私の仲間たちの運命がかかっているからです」
「へぇ。ならそれを、もっと見せて。ストライドジェネレーション!究明の女神イシュタル!
ジェネレーションゾーン コスト『
究明の女神イシュタル PW26000 ハーツ『
「イシュタルの天啓。山札の1番上を見て、山札かソウルに置く。山札へ」
『出ましたぁ!ベルノ・ファーレンハートの天啓!自らの運命を操作し、未来を確定します!』
(なんてことない。その運命を、必ず書き換えてみせる)
「さらにアマルーダの
戦巫女コトノハ PW9000
「コトノハの天啓。山札の上を1枚確認。ソウルへ『ディテクト・エンジェル』ナキサワメをレスト。
コトノハのスキルでソウルにカードが入るたびパワープラス1000。そしてそれが天啓によるならさらにパワープラス1000。もう1体コトノハをコール。
天啓。山札の上を1枚確認。ソウルへ『戦巫女コトノハ』右のコトノハをレスト。
2体のコトノハのスキルでパワープラス2000。
ナキサワメの
2体のコトノハのスキルでパワープラス1000」
「天啓のコストとしてレストしたリアガードがスタンド⁉」
「アワナミをコール。
天啓。山札の上を1枚確認。山札へ。さらに伸展の女神アウクセシアをコール」
伸展の女神アウクセシア(☆) PW5000
『天啓と
(大丈夫・・・まだいける)
コトノハ イシュタル コトノハ
アウクシリア R アワナミ
「アウクシリアのブースト、左のコトノハでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『妖刀の忍鬼マサムラ(☆)』」
「もっと見せて・・・。アワナミのブースト、右のコトノハでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『妖刀の忍鬼マサムラ(☆)』インターセプト!『羨慕の忍鬼イキュウ』」
「今度は僕の番だ。イシュタルでヴァンガードにアタック」
「ノーガード」
「ドライブチェック『ディテクト・エンジェル』
イシュタルのスキル。グレード1以上のユニットが出たので、ソウルブラスト『ディテクト・エンジェル』『戦巫女コトノハ』『堅守の女神キビツヒメ』Gゾーンのイシュタルを表に。Gゾーン表のイシュタルの数だけ、ユニットを選択。右のコトノハにパワープラス3000。ディテクトは天啓を持つユニットなので、右のコトノハをスタンド。セカンドチェック『泡沫の女神アワナミ』
同じスキルをもう1度。ソウルブラスト『ティーブレイク・エンジェル(治)』『氷紋の女神スヴァーヴァ』『順風の女神ニンニル』Gゾーンのイシュタルを表に。左のコトノハとアワナミにパワープラス3000しスタンド」
「そんな!まだリアガードが⁉」
「サードチェック『戦巫女ククリヒメ(☆)』クリティカルトリガー。クリティカルはイシュタル、パワーは左のコトノハに」
イシュタル(ベルノ)は槍をシラユキ(アン)の方向に構え、刃にエネルギーを溜め、ビームを2回発射させる。シラユキ(アン)はまともにビームを喰らってしまう。
「きゃああああああ!!」
「もう終わり?」
(ベルノ・ファーレンハート・・・完璧なファイト展開です。やっぱり、私がディフライダーに挑むことは、間違っていたのでしょうか?)
アンが弱気になっていると、脳裏に壮行会の時のアリスの言葉と、サードステージでのユイの言葉を思い出す。
『この責任はちゃんと取ってもらわないとね。
『私の、ううん、私たちの思いを全部、アンに託す!』
(・・・諦めない。いえ、諦めたくない!私は今、チームの全てを任されている!私の敗北は、チームの敗北を意味しています!私はこれまで、ユイちゃんやアリスちゃんに支えられてきた。だから今度は、私が2人を・・・チームを支える番です!)
ドリームハーツの中で自分を支えてもらっているユイとアリスのために、アンは目の前のファイトにめげずに果敢に挑む。
「私にとって大事な友達のために、そしてチームのために!負けるわけにはいきません!ダメージチェック『夢幻の風花シラユキ』セカンドチェック『傾城の忍鬼アゲマキ(引)』ドロートリガー!パワーはヴァンガードに!1枚ドロー!勝負はここからです!かかってきなさい!!」
「!!!
(この感じ・・・!)」
アンの志、そして、ファイトの中での輝きがベルノの心が震えた。
「今度こそ見せてもらおう。僕の求め続けた答えが、君の中にあるかを!左のコトノハでヴァンガードにアタック!」
「恐れるな。勇気を振りだせ。守るべきもののために!
ガード!『寂滅の忍鬼ヤエガキ』」
「!この輝き・・・!アワナミのブースト、右のコトノハでヴァンガードにアタック!」
「絶対に守ってみせる!友のために、チームのために!この1戦が、仲間の未来を左右させる!!
シラユキのリミットブレイク発動!カウンターブラスト!ペルソナブラスト!攻撃しているユニットのパワーをマイナス20000!」
「・・・そうか・・・これが・・・!」
PW17000➡PW11000+SH10000=21000
PW21000➡PW11000+SH15000=26000
PW26000➡PW11000(+5000)
PW20000➡PW16000+SH5000=21000
PW27000(-20000)➡PW16000 ベルノの手札4枚 山札22枚 アンのダメージ5枚(裏1枚)
「ベルノさん、ヴァンガードとは、人と人、そして心と心を繋ぐものです。その繋がりは、私たちの、いいえ、ここにいる全ての仲間たちにあるものだと、私は考えています」
「仲間・・・」
「はい。そしてその繋がりの証明を、私が今、してみせます」
「こい」
「いきます!ストライドジェネレーション!!!!伏魔忍竜ホムラレイダー!!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『関門の忍鬼アタカ』グレード1+2
伏魔忍竜ホムラレイダー PW26000 ハーツ『夢幻の風花シラユキ』
「・・・素晴らしい・・・」
「審判の忍鬼ヤスイエ、忍竜ヒデンスクロールをコール!」
審判の忍鬼ヤスイエ PW11000
忍竜ヒデンスクロール(醒) PW4000
「ヒデンスクロールの
ホムラレイダーのスキル!カウンターブラスト(2)!Gゾーンのホムラレイダーを表に!ドライブマイナス2!スキルを獲得!」
ヤスイエ ホムラレイダー ヤスイエ
R フゲン ヤスイエ
「右のヤスイエで右のコトノハにアタック!」
「ノーガード」
「左のヤスイエで左のコトノハにアタック!」
「ノーガード」
「フゲンのブースト、ホムラレイダーでヴァンガードにアタック!」
ホムラレイダーが刀を構える。アマルーダ(ベルノ)の目には、心なしか、その刀にいかなる炎でも決して溶けることのない氷の輝きを纏ったようにも見えた。
「(なんて輝きだ。この輝き、この情熱をもっと感じていたい。だから僕は、終わるわけにはいかない)
ジェネレーションガード!綾織の女神タグウッタ!」
ジェネレーションゾーン コスト『ティーブレイク・エンジェル(治)』
綾織の女神タグウッタ SH15000
「スキル発動!アワナミを選択して、ドロップゾーンから同名のカードを3枚までソウルに入れる。ドロップゾーンのアワナミを1枚ソウルに。シールドプラス10000!」
『耐えます!ベルノ・ファーレンハート!さあ、日下部アン!運命のドライブチェック!』
「絶対に突破してみせます!ツインドライブ『忍竜ヤシャバヤシ』セカンドチェック『妖刀の忍鬼マサムラ(☆)』クリティカルトリガー!効果は全て、ホムラレイダーに!!」
『抜いたーーーー!!!』
ホムラレイダーはアマルーダ(ベルノ)に接近し、刀を振り下ろそうとしたが、そこにタグウッタが魔力で生成した強力な糸の防御壁を貼る。アワナミはその補助に入る。しかしホムラレイダーは刀を振り下ろし、糸を切り、斬撃波がアマルーダ(ベルノ)に直撃する。
(熱い・・・これが、人間の力・・・。いや、でも、暖かい。これも純粋に輝く彼女への思いそのもの)
「託された思いが繋ぎ、繋ぎ合わせたものが力へと変わる。ベルノさん、これが私のヴァンガードです」
「・・・まだ終わらせたくない。もっと、もっと感じたい。この輝きを・・・」
「ベルノさん・・・」
「僕も答える、君に。ダメージチェック『戦巫女センリ』セカンドチェック『ティーブレイク・エンジェル(治)』ヒールトリガー!ダメージ1回復」
『ベルノはまだ耐える!ここで執念のヒールトリガー!』
「ホムラレイダーのスキル!3体のヤスイエを山札の下に戻して、ヴァンガードをスタンド!」
「楽しかった。だが僕はここまで。さあ、見せて。最高の輝き!」
「・・・はい!ホムラレイダーでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!こい!」
「ツインドライブ『傾城の忍鬼アゲマキ(引)』ドロートリガー!1枚ドロー!パワーはホムラレイダーに!セカンドチェック『忍獣オヤマキャット(治)』ヒールトリガー!ダメージ1回復、パワーはヴァンガードに!!」
ホムラレイダーは片手で巨大な氷を生成し、それを投げつけて、氷を切りさく。氷はつららとなり、アマルーダ(ベルノ)に向けて放たれた。
(ああ・・・これが人間・・・これが・・・ヴァンガード!)
PW11000➡PW9000
PW11000➡PW9000
PW31000(+5000)➡PW11000+SH25000=36000(+5000)
PW36000(+10000)➡PW16000
ダメージチェック『
アンのダメージ4枚 ベルノのダメージ6枚 勝者アン
『や、やりましたああ!!チームが残り1人という状況の中、大金星!日下部アン、見事ベルノ・ファーレンハートを破り、大量のポイントを獲得しました!』
「・・・やった・・・私が・・・チームディフライダーに・・・。ユイちゃん、アリスちゃん・・・」
ベルノに勝利したアンは信じられなさ、ホッとした気分、そして、ディフライダーに勝利したうれしさがごちゃごちゃになりながらも、その表情は安堵に包まれている。
☆
『おおおおおおおお!!』
観客席側では、かなりの大歓声が会場を包み込んでいた。一部始終を見ていたユイは大喜びだ。
「やったーー!アンー!さっきの最高だよー!」
アリスの方はアンのモニターを見て、驚愕に満ちた表情をしている。
(実際のところ半分諦めてた・・・ディフライダーに勝てるはずないって。けど、アンは絶対に諦めなかった。アンは宣言通り、チームを守り通してる。それに対して僕はフィーの事ばかり考えて、諦めない気持ちを忘れかけてしまうとは・・・情けない)
アリスは決心を固めた様子で、シルフィの写っているモニターに目を向ける。
(僕だってもう諦めない。そっちが忘れたっていうのなら、何度だって呼びかけて、思い出させてやる。この
☆
ファイトが終了した後、敗北したベルノのディフライダーの証のクランマークに激しい痛みが発生した。
「ぐっ・・・!」
「!べ、ベルノさん⁉」
それを見たアンはベルノに駆け寄り、心配そうな表情をする。
「だ、大丈夫ですか⁉手が痛むんですか⁉」
「なに、全力で戦った証だ」
ベルノは心配かけまいとそう口にし、アンに手を差し伸べる。
「また会おう、アンさん。とてもいいファイトだった」
「あっ・・・」
「君のおかげで僕もわかった」
「え?」
「勝ち負けじゃない。その先にあるもの・・・ヴァンガードの素晴らしさ」
「・・・!・・・ありがとうございました」
ベルノの言葉を聞き、アンは笑みを浮かべ、いいファイトをしたことに対してお礼を述べてベルノの手を握り、握手をする。握手した後、ベルノはアンに一礼をして、ディフライダーの控室へと戻っていく。
「・・・何とか勝てました・・・。けど、まだ油断はできません。サードステージはまだ続いており、ディフライダーにはカズミさんやシルフィさんがまだ残ってる。しかし、私は絶対に生き残って、ユイちゃんとアリスちゃんをファイナルステージへと連れていきます!」
アンはそう決心を改めて固めながら第3階層を進んでいくのであった。
to be continued…
ユイ「アンすごかったよねー。チームディフライダーに勝っちゃったんだから!」
アリス「勝ったって、君だって渕高サオリを倒したじゃないか。それに比べて僕はディフライダーに勝ってないんだけどね」
ユイ「ご、ごめん。別に悪気があったわけじゃ・・・」
アリス「なんてね、冗談だよ。僕だってこのまま終わらせるつもりは一切ないよ。絶対にチームディフライダーに一泡吹かせて
ユイ「アリス・・・やっぱりアリスはそのくらい強気の方がしっくりくるよ」
アリス「そりゃどうも。・・・待っていなよ、フィー」
TURN185「福原の選択」