さて、今回からチーム結成編のスタートです!
新しいカードが登場したら前書きにもカードプールを付け加えますのでよろしくお願いします。
それでは本編をどうぞ!
クロノVSトコハ
カードキャピタルにて、トコハとユイは自分たちのクランが収録されているパックを買いに来ている。クミはファイトテーブルでトリニティドラゴンとファイトしていた。
「はい、トコハちゃんには風華天翔、ユイちゃんには宇宙の咆哮な」
「「ありがとうございます!」」
カムイは2人にパックを渡し、2人はお礼を述べる。
「クミちゃんも強くなったな。トコハちゃんのコーチのおかげか」
「いやあ、私も友達として、鼻が高いですなあ」
「何で誇らしげなのよ?ユイちゃんも知ってるでしょ?クミちゃんもがんばってるの」
そんな会話をしながら2人はパックを開ける。
「あっ!立春の花乙姫プリマヴェーラ、新しいGユニットだ!」
「よかったじゃん。ユイちゃんはどうだ?」
「・・・また新世紀超獣ズィールでした・・・。もうホントにいらないよ・・・」
「あはは・・・」
ユイは目当ての物が手に入らず、落ち込んでいる。それを見たトコハとカムイは苦笑いしている。
TURN17「クロノVSトコハ」
クミはファイトを終えて、トコハに駆け寄ってくる。結果はクミの勝利だ。
「トコハちゃーん!勝ったよ!」
「おめでとう!見て見て、こっちも新しいGユニットゲット!」
「へーよかったですねー。こっちはいらないカードを引き当てたっていうのに・・・」
「あ・・・。え~と・・・ごめん・・・」
ユイがジト目でトコハを見つめる。トコハはバツが悪いような表情になり、どうフォローを入れようか悩んでいるとクミが優しく声をかける。
「大丈夫だよ~。次はきっといいのが引けると思うから~」
「クミちゃ~ん・・・ありがとう~」
「よしよし♪」
ユイはクミに抱きつき、クミはユイの頭をなでる。
「へっ、大会に向けて、いい肩慣らしになったぜ」
「それ、負けて言うセリフ?」
「・・・地区予選では、俺の実力を見せつけてやるからな!覚悟しろ!」
ツネトがトコハに指をさしてそう宣言するとトコハは・・・
「・・・私、出ないし」
「「「「ええええ⁉」」」」
なんと大会に出場しないといった。それを聞いたユイとトリニティドラゴンは非常に驚いている。
「トコハちゃん・・・今・・・なんて?」
「地区予選に出ないとか、本気で言ってんの⁉」
「うん」
「何で何で⁉どうして出ないのよ~⁉大会!」
大会に参加しない理由をツネトが訪ねてみる。
「いいじゃない、別に」
「自分の力を示すチャンスですよ⁉絶対出るべきですよ!」
「興味ないから。そういうの」
「ええ~?一緒に、てっぺん目指そうよ~。"マモルさんの妹"の名がなくぜ~?」
「!もう放っといてよ!!!」
ツネトの発した言葉を聞き、トコハは声を荒げる。これによって店内に静寂が訪れた。
「・・・あ、え~と・・・本当に興味ないの。ごめんね」
トコハは我に返り、ユイとクミに謝罪した。カムイにも謝罪する。
「すみません。騒がしくして」
「気にすんな。てか、騒いでたのは・・・」
カムイがトリニティドラゴンの3人を睨み付ける。
「・・・すみませーん」
トリニティドラゴンの3人は小さく畏まる。その光景をクエストボードの前で見ているクロノ。
☆
カードキャピタルからでたユイとトコハとクミは少し町を歩いている。
「なんかごめんね。せっかくクミちゃん勝ったのに」
「ううん。私は気にしてないよ~」
「でもちょっとショック受けちゃったな。チームに誘おうかなって思ってたのに・・・」
「え?」
「チーム?」
チームという単語が出てきて首を傾げるクミにユイは調べてきたことを説明する。
「大会なんだけど、形式が団体戦らしくて参加条件がグレード3になることと3人以上いるチームを作ることなんだって。それでトコハちゃんを誘おうかなって思ってたんだけど、さっきので見事に裏切られたって感じなんだよね~」
「そうだったの・・・。ごめんね。なんか参加したくなくてさ・・・」
せっかくの誘いに遠回しに断ったことにトコハは謝罪する。ユイはケロッとした表情で対して気にしてないようだ。
「全然気にしてないよ。それよりもトコハちゃん、今度の日曜空いてる?」
「日曜?うん、何もないけど?」
「よかったら、クエスト付き合ってもらえないかな?クミちゃん、あれ見せてあげて!」
「は~い」
ユイがそう言うとクミはトコハに自分のファイカを見せ、クエスト内容を見せる。
クエストレベル1 依頼人:多原マチコ
内容:女の子ファイター限定で交流会&お茶会を開きます。一緒にヴァンガードしましょ♪
「へ~、楽しそうだね!」
「でしょ~?」
「私も受けとくね。この調子ならクミちゃんはグレード2に、ユイちゃんはグレード3にすぐになれるよ!」
「トコハちゃんやユイちゃんがいろいろ教えてくれるからだよ~。ね~ユイちゃん?」
「ね~♪」
3人は楽しそうにクスクスと笑いあった。
「そうだ!」
☆
トコハに連れられてやってきたのは町のパン屋、ニシベーカリーであった。目的はニシベーカリーで売っている特製コロッケパンだ。
「ここ!ここのコロッケパンがね揚げたてサックサク、ジャガイモほっくほく、ソースも自家製でね、最高なの!」
「本当?」
「兄さんが大会に出るとき、必ず持って行って全戦全勝!奇跡のコロッケパンなんだから!」
「すご~い!」
トコハのコロッケパンの力説に目を輝かせるクミ。
「・・・って、ユイちゃんあんまり驚いてないね」
「え?だって私の家とここってすごい近いんだもん。コロッケパンの一個や二個普通に買って食べるから」
「あ・・・あー、ユイちゃんってこの辺りに住んでるからね」
八百屋佐倉店とニシベーカリーまでの距離はかなり近いのだ。だから朝早くに買いに行こうと思えば確実に買えるのだ。
「でも最近ここのコロッケパン食べてなかったな・・・」
「だったら今買って食べようよ!」
「それだったらこの時間帯だと無理だよ?ほら、あれ見て」
そう言ってユイはコロッケパンの売っているスペースを指を指す。そこにあるのはコロッケパンの売り切れの表紙であった。
「「う、売り切れ⁉」」
コロッケパンが売り切れという事にショックを隠せないトコハとクミ。そこにニシベーカリーの店主が現れる。
「ごめんね、トコハちゃん。ちょっと前に最後の2つが売れちゃったんだ」
「そっか・・・」
トコハ悔しそうに唸り、高らかに叫んだ。
「もう、誰よ⁉私たちのささやかな幸せを邪魔する奴はーーー!!」
☆
交流会クエスト当日の日曜日、3人は目的地、コミュニティセンターに向かう。トコハとユイは平然としているが、クミは若干緊張しているようだ。
「なんか・・・緊張してきちゃった・・・」
「女の子だけのクエストでしょ?気楽にいこう」
「おっ、着いたみたいだよ」
3人はコミュニティセンターの交流会が開催している部屋に向かう。そこには、クエストに書いてある通り、女性だけが集まり、楽しくお茶したり、ファイトしたりと、楽しそうな雰囲気を出していた。
「わあ~」
「ね?楽しそうでしょ?」
「え~と・・・主催者の人は・・・」
ユイがクエストの主催者を探していると、主催者らしき女性が近づいてくる。その人がクエストの主催者、多原マチコである。
「初めまして。私がクエスト主催者の多原です。よろしくね」
マチコが自己紹介すると、3人もそれぞれ自己紹介を始める。
「岡崎クミです。よろしくお願いします」
「佐倉ユイです!よろしくです!」
「安城トコハです」
マチコはトコハの安城の名字に反応する。他の女性もそれに反応する。
「安城?安城って・・・まさか・・・」
「もしかして安城マモルの親戚?」
「いやだ、そんなわけないでしょ?」
「あーー!そうだよ!この間の合同祭りで兄妹対決やってた!」
「え・・・」
トコハがマモルの妹とわかった途端、女性たちがトコハに近づいてきた。
「本当に安城マモルの妹?」
「うっそ!私ファンなんだけど!」
「すごい!ファイトしよう!」
「やだ私が先に気付いたんだから私が先だって!」
「私も私も!」
トコハの周りには興奮しているマモルのファンの女性に囲まれていた。それを見つめるクミとユイ。
「クミちゃん・・・私たち空気になってない?」
「トコハちゃん、人気だね~」
「ストーーーーップ!!」
興奮しているマモルのファンの女性たちを一声で静止するトコハ。
「そういうのは後で!今日はみんなで楽しむクエストだから!誰が誰の妹とか関係ありません!」
「でも妹なんでしょ?」
「・・・えっと、ファイトの順番とか進行とか、もう決まってるんですか?」
「えっと・・・そういうのは・・・みんな揃ってから、なんとなく始めようかなって・・・」
「じゃあ今から始めましょう!対戦表とか、ないなら作りますけど!」
トコハの気合の入れ場所に若干引いているマチコ。
「本当?じゃあお願いしちゃおうかな」
「任せてください!」
「やだかっこいい!さすが"クランリーダーの妹"だね」
「ファイトも強いのかな?やっぱり」
「あの"マモル様の妹"よ?弱いわけないじゃん!」
先ほどから連呼されている単語にトコハはすっかり参っている。トコハを心配するクミとユイ。
「トコハちゃん・・・」
「ちょ・・・大丈夫?顔色悪いよ?」
「・・・大丈夫よ。それよりも2人とも手伝って!」
「「う・・・うん・・・」」
トコハはホワイトボードにファイトの進行や組み合わせなどを書いていく。だがその表情はかなり暗い。クミとユイはトコハを心配する。
「トコハちゃん・・・どうしたのかな?」
「・・・ねえ、トコハちゃんに悪いんだけど、帰りに聞いてみない?大会に出ないことを含めて」
2人がそうひそひそ話を進めている間に交流会は始まった。そしてなにも問題なく、交流会の進行は進んでいった。
☆
クエストも無事終了し、3人は帰宅する道のりを歩いていた。
「ごめんね、なんか」
「ううん、私こそ何もできなくて・・・」
「・・・あの・・・さ、別に答えなくてもいいんだけど、トコハちゃんってもしかして・・・マモルさんの妹ってこと・・・かなり気にしてる?」
ユイの質問にトコハは少し寂しそうに微笑みながら、自身のことを話す。
「あはは・・・ユイちゃんは鋭いなぁ。・・・いつからかな。負ければ"安城マモルの妹"なのに、勝てば"安城マモルの妹"だから。・・・兄さんのせいじゃない。私のせいでもない。わかってるけど・・・」
「それでもやっぱり・・・気になってしまう・・・か・・・」
「それで大会にも出ないって言ったんだ・・・」
トコハは有名ファイターである安城マモルの妹だからということをコンプレックスを抱いていた。負ければ安城マモルの妹なのに、勝てば安城マモルの妹だから、そんな言葉を受けるくらいなら、大会に参加しない方がいい。その考えが大会に出ない最大の理由なのだ。
「・・・昔はただ楽しいだけだったのに・・・。どうしてこうなっちゃったのかな」
トコハが川を見ながら寂しそうに俯く。ユイは少し考えた後、微笑んである提案をした。
「トコハちゃん、クミちゃん!リベンジしよう!ニシベーカリーのコロッケパン!この時間帯なら急いでいけば確実に手に入るよ!」
トコハとクミは少し驚き、お互いに顔を合わせ、そして頷いた。
「「うん!」」
☆
3人は急いでニシベーカリーに行き、コロッケパンを購入しようと思っていたが先客がいた。クロノだ。
「!!新導⁉」
トコハはクロノに近づきクロノが買ったパンの袋を取り上げ、中を確認する。袋に入っていたのは3人のお目当てのコロッケパンが4つ入っていた。トコハは店主に顔を合わせると店主はビクついた。さらにコロッケパンが売ってるスペースを見るとやはりというか売り切れの表紙があった。トコハは再び店主を見ると店主が申し訳なさそうに手を合わせている。これにはトコハの怒りはマックスだ。
「・・・し~ん~ど~う~!!!」
「な・・・なんだよ⁉」
「私たちのコロッケパン、何であんたが買っちゃうのよ!!!」
「んなの、早い者勝ちだろ?明日買えよ」
「今食べたいの!あんたこそ、1人で4つもいらないでしょ!!?」
「いや・・・これは頼まれたんだって!」
そう、クロノが買ったコロッケパンの4つのうち3つはカムイやシンが頼んだものだ。
「譲って!」
「何で?」
「一つくらいいいじゃない!」
「俺の食う分がなくなるだろ」
「心が狭い!!」
「なんだと・・・もういっぺん言ってみろ!」
「ええ、何度でも言ってあげます!心が狭い!!」
「テメェ!!」
トコハとクロノは口喧嘩してしまい、それにオロオロするクミ。2人の口喧嘩を止めるユイ。
「はいストーーップ!そんなしょうもない口喧嘩より、もっと効率がいいのあるでしょ?」
☆
ユイに連れ出されたのは近くの公園だ。ユイが出した提案はトコハが勝ったらコロッケパンはトコハたちの物、クロノが勝ったらクロノがそのままもらうというものだ。
「どちらが奇跡のコロッケパンにふさわしいか、決着をつけましょう!」
「望むところだ!」
準備を整え、コロッケパンを賭けたファイトがスタートされる。
「「スタンドアップ・ヴァンガード!!」」
「春待ちの乙女オズ!」
「ガンナーギア・ドラコキッド!」
春待ちの乙女オズ PW5000
メーザーギア・ドラゴン PW5000
「私の先攻!ドロー!萌芽の乙女ディアンにライド!オズは移動!ターンエンド!」
萌芽の乙女ディアン PW8000
R ディアン R
R オズ R トコハの手札5枚 山札43枚
「俺のターンだ!ドロー!メーザーギア・ドラゴンにライド!さらにもう一体のメーザーギアをコール!」
メーザーギア・ドラゴン PW8000
R メーザーギア メーザーギア
R ガンナーギア R
「メーザーギアのブースト、ヴァンガードのメーザーギアでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!」
「ドライブチェック『頂に立つギアウルフ』」
「ダメージチェック『弾幕戦士スイカーク』」
「リアガードのメーザーギアでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『ウーント・タナップ』」
「ターンエンドだ!」
PW13000➡PW8000
PW8000➡PW8000+SH5000➡13000 クロノの手札5枚 山札42枚 トコハのダメージ1枚
「私のターン!開花の乙女ケラにライド!弾幕戦士スイカーク、開墾の戦乙女パドミニをコール!」
開花の乙女ケラ PW10000
弾幕戦士スイカーク PW9000
開墾の戦乙女パドミニ PW7000
スイカーク ケラ R
パドミニ オズ R
「オズのブースト、ケラでヴァンガードにアタック!」
「ノーガードだ」
「ドライブチェック『ラナンキュラスの花乙女アーシャ』」
「ダメージチェック『グリマーブレス・ドラゴン』」
「パドミニのブースト、スイカークでアタック!」
「スチームメイデン・ウルルでガード!」
「ターンエンド」
PW15000➡PW8000
PW16000➡PW8000+SH10000=18000 トコハの手札3枚 山札40枚 クロノのダメージ1枚
(そういや、こいつと直接ファイトするのは、これが初めてなんだ)
「俺のターン。スタンド&ドロー。ライド!スモークギア・ドラゴン!メーザーギアを移動して、スモークギア、グリマーブレス・ドラゴンをコール!」
スモークギア・ドラゴン PW10000
グリマーブレス・ドラゴン PW9000
グリマーブレス スモークギア スモークギア
R ガンナーギア メーザーギア
「グリマーブレス・ドラゴンでスイカークにアタックだ!」
「ガード!『春待ちの乙女オズ』」
「だったらガンナーギアのブースト、ヴァンガードのスモークギアでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!」
ドライブトリガーチェック『ドキドキ・ワーカー(☆)』クリティカルトリガーだ。パワーはリアガードのスモークギアに、クリティカルはヴァンガードのスモークギアに」
「くっ!ダメージチェック『メイデン・オブ・パッションフラワー』『ダンガン・マロン(☆)』クリティカルトリガー!効果は全部ヴァンガードに!」
「メーザーギアのブースト、スモークギアでヴァンガードにアタックだ!」
「ノーガードよ。」
「トコハちゃん・・・」
「大丈夫だよ」
トコハを心配するクミに、ユイはそう一言そう言った。
「ダメージチェック『フェアリーライト・ドラゴン(治)』!ヒールトリガー!ダメージを回復してパワーをヴァンガードに!」
「くっ。ターンエンド」
PW9000➡PW9000+SH10000=19000
PW15000➡PW10000(+5000)
PW23000➡PW15000(+5000) クロノの手札3枚 山札39枚 トコハのダメージ3枚
「スタンド&ドロー!やるじゃない。ついこの間まで初心者だったのに」
「そりゃどうも」
「あの、トコハちゃん・・・私も同じ時期に始めた初心者なんですけど・・・」
トコハはクロノの実力を称賛し、クロノはそっけなく返した。一方のユイはトコハの発言にトゲがあるかのようにかなり苦い顔になる。
「ハイメ・アルカラスを倒した実力は伊達じゃないってわけね。けど私だって。煌めく蕾よ、今こそ花開け!ラナンキュラスの花乙女アーシャにライド!!」
ラナンキュラスの花乙女アーシャ PW11000
「スイカークをコール!スイカークのスキル!他のリアガードにスイカークがいるなら、1体につき、パワープラス2000!」
スイカーク アーシャ スイカーク
パドミニ オズ R
「右のスイカークでグリマーブレスにアタック!」
「ノーガード!」
「パドミニのブースト、左のスイカークでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『ドキドキ・ワーカー(☆)』」
「オズのブースト、アーシャでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード」
「ドライブチェック『開墾の戦乙女パドミニ』『ダンガン・マロン(☆)』クリティカルトリガー!効果は全部ヴァンガードに!咲き誇る花に抱かれて眠りなさい!!」
イメージ内でアーシャ(トコハ)は武器のクワに力を込め、スモークギアに連撃を喰らわせた。
「ぐわっ!ダメージチェック『メーザーギア・ドラゴン』『スチームバトラー マシュダ(☆)』クリティカルトリガー!効果は全部ヴァンガードに!」
「ターンエンド!これが私のヴァンガード!」
PW11000➡PW9000
PW18000➡PW10000
PW16000➡PW10000(+5000) トコハの手札3枚 山札34枚 クロノのダメージ3枚
「スタンド&ドロー!導くぜ未来!切り開け世界!ライド!クロノジェット・ドラゴン!!」
クロノジェット・ドラゴン PW11000
R クロノジェット スモークギア
R ガンナーギア メーザーギア
「ガンナーギアのブースト、クロノジェットでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!」
「ツインドライブ『クロノジェット・ドラゴン』『スチームブレス・ドラゴン』」
「ダメージチェック『メイデン・オブ・グラジオラス』」
クロノジェットはアーシャ(トコハ)に向かって飛び蹴りを放つ。飛び蹴りを喰らったアーシャに向かってスモークギアは殴りかかろうとする。
「メーザーギアのブースト、スモークギアでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『ダンガン・マロン(☆)』」なっ⁉ターンエンド!」
スモークギアの拳はダンガン・マロンによって防がれ、アーシャ(トコハ)に当たることはなかった。
PW16000➡PW11000
PW18000➡PW11000+SH10000➡21000 クロノの手札4枚 山札34枚 トコハのダメージ4枚
「そう簡単には通さない!」
「トコハちゃん、すごい!」
「さすがは安城トコハだね!」
「お前、こんなに強かったのか」
「見直した?」
「ああ、さすがあの"マモルさんの妹"だな」
「「!」」
クロノが発したトコハにとっての最大のコンプレックスの単語にトコハはプルプルと震える。クミは悲しそうな顔をする。ユイは空気読めよみたいな表情をしている。
「新導君・・・何でそれを言うのかね・・・」
「は?それどういうことだ?」
「何で・・・あんたまでそういうこと言うわけ?」
「!」
「これは・・・私のファイトなの。私の・・・ヴァンガードなのに!」
そして、クロノに向けてこう叫んだ。
「あんたの相手は安城トコハ!!マモルさんの妹じゃない!!!ジェネレーションゾーン・・・解放!!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『ラナンキュラスの花乙女アーシャ』グレード3
「今こそ咲き誇れ!!我が輝ける未来に!!ストライド・・・ジェネレーション!!!!春色の花乙姫アルボレア!!!!」
春色の花乙姫アルボレア PW26000 ハーツ『ラナンキュラスの花乙女アーシャ』
「パドミニをコール!」
スイカーク アルボレア スイカーク
パドミニ オズ パドミニ
「オズのブースト、アルボレアでヴァンガードにアタック!」
「⁉ノーガードだ!」トリプルドライブ『萌芽の乙女ディアン』『メイデン・オブグラジオラス』『メイデン・オブフリルドロッド』」
「ダメージチェック『スチームバトラー マシュダ(☆)』クリティカルトリガー。効果は全部ヴァンガードに」
「!トコハちゃん、今の」
「!しまった!」
アルボレアのスキルはアタックがヒットしたら場にいるリアガードを選び、同じユニットをコールすることができる能力を持つ。トコハのスイカーク2体はスタンド状態、つまり攻撃がヒットしてコールしてもよいが、結局攻撃できるユニットは2体だけになるのだ。
「せっかくのスキルなのに・・・シャッフルだけで終わるなんて・・・」
「ま・・・まだよ!右のパドミニのブースト、右のスイカークでヴァンガードにアタック!」
「『インターセプト!スモークギア・ドラゴン』」
「左のパドミニのブースト、左のスイカークでヴァンガードにアタック!」
「ガード頂に立つギアウルフ』」
「・・・ターン・・・エンド・・・」
PW31000➡PW11000(+5000)
PW18000➡PW16000+SH5000➡21000
PW18000➡PW16000+SH5000➡21000 トコハの手札4枚 山札29枚 クロノのダメージ4枚
「スタンド&ドロー。・・・悪い。なんか、余計なこと言っちまったようだな」
クロノはトコハに謝りながら、ストライドのコストを払う。
「ジェネレーションゾーン・・・解放!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『クロノジェット・ドラゴン』グレード3
「今こそ示せ!!我が真に望む世界を!!ストライド・・・ジェネレーション!!!!時空竜クロノスコマンド・ドラゴン!!!!」
時空竜クロノスコマンド・ドラゴン PW26000 ハーツ『クロノジェット・ドラゴン』
R クロノスコマンド R
R ガンナーギア メーザーギア
「クロノスコマンド・ドラゴンでヴァンガードにアタック!
「・・・ノーガード」
「トリプルドライブ『スチーム・メイデン・アルリム』『ラッキーポッド・ドラコキッド(引)』ドロートリガー!パワーをヴァンガードに上げて1枚ドロー!『次元放逐の
クロノスコマンドは詠唱を唱え、大空にサークルが現れ、光線が放たれ、すぐ下にいるアーシャ(トコハ)に直撃した。
「ダメージチェック『ラナンキュラスの花乙女アーシャ』」
「クロノスコマンドのヒット時のスキル発動!カウンターブラスト(2)とソウルブラストで相手リアガードを全て山札の下へ!全てを飲み込み、時空の彼方へ消し飛ばせ!!」
アーシャ(トコハ)の後ろに時空の穴が現れ、その穴にパドミニ2体、スイカーク2体、オズが飲み込まれ、時空の彼方に消えていった。
「これでターンエンドだ」
PW31000(+5000)➡PW11000 クロノの手札6枚 山札28枚 トコハのダメージ5枚
「リアガードが・・・全部・・・」
「ハイメのファイトに見せたあれか!これはやられたらひとたまりもない!」
「私のターン・・・。スタンド&ドロー・・・」
トコハの悲しそうな顔を見て、クロノはトコハに対して思っていることを口にする。
「・・・俺はただ、すげぇなって思っただけだ。あんな強い兄貴がいて、妹もこんだけ強くて。簡単にはこうはなれねぇだろ。きっと兄妹2人で、協力したり、競い合ったり、今までずっと、がんばってきたんだろうなって!」
「!!」
クロノの想いを聞き、トコハが脳裏に浮かんだのは幼きトコハと、まだドラエン支部の職員になっていないマモルと一緒にコロッケパンを食べている時の記憶だ。その時にトコハとマモルと同じくらいの強さに、マモルはトコハに負けないくらいに強くなるという誓い合いの言葉を思い出した。これによってトコハはファイトに再び火がついた。
「・・・ジェネレーションゾーン・・・解放!!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『メイデン・オブフリルドロッド』グレード3
「目覚めよ!!今始まる希望の季節!!ストライド・・・ジェネレーション!!!!」
バイオロイドは春の訪れを招くがために、過去の世界から現れた。
「立春の花乙姫プリマヴェーラ!!!!」
立春の花乙姫プリマヴェーラ PW26000 ハーツ『ラナンキュラスの花乙女アーシャ』
「メイデン・オブ・グラジオラス、萌芽の乙女ディアンをコール!」
メイデン・オブ・グラジオラス PW9000
R プリマヴェーラ グラジオラス
R R ディアン
「ディアンのブースト、グラジオラスでヴァンガードにアタック!グラジオラスの
戻したカード 春待ちの乙女オズ、メイデン・オブ・パッションフラワー、ラナンキュラスの花乙女アーシャ、メイデン・オブフリルドロッド、開花の乙女ケラ
「山札に戻したら、さらにグラジオラスとディアンをコール!これがわたしの、ヴァンガード!!」
「完全ガードだ!『スチーム・メイデンアルリム(コスト『ラッキーポッド・ドラコキッド(引)』)』
「トリプルドライブ『メイデン・オブ・フリルドロッド』『メイデン・オブ・ディモルフォーセ(☆)』クリティカルトリガー!効果は全部左のグラジオラスに!『フェアリーライト・ドラゴン(治)』ヒールトリガー!ダメージを回復してパワーをグラジオラスに!」
プリマヴェーラが持つスコップのような槍でクロノジェットを貫こうとしたアルリムによって阻まれる。
「安城トコハは、これぐらいじゃビクともしないのよ!ディアンのブースト、トリガーの効果がのったグラジオラスでクロノジェット・ドラゴンにアタック!」
「ガード!『スチームメイデン・ウルル(治)』『スチームブレス・ドラゴン』『グリマーブレス・ドラゴン』」
「ターンエンド。・・・くっ!届かなかった」
PW17000➡PW11000
PW34000➡PW11000(完全ガード)
PW27000➡PW11000+SH20000=31000 トコハの手札4枚 山札34枚 クロノのダメージ5枚
「俺のターン!スタンド&ドロー!ジェネレーションゾーン・・・解放!!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『次元放逐の
「今こそ示せ!!我が真に望む世界を!!ストライド・・・ジェネレーション!!!!」
その竜は現在と未来の可能性を持ち、その可能性を実現のため、時空より現れた。
「時空竜フェイトライダー・ドラゴン!!!!」
時空竜フェイトライダー・ドラゴン PW26000 ハーツ『クロノジェット・ドラゴン』
(!!あれは・・・あの人が落としたカード!何で新導君が持ってるの⁉)
ユイはフェイトライダー・ドラゴンに見覚えがあった。それは以前伊吹とぶつかり、その際に伊吹が落としていき、ユイがそれを届けたのだ。ゆえに現在クロノが使っていることに対してかなりの疑問を持っている。
「クロノジェット・ドラゴンの超越
R フェイトライダー ギアホース
R ガンナーギア メーザーギア
「ガンナーギアのブースト、フェイトライダーでヴァンガードにアタックだ!!」
「・・・ノーガード!」
「ドライブチェック『クロノジェット・ドラゴン』『スチームメイデン・アルリム』『ドキドキ・ワーカー(☆)』クリティカルトリガー!パワーはギアホースへ、クリティカルはフェイトライダーに!!回せ、運命の歯車! はだかる者みな、ぶち抜き破れ! 剛撃突破!!」
フェイトライダーに装着されているレーザー砲をアーシャ(トコハ)に目掛けた。そしてレーザーが発射され、アーシャ(トコハ)に見事に直撃した。
PW31000➡PW11000
ダメージチェック『ウーント・タナップ(引)』『ラナンキュラスの花乙女アーシャ』
トコハのダメージ6 クロノのダメージ5 勝者クロノ
「トコハちゃん・・・」
「大丈夫だよ。ほら、見て」
トコハを心配するクミに、トコハを見るように言うユイ。トコハは少し俯いたが、すぐに満面の笑みになる。
「・・・あー!負けたー!いいファイトをありがとう、新導!」
クロノは自分がベンチに置いたコロッケパンの入った袋をトコハに渡す。
「ちょ⁉新導⁉」
「やるよ」
「ま・・・待って新導君!私新導君に聞きたいことが・・・」
ユイがクロノを呼び止めようとするが、クロノは自分の自転車に乗って、そのまま帰宅していった。
「・・・う~ん・・・っまあ、いっか!」
聞いたところでややこしくなりそうと思ったユイはカードのことを考えるのをやめた。
☆
夕方、3人は公園のベンチでニシベーカリーのコロッケパンを食べていた。
「わ~!おいしい~!」
「でしょ?」
「久しぶりの味だな~。明日の昼ごはんに買っておこうかな」
トコハはコロッケパンを食し、夕陽を見ていた。
「・・・変わんないな、この味。・・・もう一度、挑戦してみようかな」
トコハは夕陽を見ながら、そう呟いた。
☆
翌日の朝、ユイは学校に行く途中にトコハと出会った。クミは日直の仕事があり、先に学校に行っているとのこと。2人は話ながら学校に向かうと、ユイにとって驚きとうれしい話が舞い込んできた。
「え⁉私と・・・同じチームに⁉」
「うん。どうせユイちゃんはグレード3になって大会に出るつもりなんでしょ?だったら、私と一緒に大会に出よう?」
なんと大会に参加しないと言っていたトコハが大会に参加、しかもユイのまだ作っていないチームに入れてほしいと言ってきたのだ。
「そ・・・それはうれしいけど・・・いいの?大会にでたくなかったんじゃあ・・・」
「・・・昨日いろいろ考えたんだ。新導が言っていたでしょ?兄妹2人で協力し合ったり、競い合ったりって。私と兄さんはそうやってお互いを高めあってきた。新導のおかげで気付けたんだ」
トコハは満面な笑みでユイを見つめ、想いを語る。
「私なりに考えた結果、私はユイちゃんと一緒に、高めあっていきたいんだって。ううん、ユイちゃんと一緒に強くなりたいって思ったの。それが私が大会に出る理由よ」
「ト・・・トコハちゃ~ん・・・」
トコハの想いにユイは嬉しさのあまり、涙目になり、思いっきりトコハに抱き着いた。
「ありがとう!ありがとう!こっちこそよろしくね!」
「ちょ・・・ちょっとユイちゃん・・・抱き着かないでよ!」
トコハは思い出したかのようにカバンをごそごそと何かを取り出す。出てきたのはニシベーカリーの袋だ。しかもそれは昨日クロノにもらった袋だ。その袋から何かを取り出す。
「それって・・・昨日の余ったコロッケパン⁉」
トコハは昨日1個だけ余ったコロッケパンを半分ちぎってその半分をユイに差し出す。
「これは誓いのコロッケパンよ。これを食べて、チームを組んだという証のね。あっクミちゃんには内緒ね」
「・・・うん。ここに誓おう。今ここで私とトコハちゃんはチームを組んだという誓いを」
ユイとトコハは半分こしたコロッケパンを笑顔で一緒に食す。食べ終えたら2人は仲良く学校に向かっていった。
to be continued…
トコハ「まさか、新導にいろいろ気づかされちゃうなんて」
クミ「そう?トコハちゃん今いきいきしてるよ」
ユイ「うん。これぞまさに安城トコハって感じだね」
トコハ「そうかな?」
クミ「あと、新導君がやっぱりいい人なんだってわかってうれしかったな」
ユイ「それって、あのおいしいコロッケパンをタダで分けてくれたから?」
クミ「うん!もう絶対いい人!神様!」
トコハ「クミちゃん・・・食べ物に釣られて知らない人についていったりしちゃダメだよ?」
ユイ「なんか・・・私よりクミちゃんが心配だな・・・」
TURN18「うずまきキューピット」