カードファイト!!ヴァンガードG 鋼と宇宙の正義   作:先導

192 / 240
BCF大阪イベント開催まで、明日というか今日を含めて4日!リアルでもちょっとばかり忙しいので、今のうちに準備を進めております。

さて、今回からファイナルステージ準決勝が始まります!まずは第1試合の福原高校ヴァンガード部対ディフライダー!

それではどうぞ!


福原高校ヴァンガード部VSチームディフライダー

U20(アンダートゥエンティ)の最終決戦であるファイナルステージ準決勝開幕当日、会場全体の高まりが強くなっており、激しい歓声が広がっている。

 

「いよいよこの日がやってきみゃした!U20(アンダートゥエンティ)チャンピオンシップ、ファイナルステージ!準決勝第1戦、チームディフライダー対福原高校ヴァンガード部!先鋒を務めるのは、ベルノ・ファーレンハートと羽島リンです!」

 

第1試合の先鋒を務めるベルノとリンはすでに会場の真ん中のファイト台に立ち、ファイトの準備は完了している。互いのチームの残りメンバーは会場に設置されている待機場でファイトの様子を見る。

 

「2勝したチームが決勝へと勝ち上がるこの戦い、まず先手を取るのはどてぃらのチームか!」

 

既に準備を終えているリンとベルノは互いに対峙していた。

 

(ディフライダー・・・こいつが、惑星クレイの・・・?)

 

「君がどんなファイトをするのか、もう1度見せて。君の、輝きを」

 

「・・・っ⁉」

 

意味深な質問にリンは若干ながら動揺するが、すぐに意識はファイトの方に集中する。

 

「ファイナルステージ、準決勝。その戦いの火ぶたが今!きられます!」

 

MCミヤの合図で互いにファイトの態勢に入る。そして、いよいよファイナルステージ準決勝第1試合が始まろうとしていた。

 

 

 

TURN190「福原高校ヴァンガード部VSチームディフライダー」

 

 

 

「「スタンドアップ・ヴァンガード!!」」

 

黒衣の燭光(ブラック・キャンドル)アズライール!」

 

「源流の女神ナキサワメ」

 

黒衣の燭光(ブラック・キャンドル)アズライール  PW5000

 

源流の女神ナキサワメ  PW5000

 

「私の先攻!ドロー!ライド!黒衣の鏡像(ブラック・ミラージュ)ハギーテ!アズライールは移動!ターンエンド!」

 

黒衣の鏡像(ブラック・ミラージュ)ハギーテ  PW7000

 

R  ハギーテ  R

R アズライール R  リンの手札5枚 山札43枚

 

「僕のターンだね。ドロー。ライド。泡沫の女神アワナミ。ナキサワメは移動」

 

泡沫の女神アワナミ  PW7000

 

R アワナミ  R

R ナキサワメ R

 

「ナキサワメのブースト、アワナミでヴァンガードにアタック」

 

「ノーガード!」

 

「ドライブチェック『氷紋の女神スヴァーヴァ』」

 

「ダメージチェック『黒衣の鏡像(ブラック・ミラージュ)ハギーテ』」

 

「ターンエンド」

 

PW12000➡PW7000  ベルノの手札6枚 山札42枚  リンのダメージ1枚

 

「私のターン!ドロー!ライド!黒衣の救済(ブラック・リリーフ)アラトロン!黒衣の爆撃(ブラック・ボンバー)マーリク、黒衣の稲妻(ブラック・スパーク)ムンカルをコール!」

 

黒衣の救済(ブラック・リリーフ)アラトロン  PW9000

黒衣の爆撃(ブラック・ボンバー)マーリク  PW7000

黒衣の稲妻(ブラック・スパーク)ムンカル(☆)  PW4000

 

マーリク アラトロン  R

ムンカル アズライール R

 

「ムンカルのブースト、マーリクでヴァンガードにアタック!」

 

「ノーガード。ダメージチェック『ティーブレイク・エンジェル(治)』ヒールトリガー。パワーはヴァンガードに」

 

「ちっ・・・アズライールのブースト、アラトロンでヴァンガードにアタック!」

 

「ガード『伸展の女神アウクセシア(☆)』」

 

「ドライブチェック『サージェリィ・エンジェル(醒)』スタンドトリガー!ハギーテをスタンドして、パワープラス5000!ハギーテでもう1度アタック!」

 

「ノーガード。ダメージチェック『戦巫女コトノハ』」

 

「ターンエンド!」

 

PW11000➡PW7000(+5000)

PW14000➡PW12000+SH10000=22000

PW12000➡PW12000  リンの手札4枚 山札40枚  ベルノのダメージ2枚

 

「僕のターンだ。スタンド&ドロー。ライド。順風の女神ニンニル」

 

順風の女神ニンニル  PW9000

 

「ニンニルの天啓。山札の1番上を確認して、ソウルか山札の上に置く。ソウルへ『枷の戒めゲルギャ』ナキサワメをレスト。戦巫女センリと戦巫女ククリヒメをコール」

 

戦巫女センリ  PW9000

戦巫女ククリヒメ(☆)  PW4000

 

「センリの天啓。山札の1番上を見る。山札の上に。

ソウルにあるゲルギャのスキル。ソウルからドロップゾーンへ。ナキサワメをスタンド。パワープラス3000」

 

R ニンニル   センリ

R ナキサワメ ククリヒメ

 

「ナキサワメのブースト、ニンニルでヴァンガードにアタック」

 

「どうせトリガーだろ?1点や2点くらいくれてやる!ノーガードだ!」

 

「ドライブチェック『伸展の女神アウクセシア(☆)』クリティカルトリガー。効果は全部ヴァンガードに」

 

「ふん・・・ダメージチェック『黒衣の安眠(ブラック・ドリーム)ザバニーヤ』セカンドチェック『クリティカルヒット・エンジェル(☆)』クリティカルトリガー!効果は全部ヴァンガードに!」

 

「ククリヒメのブースト、センリでヴァンガードにアタック」

 

「ガード!『サージェリィ・エンジェル(醒)』」

 

「ターンエンド」

 

PW17000➡PW9000(+5000)

PW18000➡PW14000+SH10000=24000  ベルノの手札4枚 山札37枚  リンのダメージ3枚

 

「私のターン!スタンド&ドロー!ライド!黒衣の戦慄(ブラック・シバー)ガウリール!!」

 

黒衣の戦慄(ブラック・シバー)ガウリール  PW11000

 

「マーリクとムンカルを移動!」

 

ムンカル ガウリール  R

マーリク アズライール R

 

「ハギーテのブースト、ムンカルでヴァンガードにアタック!」

 

「ガード『伸展の女神アウクセシア(☆)』」

 

「アズライールのブースト、ガウリールでヴァンガードにアタック!

ムンカルのスキル!ヴァンガードがガウリールなら、自身をソウルに入れて、1枚ドロー!パワープラス5000!」

 

「ノーガード」

 

「ツインドライブ『サニースマイル・エンジェル(治)』ヒールトリガー!ダメージ1回復、パワーはヴァンガードに!セカンドチェック『クリティカルヒット・エンジェル(☆)』クリティカルトリガー!効果は全部ヴァンガードに!」

 

ガウリール(リン)は翼を羽ばたかせ、ニンニル(ベルノ)に接近しハサミによる斬撃を与える。

 

「ダメージチェック『堅守の女神キビツヒメ』セカンドチェック『順風の女神ニンニル』」

 

「ターンエンド!」

 

PW11000➡PW9000+SH10000=19000

PW21000(+10000)➡PW9000  リンの手札6枚 山札34枚  ベルノのダメージ4枚

 

「現在のダメージは2対4!羽島リンのダメージが一歩リードしておりみゃす!」

 

「だが、次はベルノ・ファーレンハートのターンだ。天啓でファイトがどう左右していくのか、気になるところだな」

 

「いい輝きだ。セカンドステージの時と同じか、それ以上だ」

 

「!こいつ・・・」

 

「今度は僕のターンだ。叡智を紡ぎ真実を射貫け。ライド。崇高なる美貌(プライムビューティー)アマルーダ」

 

崇高なる美貌(プライムビューティー)アマルーダ  PW11000

 

「アマルーダの天啓。山札の上1枚を確認。山札の上に。ストライドジェネレーション!究明の女神イシュタル!」

 

ジェネレーションゾーン  コスト『氷紋の女神スヴァーヴァ』グレード3

 

究明の女神イシュタル  PW26000  ハーツ『崇高なる美貌(プライムビューティー)アマルーダ』

 

「アマルーダの超越(ストライド)スキル。カウンターブラスト。ソウルチャージ『崇高なる美貌(プライムビューティー)アマルーダ』『ティーブレイク・エンジェル(治)』1枚ドロー。イシュタルとセンリにパワープラス4000。

イシュタルの天啓。山札の上1枚を確認。ソウルへ『枷の戒めゲルギャ』ククリヒメをレスト。

センリのGB(ジェネレーションブレイク)。他のリアガードがレストされた時、パワープラス2000。ニンニルをコール。

ニンニルの天啓。山札の上1枚を確認。ソウルへ『泡沫の女神アワナミ』センリをレスト。

ニンニルのGB(ジェネレーションブレイク)。カウンターブラスト。レストしたカードの元々のパワーを得る。パワープラス9000。

ソウルのゲルギャのスキル。ソウルから山札の下に。センリをスタンド。パワープラス3000。

ククリヒメのスキル。自身をソウルへ。ニンニルにパワープラス3000」

 

ニンニル イシュタル センリ

 R   ナキサワメ  R

 

「さあ、いくよ。センリでヴァンガードにアタック」

 

「ガード!『クリティカルヒット・エンジェル(☆)』」

 

「ニンニルでヴァンガードにアタック」

 

「ノーガード!ダメージチェック『ナース・オブ・ブロークンハート』」

 

「ナキサワメのブースト、イシュタルでヴァンガードにアタック」

 

「完全ガード!『ドクトロイド・レムノン』(コスト『黒衣の通告(ブラック・コール)ナキール』)」

 

イシュタル(ベルノ)は双槍を操り、標準をガウリール(リン)に定めて投槍のように放った。しかし、ドクトロイド・レムノンがガウリール(リン)を守るように双槍を受け止めたため、攻撃の直撃はできなかった。

 

「トリプルドライブ『戦巫女コトノハ』

グレード1以上が出たので、イシュタルのスキル発動。ソウルブラスト『順風の女神ニンニル』『崇高なる美貌(プライムビューティー)アマルーダ』『ティーブレイク・エンジェル(治)』Gゾーンのイシュタルを表に。Gゾーン表のイシュタルの数だけ、ユニットを選択。ニンニルにパワープラス3000。コトノハは天啓持ちなので、ニンニルをスタンド」

 

「ちっ・・・」

 

「セカンドチェック『戦巫女センリ』

同じスキルをもう1度。『泡沫の女神アワナミ』『泡沫の女神アワナミ』『戦巫女ククリヒメ(☆)』Gゾーンの天空の女神ディオネスを表に。センリにパワープラス3000。ディテクトは天啓を持ってる。よって、センリをスタンド。

アワナミのGB(ジェネレーションブレイク)。ソウルからドロップゾーンに置かれた時、ソウルチャージ『氷紋の女神スヴァーヴァ』さらにヴァンガードが天啓を持ってるので、さらにソウルチャージ『堅守の女神キビツヒメ』

もう1体のアワナミのスキル。ソウルチャージ『伸展の女神アウクセシア(☆)』『ティーブレイク・エンジェル(治)』サードチェック『春眠の女神ターロ(醒)』スタンドトリガー。ニンニルにパワープラス5000」

 

「ジェネシスはソウルがないとその能力を活かすことができないクラン。ソウルを溜めつつ、味方の陣営をパワーアップさせるのもまた、1つの1手だ」

 

「センリでヴァンガードにアタック」

 

「ジェネレーションガード!!聖霊熾天使(ホーリー・セラフ)スリエル!!」

 

ジェネレーションゾーン  コスト『サニースマイル・エンジェル(治)』

 

聖霊熾天使(ホーリー・セラフ)スリエル  SH15000

 

「スリエルの救援(レスキュー)!カウンターブラスト!山札の1番上を見て、山札の下に!ダメージを1回復、レスキューチェック『黒衣の鏡像(ブラック・ミラージュ)ハギーテ』」

 

「ニンニルでヴァンガードにアタック」

 

「ノーガード!ダメージチェック『黒衣の戦慄(ブラック・シバー)ガウリール』」

 

「ターンエンド」

 

PW18000➡PW11000+SH10000=21000

PW21000➡PW11000

PW30000➡PW11000(完全ガード)

PW21000➡PW11000+SH15000=26000

PW29000➡PW11000  ベルノの手札5枚 山札26枚  リンのダメージ4枚

 

「私のターン!スタンド&ドロー!ストライドジェネレーション!!!聖霊熾天使(ホーリー・セラフ)アルティエル!!!」

 

ジェネレーションゾーン  コスト『黒衣の献身(ブラック・デボート)ファレグ』グレード3

 

聖霊熾天使(ホーリー・セラフ)アルティエル  PW26000  ハーツ『黒衣の戦慄(ブラック・シバー)ガウリール』

 

「ガウリールの超越(ストライド)スキル!カウンターブラスト!山札の上から3枚見て、1枚をダメージゾーンに!『黒衣の鏡像(ブラック・ミラージュ)ハギーテ』残りは山札の下に!そして、ダメージゾーンから黒衣の安眠(ブラック・ドリーム)ザバニーヤをスペリオルコール!パワープラス2000!」

 

黒衣の安眠(ブラック・ドリーム)ザバニーヤ  PW9000

 

「ザバニーヤのGB(ジェネレーションブレイク)救援(レスキュー)!ヴァンガードがガウリールなら、カウンターブラスト!ソウルブラスト『黒衣の救済(ブラック・リリーフ)アラトロン』手札から1枚選んで、ダメージゾーンに『ナース・オブ・ブロークンハート』ダメージゾーンからナース・オブ・ブロークンハートをスペリオルコール!」

 

ナース・オブ・ブロークンハート  PW9000

 

「ザバニーヤにパワープラス2000!そしてダメージ1回復!レスキューチェック『黒衣の爆撃(ブラック・ボンバー)マーリク』

ブロークンハートのGB(ジェネレーションブレイク)!ダメージゾーンにカードが置かれるたび、自身とヴァンガードにパワープラス2000!

アルティエルの救援(レスキュー)!カウンターブラスト!ソウルブラスト『黒衣の鏡像(ブラック・ミラージュ)ハギーテ』Gゾーンのアルティエルを表に!Gゾーン表のアルティエルの数だけ、ダメージ回復!Gゾーン表のアルティエルは1枚!ダメージ1回復、レスキューチェック『黒衣の稲妻(ブラック・スパーク)ムンカル(☆)』クリティカルトリガー!パワーはブロークンハートに!

ブロークンハートのスキル!自身とヴァンガードにパワープラス2000!

アズライールのGB(ジェネレーションブレイク)!カウンターブラスト!自身をソウルへ!山札の上1枚をダメージゾーンに『ドクトロイド・レムノン』ダメージゾーンの表のカードを手札に加えられる!ムンカルを手札に!

ブロークンハートのスキル!自身とヴァンガードにパワープラス2000!」

 

ブロークンハート アルティエル ザバニーヤ

  マーリク     R      R

 

「ザバニーヤでヴァンガードにアタック!」

 

「ノーガード。ダメージチェック『氷紋の女神スヴァーヴァ』」

 

「アルティエルでヴァンガードにアタック!」

 

「完全ガード『堅守の女神キビツヒメ』(コスト『戦巫女コトノハ』)」

 

アルティエル(リン)のランプが光を灯しだし、光の集束によって強力な閃光がアマルーダ(ベルノ)に放たれる。だが、アマルーダ(ベルノ)の前にキビツヒメが張った障壁によって、光の閃光は反射し、アマルーダ(ベルノ)に当たることはなかった。

 

「キビツヒメの天啓。山札の上1枚を確認。ソウルへ『戦巫女コトノハ』」

 

「トリプルドライブ『黒衣の鏡像(ブラック・ミラージュ)ハギーテ』セカンドチェック『黒衣の通告(ブラック・コール)ナキール』サードチェック『黒衣の稲妻(ブラック・スパーク)ムンカル(☆)』クリティカルトリガー!効果は全部ブロークンハートに!」

 

「キビツヒメのスキル。ソウルにキビツヒメがあるなら、ソウルチャージ『ディテクト・エンジェル』『崇高なる美貌(プライムビューティー)アマルーダ』」

 

「マーリクのブースト、ブロークンハートでヴァンガードにアタック!」

 

「ガード『春眠の女神ターロ(醒)』『伸展の女神アウクセシア(☆)』インターセプト『順風の女神ニンニル』」

 

「ターンエンド」

 

PW13000➡PW11000

PW32000➡PW11000(完全ガード)

PW32000➡PW11000+SH25000=36000  リンの手札5枚 山札24枚  ベルノのダメージ5枚(裏2枚)

 

「僕のターンだ。スタンド&ドロー。

アマルーダのスキル。ストライドのスキルを天啓を持つユニットをソウルブラスト3枚でもできる」

 

「くっ・・・!」

 

「ストライドジェネレーション!究明の女神イシュタル!」

 

ジェネレーションゾーン  コスト ソウルブラスト『崇高なる美貌(プライムビューティー)アマルーダ』『ディテクト・エンジェル』『氷紋の女神スヴァーヴァ』

 

「ファイトは8ターン目に突入!ダメージは4対5で羽島リンがリード!プロのスカウトたちが注目するこの1戦、勝つのは、どっちだ!!」

 

「イシュタルの天啓。山札の上1枚を確認。山札の上に。

アマルーダの超越(ストライド)スキル。カウンターブラスト。ソウルチャージ『戦巫女センリ』『春眠の女神ターロ(醒)』イシュタルとセンリにパワープラス4000。1枚ドロー。コール、順風の女神ニンニル。

ニンニルの天啓。1枚見て、ソウルへ『枷の戒めゲルギャ』センリをレスト。

ニンニルのスキル発動。カウンターブラスト。レストしたセンリの元々のパワー、パワープラス9000。コール、戦巫女ククリヒメ。

ナキサワメのGB(ジェネレーションブレイク)。自身をソウルへ。センリをスタンド。1枚ドロー」

 

ベルノはファイトを進めていく中でも、ファイトを楽しみ、笑みを浮かべている。

 

(こんなにもヴァンガードが楽しくなるなんて・・・)

 

(こいつ、ずっとニヤニヤして・・・舐めてんのか?)

 

ベルノの笑みに反して、リンはベルノのその笑みが気に食わないのか、イライラしている。

 

(不思議・・・)

 

(むかつく・・・)

 

お互いの心情は完全にすれ違いをしている。

 

ニンニル  イシュタル センリ

ククリヒメ   R    R

 

「センリでブロークンハートにアタック」

 

「インターセプト!『黒衣の安眠(ブラック・ドリーム)ザバニーヤ』」

 

「ククリヒメのブースト、ニンニルでブロークンハートにアタック」

 

「ちっ、ノーガード!」

 

「リアガードを潰した⁉」

 

「ナース・オブ・ブロークンハートは羽島先輩のファイトの要となるカード」

 

「1度ずつのストライドを経て、互いの手の内はわかっていますからね。攻める方も守る方も、それを想定しているのでしょう」

 

福原高校ヴァンガード部の待機室にいるシオンと、実況席にいるマモルがこのファイトの解説を行っている。

 

「イシュタルでヴァンガードにアタック」

 

「(どうせスキルでリアガードをスタンドするんだろ?ダメージ4だけど・・・)

もらってやる!ノーガード!」

 

「トリプルドライブ『春眠の女神ターロ(醒)』スタンドトリガー。ニンニルをスタンドして、パワープラス5000。セカンドチェック『ディテクト・エンジェル』

グレード1以上が出たので、イシュタルのスキル発動。ソウルブラスト『春眠の女神ターロ(醒)』『伸展の女神アウクセシア(☆)』『ティーブレイク・エンジェル(治)』Gゾーンのイシュタルを表に。これでGゾーンのイシュタルは3枚、センリ、ククリヒメ、ニンニルにパワープラス3000。センリ、ククリヒメをスタンド」

 

「おっとこれはすごい!リアガード3体がスタンド!!」

 

(そうだ・・・クリティカルさえでなければ・・・)

 

「サードチェック『戦巫女コトノハ』ノートリガー」

 

「ほっ・・・」

 

「もう1度イシュタルのスキル。ソウルブラスト『枷の戒めゲルギャ』『源流の女神ナキサワメ』『戦巫女コトノハ』Gゾーンの天空の女神ディオネスを表に。ニンニル、センリ、ククリヒメにパワープラス3000。いくよ」

 

ベルノはリンをじっつ見つめ、リンにディフライダー特有のイメージ感覚を見せる。

 

 

リンが目を覚ますと、そこは、以前タイヨウの時と同じビルの頂上、周りにたくさんのビルが建っており、さらに空には時空の穴が開いて、地球が見えているあの場所だ。そしてリンは、黒衣の戦慄(ブラック・シバー)ガウリールの姿になっていた。

 

「ここは・・・惑星クレイ・・・?」

 

「もっと感じさせて」

 

「!!」

 

リン(ガウリール)の背後から、アマルーダ(ベルノ)が現れる。

 

「僕に君の思いを・・・そして見せてほしいんだ。君の輝きを」

 

 

「!なんなの、今の・・・⁉」

 

イメージ感覚から戻ってきたリンは若干ながら冷や汗をかきながら、ベルノを見据えている。

 

(こ、これが・・・ディフライダー・・・!)

 

イシュタル(ベルノ)は双槍を再びガウリール(リン)に狙いを定め、エネルギーを纏ってそのまま放つ。ガウリール(リン)は呆気にとられ、双槍の刃をまともに喰らってしまい、膝をついてしまう。

 

「ああああああ!!」

 

ダメージチェック『黒衣の救済(ブラック・リリーフ)アラトロン』

 

「・・・くっ、こけおどしにビビって・・・こんなのダサすぎ!

ガウリールのGB(ジェネレーションブレイク)(2)!前列のユニット全てに、パワープラス2000!お前なんかに2度も、負けられないんだよ!!」

 

「ああ、いい・・・。そう・・・もっと感じさせて。センリでヴァンガードにアタック」

 

「ガード!『サージェリィ・エンジェル(醒)』」

 

「ククリヒメのブースト、ニンニルでヴァンガードにアタック。君の思いを、君の情熱を・・・」

 

「うるせえ!!ガード!『黒衣の稲妻(ブラック・スパーク)ムンカル(☆)』『黒衣の稲妻(ブラック・スパーク)ムンカル(☆)』『黒衣の鏡像(ブラック・ミラージュ)ハギーテ』『黒衣の通告(ブラック・コール)ナキール』知るか、そんなもん!!」

 

「・・・ターンエンド」

 

PW13000➡PW9000+SH5000=14000

PW22000➡PW9000

PW30000➡PW11000(+2000)

PW19000➡PW13000+SH10000=23000

PW39000➡PW13000+SH30000=43000  ベルノの手札5枚 山札13枚  リンのダメージ5枚(裏1枚)

 

「私のターン!スタンド&ドロー!

U20(アンダートゥエンティ)で優勝し、プロのファイターとなると決めた。真の女王となると宣言した)

だから、勝つのは私だあ!!ジェネレーションゾーン解放!!ストライドジェネレーション!!!!聖霊熾天使(ホーリー・セラフ)アルティエル!!!!」

 

ジェネレーションゾーン  コスト『黒衣の戦慄(ブラック・シバー)ガウリール』グレード3

 

超越(ストライド)スキル!カウンターブラスト!山札の上から3枚見て、1枚をダメージゾーンに!『黒衣の献身(ブラック・デボート)ファレグ』ダメージゾーンからナース・オブ・ブロークンハートをスペリオルコール!パワープラス2000!

アルティエルの救援(レスキュー)!カウンターブラスト!ソウルブラスト『黒衣の稲妻(ブラック・スパーク)ムンカル(☆)』Gゾーンのアルティエルを表に!Gゾーン表のアルティエルの数だけ、ダメージ回復!合計で3枚!ダメージ3回復!トリプルレスキューチェック!」

 

「来たぁーー!!羽島リンの救援(レスキュー)!!」

 

「レスキューチェック、ファーストチェック『黒衣の安眠(ブラック・ドリーム)ザバニーヤ』セカンドチェック『ドクトロイド・リフロス(醒)』スタンドトリガー!ブロークンハートにパワープラス5000!サードチェック『クリティカルヒット・エンジェル(☆)』クリティカルトリガー!パワーはブロークンハートに、クリティカルはアルティエルに!

ブロークンハートのスキル!ブロークンハートとアルティエルにパワープラス2000!同じスキルをもう1度、もう1度!全ては私の踏み台だ!お前も私の前に、跪け!!マーリクを移動!

アルティエルのGB(ジェネレーションブレイク)(3)!カウンターブラスト!前列全てのユニットに、パワープラス2000!同じスキルをもう1度、もう1度、もう1度、もう1度ぉ!!」

 

これでマーリクはパワー17000、ブロークンハートは37000、そしてアルティエルは42000となった。

 

「すごい!リンさんがベルノさんをねじ伏せていく!」

 

マーリク アルティエル ブロークンハート

 R     R       R

 

「全ての者の上に私は、立つ!!ブロークンハートでヴァンガードにアタック!私こそが、真の女王だ!!」

 

ベルノの手札では、この攻撃は防げても、残りのユニット、特にアルティエルの攻撃を防ぐことはできない。幸いにもベルノのデッキにはまだヒールトリガーが1枚だけ残っている。少ないながらも、まだ可能性は残っているのだ。

 

「ノーガード」

 

ブロークンハートはアマルーダ(ベルノ)に近づき、強い電気ショックを与える。アマルーダ(ベルノ)は電撃を喰らいつつ、アルティエルに視線を向ける。

 

「熱い・・・そして激しい・・・!これが、君の輝き・・・これが、君の、ヴァンガードなんだね!」

 

ベルノは6点目のダメージチェックを行う。6点目のダメージはヒールトリガーではなかった。

 

PW37000➡PW11000

 

ダメージチェック『崇高なる美貌(プライムビューティー)アマルーダ』

 

リンのダメージ5枚  ベルノのダメージ6枚  勝者リン

 

「勝者、羽島リン!先鋒戦を制したのは、福原高校ヴァンガード部!」

 

『おおおおおおお!!』

 

このファイトの迫力に歓声が広がる中、ディフライダーの証であるクランマークから発する痛みがベルノを襲う。

 

「くっ・・・!」

 

「?」

 

それを見たリンはほんの少しだけ気になったりはした。

 

「ありがとう。また1つ、新しい輝きを知ることができた」

 

「あんた本当に、惑星クレイの・・・」

 

「!」

 

リンが自分がディフライダーであることを知っていたことにベルノは驚きをみせていた。

 

「・・・別に、どうでもいいわ」

 

「・・・ふふっ」

 

だが、なんだかんだでそのことを気にしていないリンはそう言ってのけ、ベルノは笑みを浮かべる。

 

「何もかもくだらない。こっちの世界も、音楽も、人間も、ヴァンガードも!」

 

「サオリ君・・・」

 

「・・・・・・」

 

待機室で中堅戦に選ばれたサオリは唯一の癒しであるはずの音楽さえも切り捨て、何に対しても、見下すようになってしまっている。その状態のサオリにカズミは何も言わず、シルフィはサオリを心配している。

 

「・・・僕は傭兵だ。ベルノや、シルフィ・・・お前らとは違う。ギャラの分は働いてやるさ」

 

「・・・っ」

 

サオリは会場に入場し、待機室に戻ってくるベルノとすれ違う。

 

「・・・痛いだろ?なぜ笑ってる?」

 

「この痛みは喜びだ」

 

「・・・バカか、お前は」

 

ベルノの答えにサオリはそう吐き捨て、ファイト台の前へと進む。

 

(・・・うれしいはずなのに、ちょっと悔しい。こんな気持ち初めて。不思議だな、ヴァンガードは)

 

ベルノは初めての気持ちに不思議がりながらも笑みを浮かべている。その気持ちを共感しているシルフィは自然と笑みを浮かべる。こうしてファイナルステージ準決勝第1試合、先鋒戦は福原高校ヴァンガード部が勝利を収めたのであった。

 

to be continued…




MCミヤ「羽島さん、おめでとうございみゃす!見事な勝利でしたね!」

リン「別に。うちの下僕が勝ったチームメイトに、私が負けるわけない。当然よ」

MCミヤ「プロのスカウトも注目してますよ~?」

リン「あっそ。まぁ、それも当然ね」

MCミヤ「将来が楽しみなファイターだ、と、安城マモルさんがコメントしてみゃすが、これについては~?」

リン「あ、安城マモルがっ⁉あわっ・・・そっ、そうね・・・///まぁ、そ、それもと、当然だと・・・」

MCミヤ「以上、羽島リンさんでした!次回もお楽しみに!」

TURN191「戦場の恐怖」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。