カードファイト!!ヴァンガードG 鋼と宇宙の正義   作:先導

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Pスタンダードのブラスター・ダークを入れたシャドウパラディンデッキを組んでみました。あれがどんな動きをするのか、どんな風にふるまうのか試したいですね。

さて、NEXTもクライマックス!今回からいよいよU20(アンダートゥエンティ)決勝戦が始まります!

それではどうぞ!


輝きの果てに

U20(アンダートゥエンティ)チャンピオンシップもいよいよこの時がやってきた。最後の戦いの場、ファイナルステージ決勝戦!この決勝戦で戦うのは、ここまで残ったチームディフライダー、そして、チームストライダーズ。ストライダーズ、チームディフライダーは共に試合会場の中央部に立っている。

 

「いよいよですね・・・クロノさん」

 

「ああ」

 

「決勝戦か。とうとうここまで来たんだな」

 

「勝ちましょう。何としても」

 

「当たり前だろ。取るぜ、U20(アンダートゥエンティ)の頂点を」

 

ここまで勝ち上がったストライダーズは互いに気合が入っている。

 

「いくぜ!」

 

「「おお!!」」

 

ストライダーズは互いに拳をぶつけ合って、優勝を掴む気持ちが強くなっていく。ストライダーズのそんな様子をディフライダーは見ていた。

 

(これが最後の戦いか・・・。ここまで辿り着いたあの3人は、"我が主の器"となる候補。だが・・・果たして本当にそれに相応しい者がいるのか?)

 

カズミが考え事をしている時に、ベルノとシルフィが話しかけてきた。

 

「カズミ・・・彼らは君が思っているよりずっと大きな可能性に溢れている。きっと君の思惑を超える」

 

「・・・」

 

「私はベルノちゃんの言いたいこと、わかるな。カズミ君もいつかきっとわかるよ。ヴァンガードが全部伝えるから」

 

「俺はあいつらの力を見極めるために最善を尽くす・・・それだけだ」

 

カズミがそう言い、ベルノとシルフィはもう何も言うまいといった表情になる。シルフィはディフライダーの中で見てみぬふりをしているサオリに視線を向ける。

 

「サオリ君もだよ」

 

サオリは特に気にした様子もなく、今の態度を崩さないでいる。

 

 

 

TURN202「輝きの果てに」

 

 

この決勝戦を実況するのは、やはりMCミヤ。解説は、執行委員長の伊吹、副委員長のマモルとキョウヤだ。観客席には、ドリームハーツ、福原高校ヴァンガード部、ハイメフラワーズのメンバーだけでなく、様々なファイターが見守っている。

 

「若きファイターたちの登竜門、U20(アンダートゥエンティ)チャンピオンシップ!その頂点を決める決勝戦が、いよいよ始まろうとしておりみゃす!」

 

『おおおおおお!!』

 

会場が大歓声に包まれる中、MCミヤは決勝戦に出場するチームを紹介する。

 

「最終決戦に挑む権利を得たのは、この2チーム!まずは前大会の覇者、チームディフライダー!そして新導クロノ率いる、チームストライダーズ!」

 

チームの紹介を終え、決勝戦のルールを説明する。

 

「この決勝戦は、勝ったファイターがそのまま次のファイターと対戦する、ハンデなしの勝ち抜き戦形式で行います。若きファイターのトップに躍り出るのは、果たしてどてぃらのチームか!」

 

「いけー!ストライダーズ!」

 

「がんばれ!」

 

「お前らは俺たち大勢のファイターを代表して、ここに立ってんだ!絶対負けんじゃねぇぞ!」

 

観客の中には、トリニティドラゴンの3人もいた。

 

「まずは、勝敗の行方を占う先鋒戦。両チームの先鋒はファイトテーブルへ!」

 

両サイドのチームは設置されたファイトタワーに登り、待機ファイターは真ん中の階の待機フロアに、先鋒のファイターは1番上のファイトフロアに登っていく。

 

「チームディフライダー、ベルノ・ファーレンハート!ストライダーズ、明日川タイヨウ!」

 

ディフライダー側の先鋒はベルノ、ストラーダーズ側はタイヨウに決まったようだ。

 

「タイヨウ君、君とまたファイトできてうれしいよ」

 

「僕もです。今日は絶対にリベンジします!」

 

「うん、いいね。でも今日は、君が僕の輝きを見る番だ」

 

タイヨウとベルノは互いにファイトテーブルにデッキを設置し、ファイトできる態勢を作り、ファイト開始の合図を待つ。

 

「それではこれより、U20(アンダートゥエンティ)チャンピオンシップ、決勝戦を開始する!」

 

伊吹の合図と共に中央フロアにファイト展開がよくわかるモニターが映し出される。それと同時に、U20(アンダートゥエンティ)決勝戦、最初のファイトが開始させる。

 

「「スタンドアップ・ヴァンガード!!」」

 

「早天の騎士コエル!」

 

「源流の女神ナキサワメ」

 

早天の騎士コエル  PW5000

 

源流の女神ナキサワメ  PW5000

 

(これがあなたにとって、最後のファイト・・・この目に、しっかりと焼き付ける!)

 

ベルノにとって、この決勝戦が最後の戦いだと知っているトコハは、このファイトをしっかりと見届ける。

 

「タイヨウ君がんばれー!」

 

「負けるなアミーゴ!」

 

クミとハイメはただ純粋にタイヨウを応援している。

 

「チームディフライダー・・・この決勝戦、どう動く・・・」

 

「この決勝戦、1戦たりとも見逃せないね」

 

シオンとユイはチームディフライダーの動きを警戒しながら、このファイトを観戦する。

 

「僕の先攻だね。ドロー。ライド、泡沫の女神アワナミ。ナキサワメは移動。ターンエンド」

 

泡沫の女神アワナミ  PW7000

 

R アワナミ   R

R  R   ナキサワメ  ベルノの手札5枚 山札43枚

 

「僕のターンです!ドロー!ライド!春陽の騎士コナヌス!コエルは移動!スカーフェイス・ライオンをコール!」

 

春陽の騎士コナヌス  PW7000

スカーフェイス・ライオン(☆)  PW4000

 

スカーフェイス コナヌス R

  コエル    R   R

 

「コエルのブースト、スカーフェイスでヴァンガードにアタック!」

 

「ノーガード。ダメージチェック『ディテクト・エンジェル』」

 

「コナヌスでヴァンガードにアタック!」

 

「ノーガード」

 

「ドライブチェック『旭光の騎士グルグウィント』」

 

「ダメージチェック『氷紋の女神スヴァーヴァ』」

 

「ターンエンドです!」

 

PW9000➡PW7000

PW7000➡PW7000  タイヨウの手札5枚 山札42枚  ベルノのダメージ2枚

 

「僕のターンだ。ドロー。ライド、順風の女神ニンニル」

 

順風の女神ニンニル  PW9000

 

「ニンニルの天啓。山札の上を1枚確認。ソウルへ『崇高なる美貌(プライムビューティー)アマルーダ』コトノハをレスト。コール、順風の女神ニンニル。

天啓。山札の上を確認。山札の上に」

 

(トリガー・・・)

 

R ニンニル   ニンニル

R  R   ナキサワメ(レスト)

 

「ヴァンガードのニンニルでヴァンガードにアタック」

 

「ノーガード!」

 

「ドライブチェック『伸展の女神アウクセシア(☆)』クリティカルトリガー。効果は全部ヴァンガードに」

 

「ダメージチェック『神聖魔道士アレッシア』セカンドチェック『蒼穹のファルコンナイト(引)』ドロートリガー!パワーはヴァンガードに!1枚ドロー!」

 

「さすがだね。なら、リアガードのニンニルでヴァンガードにアタック」

 

「ガード!『フレイム・オブ・ビクトリー(☆)』」

 

「ターンエンド」

 

PW9000➡PW9000(+5000)

PW14000➡PW14000+SH10000=24000  ベルノの手札5枚 山札38枚  タイヨウのダメージ2枚

 

「僕のターン!スタンド&ドロー!ライド!昼光の騎士キナリウス!」

 

昼光の騎士キナリウス  PW9000

 

スカーフェイス キナリウス R

  コエル     R   R

 

「キナリウスでヴァンガードにアタック!」

 

「ガード『伸展の女神アウクセシア(☆)』」

 

「ドライブチェック『黄金の聖剣グルグウィント』次はコエルのブースト、スカーフェイスでヴァンガードにアタック!」

 

「ノーガード。ダメージチェック『堅守の女神キビツヒメ』」

 

「ターンエンド!」

 

PW9000➡PW9000+SH10000=19000

PW9000➡PW9000  タイヨウの手札6枚 山札37枚  ベルノのダメージ3枚

 

「4ターン目を終えて、ダメージは明日川タイヨウが2、ベルノ・ファーレンハートが3!」

 

「僕のターン。スタンド&ドロー。叡智を紡ぎ真実を射貫け。ライド。崇高なる美貌(プライムビューティー)アマルーダ」

 

崇高なる美貌(プライムビューティー)アマルーダ  PW11000

 

「アマルーダの天啓。山札の上を確認。山札へ」

 

「山札に戻しましたね」

 

「うん。十中八九、トリガーなのは間違いないね」

 

「それ以外考えられないしね」

 

ドリームハーツはベルノが今置いたカードを考察している。

 

「コール。氷紋の女神スヴァーヴァ」

 

氷紋の女神スヴァーヴァ  PW11000

 

「スヴァーヴァの天啓。山札の上を確認。山札へ」

 

スヴァーヴァ アマルーダ ニンニル

  R      R   ナキサワメ

 

「君とはどうしても、もう1度ファイトしたいと思っていたんだ。アマルーダでヴァンガードにアタック」

 

「ノーガード!」

 

「ツインドライブ『戦巫女ククリヒメ(☆)』クリティカルトリガー」

 

「やっぱり・・・」

 

「パワーはスヴァーヴァに、クリティカルはアマルーダに。君は、1番最初に人間の輝きを・・・夢幻の可能性の存在を僕に感じさせてくれたファイターだった。君とのファイトを通じて、僕は人間の存在の可能性に気付かされたんだ」

 

「すごく光栄です。でも、今日の僕はこの間の僕とは違います。前よりももっと強く輝いて、あなたを倒す!」

 

アマルーダ(ベルノ)はキナリウス(タイヨウ)に弓を構え、2本の矢を装填し、狙いを定めて放った。キナリウス(タイヨウ)に矢がヒットする。

 

「ダメージチェック『昼光の騎士キナリウス』セカンドチェック『蒼穹のファルコンナイト(引)』ドロートリガー!パワーはヴァンガードに!1枚ドロー!」

 

「ナキサワメのブースト、ニンニルでヴァンガードにアタック」

 

「ノーガード!ダメージチェック『曙光の騎士ゴルボドゥク』」

 

「スヴァーヴァでヴァンガードにアタック」

 

「ガード!『春陽の騎士コナヌス』」

 

「ターンエンド」

 

PW11000➡PW9000(+5000)

PW14000➡PW14000

PW16000➡PW14000+SH5000=19000  ベルノの手札5枚 山札34枚  タイヨウのダメージ5枚

 

「おおっと!天啓でクリティカルを確定させたベルノ・ファーレンハート!このターンで早くも明日川タイヨウ、ダメージ5まで追い詰めたぁ!」

 

「さあここからだよ。もう1度見せて、君の輝きを。君の全身全霊を賭けたヴァンガードを!」

 

「望むところです!スタンド&ドロー!照らし出せ!新たなる光!ライド!黄金の聖剣グルグウィント!!」

 

黄金の聖剣グルグウィント  PW11000

 

「ストライドジェネレーション!!!天道聖剣グルグウィント!!!」

 

ジェネレーションゾーン  コスト『旭光の騎士グルグウィント』グレード3

 

天道聖剣グルグウィント  PW26000  ハーツ『黄金の聖剣グルグウィント』

 

超越(ストライド)スキル!カウンターブラスト!ソウルブラスト『昼光の騎士キナリウス』山札の上から4枚見て、1体スペリオルコール!日華の騎士ジェフリー!」

 

日華の騎士ジェフリー  PW7000

 

「ジェフリーは結束(ユナイト)を持つ。よって、山札の上から1枚見て、聖管の奏者ヘリーをレストでスペリオルコール!」

 

聖管の奏者ヘリー(醒)  PW4000

 

「春光の騎士ベリーモールをコール!結束(ユナイト)達成!」

 

春光の騎士ベリーモール  PW9000

 

「ベリーモールの結束(ユナイト)!パワープラス2000!

天道聖剣グルグウィントのスキル!カウンターブラスト!Gゾーンの天道聖剣グルグウィントを表に!手札を1枚捨てる!Gゾーン表のグルグウィント1枚につき全てのユニットにパワープラス2000!」

 

「明日川タイヨウ、ゴールドパラディンのスキルで一気に陣営を整えたぁ!」

 

「コエルとスカーフェイスを移動!」

 

  コエル   グルグウィント  ベリーモール

スカーフェイス ヘリー(レスト) ジェフリー

 

「スカーフェイスのブースト、コエルでヴァンガードにアタック!」

 

「ガード!『泡沫の女神アワナミ』」

 

「ジェフリーのブースト、ベリーモールでヴァンガードにアタック!」

 

「ノーガード。ダメージチェック『戦巫女コトノハ』」

 

「ジェフリーのGB(ジェネレーションブレイク)結束(ユナイト)!ジェフリーをソウルに送り、1枚ドロー!

天道聖剣グルグウィントでヴァンガードにアタック!

スカーフェイス・ライオンのスキル!ヴァンガードがグルグウィントなら、自身をソウルへ!1枚ドロー!ヴァンガードにパワープラス5000!

天道聖剣グルグウィントの結束(ユナイト)!山札の上から7枚見て、キナリウスをスペリオルコール!

キナリウスの結束(ユナイト)!ヴァンガードがグルグウィントなら、パワープラス4000!いきます!」

 

「完全ガード『堅守の女神キビツヒメ』(コスト『戦巫女ククリヒメ(☆)』)」

 

グルグウィント(タイヨウ)はアマルーダ(ベルノ)に接近し、光を帯びた聖剣を振るい、斬撃を放つが、キビツヒメのテクノロジー障壁によってそれは防がれる。

 

「さらに天啓。山札の上を確認。ソウルへ『戦巫女コトノハ』」

 

「トリプルドライブ『春陽の騎士コナヌス』セカンドチェック『残陽の騎士ヘンリネス』サードチェック『蒼穹のファルコンナイト(引)』ドロートリガー!パワーはキナリウスに!1枚ドロー!キナリウスでヴァンガードにアタック!」

 

「ノーガード。ダメージチェック『トランスポート・ハービィ(引)』ドロートリガー。パワーはヴァンガードに。1枚ドロー」

 

「ターンエンドです」

 

PW13000➡PW11000+SH5000=16000

PW22000➡PW11000

PW33000➡PW11000(完全ガード)

PW20000➡PW11000(+5000)  タイヨウの手札9枚 山札24枚  ベルノのダメージ5枚

 

「うっしゃあ!いいぞタイヨウ!」

 

「その調子っす!」

 

「あと一息だぜ!」

 

三獣士も観客席で応援し、タイヨウにエールを送る。

 

「明日川タイヨウも5ダメージ目を与えて、両者が並びました!」

 

タイヨウの今の盤面を見て、シオンはあることに気づいている。

 

「タイヨウ君、コエルのスキルを使わずに、盤面に残しましたね」

 

「!そうか、あれは・・・」

 

「はい」

 

シオンの言葉に、アンリもその重要性に気が付く。

 

「ここから僕が輝く番だ!さあ、決着をつけよう!ストライドジェネレーション!!!」

 

ジェネレーションゾーン  コスト『氷紋の女神スヴァーヴァ』グレード3

 

「探し求めよ!美しき真実は其処にある!究明の女神イシュタル!!」

 

究明の女神イシュタル  PW26000  ハーツ『崇高なる美貌(プライムビューティー)アマルーダ』

 

「イシュタルの天啓!山札の上を確認。山札へ!

超越(ストライド)スキル!カウンターブラスト!ソウルチャージ『戦巫女センリ』『春眠の女神ターロ(醒)』アワナミは天啓を持つので、1枚ドロー。イシュタルとスヴァーヴァにパワープラス4000!コール、ディテクト・エンジェル!」

 

ディテクト・エンジェル  PW7000

 

「天啓。山札の上を確認。ソウルへ『トランスポート・ハービィ(引)』スヴァーヴァをレスト!

ニンニルのGB(ジェネレーションブレイク)!カウンターブラスト!レストしたユニットの元のパワーを得る。パワープラス11000!

ディテクトのGB(ジェネレーションブレイク)!効果で他のリアガードがレストした時、パワープラス4000!

ナキサワメのGB(ジェネレーションブレイク)!自身をソウルへ、スヴァーヴァをスタンド!1枚ドロー!もう1枚ディテクトをコール!

天啓。山札の上を確認。ソウルへ『枷の戒めゲルギャ』再びスヴァーヴァをレスト!

ニンニルのスキル!カウンターブラスト!パワープラス11000!

ディテクトのスキル!パワープラス4000!

スヴァーヴァのGB(ジェネレーションブレイク)!ソウルブラスト『泡沫の女神アワナミ』『順風の女神ニンニル』『崇高なる美貌(プライムビューティー)アマルーダ』スヴァーヴァにパワープラス5000!

ソウルブラストされたアワナミのGB(ジェネレーションブレイク)!ヴァンガードに天啓を持つため、合計2枚をソウルチャージ『戦巫女ククリヒメ(☆)』『ティーブレイク・エンジェル(治)』

さらにソウルにあるゲルギャのスキル。ソウルのこのカードを山札の下に。スヴァーヴァをスタンド、パワープラス3000。さらにアワナミをコール。

天啓。山札の上を確認。山札へ」

 

「来ましたぁ、ベルノ・ファーレンハート!ジェネシスの天啓を駆使し、ソウルチャージとソウルブラスト、スタンドとレストを繰り返し、凄まじい勢いでユニットのパワーを上げていきます!明日川タイヨウは、ここを凌げるかぁ⁉」

 

スヴァーヴァ イシュタル ニンニル

ディテクト  アワナミ  ディテクト

 

「いくよ、タイヨウ君!これが僕の全力の輝きだ!」

 

(すごい・・・でも今日は、止めてみせる!)

 

「・・・・・・」

 

チームディフライダーのカズミはこのファイトでタイヨウを見定めている。シルフィはベルノの勝利を祈るように観戦しており、サオリはただ無関心だ。

 

「凌げ、タイヨウ!」

 

「負けんじゃねぇぞ!」

 

それとは打って変わって、クロノとカズマは全力でタイヨウを応援する。

 

「ディテクトのブースト、ニンニルでヴァンガードにアタック!」

 

「ジェネレーションガード!!黄金獣すれいみー・フレア!!」

 

ジェネレーションゾーン  コスト『キュアラブラ・エンジェル(治)』

 

黄金獣すれいみー・フレア  SH15000

 

「スキル発動!キナリウスを山札の下に!山札の上から5枚見て、ゴルボドゥク、スカーフェイス・ライオンをガーディアンサークルに!結束(ユナイト)達成!さらにヘンリネスでガード!」

 

「よく凌いだね。だけど次はどうかな?ディテクトのブースト、スヴァーヴァでヴァンガードにアタック!」

 

「ガード!『蒼穹のファルコンナイト(引)』

さらに黄金の聖剣グルグウィントのGB(ジェネレーションブレイク)(2)!結束(ユナイト)!コエルとヘリーでインターセプト!」

 

「凌ぎました!」

 

「このために前のターン、コエルのスキルを使わずに、盤面を残したんだね」

 

「明日川の奴、考えたね」

 

「さすがだね、タイヨウ君。だけどまだまだ!いくよ!アワナミのブースト、イシュタルでヴァンガードにアタック!」

 

「完全ガード!『神聖魔道士アレッシア』(コスト『黄金の聖剣グルグウィント』)」

 

イシュタル(ベルノ)はグルグウィント(タイヨウ)に狙いを定め、槍を投げ、貫こうとさせるが、アレッシアが展開した魔法障壁の前には、ビクともしなかった。

 

「(僕は強くなりたい。もっと・・・もっと!そのためには・・・相手を知り尽くす!)

そして全力で備える!」

 

「そうか・・・研究したんだね。けど僕だっていつまでも同じ僕じゃない。ここに来て、僕はヴァンガードの楽しさを知った。君たちに教えられた。ヴァンガードは人の可能性を切り開く。人を輝かせる!」

 

ベルノ、アマルーダのこの気持ちは、人間と関わり、そしてヴァンガード通して初めて理解できた気持ちだ。

 

「いくよ、トリプルドライブ『戦巫女コトノハ』

グレード1以上のカードが出たため、イシュタルのスキル発動!ソウルブラスト『戦巫女ククリヒメ(☆)』『戦巫女センリ』『源流の女神ナキサワメ』Gゾーンのイシュタルを表に!Gゾーン表のイシュタルの数だけ、ユニットを選択!ニンニルのパワープラス3000!出たカードが天啓を持つのでスタンド!セカンドチェック『戦巫女センリ』

グレード1以上のカードが出たため、もう1度イシュタルのスキル!ソウルブラスト『春眠の女神ターロ(醒)』『ティーブレイク・エンジェル(治)』『トランスポート・ハービィ(引)』Gゾーンのイシュタルを表に!右のディテクトとスヴァーヴァにパワープラス3000してスタンド!

春眠の女神ターロのGB(ジェネレーションブレイク)!ソウルからドロップゾーンに置かれたこのカードを山札の下に置き、左のディテクトをスタンド!サードチェック『順風の女神ニンニル』」

 

「こ、これはぁ!左右のリアガードが全てスタンドしたぁ!」

 

「全ては勝利へと向かう情熱から生まれる。友のため、自分のために・・・絶対に勝ちたいという熱い気持ちが、人を輝かせるんだ!」

 

「ベルノさん・・・」

 

「タイヨウ!」

 

クロノとカズマも緊迫した表情でファイトを見守る。

 

「僕は君に勝ちたい!君に勝ちたくて勝ちたくて、この気持ちが、爆発しそうなんだ!!」

 

「・・・っ!」

 

「君が知ってるのは昨日の僕だ。ディテクトのブースト、もう1度、ニンニルでヴァンガードにアタック!」

 

「負けない!チームのために、僕自身のために!ジェネレーションガード!!癒しの真・解放者(トゥルー・リベレイター)エルリーゼ!!」

 

ジェネレーションゾーン  コスト『キュアラブラ・エンジェル(治)』

 

癒しの真・解放者(トゥルー・リベレイター)エルリーゼ  SH15000

 

「エルリーゼのGB(ジェネレーションブレイク)!カウンターブラスト!Gガーディアンのレイアを表に!山札から2枚見て、フレイム・オブ・ビクトリーをガーディアンサークルに!さらにスカーフェイスでガード!」

 

「なっ・・・!」

 

「なんと、明日川タイヨウ!これも防いだぁ!!」

 

「アタックがヒットしなかった場合、エルリーゼのスキルでフレイムはリアガードに移動できる!」

 

フレイム・オブ・ビクトリー(☆)  PW4000

 

「よし!ガードできるユニットを盤面に残した!」

 

「これで決める。ディテクトのブースト、スヴァーヴァでヴァンガードにアタック!」

 

「黄金の聖剣グルグウィントの結束(ユナイト)!フレイム・オブ・ビクトリーでインターセプト!さらにガード!『日華の騎士ジェフリー』『スカーフェイス・ライオン(☆)』『昼光の騎士キナリウス』」

 

「・・・ターンエンド」

 

PW42000➡PW11000+SH35000=46000

PW34000➡PW11000+SH25000=36000

PW37000➡PW11000(完全ガード)

PW45000➡PW11000+SH35000=46000

PW40000➡PW11000+SH30000=41000  ベルノの手札5枚 山札22枚  タイヨウのダメージ5枚(裏3枚)

 

(すごい攻撃だった・・・。僕はこの人に見せられるだろうか?今、この人が見せた以上の輝きを?・・・答えは決まっている。やるしかないじゃないか!)

 

タイヨウは覚悟を決めて、コストを払い、ストライドを行う。

 

「ストライドジェネレーション!!!旭光剣欄グルグウィント!!!」

 

ジェネレーションゾーン  コスト『黄金の聖剣グルグウィント』グレード3

 

旭光剣欄グルグウィント  PW26000  ハーツ『黄金の聖剣グルグウィント』

 

(これは・・・僕がこの世界での最後の戦い)

 

ベルノ、アマルーダの脳裏に浮かぶは、惑星クレイの神聖国家のビルの屋上から見える、時空の割れ目から見える地球だった。

 

(僕はあれが何かを知りたくて、この世界に来た)

 

超越(ストライド)スキル!カウンターブラスト!ソウルブラスト『日華の騎士ジェフリー』山札の上から4枚見て、ベリーモールをスペリオルコール!結束(ユナイト)を持っているので、山札の上から1枚見て、神聖魔道士アレッシアをレストでスペリオルコール!」

 

神聖魔道士アレッシア  PW6000

 

「ベリーモールの結束(ユナイト)!パワープラス2000!

旭光剣欄グルグウィントのGB(ジェネレーションブレイク)(2)!結束(ユナイト)!カウンターブラスト!ソウルブラスト『春陽の騎士コナヌス』『スカーフェイス・ライオン(☆)』全てのリアガードにパワープラス5000!さらに旭光剣欄グルグウィントにリアガード1体分にパワープラス5000、合計でパワープラス10000!」

 

「なっ!」

 

「僕はいきたい。もっと先へ・・・もっと高みへ・・・」

 

ベリーモール グルグウィント アレッシア(レスト)

  R       R        R

 

「いきます!旭光剣欄グルグウィントでヴァンガードにアタック!」

 

「ガード!『戦巫女ククリヒメ(☆)』『伸展の女神アウクセシア(☆)』『戦巫女センリ』『戦巫女コトノハ』」

 

「トリプルドライブ『残陽の騎士ヘンリネス』セカンドチェック『昼光の騎士キナリウス』サードチェック『フレイム・オブ・ビクトリー(☆)』クリティカルトリガー!効果は全て、ヴァンガードに!」

 

「そうだね・・・これが人間だ。どんな絶望的な状況でも、可能性を信じて、未来を切り開く!

(これが、僕の見た、自分を信じ、強くなりたいと願う人間が放つ輝きだ。そして僕自身が・・・手に入れようとした輝きだ)」

 

グルグウィント(タイヨウ)はアマルーダ(ベルノ)に急速に接近し、剣で貫こうとする。そうはさせまいと複数のガーディアンが立ちふさがるが、急激に早くなり、そして光を纏ったグルグウィント(タイヨウ)の前に成す術もなく薙ぎ払われる。アマルーダ(ベルノ)は人間の可能性の存在に嬉々とした表情をし、そして、光に包まれていった。

 

PW36000(+5000)➡PW11000+SH30000=41000

 

ダメージチェック『崇高なる美貌(プライムビューティー)アマルーダ』

 

タイヨウのダメージ5枚  ベルノのダメージ6枚  勝者タイヨウ

 

「激闘を制したのは、明日川タイヨウ!サードステージからの敗北から見事なリベンジを果たしました!」

 

「タイヨウくーん!」

 

「やったね、アミーゴ!」

 

「すごいです、タイヨウ君!」

 

「ナイスプレイ」

 

「見事な大金星だね!」

 

観客はもちろんのこと、ドリームハーツ、福原高校ヴァンガード部、ハイメフラワーズはタイヨウに拍手を送っている。

 

「先鋒が1人勝ち抜いて、これで両チームともにイーブン!」

 

ファイトを終え、タイヨウとベルノはいったん下に降り、互いに健闘を称えに向かう。

 

「最高のファイトだったよ、タイヨウ君」

 

「ベルノさんこそ、すごかったです」

 

「ありがとう」

 

互いに握手を交わそうとした時、ベルノのクランマークからこれまで以上の激しい痛みが襲う。

 

「うっ・・・!」

 

「ベルノさん⁉大丈夫ですか⁉」

 

「うん・・・平気」

 

ベルノは痛みに耐えつつ、タイヨウに手を差し出す。タイヨウはベルノの手を握り、握手を交わす。

 

「勝利した明日川タイヨウは、チームディフライダーの中堅、シルフィ・フィン・キャメロットとのファイトとなります」

 

(私にも見えたよ、ベルノさんの輝き)

 

トコハたちにも、ベルノの輝きをしかと見えていたようだ。握手を終えたベルノはディフライダー側へと戻っていく。

 

「ご苦労だったな。後はゆっくり・・・」

 

「?ベルノちゃん?」

 

「ほんと、もったいない・・・」

 

ベルノはカズミにそう言って、そのまま会場を去っていく。

 

 

会場を出た後、廊下でベルノは手袋を外し、息を整える。ベルノのクランマークは薄くなっていき、ついには消えてしまった。クランマークが消えたと同時に、ベルノは意識を失い、倒れる。

 

『ありがとう、ベルノ』

 

『アマルーダ・・・行ってしまうのね』

 

ベルノの精神の中で、ベルノ本人と、アマルーダは最後の会話を行っている。

 

『君がヴァンガードを続ける限り、僕たちはずっと繋がっている』

 

『ええ』

 

『この世界は楽しかったよ。いろんなものを見ることができた。思い残すことはない』

 

アマルーダの言葉に、ベルノは自然と笑みを浮かべる。

 

『大好きだよ・・・人間も、君も』

 

『そう言ってもらえたらうれしい。体を貸していた甲斐があったわ』

 

『でも、悔しいな。最後のファイト・・・勝ちたかったな・・・』

 

アマルーダはベルノの元から離れ、光に包まれて、本来の世界、惑星クレイへと帰っていった。

 

ベルノの意識が現実に戻ると、視界に映ったのは、自分を支えてくれているカズミだった。

 

「ベルノ、どうした?」

 

「・・・カズミ君、私よ」

 

「!」

 

ベルノの本来の口調、自分への呼び名、そして何より、手にあるはずのクランマークが消えていることから、カズミはベルノのディフライドが解けたことを理解する。

 

「彼女から伝言があるの。1度でいい。ヴァンガードを正面から向き合ってみて」

 

「・・・・・・」

 

ベルノは立ち上がって、今度こその場を去っていく。そんな後姿をカズミはただ1人、無言で見つめていた。彼女の姿が見えなくなった後、カズミは会場に戻るのであった。

 

to be continued…




カル「いやー、熱かったですねー!タイヨウとベルノ・ファーレンハートのファイト!

ツネト「相手の猛攻を全て凌いでからの最後のターン、結束(ユナイト)で畳み掛けるようなアタック!トントントーンッ!痺れたぜ~」

ケイ「タイヨウ・・・頑張った・・・」

カル「しかしベルノさん、きれいでしたねー。さすがファッションモデル!僕にもあんなお姉さんがいたらなー」

ツネト「水くせぇなぁ、カル。お前には、俺とケイという魂の兄弟がいるじゃねぇか」

ケイ「ソウルブラザーズ」

カル「そういう問題じゃないです」

TURN203「魅力の人魚(マーメイド)Chouchou(シュシュ)
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