さて、NEXTもクライマックス!今回からいよいよ
それではどうぞ!
「いよいよですね・・・クロノさん」
「ああ」
「決勝戦か。とうとうここまで来たんだな」
「勝ちましょう。何としても」
「当たり前だろ。取るぜ、
ここまで勝ち上がったストライダーズは互いに気合が入っている。
「いくぜ!」
「「おお!!」」
ストライダーズは互いに拳をぶつけ合って、優勝を掴む気持ちが強くなっていく。ストライダーズのそんな様子をディフライダーは見ていた。
(これが最後の戦いか・・・。ここまで辿り着いたあの3人は、"我が主の器"となる候補。だが・・・果たして本当にそれに相応しい者がいるのか?)
カズミが考え事をしている時に、ベルノとシルフィが話しかけてきた。
「カズミ・・・彼らは君が思っているよりずっと大きな可能性に溢れている。きっと君の思惑を超える」
「・・・」
「私はベルノちゃんの言いたいこと、わかるな。カズミ君もいつかきっとわかるよ。ヴァンガードが全部伝えるから」
「俺はあいつらの力を見極めるために最善を尽くす・・・それだけだ」
カズミがそう言い、ベルノとシルフィはもう何も言うまいといった表情になる。シルフィはディフライダーの中で見てみぬふりをしているサオリに視線を向ける。
「サオリ君もだよ」
サオリは特に気にした様子もなく、今の態度を崩さないでいる。
TURN202「輝きの果てに」
この決勝戦を実況するのは、やはりMCミヤ。解説は、執行委員長の伊吹、副委員長のマモルとキョウヤだ。観客席には、ドリームハーツ、福原高校ヴァンガード部、ハイメフラワーズのメンバーだけでなく、様々なファイターが見守っている。
「若きファイターたちの登竜門、
『おおおおおお!!』
会場が大歓声に包まれる中、MCミヤは決勝戦に出場するチームを紹介する。
「最終決戦に挑む権利を得たのは、この2チーム!まずは前大会の覇者、チームディフライダー!そして新導クロノ率いる、チームストライダーズ!」
チームの紹介を終え、決勝戦のルールを説明する。
「この決勝戦は、勝ったファイターがそのまま次のファイターと対戦する、ハンデなしの勝ち抜き戦形式で行います。若きファイターのトップに躍り出るのは、果たしてどてぃらのチームか!」
「いけー!ストライダーズ!」
「がんばれ!」
「お前らは俺たち大勢のファイターを代表して、ここに立ってんだ!絶対負けんじゃねぇぞ!」
観客の中には、トリニティドラゴンの3人もいた。
「まずは、勝敗の行方を占う先鋒戦。両チームの先鋒はファイトテーブルへ!」
両サイドのチームは設置されたファイトタワーに登り、待機ファイターは真ん中の階の待機フロアに、先鋒のファイターは1番上のファイトフロアに登っていく。
「チームディフライダー、ベルノ・ファーレンハート!ストライダーズ、明日川タイヨウ!」
ディフライダー側の先鋒はベルノ、ストラーダーズ側はタイヨウに決まったようだ。
「タイヨウ君、君とまたファイトできてうれしいよ」
「僕もです。今日は絶対にリベンジします!」
「うん、いいね。でも今日は、君が僕の輝きを見る番だ」
タイヨウとベルノは互いにファイトテーブルにデッキを設置し、ファイトできる態勢を作り、ファイト開始の合図を待つ。
「それではこれより、
伊吹の合図と共に中央フロアにファイト展開がよくわかるモニターが映し出される。それと同時に、
「「スタンドアップ・ヴァンガード!!」」
「早天の騎士コエル!」
「源流の女神ナキサワメ」
早天の騎士コエル PW5000
源流の女神ナキサワメ PW5000
(これがあなたにとって、最後のファイト・・・この目に、しっかりと焼き付ける!)
ベルノにとって、この決勝戦が最後の戦いだと知っているトコハは、このファイトをしっかりと見届ける。
「タイヨウ君がんばれー!」
「負けるなアミーゴ!」
クミとハイメはただ純粋にタイヨウを応援している。
「チームディフライダー・・・この決勝戦、どう動く・・・」
「この決勝戦、1戦たりとも見逃せないね」
シオンとユイはチームディフライダーの動きを警戒しながら、このファイトを観戦する。
「僕の先攻だね。ドロー。ライド、泡沫の女神アワナミ。ナキサワメは移動。ターンエンド」
泡沫の女神アワナミ PW7000
R アワナミ R
R R ナキサワメ ベルノの手札5枚 山札43枚
「僕のターンです!ドロー!ライド!春陽の騎士コナヌス!コエルは移動!スカーフェイス・ライオンをコール!」
春陽の騎士コナヌス PW7000
スカーフェイス・ライオン(☆) PW4000
スカーフェイス コナヌス R
コエル R R
「コエルのブースト、スカーフェイスでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード。ダメージチェック『ディテクト・エンジェル』」
「コナヌスでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード」
「ドライブチェック『旭光の騎士グルグウィント』」
「ダメージチェック『氷紋の女神スヴァーヴァ』」
「ターンエンドです!」
PW9000➡PW7000
PW7000➡PW7000 タイヨウの手札5枚 山札42枚 ベルノのダメージ2枚
「僕のターンだ。ドロー。ライド、順風の女神ニンニル」
順風の女神ニンニル PW9000
「ニンニルの天啓。山札の上を1枚確認。ソウルへ『
天啓。山札の上を確認。山札の上に」
(トリガー・・・)
R ニンニル ニンニル
R R ナキサワメ(レスト)
「ヴァンガードのニンニルでヴァンガードにアタック」
「ノーガード!」
「ドライブチェック『伸展の女神アウクセシア(☆)』クリティカルトリガー。効果は全部ヴァンガードに」
「ダメージチェック『神聖魔道士アレッシア』セカンドチェック『蒼穹のファルコンナイト(引)』ドロートリガー!パワーはヴァンガードに!1枚ドロー!」
「さすがだね。なら、リアガードのニンニルでヴァンガードにアタック」
「ガード!『フレイム・オブ・ビクトリー(☆)』」
「ターンエンド」
PW9000➡PW9000(+5000)
PW14000➡PW14000+SH10000=24000 ベルノの手札5枚 山札38枚 タイヨウのダメージ2枚
「僕のターン!スタンド&ドロー!ライド!昼光の騎士キナリウス!」
昼光の騎士キナリウス PW9000
スカーフェイス キナリウス R
コエル R R
「キナリウスでヴァンガードにアタック!」
「ガード『伸展の女神アウクセシア(☆)』」
「ドライブチェック『黄金の聖剣グルグウィント』次はコエルのブースト、スカーフェイスでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード。ダメージチェック『堅守の女神キビツヒメ』」
「ターンエンド!」
PW9000➡PW9000+SH10000=19000
PW9000➡PW9000 タイヨウの手札6枚 山札37枚 ベルノのダメージ3枚
「4ターン目を終えて、ダメージは明日川タイヨウが2、ベルノ・ファーレンハートが3!」
「僕のターン。スタンド&ドロー。叡智を紡ぎ真実を射貫け。ライド。
「アマルーダの天啓。山札の上を確認。山札へ」
「山札に戻しましたね」
「うん。十中八九、トリガーなのは間違いないね」
「それ以外考えられないしね」
ドリームハーツはベルノが今置いたカードを考察している。
「コール。氷紋の女神スヴァーヴァ」
氷紋の女神スヴァーヴァ PW11000
「スヴァーヴァの天啓。山札の上を確認。山札へ」
スヴァーヴァ アマルーダ ニンニル
R R ナキサワメ
「君とはどうしても、もう1度ファイトしたいと思っていたんだ。アマルーダでヴァンガードにアタック」
「ノーガード!」
「ツインドライブ『戦巫女ククリヒメ(☆)』クリティカルトリガー」
「やっぱり・・・」
「パワーはスヴァーヴァに、クリティカルはアマルーダに。君は、1番最初に人間の輝きを・・・夢幻の可能性の存在を僕に感じさせてくれたファイターだった。君とのファイトを通じて、僕は人間の存在の可能性に気付かされたんだ」
「すごく光栄です。でも、今日の僕はこの間の僕とは違います。前よりももっと強く輝いて、あなたを倒す!」
アマルーダ(ベルノ)はキナリウス(タイヨウ)に弓を構え、2本の矢を装填し、狙いを定めて放った。キナリウス(タイヨウ)に矢がヒットする。
「ダメージチェック『昼光の騎士キナリウス』セカンドチェック『蒼穹のファルコンナイト(引)』ドロートリガー!パワーはヴァンガードに!1枚ドロー!」
「ナキサワメのブースト、ニンニルでヴァンガードにアタック」
「ノーガード!ダメージチェック『曙光の騎士ゴルボドゥク』」
「スヴァーヴァでヴァンガードにアタック」
「ガード!『春陽の騎士コナヌス』」
「ターンエンド」
PW11000➡PW9000(+5000)
PW14000➡PW14000
PW16000➡PW14000+SH5000=19000 ベルノの手札5枚 山札34枚 タイヨウのダメージ5枚
「おおっと!天啓でクリティカルを確定させたベルノ・ファーレンハート!このターンで早くも明日川タイヨウ、ダメージ5まで追い詰めたぁ!」
「さあここからだよ。もう1度見せて、君の輝きを。君の全身全霊を賭けたヴァンガードを!」
「望むところです!スタンド&ドロー!照らし出せ!新たなる光!ライド!黄金の聖剣グルグウィント!!」
黄金の聖剣グルグウィント PW11000
「ストライドジェネレーション!!!天道聖剣グルグウィント!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『旭光の騎士グルグウィント』グレード3
天道聖剣グルグウィント PW26000 ハーツ『黄金の聖剣グルグウィント』
「
日華の騎士ジェフリー PW7000
「ジェフリーは
聖管の奏者ヘリー(醒) PW4000
「春光の騎士ベリーモールをコール!
春光の騎士ベリーモール PW9000
「ベリーモールの
天道聖剣グルグウィントのスキル!カウンターブラスト!Gゾーンの天道聖剣グルグウィントを表に!手札を1枚捨てる!Gゾーン表のグルグウィント1枚につき全てのユニットにパワープラス2000!」
「明日川タイヨウ、ゴールドパラディンのスキルで一気に陣営を整えたぁ!」
「コエルとスカーフェイスを移動!」
コエル グルグウィント ベリーモール
スカーフェイス ヘリー(レスト) ジェフリー
「スカーフェイスのブースト、コエルでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『泡沫の女神アワナミ』」
「ジェフリーのブースト、ベリーモールでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード。ダメージチェック『戦巫女コトノハ』」
「ジェフリーの
天道聖剣グルグウィントでヴァンガードにアタック!
スカーフェイス・ライオンのスキル!ヴァンガードがグルグウィントなら、自身をソウルへ!1枚ドロー!ヴァンガードにパワープラス5000!
天道聖剣グルグウィントの
キナリウスの
「完全ガード『堅守の女神キビツヒメ』(コスト『戦巫女ククリヒメ(☆)』)」
グルグウィント(タイヨウ)はアマルーダ(ベルノ)に接近し、光を帯びた聖剣を振るい、斬撃を放つが、キビツヒメのテクノロジー障壁によってそれは防がれる。
「さらに天啓。山札の上を確認。ソウルへ『戦巫女コトノハ』」
「トリプルドライブ『春陽の騎士コナヌス』セカンドチェック『残陽の騎士ヘンリネス』サードチェック『蒼穹のファルコンナイト(引)』ドロートリガー!パワーはキナリウスに!1枚ドロー!キナリウスでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード。ダメージチェック『トランスポート・ハービィ(引)』ドロートリガー。パワーはヴァンガードに。1枚ドロー」
「ターンエンドです」
PW13000➡PW11000+SH5000=16000
PW22000➡PW11000
PW33000➡PW11000(完全ガード)
PW20000➡PW11000(+5000) タイヨウの手札9枚 山札24枚 ベルノのダメージ5枚
「うっしゃあ!いいぞタイヨウ!」
「その調子っす!」
「あと一息だぜ!」
三獣士も観客席で応援し、タイヨウにエールを送る。
「明日川タイヨウも5ダメージ目を与えて、両者が並びました!」
タイヨウの今の盤面を見て、シオンはあることに気づいている。
「タイヨウ君、コエルのスキルを使わずに、盤面に残しましたね」
「!そうか、あれは・・・」
「はい」
シオンの言葉に、アンリもその重要性に気が付く。
「ここから僕が輝く番だ!さあ、決着をつけよう!ストライドジェネレーション!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『氷紋の女神スヴァーヴァ』グレード3
「探し求めよ!美しき真実は其処にある!究明の女神イシュタル!!」
究明の女神イシュタル PW26000 ハーツ『
「イシュタルの天啓!山札の上を確認。山札へ!
ディテクト・エンジェル PW7000
「天啓。山札の上を確認。ソウルへ『トランスポート・ハービィ(引)』スヴァーヴァをレスト!
ニンニルの
ディテクトの
ナキサワメの
天啓。山札の上を確認。ソウルへ『枷の戒めゲルギャ』再びスヴァーヴァをレスト!
ニンニルのスキル!カウンターブラスト!パワープラス11000!
ディテクトのスキル!パワープラス4000!
スヴァーヴァの
ソウルブラストされたアワナミの
さらにソウルにあるゲルギャのスキル。ソウルのこのカードを山札の下に。スヴァーヴァをスタンド、パワープラス3000。さらにアワナミをコール。
天啓。山札の上を確認。山札へ」
「来ましたぁ、ベルノ・ファーレンハート!ジェネシスの天啓を駆使し、ソウルチャージとソウルブラスト、スタンドとレストを繰り返し、凄まじい勢いでユニットのパワーを上げていきます!明日川タイヨウは、ここを凌げるかぁ⁉」
スヴァーヴァ イシュタル ニンニル
ディテクト アワナミ ディテクト
「いくよ、タイヨウ君!これが僕の全力の輝きだ!」
(すごい・・・でも今日は、止めてみせる!)
「・・・・・・」
チームディフライダーのカズミはこのファイトでタイヨウを見定めている。シルフィはベルノの勝利を祈るように観戦しており、サオリはただ無関心だ。
「凌げ、タイヨウ!」
「負けんじゃねぇぞ!」
それとは打って変わって、クロノとカズマは全力でタイヨウを応援する。
「ディテクトのブースト、ニンニルでヴァンガードにアタック!」
「ジェネレーションガード!!黄金獣すれいみー・フレア!!」
ジェネレーションゾーン コスト『キュアラブラ・エンジェル(治)』
黄金獣すれいみー・フレア SH15000
「スキル発動!キナリウスを山札の下に!山札の上から5枚見て、ゴルボドゥク、スカーフェイス・ライオンをガーディアンサークルに!
「よく凌いだね。だけど次はどうかな?ディテクトのブースト、スヴァーヴァでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『蒼穹のファルコンナイト(引)』
さらに黄金の聖剣グルグウィントの
「凌ぎました!」
「このために前のターン、コエルのスキルを使わずに、盤面を残したんだね」
「明日川の奴、考えたね」
「さすがだね、タイヨウ君。だけどまだまだ!いくよ!アワナミのブースト、イシュタルでヴァンガードにアタック!」
「完全ガード!『神聖魔道士アレッシア』(コスト『黄金の聖剣グルグウィント』)」
イシュタル(ベルノ)はグルグウィント(タイヨウ)に狙いを定め、槍を投げ、貫こうとさせるが、アレッシアが展開した魔法障壁の前には、ビクともしなかった。
「(僕は強くなりたい。もっと・・・もっと!そのためには・・・相手を知り尽くす!)
そして全力で備える!」
「そうか・・・研究したんだね。けど僕だっていつまでも同じ僕じゃない。ここに来て、僕はヴァンガードの楽しさを知った。君たちに教えられた。ヴァンガードは人の可能性を切り開く。人を輝かせる!」
ベルノ、アマルーダのこの気持ちは、人間と関わり、そしてヴァンガード通して初めて理解できた気持ちだ。
「いくよ、トリプルドライブ『戦巫女コトノハ』
グレード1以上のカードが出たため、イシュタルのスキル発動!ソウルブラスト『戦巫女ククリヒメ(☆)』『戦巫女センリ』『源流の女神ナキサワメ』Gゾーンのイシュタルを表に!Gゾーン表のイシュタルの数だけ、ユニットを選択!ニンニルのパワープラス3000!出たカードが天啓を持つのでスタンド!セカンドチェック『戦巫女センリ』
グレード1以上のカードが出たため、もう1度イシュタルのスキル!ソウルブラスト『春眠の女神ターロ(醒)』『ティーブレイク・エンジェル(治)』『トランスポート・ハービィ(引)』Gゾーンのイシュタルを表に!右のディテクトとスヴァーヴァにパワープラス3000してスタンド!
春眠の女神ターロの
「こ、これはぁ!左右のリアガードが全てスタンドしたぁ!」
「全ては勝利へと向かう情熱から生まれる。友のため、自分のために・・・絶対に勝ちたいという熱い気持ちが、人を輝かせるんだ!」
「ベルノさん・・・」
「タイヨウ!」
クロノとカズマも緊迫した表情でファイトを見守る。
「僕は君に勝ちたい!君に勝ちたくて勝ちたくて、この気持ちが、爆発しそうなんだ!!」
「・・・っ!」
「君が知ってるのは昨日の僕だ。ディテクトのブースト、もう1度、ニンニルでヴァンガードにアタック!」
「負けない!チームのために、僕自身のために!ジェネレーションガード!!癒しの
ジェネレーションゾーン コスト『キュアラブラ・エンジェル(治)』
癒しの
「エルリーゼの
「なっ・・・!」
「なんと、明日川タイヨウ!これも防いだぁ!!」
「アタックがヒットしなかった場合、エルリーゼのスキルでフレイムはリアガードに移動できる!」
フレイム・オブ・ビクトリー(☆) PW4000
「よし!ガードできるユニットを盤面に残した!」
「これで決める。ディテクトのブースト、スヴァーヴァでヴァンガードにアタック!」
「黄金の聖剣グルグウィントの
「・・・ターンエンド」
PW42000➡PW11000+SH35000=46000
PW34000➡PW11000+SH25000=36000
PW37000➡PW11000(完全ガード)
PW45000➡PW11000+SH35000=46000
PW40000➡PW11000+SH30000=41000 ベルノの手札5枚 山札22枚 タイヨウのダメージ5枚(裏3枚)
(すごい攻撃だった・・・。僕はこの人に見せられるだろうか?今、この人が見せた以上の輝きを?・・・答えは決まっている。やるしかないじゃないか!)
タイヨウは覚悟を決めて、コストを払い、ストライドを行う。
「ストライドジェネレーション!!!旭光剣欄グルグウィント!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『黄金の聖剣グルグウィント』グレード3
旭光剣欄グルグウィント PW26000 ハーツ『黄金の聖剣グルグウィント』
(これは・・・僕がこの世界での最後の戦い)
ベルノ、アマルーダの脳裏に浮かぶは、惑星クレイの神聖国家のビルの屋上から見える、時空の割れ目から見える地球だった。
(僕はあれが何かを知りたくて、この世界に来た)
「
神聖魔道士アレッシア PW6000
「ベリーモールの
旭光剣欄グルグウィントの
「なっ!」
「僕はいきたい。もっと先へ・・・もっと高みへ・・・」
ベリーモール グルグウィント アレッシア(レスト)
R R R
「いきます!旭光剣欄グルグウィントでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『戦巫女ククリヒメ(☆)』『伸展の女神アウクセシア(☆)』『戦巫女センリ』『戦巫女コトノハ』」
「トリプルドライブ『残陽の騎士ヘンリネス』セカンドチェック『昼光の騎士キナリウス』サードチェック『フレイム・オブ・ビクトリー(☆)』クリティカルトリガー!効果は全て、ヴァンガードに!」
「そうだね・・・これが人間だ。どんな絶望的な状況でも、可能性を信じて、未来を切り開く!
(これが、僕の見た、自分を信じ、強くなりたいと願う人間が放つ輝きだ。そして僕自身が・・・手に入れようとした輝きだ)」
グルグウィント(タイヨウ)はアマルーダ(ベルノ)に急速に接近し、剣で貫こうとする。そうはさせまいと複数のガーディアンが立ちふさがるが、急激に早くなり、そして光を纏ったグルグウィント(タイヨウ)の前に成す術もなく薙ぎ払われる。アマルーダ(ベルノ)は人間の可能性の存在に嬉々とした表情をし、そして、光に包まれていった。
PW36000(+5000)➡PW11000+SH30000=41000
ダメージチェック『
タイヨウのダメージ5枚 ベルノのダメージ6枚 勝者タイヨウ
「激闘を制したのは、明日川タイヨウ!サードステージからの敗北から見事なリベンジを果たしました!」
「タイヨウくーん!」
「やったね、アミーゴ!」
「すごいです、タイヨウ君!」
「ナイスプレイ」
「見事な大金星だね!」
観客はもちろんのこと、ドリームハーツ、福原高校ヴァンガード部、ハイメフラワーズはタイヨウに拍手を送っている。
「先鋒が1人勝ち抜いて、これで両チームともにイーブン!」
ファイトを終え、タイヨウとベルノはいったん下に降り、互いに健闘を称えに向かう。
「最高のファイトだったよ、タイヨウ君」
「ベルノさんこそ、すごかったです」
「ありがとう」
互いに握手を交わそうとした時、ベルノのクランマークからこれまで以上の激しい痛みが襲う。
「うっ・・・!」
「ベルノさん⁉大丈夫ですか⁉」
「うん・・・平気」
ベルノは痛みに耐えつつ、タイヨウに手を差し出す。タイヨウはベルノの手を握り、握手を交わす。
「勝利した明日川タイヨウは、チームディフライダーの中堅、シルフィ・フィン・キャメロットとのファイトとなります」
(私にも見えたよ、ベルノさんの輝き)
トコハたちにも、ベルノの輝きをしかと見えていたようだ。握手を終えたベルノはディフライダー側へと戻っていく。
「ご苦労だったな。後はゆっくり・・・」
「?ベルノちゃん?」
「ほんと、もったいない・・・」
ベルノはカズミにそう言って、そのまま会場を去っていく。
☆
会場を出た後、廊下でベルノは手袋を外し、息を整える。ベルノのクランマークは薄くなっていき、ついには消えてしまった。クランマークが消えたと同時に、ベルノは意識を失い、倒れる。
『ありがとう、ベルノ』
『アマルーダ・・・行ってしまうのね』
ベルノの精神の中で、ベルノ本人と、アマルーダは最後の会話を行っている。
『君がヴァンガードを続ける限り、僕たちはずっと繋がっている』
『ええ』
『この世界は楽しかったよ。いろんなものを見ることができた。思い残すことはない』
アマルーダの言葉に、ベルノは自然と笑みを浮かべる。
『大好きだよ・・・人間も、君も』
『そう言ってもらえたらうれしい。体を貸していた甲斐があったわ』
『でも、悔しいな。最後のファイト・・・勝ちたかったな・・・』
アマルーダはベルノの元から離れ、光に包まれて、本来の世界、惑星クレイへと帰っていった。
ベルノの意識が現実に戻ると、視界に映ったのは、自分を支えてくれているカズミだった。
「ベルノ、どうした?」
「・・・カズミ君、私よ」
「!」
ベルノの本来の口調、自分への呼び名、そして何より、手にあるはずのクランマークが消えていることから、カズミはベルノのディフライドが解けたことを理解する。
「彼女から伝言があるの。1度でいい。ヴァンガードを正面から向き合ってみて」
「・・・・・・」
ベルノは立ち上がって、今度こその場を去っていく。そんな後姿をカズミはただ1人、無言で見つめていた。彼女の姿が見えなくなった後、カズミは会場に戻るのであった。
to be continued…
カル「いやー、熱かったですねー!タイヨウとベルノ・ファーレンハートのファイト!
ツネト「相手の猛攻を全て凌いでからの最後のターン、
ケイ「タイヨウ・・・頑張った・・・」
カル「しかしベルノさん、きれいでしたねー。さすがファッションモデル!僕にもあんなお姉さんがいたらなー」
ツネト「水くせぇなぁ、カル。お前には、俺とケイという魂の兄弟がいるじゃねぇか」
ケイ「ソウルブラザーズ」
カル「そういう問題じゃないです」
TURN203「魅力の