私のヴァンガードの無印編である熱血の先導者と努力の先導者の投稿もありますので、恐らくZストーリーに入るのは10月ごろだと思います。
こんな作者ですが、最後まで読んでくださるとありがたいです。
さて、今回はオリジナル回、シルフィちゃん対タイヨウ君!勝敗の結果は以下に!
それではどうぞ!
ついに始まった
「ベルノ・ファーレンハートを撃破した明日川タイヨウ。勢いを乗って連勝することができるのか⁉一方のチームディフライダーは、できる限り、その勢いを止めたいところ。明日川タイヨウにどう立ち向かうか、シルフィ・フィン・キャメロット!」
「さっきのベルノちゃんとのファイト、すごかったよ。感動しちゃった」
「ありがとうございます。お褒めいただき、光栄です」
「でも・・・私はそう簡単にはやられたりはしないよ?当然、負ける気もないからそこらへんは覚悟してね?」
「それは僕だって同じこと。必ず勝って、リーチをとらせてもらいます!」
互いの気合は十分、意気込みを聞いた後、ファイトの準備を執り行っている。
(この決勝戦が彼女にとって最後のファイト・・・)
(決勝戦で君が何を見出すか、この目で見させてもらうよ、フィー)
決勝戦がシルフィ、ティルアにとって最後のファイトであるを知っているアリスはこれから始まるファイトを目に焼き付ける。同じく立ち合い人で事情を知っているアン、ハイメ、江西は固唾を飲む。
「では決勝戦、第2試合、速やかに始めよ!」
キョウヤのファイトスタートの合図によって、ファイトが開始された。
TURN203「魅力の
「「スタンドアップ・ヴァンガード!!」」
「早天の騎士コエル!」
「
早天の騎士コエル PW5000
「行けぇ、タイヨウ!」
「先鋒に勝ったんだ!中堅だって楽勝だぜ!」
クロノとカズマはタイヨウが勝利を収められるよう、全力で応援を行っている。
「僕の先攻です!ドロー!ライド!春陽の騎士コナヌス!コエルは移動!ターンエンドです!」
春陽の騎士コナヌス PW7000
R コナヌス R
R R コエル タイヨウの手札5枚 山札43枚
「私のターンだよ!ドロー!ライド!
「いきなり展開していた!」
「相手は速攻を仕掛けるつもりですね」
フララ クレネス クレネス
セーラ R R
「リアガードのクレネスでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!ダメージチェック『神聖魔道士アレッシア』」
「ふららのブースト、セーラでヴァンガードにアタック!」
「それもノーガードです!ダメージチェック『神聖魔道士アレッシア』」
「ヴァンガードのクレネスでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『スカーフェイス・ライオン(☆)』」
「ドライブチェック『
PW7000➡PW7000
PW9000➡PW7000
PW7000➡PW7000+SH10000=17000 シルフィの手札4枚 山札42枚 タイヨウのダメージ2枚
「僕のターン!ドロー!ライド!昼光の騎士キナリウス!コエルを移動!聖管の奏者へりーをコール!」
昼光の騎士キナリウス PW9000
聖管の奏者ヘリー(醒) PW4000
R キナリウス コエル
R R ヘリー
「ヘリーのブースト、コエルでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!ダメージチェック『
「くっ・・・なら、キナリウスでフララにアタック!」
「ガード!『
「防ぎました!」
「序盤の速攻を緩める気はないってことかな」
「ドライブチェック『昼光の騎士キナリウス』ターンエンドです」
PW9000➡PW7000(+5000)
PW9000➡PW5000+SH10000=15000 タイヨウの手札4枚 山札39枚 シルフィのダメージ1枚
「私のターン!スタンド&ドロー!ライド!ライド!
フララ リステラ リステラ
セーラ R クレネス
「セーラのブースト、フララでコエルをアタック!」
「くっ・・・ノーガード」
「ど、どうしてコエルを⁉」
「グルグウィントの
「コエル自身のシールドは10000。場に残せば後で防御に出されるのはわかりきってるからあえて先に攻撃したんだね」
「ヴァンガードのリステラでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!」
「ドライブチェック『
「くっ・・・ダメージチェック『春光の騎士ベリーモール』」
「クレネスのブースト、リステラでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!ダメージチェック『キュアラブラ・エンジェル(治)』ヒールトリガー!ダメージ1回復、パワーはヴァンガードに!」
「ターンエンド!」
PW9000➡PW5000
PW9000➡PW9000
PW21000➡PW9000(+5000) シルフィの手札5枚 山札37枚 タイヨウのダメージ3枚
「僕のターン!スタンド&ドロー!いきますよ、シルフィさん!照らし出せ!新たなる光!ライド!黄金の聖剣グルグウィント!!」
黄金の聖剣グルグウィント PW11000
「昼光の騎士キナリウスをコール!」
R グルグウィント キナリウス
R R ヘリー
「黄金の聖剣グルグウィントでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!」
「ツインドライブ『蒼穹のファルコンナイト(引)』ドロートリガー!パワーはキナリウスに!1枚ドロー!セカンドチェック『フレイム・オブ・ビクトリー(☆)』クリティカルトリガー!パワーはキナリウスに、クリティカルはヴァンガードに!」
グルグウィント(タイヨウ)はリステラ(シルフィ)に接近し、黄金の聖剣による斬撃を与える。その衝撃で水しぶきも上がる。
「ダメージチェック『
「ヘリーのブースト、キナリウスでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!ダメージチェック『
「ターンエンドです!」
PW11000➡PW9000
PW22000➡PW9000 タイヨウの手札6枚 山札33枚 シルフィのダメージ4枚
「5ターン目が終了し、明日川タイヨウのダメージは3、シルフィ・フィン・キャメロットは4!明日川タイヨウ、一歩リード!」
「その勢いで行け、タイヨウ!」
「勝てるぞ!」
「私のターン!スタンド&ドロー!全力でいかせてもらうよ!海域に奏でるハーモニーは、全てを魅了させる!ライド!
「ストライドジェネレーション!!!
ジェネレーションゾーン コスト『
「
セーラ リリーネル アヤナ
フララ マール クレネス
「フララのブースト、セーラでキナリウスにアタック!」
「ノーガード!」
「クレネスのブースト、アヤナでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『フレイム・オブ・ビクトリー(☆)』」
「マールのブースト、リリーネルでヴァンガードにアタック!」
「(この攻撃を喰らえば、手札を増やされる・・・でも、完全ガードはない・・・手札を削り過ぎれば、後に響く。仕方ない・・・)
ノーガードです!」
「トリプルドライブ『
リリーネル(シルフィ)は両手で水をすくあげて水しぶきを発生させる。水しぶきの水は途端に動きが止まり、それがグルグウィント(タイヨウ)に向かって弾丸のように放った。水の弾丸を喰らったグルグウィント(タイヨウ)はよろめく。
「ダメージチェック『曙光の騎士ゴルボドゥク』」
「アタックがヒットしたので、リリーネルのスキル発動!リアガードを1体山札の下に置くか、手札に加える!クレネスを山札の下に!山札の下に置いたら、2枚ドロー!
マールの
セーラの
「ガード!『蒼穹のファルコンナイト(引)』僕はあなたのことも研究した!僕は負けません!」
「ふーん。じゃあ、この展開も予想できてたってことかな?ティルアでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『フレイム・オブ・ビクトリー(☆)』」
「ターンエンドだよ。
クレネスのスキル!ティルアのヴァンガードがいるなら、ソウルブラスト『
PW9000➡PW9000
PW14000➡PW11000+SH5000=16000
PW33000➡PW11000
PW12000➡PW11000+SH5000=16000
PW16000➡PW11000+SH10000=21000 シルフィの手札9枚 山札30枚 タイヨウのダメージ4枚
「明日川タイヨウのダメージ5!2ダメージも差が開いてしまった!さらには、シルフィ・フィン・キャメロットの手札は9枚!明日川タイヨウ絶体絶命!」
「序盤の速攻とさっきの連続攻撃が大きく響いてるな」
「天音自身も言ってたしな、あの人のうりは連続攻撃だって」
クロノとカズマはシルフィのファイトスタイルを考察している。観戦している客はあれほどの多くの手札補給に驚いているが、アリスだけは冷静だ。
(あの程度は序の口・・・ラプリアがストライドされた時が本番さ)
「タイヨウ君、がんばってください!」
「私に勝つつもりでいるんだよね?だったらよく見せてよ、タイヨウ君。ベルノちゃんに勝った、あなたの個性・・・あなたのヴァンガードを!」
(!・・・そうだ・・・僕自身が、自分のヴァンガードを貫けば、何も恐れることはない!)
タイヨウは自分のヴァンガードをやり、全力でこのファイトに挑み、勝利を掴む意志を固くしていった。
「明日川タイヨウ、冷静でいるものの、2ダメージの差を、どう埋めていくのでしょうか!」
「負けんなよ、タイヨウ!」
「いけぇ、タイヨウ!」
(このターンで、決めてみせる!!)
(絶対に、凌ぎきってみせるよ。私自身の、掴みたいもののために!)
「僕のターン!スタンド&ドロー!ストライドジェネレーション!!!天道聖剣グルグウィント!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『黄金の聖剣グルグウィント』グレード3
天道聖剣グルグウィント PW26000 ハーツ『黄金の聖剣グルグウィント』
「
日華の騎士ジェフリー PW7000
「
ヘリーの
キナリウスの
キナリウスの
春光の騎士ベリーモール PW9000
「ベリーモールの
ベリーモールの
コナヌスの
「明日川タイヨウ、一気にユニットを展開!スキルを駆使し、攻撃態勢は万全だぁ!!」
(この人・・・シルフィさんのヴァンガードに勝つために、みんなが僕に、力を貸してくれたんだ)
タイヨウの脳裏に浮かんだのは、決勝戦が始まる前日、シルフィとの対策のために仲間たちがファイトスタイルの知識を教え込まれた姿だった。シルフィと戦ったことのあるクミとアンリはファイト展開、トコハとシオンはどのようなユニットが出るのかという考察、そして1番関わりがあるドリームハーツはそれらすべてをタイヨウに直接叩き込ませた。
「天道聖剣グルグウィントのカウンターブラスト!Gゾーンの天道聖剣グルグウィントを表に!手札を1枚捨てる!Gゾーン表のグルグウィント1枚につき全てのユニットにパワープラス2000!」
ベリーモール グルグウィント キナリウス
コナヌス ジェフリー(レスト) ヘリー
「ヘリーのブースト、キナリウスでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『
「ヘリーのスキル!アタックかブーストを終えた時、ソウルへ!カウンタチャージ!天道聖剣グルグウィントでヴァンガードにアタック!
天道聖剣グルグウィントの
残陽の騎士ヘンリネス PW9000
「ヘンリネスの
コナヌスの
「ノーガード!」
「ここでノーガード!!ダブルクリティカルが出れば、シルフィ・フィン・キャメロットのダメージは6に!明日川タイヨウ、運命のドライブチェック!」
「トリプルドライブ!ファーストチェック『日華の騎士ジェフリー』セカンドチェック『スカーフェイス・ライオン(☆)』クリティカルトリガー!パワーはヘンリネスに、クリティカルはヴァンガードに!」
「ここでクリティカル!後1枚!果たして!」
「サードチェック『蒼穹のファルコンナイト(引)』くっ・・・ドロートリガー!パワーはベリーモールに!1枚ドロー!」
「あーーっと!クリティカルトリガー出ず!」
グルグウィント(タイヨウ)は太陽の光を帯びた聖剣を持ち、ティルア(シルフィ)の前まで近づく。全力を乗せ、海の水ごと切り裂いた。水しぶきの水は雨のように降り注いでいる。光が晴れるとそこにはまだ何とか持ちこたえているティルア(シルフィ)の姿があった。
「ダメージチェック『
「ここでトリガーが来やがったか!」
「負けるなタイヨウ!」
「まだ終わりじゃない!コナヌスのブースト、ベリーモールでヴァンガードにアタック!」
「ジェネレーションガード!!
ジェネレーションゾーン コスト『
「スキル発動!こっちの手札が3枚以上なら、シールドプラス5000!」
「これで最後!コナヌスのブースト、ヘンリネスでヴァンガードにアタック!」
「ジェネレーションガード!!
ジェネレーションゾーン コスト『
「スキル発動!ソウルブラスト『
「くっ・・・ターンエンド」
PW24000➡PW11000+SH15000=26000
PW28000➡PW11000(+5000)
PW31000➡PW16000+SH20000=36000
PW32000➡PW16000+SH20000=36600 タイヨウの手札5枚 山札22枚 シルフィのダメージ5枚(裏1枚)
「凌いだぁ!シルフィ・フィン・キャメロット、手札を余裕に持たせ、明日川タイヨウの攻撃を難なく凌いだぁ!!」
「今度は、こっちの番だね!これで、決めさせてもらうよ!ストライドジェネレーション!!!
ジェネレーションゾーン コスト『
「
「ピッテのスキル!自身をソウルへ!リステラにパワープラス3000!
「シルフィ・フィン・キャメロット、ここで多くの手札を一気に展開!明日川タイヨウ苦しい!」
「辛い展開ですね・・・」
「がんばれ、タイヨウ君!持ちこたえるんだ!」
アヤナ ラプリア リステラ
フララ ティノ マール
「フララのブースト、アヤナでキナリウスにアタック!」
「くっ・・・ノーガード!」
「マールのブースト、リステラでヴァンガードにアタック!
リステラの
フララの
「ガード!『スカーフェイス・ライオン(☆)』」
「まだまだいくよ!左のリステラでヴァンガードにアタック!
リステラのスキル!ソウルブラスト『
フララのスキル!自身をソウルへ!手札から
「ガード!『曙光の騎士ゴルボドゥク』
「リチェルのブースト、ミュリッツでヴァンガードにアタック!
ミュリッツの
「ノーガード!ダメージチェック『フレイム・オブ・ビクトリー(☆)』クリティカルトリガー!効果は全部ヴァンガードに!」
「アヤナでヘンリネスにアタック!」
「ノーガード!」
「これで脅威の5回攻撃!ですがまだヴァンガードの攻撃が残っています!」
「ティノのブースト、ラプリアでヴァンガードにアタック!
ラプリアのスキル!カウンターブラスト!Gゾーンのラプリアを表に!Gゾーンの表の数でリアガードを2体山札の下に置く!ミュリッツ、アヤナ、リチェルを山札の下に!戻した枚数分と、ハーツが
「おおっと!シルフィ・フィン・キャメロット、勢いよくコールしましたが、これでは残りのリアガードはアタックがヒットできません!これはどうしたことかぁ⁉」
「ジェネレーションガード!!癒しの
ジェネレーションゾーン コスト『キュアラブラ・エンジェル(治)』
癒しの
「エルリーゼの
ラプリア(シルフィ)が歌を奏でると同時に、水の水龍が出現し、グルグウィント(タイヨウ)を襲う。それを阻止しようとエルリーゼとスカーフェイス・ライオン、ファルコンナイトが水龍を引き裂いた。
「トリプルドライブ!ファーストチェック『
「ガードに成功した時、スカーフェイスはガーディアンサークルに移動!
「さあ、ここからが本番だよ、タイヨウ君。
セーラのスキル!カウンターブラスト!自身をソウルへ!1枚ドロー!手札から
ブランシェの
もう1体のセーラのスキル!カウンターブラスト!自身をソウルへ!1枚ドロー!ミュリッツをスペリオルコール!」
「な、な、なんとぉ!リアガードを入れ替えてパワーアップし、単体で攻撃を可能にさせたぁ!!明日川、どう凌ぐ!!」
「君の絆の力、とってもすごかったよ!でも、私たちだって負けてないでしょ?だって私たち
「くっ・・・」
「ティノのブースト、ブランシェでヴァンガードにアタック!」
「黄金の聖剣グルグウィントの
「ティノのブースト、ミュリッツでヴァンガードにアタック!
ミュリッツのスキル!左のティノを山札の下に!手札から
「プレアの
「さらにユニットを増やしたぁ!!これを組み合わせると、9回連続攻撃を行っているということになる!明日川タイヨウ、耐えきれるかぁ!!」
(だめだ・・・ここでガードを出したとしても・・・残りのリアガードの攻撃は防げない・・・。トリガーが出れば全部守れると考えた僕が・・・甘かった・・・)
「私はこのファイトに勝たせてもらうよ!そして、私自身の輝きと、可能性全てを掴み取ってみせる!
ミュリッツはグルグウィント(タイヨウ)に狙いを定めて、水鉄砲を発射させる。その水には魔力が込められており、その弾は水の槍へと変化していった。グルグウィント(タイヨウ)はその水の槍に貫かれてしまう。
PW14000➡PW9000
PW18000➡PW11000+SH10000=21000
PW11000➡PW11000+SH5000=16000
PW16000➡PW11000(+5000)
PW9000➡PW9000
PW32000➡PW16000+SH30000=46000
PW27000➡PW16000+SH15000=31000
PW27000➡PW16000
ダメージチェック『黄金の聖剣グルグウィント』
タイヨウのダメージ6枚 シルフィのダメージ5枚 勝者シルフィ
「勝利の女神が微笑んだのは、チームディフライダー、シルフィ・フィン・キャメロット!明日川タイヨウ、あと一歩届きませんでしたぁ!!」
「本当に素敵だったよ、君の可能性、君のヴァンガード」
「シルフィさんこそ、すごかったです。9回連続攻撃を起こせるなんて・・・」
「なんていうか、羨ましいなぁ。背中を預けられる仲間がいるってことが。私には今、そういうのはいないから・・・」
シルフィは寂しそうにカズミとサオリに顔を向ける。シルフィの顔を見たタイヨウは何とも言えない表情でクロノとカズマの元に戻っていく。
「さあこれで、3対2となり、ストライダーズは苦しい状況に追い込まれる!」
「よくやってくれたな。ここまでありがとうな」
「見せてもらったぜ」
「クロノさん・・・カズマさん・・・」
戻ってきたタイヨウにクロノとカズマは労いの言葉をかける。
「タイヨウ、お前のファイト、絶対無駄にはしねぇからな!」
「お願いします!」
ストライダーズの中堅カズマはタイヨウの思いを受け継ぎ、ファイト台の元へと向かっていくのであった。
to be continued…
TURN204「託された思い」