さて、今回はカズマ君VSシルフィちゃんです!このファイト、果たして勝つのはどっちか!
それではどうぞ!
「ストライダーズ中堅、東海林カズマ!明日川タイヨウの雪辱を果たすことができるのでしょうか⁉そして、シルフィ・フィン・キャメロットはこのまま連勝することができるのか⁉」
「君はどんなファイトを見せてくれるのかな?私をドキドキさせてくれるのかな?」
「これ以上にねぇってくらい楽しませてやる。タイヨウの思いの分までのせてな」
「へぇ・・・それは楽しみだね」
カズマとシルフィはファイト台にデッキを設置し、ファイトの準備を行う。その際にカズマはディフライダーの控え側にいるカズミに視線を向ける。
(待っていやがれ・・・絶対にあいつを取り戻してみせる。そのためにもまず・・・)
カズマは無関心の態度をとるサオリと、今からファイトをするシルフィにも視線を向ける。
「あいつらをまとめて、倒してみせる!!」
カズマがそう決意を固めていると同時に、互いの準備が終えた。全ての準備を終え、いよいよ第3試合が始まろうとしていた。
TURN204「託された思い」
「「スタンドアップ・ヴァンガード!!」」
「
「
「私の先攻だね。ドロー。ライド!
R クレネス R
R R フララ シルフィの手札5枚 山札43枚
「俺のターンだ!ドロー!ライド!
ハウルオウル(引) PW4000
ハウルオウル ニーズ R
ルート R R
「ニーズでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!」
「ドライブチェック『アビサル・オウル』」
「ダメージチェック『
「ルートのブースト、ハウルオウルでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!ダメージチェック『
「ターンエンド!」
PW7000➡PW7000
PW9000➡PW7000 カズマの手札5枚 山札42枚 シルフィのダメージ2枚
「私のターン!ドロー!ライド!
プレア リステラ ブランシェ
R R フララ
「プレアでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『アビサル・オウル』」
「リステラでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!」
「ドライブチェック『
「ダメージチェック『
「ふららのブースト、ブランシェでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『黒翼のソードブレイカー』」
「ターンエンド!」
PW7000➡PW7000+SH5000=12000
PW9000➡PW7000
PW14000➡PW7000(+5000) シルフィの手札4枚 山札39枚 カズマのダメージ1枚
「俺のターン!スタンド&ドロー!ライド!
ハウルオウル リア・ファル モルフェッサ
ルート R R
「モルフェッサでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『
「リア・ファルでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!」
「ドライブチェック『
「ダメージチェック『
「ルートのブースト、ハウルオウルでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!ダメージチェック『
「ターンエンド!」
PW9000➡PW9000
PW17000➡PW9000(+5000) カズマの手札3枚 山札39枚 シルフィのダメージ3枚
「私のターン!スタンド&ドロー!いくよ・・・東海林カズマ君。海域に奏でるハーモニーは、全てを魅了させる!ライド!
「プレアは移動!
マール ティルア ブランシェ
プレア R フララ
「プレアのブースト、マールでヴァンガードにアタック!」
「インターセプト!『
「ティルアでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!」
「ツインドライブ『
ティルア(シルフィ)は海から飛び上がり、リア・ファル(カズマ)に向かって、人魚の尾ひれで蹴り上げる。攻撃を喰らったリア・ファル(カズマ)は後ずさる。
「ダメージチェック『デスフェザー・イーグル(☆)』クリティカルトリガー!効果は全部ヴァンガードに!」
フララのブースト、ブランシェでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!ダメージチェック『ハウルオウル(引)』ドロートリガー!パワーはヴァンガードに!1枚ドロー!」
「ターンエンド!」
PW12000➡PW9000+SH5000=14000
PW11000➡PW9000(+5000)
PW19000➡PW9000(+5000) シルフィの手札5枚 山札33枚 カズマのダメージ3枚
「東海林カズマVSシルフィ・フィン・キャメロットの戦いは、ダメージ3対3!接戦が繰り広げられています!」
(このファイトのコツ・・・タイヨウのファイトではっきりと見えたぜ。相手の連続攻撃に備えて、ダメージを抑えつつ、できるだけ多く防御を固める。トリガーが出ても防げるなんて考えちゃいけねぇ!)
カズマはシルフィの攻撃と防御の要である手札に警戒を強める。
「(この人の連続攻撃がどれくらい続くかわからねぇ。けど、あの手札させなけりゃ、攻撃力は一気に激減する!なら防御を固めつつ、相手の手札を削り取っていくまでだ!!)
ライド!
「勝つ!タイヨウのファイトに応えるために!!ストライドジェネレーション!!!
ジェネレーションゾーン コスト『
「そして俺自身の目標のために!!」
「目標・・・掴みたい・・・未来・・・」
「
アビサル・オウル PW7000
黒翼のソードブレイカー PW6000
「ニーズの
黒翼のソードブレイカー PW6000
「ソードブレイカーのスキル!ソウルブラスト『
ハウルオウルのスキル!自身をソウルに!ソードブレイカーにパワープラス3000!ニーズとベリアルオウルをコール!」
ベリアルオウル(☆) PW4000
「東海林カズマ、先ほどの明日川タイヨウに続くが如く、スキルでユニットを展開!」
「カズマさん・・・!」
ベリアル ルアード ソードブレイカー
ニーズ アビサル ニーズ
「ニーズのブースト、ベリアルオウルでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『
「ニーズの
ベリアルオウルのスキル!効果かコストで退却した時、ヴァンガードがルアードなら、1枚ドロー!アビサル・オウルのブースト、
「ノーガード!」
「トリプルドライブ!ファーストチェック『争奪の騎士エデルン』セカンドチェック『ハウルオウル(引)』ドロートリガー!パワーはアビサル・オウルに!1枚ドロー!サードチェック『デスフェザー・イーグル(☆)』クリティカルトリガー!パワーはアビサルに、クリティカルはヴァンガードに!」
ルアード(カズマ)は竜の腕をかざし、魔力の焔を放ち、焔はティルア(シルフィ)を飲み込もうと接近する。焔がティルア(シルフィ)を飲み込んだ瞬間、周りの海の水は大きな水しぶきを上げる。
「ダメージチェック『
「その手札、一気に削らせる!ニーズのブースト、ソードブレイカーでヴァンガードにアタック!」
「ジェネレーションガード!!
ジェネレーションゾーン コスト『
「スキル発動!ソウルブラスト『
「くっ・・・ニーズのスキル!カウンターブラスト!アビサル・オウルを退却!1枚ドロー!
ベリアルオウルの
PW11000➡PW11000+SH5000=16000
PW33000➡PW11000(+10000)
PW37000➡PW21000+SH20000=41000 カズマの手札9枚 山札26枚 シルフィのダメージ5枚
「ヒットせず!シルフィ・フィン・キャメロット、ジェネレーションガードで手札を維持しつつ、東海林カズマの攻撃を防いだぁ!」
(くっ・・・手札4枚か・・・削ることができたのは、たった1枚だけかよ・・・!)
「ここからが私のステージが輝く時だよ!そう、フィナーレの時間だよ!ストライドジェネレーション!!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『
「輝け!!海の恵みを受けた、スペシャルステージ!!
「ティルアの
リステラ ラプリア アヤナ
プレア R フララ
「いくよ!フララのブースト、アヤナでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『ハウルオウル(引)』」
「まだまだ!リステラでヴァンガードにアタック!
リステラの
フララの
「ガード!『黒翼のソードブレイカー』」
「もう1回!リステラでヴァンガードにアタック!
リステラのスキル!ソウルブラスト『
フララのスキル!自身をソウルへ!手札から1枚だけ選んで、
「で、出たあぁ!シルフィ・フィン・キャメロット!バミューダ
「ガード!『
「プレアのブースト、ミュリッツでヴァンガードにアタック!
ミュリッツの
プレアの
「ガード!『デスフェザー・イーグル(☆)』」
「これで5回目だよ!プレアのブースト、ブランシェでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『デスフェザー・イーグル(☆)』」
「5回も攻撃を防ぐなんて、すごいなぁ。でもいいのかな?そんなに序盤から防御ばっかりに専念して。ラプリアでヴァンガードにアタック!カウンターブラスト!Gゾーンのラプリアを表に!Gゾーンの表の数でリアガードを2体山札の下に置く!ミュリッツ、ブランシェ、2体のプレアを山札の下に!戻した枚数分と、ハーツが
「(今回もコールしやがった・・・けど!重要のポイントはここだ!タイヨウ、お前が掴めなかったもの、俺が掴んでやるからな!)
完全ガード!『
ラプリア(シルフィ)は自ら回りながら歌を詠唱する。そうしていると、ラプリア(シルフィ)の回りが渦潮に包まれ、渦潮の周囲には水の水龍が発生する。ラプリア(シルフィ)は回転を止め、発生させた渦潮の槍と複数体の水龍をルアード(カズマ)に放つ。絶体絶命と思った時、エスラスが現れ、すぐに魔法陣を展開させ、渦氏の槍と水龍を拡散させ、攻撃を防いだ。
「そっか。私のこと、タイヨウ君とのファイトで学んで、この選択をしたってわけか。でもこれだけじゃ終わらないよ。ここで私は、ヴァンガードの奥深さを知った。そしてそれは、人の個性を引き立たせ、より輝く未来に向かって、可能性を導き出させる!」
シルフィ、ティルアの今の表情は今までファイトした時の中でも最も輝き、嬉々とした微笑ましい顔だ。
「このままいくよ!トリプルドライブ!ファーストチェック『
クレネスのスキル!山札の上から7枚見て、ティルアの名のつくユニットを探して、公開して、手札に加えることができる!でも、手札には加えず、そのまま山札へ。そしてデッキをシャッフル。これで私は、質のいいユニットを手札に加えられる確率が上がるわけだよ」
「ちぃ・・・」
「もう1体のセーラのスキル!カウンターブラスト!自身をソウルへ!手札からアヤナをスペリオルコール!パワープラス5000!」
「こ、これはぁ!4体のユニットがスタンド状態のみならず、左右のリアガードをパワーアップ!」
「昨日アリスちゃんが、ベルノちゃんが教えてくれたんだ。誰かのために、自分のために、・・・未来をこの手で掴みたい気持ちが、絶対に勝ちたいという思いが溢れだすんだ!」
「あんた・・・」
「私はもっと勝って、輝きたい。勝ちたくて、輝きたくて、この思いが、全然収まらない!君たちが見てきたものは昨日までの私だよ。今の私とは、明らかに違う!マールのブースト、アヤナでヴァンガードにアタック!」
「俺だって負けるか!タイヨウの思いに応えるために、俺自身の目標のために!ノーガード!ダメージチェック『
「クレネスのブースト、ミュリッツでヴァンガードにアタック!
ミュリッツのスキル!マールを山札の下に!手札からクレネスをスペリオルコール!パワープラス4000!
アヤナの
「通させねぇ!ジェネレーションガード!!暗黒竜プロットメイカー・ドラゴン!!」
ジェネレーションゾーン コスト『アビス・グラール(治)』
暗黒竜プロットメイカー・ドラゴン SH15000
「
「東海林カズマ、これも防ぐぅ!!」
「クレネスのブースト、ミュリッツでヴァンガードにアタック!
ミュリッツのスキル!左のミュリッツを山札の下に!手札からプレアをスペリオルコール!パワープラス4000!
プレアのスキル!ソウルブラスト『
「ノーガード!ダメージチェック『
「ダメージ5!しかし攻撃はまだ残ってる!東海林カズマ、打つ手なしかぁ⁉」
「これで決めてみせる!プレアのブースト、ティルアでヴァンガードにアタック!」
「これ以上は、やらせねぇ!ジェネレーションガード!!
ジェネレーションゾーン コスト『アビス・グラール(治)』
「スキル発動!山札の上から5枚を公開!」
公開したカード『イビルリフューザー・ドラゴン』『
「その中にあるグレード1のユニット全てをガーディアンサークルにスペリオルコール!イビルリフューザー・ドラゴン!黒翼のソードブレイカー!残りは山札の下に!」
「くぅ・・・ターンエンド」
PW14000➡PW11000+SH5000=16000
PW11000➡PW11000+SH5000=16000
PW11000➡PW11000+SH5000=16000
PW18000➡PW11000+SH10000=21000
PW20000➡PW11000+SH10000=21000
PW26000➡PW11000(完全ガード)
PW21000➡PW11000
PW33000➡PW11000+SH25000=36000
PW21000➡PW11000
PW22000➡PW11000+SH20000=31000 シルフィの手札2枚 山札26枚 カズマのダメージ5枚(裏3枚)
「し、凌いだぁ!東海林カズマ、ダメージ5になりながらも、シルフィ・フィン・キャメロットの10回連続攻撃を見事に凌ぎきったぁ!!」
「これも先ほどの明日川君のファイトの賜物ですね」
「さあ、このターンで勝負を決められるか、東海林カズマ!」
「決める!決めてみせる!」
(・・・大丈夫。山札にはまだヒールトリガーが2枚残ってる。それを出すことができたなら・・・まだ勝負はわからない!絶対に負けられない!)
シルフィ、ティルアの脳裏に浮かび上がったのは、惑星クレイのメガラニカの海域で空を眺める自分自身だった。空には、時空の裂け目があり、そこに地球が映っていた。
(私は、人間の個性と輝きが知りたくて、この世界にやってきた)
「
戻したカード 『黒翼のソードブレイカー』『
「コストを払わずにストライドできる!ストライドジェネレーション!!!
ジェネレーションゾーン コストなし
「
ソードブレイカーのスキル!ソウルブラスト『
アビサル・オウルの
「
「なっ!!」
「東海林カズマ!オグマの
「・・・プレア、クレネス、ミュリッツ、ティルアを退却。手札を1枚ドロップ」
「アビサル・オウルの
「決めろ、カズマ!」
「決めてください、カズマさん!」
R オグマ モルフェッサ
R R R
「オグマでヴァンガードにアタック!」
「オグマの
「(まだだ!ヒールトリガーさえ引ければ・・・)
ノーガード!」
「トリプルドライブ!ファーストチェック『争奪の騎士エデルン』セカンドチェック『デスフェザー・イーグル(☆)』クリティカルトリガー!パワーはモルフェッサに、クリティカルはヴァンガードに!サードチェック『ベリアルオウル(☆)』クリティカルトリガー!こっちも効果は同じだぁ!!」
(ヴァンガードって、やっぱり奥が深い・・・。人間の思い1つで、ここまで輝きが変わっていく。私が見た、明るく、そして美しく輝く光・・・。そしてそれは・・・私がこの手で掴みたかったもの・・・)
オグマ(カズマ)は杖から黒炎ではなく、青き炎を作り上げ、それらをティルア(シルフィ)に向けて放った。その炎を見たティルア(シルフィ)は微笑み、何の抵抗もせずに、その炎に包まれる。
PW26000➡PW11000
ダメージチェック『
カズマのダメージ5枚 シルフィのダメージ6枚 勝者カズマ
「勝者、東海林カズマ!チームディフライダーの中堅、シルフィ・フィン・キャメロットを下し、見事明日川タイヨウの雪辱を果たしましたぁ!!」
「今のすっごくよかったよ。おめでとう、カズマ君」
「あんたも、結構強かったぜ。正直、クリティカル2枚引いてなかったら終わってたわ。最後の1枚、シールド10000の奴だったんだろ?」
「はは・・・よく見破ったね」
カズマとシルフィが互いを健闘を称え合っていると、シルフィのクランマークから激しい痛みが襲い掛かった。
「くっ・・・!」
「だ、大丈夫か⁉」
「へ、平気だよ。それより、次のファイトもがんばってね」
シルフィは痛みを耐えながらカズマに微笑んだ後、そのままディフライダー側へと戻っていく。
「東海林カズマが勝利を収め、これで2対2!チームディフライダーからは副将、渕高サオリが出場されます!」
「ご苦労だった。後はゆっくり休むといい」
「・・・ねぇ、カズミ君、サオリ君」
「?」
「1回でもいいから、彼らのヴァンガード、ちゃんと向き合ってあげて」
シルフィは痛みに耐えながらカズミとサオリにそう告げた後、会場を去っていく。
☆
会場を出て、シルフィは手袋を外す。今は痛みで顔色が優れなくなっている。痛みが引いていくと同時に、シルフィのクランマークは薄れていき、ベルノの時と同じように消えてしまった。それと同時にシルフィは意識を失い、倒れる。
『いよいよお別れだね、フィー』
『もう行っちゃうんだ・・・ティルア』
シルフィの精神の中でシルフィとティルアは最後の会話を行う。
『ヴァンガード、これからも続けてよ?そうすれば、私たちはずっと繋がっていられる』
『立派なこと言ったね。初めて会った時、おどおどいていた雰囲気だったのに』
『シルフィを演じているうちに、この通りだよ。ありがとう、フィー』
『お礼を言われるほどじゃないよ。全部、ティルアの努力の結果だよ』
会話をしていくうちに、ティルアの魂は尾ひれから徐々に泡に変化していっている。もうすぐディフライドが解除される証だ。
『この世界は本当に楽しかった!いろんな体験もできたし、いい思い出だよ!』
『そう言ってもらえるとうれしい。体を貸した甲斐があるよ』
『私、人間も、フィーも大好きだよ』
『私も、ティルアが大好きだよ』
『ねぇ・・・フィー。私がいなくても、アリスちゃんと、ちゃんと仲直りするんだよ』
ティルアはシルフィから離れ、泡になりきり、本来の世界、惑星クレイへと戻っていく。
シルフィが目を覚ますと、視界に映ったのは、自分をぺちぺちしているアリスの姿だ。
「大丈夫かー?えっと、どっちの方?」
「・・・アリス。私だよ」
「!」
シルフィの自分の本来の呼び方で呼んでいるあたり、本物のシルフィであることがアリスにはすぐ理解できた。
「・・・そうか」
「・・・あ、アリス。あ、あのね・・・」
「謝らなくていい。事情はクレイのユニットから聞いてるし」
「・・・・・・」
シルフィは過去の出来事をアリスに謝ろうとすると、それをアリス自身に遮られる。
「・・・別に怒ってないし、君が結構損してる性格だっての、よく知ってるわけだしね。けど・・・長年会ってなかったわけだしね・・・忘れた後に思い出して、虫がいいのもわかってるけど・・・まぁ・・・その・・・」
アリスは言いよどみ、顔を少し赤らめ、微笑みながらこう言った。
「会えてうれしいよ・・・姉さん」
「・・・っ!」
アリスの言葉を聞いたシルフィは口を手で押さえ、目元には涙を溢れさせる。そして、脳裏に浮かび上がったのは、アリスと共に過ごした幼き頃の楽しかった記憶だった。
「アリス!!」
シルフィは気持ちを抑えきれず、思わずアリスに抱き着いた。
「わっ!こら、フィー!離れろっての!」
「もうあなたに寂しい思いはさせない!!二度とさせないから!!これからは、ご飯食べる時も、お風呂に入る時も・・・ずっと、ずっと一緒だよ」
「それはうざいからやめてくれ!!てか離れろってーーの!!」
「だから・・・だから・・・私に、もう1度、あなたを愛する資格をちょうだい」
「・・・・・・」
アリスは抱き着くシルフィを引きはがそうとしたが、シルフィの涙と、自分を思ってくれる気持ちに触れ、抵抗をやめ、シルフィを抱きしめる。その目元にうっすらと涙を浮かべている。この思いが、永遠の続くものだと願って。
to be continued…
シオン「さすがタイヨウ君ですね。あのファイトの中で、シルフィ・フィン・キャメロットの攻略法を伝えるなんて」
アンリ「やっぱりいいな、チームって!東海林君もそれをわかってファイトしてたもんね!」
シオン「でも・・・彼の本当の戦いは、まだ先です。渕高サオリ・・・彼を敗らないことには、鬼丸カズミには辿り着けない」
アンリ「うん。でも彼ならきっと・・・。うおおおお!負けるなぁ!東海林くーーん!!」
TURN205「覚醒の竜」