今回でのファイトはいよいよ兄弟対決!カズマVSカズミ!
それではどうぞ!
(サードステージの最後にファイトした時は、とんだ期待外れだったが・・・多少は成長したようだ・・・)
カズミの脳裏に浮かび上がったのは、カズマがシルフィに勝利した瞬間、そしてサオリに勝利した瞬間であった。
(それが仮にも決勝戦まで勝ち上がって、こうして再び俺の前まで立ったんだ・・・求める器かどうか見せてみろ)
「俺は・・・本当のあいつを取り戻す!そして同じ場所に立ち、あいつを倒す!そのために俺の今の全てを、このファイトにぶつける!!」
カズマはシラヌイに支配されてしまっている本当の鬼丸カズミを取り戻すために、己の全力をぶつけようとするのであった。
TURN206「兄弟決戦」
カズマとカズミはファイトを執り行う前に、先攻か後攻を決めるためのジャンケンを執り行う。
「「先攻後攻ジャンケンポン」」
カズミが出したのはグーでカズマはチョキで、カズミが先攻になった。だが、このジャンケンによって、カズミ自身は多少驚愕をしている。それもそのはず、シラヌイがディフライドしてからは、どんな時でもジャンケンに勝ったことがなかったからだ。
「・・・勝った?」
クロノもカズミがジャンケンで勝った瞬間を見るのは、これが初めてなので怪訝な顔になる。
「これにより、先攻、鬼丸カズミ、後攻、東海林カズマとなります!」
「鬼丸カズミは、嫌味なくらいジャンケンも強かったぜ」
カズマの説明により、カズミは納得した顔になる。
「・・・なるほど。そのようだな」
(!本当に・・・あいつとは別人なんだな・・・こいつは・・・)
カズミの答えによって、カズマは今のカズミは本当に別人なんだと再確認できたようだ。そして、互いにファイトの準備を行い、全てを整わせる。
「さあ、始まりみゃす!優勝をかけた、この1戦!」
互いに準備を終わらせ、いよいよ始まる。因縁ある・・・兄弟決戦が。
「「スタンドアップ・ヴァンガード!!」」
「
「忍竜マドイ」
忍竜マドイ PW5000
「俺のターンだ。ドロー。ライド。忍竜セイズイ。マドイは移動。ターンエンド」
忍竜セイズイ PW7000
R セイズイ R
マドイ R R カズミの手札5枚 山札43枚
「俺のターンだ!ドロー!ライド!
カズマがグレード1にライドした瞬間、カズマ自身の記憶が頭の中から流れ込んでくる。それは、カズマとカズミがファイトをやっていた時の記憶だ。
『ねぇ、ライドって、どういう意味?』
『う~ん・・・そうだなぁ・・・グレード0からグレード1に成長するって意味かな』
『成長⁉子供から大人になるの⁉』
『はははは、それだと、グレード1はちょうど、俺たちくらいかも・・・』
『へぇー・・・』
この記憶を見た後、カズマは構わずファイトを進める。
「・・・ルートは移動!アビサル・オウルをコール!」
アビサル・オウル PW7000
R ニーズ アビサル
R R ルート
「ニーズでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード」
「ドライブチェック『
「ダメージチェック『喜捨の忍鬼ジロキチ(引)』ドロートリガー。パワーはヴァンガードに。1枚ドロー」
「ルートのブースト、アビサル・オウルでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード。ダメージチェック『忍竜ゲンカイ』」
「ターンエンド!」
PW7000➡PW7000(+5000)
PW12000➡PW12000 カズマの手札5枚 山札42枚 カズミのダメージ2枚
「ついに大詰めを迎えた決勝戦!ここで東海林カズマが勝てば、ストライダーズが優勝、今年の
「俺のターンだ。スタンド&ドロー。ライド。忍竜ゲンカイ。マドイを移動。コール、忍竜ノロイ」
忍竜ゲンカイ PW9000
忍竜ノロイ(☆) PW4000
「しかし、何と言っても相手は前大会の覇者!今大会の無敗のファイター!鬼丸カズミ、その人です!さあ、果たして勝利の行方はどてぃらに⁉」
マドイ ゲンカイ R
ノロイ R R
「ノロイのブースト、マドイでヴァンガードにアタック」
「ガード!『黒翼のソードブレイカー』」
「ゲンカイでヴァンガードにアタック」
「ノーガード!」
「ドライブチェック『忍獣カタリギツネ』」
「ダメージチェック『
「ターンエンド」
PW9000➡PW7000+SH5000=12000
PW9000➡PW7000 カズミの手札6枚 山札38枚 カズマのダメージ1枚
「東海林君、がんばってください!」
「新導に順番を回す必要はないぞ!先日の特訓を思い出せ!」
「俺のターン!スタンド&ドロー!ライド!
モルフェッサ リア・ファル アビサル
R R ルート
「リア・ファルでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード」
「ドライブチェック『アビサル・オウル』」
「ダメージチェック『忍竜ウンガイ』」
(何で今さら、こんなことを思い出すんだ?)
カズマはファイトを行いながら先ほど見た記憶がなぜ今になって出るのかを疑問を抱く。
「モルフェッサでヴァンガードにアタック!」
「ガード『喜捨の忍鬼ジロキチ(引)』」
「東海林カズマ!序盤からガンガンアタック!得意の速攻です!」
「ルートのブースト、アビサル・オウルでヴァンガードにアタック!」
「ガード『忍獣カタリギツネ』」
「ターンエンド!」
PW9000➡PW9000
PW9000➡PW9000+SH5000=14000
PW12000➡PW9000+SH5000=14000 カズマの手札4枚 山札39枚 カズミのダメージ3枚
(・・・いや・・・違う。忘れてたんじゃない・・・忘れようとしてたんだ・・・逃げてたからな・・・ずっと・・・)
「俺のスタンド&ドロー。ライド。魔忍竜シラヌイ"朧"」
魔忍竜シラヌイ"朧" PW11000
「ノロイとマドイを移動。コール、ノロイ、忍竜フウライ」
忍竜フウライ PW9000
ノロイ シラヌイ"朧" フウライ
マドイ R ノロイ
「マドイのブースト、ノロイでモルフェッサにアタック」
「ガードだ!『アビサル・オウル』」
「ノロイのブースト、フウライでヴァンガードにアタック」
「インターセプト!
「よし!モルフェッサはグレード2!でも、ドロップゾーンでは
「ああ!カズマは
「シラヌイ"朧"でヴァンガードにアタック。
ノロイのスキル発動。ヴァンガードがシラヌイであれば、自身をソウルに1枚ドロー。パワープラス5000。
もう1体のノロイのスキル。自身をソウルへ。1枚ドロー。パワープラス5000」
「ノーガードだ!」
「ツインドライブ。ファーストチェック『忍竜フウライ』セカンドチェック『忍竜コクシャ(☆)』クリティカルトリガー!効果は全て、シラヌイ"朧"へ」
シラヌイ"朧"は邪眼で先の未来を少し見通し、その未来に従い、リア・ファル(カズマ)に刀による2回連続の斬撃を繰り出した。リア・ファル(カズマ)は斬撃により、少しよろめいた。
「だがしかし!鬼丸カズミも容赦なく攻める!クリティカルトリガーも乗り、これでダメージは同点!」
「ダメージチェック『争奪の騎士エデルン』セカンドチェック『
「ターンエンド」
PW9000➡PW9000+SH5000=14000
PW13000➡PW9000+SH5000=14000
PW21000(+5000)➡PW9000 カズミの手札6枚 山札32枚 カズマのダメージ3枚
「くっ・・・今の俺は、まだあの石と同じ・・・真っ白な・・・何もない」
カズマの脳裏に浮かび上がったのは、神崎での特訓で行った彫刻だ。それで真っ先に浮かんだのは1回も彫刻を行わずにいたあの丸い石だった。
「だから・・・ここから始まるんだ!!全て!!ライド!
ルアードにライドした途端、またも幼き頃の記憶が流れる。
『ねぇねぇ、なんでグレード1の次は絶対グレード2なの?グレード1からグレード3にはなれないの?何で~?』
『何でって・・・誰だって子供からいきなり大人にはなれないだろ?だから少しずつ、少しずつ、成長していくんだよ』
「(だからこそ未来を・・・掴める!)
ジェネレーションゾーン解放!!」
ジェネレーションゾーン コスト『
「ストライドジェネレーション!!!
ジェネレーションゾーン コスト『争奪の騎士エデルン』グレード3
「
黒翼のソードブレイカー PW6000
「アビサル・オウルの
ニーズの
黒翼のソードブレイカーのスキル!ソウルブラスト『
さらにまた1つ、記憶が流れてくる。
『それに、そうやって成長すると、いいこともあるんだよ』
『ええ?』
『成長すると、ヴァンガードにはこうやって、ソウルが溜まる』
『ソウル?』
『1回ずつ成長して、経験を積む・・・経験は戦う力に・・・ソウルはコストになるんだ』
『ソウル・・・ブラスト・・・』
「
ニーズの
さらにまた1つの記憶が。
『いいか?ダメージだって力に変えられるんだ。戦って傷つかないと、できないことだってあるだろ?」
『わあ~!』
「ウスキアスの
ウスキアス ルアード ニーズ
ニーズ R ルート
「ルートのブースト、ニーズでフウライにアタック!」
「ノーガード」
「あっ!フウライを潰した!」
「仲間や支配したユニットがアタックするたび、どんどんパワーを得る、厄介な相手だからね」
「鬼丸カズミの支配を底上げするキーカード・・・東海林君、ナイス判断力!」
「
「完全ガード『忍竜ウツロイ』(コスト『忍竜ウツロイ』)」
ルアード(カズマ)は竜の腕をかざし、魔法による雷撃をシラヌイ"朧"に放った。そこにウツロイが助太刀に入り、鎖を回して魔法を全て防いだ。
「トリプルドライブ!ファーストチェック『ハウルオウル(引)』ドロートリガー!パワーはウスキアスへ!1枚ドロー!セカンドチェック『デススプレイ・ドラゴン』サードチェック『アビス・グラール(治)』ヒールトリガー!パワーはウスキアスへ!ダメージ1回復!」
ダメージの回復によってドロップゾーンに置いたのはエスラス、グレード1だ。そしてさらにカズマの記憶が流れる
『じゃあじゃあ!ドロップゾーンは⁉』
『え?』
『お墓?それとも地獄?』
『う~ん・・・そうだな・・・ヴァンガードは今の自分・・・Gゾーンは未来・・・だったら、ドロップゾーンは過去なのかもしれないな』
「そう!ここにあるのは、あの時の俺だ!!現在、過去、未来・・・盤面には自分の全てがある!一歩一歩成長し、経験やダメージを力に変え、仲間と共に戦う!それが・・・ヴァンガードだ!!ニーズのブースト、ウスキアスでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード。ダメージチェック『忍竜ウツロイ』」
「ターンエンド!」
PW14000➡PW9000
PW26000➡PW11000(完全ガード)
PW43000➡PW11000 カズマの手札6枚 山札29枚 カズミのダメージ4枚
「6ターン目を終えて、ダメージは4対2!東海林カズマ、有利な展開!そして後1枚グレード1がドロップゾーンにいけば、
「ガードやコストにグレード1を駆使した攻防一体な見事な展開です」
「と同時に、リアガードの過剰な展開も抑えている」
「ああ。これから始まる鬼丸カズミの警戒してのこと」
「ストライドジェネレーション!!!閻魔忍竜マグンテンブ!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『忍竜シラヌイ』グレード3
閻魔忍竜マグンテンブ PW26000 ハーツ『魔忍竜シラヌイ"朧"』
「
マドイの
「ノーガード!ダメージチェック『
支配攻撃PW16000➡PW11000
「ウツロイのスキル。支配されたユニットがアタックがヒットした時、他のウツロイを山札の下に。ドロップゾーンより手札に加える」
「あぁ!完全ガードが手札に!」
「コール、フウライ、セイズイ、ゲンカイ!
マグンテンブのスキル。カウンターブラスト。Gゾーンのマグンテンブを表に。ウスキアスをスタンド、もう1度支配!Gゾーン表のカード1枚につき、パワープラス3000。ウスキアスでヴァンガードにアタック。
フウライの
ゲンカイの
セイズイの
「ガード!『ベリアルオウル(☆)』」
支配攻撃PW19000➡PW11000+SH10000=21000
「支配したウスキアスは退却」
ゲンカイ マグンテンブ フウライ
R R セイズイ
「ゲンカイでヴァンガードにアタック。
フウライのスキル。パワープラス2000」
「ガード!『黒翼のソードブレイカー』」
「よし!」
「これでカズマさんのドロップゾーンのグレード1のカードは7枚!」
「なるほど・・・この前よりは手ごたえがある」
「俺は!昔あんたに勝てなかった!何度やっても!なのに何で!そんな奴に支配されてんだよ!!ふざけんな!!」
「マグンテンブでヴァンガードにアタック。
フウライのスキル。パワープラス2000」
「ノーガード!」
「トリプルドライブ『忍竜ウツロイ』セカンドチェック『魔忍竜シラヌイ"朧"』サードチェック『忍竜コクシャ(☆)』クリティカルトリガー!パワーはフウライへ、クリティカルはマグンテンブへ」
マグンテンブはルアードに接近し、短刀で2回連続の斬撃を繰り出す。ルアード(カズマ)は少し怯んでしまう。
「ダメージチェック『
「セイズイのブースト、フウライでヴァンガードにアタック!
ここで終わるなら、やはりお前はその程度ということだ!」
「ジェネレーションガード!!暗黒竜プロットメイカー・ドラゴン!!」
ジェネレーションゾーン コスト『アビス・グラール(治)』
暗黒竜プロットメイカー・ドラゴン SH15000
「
「ターンエンド」
PW11000➡PW11000+SH5000=16000
PW26000➡PW11000
PW30000➡PW11000+SH25000=36000 カズミの手札7枚 山札26枚 カズマのダメージ5枚
「東海林カズマ、凌いだぁ!!しかし、鬼丸カズミが支配の力で逆転!ダメージ4対5と押し返しました!」
「くっ・・・」
ここでさらにまた、カズマの記憶が流れ込んでくる。
『強くなれ、カズマ。どんなことがあっても、負けずに、強くなってくれ。たとえどんな辛いことでも、全部無駄じゃない。それは、戦う力になるんだ』
「今度は俺が!あんたに教えてやる!!」
「・・・面白い。見せてみろ」
「
戻したカード 『
「コストなしでストライドできる!!ストライドジェネレーション!!!!」
ジェネレーションゾーン コストなし
「我を超え目覚めよ!!真なる力は、この手にある!!
「
ベリアルオウル(☆) PW4000
ベリアル ルアード アビサル
ニーズ R ルート
「ニーズのブースト、ベリアルでフウライにアタック!」
「ノーガード」
「ニーズの
ベリアルオウルのスキル!効果かコストで退却した時、ヴァンガードがルアードなら、1枚ドロー!ルートのブースト、アビサル・オウルでヴァンガードにアタック!お前らに用はねぇ!邪魔すんな!!」
「ノーガード」
「インターセプトを潰した!」
「よし!いいぞ!いけ、カズマ!」
「
「なん・・・だと・・・手札5枚だと・・・」
「おいおいおい、何考えてんだよあいつ!!」
「ちょっ!ほとんどすっぽんぽん!後がねぇじゃんかよ!」
観客席で見ているケイスケ、マサト、ツネトはカズマのとった行動が理解できなかった。だが、トコハ、シオン、ユイはこれの意味を理解している。
「違う!」
「これが最善の策!なぜなら・・・」
「捨てた手札1枚につき、パワープラス3000!5枚以上でパワープラス15000!2枚以上捨てたので、クリティカルプラス1、ドライブプラス1、相手はグレード1以上でガードできない!!
ルートの
アビサル・オウルのアビサル・オウルの
「鬼丸は少なくても完全ガードを2枚持ってる!ガード制限のないアタックは確実に防がれる!」
「アタックが通るとしたら、ここしかねぇ!」
「だからこそカズマさんは、何もかも注ぎ込んで、全力で!」
「あいつ・・・決着をつけるつもりだ!!」
カズマはこのターンに全てを賭けて、このターンで勝負をつけるつもりのようだ。
「そうだ!!ヴァンガードが!あんたが!教えてくれたんだ!!例え何があっても、全部前へ進むための力になるって!!あんたが!!」
カズマの全力から光り輝いているように、カズミ、シラヌイにはそう見えている。
(なんだ・・・この前と比べようがないこの輝きは・・・?いったい何が奴をこんなに強くした・・・?怒りか?いや・・・違う・・・)
「俺は!あの頃の俺たちを力に変えて!!過去を超える!!」
ルアードに青き光が降り注ぎ、その光がルアードに強大な力を蓄えさせている。そして、ルアードは青き光を纏い、急速にシラヌイ"朧"に向かって突進した。
☆
そしてその瞬間、地球と惑星クレイの間の宇宙空間にカズミは降り立った。しかしこれは、カズミ自身が見せたわけではない。
『!!』
このイメージを見せていたのは、ディフライダーではない、ただの人間であるカズマだったのだ。カズミはその事実に目を見開き、驚愕する。
(カズマ!)
『!!』
するとその時、カズミ、シラヌイに声が聞こえ、その意識が揺らいだ。
☆
「!!」
カズマは今起こっていることに目を見開いている。なぜなら・・・
「カズマ・・・お前は・・・本当に強くなったな」
一時的にとはいえ、シラヌイのディフライドによる支配が解かれていたから。つまり、今カズマの目の前にいるのは、シラヌイではなく、本当の鬼丸カズミ、その人である。
「それに引き換え・・・俺は・・・お前に何もしてやれなかった・・・!鬼丸の家からお前を・・・守ってやれなかった・・・!」
「!!!」
カズミの脳裏に浮かび上がったのは、カズマが鬼丸の家を追い出されたあの日の光景だった。カズマはカズミの心情を知り、さらに驚愕の表情になる。
「それどころか俺は・・・存在するだけでお前を苦しめてしまう!俺さえいなければ・・・俺さえ・・・」
「な、何言って・・・!」
「ごめん・・・ごめんな、カズマ。さよ、な・・・ら・・・」
カズミはカズマに謝罪の言葉を述べながら、意識を手放した。
「!おい!おい!!」
カズミが意識を手放したことにより、体の所有権が再びシラヌイに渡る。
「くっ・・・なら、望み通り消えろ、カズミィ!!!」
「やめろおおおお!!逃げんじゃねぇよ!!おい!!勝手にいなくなってんじゃねぇぞ!!あんたがいなくなったら、俺はどうやって、あの頃の俺を超えればいいんだよ!!?目を覚ませぇ!!!」
「無駄だ!!ガード!『忍竜コクシャ(☆)』ジェネレーションガード!!呪経忍仙アブダタイシ!!」
ジェネレーションゾーン コスト『貪食の忍鬼コソデ(治)』
呪経忍仙アブダタイシ SH15000
「スキル発動!相手の手札が6枚以下でシールドプラス5000!さらにジェネレーションガード!!六道忍竜ゲホウラカン!!」
ジェネレーションゾーン コスト『貪食の忍鬼コソデ(治)』
六道忍竜ゲホウラカン SH15000
「カウンターブラスト!ソウルブラスト『忍竜セイズイ』ニーズを支配!ガーディアンサークルへ!」
ルアードの進行をコクシャ、アブダタイシ、ゲホウラカン、そしてゲホウラカンによって支配されてしまったニーズが妨げる。
「ああっと!ジェネレーションガード2連発!さらに支配されたユニットも防御に加わりました!東海林カズマ、4回のドライブ中、トリガーを3枚めくらなければ、鬼丸カズミのガードを突破できません!!」
「クワドラプルドライブ!ファーストチェック『デスフェザー・イーグル(☆)』クリティカルトリガー!効果は全て、
「ファイナルチェック『デススプレイ・ドラゴン』」
ルアードは負けじとガードを突破しようとするが、これらのガードの前に敵わず、攻撃ははじかれてしまう。シラヌイ"朧"も無傷だ。
「抜けないーーー!!全てを賭けたアタック!しかし!防がれましたーーー!!」
「くっ・・・ターンエンド」
PW11000➡PW9000
PW12000➡PW9000
PW46000(+10000)➡PW11000+SH50000=61000 カズマの手札5枚 山札18枚 カズミのダメージ4枚(裏1枚)
「互いを思う兄弟の心・・・その力で我が支配を打ち破るとはな・・・。くくく・・・見せてもらったぞ、東海林カズマ。お前の、可能性を」
「くっ・・・!」
「くく・・・悪かった・・・俺はどうやら、過小評価しているらしい。甘かったよ!
シラヌイ"朧"のスキル!相手ドロップゾーンから1体、スペリオルコールさせる!対象はアビサル・オウル!」
「なっ!」
「ひどい!力尽きた仲間を蘇らせた・・・支配するために!」
「まったく、何て血も涙もないスキルなんだ!」
「・・・左後列へ」
「ストライドジェネレーション!!!!邪眼冥皇シラヌイ"骸"!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『魔忍竜シラヌイ"朧"』グレード3
邪眼冥皇シラヌイ"骸" PW26000 ハーツ『魔忍竜シラヌイ"朧"』
「素晴らしかった・・・本当に。期待以上の可能性だった。だからこそ、こちらも死力を尽くす!
「ガード!『黒翼のソードブレイカー』」
PW11000➡PW11000+SH5000=16000
「セイズイ、忍竜ウツロイをコール」
忍竜ウツロイ PW6000
「「ヴァンガードへの支配が来る!!」」
『!!』
「邪眼冥皇シラヌイ"骸"の
2体のセイズイのスキル。パワープラス3000」
「くっ、ノーガード!」
「ツインドライブ。ファーストチェック『忍竜ウツロイ』セカンドチェック『研鑽の忍鬼トラサダ(☆)』クリティカルトリガー!効果は全てウツロイへ」
ルアード(カズマ)はシラヌイ"骸"によって支配されてしまい、目を覚ましたアビサル・オウルを容赦なく、竜の腕で葬り去った。そのむごい光景にクロノやタイヨウ、観客全員が目を逸らしてしまう。
「果たして!東海林カズマ!このターンを凌げるのかぁ!!」
「東海林君は前のターン、全てをかけて全力を出し切りました」
「そして今も諦めずに戦おうとしている」
「その姿勢は、ヴァンガードファイターとして、尊敬に値する」
R シラヌイ"骸" ウツロイ
R セイズイ セイズイ
「セイズイのブースト、ウツロイでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『デスフェザー・イーグル(☆)』『アビサル・オウル』目ぇ覚ませよ!!」
「無駄な事だぁ!!セイズイのブースト、シラヌイ"骸"でヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!」
ヒールトリガーに全てを賭け、攻撃を受けようとするカズマに、今年の記憶がよみがえる。初めてカードキャピタル2号店に訪れた時の記憶だ。
(俺は・・・もういい加減吹っ切れようと思って、デッキを手に取って、カードショップの扉を開けた。そしたら・・・グルグル頭のふざけた野郎が、いたんだ)
『おい待てよ!まだ決着ついてないだろ⁉』
『もう詰んでんだ。これ以上やったって意味ねぇよ』
『いやだからって!最後まで粘れよ!諦めるようなとこじゃねぇだろ⁉自分の可能性を信じて続ければ・・・』
「・・・ふっ、続ければ・・・か・・・」
「トリプルドライブ。ファーストチェック『忍竜テンレイ』セカンドチェック『忍竜テンレイ』」
「俺は諦めねぇよ。最後まで。もう二度と!!」
カズマは最後の瞬間まで諦めようとせず、立ち向かっている。そう、前までのカズマとは大きな違いだ。
『それって、何の得になんの?』
『ねぇ、それって、何の得になるの?ねぇ・・・ねぇ!』
「それが全部自分になる!だから・・・捨てんじゃねぇ!!!」
「サードチェック『研鑽の忍鬼トラサダ(☆)』クリティカルトリガー!効果は全てシラヌイ"骸"に!」
シラヌイ"骸"は刀から繰り出す外法を放ち、ルアード(カズマ)を怯ませる。それを逃さずシラヌイ"骸"はルアード(カズマ)に近づき、刀で一刀両断する。そしてさらに、とどめといわんばかりに尻尾でルアード(カズマ)を貫いた。
「ぐわあああああああ!!!」
「カズマさーーん!!」
「カズマーーーーーー!!」
ルアード(カズマ)は意識がもうろうとしながらも、最後まで諦めようとせず、必死に手を伸ばす。だが、意識は最後までもたず、静かに目を閉じて、静かに倒れてしまった。
PW21000➡PW11000+SH15000=26000
PW36000(+5000)➡PW11000
ダメージチェック『
カズマのダメージ6枚 カズミのダメージ4枚 勝者カズミ
to be continued…
カズマ『初めて2号店に行ったとき、確か俺はこういった。
ああ、それいいから。
知ってる。昔聞いたし。
それも聞いた。だから設定はもういいって。
ずっとそうやって目を背けてきた。俺は自分が勝てなかったことばっかに囚われて・・・。
あの時みたいに、今度はあいつにガツンと言ってやってくれ、新導!」
TURN207『クロノVSカズミ』