と、いうわけでして、今回は思い切って3話連続して投稿しようと思います!続きは30分後に投稿しようと思いますのでよろしくお願いいたします。
さて、まずは第1話目から!
それではどうぞ!
「勝者!鬼丸カズミ!東海林カズマ、ここで無念の敗退!
ついに大将同士の対決となり、クロノはカズミをじっと見つめる。カズミは口元に笑みを浮かべ、不敵に笑っている。
TURN207「クロノVSカズミ」
「ついに、この時がやってまいりみゃした。長きにわたり、
長かった
「カズマ・・・」
「カズマさん・・・」
「・・・届かなかった。けど全力でやった。俺にできるのは・・・ここまでだ」
カズマはクロノに近づき、拳を軽く、クロノの胸に突きつける。
「お前に託す。ここまで来た、俺たちの思い・・・全部・・・あいつらに伝えてやってくれ。お前が信じる・・・ヴァンガードを!」
「!・・・ああ!必ず!」
カズマたちの思いをクロノはしっかり受け取った。それを見たカズマは笑みを浮かべる。一方のカズミは、黙々とファイトの準備を行っている。
(一瞬とはいえ、カズミに支配を揺るがされるとは・・・俺の覚悟はその程度だったというのか?)
カズミ、シラヌイは支配を揺るがされた存在であるカズマを一目見る。
(同じ轍は二度と踏むものか・・・。運命を抗う術もなく散っていった同胞たちのためにも・・・不知火の名にかけて・・・我が主に相応しき存在を、この1戦で見極めてくれる)
カズミは自らの悲願のために、この1戦に全力で挑む。クロノも思いを受け止め、ファイト台に立ち、ファイトの準備を進める。
「しっかり勝てよー、クロノー!!泣いても笑っても、これが最後だぁ!!」
「お前の勝利、信じてるぜ!!」
「気合を入れるんだ!!」
トリニティドラゴン、三獣士、ケイスケとマンネンはクロノを全力で応援する。
「新導君がんばれー!!」
「漢見せなさいよ!あんたなら絶対やれる!!」
ハイメフラワーズも・・・
「クロノ君、ここが正念場です!」
「ここまで来て、負けなんてオチは許さないからな!絶対勝て!!」
「せっかく決勝戦を譲ってあげたんだから、思いっきりぶちかましちゃって、クロノ!!」
ドリームハーツもしっかりと応援する。
(クロノのファイトはどんな時でも、見るものを全て熱く巻き込む・・・。彼はどう受け止める・・・?)
シオンはただ冷静にこのファイトの行方をしっかりと見守る。
「やはりこうなったか・・・新導クロノ・・・」
クロノとカズミの脳裏に浮かび上がったのは、互いにカードキャピタル2号店で初めて出会ったあの頃だった。
「俺もずっと、この時を待ってた!!決着をつけようぜ!今度こそ、あの日借りを返してやる!!」
互いに準備を終え、MCミヤの合図と共に、いよいよ、
「
『おおおおおおおお!!』
「「スタンドアップ・ヴァンガード!!」」
「クロノ・ドラン・G!」
「忍竜マドイ」
クロノ・ドラン・G PW5000
忍竜マドイ PW5000
「俺の先攻!ドロー!ライド!クロノエトス・ジャッカル!ドランは移動!ターンエンド!」
クロノエトス・ジャッカル PW7000
R クロノエトス R
R R ドラン・G クロノの手札5枚 山札43枚
「俺のターン。ドロー。ライド。忍竜セイズイ。コール、忍竜ノロイ」
忍竜セイズイ PW7000
忍竜ノロイ(☆) PE4000
マドイ セイズイ R
ノロイ R R
「開幕から今日まで、ついに1戦たりとも敗戦はなく、この決勝まで歩みを進めた絶対王者、鬼丸カズミ!かつて共に未来を目指した仲間を、日本により失うという悲しいアクシデントを背負いながらも、揺らぐことなく、勝利を重ねてきました」
「ノロイのブースト、マドイでヴァンガードにアタック」
「ガード!『
「セイズイでヴァンガードにアタック」
「ノーガード!」
「ドライブチェック『喜捨の忍鬼ジロキチ(引)』ドロートリガー。パワーはヴァンガードに。1枚ドロー」
「ダメージチェック『
「ターンエンド」
PW9000➡PW7000+SH5000=12000
PW7000(+5000)➡PW7000 カズミの手札6枚 山札41枚 クロノのダメージ1枚
「今再び、
「俺のターン!ドロー!ライド!クロノビート・バッファロー!ドランを移動!コール!ドキドキ・ワーカー!」
クロノビート・バッファロー PW9000
ドキドキ・ワーカー(☆) PW4000
R クロノビート ドラン・G
R R ドキドキ
「その絶対王者の挑戦者、新導クロノ!自らチームを率いて挑んだ新たなる挑戦!」
「ドキドキ・ワーカーのブースト、ドランでヴァンガードにアタック!」
「ガード『喜捨の忍鬼ジロキチ(引)』」
「ファーストステージは、ギリギリ最後に勝ち抜け、あわやの瞬間もありました。それでもチームの結束により
乗り越え、ライバルたちを打ち倒し、ついに、ここまで辿り着きましたぁ!」
「クロノビートでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード」
「ドライブチェック『時を刻む乙女ウルル(治)』ヒールトリガー!ダメージを1回復、パワーはヴァンガードに!」
「ダメージチェック『忍竜テンレイ』」
「ターンエンド!」
PW9000➡PW7000+SH5000=12000
PW9000(+5000)➡PW7000 クロノの手札4枚 山札40枚 カズミのダメージ1枚
「俺のターン。スタンド&ドロー。ライド。忍竜ゲンカイ」
忍竜ゲンカイ PW9000
マドイ ゲンカイ R
ノロイ R R
「ノロイのブースト、マドイでヴァンガードにアタック」
「ガード!『ラッキーポッド・ドラコキッド(引)』」
「挑戦者皆が熱い思いをかけ、未来を目指して戦い抜いた、
「ゲンカイでヴァンガードにアタック」
「ノーガード!」
「ドライブチェック『忍獣カタリギツネ』」
「ダメージチェック『クロノビート・バッファロー』」
「ターンエンド」
PW9000➡PW9000+SH5000=14000
PW9000➡PW9000 カズミの手札6枚 山札38枚 クロノのダメージ1枚
「クロノさん・・・」
「勝てよ、新導・・・お前のファイトなら、きっと・・・あいつの目を覚まさせてくれる!」
「俺のスタンド&ドロー!切り開け!新たなる世界!ライド!クロノジェット・ドラゴン・G!!」
クロノジェット・ドラゴン・G PW11000
「ドキドキ・ワーカーとドランを移動!コール!クロノビート・バッファロー!
クロノビートのスキル!グレード3以上の十二支刻獣のヴァンガードがいるなら、パワープラス2000!」
クロノビート クロノジェット・G ドキドキ
R R ドラン・G
(あいつは・・・どれだけの思いで・・・どんな覚悟で、あれだけのファイトを戦い抜いたのか・・・!)
クロノの脳裏に浮かび上がるのは先ほどのカズマの全力をかけたファイトだった。
「やってやるぜ!ドランのブースト、ドキドキ・ワーカーでヴァンガードにアタック!」
「ガード『忍竜テンレイ』」
「クロノジェットでヴァンガードにアタック!
ドキドキ・ワーカーのスキル!ヴァンガードがクロノジェットなら、自身をソウルへ!1枚ドロー!クロノジェットにパワープラス5000!ファイトには、その人間の全てが現れる!」
『お前に託す。ここまで来た、俺たちの思い・・・全部・・・あいつらに伝えてやってくれ。お前が信じる・・・ヴァンガードを!』
「ノーガード」
「ツインドライブ!ファーストチェック『
クロノジェット・Gは全身全霊を込めて、思いを拳に乗せ、ゲンカイに強力な1撃を与える。
「ダメージチェック『忍竜ウンガイ』セカンドチェック『忍竜ゲンカイ』」
「ここまで辿り着いた、俺の全て!俺の信じるヴァンガードの全てを、この1戦に賭ける!クロノビートでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード。ダメージチェック『貪食の忍鬼コソデ(治)』ヒールトリガー。ダメージ1回復、パワーはヴァンガードに」
「ターンエンド!」
PW9000➡PW9000+SH5000=14000
PW16000➡PW9000
PW16000➡PW9000(+5000) クロノの手札5枚 山札35枚 カズミのダメージ3枚
(新導クロノ・・・ギアクロニクルの特異点・・・)
カズミはこれまでクロノのファイトを思い返していた。
(正直失望した・・・所詮はただの人間にすぎないと・・・。だが・・・何度倒しても立ち上がり、俺の前に現れる・・・)
『だからわかるんだ。彼らが秘めてる可能性が!』
「・・・・・・」
「現在ダメージは3対1、ここまでは、お互いの出方を伺うような展開が続いています」
「スタンド&ドロー。ならば示してみろ!ライド!魔忍竜シラヌイ"朧"!!」
魔忍竜シラヌイ"朧" PW11000
「お前の力・・・可能性・・・この目で見定め、そして打ち砕く!己が誇りに賭けて・・・我が同胞の魂に賭けて!ストライドジェネレーション!!!閻魔忍竜マグンテンブ!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『忍獣カタリギツネ』グレード1+2
閻魔忍竜マグンテンブ PW26000 ハーツ『魔忍竜シラヌイ"朧"』
「
「くっ・・・」
「クロノビートでヴァンガードにアタック」
「ノーガード!ダメージチェック『クロノエトス・ジャッカル』」
支配攻撃PW13000➡PW11000
「俺は惑星クレイを解放する・・・お前たち人間から。未来を、我らの手に!ノロイは移動。コール、忍竜ノロイ、忍竜セイズイ。
マグンテンブのスキル。カウンターブラスト。Gゾーンのマグンテンブを表に。クロノビートを支配。Gゾーン表のカード1枚につき、パワープラス3000。クロノビートでヴァンガードにアタック。自由を、我が故郷に!
マドイの
さらにセイズイの
「ガード!『
支配攻撃PW16000➡PW11000+SH10000=21000
「鬼丸カズミ、早くも支配を駆使し、ジリジリと新導クロノの陣営を食い破っていきます!」
「支配したクロノビートは退却。コール、忍竜セイズイ」
ノロイ マグンテンブ セイズイ
セイズイ R ノロイ
「セイズイのブースト、ノロイでヴァンガードにアタック。運命を、我らの手に取り戻すのだ!」
「ガード!『スチームメイデンメスキア』」
「マグンテンブでヴァンガードにアタック!
左のノロイのスキル。ヴァンガードがシラヌイであれば、1枚ドロー。マグンテンブにパワープラス5000」
「ノーガードだ!」
「トリプルドライブ!ファーストチェック『魔忍竜シラヌイ"朧"』セカンドチェック『喜捨の忍鬼ジロキチ(引)』ドロートリガー。パワーは右のセイズイへ。1枚ドロー。サードチェック『研鑽の忍鬼トラサダ(☆)』クリティカルトリガー!パワーはセイズイに、クリティカルはマグンテンブに」
マグンテンブはクロノジェット・Gに近づき、魔を纏った2つの短刀で斬り倒す。攻撃を喰らったクロノジェット・Gはその衝撃で倒れてしまうが、まだ起き上がれる。
「ダメージチェック『ラッキーポッド・ドラコキッド(引)』ドロートリガー!パワーはヴァンガードに!1枚ドロー!セカンドチェック『スチームテイマーアルカ』あんたの・・・いう通り・・・ヴァンガードが本当に、あんたたちの運命を支配してるんだとしたら、俺だって!そんなの許せない!」
「!ノロイのブースト、セイズイでヴァンガードにアタック」
「未来を自分で掴みたい・・・当たり前だ!ジェネレーションガード!!遡る時乙女ウルル!!」
ジェネレーションゾーン コスト『時を刻む乙女ウルル(治)』
遡る時乙女ウルル SH15000
「スキル発動!ドロップゾーンからノーマルユニットとトリガーユニットを選んで山札の下に!」
戻したカード『クロノビート・バッファロー』『時を刻む乙女ウルル(治)』
「戻したのなら、シールドプラス5000!俺の仲間たちだって、思いは同じだ!誰かが勝手に運命を操ってるなんて、許せるわけがねぇ!!」
「・・・・・・ターンエンド」
PW11000➡PW11000+SH5000=16000
PW31000➡PW11000(+5000)
PW27000➡PW16000+SH20000=36000 カズミの手札7枚 山札28枚 クロノのダメージ4枚
「鬼丸カズミ!このターンで一気に3ダメージをもぎ取ったぁ!リアガードも削られた新導クロノ、この圧倒的な支配の力の前に、どう立ち向かうのか⁉」
「示せって言ったよな?見せてやるよ、俺たちのヴァンガードを!!ストライドジェネレーション!!!
ジェネレーションゾーン コスト『クロノファング・タイガー・G』グレード3
「新導クロノ、鬼丸カズミの支配を打ち破り、勝機を掴めるか!」
「見せてやんなさい、クロノ!」
「君とユニットたちの絆を!」
「そしてそれを、シラヌイに示すんだ!」
「
さらにクロノ・ドラン・Gの
クロノビート アヴニール クロノビート
R R R
「いくぜ!右のクロノビートでヴァンガードにアタック!」
「ガード『忍竜ウンガイ』」
「左のクロノビートでヴァンガードにアタック!」
「ガードだ『忍竜ゲンカイ』」
「惑星クレイと俺たちの世界が、どう繋がってて、何の力が働いているのか、本当のところは、俺にもわからない」
「・・・」
「けれどこいつらは、俺を導いてくれた。アヴニール・フェニックスでヴァンガードにアタック!
アヴニールのスキル!カウンターブラスト!Gゾーンのアヴニールを表に!山札の上5枚を公開!」
公開したカード 『ラッキーポッド・ドラコキッド(引)』『クロノクロウ・モンキー』『クロノファング・タイガー・G』『
「Gゾーン表のカード1枚につき、十二支刻獣を2枚まで、スペリオルコール!
クロノクロウ・モンキー PW9000
「クロノクロウのスキル!ヴァンガードが十二支刻獣でカウンターブラスト!クロノクロウにパワープラス5000!」
「新導クロノ、アヴニール・フェニックスのスキルで、左右のリアガードを新たに呼び出したぁ!」
「これで5連続攻撃です!」
「新導の奴、やるじゃん」
「よし!一気に畳み掛けちゃえ、クロノ!」
「・・・感じるんだよ・・・わかるんだ・・・気持ちは1つなんだって!」
「・・・っ」
「あんたにも見えるんだろ!そんだけの力があるんなら!!」
「ノーガード!」
「トリプルドライブ!ファーストチェック『クロノエトス・ジャッカル』『ラッキーポッド・ドラコキッド(引)』ドロートリガー!パワーはルガル・ウレに!1枚ドロー!サードチェック『
アヴニールは空を高く舞い、シラヌイ"朧"に向けて最大火力の炎を放つ。シラヌイ"朧"は炎に包まれ、苦し気ながらも何とか耐える。
「ダメージチェック『忍竜フウライ』」
「アヴニール・フェニックスの
ルガル・ウレのスキル!十二支刻獣のヴァンガードがいれば、パワープラス2000!」
「ガード!『研鑽の忍鬼トラサダ(☆)』」
「クロノクロウでヴァンガードにアタック!俺たちのヴァンガードは、誰も支配なんかしない!絆なんだ!俺たちみんなを!俺たちとユニットたちを繋ぐ!俺たちは一緒に強くなって、未来を超えていくんだ!!」
「ガード!『研鑽の忍鬼トラサダ(☆)』」
「ターンエンド!」
PW11000➡PW11000+SH5000=16000
PW11000➡PW11000+SH5000=16000
PW26000➡PW11000
PW18000➡PW11000+SH10000=21000
PW16000➡PW11000+SH10000=21000 クロノの手札6枚 山札24枚 カズミのダメージ4枚
クロノの攻撃を終えた時、カズミ、シラヌイの脳裏に本来のカズミの記憶が流れ込んでくる。小さかった頃、兄弟で楽しくファイトしていた時の記憶。
『俺たちだって、一緒に未来を掴みたかった』
『?』
イメージの中で、本来のカズミは、シラヌイに語りかけてきた。
『鬼丸の名前も立場も関係ない・・・新しい世界を」
カズミはシラヌイに手を差し伸べようとする。
『どうしてあの時、俺は諦めてしまったのだろう?どうしてあの時、カズマに手をさしべられなかったのだろう?』
『「黙れぇ!!!」』
「!」
シラヌイの言葉は、現実と共に放たれた。
「・・・二度はない。お前を支配したのは、我らが悲願成就のために、絶対に必要だったこと!悔いはない!」
「あんた・・・まさか・・・」
「我が無力なる先導者よ、お前を踏み越え、俺は行く!!ストライドジェネレーション!!!!邪眼冥皇シラヌイ"骸"!!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『魔忍竜シラヌイ"朧"』グレード3
邪眼冥皇シラヌイ"骸" PW26000 ハーツ『魔忍竜シラヌイ"朧"』
「来たぁ!ヴァンガードをも支配する、鬼丸カズミ必殺の切り札ぁ!!」
「クロノさん!」
「お前なら必ず超えられる、新導!」
「
2体のセイズイのスキル。パワープラス3000」
「インターセプト!『
支配攻撃PW13000➡PW11000+SH5000=16000
「コール!忍竜ウンガイ!」
忍竜ウンガイ PW9000
「ウンガイの
シラヌイ"骸"の
セイズイのスキル。パワープラス3000」
「ぐっ・・・ノーガード!」
「ツインドライブ『忍獣カタリギツネ』『貪食の忍鬼コソデ(治)』ヒールトリガー!」
「ここでヒールトリガー!」
「ダメージ1回復、パワーは右のセイズイへ」
シラヌイ"骸"の邪眼によって支配されたクロノジェット・Gは支配に抗おうとするが、やはり抗えず、拳を握りしめ、クロノクロウに打撃を与えた。
支配攻撃PW11000➡PW11000
ウンガイ シラヌイ"骸" セイズイ
セイズイ R ノロイ
「ノロイのブースト、セイズイでヴァンガードにアタック」
「ノーガード!ダメージチェック『時を刻む乙女ウルル(治)』ヒールトリガー!ダメージ1回復、パワーはヴァンガードに!」
「運命を・・・この手に!!」
「うおおっ⁉」
カズミが手を下すと同時に、邪悪なオーラを放ち、クロノはそのオーラに包み込まれる。
☆
クロノが目を覚まし、視界に映ったのは、惑星クレイの夜の荒野だった。
「惑星クレイ・・・」
クロノは荒野を歩いていき、崖下を覗いてみると、そこには支配の力を得る前のシラヌイと、彼の同胞たちが集まっていた。どうやらこのイメージは、シラヌイの過去を映し出されているようだ。
「あの空の下には・・・どんな風景があるのだろうな・・・」
「・・・」
「この狭い・・・ぬばたまの括りから抜け出して・・・いつか、何の柵もなき、新たな世界へ・・・」
不知火一派の一員であるウツロイは空を見上げてそう呟いた。
「・・・すまない。戦亡きことを」
「いや・・・俺が連れていく!!お前たちを宿命から解き放ち、新たなる世界へと!!必ず・・・!」
シラヌイは不知火一派の同胞たちにそう告げて、決意を固める。仲間たちを、新しい世界に連れていくという決意を。
視界は変わり、明かりが灯し始める荒野、そこにいるのは、大きなダメージを負ったシラヌイがよろよろと歩く姿だった。仲間たちは過酷な任務で息絶えてしまった。結果は残酷なものだった。
「・・・我らはただ、蔑まれ、使われ、死すべき存在でしかないと⁉それが我らの、宿命だというのかああああああ!!?」
クロノは今のシラヌイの姿を見て、少し唖然となる。
さらに視界が変わり、場所はどこかの神殿の中、真っ先に視界に映ったのはシラヌイだった。
「ぐわあああああああ!!」
シラヌイの額に、赤い光が照らし出され、シラヌイはそれによって苦痛の悲鳴を上げる。その光によって、シラヌイの額に、邪眼が宿された。
「その邪眼こそ、我らが主よりあなたより授けられた、新たなる力」
シラヌイの前に、マントを羽織った不気味な雰囲気を晒しだしているユニットが現れる。
「さあ、お行きなさい。我らが世界を、ヴァンガードなる呪いから解放するのです」
ユニットが羽織っているマントはまるで生きているかのように、三つ目が開かれている。
「ヴァンガード・・・それが・・・我が同胞たちを・・・!」
「我らが主を甦らせ、かの世界に降臨せし、その力が下されれば、ヴァンガードは滅びるのです」
「・・・必ず見つけてみせるとも!我が主の・・・器を!」
シラヌイの視線の先には、植物に纏わりついて、ピクリとも動かない像にも似たような姿の巨大な竜神があった。その姿を見て、クロノは驚愕している。
☆
「今のは・・・あんたの・・・」
クロノは現実に戻り、カズミを見る。
「認めてやろう」
「!」
「お前のヴァンガードは理解できた・・・ならば、全力で叩き潰してくれる!!シラヌイ"骸"でヴァンガードにアタック!
ノロイのスキル!1枚ドロー!シラヌイ"骸"にパワープラス5000!」
「完全ガード!『スチームテイマーアルカ』(コスト『クロノエトス・ジャッカル』)」
シラヌイ"骸"はクロノジェット・Gに向けて、衝撃波を放つ。衝撃波が迫る中、アルカが時計型の盾を構え、衝撃を防ぎ、クロノジェット・Gを守る。
「トリプルドライブ『忍竜テンレイ』セカンドチェック『忍竜コクシャ(☆)』クリティカルトリガー!パワーはセイズイ、クリティカルはウンガイに!サードチェック『忍竜ノロイ(☆)』クリティカルトリガー!パワーはセイズイ、クリティカルはウンガイに!」
「ダブルクリティカルーー!!」
「セイズイのブースト、ウンガイでヴァンガードにアタック!我ら不知火の魂に賭けて!お前のヴァンガードを破壊して、我が主に捧げてくれる!!」
「ガード!!『ラッキーポッド・ドラコキッド(引)』『
「ターンエンド」
PW29000➡PW11000(+5000)
PW31000➡PW16000(完全ガード)
PW34000➡PW16000+SH20000=36000 カズミの手札8枚 山札21枚 クロノのダメージ4枚(裏1枚)
「止めた止めた止めたぁーー!!新導クロノ、ヒールトリガーの助けもあって、ダメージ4で踏みとどまったぁ!だが、リアガードは再び失われ、鬼丸カズミには大量のトリガー!守りも盤石!新導クロノ、逆転の目は、あるのか⁉」
「次で終わらせる。お前たちの絆とやらも、ヴァンガードと共に全て、この世界から消えてなくなるのだ」
カズミは冷徹な表情を浮かべ、クロノにそう宣言する。果たして、クロノに勝ち目はあるのか・・・?
to be continued…
カズミ「見るべきものは全て見た。新導クロノ、お前のヴァンガードも理解できた」
クロノ「違う!お前はまだ何も見ていない!何も理解しちゃいないんだ!」
カズミ「お前もすぐに知ることになる。運命を支配され、未来を許されなかった者たちの絶望を!」
クロノ「違う!ヴァンガードは誰も支配なんかしない!見せてやるぜ・・・本当にお前が知るべきものの全てを!!」
TURN208「超える力」