カードファイト!!ヴァンガードG 鋼と宇宙の正義   作:先導

210 / 240
2話目です

それではどうぞ!


超える力

U20(アンダートゥエンティ)チャンピオンシップ、決勝戦でのクロノとカズミの最後のファイト、クロノは全身全霊を込めて、クロノたちのヴァンガードをカズミ、シラヌイに伝えようとする。そしてそのファイトの途中で、クロノはシラヌイの過去のイメージを見て、何かを掴めたようだ。カズミはそんなことはお構いなしに、決意を揺るがず、クロノを支配で追い詰める。カズミの攻撃を防ぎきり、今度はクロノのターンだ。

 

お互いの状況はこうなっている。

 

R クロノジェット・G R

R     R     R  クロノの手札1枚 山札23枚  ダメージ4枚(裏1枚)

 

カズミの盤面

 

ウンガイ シラヌイ"骸" セイズイ

セイズイ   R     R    カズミの手札8枚 山札21枚  ダメージ3枚

 

「次で終わらせる。お前たちの絆とやらも、ヴァンガードと共に全て、この世界から消えてなくなるのだ」

 

「気づいてないのか、あんた?」

 

「?」

 

「あんたの思いに、あんたのヴァンガードが全力で応えているのに」

 

クロノの言葉を聞いて、カズミは自分の盤面を見つめる。

 

「スタンド&ドロー!こっちも見せてやるぜ!俺たちの今の全てを!」

 

クロノは全力で、自分たちの全てをカズミにぶつけようと心構える。

 

 

 

TURN208「超える力」

 

 

 

U20(アンダートゥエンティ)のクライマックスファイトは、全世界のファイターたちもテレビを通じて、見持っている。

 

U20(アンダートゥエンティ)チャンピオンシップ、激闘のクライマックスファイト!ダメージは鬼丸カズミが3、新導クロノが4!ここからどう展開していくのか!」

 

「がんばれ、クロノさん!」

 

「あなたのファイトで、鬼丸カズミを打ち破ってください!」

 

「あんたなら、それができるはずや!」

 

「信じとるで、クロノさん!」

 

現在海外でノアとイツキを捜索している新ニッポンのアラタとマコト、ヘヴィNEWパンクは全力で応援している。その後ろで櫂とリンも静かに見守っている。

 

カードキャピタル1号店で、カムイやミサキ、カズヤもテレビを通してファイトを見守っている。

 

「見せてもらうぜ、クロノ。お前、いや、お前らが望む最高の未来の形を!」

 

そして、海外の空港で飛行機を待っているアイチも、ファイトを見守っている。

 

「クロノ君、きっと君なら掴める。君の目指す未来を」

 

 

「ストライドジェネレーション!!!!クロノドラゴン・ギアネクスト!!!!」

 

ジェネレーションゾーン  コスト『クロノジェット・ドラゴン・G』グレード3

 

クロノドラゴン・ギアネクスト  PW26000  ハーツ『クロノジェット・ドラゴン・G』

 

「新導クロノ!渾身のストライドは、決勝戦の切符をもぎ取った最新Gユニット!クロノドラゴン・ギアネクスト!!」

 

「クロノジェット・ドラゴンのさらなる未来の姿!」

 

「私を倒したそのGユニットなら、きっといける!!」

 

「全力でぶちのめしてやんなさい、クロノー!!」

 

「コール!刻獣(パルサー)スピアヘッド・ユニコーン!」

 

刻獣(パルサー)スピアヘッド・ユニコーン  PW9000

 

「ギアネクストのGB(ジェネレーションブレイク)(2)!ソウルブラスト『クロノエトス・ジャッカル』Gゾーンのギアネクストを表に!このユニットはアタック終了時に、コスを払う事でスタンドする!」

 

「ヴァンガードのスタンドによる連続攻撃で、一気に押し込むつもりです!」

 

「新導!ここで決めちまえ!!」

 

『わああああああああ!!』

 

熱いファイトにより、観客は熱狂的に熱くなってきている。そしてその思いをクロノは肌で感じ取っている。

 

(みんなの思いが・・・伝わってくる!)

 

「優勝は目の前だ!!突っ走れー!!」

 

「そこでぶち抜いちまえー!!」

 

「負けるんじゃないぞ!!」

 

「いっけーー!!」

 

「ここで決めちゃえー!!」

 

「クロノーー!!」

 

仲間たちが、観客たちの思いが、クロノに力を分け与えている。

 

「俺は・・・俺たちは1人じゃない!!」

 

観客の歓声の中にカズミ、シラヌイはクロノが発して言葉にどこか引っかかっている。

 

『あんたの思いに、あんたのヴァンガードが全力で応えているのに』

 

「・・・見せてみろ!お前の力を!」

 

「掴みに行こうぜ、みんなが目指した頂点を!!その先に続く未来を!!」

 

スピアヘッド ギアネクスト R

  R      R    R

 

「いくぜ!スピアヘッドでヴァンガードにアタック!

スピアヘッドのGB(ジェネレーションブレイク)!クロノジェットのヴァンガードがいるなら、パワープラス2000!

さらに!アタック時にカウンターブラストを払い、フィールドの十二支刻獣の数だけ山札を見て、1枚をコールさせる!ギアネクストと合わせて2枚を確認して・・・刻獣使い(パルサーテイマー)ルガル・ウレをスペリオルコール!いっけえ!」

 

「ガード『忍竜テンレイ』」

 

「ルガル・ウレでウンガイにアタック!」

 

「ノーガード」

 

「インターセプトを潰した!」

 

「ギアネクストでヴァンガードにアタック!」

 

カズミは自分のダメージを確認して、ここをあえて受けることにする。

 

「ノーガード!」

 

「ダブルクリティカル以上なら、6ダメージとなりますが・・・」

 

「このアタックは通しておいて、スタンドしたアタックをガードして凌ぐ・・・定石だな」

 

「全ては、トリプルドライブが重要となるわけだな」

 

「新導クロノ!ここで一気に決めてしまえるかぁ⁉U20(アンダートゥエンティ)チャンピオンシップ、クライマックスファイト!数多のファイターたちを乗り越えて、今この場に立った2人に、運命はどうこたえるのか!」

 

クロノはドライブチェックを行う前に、これまでの経緯を振り返っていた。

 

(俺が今、ここに立っているのは・・・あんたのおかげでもあるんだよなぁ。背中叩かれて、誰かに教えられて・・・それでやっと気づくんだ。新しい世界・・・俺の目指したい場所・・・掴みたい未来が、そこにあるって。・・・バカだよなぁ・・・俺は。あの日、あれだけ強く願ったことだったのに・・・)

 

クロノはストライドゲートでの出来事も思い返し、ドライブチェックを行う。

 

「運命のドライブチェック!」

 

「トリプルドライブ!ファーストチェック『クロノファング・タイガー・G』十二支刻獣のグレード3!

ルガル・ウレのGB(ジェネレーションブレイク)!ソウルブラスト『クロノビート・バッファロー』ルガル・ウレを時翔(タイムリープ)!クロノファング・タイガー・G!」

 

クロノファング・タイガー・G  PW11000

 

「自分から足を踏み出さなくちゃ、何も変わらない!セカンドチェック『クロノボレー・ラビット(☆)』クリティカルトリガー!パワーはクロノファングに!クリティカルはギアネクストに!サードチェック『クロノクロウ・モンキー』」

 

ギアネクストはエネルギーでさまざまな機関から光が発し、口にもエネルギーを溜めている。ギアネクストは力が溜まったエネルギーを光線としてシラヌイ"朧"に放つ。シラヌイ"朧"は光線に包まれるも、何とか耐え抜く。

 

「よし!後1ダメージ!」

 

「この後ヴァンガードのスタンドもあります!」

 

「いっけーーー!!」

 

「今度こそ前に、進む!!」

 

「ダメージチェック『忍竜ゲンカイ』『忍竜ウツロイ』

(これが・・・新導クロノのヴァンガード・・・)」

 

『だからわかるんだ。彼らが秘めてる可能性が!』

 

カズミはミゲルが言った言葉を思い出す。

 

「ギアネクストのスキル発動!手札か、リアガードの十二支刻獣を3体、山札の下へ!手札2枚と、スピアヘッドを山札の下に!」

 

戻したカード  『クロノファング・タイガー・G』『クロノクロウ・モンキー』『刻獣(パルサー)スピアヘッド・ユニコーン』

 

「ギアネクストをスタンド!ドライブマイナス2!ギアネクストでもう1度ヴァンガードにアタック!

ギアネクストのGB(ジェネレーションブレイク)4!2回目も攻撃なので、パワープラス10000!ドライブプラス1!」

 

「ならば俺も・・・持てる力全てで応えるのみ!!我が同胞たちの魂に賭けて!!完全ガード!『忍竜ウツロイ』(コスト『忍獣カタリギツネ』)」

 

ギアネクストはもう1度エネルギーを溜め、光線をシラヌイ"朧"に解き放ったが、シラヌイ"朧"を守るため、ウツロイが現れ、外法を纏った鎖でそれを止めてみせた。

 

「完全ガードぉ!!」

 

「防がれた!!」

 

「やはりここで止めるか!」

 

「まだドライブチェックも、リアガードも残ってる!」

 

「ここでトリガーが出れば、有利に進められる!」

 

「ツインドライブ!ファーストチェック『ラッキーポッド・ドラコキッド(引)』ドロートリガー!パワーはクロノファング・Gに!1枚ドロー!決めたんだ・・・やっと。セカンドチェック『刻獣(パルサー)スラッシュ・ドッグ(☆)』クリティカルトリガー!効果は全部クロノファング・Gに!俺が1番見たい景色を・・・追いかけていくだけでいい!そのために全力を尽くす!その覚悟があれば!!クロノファング・Gでヴァンガードにアタック!本当に出会いたい、新しい世界へ向かって、進むだけだ!!」

 

「ジェネレーションガード!!呪経忍仙アブダタイシ!!」

 

ジェネレーションゾーン  コスト『貪食の忍鬼コソデ(治)』

 

呪経忍仙アブダタイシ  SH15000

 

「スキル発動!相手の手札が6枚以下なら、シールドプラス5000!」

 

クロノファング・Gの攻撃を凌いだ後、シラヌイ"朧"は2体のセイズイに視線を向ける。2体のセイズイはシラヌイ"朧"の意思に答えるかのように首を縦に頷かせる。

 

「凌いだ!凌ぎました鬼丸カズミ!!新導クロノのギアネクストがスタンドしてのアタックを凌ぎきって、ダメージ5!!」

 

「くそ!届かなかったか!」

 

「クロノの手札は4枚」

 

「それに対して鬼丸カズミの手札も4枚・・・」

 

「次のターンは、またあの支配が来る!」

 

「・・・ターンエンド!時翔(タイムリープ)でクロノファング・Gは山札の下に戻し、ルガル・ウレを場に戻す!」

 

PW11000➡PW11000+SH5000=16000

PW26000➡PW11000

PW36000➡PW11000(完全ガード)

PW26000➡PW11000+SH20000=31000  クロノの手札4枚 山札18枚  カズミのダメージ5枚

 

全ファイターが見守る中、伊吹はクロノのGゾーンの表のカードと裏のカードを見て、何か気が付いたようだ。当のクロノの表情はとても楽しそうにしている。

 

「さあ、反撃の鬼丸カズミ!渾身のガードでもぎ取ったこのターン!ついにつかむのか⁉U20(アンダートゥエンティ)チャンピオンシップ、その頂を!!」

 

「シラヌイ"朧"のスキル!お前のドロップゾーンからリボルバー・ドラコキッドをコールしろ!」

 

「右後ろへ!」

 

刻獣(パルサー)リボルバー・ドラコキッド  PW7000

 

(お前たちの思い・・・無駄にはせぬ・・・)

 

カズミ、シラヌイの脳裏に浮かび上がったのは、惑星クレイでの過酷な任務で息絶えてしまった不知火一派の同胞たち。

 

「(我らが掴むべきだった未来を・・・この手に)

不知火の誇りに賭けて!!ストライドジェネレーション!!!!邪眼冥皇シラヌイ"骸"!!!!」

 

ジェネレーションゾーン  コスト『忍竜シラヌイ』グレード3

 

「我こそがこのファイトの支配者!それをこの1戦にて証明してくれよう!!

超越(ストライド)スキル!リボルバーを支配!パワープラス4000!リボルバーでヴァンガードにアタック!

セイズイ!力を示せ!2体のセイズイにパワープラス3000!」

 

「インターセプト!『刻獣使い(パルサーテイマー)ルガル・ウレ』」

 

支配攻撃PW11000➡PW11000+SH5000=16000

 

「シラヌイ"骸"のスキル!ソウルブラスト『忍竜ノロイ(☆)』『忍竜マドイ』Gゾーンのムジンロードを表に!ヴァンガードを支配!クロノジェット・Gでリボルバーにアタック!

2体のセイズイのスキル!パワープラス3000!」

 

「ノーガード!」

 

「ツインドライブ『忍竜フウライ』セカンドチェック『忍竜コクシャ(☆)』クリティカルトリガー!」

 

「くっ・・・!」

 

「ずりぃぞそんなん!」

 

「パワーは右のセイズイに!クリティカルはシラヌイ"骸"に!」

 

クロノジェット・Gはまたもシラヌイ"骸"による支配の影響を受けてしまった。そして視線の先は、支配から逃れたリボルバーに向けられている。クロノジェット・Gは支配から逃れられず、リボルバーに攻撃を仕掛けてしまう。

 

支配攻撃PW11000➡PW11000

 

「ユニットとファイトの運命を掌握しねじ伏せる!!鬼丸カズミ、まさに鬼神のごとき戦いです!!」

 

「これが俺のヴァンガード・・・俺の掴む未来だ!!来い、忍竜フウライ!!ノロイ!!」

 

忍竜フウライ  PW9000

 

フウライ シラヌイ"骸" セイズイ

セイズイ   R    ノロイ

 

「行け、セイズイ!ヴァンガードに攻撃!ノロイは援護!

フウライのGB(ジェネレーションブレイク)!シラヌイのヴァンガードがいる時、アタックするたびにパワープラス2000!」

 

「ノーガード!ダメージチェック『スチームメイデンメスキア』」

 

「無力なる先導者よ、お前が変えられなかった世界を・・・俺が変える!!我が同胞と共に!!」

 

シラヌイの言葉と共に不知火一派の同胞たちは高らかに勝鬨を上げる。それと同時に、シラヌイに不知火一派の同胞たちが敵に果敢に立ち向かう姿がイメージとして映し出された。

 

「!!お前・・・たち・・・お前たち・・・なのか⁉」

 

シラヌイの同胞たちの魂が、ヴァンガードのカード1枚1枚に宿っており、それに気づいたカズミは驚愕で目を見開く。

 

「・・・シラヌイ"骸"でヴァンガードにアタック!

フウライのスキル!パワープラス2000!」

 

カズミ、シラヌイはファイナルステージで行ったユイとトコハのファイトの中で、トコハの隣に霊体としてミゲルが立っていた時のことを思い出す。

 

「ノロイ!お前の力を!!自身をソウルに!シラヌイ"骸"にパワープラス5000!1枚ドロー!

(安城トコハのファイトに、ミゲル、お前が宿っていたように・・・お前たちは・・・鬼丸カズミのファイトと共に・・・俺と共に・・・ここにいたというのか⁉ずっと!)」

 

「ジェネレーションガード!!久遠の時乙女ウルル!!」

 

ジェネレーションゾーン  『時を刻む乙女ウルル(治)』

 

久遠の時乙女ウルル  SH15000

 

「久遠の時乙女ウルルのGB(ジェネレーションブレイク)!Gガーディアンの遡る時乙女ウルルを表に!Gゾーン表のカード1枚につき、シールドプラス5000!Gゾーン表のカードは6枚!シールドプラス30000!!」

 

シラヌイ"骸"はノロイの力を借り、身体能力を強化し、刀から繰り出す衝撃波を起こし、クロノジェット・Gに向けて放った。そこにウルルが介入し衝撃を全て防ぎきっていく。

13 

「トリプルドライブ!ファーストチェック『忍竜シラヌイ』セカンドチェック『忍竜シラヌイ』サードチェック『貪食の忍鬼コソデ(治)』ヒールトリガー!ダメージ1回復!パワーはフウライに!セイズイは援護!フウライ!行け!ヴァンガードにアタック!」

 

「頼む、みんな!ガード!『クロノボレー・ラビット(☆)』『刻獣(パルサー)スラッシュ・ドッグ(☆)』『ラッキーポッド・ドラコキッド(引)』」

 

「凌いだぁ!!」

 

「「やったぁ!!」」

 

「ダメージは鬼丸カズミが4、新導クロノが5!再びすべてのリアガードを失いながらも、新導クロノ、どうにか運命を、未来へつなぎ留めましたぁ!!」

 

「ぐっ・・・!ターンエンド!」

 

PW22000➡PW11000

PW31000➡PW11000+SH45000=56000

PW31000➡PW11000+SH25000=36000  カズミの手札8枚 山札12枚  クロノのダメージ5枚(裏2枚)

 

「ヴァンガードは・・・俺たちと世界を結ぶ絆だ!俺とつながるみんなの思いに応えるために・・・俺は勝つ!!」

 

クロノのターンとなり、クロノは自分のGユニット1枚を取り出す。

 

「掴みたい未来をもぎ取って、望む未来へ進んでみせる!!掴み取れ!!遥かなるその可能性!!ストライドジェネレーション!!!!時空竜ビヨンドオーダー・ドラゴン!!!!」

 

ジェネレーションゾーン  コスト『刻獣(パルサー)リボルバー・ドラコキッド』グレード1+2

 

時空竜ビヨンドオーダー・ドラゴン  PW26000  ハーツ『クロノジェット・ドラゴン・G』

 

「新導クロノ!今大会初となるGユニットを披露!!果たして、このユニットが!如何なる未来を導くのかぁ!!」

 

「表のGユニットが8枚!GB(ジェネレーションブレイク)(エイト)達成!!ビヨンドオーダーのスキル!カウンターブラスト!ソウルブラスト『クロノ・ドラゴン・G』山札から8枚をバインドし、スキルを獲得!俺のヴァンガードを見せてやる!」

 

「ぐっ・・・!」

 

「あんたたち・・・ディフライダーの気持ち、わかる気がするんだ」

 

クロノは自分たちの知らない世界・・・惑星クレイの世界をイメージする。

 

「俺たちを導く奴らが暮らす、もう1つの世界。まだ見たことのない、新たなな可能性。んなもん、本当にあるのかどうか、絶対に行ってみたいに決まってるよな!だから俺は、惑星クレイに行く!特異点だとか、ストライドゲートとか関係ねぇ!俺自身の力で、俺自身の足で!あいつらに会いに行く!それが俺の未来だ!!」

 

「行けぇ!!」

 

「クロノ!!」

 

「だったらさっさと決めちまえ!!」

 

「勝って未来へ進みましょう!クロノさん!」

 

「できるかできないかじゃないでしょ!新導!!」

 

「必ずその手で掴むんだ!クロノ!!」

 

R ビヨンドオーダー R

R    R     R

 

「ビヨンドオーダーでヴァンガードにアタック!!」

 

「ジェネレーションガード!!呪経忍仙アブダタイシ!!」

 

ジェネレーションゾーン  コスト『貪食の忍鬼コソデ(治)』

 

「スキル発動!シールドプラス5000!コクシャも行け!!」

 

ビヨンドオーダーは未来へと掴むための時空剣をシラヌイ"朧"に向けて放った。だがその時空剣をアブダタイシと、コクシャが刀身を全て受け止める。

 

 

イメージが繋がり、惑星クレイにいるクロノ・ドランと、地球にいるクロノが話をしている。

 

『でも、簡単じゃないよね?僕たちのところまでくるなんて・・・』

 

『そうだな・・・』

 

『いっぱい勉強して、体も鍛えて、今からでも全然間に合わないかもしれないよ?』

 

『わかってる』

 

『君1人の力だけじゃ無理だ。すごくたくさんの人の知恵や、技術や、強力もいる』

 

『それでもやるんだ』

 

ドランとクロノは互いに向き直り、顔を見合わせる。

 

『僕たちを繋いだ運命のいたずらを超えて、今度こそ、自分の力で、道を結ぶ!』

 

『ああ!惑星クレイで会えたら、一緒にヴァンガードしようぜ!絶対にお前らもハマるからさ!」

 

クロノとドランは互いに手と手を結び合い、1つの光が放たれた。

 

 

「トリプルドライブ!ファーストチェック『刻獣(パルサー)リボルバー・ドラコキッド』セカンドチェック『クロノジェット・ドラゴン・G』サードチェック『ドキドキ・ワーカー(☆)』クリティカルトリガー!効果は全て、ビヨンドオーダーへ!!」

 

カズミ、シラヌイはベルノと、シルフィに言われた言葉を思い返す。

 

『1度でいい。ヴァンガードを正面から向き合ってみて』

 

『1回でもいいから、彼らのヴァンガード、ちゃんと向き合ってあげて』

 

(俺がヴァンガードと向き合っていたなら・・・お前たちに気付けただろうか・・・?もっと早く・・・)

 

「鬼丸カズミ!ガード成功!!」

 

「ビヨンドオーダーのGB(ジェネレーションブレイク)(エイト)!!このユニットをスタンドし、ドライブマイナス1して、追加のメインフェイズと、バトルフェイズをもう1度行う!!」

 

「メインフェイズとバトルフェイズをもう1度⁉」

 

「たく!むちゃくちゃやってくれるじゃねぇか!クロノさんはよぉ!」

 

「これで外したら許さないわよ!」

 

「それで見せて!その先の、未来を!」

 

「決めてくれ、クロノ!」

 

「コール!クロノジェット・ドラゴン・G!ドキドキ・ワーカー!リボルバー・ドラコキッド!」

 

R ビヨンドオーダー クロノジェット・G

R  リボルバー     ドキドキ

 

「ドキドキ・ワーカーのブースト、クロノジェット・Gでヴァンガードにアタック!」

 

「ガード!『忍竜ウンガイ』」

 

「リボルバーのブースト、もう1度、ビヨンドオーダーでヴァンガードにアタック!」

 

「あらゆる未来の可能性を求め続けた、その先にのみ、掴むことができる!」

 

「遠い遠い先の・・・だが、そこに必ずそこにある未来!」

 

「諦めずに挑み続ければ、きっといつか必ず届く!!俺たちの望んだ、辿り着きたい道の彼方に!そうだな!新導!!」

 

「見せてください、クロノさん!!僕たちの未来を!」

 

「ドキドキ・ワーカーのスキル!自身をソウルに!1枚ドロー!ビヨンドオーダーにパワープラス5000!今こそ示せ!!我が真に望む世界を!!いつか惑星クレイで、お前らの前に立つために・・・これが俺だって胸張れるような、そんな自分になってみせる!!」

 

カズミは自分の手札を確認する。今の盤面と手札では、パワー43000の攻撃は防ぎきれない。カズミが出した決断は・・・。

 

「・・・ノーガード」

 

「ツインドライブ!ファーストチェック『時を刻む乙女ウルル(治)』ヒールトリガー!ダメージ1回復、パワーはヴァンガードに!セカンドチェック『クロノビート・バッファロー』」

 

ビヨンドオーダーは時空剣に纏ったエネルギーの光をさらに強め、斬撃による衝撃波を解き放った。シラヌイ"朧"はまっすぐに衝撃波を受け止め、エネルギー波に包まれていった。

 

 

イメージ内で、シラヌイは今亡き、不知火一派の魂の同胞たちと向き合っていた。同胞たちの顔は皆、穏やかなな表情だ。

 

「何もできなかった・・・無力だった俺を、お前たちは・・・許すというのか・・・?」

 

シラヌイの言葉に同胞たちは首を縦に頷いた。その中でシラヌイを憎んでいるという思想を持っている者は、誰1人として、いないのだ。

 

 

PW26000➡PW11000+SH30000=41000

PW15000➡PW11000+SH5000=16000

PW43000➡PW11000

 

ダメージチェック『忍竜シラヌイ』『魔忍竜シラヌイ"朧"』

 

クロノのダメージ4枚  カズミのダメージ6枚  勝者クロノ

 

to be continued…




クロノ「本当は焦ってたこともあったんだ。みんながどんどん進んでいくのに、俺だけが時間を無駄に重ねていく感じでさ」

ユイ「それすっごくわかる!私だってそうだよ。みんなとってもすごいのに、私はなんか小さいなって、勝手に焦っていく感じ」

シオン「でも、人生に無駄な時間なんて、多分ないんだ。どんな曲がり角も落とし穴も、進む力に変えていくのは自分自身だから!」

トコハ「あらゆる可能性を探し、求めづけるその先に、辿り着く未来」

クロノ「ここから全てが始まるんだ。必ず掴んでみせるぜ、俺の未来を!!」

TURN209「帰還」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。