カードファイト!!ヴァンガードG 鋼と宇宙の正義   作:先導

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今日はエクストラブースターの発売日でしたね。ちょっと忙しくて買えてないですが、お目当てのカードは出ましたか?私は狙うとしたらギアクロニクルですね。あー、でもグレートネイチャーもいいかな・・・どうしよう・・・。

さて、今回はサブタイトルの通り、新たな使徒の登場です!守護天使の堕天使っぷりをとくとご覧あれ。

それではどうぞ!




移植の守護天使(グラフティング・セレスティアル)イフディエル

グレイヱンドが襲撃され、使徒からの宣戦布告の後の夜の普及協会本部の本部長室に大山支部長とレン、アイチ、カズヤ、マモル、キョウヤが集まり、そして伊吹は電話でシオンから事の全ての報告を聞いている。

 

「・・・わかった。こちらで対処する。今は休んでくれ」

 

伊吹はシオンにそう言って、受話器を電話機に戻し、支部長たちに全てを話す。

 

「今、綺場本人から電話があった。綺場家に現れたのは、ヴァレオス・・・使徒の1人だ」

 

『!!』

 

「なるほど~。敵がここに宣戦布告にやってきたのとほぼ同時に、新導クロノが星崎ノアに連れ去らわれた」

 

「さらに、使徒が綺場家を・・・」

 

「そして・・・ゼロスドラゴンが使用された・・・」

 

ここに集まっているレン以外の全員は事の大きさに重い表情をしている。

 

「この件に俺自身が当たる」

 

『!』

 

「サポートに安城と一条、先導と橘、櫂やリンにも引き続き協力を頼みたい」

 

「その間、私たちが日本のファイターたちとそのヴァンガードを守ります」

 

「ま・・・こっちは任せてください」

 

「よろしく頼む」

 

伊吹はここに集まっている全員に一礼をする。

 

(無事でいてくれ・・・クロノ・・・)

 

伊吹は現在行方不明となっているクロノの安全を祈りつつ、使徒との件に全力に取り組む決意を抱かせた。

 

 

 

TURN213「移植の守護天使(グラフティング・セレスティアル)イフディエル」

 

 

 

翌日、林間学校から帰ってきたユイはすぐさまシオンが入院している病院に駆けつけている。シオンはたいしたケガはなく、元気そうにしている。

 

「ただの検査入院だって言っただろ?大袈裟だなぁ・・・」

 

「そりゃ慌てるよ・・・昨日いっこうに連絡がなかったし・・・岩倉さんもけがで入院・・・どれだけ心配したことか・・・」

 

「うん・・・ごめん」

 

心配をかけさせた自覚があるのかシオンは素直に謝る。だが、昨日の出来事が出来事なのか、シオンの様子はあまり活気がないようにみえる。

 

「えっと・・・シオンの方は大丈夫なの?その・・・フィデス、壊れちゃったんだよね・・・?」

 

「気を遣ってくれてありがとう。でも・・・大丈夫だよ。このまま終わらせる気はない。必ず・・・」

 

「何かできることがあったら言ってね?私だけじゃない・・・みんな強力するから」

 

「君はいつだってそうやって僕を元気づけてくれるね・・・とてもうれしいよ」

 

ユイの心遣いにシオンは安心しきってる微笑みを見せる。

 

「林間学校の帰りで疲れたろ?早めに帰って休んだ方がいい」

 

「うん。そうするね。じゃあシオン、無理はしないでね」

 

「あ、待って。帰る前に1つ・・・」

 

ユイは荷物をもって病院から出ようとすると、シオンが呼び止める。

 

「ヴァレオスと名乗るディフライダーは気になることを言っていた。自分たちに勝ったことのない僕にはレリクスとやらに行く資格がないとね」

 

「それって・・・」

 

「答えはもうほとんど出ている・・・けど確証がない。君だって狙われるかもしれない・・・十分に注意してほしい」

 

「うん。わかった。わざわざありがとうね」

 

これはシオンからの警告なのであろう。ユイはその警告を受け止めて病院から出ていく。ユイが病院の門から出ると、門の前で待っていた人物がユイに向かってヘルメットを投げる。ユイはそのヘルメットを危なげなく受け取った。

 

「うわっ・・・と・・・」

 

「たくっ・・・見舞いにどれだけ時間かけるつもりだよ」

 

ユイを待っていた人物は、かつては明神リューズ率いるカンパニーに所属しており、ユイの母、キョウコの双子の妹、ユイの叔母にあたる人物、佐倉スバルだった。

 

「叔母さん・・・」

 

「ほら、とっとと乗れよ」

 

スバルはバイクにあるサイドカーに親指をさし、ユイはヘルメットをかぶってサイドカーに乗る。ユイが乗ったのを確認すると、スバルはゴーグルをかけ直してバイクのエンジンをかけ、病院から去っていった。

 

 

スバルはユイを自宅に送る前に公園にバイクを止め、近くにあった自動販売機で飲み物を買っていく。

 

「お前、レモンスカッシュでよかったっけか?」

 

「あ、うん・・・」

 

「たく・・・ガキの警護なんて嫌だったんだけど・・・伊吹がどうしてもって言うんで仕方なくな」

 

「伊吹さんが・・・」

 

「あのぐるぐる頭もぐるぐる頭だ。何でそこで負けんだよ。勝てたらクレイに返せたんだろ?」

 

スバルは伊吹から大まかな事情は聞いているので、ディフライダーの事情はすでに知っている。

 

「ま、あのふてぶてしい奴のことだ。絶対大丈夫だろうよ。だからそう心配すんなって」

 

「叔母さん・・・そうだね」

 

スバルなりにクロノやユイに気を遣っているのが口調でよくわかる。スバルの不器用ながらの気遣いにユイは笑みを浮かべる。

 

「つーかお前・・・だいぶ前にとんでもねぇ奴を連れてきたもんだな。うちのバイト先に来て、チャレンジメニューをあっという間に平らげやがった奴」

 

「とんでもないって・・・完食したら金額無料のあの超絶激辛大盛りチャーシュー麺を完食したアリスのこと?」

 

「あいつのおかげで常連共の火を焚きつけやがった。あんな子供に負けてたまるかーってな。ま、結局全員チャレンジ失敗で終わって、うちは超がつくほどの黒字がついたもんだ」

 

「叔母さん・・・うれしそうだね・・・」

 

「いってみれば稼ぎ頭を増やした張本人だからな。今でもチャレンジをやる奴が多いから、おかげで給料がホクホクだ。いい意味でも悪い意味でも感謝してるぜ」

 

ユイとスバルはこのように平平凡凡で平和的な会話で華を咲かせている。

 

「佐倉ユイさん、よね?」

 

その会話を崩すかのように、1人の女性がユイの話しかけてきた。見た目は白衣を着こみ、メガネをかけた金髪、両手には白い手袋をはめている。

 

「あ?誰だ?」

 

「知らない。あなたは誰ですか?」

 

「ふふふ・・・御機嫌よう」

 

女性は名を名乗らず、一言そう言った。ユイの脳裏に真っ先に浮かび上がったのはカズヤと別れた後、すれ違いのように声を変えた女性だった。その女性の声と今目の前にいる人物と一致していた。

 

「あなたは・・・あの時の・・・」

 

「覚えていてくれて、光栄だわ」

 

女子がそう言った瞬間、女性とは違う人物、天使の面影が映し出された。それを感じ取ったのかユイは思わず身構える。

 

「!あなたまさか・・・ディフライダー!」

 

「何⁉こいつが・・・!」

 

「正解♪」

 

女性は愉快そうにくすくすと笑みを浮かべる。

 

「佐倉ユイさん、あなたは私たちの計画に必要不可欠の存在となった・・・ファイトしてもらうわよ」

 

女性は自身のデッキを取り出し、ユイに突きつける。ユイが警戒を強めていると、スバルは今の現状を伊吹に知らせようとスマホをとろうとする。

 

「そこのあなた、余計なことはしちゃ、めっ、よ」

 

「!!」

 

「私たちの手元には新導クロノ君がいる。その意味が、お利口さんならわかるわよね?」

 

「くっ・・・」

 

「呼びたいならどうぞ?その場合、無事の保証はできないけれど」

 

クロノを人質に取られ、思うように動けないスバル。残された選択権は1つしかなかった。

 

「大丈夫だよ、叔母さん」

 

「ユイ・・・」

 

「この人に勝ってクレイに叩き返せば、計画の阻止に繋がるし、クロノの無事も保証される」

 

「決まり、ね」

 

女性はファイト台を出現させ、デッキを設置する。ユイもファイト台にデッキを設置し、ファイトの準備をする。

 

「あなたの名前はなんですか?」

 

「エンジェルフェザーの特殊部隊、元守護天使(セレスティアル)所属、イフディエルよ」

 

「イフディエル・・・」

 

女性、空野マヒルにディフライドしているユニット、移植の守護天使(グラフティング・セレスティアル)イフディエルは笑みを浮かべながら名を明かす。互いに準備を終えて、ファイトが始まる。

 

「「スタンドアップ・ザ()・ヴァンガード!!」」

 

宇宙勇機(うちゅうヒーロー)グランホープ!」

 

初診の守護天使(イニシャル・セレスティアル)ルヒエル!」

 

宇宙勇機(うちゅうヒーロー)グランホープ  PW5000

 

初診の守護天使(イニシャル・セレスティアル)ルヒエル  PW5000

 

「私の先攻!ドロー!ライド!イニグマン・ブラン!グランホープは移動!ターンエンド!」

 

イニグマン・ブラン  PW7000

 

R ブラン   R

R  R  グランホープ  ユイの手札5枚 山札43枚

 

「私のターンね。ドロー。ライド。吸入の守護天使(アブソーブ・セレスティアル)バハーリア。ルヒエルは移動」

 

吸入の守護天使(アブソーブ・セレスティアル)バハーリア  PW7000

 

R バハーリア R

R ルヒエル  R

 

「ルヒエルのブースト、バハーリアでヴァンガードにアタック」

 

「ノーガード!」

 

「ドライブチェック『介護の守護天使(ナーシング・セレスティアル)ナレル』」

 

「ダメージチェック『宇宙勇機(うちゅうヒーロー)グランリーフ』」

 

「ターンエンド」

 

PW12000➡PW7000  イフディエルの手札6枚 山札42枚  ユイのダメージ1枚

 

「私のターン!ドロー!ライド!イニグマン・ヘルム!宇宙勇機(うちゅうヒーロー)グランビートをコール!」

 

イニグマン・ヘルム  PW9000

宇宙勇機(うちゅうヒーロー)グランビート(☆)  PW4000

 

R ヘルム グランビート

R  R  グランホープ

 

「グランホープのブースト、グランビートでヴァンガードにアタック!」

 

「ノーガード。ダメージチェック『守護天使(セレスティアル)エマージェンシー・ペガサス』」

 

「ヘルムでヴァンガードにアタック!」

 

「ノーガード」

 

「ドライブチェック『宇宙勇機(うちゅうヒーロー)グランボルバー』」

 

「ダメージチェック『介護の守護天使(ナーシング・セレスティアル)ナレル』」

 

「ターンエンド!」

 

PW9000➡PW7000

PW9000➡PW7000  ユイの手札5枚 山札40枚  イフディエルのダメージ2枚

 

「私のターン。スタンド&ドロー。ライド。掌握の守護天使(コントロール・セレスティアル)ヘエル。コール、直射の守護天使(フロンタル・セレスティアル)メルエヤル」

 

掌握の守護天使(コントロール・セレスティアル)ヘエル  PW9000

直射の守護天使(フロンタル・セレスティアル)メルエヤル  PW9000

 

メルエヤル ヘエル  R

  R   ルヒエル R

 

「メルエヤルでヴァンガードにアタック」

 

「ガード!『宇宙勇機(うちゅうヒーロー)グランザイル』」

 

「ルヒエルのブースト、ヘエルでヴァンガードにアタック」

 

「ノーガード!」

 

「ドライブチェック『守護天使(セレスティアル)ランディング・ペガサス(引)』ドロートリガー。パワーはヴァンガードに。1枚ドロー」

 

「ダメージチェック『鋼闘機(メタルボーグ)シンバスター』」

 

「ターンエンド」

 

PW9000➡PW9000+SH5000=14000

PW14000(+5000)➡PW9000  イフディエルの手札7枚 山札37枚  ユイのダメージ2枚

 

「私のターン!スタンド&ドロー!ライド!駆け抜けろ!銀河を瞬く新たな英雄!駆け抜ける英機(ブレイベストラッシュ)グランギャロップ!!」

 

駆け抜ける英機(ブレイベストラッシュ)グランギャロップ  PW11000

 

「それがあなたの分身?へぇ・・・」

 

宇宙勇機(うちゅうヒーロー)グランボルバーをコール!」

 

宇宙勇機(うちゅうヒーロー)グランボルバー  PW9000

 

グランボルバー グランギャロップ グランビート

   R       R     グランホープ

 

「グランホープのブースト、グランビートでヴァンガードにアタック!」

 

「ガード『守護天使(セレスティアル)ランディング・ペガサス(引)』」

 

「グランボルバーでヴァンガードにアタック!」

 

「ノーガード。ダメージチェック『卓越の守護天使(エクセレンス・セレスティアル)ヨフィエル』」

 

「グランギャロップでヴァンガードにアタック!

グランビートのスキル!ヴァンガードがギャロップなら、自身をソウルへ!1枚ドロー!グランギャロップにパワープラス5000!」

 

「ノーガード」

 

「ツインドライブ『鋼闘機(メタルボーグ)シンバスター』セカンドチェック『鋼闘機(メタルボーグ)グラスカッター(☆)』クリティカルトリガー!効果は全部グランギャロップに!」

 

グランギャロップは空を舞っているヘエル(マヒル)に向けて剣を振るい、斬撃を与える。ヘエル(マヒル)は攻撃に当たりつつも余裕そうな顔をしている。

 

「ダメージチェック『吸入の守護天使(アブソーブ・セレスティアル)バハーリア』セカンドチェック『天変の守護天使(インバート・セレスティアル)アスべエル(☆)』クリティカルトリガー。効果は全部ヴァンガードに」

 

「ターンエンド!」

 

PW9000➡PW9000+SH5000=14000

PW9000➡PW9000

PW16000(+5000)➡PW9000  ユイの手札6枚 山札35枚  イフディエルのダメージ5枚

 

「もういきなり5ダメージかよ。ディフライダーもたいしたことねぇな」

 

「私を追い詰めてると思ってるなら、それは大きな間違いよ」

 

「何か秘訣でもあるの?」

 

「ねぇ、あなたは自分の住む世界に満足かしら?」

 

「??」

 

イフディエルの言っていることが理解できず、ユイは首を傾げる。

 

「私はね、今のクレイに、不満だらけよ」

 

イフディエルがそう言った瞬間、ユイを自身のイメージに連れていかせる。

 

 

ユイが目を覚ますとそこには、惑星クレイで起きた大災厄の様子が映し出された。

 

「これは・・・惑星クレイ?」

 

「今からざっと500年前、クレイでは大災厄という世界の運命を賭けた大戦争が行われた。戦う理由は単純、ギーゼが破壊と混沌を司る神、メサイアが創世と秩序を司る神。それすなわち、ギーゼが世界の破滅のため、メサイアは世界を守るため」

 

イメージでは6体のゼロスドラゴンと使徒たちに対して、光の戦士たちが果敢に立ち向かう姿が映し出された。

 

「私のご先祖様も光の戦士側として大厄災に参加していた」

 

さらに視界が変わって、光の戦士たちの活躍によって、ギーゼが封印されていく姿が映し出された。

 

「光の戦士が力を合わせ、最後まで戦った結果、使徒たちを退けることに成功し、ギーゼは封印され、ゼロスドラゴンも私たちの手の届かない惑星に送り込んだ。これでクレイは安息が訪れた。誰もが願った、平和な世界を・・・。私も当初はそう信じこんでいた。でも・・・歴史はいつまで経っても変わらないものよ」

 

そしてさらに視界は変わり、時が流れたクレイの荒野、この場所に派遣された守護天使(セレスティアル)たちは負傷したユニットたちの護衛、手当てを行っていた。イフディエルもこの中に入っている。だが無情にも、戦いをやめないユニットたちはその牙を守護天使(セレスティアル)たちにも向けられた。攻撃を避けきれなかったイフディエルは負傷して、近場の岩陰に落ちていった。

 

「悲しいことにクレイの住人は戦うという思想から逃れることはできない。そしてユニットたちの戦う思想は、地球にいる先導者たちのイメージとやらで繋がっているのだということを私は察した」

 

イフディエルが岩陰に出てきたころには、戦いは終わっており、戦場あとには至る所に敵も味方も、そして守護天使(セレスティアル)の仲間たちも息絶えている姿がある。

 

 

「あなたたち先導者がいる限り、いつまで経っても平和は訪れない。あなたたちが齎すイメージが、クレイの未来を悪くした」

 

「私たち人間を滅ぼすために、世界を壊すっていうの⁉クレイまで犠牲にしてまで⁉」

 

「イメージによってクレイの未来は毒されてしまった。そんな世界で平和など成り立たない。ゆえに私は、クレイも、この世界も全て消し去る!」

 

イフディエルは己が掲げる信念と正義で決めた決断を元に、自分のターンに移る。

 

「ライド!浄化の光よ、仇なす罪人に天罰を与えよ!移植の守護天使(グラフティング・セレスティアル)イフディエル!!」

 

移植の守護天使(グラフティング・セレスティアル)イフディエル  PW11000

 

「これが・・・イフディエル・・・あなたの本当の姿・・・」

 

「さあ、ここから本番。私の怒りを思い知りなさい」

 

ジェネレーションゾーン  コスト『卓越の守護天使(エクセレンス・セレスティアル)ヨフィエル』グレード3

 

「羽ばたく翼は裁きの剣!!ストライドジェネレーション!!!!聖霊守護天使(ホーリー・セレスティアル)アナフィエル!!!!」

 

聖霊守護天使(ホーリー・セレスティアル)アナフィエル  PW26000  ハーツ『移植の守護天使(グラフティング・セレスティアル)イフディエル』

 

超越(ストライド)スキル。守護天使(セレスティアル)のGユニットにストライドした時、ソウルブラスト『吸入の守護天使(アブソーブ・セレスティアル)バハーリア』山札から、移植の守護天使(グラフティング・セレスティアル)イフディエルを表でダメージゾーンに置き、ダメージゾーン表のエマージェンシーを選んでダメージ1回復」

 

「エンジェルフェザー得意のダメージ干渉スキルか」

 

「ルヒエルのスキル。守護天使(セレスティアル)のヴァンガードが登場した時、ソウルに入れて、カウンタチャージ・・・はできないけれど、ヴァンガードと同名カードがダメージゾーンにあれば、1枚ドロー。

メルエヤルのスキル。守護天使(セレスティアル)のヴァンガードがいて、ダメージゾーンにカードが置かれるとき、パワープラス2000。さらにダメージゾーンにヴァンガードと同名カードがあれば、ヴァンガードにパワープラス2000」

 

「さらに守護天使(セレスティアル)はダメージゾーンに同名カードがあればそのカードを大きく発揮する効果が・・・」

 

「ダメージゾーンのヨフィエルのスキル。カウンターブラスト。守護天使(セレスティアル)のヴァンガードがいて、ダメージゾーンにヴァンガードと同名カードがあれば、ダメージゾーンからスペリオルコール」

 

卓越の守護天使(エクセレンス・セレスティアル)ヨフィエル  PW11000

 

「コールした後は、山札の上1枚を表でダメージゾーンに『至妙の守護天使(アーティスティック・セレスティアル)マカリエル』

ヨフィエルは登場時、守護天使(セレスティアル)ヴァンガードがいればパワープラス2000。

ダメージゾーンに置かれたマカリエルのスキル。守護天使(セレスティアル)ヴァンガードがいればこのユニットをドロップゾーンに。山札の上4枚を見て、表でダメージゾーンに『直射の守護天使(フロンタル・セレスティアル)メルエヤル』残りは山札の下に。

メルエヤルのスキル。自身とヴァンガードにパワープラス4000。

さらに守護天使(セレスティアル)ヴァンガードがいるのでダメージゾーンにあるアスべエルのスキル。アスべエルを山札の上に置き、シャッフル。山札の上から3枚公開」

 

公開したカード『守護天使(セレスティアル)エマージェンシー・ペガサス』『掌握の守護天使(コントロール・セレスティアル)ヘエル』『懲罰の守護天使(ホットショット・セレスティアル)シェミハザ(☆)』

 

「シェミハザをダメージゾーンに置き、残りはドロップゾーンに。

メルエヤルのスキル。自陣とヴァンガードにパワープラス2000。介護の守護天使(ナーシング・セレスティアル)ナレルをコール」

 

介護の守護天使(ナーシング・セレスティアル)ナレル  PW7000

 

「ナレルのスキル。手札の守護天使(セレスティアル)のカードをダメージゾーンに『介護の守護天使(ナーシング・セレスティアル)ナレル』ダメージゾーンのナレルを手札に。

メルエヤルのスキル。自身とヴァンガードにパワープラス2000。そしてこのナレルをコール。

ナレルのスキルで手札のメルエヤルをダメージゾーンに。シェミハザを手札に」

 

「ダメージゾーンに場に出ているリアガードと同じを溜めていきやがる・・・」

 

「メルエヤルのスキル。自身とヴァンガードにパワープラス2000。

そして・・・ハーツが守護天使(セレスティアル)なので、アナフィエルのスキル。リアガードの介護の守護天使(ナーシング・セレスティアル)ナレルを表でダメージゾーンに置き、ダメージゾーンからバハーリアをスペリオルコール!そして、ナレルとメルエヤル、イフディエルの名をつくアナフィエルを選択。今選択したユニットとダメージの表の同名のカードそれぞれ1枚につき、パワープラス3000」

 

「今ある表のダメージにはイフディエルとメルエヤル2枚、ナレルが2枚・・・!」

 

「これによって守護天使(セレスティアル)のユニット全てにパワープラス15000!」

 

「ユニット全部に15000だと⁉」

 

メルエヤル アナフィエル ヨフィエル

バハーリア   R     ナレル

 

「聖なる力をもって、天の裁きを受けよ!聖霊守護天使(ホーリー・セレスティアル)アナフィエルでヴァンガードにアタック!」

 

「くっ・・・ノーガード!」

 

「トリプルドライブ『掌握の守護天使(コントロール・セレスティアル)ヘエル』セカンドチェック『至妙の守護天使(アーティスティック・セレスティアル)マカリエル』サードチェック『天変の守護天使(インバート・セレスティアル)アスべエル(☆)』クリティカルトリガー。パワーはヨフィエルに、クリティカルはアナフィエルに!」

 

アナフィエル(マヒル)は空を舞い、右手に炎を宿し、左には雷を宿して、グランギャロップに狙いを定めて、炎と雷を放つ。2つは雷炎となり、そのままグランギャロップを包み込ませる。

 

「ダメージチェック『イニグマン・ブラン』セカンドチェック『宇宙勇機(うちゅうヒーロー)グランドリフター』」

 

「ナレルのブースト、ヨフィエルでヴァンガードにアタック!」

 

「ノーガード!ダメージチェック『宇宙勇機(うちゅうヒーロー)グランリーフ』」

 

「バハーリアのブースト、ヨフィエルでヴァンガードにアタック!これでおしまいね!」

 

「53000ってなんだよこのパワー⁉」

 

「くっ・・・ジェネレーションガード!!豪勇合身ジーオーファイブ!!」

 

ジェネレーションゾーン  コスト『セービング・ドルフィン(治)』

 

「スキル発動!ソウルブラスト『イニグマン・ヘルム』シールドプラス10000!このターンでダメージゾーンに送られた時、さらにシールドプラス5000!さらにガード!『鋼闘機(メタルボーグ)グラスカッター(☆)』『イニグマン・ミストラル(引)』」

 

「ターンエンド」

 

PW53000➡PW11000

PW58000➡PW11000

PW53000➡PW11000+SH45000=56000  イフディエルの手札7枚 山札24枚  ユイのダメージ5枚

 

「リアガードのアタックが全部50000以上なんて・・・」

 

「これがイフディエルのエンジェルフェザー・・・」

 

「あなたの命運はもうすぐ尽きる・・・ゼロスドラゴンの力によってね」

 

「ゼロスドラゴン・・・そのGユニットの中に・・・」

 

「そう・・・ギーゼが生み出した破壊のための兵器。出す前に決着をつけられるかしら?」

 

「・・・イフディエル。私はあなたの正義を認めない!あなたを倒して、ギーゼの復活を阻止してみせる!!ストライド・ザ・ジェネレーション!!!!超宇宙勇機(ちょううちゅうヒーロー)エクスギャロップ!!!!」

 

ジェネレーションゾーン  コスト『鋼闘機(メタルボーグ)シンバスター』グレード3

 

超宇宙勇機(ちょううちゅうヒーロー)エクスギャロップ  PW26000  ハーツ『駆け抜ける英機(ブレイベストラッシュ)グランギャロップ』

 

超越(ストライド)スキル!パワープラス4000!さらに、超爆(バースト)持ちならカウンターブラストしてパワープラス4000!

グランホープのGB(ジェネレーションブレイク)超爆(バースト)!パワー25000以上でグランホープをレストして、ローレルにパワープラス4000!35000以上で自身をソウルに!カウンタチャージ!1枚ドロー!駆け抜ける英機(ブレイベストラッシュ)グランギャロップ、宇宙勇機(うちゅうヒーロー)グランヴィークルをコール!」

 

宇宙勇機(うちゅうヒーロー)グランヴィークル  PW7000

 

「グランヴィークルのGB(ジェネレーションブレイク)超爆(バースト)!パワー15000以上で自身にパワープラス4000!パワー30000以上で、ヴァンガードがギャロップなら、ヴァンガードにパワープラス4000!

ソウルにあるイニグマン・ブランの超爆(バースト)!ソウルからドロップゾーンに!パワー35000以上で自身にパワープラス4000!

グランボルバーのGB(ジェネレーションブレイク)超爆(バースト)!パワー15000以上で自身とグランギャロップにパワープラス4000!さらに、宇宙勇機(うちゅうヒーロー)グランザイルとヘルムをコール!」

 

宇宙勇機(うちゅうヒーロー)グランザイル  PW7000

 

「ヘルムのGB(ジェネレーションブレイク)超爆(バースト)!30000以上でヴァンガードにスキル獲得!」

 

グランボルバー  エクスギャロップ グランギャロップ

グランヴィークル   ヘルム     グランザイル

 

「エクスギャロップでヴァンガードにアタック!

エクスギャロップのGB(ジェネレーションブレイク)2!超爆(バースト)!カウンターブラスト!Gゾーンのエクスギャロップを表に!パワー35000以上でドライブプラス1!そして、パワー40000以上で、Gゾーンのエクスギャロップの数だけ、前列のリアガードにパワープラス4000!

駆け抜ける英機(ブレイベストラッシュ)グランギャロップのGB(ジェネレーションブレイク)3!超爆(バースト)!パワー30000以上でパワープラス4000!」

 

「完全ガード!『盤石の守護天使(アダマンタイン・セレスティアル)アニエル』(コスト『至妙の守護天使(アーティスティック・セレスティアル)マカリエル』)」

 

エクスギャロップは剣を天に掲げ、光を纏わせる。そして、エクスギャロップは空を飛んでいるイフディエル(マヒル)に向かって光剣による突きを放った。だが、その突きはマカリエルの防壁によって凌がれてしまう。

 

「クワドラプルドライブ『セービング・ドルフィン(治)』ヒールトリガー!ダメージ1回復、パワーはグランギャロップに!セカンドチェック『コマンダーローレル』サードチェック『宇宙勇機(うちゅうヒーロー)グランビート(☆)』クリティカルトリガー!効果は全部グランボルバーに!ファイナルチェック『宇宙勇機(うちゅうヒーロー)グランビート(☆)』クリティカルトリガー!効果は全部グランギャロップに!」

 

「トリプルクリティカル!これならいけるぜ!」

40000

「グランヴィークルのブースト、グランボルバーでヴァンガードにアタック!」

 

「ガード『懲罰の守護天使(ホットショット・セレスティアル)シェミハザ(☆)』『天変の守護天使(インバート・セレスティアル)アスべエル(☆)』『守護天使(セレスティアル)ランディング・ペガサス(引)』」

 

「ヘルムが与えたスキル発動!超爆(バースト)を持つヘルムをソウルへ!グレード3以下のガーディアンを1体多客させる!アスべエルを退却!」

 

「あらあら・・・なら、ガード『掌握の守護天使(コントロール・セレスティアル)ヘエル』インターセプト『直射の守護天使(フロンタル・セレスティアル)メルエヤル』」

 

「くっ・・・これで決めてみせる!グランザイルのブースト、グランギャロップでヴァンガードにアタック!」

 

「ジェネレーションガード!!聖黒熾天使(ブラック・セラフ)エレレート!!」

 

ジェネレーションゾーン  コスト『根治の守護天使(エラディケイト・セレスティアル)ラビエル(治)』

 

聖黒熾天使(ブラック・セラフ)エレレート  SH15000

 

「エレレートのGB(ジェネレーションブレイク)。Gガーディアンのパラシエルを表に。ソウルブラスト『初診の守護天使(イニシャル・セレスティアル)ルヒエル』ダメージゾーンの表のカード1枚につき、シールドプラス5000!合計でシールドプラス25000!」

 

「くっ・・・ターンエンド・・・」

 

PW46000➡PW11000(完全ガード)

PW33000➡PW11000+SH25000=36000

PW40000➡PW11000+SH40000=51000  ユイの手札4枚 山札26枚  イフディエルのダメージ5枚

 

「くっそ・・・届かなかったか。でもこれであいつの手札は0枚だ!」

 

「ふぅん・・・なるほどね。さすが、傭兵ダムジッドを破っただけのことはある、か。これだけの力があれば、ギーゼの器として十分ね」

 

「どんな攻撃が来たって、絶対に凌いで見せる!」

 

「いいえ、不可能よ。気づいてない?私のジェネレーションガードによって、Gゾーンのカードが3枚になった。これで、全てが整った」

 

「まさか・・・」

 

「そう・・・そのまさかよ。スタンド&ドロー。ヴァンガードと同じカードをコストに

 

ジェネレーションゾーン  コスト『移植の守護天使(グラフティング・セレスティアル)イフディエル』

 

我が未来の全てを賭けて!!反逆者に聖なる裁きを与えたまえ!!

 

イフディエルがコストを支払ったと同時に、Gゾーンのカードが1枚、禍々しくも神々しい光を放ち始めた。

 

「この状態でファイトに敗北した時、私のジェネレーションゾーンのカードは全部消えて、二度と戻ることはなくなる。文字通りの命懸け」

 

「そ、それが・・・」

 

我が未来を喰らい顕現せよ!!!ユナイテッド・サンクチュアリのゼロスドラゴン!!!アルティメットストライド!!!!!

 

イフディエル(マヒル)は空を高く舞い、雲の中に入りこんでいく。その瞬間、雲から光が放たれた。その光と共に雲から、全てを凌駕するほどの大きさの竜が剣を持って現れる。またここに、ギーゼが生み出した禁断の破壊生物兵器の1体が降臨してしまった。

 

極天のゼロスドラゴンウルティマ!!!!!

 

極天のゼロスドラゴンウルティマ  PW36000  ハーツ『移植の守護天使(グラフティング・セレスティアル)イフディエル』

 

「ゼロスドラゴンウルティマ・・・」

 

「なんだこれ・・・こんなGユニット見たことねぇぞ!」

 

「ウルティマのスキル。カウンターブラスト(2)。山札から好きなカードを4枚選んで、そのうち2枚をコールできる。バハーリア、ヨフィエルをスペリオルコール。残りの2枚は山札の上に。そして、ドライブチェックで出たトリガーの効果は全てのユニットに適応される」

 

「全てのユニット⁉それってまさか・・・」

 

「つまり、クリティカルトリガーが出ればクリティカルは全部のユニットに与えられ、スタンドトリガーが出れば、全てのリアガードがスタンドされる」

 

「なんだよ・・・そのデタラメなスキル・・・反則だろ⁉」

 

「ヨフィエルのスキル。パワープラス2000」

 

ヨフィエル ウルティマ ヨフィエル

バハーリア バハーリア  ナレル

 

「さぁ、身を委ねなさい。バハーリアのブースト、ヨフィエルでヴァンガードにアタック」

 

「ガード!『宇宙勇機(うちゅうヒーロー)グランビート(☆)』」

 

「ナレルのブースト、ヨフィエルでヴァンガードにアタック」

 

「ガード!『宇宙勇機(うちゅうヒーロー)グランビート(☆)』残りはゼロスドラゴンだけ・・・でも・・・あの山札の上2枚は・・・」

 

「あなたたち先導者のイメージは私たちに悪影響を及ぼす。止むことのない悲劇、止むことのない争い、そして、止むことのない涙・・・負の連鎖を生み出しているのは、あなたたちよ!その悲劇を、世界を滅すことで、全てを終わらせる!!バハーリアのブースト、極天のゼロスドラゴンウルティマでヴァンガードにアタック!!

 

「の、ノーガード・・・!」

 

「トリプルドライブ『気付の守護天使(エンカレッジ・セレスティアル)タミエル(醒)』スタンドトリガー。ウルティマのスキルでリアガード全てをスタンド、全てのユニットにパワープラス5000!セカンドチェック『懲罰の守護天使(ホットショット・セレスティアル)シェミハザ(☆)』クリティカルトリガー!ウルティマのスキルで効果は全てのユニットに!サードチェック『懲罰の守護天使(ホットショット・セレスティアル)シェミハザ(☆)』クリティカルトリガー!効果は全部のユニットに!!」

 

「そ・・・そんな・・・」

 

「世界の害を齎す先導者よ・・・世界と共に消えてなくなれ!!

 

ウルティマは剣を構え、グランギャロップに目掛けて一振り払った。その1撃は、大気を全て切り裂き、風も真っ二つに切り裂かれる。ウルティマの斬撃派にグランギャロップは持ちこたえようとする。

 

「う・・・うぐ・・・きゃあああああああああああああ!!!

 

だがウルティマの1撃に耐え切れず、グランギャロップの機体が限界を超え、大爆発を引き起こした。

 

PW18000➡PW11000+SH10000=21000

PW20000➡PW11000+SH10000=21000

PW43000(+30000)➡PW11000

 

ダメージチェック『鋼闘機(メタルボーグ)シンバスター』『駆け抜ける英機(ブレイベストラッシュ)グランギャロップ』

 

ユイのダメージ6枚  イフディエルのダメージ5枚  勝者イフディエル

 

「佐倉ユイさん、あなたはU20(アンダートゥエンティ)チャンピオンシップでディフライダー、ダムジッドに勝ち、シラヌイを敗北寸前まで追い込ませた。そこまでの力を持っているのならあなたの行くべきところは、もう決まったも同然よ」

 

イフディエルがGカードのウルティマを手に取った瞬間、エンジェルフェザーのクランマークが輝いた。

 

「な、何する気だ・・・」

 

世界よ、沈黙せよ・・・極天のゼロスドラゴンウルティマ!!!

 

イフディエルが空に向けてGカードのウルティマを投げつける。するとカードは光り輝き、空も今までないくらいの快晴になっていく。そして、空の上からカードであったはずのウルティマが現実のものとして降臨した。

 

「こんなことが・・・っ!」

 

「おいおいおい、何の冗談だよこれ・・・ピースメーカーじゃあるまいしよ・・・」

 

非現実的な光景にユイとスバルは呆気にとられる。ウルティマは剣の切っ先を地面に向けさせ、そして、剣を地面に突き刺す。そしてその瞬間・・・

 

ドオオオオオン!!

 

公園の地形が崩れていき、公園の遊具や自販機が次々と壊されていく。

 

「「わあああああああ!!」」

 

ユイとスバルはすさまじい力に何とか耐えようと、必死にしゃがみ、地面を掴んで力を入れていく。公園の原型を留められないくらい壊れた瞬間、ウルティマはカードに戻ってゆき、ウルティマのカードをイフディエルが受け止める。

 

使徒とのファイトに敗北せし者、魂の牢獄レリクスへ至れ!!

 

イフディエルが手をかざすと、ユイの足元に見たことのない紋章が現れ、紋章から不気味な大穴が開かれる。

 

「きゃあっ!」

 

「ユイ⁉」

 

「きゃあああああああああ!!」

 

「ユイいいいいいい!!!」

 

ユイは突然のことで対処できず、そのまま大穴に落ちていった。スバルはユイを助けようとするが、その前に穴がふさがっていき、紋章も消えていった。

 

「ちくしょう・・・ちくしょう!!!」

 

スバルはユイを助けられなかったことに悔しさで地面に拳を力強く叩きつけた。任務を完了したイフディエルは微笑みながらその場を去っていく。

 

「・・・あの子・・・私個人の目的に使えそうね・・・」

 

先ほどのファイトを思い返しているイフディエルは不敵な笑みを浮かべながら使徒たちの拠点へと戻っていくのであった。

 

to be continued…




イフディエル「ゼロスドラゴンの圧倒的な力で任務完了ね。ギーゼ復活の計画が着々と進んだわね」

アガレス「イフディエル、他の使徒のディフライド、器候補の捕獲任務ご苦労だった。ギーゼ様もお喜びになるだろう」

イフディエル「はいはい、お褒めの言葉ありがとうね。それより、猊下はどこ行ったのかしら?」

アガレス「ガスティール猊下であれば、我らの計画の貢献者にして協力者の挨拶に向かわれた」

イフディエル「全てはギーゼのため・・・ね」

アガレス「そうだ・・・全てはギーゼ様のために。世界よ、沈黙せよ」

2人「我らが神の滅びの前に」

TURN214「蒼嵐竜と蒼波元帥」

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