さて、今回はご存知の通りの回です。最後に少しだけオリジナルが。
それではどうぞ!
どこかの孤島にある使徒たちの拠点であるきれいな洋館には各使徒たちに用意された個室が存在する。そんなダムジッドの個室で、ダムジッドは忌々し気に指の爪を歯噛みしている。理由は単純。レリクスが崩壊した後、ダムジッドは候補者を再び捕まえようと進言したが、ガスティールがそれをよしとしなかったのだ。
『次の手はすでに用意されています。今はつかの間の休息を楽しみなさい』
「ガスティールの奴・・・ぬるいこと言いやがって!!」
ダムジッドは怒りを表し、1枚の写真を放り投げ、そして、片手に持っていたナイフを写真目掛けて投げ刺した。
「・・・そんなに死にてぇなら、殺してやるよ・・・」
ナイフに突き刺さった写真には、ユイが写っていたのであった。
TURN221「私たちがつかんだ未来」
普及協会本部の本部長室でアイチ、カズヤ、キョウヤ、マモルは伊吹にレリクスから脱出できたクロノたちの様子を尋ねてきた。
「それで、クロノ君たちは?」
「レリクスから救出後、自宅での安静を命じた。幸い問題のある者はいない」
「そうか・・・いったんは一安心ってわけだな」
レリクスから出たクロノたちは特に異常はなく、問題はないようだ。
「レリクスを破壊し、ようやく一矢報いることができたが・・・」
「今クリス君が入手したデータを解析しています」
「いずれはガスティールたちの拠点がわかるはずだぜ」
「次は・・・こちらが打って出る番だ」
伊吹たちは次の攻撃の打つ手に備え、対策を万全に期すようにするのであった。
☆
クロノが住むマンションの玄関にて、これから仕事に向かうミクル、そして自宅に戻ろうとするキョウコを見送るクロノとシオン。
「もう行かなきゃ!トコハちゃんたちにも会いたかったのに、残念!」
「2人とも、お仕事頑張ってください」
「クロノのこと、お願いね」
「シオン君、ユイのことも、よろしくお願いね」
「はい」
「ぶー・・・」
そしてなぜか自宅での安静を命じられたはずのユイが不貞腐れた様子で見送っている。
「全く自宅での安静を言われてるのに逃げ出すなんて・・・私たちがどれだけ心配したと思ってるの?ちゃんとわかってるの?」
「だって、退屈なんだもん・・・」
「もう、わがまま言わないの」
どうやらユイはいつもの退屈嫌いで自宅を出たようだが、すぐにキョウコに見つかってしまい、仕事が終わるまでクロノたちのところで預かってもらうようだ。
「もう、クロノもクロノよ。いつも私には何も言わないで・・・勝手に無茶ばかりして・・・」
ミクルの言い分にクロノは申し訳ないといった表情をしている。
「大体あの時だって・・・」
「お2人とも、時間は?」
「あ!いっけない!行ってきまーす!」
「ユイ!迎えに来るまで絶対に外に出ちゃダメよ!」
「はーい・・・」
まだまだ言い足りないこともあったが、ミクルとキョウコは急いで仕事の現場に向かっていくのであった。
「はあ・・・」
「ま、仕方ないね。怒られておきなよ」
「ぶー、シオンだって人のこと言えないのに・・・」
ミクルとキョウコが行った後、クロノは一息つき、シオンの一言でユイはさらに不貞腐れる。
☆
一方その頃トコハはクミと共にクロノたちの昼食の買い出しに出かけており、現在はその帰り道を歩いている。
「新導君、食べきれるかなぁ?」
「しっかり栄養を取って、完全復活させなきゃね!それにしてもユイってば、自宅安静中に逃げ出すなんてね・・・ユイらしいというかなんというか・・・」
「いつもの悪い癖がでたんだね~」
何のたわいもない話で賑わっていると、マンションの入り口に1人少年が立っており、それに気づいたトコハは警戒心を高める。
「渕高サオリ・・・」
「!安城トコハ・・・」
そう、ここに来ていたのは、渕高サオリこと、
「あんた、またクロノたちを狙って・・・!」
「はあ?知るかそんなこと。俺が用があるのは佐倉ユイだけだ。ここにいることはわかってんだよ」
「何を・・・」
「潰すのさ・・・俺の手でなぁ」
ダムジッドは
「まぁ、死にたいんだったら・・・お前も殺してやるよ」
そう言ってダムジッドは自分のデッキをトコハにつきつける。
「ユイに手出しはさせない!!」
トコハはダムジッドの申し込みを受け、近くにあったファイト台にデッキを設置し、お互いにファイトの準備を開始する。ファイトの準備の間クミはこの事態をクロノたちに伝えようとスマホの通話機能を起動し、クロノに電話をかける。互いの準備を終えて、ファイトが開始される。
「「スタンドアップ・(Z・)ヴァンガード!!」」
「栽植の乙女オズ!」
「ワイバーンキッドディッダ!」
栽植の乙女オズ PW5000
ワイバーンキッドディッダ PW5000
「私の先攻!ドロー!ライド!盛運の乙女ディアン!オズは移動!ターンエンド!」
盛運の乙女ディアン PW7000
R ディアン R
R オズ R トコハの手札5枚 山札43枚
「俺のターンだ!ドロー!ライド!ドラゴンナイトターヘル!ディッダは移動!」
ドラゴンナイトターヘル PW7000
R ターヘル R
R ディッダ R
「ディッダのブースト、ターヘルでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!」
「ドライブチェック『ガトリングクロー・ドラゴン(引)』ドロートリガー!パワーはヴァンガードに!1枚ドロー!」
「ダメージチェック『播種の乙女ティアニー』」
「ターンエンド」
PW12000➡PW7000 ダムジッドの手札7枚 山札41枚 トコハのダメージ1枚
「私のターン!ドロー!ライド!共に咲く乙女ケラ!コール!プルメリアの花乙女シャルル!」
共に咲く乙女ケラ PW9000
プルメリアの花乙女シャルル PW9000
シャルル ケラ R
R オズ R
「シャルルでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!ダメージチェック『ドラゴンモンクシンセン』」
「オズのブースト、ケラでヴァンガードにアタック!」
「ノーガードだ!」
「ドライブチェック『胸焦がすラナンキュラスアーシャ』」
「ダメージチェック『ワイバーンストライクジャーゴ』」
「ターンエンド」
PW9000➡PW7000
PW14000➡PW7000 トコハの手札5枚 山札40枚 ダムジッドのダメージ2枚
「俺のターン!スタンド&ドロー!ライド!ドラゴンナイトムブディ!コール!ドラゴンナイトシャクール、ガトリングクロー・ドラゴン!」
ドラゴンナイトムブディ PW9000
ガトリングクロー・ドラゴン(引) PW4000
「はっ!弱いくせに・・・目障りなんだよ!!
ガトリングクローのスキル!カウンターブラスト!自身をソウルへ!オズを退却!」
R ムブディ シャクール
R ディッダ R
「シャクールでヴァンガードにアタック!こんな世界・・・焼き尽くしちまえばいいんだ!!」
「ガード!『モンキーポッド・ドラゴン(引)』」
「ディッダのブースト、ムブディでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!」
「ドライブチェック『スプリットバーン・ドラゴン(☆)』クリティカルトリガー!効果は全部ヴァンガードに!」
「ダメージチェック『純潔の乙女カトリーナ』『アンスリムの銃士ニクラ(治)』ヒールトリガー!ダメージ1回復、パワーはヴァンガードに!」
「ターンエンド」
PW9000➡PW9000
PW14000(+5000)➡PW9000(+5000) ダムジッドの手札6枚 山札37枚 トコハのダメージ2枚
「ギーゼの復活を待つまでもねぇ!俺が全部壊してやるよ!」
(このファイト・・・絶対に勝つ!だけど・・・もしここでゼロスドラゴンが発動したら・・・)
今ファイトしている場所の近くでは、通行人が複数人いる。もしもゼロスドラゴンが発動し、敗北したら空港ほどではないにしろ、被害はかなり大きいのだ。
「トコハ!」
「!」
そんなトコハの前にクミから知らせを受けに来たクロノ、ユイ、シオンが駆け付ける。
「伊吹にも連絡した!」
「遠慮なんかいらないよ!」
「お前はファイトに集中しろ!」
「クロノ!ユイ!シオン!」
3人が来てくれたことにトコハは心強さを感じるが、ダムジッドの狙いや場所的に考えて、3人を離れさせようと声を上げる。
「クミちゃんを連れて、あんたたちは離れて!」
「トコハちゃん⁉」
トコハの言葉に3人とクミは否定する。
「ふざけんな!!」
「見届ける!いや、一緒に戦うよ!」
「大丈夫!トコハは1人じゃない!」
「私も大丈夫!勝つのはトコハちゃんだから!」
「みんな・・・」
4人の心強い言葉に、トコハは笑みを浮かべる。
「くはははははは!!そっちから来てくれるなんてなぁ・・・佐倉ユイ。お礼に、皆殺しにしてやるよ・・・!」
「・・・!スタンド&ドロー!全ての蕾よ、今こそ花開け!ライド!幻蒼のラナンキュラスアーシャ!!」
幻蒼のラナンキュラスアーシャ PW11000
「わあ!新しいアーシャ!」
「コール!プルメリアの花乙女シャルル!」
シャルル アーシャ シャルル
R R R
「右のシャルルでシャクールにアタック!」
「ノーガード!」
「幻蒼のアーシャでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!」
「ツインドライブ!ファーストチェック『花園の乙女マイリス(☆)』クリティカルトリガー!パワーは左のシャルルへ、クリティカルは幻蒼のアーシャへ!セカンドチェック『花園の乙女マイリス(☆)』クリティカルトリガー!パワーは左のシャルル、クリティカルは幻蒼のアーシャに!」
アーシャ(トコハ)はクワを構えてムブディ(サオリ)に接近し、鎌の斬撃のように振るい、ダメージを与えていく。
「くっ・・・!ダメージチェック『ドラゴンナイトムブディ』『ドラゴンナイトシャクール』『ラディエント・ドラゴン』」
「ダブルクリティカルでダメージ5!いいぞトコハ!」
「一気に決めちまえ!!」
「左のシャルルでヴァンガードにアタック!」
「調子に乗ってんじゃねぇぞ!!鉄壁の盾よ!勝利という名の炎を我が手に!完全ガード!
コスト『ドラゴニック・ブレードマスター"紅焔"』
「くっ・・・ターンエンド!」
PW9000➡PW9000
PW11000➡PW9000
PW19000➡PW9000(完全ガード) トコハの手札5枚 山札35枚 ダムジッドのダメージ5枚
「弱い奴はすぐ群れる!お前らも、シラヌイも、ガスティールも!みんなそうだ!!ライド!ドラゴニック・ブレードマスター"紅焔"!!」
ドラゴニック・ブレードマスター"紅焔" PW11000
「ストライドジェネレーション!!!!
ジェネレーションゾーン コスト『ワイバーンストライクジャーゴ』グレード3
「反吐が出るぜ!!
ズィーゲンブルクのスキル!ソウルブラスト『ドラゴンナイトムブディ』Gゾーンのズィーゲンブルクを表に!もう1体のシャルルを退却!」
ムブディ ズィーゲンブルク R
R ディッダ R
「ズィーゲンブルクの
ディッダの
「完全ガード!『播種の乙女ティアニー』(コスト『開墾の戦乙女パドミニ』)」
ズィーゲンブルクは火炎兵装をアーシャに狙いを定めて最大火力の黒炎を放った。そして、アーシャを守ろうと現れたティアニーが大自然の障壁で黒炎を防ぎ、霧散させていく。
「ドロップゾーンに置いた播種の乙女ティアニーの
「トリプルドライブ『スプリットバーン・ドラゴン(☆)』クリティカルトリガー!効果は全てムブディへ!セカンドチェック『ドラゴンモンクキキラ(治)』ヒールトリガー!ダメージ1回復、パワーはムブディへ!サードチェック『
ムブディの
「ノーガード!ダメージチェック『純潔の乙女カトリーナ』セカンドチェック『プルメリアの花乙女シャルル』」
「俺は・・・そうして生きてきた・・・。ターンエンド。
"紅焔"の
PW29000➡PW11000(完全ガード)
PW32000➡PW11000 ダムジッドの手札8枚 山札28枚 トコハのダメージ4枚
「ゼロスドラゴンのコストを確保された!」
「相手は確実にジェネレーションガードを使ってくるよね・・・」
「ああ。次のターンが勝負だ・・・」
「絶対に、このターンで決めてみせる!!ストライドジェネレーション!!!四季の花乙姫ヴェルヘミーナ!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『胸焦がすラナンキュラスアーシャ』グレード3
四季の花乙姫ヴェルヘミーナ PW26000 ハーツ『幻蒼のラナンキュラスアーシャ』
「新しいGユニット!」
「幻蒼のアーシャの
ケラのスキルで、ラナンキュラスのヴァンガードがいるため、パワープラス1000!
「
「これでディナイアルグリフォンは使えない!」
「いいぞ、トコハちゃん!」
「花園の乙女マイリス、栽植の乙女オズをコール!」
花園の乙女マイリス(☆) PW4000
「ギーゼの使徒に対抗するには・・・ゼロスドラゴンにストライドする前に、決着をつけるしかない」
ケラ ヴェルヘミーナ オズ
マイリス R ケラ
「マイリスのブースト、ケラでムブディにアタック!」
「ガード!『スプリットバーン・ドラゴン(☆)』」
「ヴェルへミーナのでヴァンガードにアタック!
マイリスのスキル発動!ヴァンガードがラナンキュラスなら自身をソウルへ!1枚ドロー!ヴェルへミーナにパワープラス5000!
ヴェルへミーナのスキル!カウンターブラスト!Gゾーンのヴェルへミーナを表に!山札から
アーシャがいるのでケラはパワープラス1000!
さらに、ケラの
「ジェネレーションガード!!神龍騎士アブドサラーム!!」
ジェネレーションゾーン コスト『ドラゴンモンクキララ(治)』
神龍騎士アブドサラーム SH15000
「スキル発動!カウンターブラスト!相手の空いているリアガードサークル1つにつき、シールドプラス10000!合計でシールドプラス20000!」
ヴェルへミーナ(トコハ)はフォレストドラゴンにまたがり、ブレードマスター"紅焔"に向かって、剣の切っ先で自然エネルギーをレーザーとして発射する。だがそれは、アブドサラームの盾によって防がれてしまう。
「シラヌイも、ベルノも、シルフィも、ミゲルって奴も消えた!生き残ったのは俺だけだ!俺だけが今・・・ここにいる!!」
「トリプルドライブ!ファーストチェック『開墾の戦乙女パドミニ』セカンドチェック『ツッケン・ドーン(☆)』クリティカルトリガー!効果は全て前列のケラへ!サードチェック『ツッケン・ドーン(☆)』クリティカルトリガー!効果は全てオズへ!前列のケラでヴァンガードにアタック!これで決める!!」
「俺は生き延びる!!ガード!
ダムジッドの
「ケラのブースト、オズでヴァンガードにアタック!いっけぇ!!」
「全てが消え去っても!俺はいる!!完全ガード!『
「くっ・・・ターンエンド」
PW14000➡PW9000+SH10000=19000
PW26000➡PW11000+SH35000=46000
PW25000➡PW11000+SH15000=26000
PW30000➡PW11000(完全ガード) トコハの手札6枚 山札26枚 ダムジッドのダメージ4枚(裏2枚)
「決めきれなかった・・・!」
「くっ・・・くくく・・・あっははははははは!!俺こそがぁ、滅びの神だぁ!!!ヴァンガードと同じカードをコストに!!俺の未来の可能性をかけて、お前ら全員・・・滅ぼしてやるぜ!!」
ジェネレーションゾーン コスト『ドラゴニック・ブレードマスター"紅焔"』
「ファイトに敗北すれば、ジェネレーションゾーンのカードは二度と戻らない!!」
「くっ・・・!」
「我が未来を喰らい顕現せよ!!!ドラゴン・エンパイアのゼロスドラゴン!!!アルティメットストライド!!!!!」
クレイの戦場である荒野に荒々しい獄炎が一面を覆いつくし、ブレードマスター"紅焔"を飲み込む。そして、獄炎の中より、禁断の破壊兵器、ゼロスドラゴンドラクマが現れる。
「獄炎のゼロスドラゴンドラクマ!!!!!」
獄炎のゼロスドラゴンドラクマ PW36000 ハーツ『ドラゴニック・ブレードマスター"紅焔"』
「あ、あれが・・・」
「「ゼロスドラゴン・・・」」
「ドラクマ・・・止められなかった!」
「ゼロスドラゴンドラクマのスキル!カウンターブラスト(2)!相手のユニットを全て退却して退却してバインド!ヴァンガードもだ!!」
ドラクマの獄炎の炎でケラ2体とオズ、そしてアーシャまでもが焼き尽くされる。
「そして、手札から3枚選び、2枚捨てろ。残り1枚をヴァンガードサークルに置け」
「・・・手札を2枚捨てて、幻蒼のアーシャをヴァンガードに」
「ふん・・・グレード3にライドできてよかったなぁ。コール!シャクール、ターヘル!」
ムブディ ドラクマ シャクール
ターヘル R R
「神の裁きだぁ!!弱い奴はとっとと死になぁ!!」
ダムジッドの言い分にトコハは危機的状況にもかかわらず口元に笑みを浮かべる。
「!!何がおかしい!」
「自分だけが絶対だって、あなたは言った。だから生き延びたって」
「それがどうした?」
「私はあなたとは正反対!!」
「ああ?」
トコハの言葉にダムジッドはわけわからないという表情になる。
「そう・・・私は、弱い。弱いからすぐに落ち込んで・・・悩んで・・・迷って・・・どうしたらいいか、わからなくなって・・・」
「ごちゃごちゃうるせぇんだよ!!シャクールでヴァンガードにアタック!
シャクールの
ターヘルの
シャクールの
「ノーガード!ダメージチェック『開墾の戦乙女パドミニ』」
「ダメージ5・・・」
「踏ん張れ、トコハ!!」
「でも・・・それでも・・・」
「獄炎のゼロスドラゴンドラクマでヴァンガードにアタック!!」
「私は・・・たくさんの人たちのおかげで、みんなに・・・助けられ・・・励まされ・・・見守られて・・・こうして・・・ここにいる!!未来より来りて、我を守れ!!」
ドラクマは容赦なくアーシャ(トコハ)に向かって、大きな口を開き、獄炎を吐く。アーシャ(トコハ)に獄炎が包まれそうになったその時、未来から現れた勇敢なる銃士がアーシャ(トコハ)を守る。その銃士は、アーシャにとっても、トコハにとっても、かけがえのない、大切な人物・・・
「ジェネレーションガード!!絆の守護銃士アンテロ!!」
ジェネレーションゾーン コスト『アンスリムの銃士ニクラ(治)』
絆の守護銃士アンテロ SH15000
「その程度の力で、ドラクマの炎が止められるか!!」
「アンテロのスキル発動!ソウルブラスト『共に咲く乙女ケラ』シールドプラス5000!さらにリアガードが1枚以下なので、シールドプラス15000!」
アンテロは絆の力をもとに、大自然の障壁を展開して、ドラクマの炎を徐々に遮断させていく。
「ざけんなぁ!!!トリプルドライブ!ファーストチェック『ドラゴンモンクシンセン』セカンドチェック『ドラゴンナイトムブディ』くっ・・・!」
「よし!」
「これでトリガーが出ても、攻撃は届かない!!」
「ゼロスドラゴンの攻撃を止めた!!」
「さすがはトコハ!」
「サードチェック『マズルフラッシュ・ドラゴン(☆)』くっ・・・クリティカルトリガー・・・!効果は全て、ムブディへ・・・!」
ドラクマの炎が全て消え去り、アンテロはアーシャ(トコハ)に顔を向け、笑みを浮かべる。アンテロの脳裏に浮かび上がるのは、短い期間でトコハと過ごした日々。安心したアンテロはあったかもしれない自分の未来へと、花のように散りながら戻っていく。
「神の・・・力が・・・なぜだああああああ!!?ターヘルのブースト、ムブディでヴァンガードにアタック!!死にやがれええええええ!!!!」
「私は弱い・・・でも・・・だから!みんなの思いが!私の力に、なるの!ガード!『ツッケン・ドーン(☆)』『花園の乙女マイリス(☆)』」
「くっ・・・!!ターン・・・エンド・・・!Gゾーンのカードを・・・除外する!!」
PW11000➡PW11000
PW36000➡PW11000+SH35000=46000
PW23000➡PW11000+SH20000=31000 ダムジッドの手札4枚 山札24枚 トコハのダメージ5枚(裏2枚)
「!Gゾーンがなくなった!」
「これであいつはもうストライドできねぇ!」
ゼロスドラゴンの出現の条件は自分の未来の可能性を賭けること。相手を仕留められなかったことによって、ゼロスドラゴンは使用者の未来の可能性を奪い取るのだ。
「トコハ!」
「!兄さん!」
クロノたちの連絡を受けて、駆け付けてくれたマモルにトコハはさらに心強さを感じる。
「スタンド&ドロー!私は弱い。でも・・・そんな私だから・・・弱い私が、掴んだ未来だから・・・それは、とっても強いの!!決して、あなたに、壊せはしない!!」
「くっ・・・!!」
「今こそ咲きほこれ!!未来へ!!ストライドジェネレーション!!!!四季の花乙姫ヴェルヘミーナ!!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『幻蒼のラナンキュラスアーシャ』グレード3
「
ディアン ヴェルへミーナ R
R R R
「ヴェルへミーナでヴァンガードにアタック!
ヴェルへミーナのスキル!カウンターブラスト!Gゾーンのヴェルへミーナを表に!ディアンを前列と後列にスペリオルコール!
ディアンの
ヴェルへミーナの
ヴェルへミーナ(トコハ)は剣を大空に掲げると、剣は輝きだし、殺風景な荒野に、大地全体に花が咲き乱れ、美しい光景に変わっていく。
「厳しい季節を乗り越え、暖かな兆しを受け、一斉に芽吹き、花を咲かせる。これこそが、不滅の生命力を持つ、ネオネクタールの絆の力よ!そして、私とアーシャの絆の力!」
「くっ・・・!ノー・・・ガードだ・・・!」
「トリプルドライブ!ファーストチェック『ツッケン・ドーン(☆)』クリティカルトリガー!効果は全て左のディアンに!セカンドチェック『プルメリアの花乙女シャルル』サードチェック『胸焦がすラナンキュラスアーシャ』」
ヴェルへミーナ(トコハ)はブレードマスター"紅焔"に剣の切っ先を向ける。
「仲間を、信頼を・・・そして、絆をあなたは否定した。でも、感じない?あなたの先導者の彼との絆を・・・ヴァンガードが齎した絆を」
ダムジッドの脳裏に浮かび上がったのは、自分の歪んだ道をおどおどながらも止めようとし、自分を憧れてくれているサオリの姿だった。そこにダムジッドは絆を感じなかったわけではなかった。だが・・・それを、自分とサオリの絆を決して認めようとしないダムジッドは吐き捨てるように言った。
「・・・あいつは虫けら以下だ!!!」
「・・・かわいそうに・・・。クレイに帰りなさい」
憐れむようにヴェルへミーナ(トコハ)は剣の切っ先から、大自然のエネルギーを放った。ブレードマスター"紅焔"はエネルギーに包まれていき、消滅していった。
PW26000(+5000)➡PW11000
ダメージチェック『ドラゴニック・ブレードマスター"紅焔"』『
トコハのダメージ5枚 ダムジッドのダメージ6枚 勝者トコハ
「よっしゃああ!!」
「「よし!!」」
「トコハちゃん!すごいよトコハちゃん!」
「ああ!」
「さすが私のライバルだよ!」
トコハがダムジッドに勝ち、4人はトコハに駆け寄って喜び合う。その様子にマモルは微笑ましい笑みを浮かべる。すると・・・
ボワァ!!!
突如、ドラクマのカードから炎が湧き出て、周りにあったダムジッドのGユニットのカードを燃やしていく。
「!!Gユニットのカードが・・・!」
「全部・・・燃えていく・・・!」
「未来の可能性が全て失われる・・・これが、ファイトに敗れた代償ということか!」
ファイトに敗北すればGゾーンのカードは二度と戻らない・・・使徒たちが口にしていたことは、このことをさしていたようだ。
「ぐわあああああああ!!!」
ファイトに敗れたによって、ダムジッドのクランマークはこれまでの比べ物にならないほどの痛みが発生する。
「認めねぇ!!!認めねぇぞ!!!認めてたまるかぁ・・・ざけんなあぁああああああ!!!!」
ダムジッドは恨めしそうな大声を上げると、サオリの中に入っていた自分の魂がサオリから出ていく。
『みんな・・・滅んじまえ!!!』
ダムジッドは呪いのような言葉を吐き捨て、惑星クレイに送り返された。ディフライドから解除されたサオリは力なく倒れていく。
「おい!大丈夫か!しっかりしろ!おい!」
クロノたちはサオリを心配し、駆け付けるが、目は覚まさない。すると・・・
「あら・・・やられちゃったの?」
『!!』
物陰から女性の声が聞こえてきた。一同が物陰の方向に首を向けるとそこには、ギーゼの使徒であり、空野マヒルにディフライドしている
「ま、いいわ。どうでもよかったし」
「イフディエル・・・!」
イフディエルの登場に一同は警戒し、特にユイは顔をこわばらせる。
「これは君の差し金かい?」
「ふふふ・・・確かに彼女の居場所を教えたのは私だけど、今回の件は彼の独断よ」
マモルの問いを答えながら、イフディエルはドラクマのカードを回収する。一同はサオリをかばうように警戒を強める。
「そんな怖い顔しないで?今日はあなたたちといい話をしたいだけなんだから」
「いい話?」
イフディエルの言葉に怪訝な顔になる一同。
「ねぇ・・・私と取引しない?」
イフディエルはゼロスドラゴンのカードを見せびらかしながら取引を持ちかけてきた。
☆
使徒たちの拠点の洋館の一室、ヴァレオスとアガレスはガスティールに報告事項を伝える。
「ダムジッドが独断で佐倉ユイを襲撃・・・だが、ファイトに敗北し、クレイに戻された」
「・・・そうですか」
ダムジッドの件にガスティールはそう答える。
「彼もここまでよくやってくれましたよ・・・ギーゼ様復活のための駒として」
そう、ガスティールはダムジッドのことを単なる駒として見ていたのだ。そしてそれは他の使徒たち、ヴァレオスやアガレス、そして自分も含まれているのだ。
「傭兵風情などどうでもいい。それよりもイフディエルだ。奴め、伊吹コウジと取引を持ちかける気だぞ」
「いいのか?」
「・・・放っておきなさい」
イフディエルの件に対してもガスティールは新聞を読みながらそう答える。
「彼女が何をやろうと、我々の計画に支障はありません。それに・・・彼女も十分に役立ってくれてますからね」
ガスティールは愉快そうに笑みを浮かべ、そう口にするのであった。
to be continued…
クミ「やったね!」
クロノ「使徒の1人を撃退したぜ!」
ユイ「これであいつらに一泡吹かせられたね!」
シオン「見事なファイトだったよ、トコハ」
トコハ「みんなのおかげだよ。危険なのに側で応援してくれて・・・本当に無茶しちゃって!」
ミクル「無茶?また無茶なことをしたの?クロノ!」
クロノ「なっ!み、ミクルさん⁉」
キョウコ「シオン君・・・あなたが付いていながら・・・信じてたのに・・・!」
ユイ「ま、ママ・・・!」
シオン「い、いや、それはですね・・・」
ミクル・キョウコ「5人とも、そこに正座!!」
5人「ご、ごめんなさーーい!!」
TURN222「1対1の決闘!強者を求めて」