それから、ハーモニクス・メサイアがグレード3なのが意外でした。てっきりグレード4だと思っていましたから。
さて、今回はオリジナル回です。グダグダだと思いますが、読んでくれると幸いです。
それではどうぞ!
ヴァンガード普及協会の本部長室、そこには現在、伊吹によって呼び出されたマモル、キョウヤ、江西、アイチとカズヤが集まっている。
「今日集まってもらったのは他でもない。ギーゼの使徒の1人であるイフディエルが我々に取引を持ちかけてきたのは知っての通りだ」
「それで、答えの方は、決まったのか?」
「ああ」
伊吹は自分と仲間たちと考えたどり着いた答えの結論を述べる。
「奴の取引・・・乗ってやろうと思う」
「けど、ただ乗るってわけじゃないんだよな?」
「もちろんだ。必ず奴の裏をとる」
そう言って伊吹は机の引き出しにあるデータチップを取り出す。
「クリストファー・ロウの協力の下で作ったものだ。この中には確かに普及協会のデータが入ってある。だが、それと同じく、ウィルスも忍び込ませてある。奴が何かを発明しようとしていると自分で言っていたからな」
「彼女と同盟を結んだと思い込ませて、彼女の目的と発明しようとしているものを暴くんです」
「そして、それを使って、イフディエルの発明を破壊する・・・そういうことだな」
「いくらイフディエルのディフライドしてる奴が発明家だとしても、クリスほどの科学力なら、そう簡単にはウィルス除去はできねぇはずだ」
「奴が何を発明しようとしているのかは知らんが、奴の思い通りにはさせん」
伊吹の目には、イフディエルの企みを暴こうという強い意志が感じられる。
「万が一ということもある。1人で行動するのは危険だ。何人かは伊吹の護衛をしてもらいたい」
「!おい一条・・・」
キョウヤの護衛発言に伊吹はいらないといおうとしたが、その前にキョウヤがそうはさせないと口を開く。
「今後の作戦にたいしても、今の俺たちには、お前の知恵と力が絶対に必要だ。こんなことで失わせるわけにはいかんのだ」
「ぬ・・・ぬぐぅ・・・」
キョウヤの納得のいく説明に伊吹は黙るほかなかった。
「僕が行くよ。文句はないだろう?伊吹君」
「私も同行します」
「ここを手薄にするわけにもいかんだろう。俺は残り、先導アイチと橘カズヤのサポートに徹しよう」
「これで、決まりましたね」
「じゃあ、作戦開始だ!」
伊吹の護衛はマモルと江西と決まり、イフディエルの裏をとるための作戦を開始させるのであった。
TURN226「秩序ある理想世界」
使徒の拠点である洋館がオリビエ・ガイヤールとフィリップ・ネーヴによって取り押さえられたことによって、別の拠点に移動中のガスティールたち。移動中の中、ヴァレオスとアガレスがグレドーラの件についての報告をする。
「グレドーラが惑星クレイに帰ったそうだ」
「ええ」
「・・・いいのか?それで」
「またか、ヴァレオス」
ヴァレオスの言葉にアガレスはうっとうしそうな表情をし、ガスティールは特に気にした様子はない。
「ゼロスドラゴンは力持つもの同士のファイトで覚醒する・・・彼女はギーゼ様のためにその使命を全うしただけ・・・。ダムジッドにしても同じです。役目を終えた駒は盤上から去るだけ・・・」
「くくく・・・グレドーラのおかげで全てのゼロスドラゴンは覚醒した・・・。後は、"あれ"の完成を待ち、ギーゼ様の器候補に洗礼を受けるだけだ・・・そうであろう、猊下?」
「ええ」
ガスティールもアガレスもギーゼ復活の一歩に近づき、笑みを浮かべている。
「だが、問題が発生した。イフディエルが動き出した」
「それに対しては我も問題視している。奴め、調子に乗りすぎだ」
ヴァレオスの不安要素を述べ、アガレスは苦々しい表情をしている。それとは対照的にガスティールは愉快そうに笑みを浮かべている。
「まぁいいではありませんか。ギーゼ様復活のための、よい余興になります」
「・・・放っておいていいのか?」
「構いません」
ガスティールはこれまで通りにイフディエルを放置し、成り行きを楽しむと決めたようだ。
「彼女が織りなす物語を・・・見せていただこうじゃありませんか」
ガスティールはそう呟きながら、不気味に笑うのであった。
☆
イフディエルの裏をとるための作戦を開始させる日、伊吹たちはイフディエルから指定された取引現場である古びたビルの入り口にいる。
「ここが指定された現場・・・」
「行こう」
伊吹たちは悩むことなくビルの中へと入っていく。ビルの外装、そして建物の構図で、マモルと江西はこの場所に見覚えがあった。
「ここはドラエン支部の建設予定地だった場所であり、カンパニーが所有していたストライドフォース収束装置があった場所・・・だよね?」
「ああ。ところどころ改造を施されているが・・・構図がよく似ている。間違いないだろう」
「・・・ますますきな臭いな・・・」
そう、ここはかつてドラゴン・エンパイア支部の建設予定地のビルであり、かつて明神リューズ率いるカンパニーが使っていたストライドフォース収束機があった場所だ。イフディエルによって内装が改造されているが、構図自体は変わっていないようだ。廊下を歩いていくと、モニターが視線に入り、そのモニターには右矢印が映っている。
「これの通りに進め・・・ということか・・・」
伊吹たちはモニターの矢印に従って進むんでいく。すると、また別のモニターがあり、矢印が記されている。指定の矢印に沿って進んでいくと、とある部屋のドアまでたどり着く。ドアは伊吹たちの到着を見計らったかのように開いていく。伊吹たちは驚きもせず、部屋に入っていく。伊吹たちが部屋に入り切ると、部屋が明るくなり、部屋の全体の構図が見えるようになる。
「これは・・・」
「ストライドフォース収束装置・・・自爆プログラムが作動していたと聞いていたが・・・直っている・・・」
そう、この部屋はストライドフォースを集めていた部屋であり、明神リューズ関係のごたごたで自爆してしまった装置も直っている状態でここにある。
「おい!出てきたらどうだ!こんなものを見せるために呼んだのか!」
伊吹はそう叫ぶと、伊吹たちをここに呼び出した張本人、イフディエルが装置に乗って現れる。
「ふふふ、ようこそ、私の第1研究所へ。驚いたでしょう?あちこち壊れていたものを私の手で直し、ついでに改装も施した私の科学力は」
「自慢話はそこまでだ。さっさと始めるぞ」
「そうね、ここからはビジネスタイムといきましょうか?」
イフディエルが現れたことによってさっそく本題へと移り込む伊吹。
「本当に俺たちに使徒の拠点を教えてくれるんだろうな?そして・・・ゼロスドラゴンも」
「あなたが素直に普及協会のデータ、および機材を渡してくれるなら、ね」
「そうか・・・」
「まずは、持ってきた普及協会のデータをそこにおいてもらおうかしら?」
イフディエルの指示に従い、伊吹が移動するのと同時に、マモルと江西も動こうとする。
「おっと、あなたたちはそこにいてもらうわよ?指示に、従ってくれるわよね?」
「「くっ・・・」」
「いい。じっとしていてくれ」
マモルと江西に止まるように指示を出し、伊吹は部屋の真ん中にある装置まで移動する。真ん中の装置までたどり着き、伊吹は例のウィルスチップを置こうとする。すると・・・
ガシャンっ!
「なっ・・・!」
「伊吹君!」
「本部長!」
カプセルらしきものが降ってきて、そのまま伊吹を装置ごと閉じ込めてしまう。
「そんなウィルスの入ったデータを素直に受け取ると思ったのかしら?」
(見破られている⁉)
「バカな・・・なぜウィルスが入ってるとわかった⁉」
イフディエルがすでに見破られたと思い、驚愕するマモルと伊吹と江西。だが、実際には違ったようだ。
「ブラフよ。たった今あなたが教えてくれたわ、江西サトル君」
「なっ!!」
そう、今のは伊吹たちを油断させるためにブラフであり、伊吹たちの警戒心を逆に利用されたのだ。
「なんとなーく予想はしてたけど・・・だまそうとするなんて、ずいぶんなめたマネをしてくれるじゃない。素直にデータを渡してくれたら、取引成立して、こんなことにならなかったのにね」
あきれ果てた表情のイフディエルは白衣の懐から自分のデッキを取り出し、マモルと江西に突きつける。
「本当は普及協会のデータがほしかったんだけど・・・予定変更よ。あなたたちのファイトデータをとるしかないわね。求めてるデータとは、程遠いけど」
「奴の思惑に乗るな!早くここから・・・」
「逃がすと思ってるの?」
イフディエルが指を鳴らすと、モニターが現れる。そのモニターからは、この部屋の入り口で待機している複数の警備ロボットがスタンガンの腕を構えた状態で待機している。
「どんなに準備をしたって、あなたたちは私の掌の上で踊っていたのよ。初めからね」
「くっ・・・!」
何もかもが用意周到で抜かりないイフディエルに苦虫を加えるような表情をする伊吹。
「伊吹君、悪いけど君を置いて逃げる気はさらさらないよ」
「一条さんが言っていたように、あなたは私たちの要だ。失わせるわけにはいかない」
「お前たち・・・」
「彼に危害を加えないと約束できるかい?」
「私はあなたたちのような野蛮な種族の人間とは違う。危害は加える気はないし、する必要性もないわ」
イフディエルの挑戦に乗り気なマモルと江西は伊吹に危害を加えないと判断し、お互いに首を縦にうなずく。
「それを聞いて安心した。俺が相手になってやる!」
「ダークゾーン支部長ね・・・少しはデータの足しになってくれるのかしらね」
イフディエルはファイト台を出現させてデッキをシャッフルし、準備を行う。それと同時に、ストライドフォース収束装置が起動した。江西はストライドフォース収束装置が起動したことに気にはなったが、今はファイトの準備を行う。
「こちらも予定変更だ。俺が勝てばお前の目的と発明しているものを教えてもらう」
「いいわよ。あなたが勝てれば、の話だけどね」
互いに準備を整え終えて、ファイトがスタートされる。
「「スタンドアップ・(Z・)ヴァンガード!!」」
「ディレンジ・シンギュラー!」
「
ディレンジ・シンギュラー PW5000
「俺の先攻だ。ドロー。ライド、リスティヒ・ヴァンピーア!ディレンジは移動!ターンエンド!」
リスティヒ・ヴァンピーア PW7000
R リスティヒ R
R ディレンジ R 江西の手札5枚 山札43枚
「私のターンよ。ドロー。ライド。
R バハーリア R
R R ルヒエル
「バハーリアでヴァンガードにアタック」
「ノーガード!」
「ドライブチェック『
「ダメージチェック『妬心のサキュバス』」
「ターンエンドよ」
PW7000➡PW7000 イフディエルの手札6枚 山札42枚 江西のダメージ1枚
「俺のターン!ドロー!ライド!ブレンネン・ヴァンピーア!デモンテッド・エクセキューショナーをコール」
ブレンネン・ヴァンピーア PW9000
デモンテッド・エクセキューショナー PW9000
「デモンテッドのスキル発動!山札の上から7枚見て、
デモンテッド ブレンネン R
R ディレンジ R
「デモンテッドでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード。ダメージチェック『
「ディレンジのブースト、ブレンネンでヴァンガードにアタック!」
「それもノーガードよ」
「ドライブチェック『純愛のサキュバス』」
「ダメージチェック『
「ターンエンド」
PW9000➡PW7000
PW14000➡PW7000 江西の手札5枚 山札39枚 イフディエルのダメージ2枚
「私のターンよ。スタンド&ドロー。ライド。
ドクトロイド・リフロス(醒) PW4000
「ナレルのスキル。手札の
R へエル ルヒエル
R リフロス ナレル
「リフロスのブースト、ヘエルでヴァンガードにアタック」
「ガード!『悪夢の国のダークナイト(☆)』」
「ドライブチェック『
「ノーガード。ダメージチェック『絶縁の堕天使アクラシエル』」
「ターンエンドよ」
PW13000➡PW9000+SH10000=19000
PW12000➡PW9000 イフディエルの手札5枚 山札38枚 江西のダメージ2枚
「ふふふ、佐倉ユイさんはいいデータは取れたけど・・・あなたはどんなデータが取れるのかしらね?考えるだけでゾクゾクするわ」
イフディエルは余裕そうな表情を崩さずに、江西を見据えている。
☆
江西が不在のダークゾーン支部のファイトエリアでは様々なファイターたちが楽しくファイトを行っていたり、ダークゾーンのゆかりのあるユニットでコスプレを楽しんでいるものが多くいる。そんな中で佐倉スバルは眠たそうにあくびをする。
「ふあぁ~・・・たく・・・江西の奴、めんどくせぇもん押し付けやがって・・・」
スバルの脳裏に浮かび上がったのは、江西からの頼み事だった。
『ああ?ダークゾーン支部のファイターたちを頼むってか?ふざけんなよ、そんな面倒なもん誰が引き受けるか』
『あなたじゃないとダメなんだ。十分に強く、子供たちの面倒を見てくれるあなたでないと』
『何を根拠に言ってやがる?あたしは面倒なガキは嫌いなんだよ』
『お願いします・・・この通り!』
江西の必死のお願いと真剣にな頼みによって、スバルは仕方なく引き受けることになったのだ。
「たく、カンパニーのよしみじゃなきゃ絶対に断ってたぜ・・・」
うんざり気味なスバルにダークゾーン支部常連の子供ファイターが声をかける。
「おーい!おばあ・・・」
「あ?」ギロッ
「じゃ、じゃなくて!お姉さん!一緒にファイトしようよ!ほらほら!」
「・・・たく、しょうがねぇなぁ・・・」
おばあさん発言にスバルは睨みはしたが、なんだかんだ言ってきちんと子供の面倒は見るスバルだった。
(大丈夫なんだろうな・・・江西・・・)
伊吹の護衛に待っている江西をなんだかんだ言いながら心配そうにするスバルだった。
☆
一方、元ドラエン支部建設予定地もとい、イフディエルの第1研究所での江西とイフディエルのファイトでは・・・
「ライド!夜明けへと進む者シャルハロート!!」
夜明けへと進む者シャルハロート PW11000
「江西君の新しいシャルハロートか!」
「おお・・・」
「へぇ・・・」
「コール!純愛のサキュバス!独眼のサキュバス!」
純愛のサキュバス PW7000
独眼のサキュバス(☆) PW4000
デモンテッド シャルハロート 独眼
R ディレンジ 純愛
「純愛のサキュバスのブースト、独眼のサキュバスでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード。ダメージチェック『フィーバーセラピー・ナース(引)』ドロートリガー。パワーはヴァンガードに、1枚ドロー」
「ディレンジのブースト、夜明けへと進む者シャルハロートでヴァンガードにアタック!
独眼のサキュバスのスキル!ヴァンガードがシャルハロートならば、ソウルへ移動!パワープラス5000!1枚ドロー!」
「ノーガード」
「ツインドライブ『ヴェアティーゲル・プリュンダーラー』セカンドチェック『悪夢の国のダークナイト(☆)』クリティカルトリガー!パワーはデモンテッドに、クリティカルはヴァンガードに!」
シャルハロート(江西)はヘエル(マヒル)に近づき。爪による容赦なき斬撃を放ち、ダメージを与える。ヘエル(マヒル)はダメージを受けながらも、余裕そうな顔をする。
「考えてみれば、天使と悪魔って、結構絵になるわよね?」
「・・・・・・」
「ダメージチェック『
「これでイフディエルのダメージは5に・・・」
「だが、ダブルトリガーによって、これ以上ヴァンガードに攻撃はできない」
「デモンテッドでルヒエルにアタック!」
「ガード『
「ターンエンド」
PW11000➡PW9000(+5000)
PW21000➡PW14000(+5000)
PW14000➡PW5000+SH10000=15000 江西の手札4枚 山札34枚 イフディエルのダメージ5枚
「これでダメージは3点も差を開けた・・・」
「だけど、相手はエンジェルフェザー。しかもユイちゃんの報告によると、ダメージ5の状態ながらも軽々と凌いで見せたと聞く。油断はできないよ」
「さてと、ここからが、私の本領発揮ね。スタンド&ドロー。ライド。浄化の光よ、仇なす罪人に天罰を与えよ!
「ルヒエルのスキル。
ジェネレーションゾーン 『
「
「ダメージゾーンのフィーバーセラピー・ナースのスキル。このカードを裏にして、左のメルエヤルにパワープラス3000。
ダメージゾーンのアスベエルのスキル。このカードを山札の上に置いてシャッフル。
公開したカード『
「フィーバーセラピーをダメージゾーンに。残りはドロップゾーンに。
メルエヤルのスキル。
ドクトロイドの
メルエヤルのスキル。自身とヴァンガードにパワープラス4000。さっき引いたドクトロイドをコール。
フィーバーセラピーのスキル。このカードを裏にして、左のメルエヤルにパワープラス3000。
アスベエルのスキル。このカードを山札の上に置いてシャッフル。山札を3枚公開」
公開したカード『フィーバーセラピー・エンジェル(引)』『
「フィーバーセラピーをダメージゾーンに。残りはドロップゾーンに。
メルエヤルのスキル。自身とヴァンガードにパワープラス2000。
ドクトロイドのスキル。カウンターブラスト。ダメージゾーンのカードを2枚選んで、山札の上に置いてシャッフル。2枚をダメージゾーンに『
メルエヤルのスキル。自身とヴァンガードにパワープラス4000。ふふ、私って運がいいわね。ドクトロイドをコール」
「同じカードを3回連続で引き当てた⁉」
「アスベエルのスキル。このカードを山札の上に置いてシャッフル。山札を3枚公開」
公開したカード『
「エマージェンシーをダメージゾーンに。残りはドロップゾーンに。
メルエヤルのスキル。自身とヴァンガードにパワープラス2000。
ドクトロイドのスキル。カウンターブラスト。ダメージゾーンのカードを2枚選んで、山札の上に置いてシャッフル。2枚をダメージゾーンに『
メルエヤルのスキル。自身とヴァンガードにパワープラス4000。
マカリエルのスキル。
「同じユニットを3回引き、3回もスキルを引き出すとは・・・」
「ハーツが
「くっ・・・!」
メルエヤル アナフィエル メルエヤル
R R ナレル
「アナフィエルでヴァンガードにアタック」
「ノーガード!」
「トリプルドライブ『
アナフィエル(マヒル)は炎と雷を合わさった力をシャルハロート目掛けて放った。シャルハロート(江西)はまともに攻撃をくらい苦痛を浮かべる。
「ぐぅ!ダメージチェック『ブレンネン・ヴァンピーア』『独眼のサキュバス(☆)』クリティカルトリガー!効果は全てヴァンガードに!」
「あら、全員のパワーは3000減っちゃったわ。でも、問題ないわよね。左のメルエヤルでヴァンガードにアタック」
「ジェネレーションガード!!偽りの闇翼アグラト・バト・マラト!!」
ジェネレーションゾーン コスト『多感のサキュバス(治)』
偽りの闇翼アグラト・バト・マラト SH15000
「スキル発動!ソウルチャージ『エッジ・イン・ザ・ダークネス』『夜明けへと進む者シャルハロート』シールドプラス5000!そしてもう1度、ジェネレーションガード!!偽りの闇翼アグラト・バト・マラト!!」
ジェネレーションゾーン コスト『多感のサキュバス(治)』
「スキル発動!ソウルチャージ『多感のサキュバス(治)』『悪夢の国のダークナイト(☆)』シールドプラス5000!」
「へぇ。ナレルのブースト、メルエヤルでヴァンガードにアタック」
「ノーガード!ダメージチェック『リスティヒ・ヴァンピーア』」
「ターンエンド」
PW41000(-3000)➡PW11000(+5000)
PW47000➡PW16000+SH40000=56000
PW63000➡PW16000 イフディエルの手札7枚 山札16枚 江西のダメージ5枚
「まさか、ここまでやるとはね・・・」
「ああ。次のターンにイフディエルは必ずゼロスドラゴンを使うはずだ。その前に何としてでも決めなくてはいけない」
「ストライドジェネレーション!!!!常闇を裂く者ブレダマオス!!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『グレンツェント・ヴァンピーア』グレード3
常闇を裂く者ブレダマオス PW26000 ハーツ『夜明けへと進む者シャルハロート』
「ディレンジのスキル!Gユニットがストライドした時、自身と、グレード1以上のユニットを全てソウルへ!2枚ドロー!
妬心のサキュバス PW9000
ヴェアティーゲル・プリュンダーラー PW7000
「妬心のサキュバスのスキル!山札の上から5枚見て、
妬心のサキュバスの
ヴェアティーゲルの
「
「これなら・・・!」
ブレンネン ブレダマオス 妬心
R プリュンダーラー プリュンダーラー
「ブレンネンでヴァンガードにアタック!
ブレンネンの
「ノーガードよ。ダメージチェック『フィーバーセラピー・エンジェル(引)』ドロートリガー。パワーはヴァンガードに。1枚ドロー」
「くっ!ブレンネンをソウルへ!1枚ドロー!ブレダマオスでヴァンガードにアタック!
ブレダマオスの
「やらせると思う?ジェネレーションガード!!
ジェネレーションゾーン コスト『
「エレレートの
ブレダマオス(江西)は鎌による斬撃破をイフディエル(マヒル)に放ったがそこにエレレートとシェミハザによる障壁が邪魔し、攻撃は当たらなかった。
「トリプルドライブ『独眼のサキュバス(☆)』クリティカルトリガー!効果は全てヴァンガードに!セカンドチェック『ヴェアティーゲル・プリュンダーラー』サードチェック『ヒステリック・シャーリー(引)』ドロートリガー!パワーは妬心のサキュバスに!1枚ドロー!ソウルが10枚以上だったため、ヴァンガードをスタンド、ドライブマイナス2!お前の思い通りにはさせん!この世界も、ヴァンガードも!俺たちが守る!!ヴェアティーゲルのブースト、ブレダマオスでヴァンガードにアタック!」
「完全ガード『
もう1度起き上がったブレダマオス(江西)は今度はイフディエル(マヒル)に接近して鎌を振るおうとしたが、アニエルによってまたも防がれてしまう。
「ドライブチェック『悪夢の国のダークナイト(☆)』悪夢の国のダークナイト(☆)』クリティカルトリガー!効果は全て妬心のサキュバスに!ヴェアティーゲルのブースト、妬心のサキュバスでヴァンガードにアタック!」
「ふふふ・・・ガード『
「くっ・・・ターンエンド!」
PW22000➡PW11000(+5000)
PW31000➡PW16000+SH35000=51000
PW53000➡PW16000(完全ガード)
PW43000➡PW16000+SH35000=51000 江西の手札5枚 山札18枚 イフディエルのダメージ5枚
「江西君のあれほどの攻撃を・・・」
「佐倉の報告通りだが・・・ここまでとは・・・」
「たいした実力だわ。称賛してあげる。そのご褒美として・・・私の目的だけを教えてあげる」
イフディエルの瞳が一瞬光輝き、その光によって江西とマモルと伊吹はイフディエルのイメージに巻き込まれる。
☆
3人が目を開けると、そこには地球とよく似た星が映し出され、その先にいる人々も映し出された。そこにいる人々は笑いや喜びに包まれており、一切の暴力行為やケガする行為などは一切が取り除かれている。
「こ、これは・・・」
「ストライドゲートが見せたものと同じ・・・いや、それ以上に・・・」
「痛みが・・・伴わない世界・・・?」
「美しいでしょう?」
伊吹たちが驚いていると、イフディエルが本来の姿で現れる。
「これこそが私の理想世界・・・平和と秩序のみで構成された美しくも正しい世界。私は、こういう世界をお求めてるの。でも戦争や争いで汚れきっている今の世界では、それも叶わぬ夢よ。ならばどうする?答えは簡単。1度世界を破壊して、新たな世界を作りかえればいい」
「「「!!」」」
「だから決めたの。ギーゼが齎す破壊と滅亡で世界と人類が消え去った後、そこに新たな世界を構築し、私の望む世界を私の手で生み出すと。新たな世界が生まれれば、新たな人類も生まれる。その人類に争いというものを消去し、私の手で、秩序という名の知恵を与えてあげるのよ」
「神にでもなるつもりか!」
「神?それは違うわ。私はただ全ての人類に争いをしてほしくないだけ。でも汚れた人間はそれができない。だから滅ぼすの。ギーゼもガスティールもそのために利用しているだけ。ま、今ではガスティールは邪魔以外の何者でもないけどね」
☆
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・!」
イフディエルのイメージから戻ってきた江西は息を整え、険しい顔をしている。伊吹とマモルも同じだ。
「・・・あなたたちでよければ・・・どう?私と一緒に来ない?」
イフディエルは江西たちに手を差し伸べ、自分の仲間にならないかと誘っている。
「この世界を断罪して、秩序ある世界を今こそ作り上げましょう!あなたたちには、その資格があるわ」
イフディエルの誘いに、伊吹たちの答えはとうに決まっている。
「「「断る!!!」」」
「・・・そう。残念ね。そんなに・・・滅ぼされたいとはね。ヴァンガードと同じカードをコストに。我が未来の全てを賭けて!!反逆者に聖なる裁きを与えたまえ!!」
ジェネレーションゾーン コスト『
「ファイトに敗北すれば、ジェネレーションゾーンのカードは2度と戻らない!!」
「来るぞ!」
「我が未来を喰らい顕現せよ!!!ユナイテッド・サンクチュアリのゼロスドラゴン!!!アルティメットストライド!!!!!」
天の空高くより、神々しい光がイフディエル(マヒル)を包み込み、天へと昇っていくイフディエル(マヒル)。雲に入った瞬間、光はさらに神々しくなり、天から禁断の破壊兵器、ウルティマが現れる。
「極天のゼロスドラゴンウルティマ!!!!!」
極天のゼロスドラゴンウルティマ PW36000 ハーツ『
「ウルティマのスキル。カウンターブラスト(2)。山札から好きなカードを4枚選んで、そのうち2枚をコールできる。ヘエルと
「残りのカードは山札の上に。そして、ドライブチェックで出たトリガーの効果は全てのユニットに適応される」
「くぅ・・・!」
「そして、スラオーシャの
「くっ・・・これで全員にクリティカルが・・・これ以上・・・受けるわけにはいかない・・・!」
スラオーシャ ウルティマ ヘエル
R R ナレル
「さあ、覚悟なさい。スラオーシャでヴァンガードにアタック」
「ガード!『ヒステリック・シャーリー(引)』インターセプト!『妬心のサキュバス』」
「無駄なことを・・・ナレルのブースト、ヘエルでヴァンガードにアタック。
ヘエルのスキル。ヴァンガードが
「ガード!『独眼のサキュバス(☆)』『悪夢の国のダークナイト(☆)』」
「ふふふ、極天のゼロスドラゴンウルティマでヴァンガードにアタック」
「完全ガード!『絶縁の堕天使アクラシエル』(コスト『ヴェアティーゲル・プリュンダーラー』)」
ウルティマは剣でシャルハロート(江西)に攻撃を仕掛けたが、アクラシエルが剣を受け止め、攻撃は当たらなかった。だがウルティマは邪悪な笑みを浮かべる。
「トリプルドライブ『
「スタンドトリガーがまだ入っていたのか⁉」
「まずい・・・このままでは・・・」
「もうあなたは負け確定・・・スラオーシャでヴァンガードにアタック」
スラオーシャは翼の羽をシャルハロート(江西)に向けて放った。ウルティマの加護を受けているスラオーシャの羽はシャルハロート(江西)に複数突き刺さり、シャルハロート(江西)は静かに倒れていく。
PW16000➡PW11000+SH10000=21000
PW28000➡PW11000+SH20000=31000
PW41000(+5000)➡PW11000(完全ガード)
PW21000➡PW11000
ダメージチェック『夜明けへと進む者シャルハロート』
江西のダメージ6枚 イフディエルのダメージ5枚 勝者イフディエル
「頭が切れるかと思ったんだけど・・・そうでもなかったようね。素直にデータさえ渡してくれたら、使徒の拠点もゼロスドラゴンも与えたのにね」
イフディエルはあきれ果てた声を出しながら、ウルティマのカードを手に取る。
「!安城!江西!今すぐここから離れ・・・」
「もう遅いわ」
伊吹がマモルと江西に指示を出そうとしたが、それよりも早く、イフディエルが動き出した。
「世界よ、沈黙せよ・・・極天のゼロスドラゴンウルティマ!!!」
イフディエルがウルティマのカードを上に放り投げると、カードは光輝き、その光の中からウルティマが現実のものとして現れ、この建物を躊躇なしに剣で破壊していく。建設予定地のビルが跡形もなく壊しきると、ウルティマはカードに戻っていき、イフディエルの手に渡る。
「ふふふ・・・本来ほしいデータほどではないけど、いいデータが取れたわ。それに免じて、今日は許してあげるわ」
イフディエルは何とか無事な様子の江西とマモル、カプセルに閉じ込められたままの伊吹にそう言って第1研究所から去ろうとする。
「ま、待て!」
「ああ、そうそう、伊吹本部長。そのカプセルね、その装置と連動してるから、そのウィルスデータを使えば、消せるんじゃないかしら」
イフディエルはいたずらっ子のように舌を出しながらそう言ってのけた。
「この研究所も破棄させてもらうわ。研究所の1つや2つこだわっているほど、暇じゃないのよね。じゃ、またね」
イフディエルはまだ動ける装置を作動させて研究所から去っていった。残った江西たちはいいようにやられ、何とも言えない表情をしている。
「・・・いったん戻ろう。対策を立て直す」
カプセルから脱出した伊吹は江西たちを連れて普及協会に戻っていく。
☆
普及協会に戻ってきた伊吹たちを出迎えてきたのは、事前に今回のことを話しておいたトライフォーだった。そんな中、クロノとユイはご立腹な様子だ。
「伊吹!何でまたこんな無茶をするんだ!俺たちが・・・」
「イフディエルの目的が不明の中でお前たちを連れていくわけにはいかん。それに、お前たちも気づいているだろ?あの取引の時、お前たちを見ていた」
伊吹が言っているのは普及協会にて取引の最中にイフディエルがクロノとユイを見ていたことだ。
「レリクスに放り込まれたお前たちをイフディエルが捕まえるかもしれん。これは奴の企みを阻止するだけじゃない。お前たちの安全を守るためだ。それだけは、わかってほしい」
「・・・わかったよ・・・」
「・・・・・・」
伊吹の説明によって、クロノは渋々ながらも納得するが、ユイはあまり納得いかないといった表情をしながら、拳を強く握りしめていた。
to be continued…
でめとりあ「イフディエル~、ずいぶんと楽しい思いをしたようだね~。こっちはつまんない気持ちでいっぱいなのに~」
イフディエル「ふふ、ごめんなさいね。相手側が狡猾な方法をとってきたので、つい、ね」
でめとりあ「どうせだったら私を連れてって欲しかったな~。ゲームが盛り上がるし」
イフディエル「今は静まりなさい。機が熟せば暴れさせてあげるから。それまでは買ったお菓子でも食べて我慢しなさい」
でめとりあ「まだ暴れさせてくれないの~?そんなことを言うなら、こっちにだって考えがあるからね!」
イフディエル「・・・行っちゃったわね。全く、争いをゲーム感覚に捉えるなんて・・・。早くこの世界を滅ぼして、正しい世界を作らなくちゃね・・・」
TURN227「ユイの素直な気持ち」