これは小説だからこそできるお話です。
今回の話で一条君の設定を設定一覧に書きましたので読み終えたらそちらもご覧ください。
あと一条君のデッキも後で活動報告覧に書いておきます。
それではどうぞ!
ミニ大会の騒動の翌日、クロノはカードキャピタル2号店に来ていた。その理由は・・・
「ヴァンガードをやめる?!」
クロノはヴァンガードをやめるために挨拶にきたのだ。
「聞いたと思うが、あの後シオンとトコハちゃん、ユイちゃんがお前が正しかったって証明してくれたんだぞ。お前は無罪なんだ。まあ、ポイント剥奪の決定が出たのは残念だが、そのあたりは俺がユナサン支部に掛け合ってやる。だから、結論はそれからでも・・・」
「もういいんです・・・」
カムイがクロノを説得しようとするが、クロノは自分のファイカをカムイに渡す。その中には当然ギアクロニクルのデッキが入っている。
「・・・お世話になりました」
クロノはそう言って店から出ていく。
「え?!いや・・・だから!ちょっと待てよクロノ!待てったらクロノ!クロノ!」
カムイはクロノを呼び止めようとするがクロノは構わずにせっせと立ち去っていった。
「・・・全ては、クロノ君が決めることです」
シンが真剣な表情でそう言うと、クロノとは反対の方向から足音が聞こえる。カムイとシンはそちらに顔を向ける。そこにはキョウヤがこちらに向かっていることがわかる。
「!一条・・・」
「・・・葛城、佐倉ユイはどこだ?」
TURN21「メイルストローム」
クロノは現在川を見ていた。一人で黄昏ていると、トコハとシオンがやってくる。
「新導!ちょっと!やめるってどういうこと?!」
「今後一切ファイトしない。そういうことかい?」
「・・・そうだ」
シオンの問いにそっけなく返し、その場を立ち去ろうとするがトコハに阻まれる。
「じゃあチームはどうなるの?!綺場はあんたの無実をを証明してくれた。ユイちゃんはあんたのために泣いてくれた。なぜだと思う?」
トコハの問いに何も答えないクロノ。
「新導!あんたのことを信じていたからでしょ?!単なるチームメイトだからじゃない!あんたがそんなことするはずない奴だってわかってたから!」
トコハの言葉を聞いているのかはわからない。クロノはトコハから通り過ぎようとするとシオンが止める。
「逃げるのか?ポイントを剥奪されたままで、君はそれでいいのか?証を立てることができるのは自分だけだ。君のこれからの行動で、それを示すべきじゃないのか?!」
シオンの問いにも答えず、クロノはそのまま歩き去っていった。
「・・・前の新導に・・・戻ったみたい・・・」
トコハは悲しそうな表情をする。
「ユイちゃんは?」
「しばらく一人になりたいだそうだ。あのことで一番気にしていたのは、彼女だからね。無理もないさ」
トコハとシオンがその場で立ち尽くすと、クロノが去っていった方向から、誰かがやってくる。キョウヤだ。
「⁉一条さん⁉なんでここに?!」
「貴様ら・・・佐倉ユイはどこにいる?」
「えっと・・・佐倉さんに何か用でも・・・?」
シオンがそう問いかけるが・・・
「貴様らには関係ない」
そう言って何も答えようとはしないキョウヤ。
「もう一度聞く。佐倉ユイはどこにいる?」
「えっと・・・海を見に行くといってバスで浜辺の方に行きましたよ」
「そうか」
キョウヤは聞くことを聞いたら、その場に立ち去ろうとする。
「ちょ・・・ちょっと?!ユイちゃんに会ってどうするつもり?!」
「貴様らには関係ないといったはずだ」
トコハの問いにもそう答えて、キョウヤはその場から立ち去った。
☆
浜辺、ユイは海を見つめ、ユナサン支部のミニ大会のことを思い返す。
(・・・あの時、私が先走らなければ・・・新導君が・・・ヴァンガードをやめるなんて言いださなかった・・・)
ユイはカードキャピタルでのクロノとカムイの会話を聞いていたらしく、クロノがヴァンガードをやえることになったのは自分のせいだとずっと思い込んでいる。
「・・・私に・・・何ができるのかな・・・」
ユイは蹲ってそう呟く。
「そんなところで何をやっている。佐倉ユイ」
ユイに声をかけてきたのはキョウヤだった。キョウヤは蹲っているユイの隣に立つ。
「・・・海はいい。あらゆる邪念を浄化してくれる。怒りも・・・悲しみも・・・全部・・・」
キョウヤの語りを聞いても、何も言わないユイ。キョウヤは話を切り替え、本題に入る。
「・・・ユナイテッド・サンクチュアリの騒動は聞いたぞ。貴様らもあの場所にいたんだな」
「・・・私のせいなんです。私が・・・」
「ああ。貴様らのせいだな」
ユイが自分を責めるように言うとキョウヤはそっけなくそう言う。
「貴様らが勝手な行動さえしなければ、あのような騒動は起きなかった。違うか?」
「・・・・・・」
「無粋な行為を指摘するなと言わんが、時と場所を慎め」
キョウヤは淡々とユイにそう告げるがユイは何も答えない。
「・・・で?貴様はどうしたい?同情でもしてもらいたいのか?」
「・・・・・・」
「何も答えずにその場をやり過ごそう・・・か?哀れだな」
キョウヤはユイにそう言うがそれでもユイは黙っている。
「闘争心もない。自分で立つ勇気もない。・・・そのような輩に、ヴァンガードを続ける資格などない」
「・・・・・・」
「今の貴様は新導クロノと同じだ。いや、新導クロノはヴァンガードをやめるといっていたな。奴よりはマシといったところか」
「・・・!新導君がどんな思いでいるかも知らないで・・・そんなこと、許さない!」
キョウヤの言葉に怒りを覚え、立ち上がるユイ。
「だったらどうするつもりだ」
ユイはデッキを取り出し、キョウヤに突き付ける。
「ファイトです!私が勝ったら、さっき言った言葉、取り消してもらいます!」
「ほう?俺に挑むか。いいだろう。貴様を叩きのめし、己の未熟さを教えてやろう」
ユイとキョウヤは自分のファイカをファイトテーブルに変え、ファイトの準備をする。フィールドはハイメのファイトに使っていた海中遺跡だ。
「「スタンドアップ・(マイ・)ヴァンガード!!」」
「宇宙勇機グランシード!」
「蒼嵐候補生マリオス」
蒼嵐候補生マリオス PW5000
(一条さんのクランはアクアフォース・・・。対処の方法はわかっている!)
「俺の先攻だ。ドロー。ライド。ティアーナイトテオ。マリオスは移動。ターン終了だ」
ティアーナイトテオ PW8000
R テオ R
R マリオス R キョウヤの手札5枚 山札43枚
「私のターン!ドロー!
R グランポリス R
グランシード R R
「グランポリスでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード」
「ドライブチェック『
「ダメージトリガーチェック『マグナム・アサルト』ターンエンド!」
PW8000➡PW8000 ユイの手札6枚 山札42枚 キョウヤのダメージ1枚
「俺のターン。ドロー。ティアーナイトラザロスにライド。タイダル・アサルトと蒼嵐艦隊のアオザメ兵をコール」
ティアーナイトラザロス PW10000
タイダル・アサルト PW9000
蒼嵐艦隊のアオザメ兵 PW7000
タイダル ラザロス R
アオザメ マリオス R
「タイダルでヴァンガードにアタック」
「ノーガード!ダメージチェック『
「スキルによってタイダルはパワーをマイナス5000してスタンド。アオザメ兵のブースト、タイダルでヴァンガードにアタック」
「ガード!『
「マリオスのブースト、ラザロスでヴァンガードにアタック」
「ノーガード!」
「ドライブチェック『
「ダメージチェック『
「マリオスのスキル。ブーストしたユニットの3回目のアタックがヒットした時、山札から5枚確認し、メイルストロームの名のユニットを手札に加える。今こそ来たれ、海を統べし者よ」
マリオスのスキルで山札を5枚確認し、キョウヤは手札に蒼嵐竜メイルストロームを手札に加える。
(蒼嵐竜メイルストローム・・・それが一条さんの分身・・・)
「これでターン終了だ」
PW9000➡PW8000
PW11000➡PW8000+SH10000=18000
PW15000(+5000)➡PW8000 キョウヤの手札6枚 山札38枚 ユイのダメージ2枚
「私のターン!スタンド&ドロー!
ウルバスター ディガリオン R
グランシード R R
「グランシードのブースト、ウルバスターでタイダルにアタック!」
「ガード『蒼嵐兵ミサイルトルーパー(☆)』」
「ディガリオンでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード」
「ドライブチェック『
「ダメージトリガーチェック『
「くっ!ターンエンド!」
PW14000➡PW9000+SH10000=19000
PW10000(+5000)➡PW10000(+5000) ユイの手札5枚 山札38枚 キョウヤのダメージ2枚
「俺のターン。スタンド&ドロー。今こそ見せてやろう。蒼き海を纏いて、その正義を記せ!我が分身!ライド!蒼嵐竜メイルストローム!!」
蒼嵐竜メイルストローム PW11000
「ラザロスをコール」
タイダル メイルストローム ラザロス
アオザメ マリオス R
「ラザロスでウルバスターにアタック」
「ノーガード!」
「アオザメ兵のブースト、タイダルでヴァンガードにアタック」
「ガード!『
「スキルによってタイダルはスタンド。もう一度アタックだ」
「ノーガード!」
「マリオスのブースト、メイルストロームでヴァンガードにアタック。アオザメ兵のスキルによってリミットブレイク解除。そしてメイルストロームのリミットブレイク!4回目以降のアタックの時、メイルストロームにパワープラス5000し、スキルも与える」
「・・・ノーガード」
「ツインドライブ『蒼嵐兵ラスカル・スイーパー』『蒼嵐水将デスピナ(☆)』クリティカルトリガー。効果はすべてメイルストロームに。アクアレイド・ジャッジメント!!」
イメージ内でメイルストロームは装備しているミサイルポッドに装填されているミサイルをディガリオン目掛けて発射する。
「くうぅ!ダメージチェック『
「メイルストロームのリミットブレイクスキル。アタックがヒットした時、カウンターブラストし、俺はカードを1枚ドロー。そして、貴様のリアガード、グランシードを退却してもらう!」
メイルストロームはミサイルでさらに追撃し、そのミサイルをグランシードに目掛けて発射し、ディガリオンとグランシードに直撃した。
「グランシードが・・・」
「さらにマリオスのスキルで山札を5枚確認し、再びメイルストロームを手札に。ターン終了だ」
PW10000➡PW9000
PW16000➡PW10000+SH10000=20000
PW4000➡PW10000
PW21000(+5000)➡PW10000 キョウヤの手札8枚 山札33枚 ユイのダメージ4枚
「私のターン!スタンド&ドロー!不屈の闘志を鋼の剣に込め、正義のために轟かせよ!ライド!
鋼闘機シンバスター PW11000
「一条さんがやったリアガードの退却と手札増強ができるのはあなただけじゃありません!ストライドジェネレーション!!!
ジェネレーションゾーン コスト『
「
オペレーターガール・レイカ(醒) PW4000
グランファイヤー エクスローグ R
レイカ グランワゴン R
「レイカのブースト、グランファイヤーでヴァンガードにアタック!グランファイヤーの
「インターセプト『ティアーナイトラザロス』」
「グランワゴンのブースト、エクスローグでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード」
トリプルドライブ『
「ダメージトリガーチェック『蒼嵐覇竜グローリー・メイルストローム』『蒼嵐覇竜グローリー・メイルストローム』」
「エクスローグのスキル!カードを1枚引いて相手は自分のリアガードを選んで退却させる!ピンポイント・バースト!!」
「ではマリオスを退却させてもらう」
「トリガーの効果ののったグランファイヤーでタイダルにアタック!」
「ノーガード」
「ターンエンド!」
PW13000➡PW11000+SH5000=16000
PW41000➡PW11000
PW19000➡PW9000 ユイの手札4枚 山札31枚 キョウヤのダメージ4枚(裏1枚)
「・・・スタンド&ドロー。なるほど・・・少しは霧が晴れているようだな」
「え?」
ユイはキョウヤの言っていることが分からないというように首を傾げる。
「だが、まだ足りん!ストライドジェネレーション!!!天羅水将ソクラテス!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『ケルピーライダーニッキー』グレード1+2
天羅水将ソクラテス PW26000 ハーツ『蒼嵐竜メイルストローム』
「メイルストローム、蒼嵐兵ラスカル・スイーパーをコール。アオザメ兵を移動」
蒼嵐兵ラスカル・スイーパー PW9000
アオザメ ソクラテス ラスカル
R R メイルストローム
「ラスカル・スイーパーでヴァンガードにアタック!ラスカルのスキルでメイルストロームの名の付くユニットがいるため、パワープラス2000」
「ガード!
「ラスカルのスキルによって1回目のアタック終了時に後列のリアガードと入れ替える。メイルストロームでアタック」
「ガード!『オペレーターガールレイカ(醒)」
「ソクラテスでヴァンガードにアタック」
「完全ガード!『
「トリプルドライブ『ティアーナイトテオ』『蒼嵐竜メイルストローム』『蒼嵐艦隊のアオザメ兵』アオザメ兵でヴァンガードにアタック。ソクラテスのスキル。3回目以降のバトルによってカウンターブラストを払い、アオザメ兵にパワープラス5000」
「なっ!トリガーなしでパワーアップ⁉ノーガード!ドライブチェック『
「む・・・。ターン終了だ」
PW11000➡PW11000+SH10000=21000
PW11000➡PW11000+SH10000=21000
PW26000➡PW11000(完全ガード)
PW12000➡PW11000(+5000) キョウヤの手札9枚 山札29枚 ユイのダメージ4枚
「私のターン!スタンド&ドロー!(やばい・・・手札がさっき引いたこれ1枚しかない・・・だったら・・・)ウルバスターをコール!そしてシークメイト!!!」
シークメイト 戻したカード 『
「その鉄壁は砕かれることのない鋼の強固な絆!今こそ並び立て!!
シンバスターはウルバスターを呼び出し、並び立ち、今目の前にいる敵、メイルストロームを見つめる。
「ウルバスターのスキル!ヴァンガードが
グランファイヤー シンバスター×ウルバスター ウルバスター
レイカ グランワゴン R
「レイカのブースト、グランファイヤーでヴァンガードにアタック!グランファイヤーのスキル!レイカとウルバスターにパワープラス4000!
「ガード『流氷の天使(治)』」
「ウルバスターでリアガードのメイルストロームをアタック!」
「ノーガード」
「グランワゴンのブースト、シンバスターでレギオンアタック!シンバスターの
「ノーガード」
「ツインドライブ『
「ダメージトリガーチェック『
「シンバスターのヒット時のスキル!ヴァンガードのパワーが20000以上なら、1枚ドロー!さらにウルバスターが与えたスキル発動!アタックがヒットした時リアガードを1体選び、退却させる!ラスカル・スイーパーを退却!ウルバスターでヴァンガードにアタック!」
「ガード『蒼嵐水将デスピナ(☆)』『蒼嵐艦隊のアオザメ兵』」
「くっ・・・!ターンエンド・・・」
PW17000➡PW11000+SH10000=21000
PW13000➡PW11000
PW31000➡PW11000
PW23000➡PW11000+SH15000=26000 ユイの手札3枚 山札29枚 キョウヤのダメージ5枚(裏2枚)
「・・・スタンド&ドロー。ここまで粘るとは正直意外だったぞ。しかし、この状況ならそうはいくまい!ジェネレーションゾーン・・・解放!!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『蒼嵐業竜メイルストローム"Я"』グレード3
「邪悪を飲み込み、切り開け!!煌めく世界を!!ストライド・・・ジェネレーション!!!!」
その姿はメイルストロームであるのは間違いない。だが、体格も普段より大きく、姿も全く違う。この姿こそが、メイルストロームの未来の可能性だ。
「蒼嵐師竜アドミラル・メイルストローム!!!!」
蒼嵐師竜アドミラル・メイルストローム PW26000 ハーツ『蒼嵐竜メイルストローム』
「蒼嵐師竜アドミラル・メイルストローム・・・」
「ラスカル・スイーパー、メイルストローム、ラザロスをコール。アオザメ兵とラザロスを移動」
ラザロス アドミラル ラスカル
アオザメ R メイルストローム
「ラスカルでヴァンガードにアタック!スキルでパワープラス2000!」
「ガード!『
「スキルで後列と交代。メイルストロームでグランファイヤーをアタック」
「ガード!『
「アオザメのブースト、ラザロスでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『オペレーターガールレイカ(醒)』」
「アドミラル・メイルストロームでヴァンガードにアタック」
「ノーガード!」
「トリプルドライブ『海域の守り手プラトン』『ケルピーライダーニッキー』『蒼嵐水将デスピナ(☆)』クリティカルトリガー!効果は全てヴァンガードに!響かせよ!世界に轟く波風よ!ワールド・ブルースラッシュ!!」
アドミラル・メイルストロームは両手を左右にまるで風や海を切り裂くように振り、それが衝撃波が生まれ、それがシンバスターを切り裂く。
「ぐぅぅ!ダメージチェック『
「アドミラル・メイルストロームのスキル!カウンターブラストし、Gゾーン裏のカードを表にすることによって発動する。アドミラル・メイルストロームを表に。これによって俺は1枚引き、お前はリアガード3枚のうち、アドミラルメイル・ストロームの枚数分だけ退却してもらう!」
「・・・ウルバスターを退却」
「これでターン終了だ」
PW11000➡PW11000+SH10000=21000
PW11000➡PW9000+SH5000=14000
PW17000➡PW11000+SH10000=21000
PW26000(+5000)➡PW11000 キョウヤの手札7枚 山札23枚 ユイのダメージ5枚(裏2枚)
「・・・これも耐え抜くとは・・・やるな。お前はもしかしたらもうすでに切り開いているのかもしれないな。自分が、次にやらねばならぬ、未来とやらをな」
キョウヤの言葉にユイはハッとなる。
(・・・そうだ!何を迷う必要があったんだ!自分ばかり責めて、やらなければならないことを見失っていた。私がやらなければならないこと・・・それは・・・チームの修復!新導君がヴァンガードをやめたというなら、私の思いを、みんなの思いを、ファイトで新導君に伝える!嫌だといっても、私は諦めない!!何度でもファイトを申し込む!それが・・・私のやるべきこと!!)
ユイはこのファイトで初めて誇らしい顔になった。
「スタンド&ドロー!一条さん・・・やるべきことが見つかりました。もう迷いません!そのお礼として、このファイトで全力を尽くします!!」
ユイの迷いなき言葉にキョウヤは口元に笑みを浮かべる。
「ジェネレーションゾーン・・・解放!!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『
「今こそ交われ!!二つの信ずる未来を!!ストライド・・・ジェネレーション!!!!」
その女、ありとあらゆる宝をその人間離れした身体能力で盗んできたエイリアンの大怪盗。そんな超人が次元より現れた。
「暗黒超人プリティーキャット!!!!」
暗黒超人プリティーキャット PW26000 ハーツ『
「グランワゴンのスキル!カウンターブラストとソウルブラストでプリティーキャットにパワープラス4000!レイカのスキル!レイカを山札に戻してシャッフルし、プリティーキャットにパワープラス4000!さらにスキルも与える!プリティーキャットのスキル!カウンターブラストして、プリティーキャットのパワーが34000以上なら、相手のヴァンガードのパワーマイナス5000!」
蒼嵐竜メイルストローム PW6000
グランファイヤー プリティーキャット R
R グランワゴン R
「グランファイヤーでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『ケルピーライダーニッキー』」
「プリティーキャットでヴァンガードにアタック!レイカに与えたスキル!パワーが37000以上なら1枚ドロー!」
「完全ガード!『海域の守り手プラトン』(コスト『
プリティーキャット(ユイ)が袋から何かの玉を出してそれを投げる。すると玉が爆発し、辺りが泡で見えなくなる。泡が消えるとメイルストロームの目の前にはグランファイヤーが立っていた。グランファイヤーは火炎放射器をメイルストロームに向ける。
「グランファイヤーでヴァンガードにアタック!!」
「完全ガード『海域の守り手プラトン』(コスト『タイダル・アサルト』)」
グランファイヤーが火炎放射器を発射したが、プラトンによってメイルストロームに当たることはなかった。
「くっ!届かなかった・・・。ターンエンド・・・」
PW9000➡PW6000+SH5000=11000
PW41000➡PW6000(完全ガード)
PW24000➡PW6000(完全ガード) ユイの手札4枚 山札24枚 キョウヤのダメージ5枚(3枚)
「・・・スタンド&ドロー。ここまでよくがんばったほうだ。だがここまでだ。我が分身の真の姿を見せてやろう。覇をもって轟かせた竜よ、今再び、その姿を現すがいい!クロスライド!蒼嵐覇竜グローリー・メイルストローム!!」
蒼嵐覇竜グローリー・メイルストローム PW11000+2000=13000
「グローリー・メイルストロームのクロスライドスキルによって常にパワープラス2000!ラスカルとメイルストロームを移動!蒼嵐水将デスピナをコール!」
ラザロス グローリー ラスカル
アオザメ デスピナ メイルストローム
「ラスカルでヴァンガードにアタック!スキルでパワープラス2000!」
「インターセプト!『
「スキルで後列と交代。メイルストロームでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『
「アオザメ兵のブースト、ラザロスでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『
「デスピナのブースト、グローリー・メイルストロームでヴァンガードにアタック!グローリーメイル・ストロームのアルティメットブレイク!!」
アルティメットブレイクとはダメージが5枚になっている状態で発動することができる強力なスキルのなのである。ちなみにアルティメットブレイクはリミットブレイクとは違うので、リミットブレイク解除の効果は通用しないのである。
「カウンターブラストを払い、グローリーメイル・ストロームにパワープラス5000し、貴様はグレード1以上のユニットを手札からガードできん!」
「だったらグレード0でガード・・・」
「デスピナのスキル!4回目のバトルの時、メイルストロームのユニットにブーストした時、貴様はグレード0のユニットでガードすることはできん!」
「な⁉全部のグレードでガードできない⁉ノーガード!!」
「ツインドライブ『蒼嵐水将デスピナ(☆)』『蒼嵐兵ミサイルトルーパー(☆)』ゲット、ダブルクリティカルトリガー!効果は全部グローリー・メイルストロームに!圧倒せよ!強大な力を希望の光に変えて!ディバン・ブローイング!!」
グローリー・メイルストロームは口から破壊光線をシンバスターに向けて放ち、シンバスターはそれを受けて大爆発を起こす。
PW11000➡PW11000+SH5000=16000
PW11000➡PW11000+SH5000=16000
PW17000➡PW11000+SH10000=21000
PW22000(+10000)➡PW11000
ダメージチェック『
ユイのダメージ6枚 キョウヤのダメージ5枚 勝者キョウヤ
「・・・負けちゃった。・・・でも、とても清々しいな・・・」
ユイは晴ればれとした表情で青空を見た。キョウヤは笑みを浮かべて、その場から立ち去る。
「一条さん」
「・・・これからどうしたいか、よく考えて行動しろ」
一条はその言葉だけを送り、立ち去った。
「佐倉さん!」
「ユイちゃん!」
そこにキョウヤを追いかけてきたのかシオンとトコハがやってくる。
「綺場君、トコハちゃん。ちょうどいいところに!今からファイトしよう!今とてもファイトがしたくてうずうずしてるんだ!」
シオンとトコハはユイの満面な笑みを見て、一安心した表情になる。
「・・・ああ、まずは僕が相手になってあげるよ」
「何言ってんのよ?!先にファイトするのは私よ!」
「ね~、誰でもいいからは~や~く~」
こうして佐倉ユイは完全復活を果たしたのであった。
☆
バーガーショップ、キョウヤはそこに入り、店員にメニューの品を注文する。
「バーガーセットを頼む。飲み物は水でいい」
キョウヤは注文したバーガーセット(飲み物は水)を持ってある人物を探す。ある男を発見したキョウヤはその男の席に向かう。
「伊吹」
「・・・来たか」
待ち合わせ相手、伊吹の席にキョウヤは座る。
「佐倉ユイは大丈夫だ。頼まれた通りにやったぞ」
「ああ。ご苦労だったな」
「しかしお前が新導クロノ以外に気を遣うとは、どういう風の吹き回しだ?」
「・・・奴は以前に落としたカードを届けてくれた借りがある。俺はその借りを返しただけだ」
「ふっ。不器用な奴め」
伊吹の言葉に口元に笑みを浮かべるキョウヤ。
「お前は確かカードキャピタルにいきギアクロニクルのデッキを手に入れようとしていたな。手に入ったのか?」
「いや、その時に偶然新導クロノと会ってな。俺には渡したくないといい、ファイトでケリをつけることにした。奴は負けても渡したくないといってな。奴にデッキを預けた」
「こうなるのはわかっていたくせに白々しい。だがそれを聞く限り、新導クロノはヴァンガードを続けることになったのか」
「ああ。そうでなくてはこちらが困る」
伊吹の言葉にキョウヤは真剣な表情で伊吹に問い詰める。
「伊吹。この際だから聞かせてもらおう。お前がなぜそこまで新導クロノにこだわるのか。普及協会で働くお前が現在、あの不穏な波を漂わせるユナイテッド・サンクチュアリに身を置くのか。そして、なぜお前がギアクロニクルのことを知っているのか」
「・・・お前が知るほどのことでは「伊吹」・・・」
伊吹ははぐらかそうとするがキョウヤがそれを遮る。伊吹はキョウヤの目を見る。それは覚悟を持った目だ。
「・・・わかった。だがこのことは他の者には他言無用で頼む」
「それは内容による」
伊吹はキョウヤが聞きたいことを全て話した。伊吹がクロノに気にかけることを、伊吹がユナサン支部で働いていることを、伊吹がギアクロニクルの存在をどこで知ったのかを。それを聞いたキョウヤは驚愕な表情をしていた。
「・・・それが本当ならば・・・今の普及協会は・・・」
「ああ。一条。わかっているとは思うがこのことは」
「わかっている。他言無用だ」
「助かる」
伊吹はそう言って食器を片付けて、店から出ようとする。
「・・・一条。時がくれば、お前にも協力はしてもらう」
「・・・わかった。お前も気をつけろよ」
伊吹はキョウヤに片手で返事をして、店を出る。キョウヤは残りのバーガーを一人で食すのであった。
to be continued…
ユイ「今日は楽しかったな。そんなに日はたってないのになんだか久しぶりに笑った感じがする」
ユイ「一条さんには本当に感謝したりないな。一条さんがいなかったらずっと悩んでいたかもしれない」
ユイ「・・・新導君、次にあったら絶対に2人に謝ろうね」
ユイ「だって、私たちを心配してくれたんだもん。それぐらいはやらないとね」
TURN22「ダークな奴ら」