そしてやっと・・・やっとここまでたどり着きました!ユイちゃんとイフディエルの回!いやぁ、ここまでいろいろと試行錯誤したものです。
それではどうぞ!
イフディエルがゼロスドラゴンウルティマによって破壊された公園の跡地の入り口、普及協会本部の会議に参加していったシルフィの吉報を待ってるユイたち一同の姿がいた。しばらく待っていると、ユイのスマホからメールの振動が来る。ユイは急いでその内容を確認する。その内容を見たユイはクロノたちにも伝える。
「イフディエルの本拠地が判明したよ!このあたりだと、電車を何本も乗り継ぎしないといけない・・・かなり遠い場所にある!場所は・・・」
ユイはイフディエルの本拠地をクロノたちに教えると、場所が場所なのかクロノたちは焦り始める。
「おいおい!そんな電車を何本も乗り継ぎしてたら、伊吹たちに先を越されちまう!そうしたら、お前とイフディエルの決着がつけられない!」
「だったら、タクシーとかで・・・」
「いくら金を惜しまないといっても、その場所でどんだけかかると思ってる⁉それに僕たちは学生だ。絶対に怪しまれるに決まってる!」
「うかつだった・・・せめて岩倉が万全の状態になっていれば・・・」
「それでも行くしかないんだ・・・今からでも走ればまだ・・・」
クロノたちが焦りだす姿、それでも決意を揺るがないユイを見て、トコハは・・・
「ああ、もう!うっとうしい!焦らずにここで待ってればいいの!!」
と言って声を大きく上げた。言葉も意味も分からず、なおかつトコハの大声に戸惑うユイたち。すると・・・ちょうど6人程入れそうなほどの大きな車が自分たちの前に止まった。車の窓が開かれ、運転していたのは・・・
「はーい、トコハ、アミーゴーズ。時間通りだったかな?」
なんと、ハイメだった。いきなりハイメが現れ、驚愕する一同。
「は、ハイメ⁉」
「な、なんで・・・」
「なるほど・・・人が悪いね、トコハも」
「どゆこと?」
「私が呼んだの」
一同が驚愕する中で、シオンはただ1人納得し、トコハは堂々とそう言ってのけた。そう、ハイメをここに呼んだのは、トコハだったのだ。
「正直に言って、ユイの考えは安直すぎる!でもだからと言って今のあんたは聞く耳持たない!だったらせめて、1人ぐらい協力してくれる大人は必要でしょ?」
「トコハ・・・」
トコハの隠れた気遣いにユイは感服している。
「ユイのハートが震えたんだろ?だったらその気持ちを断る理由は、俺にはないよ♪」
「ハイメ・・・トコハ・・・ありがとう・・・私のために・・・」
ユイはトコハとハイメに感謝をし、笑みを浮かべる。そしてすぐに車に乗り込む。一同もそれに合わせて車に乗る。
「このままこの場所に向かって!」
「オッケー!少し飛ばすから、しっかり捕まってなよ、アミーゴーズ!」
ユイの発進合図とともに、ハイメは車を運転し、いつもよりスピードを出して発車させる。イフディエルの本拠地へと向かって。
TURN229「正義が織りなす奇跡」
使徒の拠点から離れているガスティールに同行しているヴァレオスとアガレス。ヴァレオスは先日起きたでめとりあの件をガスティールに報告する。
「でめとりあが独断でファイトを・・・しかもあろうことか使徒である
「・・・そうですか」
ヴァレオスの報告にガスティールはただそれだけ言った。
「・・・本当によかったのか?」
「ほんの些細なことです。彼女は駒としての役目を果たしただけのこと。役目を終えた駒は盤上から去る・・・それだけですよ」
ヴァレオスの一言にガスティールは表情を変えず、そう述べた。
「だが、ゼロスドラゴンメギドとドラクマは奴の手に渡ったままだ。それについてはどう考える?」
「心配には及びません。彼ほど扱いやすい駒は、そう他にはいないでしょう」
「・・・くくく、それもそうだな」
アガレスの疑問にガスティールは不敵な笑みを浮かべながらそう答え、納得がいったのかアガレスは口元を緩める。
(さて・・・こちらが準備している間にも、彼女の物語も終わりが近づきましたね・・・理想を望む天使がどのような終焉を迎えるのか、楽しみですねぇ・・・)
ガスティールは不敵な笑みを浮かべながらイフディエルの物語の結末を楽しみにしている。
☆
ハイメの運転のおかげもあって、ユイたちは伊吹たちよりも早く、イフディエルの本拠地である研究所までたどり着いた。
「ここが・・・イフディエルの本拠地・・・」
「本当にここに・・・」
イフディエルの研究所を見て、身震いするクロノたち。その中でユイは臆することなく、決意がこもった表情をしている。
「行こう!!」
ユイの合図によって、一同はイフディエルの研究所へと入っていった。
☆
研究所の研究室、イフディエルは監視カラスと監視カメラをに映っているユイたちを見て、不敵な笑みを浮かべながらくすりと笑う。
「・・・こちらから取りに行く手間が省けたわ♪」
☆
ユイたちはイフディエルを探して、研究所の廊下を走っていく。ここまで数分走ってきたが、罠らしい罠はいっさいなかった。
「おかしい・・・ここまで来て罠が1つもないなんて・・・」
ここまで罠がないことに疑問を抱いていると、目の前にある扉の前までやってくると、扉が開かれた。奥から出てきたのは、本命であるイフディエルだった。
「ようこそ、本丸研究所へ。よくここまでこれたわねぇ」
「!イフディエル!」
イフディエルの登場にユイたちは警戒を強めていく。
「どうぞ、入ってちょうだい。お客人にはおもてなしをしないとね?」
イフディエルがユイたちが奥の部屋を見えるように動く。部屋の奥には、ファイト台や、ファイトを鑑賞できるような椅子が複数置かれている。
「さ、誰が私の相手なのかしら?誰でも構わないわよ?」
「私が相手だ!」
イフディエルの相手となるのは、やはりユイだった。
「あらあらまたあなた?手も足も出なかったあなたに私の相手が務まるとでも?」
「あの時とは違う!ファイトだ!」
イフディエルの挑発的な言葉にユイは買い言葉で返す。それに対してイフディエルは予想通りと言わんばかりの顔になる。
「ま、いいわ。少しはマシになってればいいけどね」
イフディエルとユイはファイト台の前に立ち、ファイトの準備を行う。クロノたちは椅子に仕掛けがないか確認を終えた後に座り、ファイトを見守る。準備を終えたイフディエルとユイはファイトを行う。
「「スタンドアップ・ザ(Z)・ヴァンガード!!」」
「ビルド・スタンダード!」
「
ビルド・スタンダード PW5000
「私の先攻!ドロー!ライド!
R グランスカウト R
R ビルド R ユイの手札5枚 山札43枚
「私のターンね。ドロー。ライド。
R バハーリア R
R ルヒエル R
「ルヒエルのブースト、バハーリアでヴァンガードにアタック」
「ノーガード!」
「ドライブチェック『
「ダメージチェック『イニグマン・ブラン』」
「ターンエンドよ」
PW12000➡PW7000 イフディエルの手札6枚 山札42枚
「私のターン!ドロー!ライド!
次元ロボダイバレスト PW9000
「ダイバレストのスキル!ヴァンガードにスキル獲得!」
ダイバレスト グランバルゲル R
R ビルド R
「ダイバレストでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード。ダメージチェック『
「ビルド・スタンダードのブースト、グランバルゲルでヴァンガードにアタック!
ダイバレストが与えたスキル!カウンターブラスト!1枚ドロー!」
「ノーガード」
「ドライブチェック『次元ロボ整備員キャシー(治)』ヒールトリガー!ダメージ1回復、パワーはヴァンガードに!」
「ダメージチェック『
「ターンエンド!」
PW9000➡PW7000
PW14000➡PW7000 ユイの手札6枚 山札39枚 イフディエルのダメージ2枚
「イフディエル!私はあなたを認めない!認められない!世界を正しく導くために、ギーゼを利用するなんて間違ってる!世界をもっとよく見て!人間の可能性は素晴らしい!それをあなたに教えたい!」
「・・・だから・・・伊吹本部長の指示を背いたの?」
「それが、私がやりたいこと、私が決めたことだから」
ユイが本拠地に乗り込んできた理由を聞いたイフディエルはくすくすと笑う。
「くすくす・・・やっぱりいいわ、あなた。今まであった中でも1番の活力・・・何が何でも・・・あなたを手に入れたいわぁ」
「ユイを、手に入れるだって?」
「ライド。
メルエヤル ヘエル R
バハーリア ルヒエル R
「いくら世界を壊し、理想の世界が実現したとしても、ギーゼが存在する限り、本当の意味の平和は掴みとれない。だから、世界を壊した後に、ギーゼも滅ぼさないとねぇ」
「ギーゼも・・・滅ぼす・・・?」
「ふふ・・・ルヒエルのブースト、ヘエルでヴァンガードにアタック」
「・・・ノーガード」
「ドライブチェック『
「ダメージチェック『
「そのための準備だって、すでに最終段階まで突入している。後はあなたを手に入れるだけ。バハーリアのブースト、メルエヤルでヴァンガードにアタック」
「ガード!『オペレーターガール・リンカ(醒)』」
「ターンエンド」
PW14000➡PW9000
PW16000➡PW9000 イフディエルの手札5枚 山札38枚 ユイのダメージ1枚
「・・・どういうこと?ギーゼの使徒であるあなたが、ギーゼを滅ぼすって・・・」
「・・・見なさい、これを」
ユイの疑問にイフディエルはキーボードを操作し、隠していた隔壁を開かせる。隔壁の奥には、イフディエルが作ったであろう人工衛星があった。
「な、なんだぁ、こりゃあ⁉」
「人工衛星・・・?」
「これこそが、世界を平和へと導きだすための鍵・・・ギーゼを滅ぼす兵器・・・エクリプスキャノン」
「エクリプス・・・キャノン・・・」
どうもイフディエルがずっと作っていたのは、この兵器、エクリプスキャノンのことだったようだ。
「これはね、この世界の技術、惑星クレイの技術、そして・・・レリクスの全てを融合させて作り上げた究極の産物。これが完全に起動すれば、ステルス機能が起動し、気づかれることなく、ギーゼを、滅ぼせる」
「・・・っ」
「ただこれはまだ未完成なのよね。でも、シュミレーションも完璧。性能は抜群。後は・・・燃料を入れるだけ」
「燃料?」
「惑星クレイの技術力とレリクスの全てを融合させてるんだから、何を燃料としているか、わかるわよね?」
エクリプスキャノンの燃料となるものを、一同は真っ先に思い浮かべたものがストライドフォースだ。
「ご想像の通り、ストライドフォース・・・でもただのストライドフォースじゃダメ。ギーゼを完全に滅ぼすんだから、ギーゼと同じ何かがないと」
「!まさか・・・!」
「そう・・・」
シオンがイフディエルが真に欲しているものに気が付くと、イフディエルユイに向かってビシッと指をさす。
「ギーゼの紋章を宿した者のストライドフォースが必要不可欠。ギーゼ復活用と、燃料用として、2人必要なわけ」
「!!」
イフディエルの言葉に、カズマが真っ先に脳裏に浮かんだのは、イメージで見たあの光景・・・クロノがギーゼの紋章の柱が完成したあの光景だ。
「な・・・何・・・言ってんだ・・・?」
「あら、クロノ君。もしかして気づいてないのかしら?レリクスの影響っていうのはね、レリクスを壊した程度では簡単に消えたりしないの。ほんのわずかに・・・確かに・・・必ず刻まれているのよ。何かのきっかけさえあれば・・・」
「!くっ・・・うぅ!!」
『!ユイ!』
イフディエルの説明を終えた後、ユイは自分の利き手が熱くなり、手を抑える。手を見てみると、消えたはずのギーゼの紋章が浮かび出ている。
「なっ・・・!」
「ほら・・・ね。逃れられはしないのよ。ギーゼの呪いからは、ね」
「・・・1つ聞いていい?」
「何かしら?」
「その兵器の燃料としてストライドフォースを入れられた人・・・それに、キャノンに打たれたギーゼ復活の際の器の人は・・・どうなるの・・・?」
「・・・くす」
ユイにとって最も重要なことをイフディエルに尋ねると、イフディエルはクスリと笑う。
「何当たり前のこと聞いてるの?死ぬに決まってるじゃない。ギーゼを滅ぼすほどなんですもの、当然でしょ?」
『・・・!!』
イフディエルの何気ない発言に一同を驚愕し、ユイの中に怒りが沸き上がる。
「・・・けないで」
「何?聞こえないわ」
「ふざけないでっ!!あなたの望む世界のために、人間を1人2人犠牲にするようなやり方、私が許さない!!」
「世界をより良きものにするために、小さな犠牲は仕方ないことよ。だいたい・・・道端のありんこをいちいち数えて、目的地にたどり着けると思う?」
「どんな生物だって、可能性をもって生きてるんだ!それを壊す権利なんて、あるわけない!スタンド&ドロー!皆を守るために解き放て!銀河の戦士!ライド!
「わお!ユイの新しいグランギャロップ!」
「コール!
ダイバレスト グランギャロップ R
グランビート ビルド R
「グランビートのブースト、ダイバレストでメルエヤルにアタック!」
「・・・ノーガード」
「ビルド・スタンダードのブースト、グランギャロップでヴァンガードにアタック!
グランビートのスキル!ヴァンガードがギャロップなら、ソウルへ入れて、1枚ドロー!パワープラス5000!」
「ノーガード」
「ツインドライブ!ファーストチェック『
グランギャロップは空を高く飛んでいるヘエル(マヒル)に向かって、その場から動かず、剣による斬撃破を放つ。ヘエル(マヒル)はまともに斬撃破をくらったにもかかわらず、余裕の笑みだ。
「ダメージチェック『
「ターンエンド!」
PW13000➡PW9000
PW18000(+5000)➡PW9000 ユイの手札8枚 山札33枚 イフディエルのダメージ3枚
「ダメージ1対3か・・・ここまでは大将がリードしてるな」
「けど相手はエンジェルフェザー・・・あのダメージが、糧となる・・・」
「少しは工夫らしい工夫をしているじゃない。確かに前よりは違うわね。けど・・・それでもあなたは私に負けるのよ。スタンド&ドロー。ライド。浄化の光よ、仇なす罪人に天罰を与えよ!
「羽ばたく翼は裁きの剣!!ストライドジェネレーション!!!!
ジェネレーションゾーン 『
「
ルヒエルのスキル。
「ナレルのスキル。手札の
(!ゼロスドラゴンのコスト・・・!)
「メルエヤルのスキル。
さらにダメージゾーンにヴァンガードと同名カードがあれば、ヴァンガードにパワープラス2000。
ダメージゾーンのヨフィエルのスキル。カウンターブラスト。
「コールした後は、山札の上1枚を表でダメージゾーンに『
メルエヤルのスキル。自身とヴァンガードにパワープラス2000。
さらに
公開したカード『
「アニエルをダメージゾーンに。残りはドロップゾーンに。
メルエヤルのスキル。自身とヴァンガードにパワープラス2000。ドクトロイド・リフロスをコール」
ドクトロイド・リフロス(醒) PW4000
「ドクトロイドの
メルエヤルのスキル。自身とヴァンガードにパワープラス4000。ナレルをコール。
ナレルのスキル。手札のヨフィエルをダメージゾーンに。ラビエルを手札に。
ハーツが
メルエヤルのスキル。自身とヴァンガードにパワープラス2000」
メルエヤル アナフィエル ヨフィエル
ナレル R ナレル
「元々私の理想を誰かに認めてもらおうなんてこれっぽっちも思ってないわ。ただ今の世界で平和が続いても、必ず争いは起きる。そうなる前に、世界は壊れるべきなのよ。アナフィエルでヴァンガードにアタック」
「ノーガード!」
「トリプルドライブ!ファーストチェック『
アナフィエル(マヒル)は炎と雷を合わせ、雷炎をグランギャロップ目掛けて放った。グランギャロップは雷炎をまともにくらったが、剣で払いのける。
「ダメージチェック『
「ねぇ、シラヌイと関わったことのあるあなたたちならわかるでしょ?惑星クレイは争いばかりで・・・そして、人間のイメージ力で、ユニットたちの思考が歪んでいくことを。ナレルのブースト、ヨフィエルでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!ダメージチェック『
「もはや、汚れた人間たちが存在する限り、平和は訪れない!!ナレルのブースト、メルエヤルでヴァンガードにアタック!」
「ジェネレーションガード!!豪勇合身ジーオーファイブ!!」
ジェネレーションゾーン コスト『次元ロボ整備員キャシー(治)』
豪勇合身ジーオーファイブ SH15000
スキル発動!ソウルブラスト『
「・・・ターンエンド」
PW35000➡PW13000
PW48000➡PW13000
PW46000➡PW13000+SH35000=48000 イフディエルの手札5枚 山札27枚 ユイのダメージ5枚
「なんとか、5ダメージで抑えることができたけど・・・」
ヴゥー!ヴゥー!ヴゥー!
トコハが一言呟くと何やらサイレンの音が鳴り響いた。
「・・・何事かしら?」
イフディエルが操作し、モニターに監視カメラの映像を映す。そこには、伊吹を含めた制圧部隊が入りこんできた。
「伊吹⁉もうここまで来たのか!」
「うーん、邪魔が入るのは嫌だしねえ・・・」
イフディエルはキーボードを操作し、複数体のガードロボットを起動させ、伊吹たちを襲わせた。伊吹たち制圧部隊はガードロボットを対処する。
「伊吹さん!」
「これで邪魔は入らないわ。さぁ、思う存分楽しみましょう?」
いくら邪魔されたくないとはいえ、本気で排除しようとしているイフディエルを見て、ユイは急いで自分のターンに入る。
「すぐに終わらせて、ロボットを止める!ストライドジェネレーション!!!天地合体トライアース!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『
天地合体トライアース PW28000 ハーツ『
「
ビルド・スタンダードのスキル!カウンターブラスト!自身をソウルへ!1枚ドロー!ヴァンガードにパワープラス4000!グランビート、ダイバレスト、グランバルゲル、グランスカウトをコール!
ダイバレストのスキル!ヴァンガードにスキル獲得!
グランバルゲルの
グランスカウトの
「パワー88000⁉」
「すげぇ・・・こんなヴァンガードの高パワー見たことねぇぜ!」
「トライアースのスキル!Gゾーンのエクスギャロップを表に!さらにパワープラス10000!スキル獲得!」
グランバルゲル トライアース ダイバレスト
グランスカウト R グランビート
「グランビートのブースト、ダイバレストでヴァンガードにアタック!」
「ガード『
「トライアースでヴァンガードにアタック!
グランビートのスキル!ソウルへ!1枚ドロー!パワープラス5000!
ダイバレストのスキル!カウンターブラスト!1枚ドロー!」
「・・・ノーガード」
「トリプルドライブ!ファーストチェック『次元ロボ整備員キャシー(治)』ヒールトリガー!ダメージ1回復、パワーはグランバルゲルに!セカンドチェック『
トライアースは勢いよく地面を蹴飛ばし、空高くジャンプし、イフディエル(マヒル)に向かって水と風を纏った両拳を叩きつける。この一撃でイフディエル(マヒル)は初めて苦虫を噛みしめている。
「くっ・・・ダメージチェック『
「トライアースのスキル発動!アタックがヒットしたため、パワー20000につき、相手のリアガードを1体退却できる!パワー80000以上で4体分!ナレル2体、メルエヤル、ヨフィエルを退却!」
「これでイフディエルのリアガードが0に!」
「これで!グランスカウトのブースト、グランバルゲルでヴァンガードにアタック!」
「ジェネレーションガード!!
ジェネレーションゾーン コスト『
「エレレートの
「ターンエンド。グランスカウトは退却して、ソウルチャージ『」
PW13000➡PW11000+SH5000=16000
PW98000➡PW11000
PW34000➡PW11000+SH25000=36000 ユイの手札10枚 山札22枚 イフディエルのダメージ5枚
「・・・1つ聞いていいかしら?あなたはなんでこの世界を守ろうとするの?」
「なんでって・・・」
「あなたには関係ないはずよ?世界中の人間たちと直接的な友好関係もない。なら、助ける意味も・・・」
「意味ならある!」
「!」
「確かに私たちの世界の人間は自己中でわがままで、自分のこと以外考えられないのかもしれない!それでも・・・それでもみんな、自分の可能性を信じて、必死に生きてるんだ!それを否定する権利なんて、どこにもない!!」
「・・・・・・」
イフディエルの問いかけにユイは自分の思う気持ちを力いっぱい伝える。その姿にイフディエルは唖然となる。
「・・・そう・・・可能性、ね。私にはもうそんなもの、一切感じられない。それも当然。自分から切り捨てたんですもの。でもあなたは、最後まで可能性を信じ、未来を信じ、己を貫く・・・心底羨ましいわ」
ユイの答えにイフディエルはこの世界で初めて、本当の意味の笑みを浮かべた。
「なんで・・・もっと早くに、あなたと出会えなかったんでしょうね?」
だがその笑みは・・・あまりにも辛く、寂しく、空しい笑顔だった。
「イフディエル・・・」
「・・・でも、たらればの話をしたって意味ないわよね。現実は・・・そうはならなかったんですもの」
「!!この感じ・・・!」
「ゼロスドラゴンが来るぞ!」
「ヴァンガードと同じカードをコストに。我が未来の全てを賭けて!!反逆者に聖なる裁きを与えたまえ!!」
ジェネレーションゾーン コスト『
「我が未来を喰らい顕現せよ!!!ユナイテッド・サンクチュアリのゼロスドラゴン!!!アルティメットストライド!!!!!」
天の空高くより、神々しい光がイフディエル(マヒル)を包み込み、天へと昇っていくイフディエル(マヒル)。雲に入った瞬間、光はさらに神々しくなり、天から禁断の破壊兵器、ウルティマが現れる。
「極天のゼロスドラゴンウルティマ!!!!!」
極天のゼロスドラゴンウルティマ PW36000 ハーツ『
「ウルティマのスキル。カウンターブラスト(2)。山札から好きなカードを4枚選んで、そのうち2枚をコールできる。ヨフィエルと
「残りのカードは山札の上に。そして、ドライブチェックで出たトリガーの効果は全てのユニットに適応される。
ヨフィエルのスキル。パワープラス2000。バハーリアと
「スラオーシャの
「レスキューチェックで全部のユニットにクリティカルが⁉」
「それだけじゃない・・・あの1番上のカードは、おそらくスタンドトリガー!」
「なっ!それって・・・」
ヨフィエル ウルティマ スラオーシャ
バハーリア シェミハザ シェミハザ
「シェミハザのブースト、スラオーシャでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『
「私もあなたみたいな考え方ができれば、こんな行動はしなかったんでしょうけどね・・・バハーリアのブースト、ヨフィエルでヴァンガードにアタック!」
「ジェネレーションガード!!大銀河超獣ズィール!!」
ジェネレーションゾーン コスト『次元ロボ整備員キャシー(治)』
大銀河超獣ズィール SH15000
「スキル発動!ソウルブラスト『ビルド・スタンダード』ヨフィエルを選んでパワーマイナス5000!」
「でもね、私の心はあの日を境に凍り付いた・・・この汚れた世界を、壊してしまいたいほどに」
イフディエルの脳裏に浮かび上がったのは、戦場において、仲間を失ったクレイでの出来事。そしてそれを悔しく拳を握りしめる自分だった。
「もう何もかもが遅いのよ。この世界にも、クレイにも、未来という名の可能性は、失われてしまったのだから。シェミハザのブースト、ウルティマでヴァンガードにアタック!」
「違う!!今からでもやり直せるはずだ!完全ガード!『
ウルティマは剣を大きく上げてグランギャロップに振り下ろしたが、その攻撃はグランモンクが防いでいった。グランモンクの不器用が折れるとウルティマもう一撃放とうとした。だがその攻撃はグランモンクの別の武器で市にだ。
「往生際が悪い!トリプルドライブ!ファーストチェック『ドクトロイド・リフロス(醒)』スタンドトリガー!全てのリアガードをスタンド!パワーは全部のユニットに!」
「くっ!やっぱりリアガードを全部スタンドしやがった!」
「セカンドチェック『
「ここでダブルトリガーだと⁉」
「無駄な抵抗はやめて、私に身をゆだねなさい。そうすれば、あなたは新たな世界で永遠に語り継がれる・・・栄光が手に入られるのよ。バハーリアのブースト、ヨフィエルでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『次元ロボダイブルーム(引)』『
「これで・・・あなたも終わり!そして、新たな世界の幕開けよ!!シェミハザのブースト、スラオーシャでヴァンガードにアタック!」
「ジェネレーションガード!!
ジェネレーションゾーン コスト『次元ロボ整備員キャシー(治)』
「スキル発動!攻撃しているユニットのパワー30000以上でシールドプラス10000!さらにガード!『
『防いだ!!』
「ま・・・まさか・・・ウルティマの加護が・・・!」
イフディエルが信じられない表情をしている間に、ゼロスドラゴンの意志によって、イフディエルのGカードは除外される。
PW26000➡PW13000+SH15000=28000
PW30000(-5000)➡PW13000+SH15000=28000
PW41000(+20000)➡PW13000(完全ガード)
PW45000➡PW13000+SH35000=48000
PW46000➡PW13000+SH35000=48000 イフディエルの手札3枚 山札18枚 ユイのダメージ5枚(裏2枚)
「・・・まぁでも、完全ガードを手元にあるし、ここさえ凌げば余裕で勝てるわ・・・」
「・・・私は、あなたを憐れむ」
「?」
「世界を憎むあまり、仲間の本当に残したいものに気付こうとしない・・・哀れな天使」
「・・・・・・」
「私はあなたとは違う!どんなに辛くても、どんなに厳しくても、醜さ、卑しさも全て受け入れる!人々の心は1つにはなれない・・・けれど!仲間との絆と思いが合わせれば、どんなことだって乗り越えられる!世界だって平和が保たれる!!」
ユイがそう宣言して拳を上に突きつけると、手から光が発する。
「ぬっ・・・くぅ・・・!・・・なっ!!」
イフディエルはまぶしさを感じながらもユイの手の甲を見て、驚愕する。なぜなら・・・ユイの手に刻まれたギーゼの紋章が燃えていくように消えていくからだ。イフディエルは気になってキーボードを操作し、センサーをユイを照らし出す。
「ギーゼの呪いが・・・完全に消失・・・!こんなこと・・・ありえない・・・!」
完全にギーゼの紋章が消えたことに戸惑いを隠せないイフディエル。その間にもユイのターンに入る。
「銀河よ、正義を記し、輝きを照らし出せ!!ストライドジェネレーション!!!!」
ジェネレーションゾーン 『
グランギャロップは剣を掲げて銀河の光を自身に浴びさせる。光から出てきたのは、下半身は馬のような姿、上半身は人間のような、サジタリウスのような姿のバトロイドが現れる。背中には翼に似たパーツ、手には剣ではなく弓が備わっている。これぞ、グランギャロップのもう1つの未来の可能性だ。
「
「可能性を信じているユイの・・・新しいエクスギャロップ!」
「
「パワー90000を単体で・・・すごい・・・!」
R エクスギャロップ R
R R R
「
ブレイベストピークの
Gゾーン表のカードが増えたため、パワープラス10000!」
「さらに上がってパワー100000⁉」
「それだけで・・・!完全ガード!『
エクスギャロップはイフディエル(マヒル)に弓の狙いを定め、光の矢を放った。だがその矢はアニエルが防ぎきる。
「クワドラプルドライブ!ファーストチェック『
「せっかくのダブルクリティカルなのに、ざんね・・・」
「ブレイベストピークの
「ドライブチェックが失う代わりに高パワーを維持したままのスタンド⁉」
「すげぇ・・・」
「ハートにぃ・・・キターーー!!」
「ブレイベストでヴァンガードにアタック!」
「私は・・・新たな世界を・・・!!」
「世界をまともに見ようとしないあなたに世界は変えられない!私は世界を見つめ、醜さを認めたうえで、まっすぐ突き進む!そして掴んで見せる!全ての人に、笑顔を!」
「何と傲慢な!そんなことができるとでも・・・!」
「難しいことは重々承知だよ。それでも、私は前に進むんだーーー!!」
「ああああああああああああああああ!!!」
エクスギャロップはもう1度弓を構え、イフディエル(マヒル)に光の矢を先ほどよりも強力な威力を載せて放った。イフディエル(マヒル)は光の矢に貫かれる。あたりは、イフディエル(マヒル)の羽で舞っている。
PW100000(+1000)➡PW11000(完全ガード)
PW101000➡PW11000
ダメージチェック『
ユイのダメージ5枚 イフディエルのダメージ6枚 勝者ユイ
「よっしゃああ!!」
「やったぁ!ユイが勝った!」
「やったな!」
「ユイー!ハートが震えるファイトだったよー!」
ユイがイフディエルに勝って一同は喜び、笑いあった。ユイ自身も決着をつけられて笑みを浮かべる。
ボワッ!!
そうしてる間にイフディエルのGカードは金色の炎に包まれていき、カードを焼き尽くす。
「!カードが⁉」
『くわあああああ!!』
一同がカードに注目しているとカラスたちが部屋に入ってきて、クロノたちの周りを飛び回っている。
「な、なんだよこいつら⁉」
「あ、あっちいけ!」
「かあーーー!!」
カラスたちを払いのけようとしている隙に1匹のカラスがゼロスドラゴンウルティマを持ち去っていった。
「ぜ、ゼロスドラゴンが⁉」
「ふ・・・ふふふふふ・・・」
イフディエルはクランクマークの痛みを耐えながら立ち上がる。
「残念だったわね、私が万が一ディフライドが解けたらカラスたちがゼロスドラゴンを回収するプログラムを組み込んでいるのよ。今頃は、使徒たちの手に・・・」
「くっ・・・!」
「・・・負けは負けだしね、エクリプスキャノンの使用は諦めるわ。この世界の物も利用しない。でも・・・」
イフディエルがそう口にしている間にイフディエルの魂はマヒルの体から抜け出していく。
「私が世界を壊すのを諦めるとでも思う?絶対に世界を壊し・・・必ず理想世界を実現してやるわ」
「・・・その時は・・・クレイのみんなが必ず止める!私たちとユニットたちは、繋がっているから!」
「・・・その強がりがどこまで続くか、クレイで見ててあげるわ」
ユイの言葉を聞いて、イフディエルは笑みを浮かべながら惑星クレイへと静かに送り返されていく。ディフライドが解除されたマヒルは静かに倒れ、ユイに支えられる。
「これは・・・どういうことだ?なぜお前たちがいる?」
「!い、伊吹・・・!」
イフディエルがクレイに戻っていくのを見届けている隙に、伊吹たち制圧部隊がやってきた。クロノたちはやばいといった顔をしている。伊吹はユイに視線を向ける。
「これはお前がやったのか?」
「・・・はい」
「・・・佐倉、それからお前たち、すぐに普及協会本部に来い」
伊吹はこの場所を制圧部隊に任せ、イフディエルの研究所からユイたちを連れて去っていった。
☆
バチンッ!
普及協会本部の本部長室に戻ってきた伊吹は事の発端であるユイの頬に1発ビンタを振るう。それには一同驚愕する。
「お前は自分が何をやったのかわかっているのか?」
「・・・はい」
「結果的にイフディエルをクレイに返せたが、もしものことがあったらどうするつもりだった?お前は自分個人の目的のために、多くの者に危険をさらし、迷惑をかけた。言い逃れはできんぞ」
「・・・返す言葉もありません」
伊吹の説教にユイは痛む頬を抑えながら反省しながら説教を聞いている。
「お前には、それ相応の処罰を受けてもらう」
「伊吹!いくら何でも・・・」
「いいんだよ、クロノ。これでいいんだ」
「お前・・・」
伊吹の言い分に何かを言おうとした時、ユイがストップをかける。
「処罰を言い渡す」
「・・・」
「お前には、これからもドラゴン・エンパイア支部でこれまで以上の責務を全うしてもらう」
「・・・え?」
「勝手な行動はこれからは控えてもらう。せめて俺たちに連絡を入れろ。そして、お前自身の手で、ヴァンガードの楽しさを広めろ」
「え?え?え?」
厳しい処罰、最悪の場合支部を追い出されることを覚悟していたユイは呆気にとられる。
「お前という存在は、もう俺たち普及協会本部には必要不可欠の存在だ。勝手な行動をし、いなくなることは許さん。これからも、協力してくれるな?」
迷惑をかけたのにまだ普及協会に、それどころか自分を必要と言ってくれたことにたいしてユイは、自分はなんてバカなんだろうと思いながらうれし涙を流す。
「・・・はい・・・もちろんです・・・。全力でやらせていただきます」
ユイの姿、心情を察し、伊吹は伊吹はふっと笑みを浮かべた。その様子にくろのはやれやれっと心の底で思っている。これで長かったイフディエル問題は解決した。だが、これが終わりというわけではない。まだ使徒たち、ガスティールの問題が残っているのだから。
to be continued…
伊吹「まったく・・・俺の指示を無視して研究所まで行くとは・・・無茶なことをする」
ユイ「ご、ごめんなさい・・・ご迷惑をおかけしました」
伊吹「全くだ・・・もしお前がいなくなったりでもしたら・・・俺はお前の両親に顔向けもできん」
ユイ「あの・・・伊吹さん。私のこと、心配してくれてたんですか?」
伊吹「当たり前だ。お前はすでに普及協会にとって大切な逸材だ。勝手にいなくなることは許さん。しかし・・・お前が今回の件で深く悩ませてしまったことには、俺の責任がある。すまなかった。これからも、ヴァンガードのために、手を尽くしてくれるな?」
ユイ「も・・・もちろんです!佐倉ユイ!全身全霊で、ヴァンガードを盛り上げて見せます!」
TURN230「邪神司教ガスティール」