新たな小説は五等分の花嫁をもとにした六等分の花嫁となります。五等分の花嫁に興味がおありでしたぜひこちらも読んでくれると幸いです。これからはヴァンガードと六等分の花嫁を並行して投稿できればいいなと考えております。そしてお詫びにNEXTの設定にZを追加しました。お詫びということで。汗
アニメではついに新右衛門編が開始されましたね。なんか変わってない部分もあってほっとしているようなそうでないような気分ですw
新たなパック、皆さんはいいカードを手に入れられたでしょうか?私はこれから買う予定です。
さて、今回はガスティール猊下とのファイトの後半戦です!
それではどうぞ!
アラタたちの帰還を祝うクリスマスパーティのさなか、レリクスの歪みを調査していた伊吹が行方をくらまし、クロノがカードキャピタル2号店を飛び出した後、カズマとタイヨウはクロノを追いかけていたが、そのクロノが目の前で消えて、戸惑いを隠せないでいる。そんな中、電話で呼び出した駆け付けてきたシオン、ユイ、トコハ、アン、アリス。
「カズマ!タイヨウ君!クロノが消えたってどういうこと⁉」
駆け付けてきた5人に事の全てを話すカズマとタイヨウ。
「わからねぇ・・・突然目の前で消えちまったんだ」
「空間が歪んで・・・レリクスに落ちた時と似ていました」
「ここはクロノがレリクスに落とされた場所だ。まだ、その影響が残っているのかもしれない」
2人の説明にシオンは冷静に分析する。
「・・・で?新導の手に紋章があったって、本当かい?」
アリスの問いかけにカズマとタイヨウは首を縦に頷く。そう、あの時クロノの手には確かにギーゼの紋章が刻まれていた。それに反応したようにクロノは消えてしまったのだという。
「そういえば・・・あの時イフディエルが言っていたよね!レリクスの影響は消えない、ほんのわずかに残されているって!」
「ということは・・・ギーゼの器にされる可能性がまだ残っていたってことですか?」
自分たちにとって最悪のケースがいくつか推測される中、タイヨウはずっと気がかりだったことを口にした。
「あの・・・実は・・・レリクスが崩壊する直前、クロノさんの紋章が、一瞬完成しているように見えたんです」
「「「「!!?」」」」
「何っ⁉」
クロノの紋章が完成していた。そんな衝撃の事実にシオンたちは驚愕している。
「すみません・・・それがずっと気になって・・・なのに・・・」
「あの天使が言っていたことは本当のことなのかよ!あの時俺がもっと注意してりゃ・・・くそ!!」
「ストーーップ!!」
タイヨウとカズマが自責の念に抱いていると、トコハにそれを止められる。
「とにかく兄さんたちに連絡して、合流しましょう!あの時、なんて考えるより、クロノを探すのが先!」
「うん。それに、クロノを探せば伊吹さんだって見つかるかもしれない!」
トコハとユイの言葉に一同は首を縦に頷き、マモルたちと合流の後、クロノの探索を開始するのだった。
TURN231「運命という名の呪い」
レリクスの歪みによってガスティールが作り上げた呪いの空間に飛ばされたクロノは苦し気にしている伊吹を支えている。
「・・・ギアクロニクルの特異点」
クロノが現れたことにガスティールは好都合と言わんばかりの笑みを浮かべている。
「おい!しっかりしろ!」
「ぐ・・・ぐううぅ・・・!」
「・・・お前が伊吹を!」
この現状を作り上げた元凶のガスティールを強く睨みつけるクロノ。ガスティールはクロノの登場を歓迎しながら現状を説明する。
「ようこそ、我が呪詛の間へ。その男はファイトでダメージを負うごとに命を削られていく。ディフライドしたこの身に唯一許された我が主の力。メサイアを滅するための呪いです」
「ぐ・・・あああ!」
「そんな・・・!」
「メサイアの先導者の命は今や風前の灯火。惑星クレイのメサイアもそれに伴い力を失い、滅びの時を迎えるのです!!」
「させるか・・・!」
ヅキンッ!
「ぐわあああ!!」
「無理すんな!」
自分の命が危ない状況の中、伊吹は苦しみの中でもファイトを続行しようとするが、呪いのせいでうまく動けないでいる。
「ファイトに勝てば死なないんだな!」
「勝負がつくまでこの男の命が・・・持てば、の話ですが」
ガスティールの言葉にクロノは伊吹の安否を確認する。苦し気にしてはいるが、何とか気は持っている状態だ。
「俺がやる!」
「何?あなたが?代わりにファイトを?」
「ああ!」
伊吹に変わってクロノが伊吹のデッキを使ってファイトすることに多少ながらも驚くガスティール。
「いいのですか?あなたが負ければその男は・・・死ぬのです」
「クロノ・・・」
伊吹の代わりにファイトしようとするクロノに伊吹は服を掴み上げ・・・
「お前に・・・託す・・・」
「伊吹・・・」
事の全てをクロノに任せることにした。クロノは伊吹を休ませて、自分はファイト台の前に立ち、伊吹の盤面、手札を確認する。
「・・・いいでしょう」
ガスティールの了承あり、ファイトを続行する。盤面はこのようになっている。
ガスティールの盤面
グレンツェント ガスティール 愛着
リボルティング ヴァクストーム R 手札6枚 山札15枚 ダメージ3枚(裏2枚)
伊吹(クロノ)の盤面
R イディアルエゴ R
アウリオン サクリファイス デュナミス 手札5枚 山札25枚 ダメージ5枚(裏2枚)
(ダメージは3対5・・・それぞれ1体ずつストライドしてる・・・カードを見れば、お前がどんな風に戦いをしてきたのか・・・この先どんなファイトをイメージしていけばいいかわかる・・・)
クロノが思い浮かべるのは、伊吹とのこれまでの因縁のファイト、そして、1番深く残っている言葉だ。
『ファイトには、その人間の全てが現れる』
「こいつの戦い方は、俺が1番よく知っている!勝って2人で帰るぞ!」
「ああ・・・任せた!」
「ふふ・・・」
「いくぞ!!」
全ての状況の確認を終え、クロノのターンとなる。
「ストライドジェネレーション!!!創世竜バサルティス・メサイア!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『オルターエゴ・ネオ・メサイア』グレード3
創世竜バサルティス・メサイア PW26000 ハーツ『イディアルエゴ・メサイア』
「イディアルエゴ・メサイア
アレスター・メサイア PW9000
「アレスターの
アレスター バサルティス 〇
アウリオン サクリファイス デュナミス
「アレスターでヴァンガードにアタック!」
「インターセプト『愛着のサキュバス』」
「アレスターのスキル!自身を
「よし!」
「サクリファイスの
「まるで自分のデッキのように使いこなしていますね」
「いい加減こいつとは長い付き合いだからな。それに、こいつにはでかい借りがある」
クロノの脳裏に浮かび上がるのは、ストライドゲートで命がけでドランたちを解放してくれた伊吹の姿だ。
『お前に・・・未来を・・・託す・・・』
「返してやるぜ、あの時の借りを!今こそ!バサルティスでヴァンガードにアタック!
バサルティスのスキル!カウンターブラスト!Gゾーンのバサルティスを表に!Gゾーン表のカード1枚につき、リアガードと
ヴィラストス・メサイア PW7000
「ヴィラストスの
「ノーガード」
「トリプルドライブ!ファーストチェック『アステロイド・ウルフ(☆)』クリティカルトリガー!パワーはヴィラストスに、クリティカルはバサルティスに!セカンドチェック『ミィーガー・メサイア』サードチェック『終焉に灯る光カリーナ(治)』ヒールトリガー!パワーはヴィラストスに、ダメージ1回復!」
バサルティスは創世の光をレーザーとして収束し、その全てをガスティールに放った。ガスティールは攻撃をまともにくらい、宿敵メサイアを強く睨みつける。
パキーンッ!
「あ・・・っ!はぁ・・・はぁ・・・」
ダメージが回復したことにより、呪いの力が少し和らぎ、伊吹の顔色が少しだけ優れた。その様子にクロノは安堵する。
「ダメージチェック『ヴァクストーム・ヴァンピーア』『デモンテッド・エクセキューショナー』」
「このファイト、絶対に、勝つ!!ネオンメサイア・アウリオンのブースト、アレスター・メサイアでヴァンガードにアタック!」
「ガード『ヴェアヴォルフ・アングライファー(☆)』」
「デュナミス・メサイアのブースト、ヴィラストスでヴァンガードにアタック!」
「ジェネレーションガード。降り積もりし愛執ドルジ・ナス」
ジェネレーションゾーン コスト『多感のサキュバス(治)』
降り積もりし愛執ドルジ・ナス SH15000
「スキル発動。ソウルが8枚以上でシールドプラス10000」
「まだだ!ヴィラストスの
デュナミスの
ヴィラストスのスキル!
サクリファイスのスキル!自身を
「戒め、解放し、同胞を高みへと至らせる・・・メサイアの常套手段・・・」
「ヴィラストスでヴァンガードにアタック!いっけええ!!」
「だが、届かない。ガード『ヴェアヴォルフ・アングライファー(☆)』」
「くっ・・・!ターンエンドだ!」
PW11000➡PW11000+SH5000=16000
PW26000➡PW11000
PW17000➡PW11000+SH10000=21000
PW21000➡PW11000+SH25000=36000
PW18000➡PW11000+SH10000=21000 クロノの手札8枚 山札19枚 ガスティールのダメージ5枚(裏2枚)
「決められなかった!」
「だが、一列は
「くくく・・・くはははは・・・。全てはギーゼ様のために。全ては・・・ギーゼ様の思し召し」
ガスティールは愉快そうに笑っている。
「まさか、このような日が訪れるとは・・・想像がつきませんでした遠い昔、大災厄で敗北を喫した時、ゼロスドラゴンも異世界に封じられ、これでもうギーゼ様の復活は叶わないと・・・。私にできることはもはや、祈りを捧げメサイアを呪うことだけだと・・・。ところが、何という運命のいたずらか、この世界は結ばれたのだ。ギアクロニクルの特異点によって!」
「・・・っ」
「決して叶わぬと思っていた異世界に、こうして降り立つことが可能になった!ああ、この気持ちがわかりますか?新導クロノ。あなたには本当に感謝してもしきれない・・・全ては運命!この世に生を受けてきた者たちの、死ぬまで足掻き、争い、傷つくさまを、私は飽きるほどに見てきた」
ガスティールの脳裏に浮かび上がったのは惑星クレイのさまざまに至る争い、そしてその散りゆく命の灯だった。
「世界は滅びを望んでいるのです!!虚しい生の営みからの解放を!!繰り返される愚かで虚しい行為・・・ただただ無意味に連綿と続く苦しみを早く終わらせてくれと・・・。そのために、貴様という存在が生まれたのだ!!ギアクロニクルの特異点!貴様の存在そのものが、滅びを求める大いなる発露、啓示なのだ!!」
「・・・・・・」
「そう!!もはや誰にも!!この私にも!!この運命を止めることはできない!!そして今・・・こうして貴様がメサイアの先導者の代わりに私とファイトしている・・・それもまた、運命。くくくく・・・」
「・・・それがどうした?」
「?」
ガスティールの言い分にクロノは言葉を発する。
「それがどうしたってんだよ!!言いたいのはそれだけか!!」
「何?」
「ムカつくけど、こいつが強いことを、俺は嫌って程知ってる!」
そしてクロノに続き、伊吹もクロノの肩を貸して立ち、言葉を発する。
「・・・俺は信じて託した」
「ああ。こいつのイメージしたファイトをすれば、負けるはずがねぇ!!」
クロノと伊吹の強い絆を見てガスティールは実に愉快そうに、そして、狂気に満ちた静かな笑みで笑う。
「くくく・・・なるほど、それが・・・絆とかいうものですか。いいでしょう・・・その絆が!!どこまでギーゼ様のお力に耐えられるのか!!楽しみですねぇ・・・」
ガスティールはドローフェイズを行い、そして、ストライドのコストを払う。
「ヴァンガードと同じカードをコストに。我が未来の全てを賭けて、生きとし生きる者に滅びの祝福を」
ジェネレーションゾーン コスト『邪神司教ガスティール』
「ファイトに敗北すれば、ジェネレーションゾーンのカードは二度と戻りません。逆に!!私が勝てば、分身たる伊吹コウジの命は絶たれ、メサイアは力を失う!!そして新導クロノ・・・あなたは今度こそギーゼ様となる!!あなたは極限までに器に近づいた、この世界でもっとも、我が主を宿すにふさわしい存在!!」
ガスティールの言葉と共にクロノの手にギーゼの紋章が浮かび上がる。
「後は・・・洗礼を受けていただくだけ。そうすれば、あなたはギーゼ様としてこの世に降臨し、その手で齎すのだ・・・世界が待望する破壊と、滅亡を!!!」
「・・・っ」
「我が未来を喰らい顕現せよ!!!ダークゾーンのゼロスドラゴン!!!アルティメットストライド!!!!!」
ガスティールは深き闇に包まれていき、禍々しき霧が充満する。そして深き霧の奥より、赤い瞳とギーゼの紋章が光輝いた。霧が霧散すると同時に、禁断の破壊兵器、ダストが現れる。
「終焉のゼロスドラゴンダストォ・・・」
終焉のゼロスドラゴンダスト PW36000 ハーツ『邪神司教ガスティール』
「ダストのスキル!カウンターブラスト(2)!あなた方の全てのユニットに全能力を失い、グレードとパワーが1になる」
「何っ⁉スキルが使えない⁉」
(パワーが1になったら、大量のガードが必要・・・)
(しかもヴァンガードのグレードが1になったら、グレード2以上でガードできない!インターセプトも、ジェネレーションガードも使えない・・・!)
「さらに、4ダメージ以下で相手に1ダメージ」
「何っ⁉」
ダストはギーゼの紋章から闇のエネルギーを発し、それをイディアルエゴに放った。この闇をくらい、ダメージを受けるイディアルエゴ。
「くっ・・・!ダメージチェック『イディアルエゴ・メサイア』」
ヅキンっ!!!
「ぐわああああああ!!!」
ダメージを受けたことによって伊吹は痛みによってさらに苦し気になる。
「!伊吹!!」
「このくらい・・・なんてことない・・・続けろ・・・」
「けど・・・」
「続けろぉ!!ぐぅ・・・はぁ・・・!」
「伊吹!」
伊吹はクロノにファイトを続けるように苦し気ながら言った。その様子にガスティールは笑みを浮かべる。
「てめぇだけは・・・てめぇだけは許せねぇ!!!」
「コール。悪夢の国のダークナイト」
悪夢の国のダークナイト(☆) PW4000
「悪夢の国のダークナイトのスキル。ソウルへ移動。ダストにパワープラス3000。コール。邪神司教ガスティール。
ガスティールの
「くっ・・・!」
「ガスティールの獲得したデモンテッド・エクセキューショナーのスキル!山札の上から7枚見て、
そして・・・ガスティールの獲得したデモンテッド・エクセキューショナーの
〇 ダスト ガスティール
〇 〇 R
「見よ・・・これこそ我が主が齎す破壊!その原動たる、ゼロスドラゴンの力!終焉のゼロスドラゴンダストでヴァンガードにアタック!終焉の光景を・・・見よ!!」
「ガード!『アステロイド・ウルフ(☆)』『終焉に灯る光カリーナ(治)』『終焉に灯る光カリーナ(治)』『サクリファイス・メサイア』『超絃理論の愛し子(引)』『デュナミス・メサイア』」
ダストは口に闇のエネルギーをかき集め、邪悪な力が宿った。宿った邪悪の力をブレスとしてイディアルエゴに放った。強大な闇の力を数多くのガーディアンが進行を防ぎ、何とかイディアルエゴに当たらずに済んだ。
「トリプルドライブ。ファーストチェック『ヴァクストーム・ヴァンピーア』セカンドチェック『絶縁の堕天使アクラシエル』サードチェック『悪夢の国のダークナイト(☆)』クリティカルトリガー。効果は全てリアガードのガスティールに。ガスティールでヴァンガードにアタック!
ガスティールが獲得したベイルファル・リプレッサーの
「何っ⁉」
「さようなら、メサイアの先導者。そしてありがとう、ギアクロニクルの特異点。今ここに、器が満たされ、破壊と滅亡が、世界を癒す!!」
「完全ガード!!『定常宇宙の祈り子』(コスト『ミィーガー・メサイア』)」
「なっ・・・!!」
ガスティールの攻撃を防ぎ切ったクロノにガスティールは予想外といった顔をしている。その間にガスティールのGユニットは除外される。
PW39000➡PW1+SH45000=45001
PW31000➡PW1(完全ガード) ガスティールの手札4枚 山札8枚 クロノのダメージ5枚(裏1枚)
「俺のせいで・・・この2つの世界が繋がって・・・そのせいでこいつが・・・こいつがこんな目にあってるっていうなら・・・俺はなおさら、負けるわけにはいかねぇ!!俺は全力でこいつの命を!俺たちの未来を!守る!!」
「ふっ・・・お前のこじつけを・・・運命にするな・・・。本当の・・・運命は・・・自らの手でつかむものだ!」
「・・・手札もなしに?」
今のクロノの手札は0、ストライドできるかも怪しい状況。それでもクロノは可能性を信じる。
「スタンド&ドロー!」
クロノが引いたカードはイディアルエゴ・メサイア、ストライド可能なコストだ。
パワープラス「よし!」
「ストライドジェネレーション!!!!創世竜ハーモニクス・ネオ・メサイア!!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『イディアルエゴ・メサイア』グレード3
創世竜ハーモニクス・ネオ・メサイア PW26000 ハーツ『イディアルエゴ・メサイア』
「定常宇宙の祈り子の
サクリファイスのスキル!自身を
イディアルエゴ ハーモニクス・ネオ ヴィラストス
〇 〇 〇
「ヴィラストスでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード」
「ヴィラストスのスキル!カウンターブラスト!自身を
「ガード『ヴァクストーム・ヴァンピーア』」
「イディアルエゴのスキル!ソウルブラスト『ミィーガー・メサイア』自身を
クロノがハーモニクス・ネオ・メサイアでアタックしようとした時、伊吹もカードに触れる。お互いに顔を頷かし、ヴァンガードでアタックする。
「「ハーモニクス・ネオ・メサイアでヴァンガードにアタック!!
ハーモニクス・ネオ・メサイアの
「
「
「5体以上で
「ぐっ・・・!」
「ヴィラストスのスキル!パワープラス4000!」
「ネオンメサイア・アウリオンのスキル!
「ぐぅ・・・ノーガード・・・!」
「トリプルドライブ!ファーストチェック『アレスター・メサイア』セカンドチェック『超絃理論の愛し子(引)』ドロートリガー!パワーはイディアルエゴに!1枚ドロー!」
「サードチェック『ブリンクメサイア(☆)』クリティカルトリガー!パワーはイディアルエゴに、クリティカルはハーモニクス・ネオ・メサイア!」
「死なせねぇよ!!」
「器になどさせるか!!」
「「いっけえええええええ!!!」」
ハーモニクス・ネオ・メサイアは2つの星のエネルギーを合わせ、収束し、同時にそのエネルギーをガスティールに向けては放つ。2つのエネルギーは1つに交わり、強力なものになっていく。
「ぐわあああああああああ!!!」
ガスティールは創世の光に包まれ、塵になりゆきながら葬られていった。
PW7000➡PW11000
PW11000➡PW11000+SH10000=21000
PW59000➡PW11000
ダメージチェック『邪神司教ガスティール』
クロノと伊吹のダメージ5枚 ガスティールのダメージ6枚 勝者クロノと伊吹
パキンッ!!
「くは・・・あ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
「大丈夫か!」
「あ、ああ・・・お前のおかげでな」
ファイトに勝利したことによって、呪いは払われ、伊吹の容態もだいぶ快調になっていく。
ボワッ!!
「あ・・・ああ・・・あああ・・・あああああああ!!」
ガスティールのGユニットはゼロスドラゴンによって全て焼き払われ、なおかつディフライドが解除されようとしており、ガスティールは慌てふためいている。
「・・・ああ、なるほど・・・つまり駒である私の役目はここまで・・・もはや、私がこの世界にいなくてもつつがなく、滅びは成されると・・・」
が、ガスティールは何事もなかったかのように全てを悟り、すがすがしい笑みを浮かべている。
「あー・・・出番を終えた役者は、潔く退場しましょう・・・しかし!!あなたはこの先いくら抗おうとも、運命からは逃れられはしない!!ギアクロニクルの特異点、新導クロノ!!」
ガスティールはクロノに指をさし、不吉な意味を込めた言葉を残していった。
「劇的なフィナーレと幕引きは、これから・・・。後は頼みましたよ・・・アガレス」
ガスティールはアルテのディフライドが解除され、惑星クレイへと送り返された。そしてアルテは強制的に呪いの空間からはじき返された。場に残っているゼロスドラゴンダストを残して。
☆
マモルとキョウヤと江西と合流したシオンたち7人はクロノが消えた場所に訪れ、クリスに連絡を取りながら異変がないか確認する。
≪確かに、そのあたりにもレリクスを発生させた時空の歪みの影響が残っていた。しかし、残念だけど、2人がどこに消えたのか、観照して探し出すには至らない・・・≫
頼りのクリスからもこのような答えに万事休すかと思われた時、キョウヤのスマホから電話が鳴る。着信者は伊吹からだ。
「伊吹⁉・・・!新導クロノ!お前は無事なのか⁉伊吹はどうした⁉」
伊吹からの電話に出ているのは、本人ではなく、同じく行方不明だったクロノだった。
≪一緒です。すみません、心配かけて≫
クロノが無事だという知らせを受け、この場の全員が安堵の笑みを浮かべている。
☆
クロノと伊吹の無事を聞いて、安堵しているのは普及協会本部にいるアイチ、カズヤ、カムイ、ミサキ、そしてクロナも一緒だ。
「2人も無事です!戻ってきたって!」
「よかった・・・」
「たく、ひやひやさせやがって・・・」
「伊吹・・・よかった・・・これで安心して、向こうに行ける」
伊吹の安全を確認できてほっとしたクロナはその場を去ろうとする。そこにアイチが呼び止める。
「クロナさん!」
「?」
「もうリンちゃんと喧嘩しないでね」
「・・・バーカ」
アイチの言葉にクロナは笑みを浮かべ、ヘッドフォンをつけ直して普及協会本部から去る。
☆
呪いの空間から脱出できたクロノは伊吹を担ぎながらキャピタル2号店へと戻っていく。その際に伊吹は少しだけよろめく。
「お、おい。大丈夫か?」
「ああ・・・」
「無理すんなって」
「年寄扱いするな。それより、お前にクリスマスプレゼントだ」
「お前からプレゼントをもらうのは久しぶりだな」
伊吹は懐から1枚のカードをクロノに渡し、クロノもそれを受け取る。そしてそれを見て驚愕する。
「⁉おい!クリスマスプレゼントって、これかよ⁉」
渡されたカードはなんと、ガスティールから奪取した終焉のゼロスドラゴンダストだった。
「不服か?」
「いや・・・だって・・・ていうか、いいのかよ?俺が持ってて」
「ああ。お前が世界を滅ぼすはずがない。使い方は任せる。ガスティールの言う運命など大嘘だと、お前が示せ」
伊吹はクロノにそう言って、キャピタル2号店に戻ろうとする。ダストを受け取ったクロノは伊吹をまた支えていく。
「・・・なあ、あんたが、ここまでしてヴァンガードを守るのって・・・なんでだ?」
「なんだ藪から棒に」
「ファイトにはその人間の全てが現れる。今日代わりにファイトして、これまであんたとファイトしたのを思い出してさ・・・」
クロノの問いかけに伊吹は笑みを浮かべる。
「そうだな・・・いつか・・・お前がおっさんになったら、話してやる」
「はあああ!!?」
「酒のつまみにもならん話だがな」
「ちょ・・・二十歳まで待てってか?」
「ああ。そういうことだ」
「相変わらずだな、あんたは。けちくせぇ」
クロノと伊吹はそんなたわいのない話で盛り上がりながらキャピタル2号店へと戻っていった。
☆
どこかの建物の屋上、ヴァレオスは今回のガスティールの件をアガレスに報告する。
「ガスティール猊下が惑星クレイに送り返された。ゼロスドラゴンも奴らに奪われた」
「そうか」
報告にたいしてアガレスは平然としている。
「いいのか?」
「猊下も言っていたはずだ。役目を終えた駒は盤上から去る。ただそれだけだ。立場など関係ない。我らはギーゼ様の駒なのだからな」
アガレスの言い分にヴァレオスは何も言い返さない。むしろ受け入れている。
「・・・
そんな2人の背後にいつの間にか
「本当であろうな?貴様らに従えば、強い輩と戦えると」
「それは貴様自身が1番知ってるはずだ」
アガレスの答えに
「ダークフェイス」
「!貴様ーーーー!!この前はよくも!!」
ダークフェイスはいつの間にか来ていたカオスブレイカーに怒りを示し、彼の肩を揺さぶる。
「カオスブレイカー」
「チームQ4にずいぶんと遊ばれたようだな」
「いったい誰のせいだ!!」
「奴らを潰したいんだろう?手を貸そう」
「誰が貴様の手など・・・!!」
「自由時間は終わり、といったところか」
「グレイヱンド」
カオスブレイカーと一方的に怒りをぶつけるダークフェイスを止めたのはグレイヱンドだった。
「アガレス」
「うむ・・・時は満ち足り。残された我々使徒が、最後の使命を果たす時だ」
ここまで諦観を決めていたアガレスは、残った使徒を従えて、ついに動き出そうとしていたのだった。
to be continued…
クロノ「本当に大丈夫なんだろうな?」
伊吹「ああ。くどいぞ」
クロノ「ふぅ・・・そっか。じゃあクリスマスパーティの続き行こうぜ。そろそろサンタが来るらしいって・・・」
伊吹「え?あ・・・くっ・・・!胸が・・・。マダ本調子デハナイラシイ。俺ハ遠慮スル」
クロノ「おい、大丈夫かよ⁉何か羽織るものでも・・・。確か・・・さっきのところにおいてあった紙袋に赤い服が・・・」
伊吹「出すな捨てろ!!あ・・・胸が・・・」
TURN232「ギーゼの器」