さて、今回のファイトはリン姉さんVSアガレスです。・・・正直今回の結果って、この小説始まって以来初めてかも・・・。
それではどうぞ!
絶海のゼロスドラゴンメギドを取り戻すためにヴァンガード普及協会北米支部に侵入してきた使徒たちを迎え撃つために用意したイメージ空間の檻。その檻の1つにアガレスを閉じ込め、リンが迎え撃とうとしている。
「仇・・・だと?くく・・・そうか。貴様は器候補であった日下部アンの・・・」
アガレスはリンの身にまとう怒りの原因を理解し、嘲笑う。
「ははは・・・小賢しい。人間如きの分際が仇程度のために我を倒すだと?片腹痛いわ。一族全員、二度と我らに歯向かわぬよう、完全に葬り去ってくれるわ!」
アガレスは自身のデッキを取り出し、リンを完膚なきまでに叩き潰すつもりでいる。リンもまた、デッキを取り出し、ファイトの準備を行う。アガレスはギーゼのもたらす滅びのために、リンはアンの仇を討つために、アガレスを惑星クレイに送り返すために、負けられぬファイトが今始まろうとしていた。
TURN238「表裏一体の忍び奥義」
「「スタンドアップ・ザ(Z)・ヴァンガード!!」」
「忍獣カゼモモ」
「アモンの眷族フェイト・コレクター」
忍獣カゼモモ PW5000
アモンの眷族フェイト・コレクター PW5000
「私の先攻です。ドロー。ライド!忍獣メイモウダヌキ!カゼモモは移動」
忍獣メイモウダヌキ PW7000
「メイモウダヌキのスキル発動。山札の上2枚を裏でバインド。ターンエンド」
R メイモウダヌキ R
R カゼモモ R リンの手札5枚 山札41枚
「我のターンだ。ドロー。我のターンだ。ドロー。ライド。アモンの眷族ヘイトフル・サイクロン。フェイト・コレクターは移動。コール。アモンの眷族ヘルズ・ディール」
アモンの眷族ヘイトフル・サイクロン PW7000
アモンの眷族ヘルズ・ディール PW7000
「ディールのスキル。ソウルチャージ『邪神司教ガスティール』『アモンの眷族ヘルズ・ディール』」
ソウルの枚数2枚
ディール ヘイトフル R
R フェイト R
「ヘルズ・ディールでヴァンガードにアタック」
「ノーガード。ダメージトリガーチェック『忍竜ノロイ(☆)』ゲット、クリティカルトリガー。効果は全てヴァンガードに」
「ふん。フェイト・コレクターのブースト、ヘイトフルでヴァンガードにアタック」
「ガード『研鑚の忍鬼トラサダ(☆)』」
「ドライブチェック『ヒステリック・シャーリー(引)』ドロートリガー。パワーはヴァンガードに。1枚ドロー。ターンエンド」
PW7000➡PW7000(+5000)
PW12000(+5000)➡PW12000+SH10000=22000 アガレスの手札6枚 山札39枚 リンのダメージ1枚
「私のターンです。ドロー。ライド!忍竜ニビカタビラ!忍竜フウライをコール!」
忍竜ニビカタビラ PW9000
忍竜フウライ PW9000
R ニビカタビラ フウライ
R カゼモモ R
「フウライでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『アモンの眷族クルーエル・ハンド(☆)』ギーゼ様に歯向かう愚か者目が!一時の感情に身を任せ、我に勝てるとでも思ったか!!」
「・・・仇はあくまでも私情です。今作戦においては何も関係ありません。仇以前に、ギーゼの使徒であるならば、あなたを倒すまでです。ただ負けられぬ理由が増えただけのこと。カゼモモのブースト、ニビカタビラでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード」
「チェック・ザ・ドライブトリガー『忍竜ニビカタビラ』日下部リンの名に懸けて、あなたを惑星クレイへと返し、ギーゼを倒す。それが、私の成すべき使命」
「ダメージチェック『アモンの眷族ヘルズ・ネイル』」
「ターンエンド」
PW9000➡PW7000+SH10000=17000
PW14000➡PW7000 リンの手札3枚 山札38枚 アガレスのダメージ1枚
「自惚れるな!!人間の小娘があ!!スタンド&ドロー!ライド!アモンの眷族オディオス・サンダー!ディールは移動!コール!ヒステリック・シャーリー!」
ヒステリック・シャーリー(引) PW4000
「ヒステリックのスキル!自身をソウルへ!ソウルチャージ『アモンの瞳アガレス』コール!アモンの眷属ヘルズ・ネイル!」
アモンの眷属ヘルズ・ネイル PW9000
ネイル オディオス R
ディール フェイト R
「貴様らの存在など、真に覚醒せしギーゼ様の前では無に等しい!人間如きが虚無の化身に抗おうなどと、不可能なこと!ヘルズ・ネイルでヴァンガードにアタック!
ネイルのスキル!カウンターブラスト(アモン)!アモンのヴァンガードがいれば、ソウルチャージ『アモンの眷族クルーエル・ハンド(☆)』『ベイルファル・リプレッサー』『アモンの眷族アビズム・ラスト(治)』」
「インターセプト『忍竜フウライ』」
「それを我どころか、ギーゼ様も倒すだと?笑止千万!!フェイト・コレクターのブースト、オディオスでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード」
「ドライブチェック『アモンの眷属オディオス・サンダー』」
「ダメージトリガーチェック『忍妖ケセラパセラ(治)』ゲット、ヒールトリガー。パワーはヴァンガードに。ダメージを1枚回復」
「ターンエンド」
ソウルの枚数8枚
PW9000➡PW9000+SH5000=14000
PW14000➡PW9000 アガレスの手札4枚 山札32枚 リンのダメージ1枚
「ギーゼ様を軽んじる言動、そして、ギーゼ様にたてつく愚かな行為、その全てが万死に値する!死を持って償うがよい!」
「・・・スタンド&ドロー。心に秘めし刃よ、いざ行かん!闇夜の茨道へ!ライド・ザ・ヴァンガード!修羅忍竜クジキリコンゴウ!!」
修羅忍竜クジキリコンゴウ PW11000
「コール!忍竜ニビカタビラ!」
R クジキリコンゴウ ニビカタビラ
R カゼモモ R
「フウライでヘルズ・ネイルにアタック!」
「ノーガード」
「カゼモモのブースト、クジキリコンゴウでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード」
「ツインドライブ。ファーストチェック『忍獣タマハガネ"滅"』セカンドチェック『忍竜ノロイ(☆)』ゲット、クリティカルトリガー。効果は全てヴァンガードに」
クジキリコンゴウは忍術の詠唱を唱え、影の槍をオディオス(リュウト)に向けて放った。だが、オディオスには大したダメージには至らなかったようで、不敵な笑みを浮かべている。
「ダメージチェック『アモンの眷属ヘイトフル・サイクロン』『アモンの眷属オディオス・サンダー』」
「ターンエンド」
PW9000➡PW9000
PW9000➡PW9000
PW16000(+5000)➡PW9000 リンの手札4枚 山札34枚 アガレスのダメージ3枚(裏1枚)
「ダメージ3対1・・・ぬるい。ぬるすぎる。我を倒すなどと息巻いておきながらその程度か」
「・・・・・・」
「やはり人間など、我らの足枷にすらならぬ。スタンド&ドロー。ライド!深き闇の深淵を覗け!アモンの瞳アガレス!!」
アモンの瞳アガレス PW11000
「アガレスのスキル。ヴァンガードに登場した時、アモンのリアガードを2体選び、ソウルの枚数分、パワープラス1000。我がソウルは9枚!よってディールを選択し、パワープラス9000!」
(ソウルの枚数分だけ、他のリアガードにパワーを爆発的に引き上げるスキル。しかし・・・それは同時に・・・)
「ストライドジェネレーション!!!アモンの赤眼フォルネウス!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『邪神司教ガスティール』グレード3
アモンの赤眼フォルネウス PW26000 ハーツ『アモンの瞳アガレス』
「
ソウルチャージ『アモンの眷族グラオザーム(☆)』『アモンの眷族グラオザーム(☆)』『アモンの眷属ヘルズ・ディール』『アモンの眷族ヴラド・スペキュラ』『アモンの眷属ヘルズ・ネイル』『ヒステリック・シャーリー(引)』『アモンの眷属ヴラド・スペキュラ』『アモンの眷族バーメイド・グレイス』『ルナティック・マスカレード』
「オディオスをコール。
オディオスのスキル。ソウルチャージ『アモンの眷属アビズム・ラスト(治)』これがアモンのカードならばパワーマイナス4000し、さらにソウルチャージ『ベイルファル・リプレッサー』ソウルが5枚ずつにつきパワープラス5000。ソウルは20枚、合計でパワープラス20000。ヘルズ・ネイルをコール。
アモンの赤眼フォルネウスのスキル。カウンターブラスト。ヘルズ・ネイルをソウルへ。貴様は自分のリアガードを選び、退却させろ」
「・・・フウライを退却」
「我がソウル5枚ずつにつき、パワープラス5000。21枚でパワープラス20000。さらにソウルが20枚以上によって、カゼモモを退却。さらにハーツがアモンならば、クリティカルプラス1。さらにオディオスをコール。
オディオスのスキル。ソウルチャージ『アモンの難壁バフステア』アモンのユニットでソウルチャージ『ヒステリック・シャーリー(引)』パワーマイナス4000し、ソウルの合計23枚でパワープラス20000」
ソウルの枚数23枚
オディオス フォルネウス オディオス
ディール フェイト R
「今世界は滅びの歓喜によって響き渡っている。貴様らにも見えるだろう・・・その証が。あれこそが滅びを望む者の喜び!右のフォルネウスでヴァンガードにアタック!」
「ジェネレーションガード!!呪経忍仙アブダタイシ!!」
ジェネレーションゾーン コスト『忍妖ケセラパセラ(治)』
呪経忍仙アブダタイシ SH15000
「スキル発動!相手の手札が6枚以下なので、シールドプラス5000!」
「我はギーゼ様に仕え、この世界の有様を飽きるほどに見てきた。連綿に繰り返される無価値で愚かな生の営み。終わることのない無意味の自虐行為。苦しみにもがく生者に与えらし運命という名の呪い。これを真なる絶望と呼ばずしてなんと呼ぶか!!フェイト・コレクターのブースト、フォルネウスでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード」
「トリプルドライブ『邪神司教ガスティール』セカンドチェック『アモンの眷属ヘイトフル・サイクロン』セカンドチェック『アモンの眷族グラオザーム(☆)』クリティカルトリガー。パワーは左のオディオス、クリティカルはヴァンガードに」
フォルネウスは複数ある赤眼の闇のエネルギーを両手に収めるように収集させる。クジキリコンゴウはそれを察知し、攻撃を耐えられるように防御態勢に入る。溜まって強くなった闇のエネルギーをフォルネウスはクジキリコンゴウに向けて放った。闇の攻撃の直撃を受けたクジキリコンゴウはダメージを受けつつも耐えきる。
「ダメージトリガーチェック『忍獣カタリギツネ』『忍獣ゲキソウオオカミ』『忍獣メイモウダヌキ』」
「フェイト・コレクターのスキル!ソウルが6枚以上でブーストしたバトル終了時、自身をソウルへ。1枚ドロー。生の解放を望む者の願い、滅びを望まぬ貴様らにそれを打ち砕く資格などないのだぁ!!ヘルズ・ディールのブースト、左のオディオスでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード。ダメージトリガーチェック『忍獣メイモウダヌキ』」
「ターンエンド」
PW30000➡PW11000+SH20000=31000
PW46000➡PW11000
PW52000➡PW11000 アガレスの手札4枚 山札12枚 リンのダメージ5枚
「この世の生命はギーゼ様だけが存在していればよい。それだけが我ら使徒の希望」
「・・・弱き自分に打ち勝ってこそ、未来を見出す。あなたたちの願いに、真の救いなど存在しません」
☆
一方別のイメージ空間の檻の中にいるカズミとアリスはギーゼと2対1のタッグファイトで戦っている最中だ。現在はアリスのターンだ。
「
アリスは自分のお得意の戦法を使って、その戦い方をギーゼに乗っ取られているカズマに向けて感じてもらおうと奮闘している。これでカズマの意志が蘇ることを願って。
「カズマ!この熱気を、僕の熱い
アリスはエクセンドグレイブで攻めるも、ギーゼはエスラスでそれを防ぐ。アリスのターンが終了し、次はギーゼのターンだ。
「・・・ストライドジェネレーション。
ギーゼはルアードが闇に堕ちた竜の姿、
「
そこからギーゼはスペリオルコールで場を展開し、そしてアリスのリアガードを退却させていき、攻撃を仕掛ける。
「アタック」
「ジェネレーションガード!密言忍仙アブダタイシ!」
ギーゼのリアガードの攻撃は、ブレードマスター"紅焔"に向けられたが、その攻撃はカズミのジェネレーションガードによって凌いだ。
「カズマ・・・お前は必ず、俺たちが取り戻す!」
カズマを取り戻すため、カズミとアリスの必死の呼びかけと戦いは続いていく。
☆
場所は戻り、リンとアガレスのファイト・・・
「ストライド・ザ・ジェネレーション!!!邪眼冥王シラヌイ"骸"!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『忍獣カタリギツネ』グレード1+2
邪眼冥王シラヌイ"骸" PW26000 ハーツ『修羅忍竜クジキリコンゴウ』
「・・・シラヌイ・・・」
「コール!忍獣タマハガネ"滅"、忍獣ゲキソウオオカミ!」
忍獣タマハガネ"滅" PW9000
忍獣ゲキソウオオカミ PW7000
「タマハガネ"滅"のスキル。山札の上から1枚、裏でバインド。
ゲキソウオオカミの
「ちっ・・・」
「邪眼冥王シラヌイ"骸"の
「くぅ・・・!」
「支配をしたアガレスで、相手リアガード全てにアタック!
タマハガネ"滅"の
「ノーガード・・・!」
「ツインドライブ!ファーストチェック『忍獣アラマタタビ』セカンドチェック『研鑚の忍鬼トラサダ(☆)』ゲット、クリティカルトリガー」
クリティカルトリガーを獲得したリンはアガレスの手札、ダメージ量を確認する。このターンで凌がれてしまい、ゼロスドラゴンの登場の可能性を考慮し、リンは最善の一手を選択をする。
「・・・パワーはシラヌイ"骸"、クリティカルはタマハガネ"滅"に」
シラヌイ"骸"は邪眼でアガレスを支配し、支配されたアガレスは2対のオディオスに向かって攻撃を仕掛けた。オディオスを消し、支配から解放されたアガレスはシラヌイ"骸"を忌々し気に睨みつける。
「おのれシラヌイ・・・!支配の力は、ギーゼ様が与えし力。その恩を仇で返そうというのか・・・!」
「コール。忍竜フウライ、忍獣アラマタタビ」
忍獣アラマタタビ PW6000
フウライ シラヌイ"骸" タマハガネ"滅"
R ゲキソウオオカミ(レスト) アラマタタビ
「彼は、己の過ちに認め、今こうしてここに立っているのです。もう彼は、あなたたちの知っているシラヌイではありません。シラヌイ"骸"でヴァンガードにアタック!
フウライの
「ノーガード」
「トリプルドライブ!ファーストチェック『研鑚の忍鬼トラサダ(☆)』ゲット、クリティカルトリガー。効果は全てフウライへ。セカンドチェック『忍獣忍獣タマハガネ"滅"』サードチェック『喜捨の忍鬼ジロキチ(引)』ゲット、ドロートリガー。パワーはフウライへ。1枚ドロー」
シラヌイ"骸"は高く飛んでアガレス(リュウト)に接近し、刀を空に掲げる。着地の瞬間に刀を振り下ろし、アガレス(リュウト)に斬撃を与えた。
「ぐおおおお!!ちぃ・・・ダメージチェック『アモンの眷属ヴラド・スペキュラ』」
「そんな彼とあなたたちは違う。あなたたちはただ、己の過ちを認められず、ギーゼに縋っているだけにすぎないのです!アラマタタビのブースト、ニビカタビラでヴァンガードにアタック!
フウライのスキル!パワープラス2000!」
「笑止!己の過ちだと?そんなもの・・・ギーゼ様の存在の前では全てが無に帰す!!ジェネレーションガード!!断絶の医学ヴィンセント!!」
ジェネレーションゾーン コスト『アモンの眷族アビズム・ラスト(治)』
断絶の医学ヴィンセント SH15000
「ヴィンセントの
「フウライでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『アモンの眷族グラオザーム(☆)』『アモンの眷属ヘイトフル・サイクロン』」
「ターンエンド」
「バインドゾーンのヘルズ・ディールは手札に」
「バインドゾーンから手札に戻った時、残影発動。アラマタタビ、ゲキソウオオカミを手札に戻します」
PW31000➡PW11000
PW27000➡PW11000+SH40000=51000
PW23000➡PW11000+SH15000=26000 リンの手札7枚 山札22枚 アガレスのダメージ4枚(裏1枚)
「我らが神ギーゼ様の滅びの前に、全ては沈黙する。我は・・・その圧倒的の強さ・・・絶対的存在に全て魅了されたのだ!!そうとも・・・我が身を通してお仕えするのは偽りの主ではない・・・破壊の竜神ギーゼ様、ただお1人のみ!!」
アガレスの脳裏に浮かび上がるのはまだギーゼの使徒となる前、ギーゼと一戦を交えた時の光景であった。
「あの日・・・我の心は怒り、恐怖、絶望によって覆いつくされていた。しかしそれ以上に敬仰の感情がそれを上回った!我の感情は間違いではなかった。圧倒的な破壊力、そして全てを威圧する存在感。我はそれらを前にし、全ての感情は忠誠へと変わったのだ!この身の全てはギーゼ様のもの。ギーゼ様の望む者は全て手に入れる。ギーゼ様が破壊をお望みならば、その意に従う。500年前の大厄災、あと少しで全てが虚無に閉ざされるはずだった。貴様らの存在さえいなければな!!!」
アガレスは怒りの感情を身にまとい、リンに向かって指をさした。
「貴様らの存在しなければ、ギーゼ様が封印されることもなかった!我は大厄災の敗北を期に、屈辱に耐えながら、ギーゼ様復活の方法を探った。しかし、皮肉なことよ。我らを陥れた先導者が、この世界に降り立つ手段を繋いでくれたのだからな。そして・・・これによってディフライドなどと言う方法で我らはこの世界に降り立ち・・・ギーゼ様の復活が果たされたのだぁ!!!」
ギーゼの復活を語るアガレスの顔は狂気に満ちた笑みで歪んでいた。
「何もかもが計画通り・・・全ての準備は整った。後は、貴様らが奪ったゼロスドラゴンを捧げるだけ。それでギーゼ様は完全体へと覚醒し、世界全てを虚無に閉ざすのだぁ!!」
「・・・・・・」
「貴様らに受けた屈辱は今も忘れておらぬ。だが・・・深く感謝もしている。我らが受けた屈辱、そしてギーゼ様の復活に貢献した感謝・・・その全てを、貴様らにぶつけてやろう!!ギーゼ様よりお預かりした、このゼロスドラゴンでな!!ヴァンガードと同じ名のカードをコストに!!」
ジェネレーションゾーン コスト『アモンの瞳アガレス』
「我が未来を喰らい顕現せよ!!!ダークゾーンのゼロスドラゴン!!!アルティメットストライド!!!!!」
アガレスは黒い闇の霧に身を包んだ。禍々しき闇の霧の奥に、邪悪なる赤い瞳とギーゼの紋章が輝いた。霧の奥より現れた竜はその翼で霧を払い、桜が舞う城の周りを充満させていく。今ここに再び、禁断の破壊兵器、ダストが現れる。
「終焉のゼロスドラゴンダァストォ!!!!!!」
終焉のゼロスドラゴンダスト PW36000 ハーツ『アモンの瞳アガレス』
「ダストのスキル!カウンターブラスト(2)!このターン中、貴様のユニット全ての全能力を失わせ、グレードとパワーを1にする!」
(・・・私のダメージを5のままにしたのは、トリガーによって余計な一手を与えないため・・・。そして、インターセプトも不可能になった・・・)
「コール!アモンの眷属ヘルズ・ディール!
ディールのスキル!ソウルチャージ『ヒステリック・シャーリー(引)』『ベイルファル・リプレッサー』そしてコール!邪神司教ガスティール!」
邪神司教ガスティール PW11000
リンは今のアガレスの姿を見て、多少目を見開いた。まるで今自分が戦っているのがガスティールだと錯覚させるように、アガレスの姿がガスティールと重なったからだ。
「ガスティールの
ガスティールが獲得したオディオス・サンダーのスキル!ソウルチャージ『アモンの眷族ヘイトフル・サイクロン』アモンのユニットでソウルチャージ『ベイルファル・リプレッサー』パワーマイナス4000。ソウルの合計26枚、合計でパワープラス25000!」
ガスティール ダスト ディール
R R R
「見るがいい・・・我が真なる主の圧倒的力を!ギーゼ様が生み出せし、ゼロスドラゴンの一撃!終焉のゼロスドラゴンダストでヴァンガードにアタック!ギーゼ様の恩恵によって、貴様に永遠の苦しみを解放する!!」
ダストは闇のエネルギーをギーゼの紋章に集中させ、大爆発を引き起こすような程の威力まで上げる。十分にたまったエネルギーをクジキリコンゴウに向けて放った。迫ってくる力にクジキリコンゴウは静かに見つめる。
(・・・彼の言ったことの全て・・・私は否定するつもりはありません。過去の私も同じでしたから・・・)
リンはそっと目を閉じ、昔のことを思い返す。
(リバース・・・その力に魅入られた私は、罪の道へと辿った。他の人間など顧みない・・・自分が最強へと到達すればそれでいい。その思想の下、私は裏の力を強く、強く求めた。しかし、私は気づくのです。力とは表裏一体・・・どれほど小さくとも、表の力を切り離すことなど、決してできはしないように、表と裏は決して相容れることはない。されど、罪を認め、戒めを忘れず、未来へと見据えることで、初めて真の強さを理解することができた。それを教えてくれたのも、表でした)
リンはカードキャピタルで出会った仲間たちを思い浮かべ、そして目を見開く。
「・・・例え全ての人間に恨まれようとも、私は前へ!進む!!完全ガード!!『忍獣アラマタタビ』(コスト『忍獣忍獣タマハガネ"滅"』)」
ダストが放った闇のエネルギーは大爆発を起こした。煙が晴れていくと、そこにはアラマタタビが障壁を張り、大爆発からクジキリコンゴウを守っていた。
「トリプルドライブ。ファーストチェック『アモンの眷属クルーエル・ハンド(☆)』クリティカルトリガー!効果は全てヘルズ・ディールへ!セカンドチェック『アモンの眷属クルーエル・ハンド(☆)』クリティカルトリガー!パワーはヘルズ・ディール、クリティカルはガスティールへ!サードチェック『アモンの眷族グラオザーム(☆)』クリティカルトリガー!パワーはヘルズ・ディール、クリティカルはガスティールへ!ヘルズ・ディールでヴァンガードにアタック!」
「ガード『研鑚の忍鬼トラサダ(☆)』『研鑚の忍鬼トラサダ(☆)』『喜捨の忍鬼ジロキチ(引)』」
「よくぞ凌いだものだ。だが、ここまでだ。貴様のグレードとパワーは1、インターセプトも不可能。加えて手札は2枚。そしてガスティールのパワーは32000。ガスティールでヴァンガードにアタック!
ガスティールが獲得したベイルファル・リプレッサーの
「完全ガード『忍獣アラマタタビ』(コスト『忍獣ゲキソウオオカミ』)」
「な、何ぃ!!?ギーゼ様の・・・ゼロスドラゴンの力が・・・!!?」
防げないと思っていた攻撃が防がれ、アガレスは動揺を見せる。その間にゼロスドラゴンの意志によって、アガレスのGゾーンのカードは全て除外される。
PW36000➡PW1(完全ガード)
PW22000➡PW1+SH25000=25001
PW42000➡PW1(完全ガード) アガレスの手札3枚 山札2枚 リンのダメージ5枚(裏1枚)
「表裏一体・・・その言葉の意味を真に理解した時、思いもよらぬ力を発揮することができます。・・・このようにね」
リンのドローフェイズで引いたカードは魔忍竜シラヌイ"朧"、グレード3である。
「くぅ・・・!」
「起死回生。輪廻を越え、表裏を支配せよ!ストライド・ザ・ジェネレーション!!!邪眼明王シラヌイ"輪廻"!!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『魔忍竜シラヌイ"朧"』グレード3
邪眼明王シラヌイ"輪廻" PW26000 ハーツ『修羅忍竜クジキリコンゴウ』
「手札が表であるならば、裏は支配・・・表裏一体の奥義、今こそ受けよ!
シラヌイ"輪廻"のスキル!カウンターブラスト!Gゾーンのシラヌイ"輪廻"を表に!あなたは自分の手札から2枚を選び、コールしなさい!」
「何っ⁉くっ・・・アモンの眷属クルーエル・ハンド、アモンの眷族グラオザームをコール」
アモンの眷属クルーエル・ハンド(☆) PW5000
アモンの眷族グラオザーム(☆) PW4000
「コールされたユニットを支配!パワープラス5000!
シラヌイ"輪廻"の
「おのれ・・・おのれ・・・!!ギーゼ様の力があれば、罪の苦しみも、生の呪いも解放できるというのに・・・!」
「・・・自身の罪は自覚しています。許しを請う気もさらさらありません。支配したグラオザームでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『クルーエル・ハンド(☆)』・・・なっ!!」
支配されたグラオザームの攻撃を凌いだ後、アガレス(リュウト)は支配されたクルーエル・ハンドを見て、驚愕する。その背後には、自身が軽蔑していた偽りの主の面影が見えたからである。
「ギーゼの破壊など、起きはしない!私たちと相まみえている時点で、あなたたちの計画はすでに、破綻している!!支配したクルーエル・ハンドでヴァンガードにアタック!!」
「ば・・・バカなああああああああああああああ!!!!!」
支配されたクルーエル・ハンドは膨大な闇のエネルギーを腕にまとい、それをアガレス(リュウト)に向けて放った。アガレス(リュウト)は防ぐこともできず、闇に包まれ、消滅していった。
支配攻撃PW19000➡PW11000+SH10000=21000
PW20000➡PW11000
ダメージチェック『アモンの眷族アビズム・ラスト(治)』『アモンの瞳アガレス』
リンのダメージ5枚 アガレスのダメージ6枚
アガレスの山札0枚 勝者リン
「ぬ・・・おおおおおおおおお!!!」
敗北によってアガレスの利き手の甲のクランマークから激しい痛みがアガレスを襲う。
「なぜだ・・・なぜ貴様ごときに・・・!!」
「あなたは自身とギーゼの力に頼りすぎです。力を過信しすぎた結果・・・このようになるのです」
ボワッ!!
アガレスの持つGゾーンのカードはゼロスドラゴンダストによって炎に包まれて燃やされ、全て消滅した。
「だから己も未来も全て失う・・・と・・・?くくく・・・ははははははは!!」
アガレスは突如として笑い出すと、憑依者のリュウトの身体からアガレスの魂が出現する。
「我々はギーゼ様の駒!!これもギーゼ様の思し召しならば本望!!」
アガレスの魂はリンに視線を向けて指をさす。
「我が使命は果たした!!貴様らが何をやろうと、滅びは必然!!ギーゼ様の勝利は揺るぎないのだぁ!!!」
ギーゼの勝利宣言をしたアガレスの魂は強制的に惑星クレイへと返されていった。ディフライドの呪縛から解かれたリュウトはファイト台に突っ伏すように倒れ、気を失った。
「・・・終焉のゼロスドラゴンダスト・・・」
リンは終焉のゼロスドラゴンダストを回収し、気を失っているリュウトを背負い、医務室へと運んでいくのであった。
to be continued…
アガレス「貴様らが何をしようともギーゼ様の破壊は確定している!!貴様らの行為はただ寿命を早まらせるだけの愚かな行為にすぎぬ!!」
リン「ええ、確かに1人だけではあなたの言うとおりかもしれませんね。しかし、私たちは決して1人で戦っているわけではありません。己の価値観だけでギーゼに縋り、諦めたあなたとは違う。私たちは、決して、ギーゼの齎す破滅を拒否します。さあ、狂信者よ、私たちの前から消えなさい!!」
アガレス「くくく・・・あっはははははは!!実に愚かなりぃ!!」
TURN239「永久不滅の黙示録の炎」