カードファイト!!ヴァンガードG 鋼と宇宙の正義   作:先導

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ヴァンガードGのストライドゲート編もいよいよ最終決戦に突入しましたね。

この先の展開が気になって仕方がありません!

さて、ストラドゲート編がやってる中、私も頑張っていきます!

それではどうぞ!


伊吹VSマモル

ドラゴン・エンパイア支部、ユイとクロノはグレード3になるために、公式クエストのヴァンガードテストをに臨むのであった。

 

「皆さん、問題用紙はお手元にありますか?ヴァンガードテスト、なるかみ編です。80点以上でクエストクリアですから、がんばってくださいね。時間は50分です。では・・・」

 

『スタンドアップ・ヴァンガード』

 

テスト受験者はスタンドアップの合図でテストをスタートさせて。

 

(抹消者ドラゴニック・ディセンダントのリミットブレイクのスキルを次の回答を番号で答えなさい?ヴァンガードを始めてからちょっとずつ勉強してるから楽勝楽勝♪)

 

ユイは問題を一つ一つ解いていき、余裕の表情が見える。一方クロノはというと・・・

 

(・・・わかんねぇ!・・・よし!俺の脳みそ解放!今こそ示せ、我が真に望む世界を!)

 

問題文の回答を学校でよくやる鉛筆を転がして答えを出すという何とも言えないことをする。

 

 

 

 

 

 

TURN23「伊吹VSマモル」

 

 

 

ヴァンガードテストを終えた翌日、4人はカードキャピタル2号店に集まり、クロノとユイのテストの結果を確認しあっていた。ユイの点数は95点だ。

 

「さすがユイちゃん!ヴァンガードの飲み込みが早い!」

 

「いや~///」

 

「その知識を学校の勉学にも励んでほしいけどね」

 

「うっ・・・」

 

「・・・で、新導の点数は・・・」

 

トコハはクロノの点数を確認する。クロノの点数は80点という合格ラインギリギリの点数だ。

 

「ギリギリだね」

 

「ギリギリでも合格は合格だ。ポイントはゲットしたんだ。文句ねぇだろ」

 

「鉛筆転がして答え出してた人間が偉そうに言うんじゃないの」

 

「あれはたまたま・・・!お前!何で知ってんだ?!」

 

トコハはクロノが鉛筆を転がしていたところを目撃していたようで、クロノはそれに動揺する。

 

「しっかりしてくれよ・・・。佐倉さんはともかく、君は今がどういう状況か、本当にわかっているのか?」

 

「わぁってるよ!」

 

シオンがそう言ってクロノに状況確認をし、クロノがそう答える。

 

「新導君のスケジュールを確認するよ。まずは、普及協会の活動の一環で駅前でティッシュ配り、その後、一人暮らしのおじいさんを相手にファイトを、それが終わったら品川に移動して、ショップ主催のミニ大会、そこで1位をとることが絶対条件だ。その後はゴミ拾いのイベントに参加、その後はまた地元に戻って、またティッシュ配り」

 

「ユイちゃんのスケジュールは新導と同じくティッシュ配りで、その後に主婦のおばさんとファイト、終わったら、またティッシュ配り、そして再後に近場のショップ大会で優勝ポイントをもらえば、ユイちゃんは晴れてグレード3になれる。グレード3になったら、私と一緒に新導のヴァンガードテストの復習に手伝う事」

 

シオンとトコハはクロノとユイの為に作ったスケジュールを確認しあう。それをカウンターで見守るシンとカムイ。

 

「頑張り過ぎじゃないですかねぇ・・・」

 

「そうっすねぇ・・・。でも、短期間でクロノはグレード2になれたし、あの調子なら。大会まで2週間ありますからね」

 

「いえ、あと1週間です。大会のエントリーの締め切りがありますから・・・」

 

「そ・・・そうか・・・」

 

そう、大会には2週間もあるがエントリーの締め切りが1週間しかないので、悠長に構えている余裕はないから、かなりハードなスケジュールとなっているのだ。

 

「いいかい?今はただの一つも、クエストを落とせない状況にある」

 

「気合入れてやんなさい!」

 

「ああ!行ってくるぜ!」

 

「私も今日でグレード3に上り詰めてやるんだから!行ってきます!」

 

そう言ってクロノとユイはそれぞれのクエストに赴くためにショップから出ていく。

 

 

メガラニカ支部、キョウヤは書類仕事をしながらある書類を確認する。それはキョウヤが受け持っているファイター育成プログラムの結果報告書だ。結果は精神並びにファイターズレベルも上々をキープしている内容だった。そんな業務をこなしていると自身のスマホが鳴りだす。発信者はマモルからだ。

 

「安城か。どうした?」

 

 

一方ユイはクエスト先の主婦とファイトのクエストで赴き、ファイトは終盤にかかってきている。

 

「グランギャロップでヴァンガードにアタック。グランギャロップのスキルでドライブプラス1」

 

「むむ・・・。そう来たかい・・・」

 

ユイのアタックに主婦は真剣に悩んでいる。時間も時間なのでユイは少し焦っている。

 

「あのおばさん・・・。私急いでるんで早くしてくれませんか?」

 

「ああ・・・。ごめんごめん。ところでユイちゃんドーナツ食べるかい?」

 

主婦の発言にユイはガクッとなる。そのファイト終了後はティッシュ配りにギリギリに間に合ったのであった。

 

 

夜、キョウヤはマモルに誘われて和食店に赴いた。キョウヤは店の中に入る。

 

「安城マモルの誘いで赴いたんだが・・・」

 

「いらっしゃい!もう一人のお連れさん来てるよ」

 

「もう一人?」

 

「ええ。奥の個室に通してあるから」

 

店主がそう言い、キョウヤは店主に言われた通りに個室のところに向かう。個室で待っていたのは伊吹だった。

 

「・・・来ていたのか、伊吹」

 

「・・・一条か・・・」

 

キョウヤは個室に入り、伊吹の手前の座席に座る。

 

「安城は少しおくれてくるらしい」

 

「そうか・・・」

 

「・・・待っている間、これで時間をつぶすか」

 

「・・・そうだな」

 

キョウヤはそう言って自分のデッキを取り出す。それに応じて伊吹も自分のデッキを取り出す。

 

「スタンドアップ・マイ・ヴァンガード」

 

「スタンドアップ・ザ・ヴァンガード」

 

 

一方その頃、ファミレス、エレメントフェアリーにユイとトコハはヴァンガードテストの復習の準備を進めている。ユイはスケジュール通りに動き、今日から晴れてグレード3になったのだ。

 

「ユイちゃん、グレード3の昇進おめでとう」

 

「ありがとう!これで後は新導君だけだね!」

 

時間ぎりぎりではあるがスケジュールにあったクエストを全てこなし、ユイはついにグレード3になることができたのだ。後はクロノがグレード3になれば大会出場のエントリーをすることが可能になる。

 

「悪い。遅れた」

 

クロノが遅れて入ってきたのを確認すると、筆記用具とヴァンガードに関する資料を取り出し、それを渡すトコハ。

 

「時間がないし、早いとこ始めるわよ」

 

「新導君、まずは私が作った問題を解いてみようか。で、書き終えたら答え合わせしていくってことで」

 

「よし!こい!」

 

クロノはさっそくユイが配ったプリントの問題に取り組む。

 

 

和食店では、伊吹とキョウヤのファイトも終盤にかかった。

 

「創世竜ジャッジメント・メサイアでヴァンガードにアタック」

 

「シールド30000でガードだ」

 

「トリプルドライブ。ゲット、クリティカルトリガー。効果は全てヴァンガードに」

 

「ダメージチェック。・・・ダメージ6。俺の負けだ。さすがだな伊吹。いい波だ」

 

「お前もな」

 

伊吹とキョウヤのファイトが終了したと同時に、2人を誘った人物、マモルが入ってくる。

 

「悪いね2人とも、急に誘ったりして」

 

「いや・・・」

 

「俺たちは気にしていない」

 

マモルがきたところで、マモルはワインで、伊吹は日本酒で、キョウヤは天然水で乾杯する。

 

「伊吹君と一条君っていくつだっけ?」

 

「二十歳だ」

 

「同じく」

 

「え?そうなの?2人とも僕よりも4つも下だったか!」

 

伊吹とキョウヤがマモルよりも年下だったことに驚愕するマモル。

 

「そんなに驚くことか?」

 

「そりゃ驚くよ。2人とも落ち着いてるから、てっきり同じくらいだと思ってたからね。連絡協議会の発言もしっかりしてるしね」

 

マモルの言葉を聞きながら2人は出されている刺身を食す。

 

「・・・うまいな」

 

「大将が懇意に大澗の漁師さんから、直接仕入れてるんだ」

 

「そうか」

 

「刺身醤油が味を引き立てているな」

 

「刺身醤油は酒と出汁を加えた大将こだわりのオリジナルブランドだよ。それはそうと・・・」

 

マモルは自身のデッキを取り出す。

 

「さっき一条君と楽しんでたみたいだからね。伊吹君、僕とも一戦交えないかい?」

 

「ふっ・・・いいだろう」

 

伊吹もマモルのファイトを受け、準備に取り掛かる。キョウヤは刺身を食している。

 

「いくよ、伊吹君」

 

「こい」

 

「「スタンドアップ・(ザ・)ヴァンガード」」

 

「ワイバーンキッドラグラー」

 

「ネオンメサイア」

 

ワイバーンキッドラグラー  PW5000

 

ネオンメサイア  PW5000

 

マモルの使用クランはやはりかげろう。一方の伊吹の使用クランはリンクジョーカーだ。スタンドアップを終えると2人は手札を置いて出されている料理を一口食べる。

 

「僕の先攻。ドロー。ワイバーンストライクギャランにライド。ラグラーは移動。ターンエンド」

 

ワイバーンストライクギャラン  PW8000

 

R ギャラン R

R ラグラー R  マモルの手札5枚 山札43枚

 

「俺のターン。ドロー。アスリープ・メサイアにライド。ネオンメサイアは移動」

 

アスリープ・メサイア  PW8000

 

R アスリープ R

R  ネオン  R

 

「ネオンメサイアのブースト、アスリープでヴァンガードにアタック」

 

「ノーガード」

 

「ドライブチェック『アステロイド・ウルフ(☆)』クリティカルトリガー。効果は全てヴァンガードに」

 

「ダメージチェック『ドラゴンナイトタンナーズ』『プロテクトオーブ・ドラゴン』」

 

「ターンエンド」

 

PW13000➡PW8000  伊吹の手札6枚 山札42枚  マモルのダメージ2枚

 

(いきなりクリティカルとは・・・安城はどう出る?)

 

伊吹とマモルのファイトを考察しながら茶碗蒸しを食すキョウヤ。

 

「ドロー。ワイバーンストライクドーハにライド。ドラゴンナイトイマードとラーヴァフロウ・ドラゴンをコール。ラーヴァフロウのスキルでヒロイックサーガ・ドラゴンを見せて、ドラゴニック・ブレードマスターを手札に。ドラゴンナイトラシードを手札から捨てるよ」

 

ワイバーンストライクドーハ  PW10000

ドラゴンナイトイマード  PW9000

ラーヴァフロウ・ドラゴン  PW7000

 

R ドーハ   イマード

R ラグラー ラーヴァフロウ

 

「ラグラーのブースト、ドーハでヴァンガードにアタック」

 

ドーハをアタックさせるとマモルは手札を置いて天ぷらを食す。

 

「ノーガード」

 

伊吹もノーガード宣言をすると手札を置いて料理を食す。

 

「ドライブチェック『ガトリングクロー・ドラゴン(引)』ドロートリガー。イマードにパワープラス5000。1枚ドロー」

 

「ダメージチェック『重力井戸のレディバトラー』」

 

「ラーヴァフロウのブースト、イマードでヴァンガードにアタック」

 

「21000か」

 

伊吹がそう呟くと、大将が襖をノックし、入ってくる。

 

「失礼します。フグ刺し、お待ち。おっ!やってるね~」

 

「大将、同じのをもう一つ。一条君は?」

 

「同じで構わん。伊吹はどうする?」

 

「同じでいい。ノーガード。ダメージチェック『アスリープ・メサイア』」

 

「ターンエンド」

 

PW15000➡PW8000

PW21000➡PW8000  マモルの手札5枚 山札38枚  伊吹のダメージ2枚

 

マモルが頷くと、大将は頷き、襖を閉めて部屋を出る。

 

「スタンド&ドロー」

 

「ギアクロニクル・・・」

 

伊吹がフグ刺しに箸を伸ばすとマモルがそう呟く。

 

「2人は覚えてるかな?そのデッキでハイメ・アルカラスとファイトした少年。伊吹君、見に来てたよね?」

 

「ああ」

 

「先日その少年がね、ユナサン支部主催のミニ大会で、ポイント剥奪処分を受けたんだ」

 

「ああ。知っている。アローザル・メサイアにライド。落日の刀身ダスクブレードをコール」

 

アローザル・メサイア  PW9000

落日の刀身ダスクブレード  PW9000

 

ダスクブレード アローザル R

   R     ネオン  R

 

「気にするほどの騒ぎではないと思うがな。ダスクブレードでイマードにアタック」

 

「ガード『ガトリングクロー・ドラゴン(引)』」

 

「・・・お前も興味があるのか?安城」

 

キョウヤの問いにマモルは肩をすくめて答える。

 

「実は彼、妹のチームメイトでね」

 

「何?そうだったのか」

 

「・・・そういう事か。ネオンメサイアのブースト、アローザルでヴァンガードにアタック。・・・私情に駆られての抗議というわけか」

 

「いいや。騒動の経緯は聞いた。ペナルティは適正だったと思う。ガード『マザーオーブ・ドラゴン(治)』ただ、時期が時期だからね。正直かわいそうと思うところもある。地区予選を目指し、必死に頑張っている妹たちを見ているとね」

 

「どんな逆境でも、這い上がってくるはずだ。その少年が可能性のあるファイターならばな。ドライブチェック『白色矮星のレディバトラー』」

 

「・・・そうだな」

 

マモルと伊吹とキョウヤは残りの酒と水を飲みほした。

 

PW9000➡PW9000+SH5000=14000

PW14000➡PW10000+SH10000=20000  伊吹の手札6枚 山札38枚  マモルのダメージ2枚

 

 

一方その頃、ファミレス、エレメントフェアリーでクロノの勉強を見ているトコハとユイ。現在は問題を出し、クロノが答えていく形式でやっている。

 

「問題。煉獄導師アスティカのパワーとシールドの数値は?」

 

「パワー10000、シールド5000」

 

「正解です!次の問題、ドラゴニック・オーバーロード・ジ・エンドのスキルを述べなさい!」

 

「・・・相手のヴァンガードがグレード3以上なら・・・ドロップゾーンから4枚カードを山札に戻し・・・指定カードでレギオンできる!」

 

「ブッブー!それはザ・クロスの方だから」

 

「そっちかぁ・・・オーバーロードはいっぱいあるからなぁ。ちゃんと整理して覚えなきゃなぁ」

 

クロノはカード図鑑を見て、オーバーロードの種類を覚える。

 

「普通はファイトしてたら自然と覚えるもんなんだけどねぇ。新導はヴァンガード始めて日が浅いから、今は日が浅いから・・・。ユイちゃんは始めてから知識は結構豊富になってきてるけど」

 

「体で覚えるのは得意なんだけどなぁ・・・。ああ~ファイトして~!」

 

「・・・ごめんね?新導君」

 

「ん?なんだよ急に」

 

「私が先走らなければ、ポイント剥奪処分は免れたと思うだろうし。今も過密スケジュールだったし、いろいろ思うところがあって・・・」

 

「ああ・・・。どのみちあれは俺がやってしまったことだし、佐倉が気にするようなことじゃねぇよ。それにな、お前らにもいろいろ世話になってるからな。絶対にグレード3に上がってみせる!」

 

クロノの言葉を聞いて、トコハとユイは少しばかり微笑んだ。

 

「・・・うん。私たちも絶対に新導君をグレード3にしてみせるよ」

 

「うん。じゃあ次の問題いくね」

 

「よしこい!」

 

 

和食店での伊吹とマモルのファイト・・・

 

「ドラゴニック・ブレードマスターにライド。さらにヒロイックサーガ・ドラゴンをコール。」

 

ドラゴニック・ブレードマスター  PW11000

ヒロイックサーガ・ドラゴン  PW11000

 

ヒロイックサーガ ブレードマスター  イマード

   R       ラグラー   ラーヴァフロウ

 

「ヒロイックサーガでダスクブレードにアタック」

 

「ガード『超弦理論の愛し子(引)』」

 

「ラグラーのブースト、ブレードマスターでヴァンガードにアタック。一条君、メガラニカ支部の子たちは元気かい?」

 

「ああ。素直でまっすぐな奴らばかりだ。特にその中の3人はトップレベルのファイターに成長していっている。大会にも参加し、支部に貢献したいと思っているらしい」

 

キョウヤの顔には誇らしげに微笑みがあった。

 

「あはは。元気そうでなによりだ。伊吹君、このアタックはどうする?」

 

「ノーガードだ」

 

「ドライブチェック『ラーヴァフロウ・ドラゴン』『ドラゴンナイト・ジャンナット(☆)』クリティカルトリガー。パワーはイマードに、クリティカルはヴァンガードに」

 

「ダメージチェック『星の揺り籠ステラメーカー』『綻びた世界のレディヒーラー(治)』ヒールトリガー。ダメージを回復し、ヴァンガードにパワープラス5000」

 

「ラーヴァフロウのブースト、イマードでヴァンガードにアタック」

 

「ガード『アステロイド・ウルフ(☆)』」

 

「ターンエンド」

 

PW11000➡PW9000+SH5000=14000

PW16000➡PW9000(+5000)

PW21000➡PW14000+SH10000=24000  マモルの手札4枚 山札35枚  伊吹のダメージ3枚

 

「スタンド&ドロー」

 

「・・・伊吹君は最近のユナサン支部はどうなの?」

 

「どうとは?」

 

「よくない噂を耳にしてね」

 

「というと?ライド。オルターエゴ・メサイア。ジェネレーションゾーン解放」

 

オルターエゴ・メサイア  PW11000

 

ジェネレーションゾーン  コスト『デスティニー・ディーラー』グレード1+2

 

「ストライドジェネレーション。創世竜アムネスティ・メサイア」

 

創世竜アムネスティ・メサイア  PW26000  ハーツ『オルターエゴ・メサイア』

 

「・・・はっきり言ったらどうだ」

 

キョウヤの言葉にマモルは煮え切らない表情で答える。

 

「・・・勝利至上主義とでもいうのかな。勝つことにこだわりすぎている。ミニ大会でのイカサマ行為も、ユナサンのそういった方針が引き起こしたんじゃないか?」

 

「・・・オルターエゴの超越(ストライド)スキル。カウンターブラストを払い、ネオンメサイアを呪縛(ロック)

 

呪縛(ロック)とはリンクジョーカーが持つ対象のリアガードの身動きを封じるスキルだ。文字通り移動やインターセプト、退却や上書きも封じられてしまうのだ。伊吹のネオンメサイアを呪縛【ロック】したのもちゃんと意味はある。

 

「そしてイマードを呪縛(ロック)。アムネスティにパワープラス5000。コール。白色矮星のレディバトラー」

 

白色矮星のレディバトラー  PW7000

 

ダスクブレード アムネスティ R

 白色矮星     ○    R

 

「白色矮星のブースト、ダスクブレードでヴァンガードにアタック。ダスクブレードのGB(ジェネレーションブレイク)。カウンターブラストを払い、ヒロイックサーガを呪縛(ロック)

 

「ガード『ドラゴンナイトジャンナット(☆)』」

 

「各支部にも、それぞれ独自性を認められている。その範疇だと俺は認識している。問題ない。アムネスティ・メサイアでドラゴニック・ブレードマスターにアタック。アムネスティ・メサイアのスキル。カウンターブラストを払い、先ほど呪縛(ロック)したカードを解呪縛(アンロック)

解呪縛(アンロック)とは、文字通り呪縛(ロック)されているカードをもとのリアガードに戻すスキルだ。イメージ内では呪縛(ロック)されたユニットたちが自由に動けるようになった。

 

解呪縛(アンロック)したユニット1枚につき、パワープラス3000。なのでパワープラス9000。さらに解呪縛(アンロック)したユニットが3枚以上ならクリティカルプラス1」

 

イメージ内ではアムネスティ・メサイアが神々しい光を放ち、それをブレードマスターに向けようとされている。

 

「・・・ノーガード」

 

「トリプルドライブ『重力井戸のレディバトラー』『デスティニー・ディーラー』『震脚のパルスモンク(☆)』クリティカルトリガー。効果は全てヴァンガードに」

 

アムネステ・メサイアは神々しい光をブレードマスターに向けて放ち、ブレードマスターはそれをくらう。

 

『ダメージチェック『マザーオーブ・ドラゴン(治)』ヒールトリガー。パワーはヴァンガードに『ドラゴンモンクギョクリュウ』『ドラゴニック・ブレードマスター』パワー45000にクリティカル3・・・。たまらないな」

 

「決まったと思ったのだがな。ターンエンドだ」

 

PW16000➡PW11000+SH10000=21000

PW45000➡PW11000(+5000)  伊吹の手札5枚 山札32枚  マモルのダメージ5枚

 

「スタンド&ドロー」

 

「・・・問題があるのはむしろドラゴン・エンパイアの方じゃないのか?お祭り騒ぎもいいが、行き過ぎると単なるバカ騒ぎだ」

 

「まあ、うちの基本方針は楽しくだからね。ジェネレーションゾーン、解放」

 

ジェネレーションゾーン  コスト『ラーヴァフロウ・ドラゴン』グレード1+2

 

「ストライドジェネレーション!神龍騎士ムスタファー!」

 

神龍騎士ムスタファー  PW26000  ハーツ『ドラゴニック・ブレードマスター』

 

超越(ストライド)スキルは使用しない。ドラゴンモンクギョクリュウをコール!ムスタファーのスキル!Gゾーン裏のカードを1枚表にする!ムスタファーを表に!ダスクブレードを退却してスキルを与える!ギョクリュウのGB(ジェネレーションブレイク)!ユニットが退却した時、パワープラス5000!」

 

ドラゴンモンクギョクリュウ  PW6000

 

ヒロイックサーガ ムスタファー  イマード

 ギョクリュウ   ラグラー  ラーヴァフロウ

 

「僕はね、ファイターの可能性は楽しさの先に生まれるものだと思っているんだ。ヴァンガードの未来もね。ギョクリュウのブースト、ヒロイックサーガでヴァンガードにアタック!」

 

「ノーガード。ダメージチェック『震脚のパルスモンク(☆)』クリティカルトリガー。効果は全てヴァンガードに」

 

「そして、それを手助けするのが、僕の役目だ!ラグラーのブースト、ムスタファーでヴァンガードにアタック!」

 

「完全ガード!『真空に咲く花コスモリース』(コスト『重力井戸のレディバトラー』)」

 

ムスタファー(マモル)の乗っている龍の全身に炎が纏い、オルターエゴに向かって突っ込むがコスモリースによって防がれる。

 

「ドライブチェック『リザードソルジャーコンロー』『マグナムショット・ドラコキッド(☆)』『ドラゴンナイトジャンナット(☆)』ダブルクリティカルトリガー!効果は全部イマードに!」

 

「ラーヴァフロウのブースト、イマードでヴァンガードにアタック!」

 

「ガード『震脚のパルスモンク(☆)』『綻びた世界のレディヒーラー(治)』」

 

「ターンエンド」

 

PW22000➡PW11000(+5000)

PW31000➡PW16000(完全ガード)

PW26000➡PW16000+SH10000=26000  マモルの手札6枚 山札28枚  伊吹のダメージ4枚(裏3枚)

 

マモルの答えを聞き、伊吹とキョウヤは口元に笑みを浮かべる。そして3人は酒と水を飲む。

 

「スタンド&ドロー。ストライドジェネレーション。創世竜ジャッジメント・メサイア」

 

ジェネレーションゾーン  コスト『デスティニー・ディーラー』グレード1+2

 

創世竜ジャッジメント・メサイア  PW26000  ハーツ『オルターエゴ・メサイア』

 

「オルターエゴの超越(ストライド)スキル。白色矮星を呪縛(ロック)し、イマードを呪縛(ロック)。パワープラス5000。重力井戸と鍵を砕く者リドルバイターをコール。重力井戸のスキル。ネオンメサイアを呪縛(ロック)し、パワープラス4000」

 

鍵を砕く者リドルバイダー  PW7000

 

重力井戸 ジャッジメント リドルバイター

 ○      ○      R

 

「リドルバイターでヴァンガードにアタック。リトルバイダーのGB(ジェネレーションブレイク)。白色矮星を解呪縛(アンロック)し、パワープラス4000」

 

「ガード『ドラゴンナイトイマード』」

 

「ジャッジメントメサイアでヴァンガードにアタック」

 

「ガード『リザードソルジャーコンロー』『マグナムショット・ドラコキッド(☆)』『ドラゴンナイトジャンナット(☆)』」

 

「トリプルドライブ『オルターエゴ・メサイア』『アステロイド・ウルフ(☆)』『アステロイド・ウルフ(☆)』ダブルクリティカルトリガー。効果は全てヴァンガードに」

 

ジャッジメントは腕でブレードマスターをなぎ倒し、ブレードマスターは壁に激突し、力なく倒れる。

 

PW11000➡PW11000+SH5000=16000

PW31000➡PW11000+SH3000=41000

 

ダメージチェック『マザーオーブ・ドラゴン(治)』『ワイバーンストライクギャラン』

 

伊吹のダメージ4枚 マモルのダメージ6枚  勝者伊吹

 

「僕の負けか。やるね、伊吹君」

 

「いや、お前の腕もなかなかだったぞ」

 

「・・・名残惜しいが、そろそろお開きにするか」

 

 

「いやあ、楽しかった。また付き合ってよ」

 

「ああ。また誘ってくれ」

 

「安城、その時は俺とファイトしてくれるか?」

 

「もちろん。じゃあ」

 

マモルは伊吹とキョウヤに挨拶を交わして帰っていった。

 

「・・・安城マモル・・・。信用に足る男だが・・・今は・・・」

 

「では俺は伊吹に信用しきっているということか?」

 

「・・・それはお前の想像に任せる。じゃあな」

 

伊吹もキョウヤにそう言って帰っていく。キョウヤもさっさと駅に向かっていくのであった。

 

 

マモルたちが帰宅する同じ時間、クロノたちも帰宅しているのであった。

 

「そうそう、聞いたわよ。クエスト行くのに綺場の車使ったんだって?」

 

「綺場君の車っていえば岩倉さんの?贅沢だね~」

 

「今日だけだ。明日は電車だ」

 

「え~?何で~?グレード3になるまで自由に使っていいって綺場君言ってたよ?」

 

「緊張すんだよ。電車の方が気楽でいい」

 

「ま、そうだよね。でも、気楽すぎて寝ちゃわないでよ?寝過ごしてクエストいけませんでした。っなんて洒落になんないから」

 

「そんなヘマするかよ」

 

3人はそんな会話をしながら帰宅していく。ちなみにクロノは翌日電車で眠ってクエストの目的地に降りそこねそうになったのはまた別の話だ。

 

 

カードキャピタル2号店でシオンとトコハと昨日グレード3になりたてのユイが話し合っていた。

 

「・・・新導君・・・ちゃんとやれてるかな?」

 

「やってもらわなきゃ困るわよ。今日でグレード3の道に一気に近づくんだから」

 

「・・・今僕らにできることは、新導君を信じて待つだけだ。信じよう」

 

3人がそんな会話をしているとクエストに行ってきたはずのクロノが入ってくる。当然これには動揺を隠せない3人。

 

「⁉新導⁉」

 

「え⁉どうして⁉スケジュールじゃあクエストの真っ最中のはず・・・」

 

「ちょ・・・どういうことなの新導君⁉一体何があったの?」

 

3人はクロノに問い詰めるがクロノは黙ったままだ。

 

「黙ってちゃわからないでしょ⁉」

 

「チームメイトとして、僕たちには聞く権利がある!」

 

「新導君!答えて!」

 

「・・・実は・・・」

 

クロノはクエストに行く途中の経緯を話す。

 

「うそでしょ・・・?」

 

「迷子の相手をして、クエスト全部飛ばしたなんて・・・」

 

クロノは迷子になっている子供を発見して、ずっとその子供の傍にいたことによってクエスタを全て破棄してしまったのだ。

 

「すまない!」

 

「どうしてすぐに警察に行かなかったの?!」

 

「そりゃ行ったさ。でも・・・あいつ・・・交番でも俺の手を握ったまま、離さないんだよ。親が迎えに来るまでずっと・・・」

 

今回の件はクロノの子供に好かれることが仇になった瞬間であった。

 

「もう・・・無駄に子供に好かれるんだから・・・」

 

「仕方ない。どんな場合でも不可抗力は起こりえる。すぐにスケジュールを組み直そう。今からでも受けられるクエストを可能な限り探すんだ!」

 

シオンの言葉に3人は首を縦に頷く。4人はすぐにでも受けられるクエストを片っ端からしらみつぶしに探す。それから数分経つが、あるにはあったが今あるクエストでは時間的にも大会エントリーまでにグレード3にアップすることはできない。

 

「だめだ。北海道から沖縄まで全てチェックしたけど、エントリー期間内にグレード3にアップするほどのポイントを稼ぐことができない」

 

「そんな・・・。なんとかならないの?新導君こんなにがんばってきたのに・・・」

 

4人が落ち込んでいるとクエストボードに一つのクエストが追加された。

 

「・・・緊急クエスト?」

 

緊急クエスト 依頼人:普及協会

内容:大オリエンテーリング!サバイバルヴァンガード!ドラゴン・エンパイア主催。里山で繰り広げられる前代未聞、空前絶後、抱腹絶倒の大ファイト!生き残れるのは誰だ!!!

 

「何だこれ?」

 

「開催日・・・それにポイントは・・・」

 

シオンが開催日と獲得ポイントを調べる。開催日は明日のようだ。そしてもらえるポイントを見て4人は顔が明るくなる。

 

「「「「いける!!」」」」

 

「ここでポイントがゲットできれば、グレード3にとどく!」

 

「大会のエントリーも間に合う!」

 

またとないチャンスが到来した4人は大はしゃぎだ。

 

「予選前にグレードアップを目指すファイターたちへの緊急クエストってわけか。しかも、あんなふざけたイベントなんてな。ドラエン支部らしいぜ」

 

カウンターにいるカムイがそう言う。

 

「おし!さっそくエントリーだ!チーム名は・・・千載一遇!!」

 

「ちょっと!何勝手に決めてんの⁉チーム名は・・・ファイティング・フラワーズ!」

 

「ちょいちょいトコハちゃん。そんなチーム名じゃだめだよ。チーム名は・・・スペースウォールズ!」

 

「なんだこれ?相変わらずだせーな」

 

「「新導(君)の方がダサい!!」」

 

「チーム名は・・・ラ・グロワール」

 

「「「おい!」」」

 

「どさくさに紛れて何やってんの?!」

 

「君たちのチーム名じゃ・・・ちょっと・・・」

 

ここにきてやはりチーム名のことで口論をし始める4人。そんな中カムイはチームエントリーのところを操作する。

 

「チーム名は・・・名前はまだない」

 

「「「「あ!!」」」」

 

4人はカムイの方を見るとカムイの手には4人分のファイカが持っている。

 

「俺の!」

 

「僕の!」

 

「「私の!」」

 

カムイはチーム名前はまだないで4人の参加登録をしてしまった。

 

「「「「あああああああ!!!」」」」

 

こうして4人は明日開催の大オリエンテーリングに参加することになったのであった。

 

to be continued…




クロノ「クエスト、めちゃくちゃこなしたぜ」

ユイ「うん!グレード3まであと少しだね!」

クロノ「ああでも、まだポイントが足りてねぇ。ああどうすりゃいい⁉」

ユイ「そんな新導君にビッグニュース!一気に大量のポイントをゲットできるイベントが開かれるんだ!山全体を会場にした、その名も、大オリエンテーリングサバイバルヴァンガード!」

クロノ「まさに最後の一山ってわけか!」

ユイ「うん!気を引き締めいていこう!」

TURN24「チーム誕生」
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