いや~、今回は描写が描写だったので書いてて楽しかった半面心苦しかったです。
さて、いつもの前書きはともかく、本編に移りましょう。
それではどうぞ!
地区予選2回戦のファイトが始まる直前に遡り、トライフォーの選出者の一人、シオンはチームエキスパートのメンバー、アキのファイトテーブルにつく。
「私と直接ファイトをするのは、これが初めてですね~。いつもはお姉さまばかりお相手されてましたから~」
「そうですね。あなたとファイトできる日を、ずっと楽しみにしていました」
「私もです~。悔いのないファイトを始めましょう~」
シオンとアキはそんな会話をしながらファイトの準備を進めていた。フィールドはメガラニカにある浜辺にあるライブステージだ。
「それでは始め!」
「エト・ヴ・プレ?準備はいいですか?」
「いつでもどうぞ~」
TURN28「シオンVSアキ」
「「スタンドアップ・ヴァンガード!!」」
「閃きの騎士ミーリウス!」
「
閃きの騎士ミーリウス PW5000
アキの使用クランのバミューダ
「僕の先攻!ドロー!繊月の騎士フェレックスにライド!ミーリウスは移動!ターンエンド!」
繊月の騎士フェレックス
R フェレックス R
R ミーリウス R シオンの手札5枚 山札43枚
「私のターンですね。ドロ~。
R チコラ R
R アカリ R
「ちゃん?ぷわぷわライド?」
「私のユニット一人一人に愛情を持ってそう呼んでるんです。ライド口上は私が考えたんです~。かわいいですよね?」
「そ・・・そうですね」
「ではアカリちゃんのブースト、ルールーちゃんでヴァンガードにアタックです」
「ガード!『バーニングメイン・ライオン(☆)』」
「いきなりガードですか。これじゃあトリガーが乗ってもヒットしませんか~。仕方ありませんね。ドライブチェック『
PW12000➡PW8000+SH10000=18000 アキの手札6枚 山札42枚
「僕のターン!スタンド&ドロー!絶剣の騎士リヴァーロにライド!月柱の騎士シシルスをコール!」
シシルス リヴァーロ R
R ミーリウス R
「シシルスでヴァンガードにアタック!」
「ガードです『
「ミーリウスのブースト、リヴァーロでヴァンガードにアタック!」
「ノーガードです」
「ドライブチェック『ナイト・オブ・グレートスピア』」
「ダメージチェック『
「ターンエンド」
PW7000➡PW7000+SH5000=12000
PW15000➡PW7000 シオンの手札4枚 山札41枚 アキのダメージ1枚
「私のターンです。スタンド&ドロ~。
「?
聞きなれないスキルを聞いて首を傾げるシオン。
「知らないようなら教えてあげます~。
「なるほど・・・。こんなスキルがあるなんて・・・。まだまだ勉強不足だな・・・」
「でも今はハーモニー状態になっただけです~。本番はストライドした後になります~。えっと~、とびきり新入生シズクちゃんと
とびきり新入生シズク PW7000
ククリ PW6000
シズク ローヌ R
ククリ アカリ R
(
「では、ククリちゃんのブースト、シズクちゃんでヴァンガードにアタックです」
「ノーガード!ダメージチェック『ナイト・オブ・シールドバッシュ』」
「アカリちゃんのブースト、ローヌちゃんでヴァンガードにアタックです~」
「『ガード!『まぁるがる(引)』」
「ドライブチェック『
PW13000➡PW10000
PW14000➡PW10000+SH5000=15000 アキの手札4枚 山札39枚 シオンのダメージ1枚
「僕のターン!スタンド&ドロー!(アキさんは僕が思っていたより遥かに強いかもしれない。さすがはマリさんの妹だ。油断すればやられる・・・)」
ぷわぷわした感じとは裏腹に、かなりの実力を持ったアキに戦慄するシオン。
「だけど!綺場家の人間として、僕は必ず勝つ!僕の情熱は君の剣と共に!ライド!青天の騎士アルトマイル!!」
青天の騎士アルトマイル PW11000
シシルス アルトマイル R
R ミーリウス R
「シシルスでシズクにアタック!」
「ガードです『
「ミーリウスのブースト、アルトマイルでヴァンガードにアタック!」
「ノーガードです」
「ツインドライブ『風雅の騎士ベニゼール』『夢の運び手べレヌス(☆)』クリティカルトリガー!効果は全部アルトマイルに!スカイノーブルスラスト!!」
イメージ内でアルトマイル(シオン)はローヌ(アキ)に近づき、持っている剣で突きをローヌ(アキ)に向けて放つ。
「きゃっ!くぅ、ダメージチェック『
「ターンエンド」
PW7000➡PW7000+SH5000=12000
PW16000(+5000)➡PW11000 シオンの手札5枚 山札38枚 アキのダメージ3枚
「私のターン。スタンド&ドロ~。さすがですね。ですが私も負けませんよ~。
「では、ストライドジェネレーションです!伝説の
ジェネレーションゾーン コスト『
伝説の
「アカリちゃんの
ミナモ ネクタリア ミナモ
シズク R チコラ
「シズクちゃんのブースト、左のミナモちゃんでヴァンガードにアタックです」
「ガード!『夢の運び手べレヌス(☆)』」
「ではネクタリアちゃんでヴァンガードにアタックです」
「ノーガード!」
「トリプルドライブ『がんばる才能シャンディー』『
ネクタリア(アキ)は海に飛び込み、海の中でアルトマイル(シオン)に近づき、アルトマイル(シオン)に近づいたら海から飛び出し、自慢の尾びれでアルトマイル(シオン)を叩いた。
「うわあ!ダメージチェック『ナイト・オブ・フラグメント』『ナイト・オブ・ツインソード』」
「ネクタリアちゃんのヒット時のスキル発動です~。左のミナモちゃんを手札に加えます。そしてハーツが
ちなみにネクタリアのもう一つのスキルはハーツが
「チコラちゃんのブースト、ミナモちゃんでヴァンガードにアタック」
「ノーガード!ダメージチェック『ナイト・オブ・シールドバッシュ』」
「ターンエンドです」
PW16000➡PW11000+SH10000=21000
PW26000➡PW11000
PW26000➡PW11000 アキの手札6枚 山札31枚 シオンのダメージ4枚
「僕のターン!スタンド&ドロー!(アキさんの手札には完全ガードがある・・・。ならば、これで!)ストライドジェネレーション!!!閃火の聖騎士サムイル!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『ナイト・オブ・グレートスピア』グレード3
閃火の聖騎士サムイル PW26000 ハーツ『青天の騎士アルトマイル』
「アルトマイルの
風雅の騎士ベニゼール PW9000
ナイト・オブ・フラグメント PW9000
夢の運び手べレヌス(☆) PW4000
フラグメント サムイル ベニゼール
シシルス ミーリウス べレヌス
「べレヌスのブースト、ベニゼールでヴァンガードにアタック!」
「ノーガードです。ダメージチェック『
「なら、ミーリウスのブースト、サムイルでヴァンガードにアタック!べレヌスのスキル!アルトマイルのヴァンガードがいる時、ソウルに入れて1枚ドロー!さらにヴァンガードにパワープラス5000!サムイルのスキル!カウンターブラスト(2)を払い、相手のダメージが4枚以下で、こちらのリアガードが5体いるなら、相手に1ダメージ!」
サムイル(シオン)は剣に光を纏わせ、メーア(アキ)に向けて光の閃光を放つ。メーア(アキ)はその閃光を喰らってしまう。
「ダメージチェック『
「くっ!トリプルドライブ『月柱の騎士シシルス』『ホーリーナイト・ガーディアン』『ヒーリング・ペガサス(治)』ヒールトリガー!ダメージを回復してパワーをフラグメントに!シシルスのブースト、フラグメントでヴァンガードにアタック!」
「ガードです『
「くっ!ターンエンド!」
PW20000➡PW11000(+5000)
PW31000➡PW16000(+5000+完全ガード)
PW30000➡PW21000+SH10000=31000 シオンの手札6枚 山札27枚 アキのダメージ4枚
「私のターンです。スタンド&ドロ~。う~ん・・・。この手札ではブレイクライドは狙えませんね~。じゃあこれで補いましょうか。ジェネレーションゾーン解放!」
ジェネレーションゾーン コスト『がんばる才能シャンディー』グレード1+2
「胸に秘めた思い、未来に届け!ストライドジェネレーション!」
ライブステージに未来から現れた学園のトップアイドルにスポットライトの光が集まる。
「
「
がんばる才能シャンディー PW7000
クアンシー オリヴィア ミナモ
シズク R チコラ
「シズクちゃんのブースト、クアンシーちゃんでヴァンガードにアタックです」
「ガード!『ヒーリング・ペガサス(治)』」
「チコラちゃんのブースト、ミナモちゃんでヴァンガードにアタックです」
「ガード!『ナイト・オブ・フラッシュ(☆)』」
「オリヴィアちゃんでヴァンガードにアタックです!オリヴィアちゃんのスキルです。カウンターブラストとGゾーン裏のオリヴィアちゃんを表にして、リアガードを4人選びます。選んだユニットが全て異なっているのであれば全て手札に戻します!そして、3枚以上戻したら手札から前列と後列にリアガードをコールできます!シズクちゃんとミナモちゃんをコールです!そしてクリティカルプラス1です!」
オリヴィアの周りにいたユニットたちは海に潜りこみ、そして海からミナモとシズクが戻ってきた。
「クアンシーちゃんのスキルです!カウンターブラストとソウルブラストで1枚ドローです!シズクちゃんの
「手札増強に切り札まで手に渡ってしまったか。切り札を使わせる前に決着をつけなければ!完全ガード!『ホーリーナイト・ガーディアン』(コスト『まぁるがる(引)』)」
オリヴィアの歌声で発生した音符の超音波をアルトマイル(シオン)に放つ。それを聞こえなくするようにホーリーナイトが超音波を防ぐ。
「トリプルドライブ『
「くっ!ノーガード!ダメージチェック『風雅の騎士ベニゼール』『ナイト・オブ・グレートスピア』」
「ターンエンドです」
PW16000➡PW11000+SH10000=21000
PW16000➡PW11000+SH10000=21000
PW26000➡PW11000(完全ガード)
PW26000➡PW11000 アキの手札10枚 山札23枚 シオンのダメージ5枚(裏3枚)
アキのターンが終了するとクロノのファイトが終了した声が聞こえてきた。
「勝者、新導クロノ!」
「あらら、こちらはもう一つも負けちゃいけませんね」
(さすがは新導だ。けど、僕だって負けたりはしない・・・)
シオンの心情は嬉しさ半面何かを思い悩んでいて正直複雑な気持ちになっている。
「僕のターン!スタンド&ドロー!悪いけどアキさん。このターンで決めさせてもらう!ジェネレーションゾーン・・・解放!!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『月柱の騎士シシルス』グレード1+2
「天翔連撃!!無限の未来をこの手に!!ストライド・・・ジェネレーション!!!!」
次元から現れし白き竜は聖剣を手に持ち、メーア(アキ)を見つめる。
「神聖竜セイントブロー・ドラゴン!!!!」
神聖竜セイントブロー・ドラゴン PW26000 ハーツ『青天の騎士アルトマイル』
「アルトマイルの
ナイト・オブ・シールドバッシュ
フラグメント セイントブロー ベニゼール
シシルス ミーリウス シールドバッシュ
「ミーリウスのブースト、セイントブローでヴァンガードにアタック!いけええええ!!」
セイントブローは聖剣に力をこめ、一閃し、大爆発を起こす。そして、爆発の煙が上がって、出てきたのは・・・
「完全ガードです『
メーア(アキ)とメーア(アキ)を守っているククリの姿があった。
「くっ!トリプルドライブ『ナイト・オブ・フラッシュ(☆)』クリティカルトリガー!効果は全部フラグメントへ!『夢の運び手べレヌス(☆)』クリティカルトリガー!効果は全部ベニゼールへ!『ヒーリング・ペガサス(治)』ヒールトリガー!ダメージを回復!パワーをフラグメントに!シールドバッシュのブースト、ベニゼールでヴァンガードにアタック!」
「ガードです『
『
「シシルスのブースト、フラグメントでヴァンガードにアタック!」
「ガード『
「くっ!ターンエンド」
PW46000➡PW11000(完全ガード)
PW26000➡PW11000+SH20000=31000
PW33000➡PW11000+SH25000=36000 シオンの手札5枚 山札21 アキのダメージ4枚(裏1枚)
「私のターンです。スタンド&ドロー!さあ、クライマックスといきましょう!
「メーアちゃんのブレイクライドスキルです!メーアちゃんにパワープラス10000して、アタック時のスキルを与えます!チコラちゃんを3体コールします!」
ミナモ メーア チコラ
シズク チコラ チコラ
「チコラちゃんのブースト、チコラちゃんでヴァンガードにアタックです」
「ガード!『ナイト・オブ・シールドバッシュ』」
「シズクちゃんのブースト、ミナモちゃんでヴァンガードにアタックです」
「インターセプト!『風雅の騎士ベニゼール』『ナイト・オブ・フラグメント』」
「メーアちゃんでヴァンガードにアタックです!メーアちゃんのスキル発動です!カウンターブラストを払って、リアガード全てを手札に加えます。そして手札から、ミナモちゃんとシズクちゃんをコールです!シズクちゃんの
「・・・ノーガード」
「ツインドライブ『
メーア(アキ)は海に飛び込んでアルトマイル(シオン)に近づき、海から飛び出してアルトマイル(シオンに体当たりをする。
「ぐああ!ダメージチェック『まぁるがる(引)』ドロートリガー!パワーをアルトマイルに!1枚ドロー!」
「ではここで、メーアちゃんのリミットブレイクです!まずは手札から3枚捨てます」
捨てたカード『
「そしてソウルから
カウンターチャージとは今までに出たカウンターブラストで裏になったカードを表に返すスキルだ。ここからはダメージが表になる時はカウンターチャージで表記する。
「残りのチコラちゃんのスキルも使います!パワーは全部メーアちゃんに与えて、カウンターブラストで払ったカードをカウンターチャージです。もう一度メーアちゃんでアタックです!」
メーア(アキ)はもう一度海に潜り、アルトマイル(シオン)に体当たりを仕掛けようとする。
「させない!ガード!『ヒーリング・ペガサス(治)』『夢の運び手べレヌス(☆)』」
「ツインドライブ『がんばる才能シャンディー』『
メーア(アキ)は体当たりをしたが喰らったのはアルトマイル(シオン)ではなく、ヒーリング・ペガサスだった。
「シズクちゃんのブースト、ミナモちゃんでヴァンガードにアタックです」
「ガード!『ナイト・オブ・フラッシュ(☆)』」
「う~ん、決めきれませんでしたか・・・。ターンエンドです」
PW14000➡PW11000+SH5000=16000
PW16000➡PW11000+SH10000=21000
PW21000➡PW11000(+5000)
PW23000➡PW16000+SH20000=36000
PW21000➡PW16000+SH10000=26000 アキの手札5枚 山札16枚 シオンのダメージ5枚(裏3枚)
「僕のターン。スタンド&ドロー」
「・・・シオン君、一つ聞いていいですか?」
「何ですか?」
「何故シオン君はヴァンガードを始めたのですか?」
「・・・」
真剣な表情のアキの質問に黙るシオン。
「私がヴァンガードを始めるきっかけとなったのはお姉さまでした。お姉さまは昔からヴァンガードがお好きでしたからね。ですけど、シオン君。初めてあなたにお会いした時、あなたは昔は綺場家の人間として、遊んでる暇などないといわんばかりの子でしたよね?それが何故ヴァンガードを急にやり始めたのですか?」
「・・・・・・」
「答えてください」
シオンは黙っていた口を開く。
「きっかけは些細なことでした」
シオンは昔アキが言っていたように、綺場家の人間として果たすべき役割は果たすという少年だった。その時にもヴァンガードには興味はなかった。しかしある日、シオンの友人のカードが更衣室に落としていたことから始まった。シオンはその友人に返すために一時的にカード持って帰ろうとした。しかし、そのカードは車の座席に座った時に、カードがくしゃっと曲がってしまったのだ。それからどうしようかと悩んでいた時にカードショップが見えてきて、シオンは曲がったカードと同じものを買って返すためにカードショップに入った。その時に見つけたカード、アルトマイルをイメージで感じ取り、ロイヤルパラディンのカードを買ったのだ。それがヴァンガードを始めたきっかけなのだ。
「僕にとってヴァンガードは唯一自分で切り開いた可能性だ。だからこそ、僕は!青天の騎士アルトマイルをコール!ミーリウスの
アルトマイル アルトマイル ツインソード
シシルス R シールドバッシュ
「リアガードのアルトマイルでヴァンガードにアタック!」
「ガードです『
「ヴァンガードのアルトマイルでヴァンガードにアタック!」
「完全ガードです!『
「ツインドライブ『月柱の騎士シシルス』『ナイト・オブ・グレートスピア』シールドバッシュのブースト、ツインソードでヴァンガードにアタック!ツインソードの
「あら~・・・。これじゃあダメージ6になっちゃいますね。ノーガードです。ダメージチェック『
「シシルスのブースト、フラグメントでヴァンガードにアタック!これが僕が唯一掴んだ可能性だああああ!!」
フラグメントはメーア(アキ)に向かって剣を振るう。フラグメントとメーア(アキ)は突っ込んできた衝撃で海の中に沈んでいく。その際に水しぶきが目立った。
PW16000➡PW11000+SH10000=21000
PW16000➡PW11000(完全ガード)
PW21000➡PW11000(+5000)
PW24000➡PW16000
ダメージチェック『
シオンのダメージ5枚 アキのダメージ6枚 勝者シオン
「勝者、綺場シオン!」
「・・・いいファイトをありがとうございました。アキさん」
「いいえ。唯一掴んだ可能性、見させていただきました」
シオンとアキは互いの健闘を称え、握手を交わす。
☆
「勝者、チームトライフォー!3回戦進出!」
「3人ともお疲れ~。すごくいい試合だったよ!」
「相手はものすごく強かったけど、何とか勝てたわ!」
「この調子でどんどん勝っていくぞ!」
試合を終えた3人を労いをかけるユイ。勢いづいていく4人にサスケとアキが話しかけてくる。
「3回戦進出おめでとさん。こっから先はかなり強いファイターたちが待ち構えているかもしれねぇが、油断すんじゃねぇぞ」
「私たちは観客席でユイちゃんたちを応援してますね~」
言いたいことを言い終えるとサスケとアキは会場を去っていく。
「油断しないか・・・。よし!次は私が出るぞ!」
「またグレード0が出ちゃったりして」
「それ言うのやめてよ~」
「おい、次の対戦者を見ておこうぜ」
3人は対戦表を見に移動するがシオンは自分のデッキを、すっきりしない表情で見ている。
(さっきのアキさんのファイト、もう少しスムーズにいけると思ったんだけど・・・)
「?綺場君、どうしたの?」
シオンを心配するようにユイがシオンに話しかける。
「!何でもない」
シオンは何事もなかったかのように振る舞い、3人の元に駆け寄っていく。
☆
2回戦を終えたトライフォーは次の対戦相手を確認していた。
「えっと・・・3回戦の相手は・・・」
「チーム風来坊か」
「風来坊・・・なんか響きがいいね」
「まあ、そのチームもぶっ倒してやるけどな」
4人が対戦表を見ながらそんな会話をしているところを遠くから見ている男がいた。
「次の対戦・・・どんなチームかと思えば、まさかクロノ殿とはな。やはり再び巡り合う縁であったか。我が宿願のため、今度は遠慮なく叩き潰させてもらおうぞ。クロノ殿!」
その男の名は馬場タケル。チーム風来坊の主要メンバーであり、かつてクロノやユイとファイトしたことがある男だ。
to be continued…
アキ「まさか全敗になるなんて思ってもみませんでしたよ~」
シオン「でも、初めてのファイトではありましたけど、予想以上に強かったですよ」
アキ「ありがとうございます~。そう言われるのは本当に新鮮ですね~」
シオン「マリさんはいつもはなんて言ってるんですか?」
アキ「えっと~、攻撃が甘すぎますとか~、これで本気ですのとかよく言われたりします」
シオン「そ、そうなんですか・・・」
アキ「特にひどい場合はぷわぷわした部分がヴァンガードに表れているんじゃありません?と言われるんです~。ひどくありません?」
シオン「あ、あはは・・・」
TURN29「風来坊再び」