さて、今回は一旦原作に戻って風来坊の話です。
この話の最後にオリジナルがあります。
相変わらずですが最後まで読んでください。
それではどうぞ!
地区予選2回戦でチームエキスパートに勝利したトライフォーの4人は少し休憩をとっていた。
「3回戦までは少し時間があるようだね」
「なんか喉乾いな~」
「「「あ!私(僕)も!」」」
そんなわけで誰が飲み物を買いにいくのかをやはりグレードジャンケンで決めるようだ。
「いい?グレードジャンケンで1番グレードが低い人が負けね」
「ああ」
「OK」
「わかったよ」
「それじゃあ・・・」
「「「「グレードジャンケンジャンケンポン!」」」」
ユイ グレード3
シオン グレード2
トコハ グレード1
クロノ グレード0
「おわっ!」
クロノがグレード0ということで飲み物を買いに行くのはクロノという事になった。
「私メロンソーダ♪」
「私はレモンスカッシュでいいよ」
「僕はスポーツドリンクを頼むよ」
3人はクロノに150円を渡す。
「こんなことでツキ使いやがって。ファイトん時引きが悪くなったって知らねぇからな」
「聞こえないなぁ」
「敗者の言い訳だね」
「負け惜しみ~」
「・・・ふん!」
クロノは渋々と飲み物を買いに行く。クロノが行った後は3人は互いに笑いあった。
TURN29「風来坊再び」
クロノが飲み物を買いに行っている間、シオンは次の対戦チーム、風来坊の情報を探って、トコハとユイは雑談でもしながらクロノを待っていた。
「そういえばユイちゃん、お目当てのカードはでなかったみたいだけど、カードの販売しているところもあったから、気が向いたら行ってみたら?欲しいカードが手に入るかも」
「ありがとうトコハちゃん。ベスト16辺りに入ったら見てみるよ」
「にしても新導の奴遅い!何やってんのよ?」
トコハがそんな愚痴をこぼしていると、クロノが飲み物を持って戻ってきた。
「あ、帰ってきた!」
「遅い!」
「ほらよ。待たせて悪かったな」
クロノはそう言ってトコハにメロンソーダを、ユイにレモンスカッシュを渡す。クロノはシオンにスポーツドリンクを渡して、自分の分のお茶を飲む。
「また情報を集めてんのか?」
「うん。少しでも相手ファイターの特性をわかればいいんだけどね」
「知りたいことがあるのなら、拙者自ら教えてしんぜよう!」
クロノとシオンが会話しているとある男が話しかけてきた。その顔はクロノやユイ、シオンにとっては顔見知りだ。
「お前!タケル!」
「え⁉タケルって・・・あの馬場タケル⁉」
まさか男、馬場タケルの登場に驚愕するクロノやユイ。
「久しぶりだな、クロノ殿。それにユイ殿やシオン殿も」
「もしかして・・・!」
「うむ!俺たちが、チーム風来坊だ!」
トライフォーの中で唯一タケルを知らないトコハはシオンとユイに耳打ちする。
(誰?)
(馬場タケル。1度ファイトしたことがある。新導も、佐倉さんも)
(強いの?)
(もうめちゃくちゃ強かったよ)
3人が耳打ちで会話しているとクロノとタケルは握手を交わしていた。
「地区予選で会おうと交わした約束、果たしてくれて嬉しいぞ。クロノ殿」
「ああ。いろいろあったけど、グレード3になってきたぜ」
「それにしても、まさかクロノ殿とシオン殿、ユイ殿がチームを組むとはな。実におもしろい取り合わせだ!」
「・・・たまたまだ」
「ただの成り行きさ」
クロノとシオンはそんな言葉を言うとお互い睨み合う。それを止めるユイ。
「も~、やめなよみっともない・・・」
「・・・ふっ、はっはっはっはっはっは!」
クロノとシオンとユイのやり取りを見て豪快に笑うタケル。
「どちらが俺の相手か、楽しみにしているぞ!」
タケルがそう言ってチーム風来坊はその場を後にする。
「タケルとは俺がファイトする!」
「いや、僕がファイトする!」
「いやいや、私がやる!」
「俺だ!」
「僕だ!」
「私だよ!」
タケルとファイトするのは自分だとお互いに譲る気がない3人。
「そんなに強いファイターなら、私がファイトしたいなぁ」
「ちょ⁉トコハちゃん⁉」
「何お前まで参戦してんだよ⁉」
「いいじゃない!」
まさかのトコハの参戦で話がさらにややこしくなった。
「こうなったら、あれで決めるしかないね。選抜者を決めるのもちょうどいいし」
シオンの言うあれとはもちろんグレードジャンケンのことだ。一番グレードが高いものがタケルとファイトできるのだ。
「「「「グレードジャンケンジャンケンポン!」」」」
クロノ グレード3
シオン グレード2
ユイ グレード1
トコハ グレード0
という事で選抜者はクロノ、シオン、ユイの3人となり、タケルとファイトできるのはクロノとなった。
「よっしゃあ!ツキはこういう時に使うんだよ!」
「いや、ファイトの時でしょ」
「うん」
「ここで自慢されてもねぇ・・・」
「あっ・・・」
飲み物を買いに行く時に言ったセリフが見事にブーメランになった瞬間であった。
☆
3回戦開始前、シオンとユイはファイトの準備を、クロノはお茶を飲む。
「兄ちゃん!」
「おお!ハヤト!」
チーム風来坊からそんな会話を聞こえたクロノはタケルの方を見る。クロノ視線に映っていたのは小さな子どもとタケルが会話をしている姿だった。
「兄ちゃん、がんばってね!」
「ああ!お前の応援があれば鬼に金棒、まさに百人力だ!」
「絶対勝ってよ!」
「任せておけ!」
少年、馬場ハヤトとタケルは会話を聞いていると、どうやら兄弟のようだ。
「あいつは・・・」
クロノは飲み物を買いに言っている間にハヤトと1度会っているのだ。そのハヤトがタケルの弟だと知って、若干ながら戸惑いをみせるクロノ。そんな思いを胸にしまいながらクロノは指定のファイトテーブルに向かう。
☆
それぞれが指定のファイトテーブルにつき、いつでもファイトできる態勢だ。
「やはりクロノ殿とは、再びファイトする縁であったようだな!」
「ああ・・・」
クロノが戸惑いを見せている間にファイトの開始合図が始まる。
「それでは始め!」
「「「「「「スタンドアップ・ヴァンガード!!」」」」」」
そして、第3回戦がスタートされた。
「ガンナーギア・ドラコキッド!」
「伏竜の
ガンナーギア・ドラコキッド PW5000
伏竜の
「俺の先攻だ!ドロー!突撃の
突撃の
R サイケイ R
R リンチュウ R
「俺のターン!ドロー!ライド!メーザーギア・ドラゴン!ガンナーギアは移動!」
メーザーギア・ドラゴン PW8000
「このような舞台で再び相見えて、心が躍るな!クロノ殿!」
クロノはタケルの後ろにいるハヤトを見る。
(あいつの兄貴が、タケルだったなんて・・・)
クロノは今はファイトに集中するように気持ちを切り替える。
「コール!スチームライダーディズカルをコール!」
スチームライダーディズカル PW7000
ディズカル メーザーギア R
R ガンナーギア R タケルの手札5枚 山札43枚
「ディズカルでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『
「ガンナーギアのブースト、メーザーギアでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!」
「ドライブチェック『スチームファイターアンバー』「ダメージチェック『
「ターンエンドだ」
PW7000➡PW7000+SH5000=12000
PW13000➡PW7000 クロノの手札5枚 山札42枚 タケルのダメージ1枚
「俺のターン!スタンド&ドロー!両刀の
両刀の
R コエンシャク R
R リンチュウ R
「リンチュウのブースト、コエンシャクでヴァンガードにアタック!「ノーガード!」ドライブチェック『電離の
「ぐわああ!ダメージチェック『メーザーギア・ドラゴン』『スモークギア・ドラゴン』」
「ターンエンド!」
PW14000(+5000)➡PW8000 タケルの手札5枚 山札40枚
「俺のターン!スタンド&ドロー!ライド!スモークギア・ドラゴン!ディズカルを移動!スチームファイターアンバーをコール!」
スモークギア・ドラゴン PW10000
スチームファイターアンバー PW9000
アンバー スモークギア R
ディズカル ガンナーギア R
「ガンナーギアのブースト、スモークギアでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!」
「ドライブチェック『スチームバトラーダダシグ(☆)』クリティカルトリガー!パワーはアンバーに、クリティカルはスモークギアに!」
「ぐほぉ!ダメージチェック『ドラゴンダンサー・アナスタシア』『
「ディズカルのブースト、アンバーでヴァンガードにアタック!」
「くっ!ノーガード!ダメージチェック『
PW15000➡PW9000
PW21000➡PW9000 クロノの手札5枚 山札38枚 タケルのダメージ4枚
クロノのダメージ2枚でタケルのダメージが4枚、差が開かれ苦しい表情をするタケル。そこに・・・
「兄ちゃん負けるな!がんばれ!!」
「!ハヤト・・・」
ハヤトがタケルの応援をする。
(・・・本当ならお前がここでファイトしていたはずなのにな・・・)
ハヤトは病気にかかっており、今はヴァンガードができない状況にある。病気はハヤトから楽しい学校生活、友達との時間、そしてなにより大切なヴァンガードを奪ってしまったのだ。そしてハヤトのデッキはタケルに託され、タケルはハヤトのために、日本中を旅してまわった。強いファイターになることこそがハヤトの望みだから。旅は一人ではなく、胸ポケットにあるハヤトの人形がいつもいたから、タケルはここまでこれたのだ。
(今日はハヤト自身もいる!こんなに嬉しいことはない!)
タケルはハヤトにグッドサインを送る。
「俺のターン!スタンド&ドロー!今日の俺はいつもの倍、いや!100倍は強いぞ!!吹けよ風!燃えろ稲妻!巻き起こせ嵐!ライド!
「不滅の
イメージ内でテンペストボルトは雷の双剣で空中を切払い、そこに巨大な竜巻が発生し、リンチュウとシューブ、ディズカルとガンナーギア、そしてアンバーが竜巻に飲み込まれていった。竜巻が晴れるとテンペストボルトは咆哮を挙げる。
「
「なんて奴だ・・・自分のリアガードまで吹っ飛ばして、パワーアップしやがった・・・」
「よく見ろクロノ殿!」
言われた通りよく見てみると、雲が晴れたところにシューブが残っていた。
「シューブは味方のスキルで退却することはないのだ!」
不滅の
シューブ テンペストボルト R
R R R
「テンペストボルトでヴァンガードにアタック!」
「くっ!ノーガードだ」
「走り輝け!雷光の刃! サンダードラゴンフラッシュ!!」
テンペストボルトは目にも止まらぬ速さでスモークギアを一閃し、その直後に強力な雷鳴がスモークギアを襲う。
「ツインドライブ『
「ぐあああ!ダメージチェック『スチームブレス・ドラゴン』」
「シューブでヴァンガードにアタック!スキル発動!
シューブは雷を纏った槍をスモークギアに投げ、その槍が分裂しスモークギアの周りに刺さった。そして槍に纏った雷がスモークギアを襲う。
「ぐわああああああ!ダメージチェック『スチームバトラーマシュダ(☆)』クリティカルトリガー・・・。効果は全部ヴァンガードに・・・」
「ターンエンド!」
PW29000➡PW10000
PW22000➡PW10000(+5000) タケル手札6枚 山札34枚 クロノのダメージ3枚
「すごい・・・すごいよ兄ちゃん!」
「・・・俺だって!導くぜ未来!切り開け世界!ライド!クロノジェット・ドラゴン!!」
クロノジェット・ドラゴン PW11000
「ジェネレーションゾーン・・・解放!!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『スチームブレス・ドラゴン』グレード1+2
「今こそ示せ!!我が真に望む世界を!!ストライド・・・ジェネレーション!!!!時空竜エポックメイカー・ドラゴン!!!」
時空竜エポックメイカー・ドラゴン PW26000 ハーツ『クロノジェット・ドラゴン』
「クロノジェットの
「くっ!リアガードを消し去ったか!」
「スチームメイデンエルル、ディズカル、メーザーギアをコール!」
スチームメイデンエルル PW11000
アンバー エポックメイカー R
ディズカル ガンナーギア R
「ディズカルのブースト、エルルでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『蠱毒の
「エポックメイカーでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!」
「トリプルドライブ『グリマーブレス・ドラゴン』『次元放逐の
エポックメイカーは双剣を構えてテンペストボルトに二つの斬撃を与える。
「ぐわあああああ!ダメージチェック『
「エポックメイカーのスキル発動!エルルをバインド!そして山札からグレード3、クロノジェットをスペリオルコール!クロノジェットでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『
「くっ!ターンエンド・・・。クロノジェットは山札に戻して、エルルをコール・・・」
PW18000➡PW11000+SH10000=21000
PW34000➡PW11000
PW11000➡PW11000+SH5000=16000 クロノの手札4枚 山札36枚 タケルのダメージ4枚(裏2枚)
(そう、あのダメージなど、ハヤトの苦しみに比べれば・・・)
タケルは一つの旅を終えると必ずハヤトのお見舞いに来る。ハヤトはタケルの旅の話を喜んで聞いていた。そう、ハヤトの旅が、ヴァンガードが、ハヤトの生きる糧となっているのだ。そしてハヤトの病状は好転し、今ではこうして外出できるまでに至ったのだ。
「俺のターン!スタンド&ドロー!(ハヤト、必ず勝って、お前との約束、果たすからな!)ジェネレーションゾーン・・・解放!!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『
「刹那の出会い!!奇跡と変われ!!ストライド・・・ジェネレーション!!!!」
思いを応えるべく、未来から現れし男は竜に乗り、クロノジェットを見下ろす。
「雷龍騎士ゾラス!!!!」
雷龍騎士ゾラス PW26000 ハーツ『
「あれが・・・兄ちゃんのGユニット・・・かっこいい!」
クロノはハヤトを見て、ハヤトが話していたことを思い返す。
『兄ちゃんは僕の為にヴァンガードをしてくれてるんだ!約束したんだ、大会で優勝するって!兄ちゃんがヴァンガードをがんばってくれてるから、僕も病気と戦えるんだ!』
クロノはその言葉を思い返し、暗い表情になる。
「突撃の
R ゾラス R
R サイケイ R
「サイケイのブースト、ゾラスでヴァンガードにアタック!」
「!ノ・・・ノーガード!」
「トリプルドライブ『電離の
ゾラス(タケル)の竜は空をかけ、クロノジェットに迫り、そしてゾラス(タケル)は斧を大きく振り上げ、クロノジェットを切り裂く。そして追撃といわんばかりにクロノジェットの体に雷鳴が駆けあがる。
「ぐわあああああああああ!!!ダメージチェック『スチームメイデンアルリム』『レリックマスター・ドラゴン』『スチームバトラーマシュダ(☆)』クリティカルトリガー・・・効果は全部ヴァンガードに・・・。はあ・・・はあ・・・」
「・・・精彩がなく、覇気が感じられん!どうしたクロノ殿?前回のファイトとはまるで別人ではないか!!」
タケルの言葉にクロノは何も答えず、ただ息だけを整えている。
「・・・所詮その程度のファイターだったという事か。ならば、我が悲願のため、我が弟のため、遠慮なく勝たせてもらうぞ!ゾラスのスキル発動!ゾラスのアタックのヒットにより、エルルを退却!そして、ドロップゾーンからユニット2体を選んでバインドしてもらうぞ!」
「はあ・・・はあ・・・エルルとスチームブレスをバインド・・・」
「ターンエンド!」
PW33000➡PW11000(+5000) タケルの手札7枚 山札29枚 クロノのダメージ5枚
「いいぞ、兄ちゃん!いけいけ!」
(・・・ファイトに集中できねぇ・・・!)
クロノがファイトに集中できず、顔を伏せている。そんなクロノにファイトから外れているトコハは・・・
「ちょっと!何やってんのよ⁉しっかりしなさい!」
クロノにシャキッとさせようとエールを送る。
「新導君、何圧されてるんだよ!こんなことなら私がタケルとファイトしたかった!」
ユイにもそう言われるクロノ。しかしユイが口を挟んでいることからユイのファイトは終了しているようだ。タケルは自分のチームメイトの方を見る。
「すまないタケル!負けちまった!」
「勝負は時の運、仕方あるまい。だがこれでクロノ殿のファイト、ますます負けるわけにはいかなくなったわ!」
タケルはチームメイトを励まし、顔をクロノに向き直る。クロノはトコハからもらった必勝祈願のお守りを見つめている。
(そうだ、俺にだって負けられない理由がある!俺を信じ、一緒に戦ってくれるあいつら。あの夜、4人で誓った。俺をこの場所に導いてくれた、たくさんの人たち。そして何より、1度はヴァンガードを俺は・・・またこの手で掴んだ)
クロノは自分の盤面を見つめる。
「(ギアクロニクル・・・。俺はお前らと共に行く!どこまでも!!)ストライドジェネレーション!!!時空竜フェイトライダー・ドラゴン!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『次元放逐の
時空竜フェイトライダー・ドラゴン PW26000 ハーツ『クロノジェットドラゴン』
「コール!グリマーブレスドラゴン!コール!スモークギア・ドラゴン!こんな附抜けたファイト、タケルに申し訳ない!俺は、俺の全力で、タケルとファイトする!フェイトライダーのスキル!未来の姿となれ!メーザーギア!スペリオルコール!グリマーブレス・ドラゴン!さらにGゾーン表のカード1枚につき、パワープラス3000!グリマーブレスのスキル!カウンターブラストとソウルブラストでサイケイを山札の下に!そしてパワープラス2000!」
スモークギア フェイトライダー グリマーブレス
ディズカル R R
「グリマーブレスでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!ダメージチェック『ドラゴンダンサーアナスタシア』」
「俺は・・・俺たちは、こんなところで負けてらんねぇんだ!!」
「・・・それでこそ、クロノ殿だ!!」
「フェイトライダーでヴァンガードにアタック!」
「完全ガード!『ドラゴンダンサーアナスタシア』(コスト『
「トリプルドライブ『ドキドキ・ワーカー(☆)』クリティカルトリガー!効果は全部スモークギアに!『スチームブレス・ドラゴン』『スチームバトラーダダシグ(☆)』クリティカルトリガー!効果は全部スモークギアに!ディズカルのブースト、スモークギアでヴァンガードにアタック!」
「完全ガード!(コスト『電離の
PW14000➡PW11000
PW26000➡PW11000(完全ガード)
PW27000➡PW11000(完全ガード) クロノの手札7枚 山札29枚 タケルのダメージ5枚(裏2枚)
「さっきからお互いに、リアガードを消し去って殴り合ってる・・・。すごい!」
「気合と意地の勝負ね」
「きっと新導君なら・・・」
ハヤトとトコハとユイはクロノとタケルのファイトを見守っている。
「俺のターン。スタンド&ドロー。ならば受けるがいい。我が全身全霊の攻撃を!!ストライドジェネレーション!!!!征天覇竜コンクエスト・ドラゴン!!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『マイティボルト・ドラグーン』グレード1+2
征天覇竜コンクエスト・ドラゴン PW26000 ハーツ『
「シューブ、神槍の
神槍の
「⁉グレード0までコールするなんて・・・」
「馬場タケルは、このターンに全てを賭けてる・・・」
「喰らえ!なるかみの雷!コンクエストのスキル発動!Gゾーン裏のコンクエストを表に!Gゾーンのカードが2枚以上でスモークギアを退却!さらにポルックスとシューブに前列の空いているリアガード分、パワープラス5000!」
シューブ コンクエスト ポルックス
R R R
「コンクエストでヴァンガードにアタック!」
「この攻撃は・・・」
「迅雷、風烈、紫電一閃! ワン・ツー・サンダー!!」
「ガード!『スチームメイデン・ウルル(治)』『ドキドキ・ワーカー(☆)』『スチームバトラーダダシグ(☆)』」
コンクエストは轟雷鳴り響く雷鳴を纏った剣でクロノジェットを切り裂こうとしたがウルル、ダダシグ、ドキドキ・ワーカーがクロノジェットを守る。
「くっ!小癪な!トリプルドライブ『
「ノーガード!」
「シューブでヴァンガードにアタック!スキル発動!ソウルブラスト(
シューブは槍を投げ、その槍が分裂し、クロノジェットの周りに刺さり、雷鳴が鳴り響き、大爆発を起こす。
「兄ちゃん!」
煙が晴れるとそこに映っていたのはドキドキ・ワーカーとレリックマスターがクロノジェットを守っている姿だ。
「ガード!『レリックマスター・ドラゴン』『ドキドキ・ワーカー(☆)』」
「ぐぬぬぬぬ・・・ターンエンドだ」
PW31000➡PW11000+SH30000=41000
PW10000➡PW9000
PW24000➡PW11000+SH15000=26000 タケルの手札4枚 山札24枚 クロノのダメージ5枚(裏1枚)
「俺のターン!スタンド&ドロー!ストライドジェネレーション!!!!時空竜フェイトライダー・ドラゴン!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『クロノジェット・ドラゴン』グレード3
「
R エポックメイカー グリマーブレス
R R R
「いくぜタケル!!」
「来い!クロノ殿!!」
「フェイトライダーでヴァンガードにアタック!」
「・・・ガードだあああ!!!『神槍の
「トリプルドライブ『スチームメイデンアルリム』『クロノジェット・ドラゴン』『ラッキーポッド・ドラコキッド』ドロートリガー!パワーをヴァンガードに与えて1枚ドロー!はだかる者みな、ぶち抜き破れ! 剛撃突破!!」
フェイトライダーは装着されている大砲を空に放ち、テンペストボルトの上空で弾は爆発し、火花がテンペストボルトに向かって降り注ぐ。
「うおおおおおおお!!!負けられぬ・・・。ハヤトのため、交わした約束のため・・・ここで負けるわけにはいかんのだ!!!」
煙が晴れるとそこにはテンペストボルトが剣を地面に突き刺し、何とか耐え抜いたように見える。
「ヒールトリガーさえ引けば・・・まだ・・・」
タケルはダメージチェックに入る。ハヤトと交わした約束を果たすために、絶対に負けられないという執念を持ちながら。そしてダメージチェックで引いたカードは・・・
『神槍の
クリティカルトリガー、つまりはタケルのダメージ6枚になったということだ。イメージ内では耐え抜いたように見えていたテンペストボルトは力尽き、その場に倒れてしまう。
PW26000(+5000)➡PW11000+SH20000=31000
クロノのダメージ5枚 タケルのダメージ6枚 勝者クロノ
「・・・無念・・・!」
「勝者、新導クロノ!」
「・・・タケル・・・」
クロノの決着がついたと同時にシオンのファイトも終了した。結果はシオンの勝利だ。こうしてチームトライフォーVSチーム風来坊の勝敗はチームトライフォーの勝利となった。
☆
3回戦を終え、トライフォー選抜者の3人とチーム風来坊の3人は互いの健闘を称え、握手をする。
「チームトライフォー、4回戦進出!」
「あっぱれだクロノ殿」
握手を終えた後タケルは蹲っているハヤトの傍に近づく。
「・・・すまんハヤト、お前との約束、守ることできなかった」
「・・・兄ちゃんの嘘つき・・・」
ハヤトの言葉にクロノは少し申し訳なさそうになった。
「ごめんな」
タケルはそう言ってハヤトの頭を撫でようとする。ハヤトはすっと立ち上がってクロノの方に向く。
「僕が兄ちゃんの仇をとる!元気になって必ず!だから、それまで絶対に負けないでね!」
「!・・・ああ!いつか必ずファイトしような!」
クロノの言葉に嬉しそうな表情をするハヤト。
「・・・これもまた、意味のあるものになるだろう。健闘を祈るぞ、クロノ殿。シオン殿も、ユイ殿も、トコハ殿も」
そう言ってタケルはハヤトとチームメイトを連れてその場を去る。
「何とか勝ってるみたいだな」
トライフォーにトリニティドラゴンが近づいて話しかけてきた。
「そっちは?」
トコハの問いにトリニティドラゴンは勝利のサインで答える。この様子だとトリニティドラゴンの3人も勝っているようだ。
「お前たちには貸しがあるからな。負けんじゃねぇぞ!」
「そっちこそな」
お互いそう言ってトリニティドラゴンはその場を去っていった。
「トコハちゃん、今回のファイト、私が1番だったよね?」
「そうね。ユイちゃんが1番早かったし」
「別にスピードじゃねぇし」
3人がそんな会話をしながらシオンは自分のデッキを見つめる。
(まただ・・・。さっきのファイト、もう少し確実に決められるはずだったのに・・・)
「どうかしたの?また立ち止まっちゃって」
シオンが考えている時に、ユイが声をかける。
「!何でもない!」
そう言ってシオンは3人の元へ駆け出していく。
☆
4回戦の準備のため、トライフォーはそれぞれ自分のデッキをもう1度見直していた。ユイは今はトイレで席を外してはいるが。そんなトライフォーを見つめる3人のチームがいた。
「あれがチームトライフォーか・・・。メンバーが1人足りないようだが・・・」
「その中の内1人が噂のギアクロニクル使いだったよな?もしあいつとあたった時、刺激的なファイトをやりたいもんだ」
「何にしても、油断は禁物です。この地区予選を制するのは私たち、チームコズミックドライブですから」
3人とも見た感じはトライフォーと同じ中学生に見える。3人がそんな会話をしていたら1人の男が話しかけてくる。
「お前たち、次のファイトの準備をしておけ」
男は3人にそう言い3人は男に敬意を示すように元気の返事をする。
「「「はい!わかりました!一条さん!」」」
男は一条キョウヤ。メガラニカ支部のアクアフォースのクランリーダーであり、チームコズミックドライブのコーチを務めている男だ。
to be continued…
タケル「いやぁ、負けた負けた!完敗だ!さすがはクロノ殿!」
クロノ「いや、どっちが勝ってもおかしくなかった。いいファイトだったな」
タケル「そう謙遜なさるな!馬場タケルに勝った男として、もっと堂々としていただきたい!」
クロノ「タケル・・・」
タケル「でなければ、ハヤトも納得しません!ここまで来れば、次も恐らく相当な難敵!自信を持っていかねば、勝てませんぞおお!!」
クロノ「わかった!ありがとうな!」
TURN30「チームコズミックドライブ」