今回で全国大会地区予選編は終了です。
私の目標、ストライドゲート編終了までに投稿ができました。
今回のファイトの結果は如何に・・・
それではどうぞ!
トコハとユイが控室に戻ってきたころ、クミやトリニティドラゴン、コズミックドライブがトコハを慰めにやってきた。
「「「明日に輝くニューパワー!俺たち、トリニティ・ドラゴン!!」」」
トリニティドラゴンはいつものように妙なポーズをとる。
「トコハちゃん!俺たちはずっと見ていたぜ!」
「勝利への情熱!諦めない心!あなたは誰よりも輝いていました!!」
「涙は君には似合わない!!」
ツネトとカルはトコハにそう言葉をかける。
「べ、別に泣いてないし!」
「泣き顔なんか~、ぶっ飛ばせー!」
クミもそう言ってトコハを元気づけようとする。
「ほら、こういう時こそ結束だぜ!ほらほら、お前ら円を組め!」
「お、おい!」
マサトはクロノの手をひき、円陣を組ませようとする。クミもトコハを円陣に組ませようとする。
「ほら、ユイちゃんも円陣に」
「みんな大げさだな~」
アンもユイの手をひいてユイを円陣に組ませようとする。するとケイスケがシオンがいないことに気が付く。
「ん?1人足りないな。シオンはどこいった?」
ケイスケの問いにユイが答える。
「綺場君、ファイトの前には、1人で集中したいんだって」
TURN35「東雲ショウマ」
自販機コーナーでシオンは1人、対戦相手の東雲ショウマの情報について調べていた。
(せめて、相手のファイトスタイルだけでもわかれば・・・)
シオンはファイトスタイルだけでもと思い、いろんなサイトで情報を引き出そうとしたがこれといった情報はなかった。
「・・・付け焼刃だな。時間さえあれば、有力選手のチェックぐらいできていたはず・・・」
シオンがそう呟くと、アナウンスが流れた。
『試合開始時刻10分前です。ファイターは指定会場まで戻ってください』
シオンは急いで戻ろうとし立ち上がるとIパッドと必勝祈願のお守りを落としてしまう。シオンはお守りを見つめる。
(・・・どんな相手でも勝つ。それだけだ!)
シオンはIパッドと飲み物を手に持って、指定会場に向かおうとすると1人の男とぶつかった。
「す、すみません!」
シオンは男に謝罪する。そして、男の顔を見てシオンは目を見開いた。それもそのはず、ぶつかった相手がシオンの対戦相手である東雲ショウマであったからだ。
☆
シオンと東雲はお手洗いに向かい、東雲は手を洗い、シオンはハンカチを手渡して改めて謝罪する。
「すみません、本当に。クリーニング代、お支払いします」
「いいさ、安物だ。でもこれからは、もう少し前を向いて歩きなよ?」
東雲はそう言ってシオンを許し、注意をする。
「はい」
「冗談だよ。ファイトのことを考えていたんだろ?綺場シオン君」
「!気づいてたんですか?」
東雲がシオンのことを気づいていたことに目を見開くシオン。
「それはお互い様だろ?」
東雲はそう言う。シオンは顔を俯く。
「・・・試合の前って緊張するよな。君みたいに小さい頃からフェンシングをやってても、やっぱりそう?」
「!」
「ヴァンガードとフェンシングの両立なんて、大変だなぁ。俺なんかヴァンガードのことで手一杯だからさ」
「いえ・・・」
「特に強い!」
「え?」
「特に青天の騎士アルトマイル。あれはいいな」
東雲はシオンにハンカチを返し、アルトマイルの特徴を述べる。
「仲間と共にパワーアップして、突き進む!まさに君の分身って感じだ。綺場一族と戦える機会なんて、二度とないチャンスだ。ベスト16大将戦、お手柔らかに頼むよ?」
そう言って東雲はシオンに手を差し出す。
「こちらこそ、よろしくお願いします」
シオンも手を差し出し、東雲と握手をする。
「じゃ、ファイトでまた」
東雲はシオンにそう言い、お手洗いを後にする。シオンは少し気がかりなことを考える。
(僕は・・・彼の顔と名前しか知らないのに・・・)
そう、シオンが東雲の顔と名前しか知らないのに対して、東雲はシオンの名前だけでなく、彼の身分までもを知っていたのだ。
☆
第3試合が始まる前、ディマイズの控室でリンはスルメを食べていた。そこに東雲が入ってきてそのまま会場に入場する。飲み物のシミができた服のままで。
「・・・よくやるわ」
リンは東雲を見てそう呟く。
一方のトライフォーの控室にシオンが戻ってきた。
「何やってたんだよ?もう始まっちまうぞ!」
「ごめん、ちょっとトラブルがあって・・・」
「トラブル?」
「いや、大したことじゃないんだ」
クロノとシオンがそんな会話をしていると、時刻が迫ってきた。
『さあ、間もなくファイト開始時刻です』
「・・・落ち着いて行けよ?」
クロノがそう言うとシオンは首を縦に頷く。
「ダメージ0対6で完勝。それ以外の結果は認めないから」
「無茶言うなよ・・・」
「そうだよ。せめてダメージ1対6で収めなきゃ」
「たいして変わんねぇよ・・・」
トコハとユイの無茶ぶりに突っ込むクロノ。シオンは少し笑みを浮かべる。
「じゃあ、行ってくるよ」
そう言ってシオンはファイト会場に入場していった。
☆
『ベスト16第1戦も、いよいよ大詰め!このファイトを制したチームが、ベスト8へと進出します!』
ベスト8の進出をかけたファイトに、観客やクミ、トリニティドラゴンとコズミックドライブが見守る。
『チームトライフォー、綺場シオン選手!冷静沈着のファイトが持ち味の彼が、今日はどう戦うのか?対する東雲ショウマ選手!こちらも常にクールな、美脳派ファイター!似たもの同士の対決は、どんな結末を迎えるのか?』
(負けるという言葉は捨てた。僕は綺場の男だ。必ず勝利を掴んで・・・)
彼は手に持っていたお守りをみる。そのお守りは、東雲とぶつかった際にこぼした飲み物のシミができていた。
『先攻は綺場選手、後攻は東雲選手に決定!続いては、決戦の舞台となるファイトフィールドの選択だ!』
「東雲さん、決めていただけますか?」
「いいのか?」
「先ほどのお詫び・・・ということのほどでもないんですけど・・・」
シオンは東雲の服にできたシミを見てそう言う。
「じゃあ、遠慮なく決めさせてもらおう」
東雲がそう言うと、ファイト会場の電気が一斉に消えた。
「光あれ」
東雲がそう言って指を鳴らすと、ファイトフィールドが出現し、ファイトフィールドの周りにある青き炎がともる。
「ユナイテッド・サンクチュアリの奈落の神殿」
フィールドは東雲が言っていたように、ユナイテッド・サンクチュアリにある奈落の神殿だ。
「ビックリした~」
「すげぇ演出だなぁ。ギアースってこんなこともできんのかぁ」
「そうだよ。お前ら知らなかったの?」
メガラニカではイベントでギアースを使用する機会が何度かあったのでギアースの演出に対して驚いていないコズミックドライブ。そんな会話をしている内にファイトが開始される。
「「スタンドアップ・ヴァンガード!!」」
「閃きの騎士ミーリウス!」
「革の戒めレージング」
閃きの騎士ミーリウス PW5000
革の戒めレージング PW5000
「ジェネシスか。・・・僕の先攻!ドロー!繊月の騎士フェレックスにライド!ミーリウスは移動!ターンエンド!」
繊月の騎士フェレックス PW8000
R フェレックス R
R ミーリウス R シオンの手札5枚 山札43枚
「私にあれだけ言ったんだから、半端なファイトじゃ許さないわよ!」
「綺場君がんばれーー!」
控室でそう口にするトコハと、シオンを応援するユイ。
「俺のターン。ドロー。筋の戒めドローミにライド。レージングのスキル。移動」
筋の戒めドローミ PW8000
R ドローミ R
レージング R R
(常識なら、ヴァンガードの後ろにコールしてブーストさせるけど、もっと有効にブーストできるカードがデッキにあるのか?それとも・・・)
「ドローミでヴァンガードにアタック」
「ノーガード!」
「ドライブチェック『戦巫女イヅナヒメ』」
「ダメージチェック『繊月の騎士フェレックス』
「ターンエンド」
PW8000➡PW8000 東雲の手札6枚 山札42枚 シオンのダメージ1枚
「僕のターン!ドロー!絶剣の騎士リヴァーロにライド!ナイト・オブ・フラグメントをコール!」
絶剣の騎士リヴァーロ PW10000
ナイト・オブ・フラグメント PW9000
フラグメント リヴァーロ R
R ミーリウス R
「フラグメントでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード。ダメージチェック『衰微の女神ヘル』」
「ミーリウスのブースト、リヴァーロでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード」
「ドライブチェック『風雅の騎士ベニゼール』」
「ダメージチェック『戦乙女サホヒメ』」
「ターンエンド!」
PW9000➡PW8000
PW15000➡PW8000 シオンの手札5枚 山札40枚 東雲のダメージ2枚
「俺のターンだ。スタンド&ドロー。戦巫女イヅナヒメにライド。戦巫女サホヒメをコール」
戦巫女イヅナヒメ PW10000
戦巫女サホヒメ PW9000
サホヒメ イヅナヒメ R
レージング R R
「イヅナヒメでヴァンガードにアタック」
「ノーガード!」
「ドライブチェック『陽光の女神ヤタガラス』
「ダメージチェック『ホーリーナイト・ガーディアン』」
「レージングのブースト、サホヒメでフラグメントをアタック」
「ガード!『ナイト・オブ・フラッシュ(☆)』」
「ターンエンド」
PW10000➡PW10000
PW14000➡PW9000+SH10000=19000 東雲の手札6枚 山札38枚 シオンのダメージ2枚
『ここまでお互いにダメージ2!そろそろ大きく局面の動きそうな気配だ!』
「僕のターン!スタンド&ドロー!僕の情熱は君の剣と共に!ライド!青天の騎士アルトマイル!!」
青天の騎士アルトマイル PW11000
「リヴァーロをコール!」
フラグメント アルトマイル リヴァーロ
R ミーリウス R
「ナイト・オブ・フラグメントでサホヒメにアタック!」
「ノーガード」
「ミーリウスのブースト、アルトマイルでヴァンガードにアタック!僕たちの未来の為に!スカイノーブルスラスト!!」
アルトマイルはイヅナヒメに向けて斬撃を放つ。
「ガード『戦巫女イヅナヒメ』『戦巫女ククリヒメ(☆)』」
そんなイヅナヒメをガーディアンのイヅナヒメとククリヒメが守る。
「ツインドライブ『繊月の騎士フェレックス』『夢の運び手べレヌス(☆)』クリティカルトリガー!効果は全てリヴァーロに!リヴァーロでヴァンガードにアタック!」
「ガード『サイバー・タイガー(☆)』」
リヴァーロがイヅナヒメに攻撃しようとするが、サイバー・タイガーによって遮られる。
「おいおいマジかよ・・・」
「こっちも止められちゃった・・・」
「やはり東雲さんは強い・・・!」
『綺場選手の猛攻に対し、東雲選手は完璧な防御を見せつけました!綺場選手、1ダメージも与えられずにターン終了です!』
PW9000➡PW9000
PW16000➡PW10000+SH15000=25000
PW15000➡PW10000+SH10000=10000 シオンの手札5枚 山札36枚 東雲のダメージ2枚
(読まれていた⁉僕の攻撃が・・・⁉)
攻撃が読まれていたことにシオンは少なからず驚愕はしていた。
「・・・仕方がないさ」
「!」
東雲は口元に笑みを浮かべながらそう言った。
「時間がなかったんだってね?今回」
「そんなことまで・・・⁉」
シオンが時間がなくて情報を引き出せなかったことまで東雲は述べてしまう。
「当然だろ?君だって調べていたはずさ。時間さえあれば。スタンド&ドロー。解き放て、滅びを告げる狼の咢。ライド。神界獣フェンリル!」
神界獣フェンリル PW11000
「ジェネレーションゾーン解放!!」
ジェネレーションゾーン コスト『陽光の女神ヤタガラス』グレード3
「黄昏の世界に、終末の裁きを・・・!ストライド・・・ジェネレーション!!」
その天使は本を宙に浮かせながらページをまたがり、翼を広げ、アルトマイルを見下ろす。
「大天使ドゥームブレイス!!」
大天使ドゥームブレイス PW26000 ハーツ『神界獣フェンリル』
「
コスト『戦巫女サホヒメ』『サイバー・タイガー(☆)』『戦巫女イヅナヒメ』
「カモミールとレージングにパワープラス5000。さらにソウルが2枚以下でソウルチャージ『神界獣フェンリル』『ドリーミング・ドラゴン(醒)』『烏の魔女カモミール』さらにフェンリルのスキルでカウンターブラストを払い、ソウルブラストしたイヅナヒメをスペリオルコール」
烏の魔女カモミール PW9000
ジェネシスはソウルチャージとソウルブラストを組み合わせることによってリアガードをコールしたり強力なスキルを与えるなど様々なことを得意としている。
『これはすごい!リアガードをパワーアップさせつつ、支払ったソウルを再び補充する、ドゥームブレイスの能力!さらに、ソウルから吐き出されたユニットがリアガードとして戻ってきたぞ!』
「使った分のソウルを補充できるなら、息切れなしでスキルが使える・・・!」
「しかもフェンリルのスキルでユニットが戻ってくるのを毎ターン繰り返したらひとたまりもないよ!」
「でも、綺場だって・・・!」
カモミール ドゥームブレイス イヅナヒメ
レージング R R
「イヅナヒメでフラグメントにアタック」
「ノーガード!」
「ドゥームブレイスでヴァンガードにアタック」
「ノーガード!」
ドゥームブレイスは銃に赤い閃光弾のエネルギーを溜める。
「俺みたいな庶民にはわからないけど、大変なんだろうなぁ。あの綺場一族の御曹司ともなればさ?トリプルドライブ『檸檬の魔女リモンチーノ(☆)』『戦巫女ククリヒメ(☆)』『衰微の女神ヘル』ダブルクリティカルトリガー。パワーはカモミールに、クリティカルはヴァンガードに」
ドゥームブレイスは銃の閃光をアルトマイルに向けて放った。
「ダメージチェック『青天の騎士アルトマイル』『絶剣の騎士リヴァーロ』『ヒーリング・ペガサス(治)』ヒールトリガー!ダメージを回復してパワーをヴァンガードに!言い訳はしません!みんな、忙しいのはそれぞれ一緒です!」
「謙虚だな。だからここまでやってこれたんだろうね。尊敬するよ、心から。レージングのブースト、カモミールでヴァンガードにアタック」
「ガード!『夢の運び手べレヌス(☆)』『バーニングメイン・ライオン(☆)』
「ターンエンド」
カモミールの攻撃をべレヌスとバーニングメイン・ライオンが防ぐ。その際に周りに灯っている青き炎が1つ消えていった。
PW10000=PW9000
PW26000=PW11000(+5000)
PW34000=PW16000+SH20000=36000 東雲の手札4枚 山札28枚 シオンのダメージ4枚
「でも不思議だな?綺場の跡取りにフェンシングの選手。それだけでも大変なのに、どうしてヴァンガードまでやろうと思ったんだい?」
「!」
その質問は地区予選1日目の2回戦でアキがした質問と同じようなものだ。
「(ヴァンガードは唯一自分の手で掴んだもの。切り開いた世界・・・)特別なんだ。言い訳はしない。僕は僕自身の為に、必ず勝利を掴んでみせる!」
シオンの答えに東雲は口元に笑みを浮かべる。
「ジェネレーションゾーン・・・解放!!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『ナイト・オブ・グレートスピア』グレード3
「天翔連撃!!無限の未来をこの手に!!ストライド・・・ジェネレーション!!!!閃火の聖騎士サムイル!!!!」
閃火の聖騎士サムイル PW26000 ハーツ『青天の騎士アルトマイル』
「
『来たーーー!!これぞロイヤルパラディンの真骨頂だ!!仲間の危機に、騎士たちがはせ参じたぞ!!』
「よし!」
「これでサムイルのスキルが使える!」
「これで少しは差が開けるはず!」
ツインソード サムイル リヴァーロ
フェレックス ミーリウス ベニゼール
「ミーリウスのブースト、サムイルでヴァンガードにアタック!リアガードが5体以上でスキル発動!カウンターブラスト(2)を払い、ヴァンガードに1ダメージ!」
サムイルは剣に閃光を宿し、それをフェンリルの腹部に放った。
「ダメージチェック『幸運の女神フォルトナ』全てを取る、か。すごいな君は。でもさぁ・・・」
「貫け閃光! ブライト・ライトニング・シュート!!」
「完全ガード『衰微の女神ヘル』(コスト『烏の魔女カモミール』)」
サムイルがさらに放った閃光はフェンリルに向けていったが、ヘルの番傘によって防がれてしまう。
「可能なのかな?そんな中途半端」
「・・・!トリプルドライブ!『ホーリーナイト・ガーディアン』『ナイト・オブ・グレートスピア』『バーニングメイン・ライオン(☆)』クリティカルトリガー!効果は全てツインソードに!リヴァーロでヴァンガードにアタック!」
「インターセプト『戦巫女イヅナヒメ』」
「フェレックスのブースト、ツインソードでヴァンガードにアタック!」
「ガード『檸檬の魔女リモンチーノ(☆)』『戦巫女ククリヒメ(☆)』」
「なっ⁉」
PW31000➡PW11000(完全ガード)
PW15000➡PW11000+SH5000=16000
PW29000➡PW11000+SH20000=31000 シオンの手札4枚 山札28枚 東雲のダメージ3枚(裏1枚)
『なんとこのターン、綺場選手の怒涛の猛攻をもってしても、与えたダメージは僅かにスキルの1ダメージのみ!』
「うそだろ・・・」
「でも、向こうは手札を使い切ったし、リアガードも足りてない!」
「でも、もしも相手がグレード3を引いたら、またあれが来る・・・!」
東雲の手札は先ほどのガードで0枚の状態だ。だが、次でグレード3が出たら状況はさらにまずいことになる。
「スタンド&ドロー。本当はとっくに気付いているんだろう?君では俺には勝てない。ストライドジェネレーション!大天使ドゥームブレイス!!」
ジェネレーションゾーン コスト『神界獣フェンリル』グレード3
「
コスト『烏の魔女カモミール』『衰微の女神ヘル』『筋の戒めドローミ』
「カモミールとレージングにパワープラス5000!そしてソウルチャージ『大鍋の魔女ローリエ(治)』『幸運の女神フォルトナ』『檸檬の魔女リモンチーノ(☆)』さらにフェンリルのスキルでドローミをスペリオルコール!カモミールのスキルでソウルからドロップゾーンに置かれたとき、カモミールをスペリオルコール!」
『東雲選手、またもドゥームブレイスの能力で、リアガードをパワーアップ!さらに!ソウルから吐き出されたはずのユニットたちが、またもスキルで戻ってきたぞ!!』
カモミール ドゥームブレイス カモミール
レージング R ドローミ
「くっ!」
「これが最近のお気に入りでね。大きな大会では使ってるんだ。いつも」
「・・・!(情報さえあれば、対策もできていたはず・・・!)」
「ドゥームブレイスでヴァンガードにアタック」
「完全ガード!『ホーリーナイト・ガーディアン』(コスト『ナイト・オブ・グレート・スピア』」
「トリプルドライブ『神界獣スコル』『戦巫女サホヒメ』『戦巫女ククリヒメ(☆)』クリティカルトリガー。効果は右のカモミールに」
ドゥームブレイスの弾はホーリーナイトが防ぎきる。
「レージングのブースト、カモミールでヴァンガードにアタック」
「ガード!『バーニングメイン・ライオン(☆)』インターセプト!『絶剣の騎士リヴァーロ』『ナイト・オブ・ツインソード』」
「ドローミのブースト、カモミールでヴァンガードにアタック」
「・・・ノーガード」
右のカモミールは持っている杖に魔力を宿し、アルトマイルに攻撃を仕掛ける。アルトマイルが攻撃を喰らうとまた1つ青き炎が消えていった。
「ダメージチェック『夢の運び手べレヌス(☆)』クリティカルトリガー。効果は全てヴァンガードに」
「ターンエンド」
PW26000➡PW11000(完全ガード)
PW29000➡PW11000+SH20000=31000
PW17000➡PW11000(+5000) 東雲の手札3枚 山札17枚 シオンのダメージ5枚(裏4枚)
「仕方ないさ。忙しかったんだろ?準備が足りなかったんだよ、今回は」
「ち・・・違う!」
まるで心を見透かしているかのように淡々と述べる東雲の言葉に焦りだすシオン。
「これで5ダメージ・・・」
「綺場君、何だか冷静じゃないみたいです・・・」
「おい、どうしちゃったんだよシオンの奴・・・」
コズミックドライブ以外はシオンのことをよく知っているため、いつもの調子でないことに気付いている。
「何やってんのよ?!こんなの全然、あんたらしくないじゃない!」
「しっかりしてよ綺場君!自分のファイトを取り戻してよ!」
「そうだ!俺たちと一緒に上まで行くんだろ?!」
控室でシオンにエールを送るクロノとユイ。
「・・・新導クロノ君に佐倉ユイさん・・・だっけ?君とチームを組むことによって、あの2人は格段に強くなったな。メガラニカの実力者も、俺の仲間もあっさり負けてしまった」
2人のエールを聞いていたのか東雲は2人の話題に持ち込む。
「きっともっと強くなる。ヴァンガードに全てを賭けられるからね、あの2人は」
「!!」
東雲の言葉にシオンが思い浮かんだのはクロノがハイメに勝利した光景と、ユイがスギルに勝利した光景だった。
「・・・違う。言い訳はしない。僕は・・・全てを掴んでみせる!僕は、綺場シオンだ!!ストライドジェネレーション!!!!神聖竜セイントブロー・ドラゴン!!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『月柱の騎士シシルス』グレード1+2
神聖竜セイントブロー・ドラゴン PW26000 ハーツ『青天の騎士アルトマイル』
「アルトマイルの
ツインソード セイントブロー ベニゼール
フェレックス ミーリウス R
「そうだよ!それでこそ綺場シオンだよ!」
「あっちの手札はトリガーチェックでわかってる!」
「ああ!この攻撃は、ガードできない!」
東雲の手札はトリガーチェックで見えている。とてものことがない限り、この攻撃は防ぐことができない。
「負けるという言葉は捨てた。ミーリウスのブースト、セイントブロー・ドラゴンでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード」
『綺場選手、運命のドライブチェック!1枚でもクリティカルトリガーがでれば、逆転勝利だ!!』
「お前なら絶対引ける!」
「お願い・・・!」
ユイとトコハはシオンがクリティカルトリガーを引けることを祈る。
(絶対に出る!出してみせる!!)
最初のトリガーチェックは・・・
『月柱の騎士シシルス』
『トリガー出ません!』
セカンドチェック・・・
『ナイト・オブ・グレートスピア』
『ああ!2枚目もです!さあ、運命の3枚目です!!』
最後のトリガーチェック・・・果たして・・・
「はあああああああ!!」
『ナイト・オブ・フラグメント』
トリガーは全てでなかった。シオンはトリガーを引けなかった。
「・・・!!!」
『トリガーは・・・ありません・・・』
セイントブローが放った斬撃はもろにフェンリルに直撃した。しかし、フェンリルは笑みを浮かべながら平然と立っていた。
「ダメージチェック『戦巫女イヅナヒメ』『神界獣スコル』」
「ベニゼールでヴァンガードにアタック!」
「ガード『神界獣スコル』」
「フェレックスのブースト、ツインソードでヴァンガードにアタック!」
「ガード『戦巫女サホヒメ』『戦巫女ククリヒメ(☆)』」
「・・・!!ターン・・・エンド・・・」
PW43000➡PW11000
PW14000➡PW11000+SH5000=16000
PW22000➡PW11000+SH15000=26000 シオンの手札3枚 山札23枚 東雲のダメージ5枚(裏3枚)
「そんな・・・」
「やだ・・・。綺場君が負けるとこなんて・・・見たくない・・・」
「スタンド&ドロー。ラストターンを、君に」
「!!」
ラストターンということはファイナルターンを意味している。東雲はこのターンで決着をつけようとしている。
「ドローミをコール」
カモミール フェンリル カモミール
レージング ドローミ ドローミ
「ドローミのブースト、フェンリルでヴァンガードにアタック。フェンリルの
コスト『神界獣スコル』『神界獣フェンリル』『大鍋の魔女ローリエ(治)』
「これによってクリティカルプラス1。そしてグレード1以上でガードできない」
「・・・ノーガード・・・」
「ツインドライブ『神界獣フェンリル』『大鍋の魔女ローリエ(治)』ヒールトリガー。ダメージを回復してパワーを右のカモミールに」
フェンリルは自身の持っている鎖をアルトマイルに巻き付ける。フェンリルは身動きの取れなくなったアルトマイルに接近し、アルトマイルに手を貫く。そして、フェンリルは凶悪な笑みを浮かべながらアルトマイルの体内に鎖で巻き付かれているものを握りつぶした。それと同時に青き炎、命の灯が消え去った
「・・・残念だな。この程度だったんだな?・・・君のヴァンガードは」
「・・・!」
PW19000➡PW11000
ダメージチェック『青天の騎士アルトマイル』
シオンのダメージ6枚 東雲のダメージ4枚 勝者東雲
『勝負あったーーー!!勝者、東雲ショウマ選手!ファイト結果、2対1!ベスト16、第1回戦を制したのは、チームディマイズだーーー!!』
シオンは敗北したのと同時に膝をつく。そして、手に持っていた必勝祈願のお守りを落としてしまう。
☆
トライフォーの控室でシオンは意気消沈した表情で戻ってきた。
「全て、僕の責任だ。すまなかった・・・」
「やめてよ。そもそも最初に負けたのは私だし・・・」
「それに綺場君は十分に戦ったよ。それだけでもかっこよかったよ・・・」
ユイはシオンを元気づけようとするがシオンの顔は晴れない。
「誰の責任でもねぇ。俺たちはチームだろ?」
「・・・・・・」
シオンは静かに立ち上がり、控室から出ていく。
「お、おい!どこいくんだよ!」
クロノはシオンを追いかけて控室を出る。ユイは元気なくベンチに座り込む。表情は俯いていてわからない。
「ユイちゃん・・・」
トコハはユイを心配する。
一方のディマイズの控室に東雲が戻ってきた。
「・・・よくやるわ。お気に入りのシャツだったんでしょ?それ」
東雲が着ていたシャツは東雲のお気に入りだったらしい。
「そこまでするような相手だったの?」
「・・・天かける鳥を籠で飼うためには、どうすればいいと思う?」
爪の手入れをしているリンの質問に逆に東雲が質問をする。
「・・・翼を折るのさ。また会える日が楽しみだな」
東雲はそう呟いてシミがついたシャツをなでおろす。
☆
ユナイテッド・サンクチュアリ支部の屋上、支部長の神崎は趣味の乗馬を行いながら、伊吹の報告を聞いていた。
「ベスト8進出など当然。我がユナイテッド・サンクチュアリの名を背負って戦っている以上、1戦たりとも敗北は許されん」
伊吹は今回のファイト結果のデータを神崎に渡す。神崎はそれを受け取り、それを読む。
「・・・佐倉ユイ。なるほど、こやつだけは勝ったのか。いかなる逆境においても、己の正義を示し、未来を切り開きし者。力ありし者ならば、いずれ我が前に立とう。その時は・・・」
神崎はデータの紙を上に投げ捨て、馬を前進させる。
☆
ユイは1人、地区予選会場を見つめていた。そんなユイにコズミックドライブが話しかけてきた。
「その・・・残念だったな。ま・・・まぁ、また来年があるって!気を落とすなよ?」
「おい!そういうことではない!」
「ユイちゃん・・・」
コズミックドライブが元気づけようとするところに、キョウヤが近づいてきた。
「「「一条さん・・・」」」
「・・・あれで終わるようなチームならば、俺の期待しすぎだったのかもな。佐倉ユイ、お前はどうするつもりだ?終わるというなら、それもいいだろう・・・」
「・・・終わりませんよ」
「ん?」
キョウヤの問いにそう答えたユイに首を傾げるキョウヤ。
「あのままで終わったんじゃ、何のために戦ったのかわからない!このまま終わってたまるか・・・!」
ユイの答えにコズミックドライブは少し唖然としている。キョウヤは笑みを浮かべてユイに言葉をかける。
「ならば、自分が今何をやるべきか、よく考えるんだな。チームの結束を高めることを、俺は期待している」
そう言ってキョウヤはその場から去っていく。こうして全国大会地区予選は2日目の第1試合で敗北という結果となったのであった。
to be continued…
マサト「あいつら、負けちまったな」
ケイスケ「まあ、チームディマイズはレベルが違いすぎるからな」
アン「特に、綺場君とトコハさんの相手はかなり強かった。でも、ユイちゃんのことだから、このままで終わるつもりはないと思います」
マサト「けど、シオンもトコハも、精神的にまいってるからなぁ・・・」
ケイスケ「それも、佐倉ユイが何とかしてくれるというのか?アン」
アン「はい。ユイちゃんだけじゃありません。新導君もいますから、きっと大丈夫です」
TURN36「長い夏の始まり」