私にもいろいろとやらねばいけないことがあるので放送と同じ日に投稿するのは結構大変な目標だと思っていますが、絶対に達成してみせます!
それではどうぞ!
これはシオンとユイが初めて出会った日の記憶。
『えーと・・・、綺場君の席は・・・あそこの空いてる席でいいかな?』
『はい』
『ねぇ、綺場君かっこよくない?』
『本当本当!』
『はい、お静かに。質問なら授業が終わった後に!授業を始めますよ』
ツンツン
『ん?』
『ねぇ、綺場君ってすごいお金持ち?』
『えーと、そうだね』
『すごい!本当にお金持ちっていたんだ!』
『こら!佐倉!静かにしろ!』
『はーい・・・。まったく、あのヒゲ・・・』
『それで、何か用があったんじゃないかな?』
『えっとね、私は佐倉ユイ。さっそくだけど、友達になってくれない?』ニパァ
『え?僕とかい?』
『そうだよ!ダメ・・・かな?』
『・・・ううん。こちらこそ、よろしく』
TURN37「ユイVSシオン」
翌日、クロノとトコハとユイは公園に集まり、ヴァンガードをやめたと言っていたシオンについて話し合う。
「あれから、綺場と連絡取れた?」
「いや・・・」
「私もメールや電話をかけてるんだけど、返事は来ないし、電話にはでなかったよ」
「いったいどういうつもりなんだ。いきなりヴァンガードをやめるとか言い出して・・・」
「やっぱり、負けたことに責任感じちゃってるのかな・・・」
「だからって何でやめるってことになるんだよ!そんなのおかしいだろ!!」
「私たちに怒鳴んないでよ!私たちにだってわかんないわよ!」
3人は少しだけ黙り込む。
「今は夏休み期間だし、綺場と会う機会なんて、今はほとんどない」
「・・・もう1度、綺場君と話がしたいよ」
「・・・こうなったら、行くしかねぇな・・・」
☆
話し合った結果、シオンと直接話をするために綺場家に赴くことにした。ユイは何回か綺場家に行ったことがあるため、ユイが道案内をする。3人は綺場家につく。さすが大企業と言うべきか家の範囲は普通と比べるとかなり大きかった。
「それにしても・・・」
「こんなに大きいと、もはや冗談よね・・・」
「よし、インターホン押すよ?」
「「よしいけ!」」
ユイは正門にあるインターホンを押そうとするが、戸惑って指がプルプルしている。
「・・・ねぇ、1回家の周りを見てからにしようよ」
「はあ?お前綺場の家に1番詳しいんだから必要ねぇだろ?」
「だったら新導君がインターホン押しなよ!」
クロノはユイが言われた通りにインターホンを押そうとするがクロノも戸惑って指がプルプルしている。
「・・・やっぱり、家の周りを見てからにしょうぜ」
「ちょっと!それじゃあユイちゃんと変わらないじゃない!」
「じゃあお前が押せよ」
クロノに言われて今度はトコハがインターホンを押そうとするが、やっぱりというかトコハも戸惑って指がプルプルしていた。
「・・・やっぱり、1回家の周りを見てからにしようか」
話が振り出しに戻ってしまった。すると、正門が開かれた。
「わわ!門が開いたよ⁉」
「お前、何押したんだよ⁉」
「まだ何も押してない!!」
門から綺場家の車が出てきた。車の窓を覗いてみると、そこにいたのは執事の岩倉とスーツ姿のシオンがいた。
☆
3人は話をするためにシオンの車に乗り込む。
「連絡もらったのに、返事ができなくて悪かったね。今日もスケジュールが詰まっててね、話は車の中で許してくれ」
「それはいいんだけど・・・」
クロノがさっそく本題をシオンに問い詰める。
「どういうことだ?ヴァンガードをやめるって」
「本気・・・じゃないよね?」
「本気さ。じゃなきゃ、あんなこと口にしないよ」
シオンは本気でヴァンガードをやめる気らしく、その理由を語る。
「前にも言ったと思うけど、僕は驕っていたんだ。自分なら何でもできるって。ヴァンガードも、フェンシングも、家のことも。けど、大会に挑むにあたって、僕は明らかに準備不足だった。その結果、チームを敗退へと導いた」
「それは、私にも責任が!私だって、負けたんだから・・・」
「責任とかじゃない。僕の問題なんだ。中途半端はよくない。何事もね」
「だから、ヴァンガードをやめるの?」
「・・・それが僕が出した結論だ」
ヴァンガードをやめる理由を語った間に車は目的地に着き、シオンは大きなビルの方へ向かっていく。それを呼び止める3人。
「綺場!俺はトライフォーを終わらす気はない!」
「私も、メンバーの変更はあり得ない!」
「私たちは、綺場君にヴァンガードをやめてほしくない!」
シオンは3人の方に振り向いたがすぐにビルの方に向かっていく。
「「綺場!」」
「ちょっと待ってよ!」
3人はシオンに呼びかけるがそこに岩倉が遮る。
「申し訳ありませんが、これより先はご遠慮ください」
「綺場、何するんですか?こんなとこで」
「綺場家と繋がりのある企業の商品アドバイスでございます」
「「「商品アドバイス?」」」
「若者の意見と歓声を、商品に反映させたいとお願いされまして」
岩倉の説明を聞いた後、3人はシオンの商品アドバイスが終わるまで待っていた。そして、ちょうどシオンが商品アドバイスを終えてビルから出てくる。
「まだいたのか?」
「話がまだ終わっちゃいねぇからな」
「言っただろ?時間がないんだ」
そう言ってシオンは車の中に入る。
「だったら、車の中で話せばいいでしょ?」
そう言ってユイはシオンを奥の席に詰めさせ、クロノとトコハと一緒に車に入る。シオンは頭を抱える。
☆
車は次の企業会社のところへ向かう中、3人は話の続きをしようとする。
「話の続きだ!」
「読まなきゃならない資料があるんだ。話しかけないでくれ」
シオンはそう言って話を聞こうとしない。それから次の企業と、フェンシングと、シオンに話をしようと、様々なところに一緒に赴く3人。次の企業でもシオンは綺場家としての責務を果たす。3人はそれを遠くで見ている。
「・・・腹減ったなぁ・・・」
クロノがそう呟くと、女性スタッフが3人の席にサンドイッチを置く。
「あちらの方からです」
3人が女性スタッフが振り向いた方を見ると、岩倉がウィンクしてきた。どうやらサンドイッチは岩倉が頼んでくれたものらしい。3人はサンドイッチを食べながらシオンの日常について語る。
「綺場って本当に忙しいのね。これじゃ時間がないのも当然よね」
「ふん、こんなことが楽しいのかあいつは?ヴァンガードよりも」
「前に岩倉さんから聞いたんだけど、これは綺場家として当然で、綺場君はそれを理解してるって言ってたよ」
ユイは岩倉から聞いたことを3人に語る。
「疎かにすれば誇りが穢れて、家の名に傷がつく。それは最も耐えられないことで、綺場の跡取りとして生まれたものの宿命なんだって」
それ聞いてクロノは何も言えなくなった。
☆
駐車場、シオンは次に向かおうとすると、3人が待っていた。
「本当しつこいね」
「お前、家の為にヴァンガードを捨てるのか?」
クロノの問いに対してシオンは首を横に振り否定する。
「違う、そうじゃない。僕はヴァンガードに対して、誠実でありたいと思っている。ヴァンガードは、家柄とか責任とか関係なく、僕が自分で手にしたものだからね。中途半端で続けることは、ヴァンガードに対して失礼だ。だから、僕はヴァンガードをやめたんだ」
シオンの答えに何も言えない3人にシオンはポケットから必勝祈願のお守りを取り出す。
「これ、返すよ」
そう言ってシオンはお守りをトコハに返し、車に乗り込む。そして車は3人を残して、その場を後にする。
☆
シオンと別れた後、3人は川に向かって、その光景を眺めていた。
「私たち、知ってるようで何も知らなかったんだね、綺場のこと。背負ってるものも、ヴァンガードに対する思いも・・・」
「だからって、ヴァンガードをやめるのは違うだろ」
「うん、そうだね。私もそう思う。でも・・・何も言えないよ。今日の綺場を見ちゃうとさ・・・」
「「・・・・・・」」
そう言って3人はまた黙り込む。
「・・・どうしたらいいのかな?トライフォー、諦めたくないな・・・」
この時にユイは1つの決断をする。
「トコハちゃん、お守り」
「え?」
「綺場君のお守り、私に預からせて」
☆
真夜中にユイは綺場家の正門の前に来て、深呼吸をして、インターホンを押す。
≪はい、どちら様でしょう?≫
「あ、あの!佐倉といいます!シオン君を・・・」
≪申し訳ありません。佐倉様にはお取次ぎしないようにと。失礼します≫
使用人はユイを取り次がないように、インターホンを切る。
「あ!綺場君の嘘つき!前に歓迎するとか言ってたくせに~!」
しかし、これで諦めるユイではなかった。ユイは家の周りを見て、前に見つけた穴に入り込む。そしてユイは綺場家の中庭へと出てくる。
「まだ埋めてなくてよかったよ」
ユイがそう呟くと綺場家のサーチライトに当たってしまう。これによって綺場家の警報が発令してしまう。
「何だ?」
「侵入者だ!探せ!」
綺場家の警備員と警備犬が侵入者であるユイを探し始める。
「ま、またこうなるの~~⁉」
ユイは警備員や警備犬から身を隠すために近くの木の上に上る。
「人影が見えた!よく探せ!」
「・・・や、やばい・・・。このままじゃ、見つかっちゃう・・・」
ユイが木の上で身を潜めているとユイの肩に手がのった。
「ヒイ⁉」
ユイが恐る恐る後ろを振り向くと、そこには岩倉がいたのであった。
☆
シオンがフェンシングの練習をしている部屋に入るとそこにはユイがいた。
「騒ぎの主はやはり君だったか。よくここに逃げ込めたね。・・・ああ、岩倉か。余計なことを・・・」
そう、ユイを練習部屋へと案内してくれたのは岩倉だったのだ。
「それで、何の用だい?話すことならもうないけど」
「私とファイトして。綺場君」
ユイは包み隠さずシオンにファイトの申し込みをする。
「どうして?僕はヴァンガードをやめたんだよ」
「綺場君の理屈は聞いてないよ!私がヴァンガードを続けていて綺場君がヴァンガードをやめるなんて、そんな勝手、私が許さない!!」
ユイはシオンにデッキを突き付ける。
「どうしてもヴァンガードをやめるっていうなら、私にファイトして勝ってからにして!」
「・・・ファイトで勝ってからだって?・・・そうか。捨てたはずのヴァンガードだけど、1つ忘れ物をしていたよ。佐倉ユイ、君に勝つ!ファイトだ!」
シオンとユイはファイトの準備を進める。フィールドはユナイテッド・サンクチュアリの国境付近だ。
「「スタンド・ヴァンガード!!」」
「
「閃きの騎士ミーリウス!」
閃きの騎士ミーリウス PW5000
「僕の先攻!ドロー!繊月の騎士フェレックスにライド!ミーリウスは移動!ターンエンド!」
繊月の騎士フェレックス PW8000
R フェレックス R
R ミーリウス R シオンの手札5枚 山札43枚
「私のターン!ドロー!
R グランポリス R
グランシード R R
「グランポリスでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!」
「ドライブチェック『
「ダメージチェック『月柱の騎士シシルス』」
「ターンエンド!」
PW8000➡PW8000 ユイの手札6枚 山札42枚 シオンのダメージ1枚
「僕のターン!ドロー!絶剣の騎士リヴァーロにライド!ナイト・オブ・シールドバッシュと、スターライト・ヴァイオリニストをコール!ヴァイオリニストのスキル!カウンターブラストとソウルブラストでナイト・オブ・フラグメントをスペリオルコール!」
絶剣の騎士リヴァーロ PW10000
スターライト・ヴァイオリニスト PW8000
ナイト・オブ・フラグメント PW9000
ナイト・オブ・シールドバッシュ PW7000
フラグメント リヴァーロ ヴァイオリニスト
シールドバッシュ ミーリウス R
「ヴァイオリニストでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!ダメージチェック『
「ミーリウスのブースト、リヴァーロでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!」
「ドライブチェック『ナイト・オブ・グレートスピア』」
「ダメージチェック『
「話すことはないと言ったはずだ。それでもというなら、ファイトで語ってみせろ。シールドバッシュのブースト、フラグメントでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『
「ターンエンドだ」
PW8000➡PW8000
PW15000➡PW8000
PW16000➡PW8000+SH10000=18000 シオンの手札4枚 山札39枚 ユイのダメージ2枚
「私のターン!スタンド&ドロー!ライド!
ディガリオン ディガリオン R
グランシード R R
「グランシードのブースト、リアガードのディガリオンでフラグメントにアタック!」
「ノーガード!」
「ヴァンガードのディガリオンでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!」
「ドライブチェック『
「ダメージチェック『スターライト・ヴァイオリニスト』」
「ターンエンド!」
PW15000➡PW8000
PW10000➡PW10000 ユイの手札5枚 山札38枚 シオンのダメージ2枚(裏1枚)
「(4ターンが終わって、共にダメージ2・・・)スタンド&ドロー!・・・!」
シオンがさっき引いたカードはシオンの分身、青天の騎士アルトマイルだった。
「・・・青天の騎士アルトマイルにライド!」
青天の騎士アルトマイル PW11000
「リヴァーロをコール!」
リヴァーロ アルトマイル ヴァイオリニスト
シールドバッシュ ミーリウス R
「リヴァーロでリアガードにアタック!」
「ノーガード!」
「ミーリウスのブースト、アルトマイルでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!」
「ドライブチェック『風雅の騎士ベニゼール』『ナイト・オブ・シールドバッシュ』スカイノーブルスラスト!」
アルトマイル(シオン)はディガリオンに一突きを放つ。
「ダメージチェック『
「・・・ターンエンド」
PW10000➡PW10000
PW16000➡PW10000 シオンの手札5枚 山札35枚 ユイのダメージ2枚
(自分の可能性を信じ、みんなの為、己の誇りの為、全てを守り戦ったアルトマイル。君をとても遠く感じる。決して僕の手が届くことのない、とても遠い存在に・・・)
シオンの頭の中でアルトマイルはシオンと向き合っている。シオンはそれをそらしている。
(僕は、君のヴァンガードとしてふさわしくない・・・!)
「逃げるな!!」
「!!」
シオンがそう考えているとユイが怒声を上げる。
「全てを手に入れるのが綺場君でしょ⁉自分で自分の可能性から逃げるな!!不屈の闘志を鋼の剣に込め、正義のために轟かせよ!ライド!
「ジェネレーションゾーン・・・解放!!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『
「闇を切り裂け!!光の戦士!!ストライド・・・ジェネレーション!!!!
「
グランファイヤー エクスタイガー バレングレーダー
グランシード グランチョッパー R
「グランシードのブースト、グランファイヤーでヴァンガードにアタック!グランファイヤーの
「ノーガード!ダメージチェック『青天の騎士アルトマイル』」
「中途半端だからヴァンガードをやめる?そんなのは、綺場君の建前なんだよ!!グランチョッパーのブースト、エクスタイガーでヴァンガードにアタック!エクスタイガーのスキル発動!Gゾーン裏のカードを表に!『暗黒超人オメガ』これによって、Gゾーン表のカード、1枚でパワープラス4000!さらに、エクスタイガーのパワーが45000以上なら、クリティカルプラス1!光あれ!天を穿つ正義の咆哮! ゴッドカノン!!」
「完全ガード!『ホーリーナイト・ガーディアン』(コスト『ナイト・オブ・グレートスピア』)」
エクスタイガーの腹部の虎は強力なエネルギー砲をアルトマイル(シオン)に向けて放ったが、ホーリーナイトがその強力なエネルギー砲を防ぐ。しかし、今度はバレングレーダーがアルトマイル(シオン)に襲い掛かる。
「トリプルドライブ『
「ガード!『まぁるがる(引)』インターセプト!『絶剣の騎士リヴァーロ』『スターライト・ヴァイオリニスト』」
バレングレーダーの双剣をまぁるがる、リヴァーロ、ヴァイオリニストが防ぐ。
「ターンエンド!」
PW22000➡PW11000
PW45000➡PW11000(完全ガード)
PW21000➡PW11000+SH15000=26000 ユイの手札4枚 山札33枚 シオンのダメージ3枚(裏1枚)
「・・・ただ1回だって?君に何がわかるっていうんだ!!」
「わかるよ。去年までずっと一緒にいたんだから」
「!」
「綺場君は負けた現実から逃げてるだけ。綺場君は負けを認めることができないだけなんだよ!家のこととかフェンシングのこととか責任とか、そんなのはどうだっていいんだよ!!もっともらしいこと言って、理屈こねて、誠実とか失礼とかって何なんだよ!!そんなの全部建前だ!!そう言うのを臆病者っていうんだよ!!かっこつけるんじゃないよ!!」
ユイはシオンのことを、誰よりも理解しているため、全ての思いをシオンに突き付ける。
「・・・さい。うるさい。うるさい」
ブツブツいうシオンに首を傾げるユイ。
「うるさい、うるさい、うるさい。うるさい!うるさーーい!!」
シオンはユイに向けてそう叫んだ。
「この、ウスラトンカチが、うるさいんだよ!!」
「う、ウスラトンカチ⁉なんてことを言うのこのアンポンタン!!」
シオンとユイは互いに罵声を喰らわせる。
「脳みそ花畑!!」
「うるさい!!お坊ちゃまお坊ちゃまお坊ちゃま"シオン"!!」
「黙れ!!アホ、アホ、アホ!アホ"ユイ"!!」
ジェネレーションゾーン コスト『ナイト・オブ・グレートスピア』グレード3
「朧の聖騎士ガブレード!!!!」
朧の聖騎士ガブレード PW26000 ハーツ『青天の騎士アルトマイル』
「風雅の騎士ベニゼールをコール!ベニゼールの
フラグメント ガブレード ベニゼール
シールドバッシュ ミーリウス R
「ベニゼールでグランファイヤーにアタック!」
「ノーガード!」
「ミーリウスのブースト、ガブレードでヴァンガードにアタック!ホーリー・フィアス・ブラスト!!」
「完全ガード!『
ガブレードはシンバスターに剣の一閃を与えようとするがグランガードがシンバスターに当たる直前に守り通す。
(くっ!ガブレードの攻撃が通れば、もう1体スペリオルコールできたのに・・・!)
激戦につぐ激戦のファイトにユイもシオンも思わず笑みを浮かべる。2人とも心の奥底から楽しんでいる証拠だ。
「トリプルドライブ『ヒーリング・ペガサス(治)』ヒールトリガー!ダメージを1回復!パワーをフラグメントへ!『夢の運び手べレヌス(☆)』クリティカルトリガー!効果は全部フラグメントへ!『ホーリーナイト・ガーディアン』シールドバッシュのブースト、フラグメントでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!ダメージチェック『
「ターンエンド!」
PW11000➡PW9000
PW31000➡PW11000(完全ガード)
PW30000➡PW11000 シオンの手札4枚 山札29枚 ユイのダメージ4枚(裏2枚)
「私のターン!スタンド&ドロー!(シオンと初めて出会って、友達になって、それからずっと過ごしてきた。みんなと一緒にいる時間は、何よりも楽しいけど、シオンと一緒にいる時間がもっと楽しい。一緒になって、そして気付いたのが、私は・・・シオンのことが大好きなんだってこと。そのシオンがヴァンガードをやめるなんて・・・)そんなこと、絶対にさせない!!
シークメイト 戻したカード『
「その鉄壁は砕かれることのない鋼の強固な絆!今こそ並び立て!!
「ウルバスターのスキル!ヴァンガードが
ウルバスター シンバスター×ウルバスター バレングレーダー
グランシード グランチョッパー R
「グランシードのブースト、ウルバスターでフラグメントにアタック!」
「ノーガード!」
「グランチョッパーのブースト、シンバスターでレギオンアタック!シンバスターの
「ここはノーガードだ!」
「ツインドライブ『
シンバスターがアルトマイル(シオン)に接近し、最初に一太刀入れ、追撃にウルバスターの一太刀でXのように切り裂く。
「ぐわっ!ダメージチェック『ホーリーナイト・ガーディアン』『ギガンテック・ショットプッター』『青天の騎士アルトマイル』」
「ヒット!スキル発動!ベニゼールを退却!さらに、パワーが20000以上でヒットしたため1枚ドロー!バレングレーダーでヴァンガードにアタック!「ガード!『ヒーリング・ペガサス(治)』『夢の運び手べレヌス(☆)』」ターンエンド!」
PW14000➡PW9000
PW31000➡PW11000
PW21000➡PW11000+SH20000=31000 ユイの手札5枚 山札27枚 シオンのダメージ5枚(裏1枚)
(くっ!強い!しかも、僕の手札には・・・)
シオンの手札にはグレード2以上のカードはない。そんなシオンの頭に、東雲が言った言葉を思い出す。
『きっともっと強くなる。ヴァンガードに全てを賭けられるからね、あの2人は』
「(そうかもしれない。けど、彼女がヴァンガードを始めて、そして、新導と同じくらい強くなった彼女に僕は、勝ちたい!そしていずれ、新導にも勝ちたいと思う。あの敗北から、ずっと!!)ジェネレーションゾーン・・・解放!!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『青天の騎士アルトマイル』グレード3
「天翔連撃!!無限の未来をこの手に!!ストライド・・・ジェネレーション!!!!神聖竜セイントブロー・ドラゴン!!!!」
神聖竜セイントブロー・ドラゴン PW26000 ハーツ『青天の騎士アルトマイル』
「(僕はいつだって考えていた。どうすればあの2人に勝てるのかを)アルトマイルの
夢の運び手べレヌス(☆) PW4000
「スキルでリアガードを増やしながら、パワーアップだね」
「まだ終わりじゃない!セイントブロー・ドラゴンのスキル発動!Gゾーン裏ののセイントブローを表にして、リアガード4体分、パワープラス12000!クリティカルプラス1!」
ツインソード セイントブロー ベニゼール
シールドバッシュ R べレヌス
「(強力なイメージ力と、勝利をもぎ取る運。それは僕にはない、新導やユイが持つ天性の才能!)それでもこのファイト、僕が勝つ!べレヌスのブースト、ベニゼールでウルバスターにアタック!「ノーガード!」セイントブロー・ドラゴンでシンバスターにアタック!」
「私だって負けられない!(パワーは43000、私の手札は・・・)」
ユイの手札はグレード0が3枚、グレード1が1枚、グレード3が1枚、トリガーが1枚も出なければこのターンは防げる手札となっている。
「守り切ってみせる!ガード!『
「トリプルドライブ『ナイト・オブ・ツインソード』『月柱の騎士シシルス』『まぁるがる(引)』ドロートリガー!パワーをセイントブローに与えて1枚ドロー!勝つのは・・・僕だあああああああ!!」
セイントブローを刃に旋風を纏い、そして旋風をシンバスターに放つ。それを守りにきたグランビートとグランザイル、グラスカッター2体だが、旋風が強すぎたのかガーディアンたちは吹き飛ばされ、それがシンバスターに直撃する。
「きゃああああああ!!」
PW18000➡PW9000
PW43000(+5000)➡PW11000+SH35000=46000
ダメージチェック『
ユイのダメージ6枚 シオンのダメージ5枚 勝者シオン
「・・・勝った・・・僕が・・・ユイに・・・」
シオンは短期間で強くなったユイに勝ったことによって喜び隠しきれないでいた。
「・・・やったーーー!!」
シオンは子供のように大はしゃぎをする。
「・・・シオン」
「どうだユイ!僕の勝ちだ!!」
「うん、そうだね。シオンの勝ちだよ。・・・後は好きにしなよ。でも忘れないで。私たちはチームだよ。新導君もトコハちゃんも、そう思ってる」
ユイはシオンにトコハから預かったお守りをシオンに渡す。ユイは練習部屋から出ていき、そのまま中庭へと戻っていった。そして、ユイはそのまま綺場家から出ていこうとする。
「ユイ様」
岩倉に呼び止められたユイが振り向くと岩倉は深くお辞儀をしている。ユイも軽くお辞儀をしてから綺場家から去り、自宅へと戻っていく。練習部屋ではシオンはアルトマイルのカードを見つめていた。
「・・・やっぱり楽しいな。ヴァンガードは」
シオンはユイによって渡された必勝祈願のお守りを見つめて、トライフォーの充実した日々と、ユイが放った言葉を思い返す。
『綺場君は負けを認めることができないだけなんだよ!』
「・・・そうか」
シオンの瞳には涙が溢れて出した。
「僕は負けた。東雲ショウマに、そして・・・自分自身に負けたんだ・・・」
その夜、シオンは己の不甲斐なさをかみしめながら、涙を流した。
☆
翌日の朝、マンションの屋上ではシオンに呼び出されたユイとクロノとトコハが集まっていた。
「ごめん。急に呼び出して。いろいろ心配かけてすまなかった!」
シオンは3人に深く頭を下げながら謝罪する。
「お、おい⁉」
「ちょっと、いきなり何?」
「ヴァンガードは、僕が自分自身で手に入れた唯一無二のもの。それを捨てるなんて、やっぱりできない」
シオンの言葉を聞いた3人はお互いに顔を見合わせる。
「それじゃあ・・・」
「続けようと思う。ヴァンガードを。トライフォーのメンバーとしてね」
シオンがヴァンガードを続けることを聞いて、トコハはガッツポーズを、クロノとユイは笑みを浮かべる。
「でも、僕が背負っているものは、何1つ変わらない。抱えてる問題も・・・何1つ。それでも、僕は自分の可能性を信じる。全てを守り、戦ったアルトマイルのように!」
「ああ!」
「いいんじゃない?それで」
「うんうん♪」
「改めてよろしく!ユイ!"クロノ"!"トコハ"!」
「!いいわシオン!一緒にリスタートしよう!」
「うん!前に進もう!」
シオンとトコハはリスタートする決意を固めた。
「それで、お前はどうするんだ?ユイ」
「当然、シオンとトコハと一緒に、前に進むよ。そういうクロノは?」
「へ、当然なことを聞くなよな」
こうして、トライフォーは復活を果たし、また1つ絆が深まっていったのであった。
(・・・私のこの恋は・・・今は預けておくよ。でも、いつか必ず、この思いをありったけぶつけるよ。その日を覚悟してよね、シオン)
to be continued…
シオン「今回のことは本当に申し訳ないと思ってる。改めて謝罪させてほしい」
ユイ「いいんだよ。私たちはチームなんだから。それに・・・えっと・・・///」
シオン「ん?ユイ、どうしたんだい?顔が赤いけど」
ユイ「な、何でもない!!とにかく私たちはチームなんだから固いことなし!ただそれだけ!だから気にしなくていいの!」
シオン「うん。ありがとう、ユイ」
TURN38「メガラニカの人魚姫」