カードファイト!!ヴァンガードG 鋼と宇宙の正義   作:先導

40 / 240
刻々と迫るNEXTの放送、あと1話ぐらい閑話が残ってるんだけど、果たして同じ日に新章に突入できるのでしょうか・・・。

さて、気を取り直して今回はあのアイドルの登場です!

皆さんご一緒に、ホップステップ~、宇宙征服!!

ところで皆さんはバミューダのユニットで何でアタックされたいですか?私はローリスでアタックされたいです。

気を取り直してどうぞ!


メガラニカの人魚姫

カードキャピタル2号店にてトライフォーはとあることで話し合っていた。

 

「アイドルのライブチケット?」

 

トライフォーの話題は、今持っている弥富サヤのライブチケットについてだ。

 

「それで、弥富サヤって子、シオンは知ってるの?」

 

「まあ、社会常識として」

 

「もう、弥富サヤって言ったら、今や超人気のヴァンガードアイドルじゃない」

 

弥富サヤは誰もが知っている超人気のヴァンガードアイドルとして有名だという。

 

「で、何なんだよ、これ」

 

「兄さんがプレゼントしてくれたんだ。兄さんがトライフォーにって」

 

「マモルさんが?」

 

「へ~・・・」

 

どうやらライブチケットはマモルからの贈り物らしい。3人はライブチケットをまじまじと見つめる。

 

 

 

TURN38「メガラニカの人魚姫」

 

 

 

弥富サヤのライブイベント当日、会場はドラゴン・エンパイア支部で行われる。会場には弥富サヤのファンたちがたくさん来ていた。

 

「すっげぇなぁ・・・」

 

「あの子、夏休みの間、いろんな支部を回って、こういうイベントしてるんだって。今回はドラエン支部の番ってわけ」

 

弥富サヤは夏休み期間にいろんな支部に回り、ライブイベントを執り行っているらしい。

 

「なぁ、俺ファイトしてる方がいいんだけど・・・。せっかくトライフォーが復活してるわけだし・・・」

 

クロノがそう愚痴っていると奥の方でトリニティドラゴンがいた。トリニティドラゴンも弥富サヤのイベントの為に来たのだろう。

 

「あ、トリドラだ」

 

「ん?よお、お前らも来たのか」

 

「すっげぇ気合入ってるな」

 

「あったりめぇだろ!サーヤに会えるんだ!くぅぅ!!夢のようだぜ!」

 

「新しい制服も楽しみ・・・」

 

「そうそう!ブログに書いてありましたよねぇ」

 

「やべぇ!マジ上がってきたーー!!」

 

興奮したトリニティドラゴンは先ほど行った応援体制に入る。トライフォーはトリニティドラゴンのテンションについてこれなかった。

 

「お前ら、ノリ悪いぞ!」

 

「いや、私とクロノはよくわからないし・・・」

 

「そういう事ならば、サーヤの魅力について教えてあげよう」

 

何やら聞き覚えのある声があるので一同が振り向くと、そこにはメガラニカ支部のチーム、コズミックドライブのケイスケがいた。

 

「・・・あんた、その格好何?」

 

トコハがケイスケにそう聞いてくる。トコハの言う通りケイスケの服やバッグには弥富サヤのTシャツ、グッズが取りそろえた格好だ。

 

「今の僕・・・いや、俺は弥富サヤのファンクラブ会長、和泉ケイスケだ!!!」

 

「・・・なんかいつもとキャラ違くない?」

 

ユイの言う通り、ケイスケは冷静沈着な性格をしていたが、目の前にいるケイスケは情熱に燃えている状態だ。そこにメガラニカ支部から遊びに来たアンとマサトがやってくる。その表情はどこかゲンナリしている。

 

「気にしないでください・・・。このイベントになるといつもこうなんです・・・」

 

「あ、アン⁉それにマサト君まで⁉」

 

「どういうことなんだい?」

 

「あいつ、俗にいうアイドルオタクってやつだよ・・・。本人は隠してるみたいだけどな、全然隠しきれてねぇよ・・・。寧ろさらけ出してんだよ・・・。おかげで、付き合わされる俺たちのSAN値がゲッソリと減っていくよ・・・」

 

ケイスケはアイドルオタクというものらしく、アイドルイベントにはアンやマサトを連れていつも来ているらしい。ちなみにコズミックドライブがこれまで行ってきた支部主催のアイドルイベントは全て見に行っている。

 

「な、なんていうか・・・ドンマイ・・・」

 

「まずそもそもサーヤの魅力というのはな・・・」

 

「弥富サヤのことなら大体知ってるよ」

 

「何ぃ?」ギランッ

 

「「あ、これはまずい(ですね)」」

 

シオンの発言にケイスケは目がギランとなる。アンとマサトは察した。

 

「ではサーヤのキャッチコピーは何だ?」

 

「確か・・・メガラニカから来た、ちょっとお茶目な人魚姫・・・だよね」

 

シオンの答えにケイスケはフッと笑う。

 

「ふっ、甘いな。そこは、人魚姫ではなく、マーメイドプリンセスだ!!」

 

「人魚姫って、英語だとリトルマーメイドなんだけど・・・」

 

「何だとぉ~~?」

 

シオンの言葉にツネトが突っかかろうとするがケイスケが遮る。

 

「ふっ、こういう時こそ大人の目で見るんだ。このちょっぴりとしたお茶目こそが、サーヤという名のアイドルなのだ!!」

 

「「「さすが会長!!」」」

 

「早くももう疲れました・・・。マサト君、ベンチで休みましょう・・・」

 

「ああ。まったく、本当についてこれねぇよ・・・」

 

ケイスケの言葉にトリニティドラゴンは尊敬の眼差しで見つめる。アンとマサトは近くにあったベンチで一休みする。

 

「ていうかよく知ってんな」

 

「年上の人と、会話の繋ぎとしてね。昔活躍したアイドル、高蔵寺ヒトミの娘だから、よく盛り上がるよ」

 

「あ、その人なら知ってる。パパがファンだったってこと聞いたことあるよ」

 

「え⁉高蔵寺ヒトミ⁉清純で、おとなしい感じの人でしょ?」

 

「誰だ?それ」

 

「お前、そんなことも知ら・・・」

 

ブロロロロロ・・・

 

そんな会話をしていると、上空からヘリコプターの音が聞こえてきた。会場の一同は全員ヘリコプターを見る。ヘリコプターには1人の少女がいた。

 

「みゅーーーーー!!」

 

『⁉』

 

少女はヘリコプターから飛び出してきた。少女は背中に背負っているパラシュートを開き、ゆっくりと降りていく。少女はかけていたゴーグルを外す。その素顔は今現在人気急上昇中のヴァンガードアイドル弥富サヤだった。

 

「みゅーー!みんなー、今日は来てくれてありがとうだみゅー!」

 

「「「おお!」」」

 

「来たーーーー!!」

 

『おおおおおおおお!!』

 

サヤの登場により、トリニティドラゴンの3人は涙を流しながら感動する一方でケイスケや会場の一同は激しく興奮している。

 

「メガラニカから来た、ちょっとお茶目な~?」

 

『マーメイドプリンセース!!』

 

「宇宙中のみーんなを、サーヤ色に染めちゃうみゅ~。ホップ、ステップ~?」

 

『宇宙征服ー!!』

 

一同のやりとりにクロノは苦い顔になっている。

 

「な、なんだよ宇宙征服って・・・」

 

「サーヤの野望だ!アイドル会で、宇宙の頂点に立とうと考えているのだ!!」

 

クロノの疑問にツネトが答える。

 

「夏の思い出、サーヤと一緒に作るみゅー!」

 

『うおおおおおおお!!』

 

「?さっきからあの子が言ってるみゅーって何?」

 

「バミューダのミュー!サーヤの口癖だミュー!!覚えておくんだなミュー!!」

 

ユイの疑問にキャラ崩壊しているケイスケが答える。これによってユイの顔は引きつっている。

 

「そ・・・そうなんだ・・・」

 

「あざとい・・・」

 

トコハがそう呟くと人ごみ中でサヤを探しにきたマモルが現れた。

 

「サヤさん!裏口から楽屋入りはずでは⁉」

 

「うみゅ?みんな早くサーヤに会いたいと思って、飛んできちゃったみゅー♪」

 

「お、俺には羽が見える!マジ天使だーー!!」

 

「俺には天使の輪も見えるぞ!これぞ神だ!!」

 

興奮するツネトとケイスケに苦い顔になるクロノ。

 

「とにかく、この状況は危険です。早く楽屋へ行きま・・・うわぁっ⁉」

 

マモルがそう言ってる間にサヤのファンが押し寄せてくる。

 

「兄さん!手伝って!」

 

「「「え?」」」

 

トコハはそう言ってマモルと共にサヤを楽屋へと誘導する。3人もトコハを手伝う。

 

「わ、私たちも手伝いましょう!」

 

「おい!ケイスケはどうすんだ?」

 

「知りません!放っときましょう!」

 

アンやマサトもケイスケを置いてサヤを楽屋へと誘導する。

 

「な、何で・・・俺たちが・・・!」

 

 

トライフォーやアンとマサトの協力のおかげでなんとかサヤの楽屋へとたどり着いた。

 

「よかった、みんな無事で・・・」

 

「はあ・・・」

 

トコハは疲れたのかため息をつく。

 

「さすがサヤちゃん!すごい人気だね!お母さんの全盛期を思い出すよ」

 

「うん!でもサーヤはもっと上をいくんだみゅー♪」

 

サヤはトライフォーやアンとマサトに顔を向ける。

 

「でも、皆さんごめんなさい!まさかこんな騒ぎになるとは思わなかったみゅ・・・」

 

「本当にすみません。だから言ったじゃないか。やりすぎだって」

 

サヤのマネージャーがそう言うとサヤはシュンとなる。

 

「だってみんなを笑顔にしたかったんだもん・・・」

 

「マネージャーさんも頭をあげてください。ただ、サヤさんはもちろん、ファンの方々に万が一のことがあったら、大変ですから、ね?」

 

マモルがフォローを入れる。

 

「つまりファンのみんなが大事・・・。うん、その通りだみゅ!今度は違うやり方でみんなに喜んでもらうみゅ!宇宙征服にまた一歩前進!サーヤ、がんばるみゅー!」

 

マモルのフォローによりサヤは前向きに考える。

 

「いいねぇサヤちゃん!明るく元気で、超前向き!」

 

「それがサーヤのモットーだみゅー」

 

サヤの前向きさにトコハは少し唖然となっている。

 

 

その後楽屋にてマモルはトライフォーを紹介する。ちなみにアンとマサトはいつまでもケイスケを1人にするわけにもいかないので会場に戻っていった。

 

「というわけなんです。よろしくお願いします」

 

「へー、サーヤより1つ年上か~。それじゃあ、お姉ちゃん、お兄ちゃんだみゅ♪」

 

そう言ってサヤはトコハに抱き着く。

 

「そ、そう・・・」

 

「お兄ちゃん・・・」

 

「お姉ちゃんって呼ばれるの久しぶりだなぁ・・・」

 

「よろしくね、サヤさん」

 

トコハは少し照れており、ユイはお姉ちゃんと呼ばれて少しうれしそうだ。クロノもまんざらでもない様子だ。

 

「では、さっそくですが、本日のスケジュールをもう1度確認させてください」

 

マモルの仕切りによって、マネージャーがイベントスケジュールの説明をする。

 

「はい。1時よりミニイベント、そしてサイン会、その後、休憩を挟んで6時よりライブスタートです。ヴァンガ郎と軽くトークしてから1曲目となります」

 

「それって、この間スターゲート支部でやった時と流れが同じだよね?ここ、違うの入れるって言ってたじゃない」

 

スターゲート支部でやった流れと同じだったゆえに4時の部分に何かを入れる予定だったのをサヤがマネージャーに問い詰める。

 

「時間がなかったんだ。しょうがないだろ?」

 

「しょうがないじゃダメ!リピーターだっているんだし・・・」

 

サヤとマネージャーが少しもめていてその光景に4人は互いに顔を見合わせ首を傾げる。

 

「サヤさんは、何かやりたいことがあるんですか?」

 

「それは・・・」

 

マモルが聞くとサヤは少し考え、そこであることを閃く。

 

「ヴァンガードすれば見える気がするみゅ!イメージ沸かせるんだみゅ!トコハお姉ちゃん、相手して♪」

 

「え⁉今⁉」

 

「うん♪」

 

突然サヤにファイトを申し込まれてトコハは少し戸惑う。

 

 

ファイトは執り行われ、今終盤へと差し掛かった。

 

「立春の花乙姫プリマヴェーラでヴァンガードにアタック!」

 

「みゅーーー!!」

 

サヤのダメージチェックで出たカードはお散歩日和エミリアでダメージは6枚となり、サヤの負けとなった。

 

「・・・うみゅ~・・・みゅみゅみゅ・・・」

 

サヤの瞳には涙が溢れだしそうになっている。

 

「え・・・えっと・・・」

 

「あーあ、トコハが泣ーかしたー」

 

「やっぱすげぇなぁトコハ」

 

「本当、容赦しないよね」

 

3人がそれぞれの言葉を言うとトコハは弁明する。

 

「そ、そりゃそうでしょ⁉そっちの方が逆に相手が失礼じゃない!」

 

「みゅ!お姉ちゃんの言う通りだみゅ!サーヤ全力でファイトしたもん!たまには負けてこそ、宇宙征服した時の喜びも、大きくなるってもんだみゅ~♪」

 

トコハの弁明によってまた元気なったサヤ。

 

「それで、サーヤ?何か思いついた?」

 

マネージャーが何か案は出たのか聞いてみる。

 

「まだだみゅ。でもこの勢いですごいの考えてみせるみゅ~♪」

 

「結局、思いついてないのね・・・」

 

さっきのファイトは何だったのかと、心の中で思うトコハ。そうこうしてるうちに時刻は12時15分となった。

 

「あっ、そろそろ着替えなきゃ。新しい制服なんだよね♪すっごく楽しみにしてたんだみゅ♪」

 

サヤの言葉にマネージャーが申し訳なさそうにサヤに謝る。

 

「ご、ごめん。実は手違いでまだ届いてなくて・・・」

 

「みゅ⁉どうするの、イベントは⁉」

 

「他の衣装持ってきてるから・・・」

 

 

サヤの新作衣装の代わりになる衣装の試着をするサヤ。

 

『おお!』

 

「みゅみゅーん」

 

現在の衣装はピンクがモチーフのかわいらしい衣装だ。

 

「かわみゅーん!!」

 

「似合ってるよ、サーヤ」

 

サヤの衣装に興奮している支部長。マネージャーも似合ってると評価するが、当のサヤは不服そうだ。

 

「なんかしっくりこないみゅ・・・」

 

次の衣装は紫で少し大人っぽい衣装だ。

 

「ビューティフォー!!」

 

「これは大人っぽすぎるみゅ・・・」

 

次の衣装、というより着ているのはワンピースの水着に浮き輪だ。

 

「超キュート♡」

 

「恥ずかしいみゅ!もっと制服っぽいのないの~?」

 

サーヤのリクエストに答えようとだした衣装はなぜか女性警官の制服だった。

 

「制服違いだみゅ!こんなのサーヤじゃないみゅ!」

 

「だけど・・・困ったなぁ・・・」

 

「うちの制服貸してやればいいじゃん」

 

クロノの案は学校の制服を貸してあげるという案だ。そして一同はトコハとユイの方に振り向く。

 

「・・・え⁉」

 

「その手があったねぇ!」

 

「この地域の学校の制服をサーヤが着たら、きっと喜ぶみゅ~♪」

 

クロノの案に支部長もサヤも賛同している。

 

「いや、ないない、ない!」

 

「別にお前が出るわけじゃねぇだろ?」

 

「それはそうだけど・・・ユイに頼めばいいでしょ⁉」

 

「そうしたいんだけど・・・今制服クリーニングに出しててないんだ・・・」

 

「ウソでしょ・・・」

 

つまり今制服を取りにいけるのはトコハだけとなっている。

 

「お願い!トコハお姉ちゃん!みゅ・・・」

 

「ちょ・・・ええ・・・」

 

トコハはマモルの方を見てみるとマモルは申し訳なさそうにしている。つまりはトコハには悪いけど制服を貸してやれという事だ。

 

「ミニイベントまで、後30分だね」

 

「・・・ああもうわかったわよ!取りに行けばいいんでしょ⁉」

 

そう言ってトコハはイベント成功のため、自分の制服を取りに自宅に戻りに行った。

 

「頼むぞ・・・、トコハ・・・」

 

「それにしてもかわいい衣装ばっかりだね。私も着てみたいなぁ~・・・」

 

ユイはサヤの衣装を見てそう呟く。

 

「お姉ちゃん、着てみるみゅ?」

 

「こ、こらサーヤ、何を・・・」

 

「え!いいの?!」

 

サヤの言葉に目を輝かせながら反応するユイ。

 

「もちろんだみゅ!サーヤもトコハお姉ちゃんの制服を借りるんだからおあいこだみゅ♪」

 

「やったーー!何着ようかなぁ・・・。あっ、鬘まである!」

 

ユイはさっそく衣装を探して何を着ようかと悩んでいる。

 

「もう、しょうがないなぁ・・・」

 

「ユイってああいうのも興味あったんだな」

 

「まあ、ユイも女の子だからね」

 

クロノは意外そうに、シオンは笑みを浮かべながらユイを見ている。

 

 

ユイが選んだ衣装を試着し、それをお披露目する。

 

「じゃじゃーん!どう?」

 

『おおお』

 

ユイの衣装はポップな印象を与え、金髪の鬘をつけて、見た目はどこかの神アイドルのような姿となっている。

 

「かわゆいーー!!」

 

「お姉ちゃん似合ってるみゅ!」

 

支部長もサヤも高評価のようだ。

 

「えへへ。ポップステップげっちゅー♡ありがとうぷりー♡」

 

「ぷりってなんだよぷりって・・・」

 

「多分、アイドルのキャラになりきってるんじゃないかな?」

 

アイドルになりきってるユイにクロノが突っ込み、シオンが苦笑いする。するとそこに衣装担当のスタッフが登場する。

 

「遅くなってすみません!新しい制服をお持ちしました!」

 

『え?』

 

「ぷり?」

 

「みゅ?」

 

 

12時55分、息を整えながら制服を持ってきたトコハが入ってきた。

 

「はあ・・・はあ・・・間に合った・・・」

 

「本当にすまない、トコハ」

 

「なんか・・・ワリィ・・・」

 

「え?」

 

入ってくるなりマモルとクロノが謝罪してくるので何のことかわからないトコハ。トコハはサヤを見てみると新しい制服を着たサヤがいた。

 

「さっき制服が届いちゃったみゅ・・・」

 

「あ・・・。だ、大丈夫よ!安城トコハはこれくらいじゃビクともしないのよ!」

 

明らかに苦笑いしているトコハにユイが肩をに手をのせる。

 

「ど・ん・ま・い♡」

 

「ちょっと⁉何着てんのよユイは⁉」

 

 

こうして、1時のミニイベントに何とか間に合い、イベントがスタートされた。

 

「さあさあお待ちかね、サーヤにアタックされよう会を始めるんだがー!」

 

『みゅーみゅー!!』

 

サーヤにアタックされよう会、最初のトップバッターはケイスケだ。

 

「弥富サヤファンクラブ会長、和泉ケイスケ、参るぞ!!」

 

「どれでアタックされたいみゅ?」

 

そう言ってサーヤは手札のユニットをケイスケに見せる。

 

「もちろん!王道中の王道!!サーヤの分身、未来の呼び声(ミラクル・ボイス)ローリスでお願いします!!!」

 

そう言ってケイスケは海賊貴公子ピノ・ノワールにライドする。

 

未来の呼び声(ミラクル・ボイス)ローリスでアターック!」

 

イメージ内ではローリスにライドしたサヤが人魚のヒレでピノ・ノワール(ケイスケ)をはたく。

 

「一発充電~~♡」

 

ケイスケは目がハートになりながらその場で倒れる。その光景を会場で見ていたアンとマサトは苦い顔になっている。ちなみに2人は参加していない。

 

「あはは・・・毎回のごとくこれを見てますよね、私たち」

 

「しかもアタックされてんの毎回ローリスだし、飽きねぇよなあいつ・・・」

 

2人がそんな会話している間に次はツネトの番だ。

 

「お・・・お願いします!」

 

「次はどれでアタックされたいみゅ?」

 

「も、もちろん・・・学園の綺羅星(スクール・エトワール)オリヴィアで・・・お、お願いしまーす!」

 

ツネトは自分の分身、覇天戦人スサノオにライドする。

 

「アタックだみゅ!」

 

「キタコレーー♡」

 

オリヴィアにストライドしたサヤはスサノオ(ツネト)にビンタを喰らわす。その後はカルの分身、イニグマン・トルネードがポプリにアタックされたり、ケイの分身、名物博士ビッグベリーがエミリアにアタックされたりもした。

 

「「「「ありがとうございます!!!」」」」

 

至福の喜びを得た4人はサヤに深く頭を下げながら感謝をする。

 

「みゅーみゅ~♪」

 

その光景を裏方で見ていたトライフォー。

 

「訳わかんねぇ・・・」

 

「まぁ、盛り上がってるみたいだし・・・」

 

「そうそう♪盛り上がった者勝ちぷり♪」

 

「お前まだそれ着てたのかよ⁉」

 

「・・・はぁ・・・」

 

クロノはまだ衣装を着ているユイに突っ込む。トコハは少しため息をつく。

 

 

ミニイベント、サーヤにアタックされよう会が終了し、サイン会が終了し、休憩時間に入る。

 

「うみゅ~♪みんな楽しんでもらえたみたいでよかったみゅ♪」

 

「お疲れ様でした、サヤさん」

 

「ねぇ兄さん、どうするの?ライブの導入部分。やっぱり変更するの?」

 

「いくつか代案を考えてみたからね。間に合うようなら、提示してみようと・・・」

 

「きゃああああ!!」

 

マモルがそう言っていると、サヤが突然大声を上げる。

 

「どうしたんです⁉サヤさん⁉」

 

「む・・・虫~・・・」

 

紙コップを見てみるとそこに芋虫がくっついていた。サヤはどうも虫が苦手のようである。

 

「みゅ~・・・」

 

「もう、何よ虫くらい」

 

そう言ってトコハは芋虫を取って逃がした。

 

「お、お姉ちゃん・・・ありがとうだみゅー!」

 

「うわっ!」

 

サヤがトコハに抱き着くとトコハはお茶の入った紙コップを落としてしまう。

 

「トコハ!」

 

「ご、ごめんだみゅ!」

 

「うわ~・・・」

 

トコハの穿いてるスカートにお茶のシミができてしまった。

 

 

トコハはお手洗いでスカートについたシミを洗い落とた。シミが落ちてお手洗いから出てくる。

 

「はあ・・・やっととれた・・・」

 

そんなトコハを待っていた3人。

 

「災難だったな」

 

「これも兄さんのイベントのためよ。我慢我慢」

 

「決して、彼女に悪気があるわけではないしね」

 

「うんうん、この衣装をまだ貸してくれてるしね♪」

 

「お前なぁ・・・」

 

かなりの上機嫌のユイにクロノはジト目で見つめる。

 

「サーヤ?サーヤ!」

 

「サヤさん!」

 

するとそこにマネージャーとマモルが来た。どうやらサヤを探しているらしい。

 

「サヤさん、見なかったか?急にいなくなって・・・」

 

「「「「ええ⁉」」」」

 

 

夕方、トライフォーはそれぞれ別々にサヤを探し始める。トコハはイベント会場辺りを探している。

 

「まったくもう、本当どこ行ったのよ、あの子・・・」

 

「思いついたみゅ!」

 

「ん?」

 

サヤの声がしたのでトコハはステージ会場に目を向けるとそこにはサヤとマネージャーが何かを話し合っている姿があった。

 

「まずね、バーンって効果音が鳴り響くの。それで、それでね、サーヤがスターッと登場して・・・」

 

「そうじゃなくて!思いついたからって、勝手に動いたらだめでしょ?そもそも、企画の変更を言い出したのだって、お母さんに勝ちたかったからでしょ?」

 

「・・・ママは関係ないもん・・・」

 

「だけどねぇサーヤ、いくらなんでも自分勝手やしやすぎないかい?」

 

「・・・・・・」

 

マネージャーの言葉にサーヤは黙り込む。

 

「お母さんはおしとやかな人だったよ?スタッフの人に口をだすようなことはしなかった。サーヤも見習わなきゃ・・・」

 

「ママとサーヤは違うもん!!」

 

「!!」

 

サヤの言葉にトコハはいつかの女子会にいた女性の言葉と羽島リンの言葉を思い返す。

 

『あの"マモル様の妹"よ?弱いわけないじゃん!』

 

『楽しもうね。"安城マモルの妹"ちゃん?』

 

(同じなんだ・・・。私と・・・)

 

「確かにサーヤ、迷惑をかけたかもしれない。でも、ママもビックリするような、すっごいライブにしたいの!!」

 

「あの子・・・」

 

サヤの思いに笑みを浮かべるトコハ。

 

「よかった、サヤさん。こちらにいらしたんですね」

 

サヤのところにマモルがやってきた。

 

「本当に申し訳ありません。ほら、サーヤ」

 

「ごめんなさい!でも、聞いて聞いて!最高のアイディアがあるんだみゅ!」

 

 

トライフォーの3人もステージ会場に集まり、サヤの思いついたアイディアを全員で聞いていた。

 

「なるほど、ライブの前にちょっとした劇ですか・・・」

 

「ファンサービスだみゅー♪サーヤには、みんなのとびっきりの笑顔が見えるみゅ~♪」

 

「本当にそれで盛り上がるの?」

 

サヤのアイディアに盛り上がれるのかトコハが訪ねてみる。

 

「大丈夫!サーヤを信じて!ライブは絶対に大成功だみゅ!」

 

「・・・そっか」

 

サヤの自信たっぷりの答えにトコハは笑みを浮かべる。

 

「わかりました!では、ドラエン支部の名にかけて、必ず成功させてみせましょう!」

 

「みゅーー!」

 

こうして一同は劇をスケジュールに劇を取り入れるのであった。

 

 

ライブ開始時刻まで残り30分になった。会場はやはり満員だった。すると、会場に煙がバーンと上がる。観客は何事かと思いざわつく。そして、会場に明かりがつくとそこには、縄に縛り付けられているヴァンガ郎がいた。

 

「助けてだがー!」

 

そこにマモルのナレーションが鳴り響く。

 

『みなさん、緊急事態です!このイベントを乗っ取ろうとする悪の組織の総帥がステージを占拠されてしまいました!』

 

さらに明かりがつくとそこにはメガコロニー戦闘員Aの格好をしたクロノとシオン、ユイと、妖艶なる幹部レディ・バタフライの格好をしたトコハがいた。

 

「あいつら⁉」

 

「ちょっ⁉ユイちゃん⁉」

 

これにはトリニティドラゴンとコズミックドライブも驚いていた。

 

「ふ、ふははははー、わ、我が名は悪の総帥トコーハー(棒)。(・・・えーっと、何だっけ?)」

 

(ヴァンガードは吾輩のものだ)

 

「ヴぁ、ビャンガードは・・・」

 

「トコハ、噛んでるよ・・・」

 

「ヴァンガードだろ・・・」

 

グダグダの演出に観客はクスクスと笑いだす。

 

「何でこんなことに・・・///」

 

(早く次の台詞を!)

 

「わ、我がひゃいのものだー!」

 

「そうはさせないみゅ!」

 

サヤの声が響くと、ステージに明かりがつく。そしてそこにはトコハの制服を着たサヤがいた。

 

「!その制服・・・」

 

「トコハちゃんとこの制服じゃん!」

 

「「かわいい!!」」

 

トリニティドラゴンはかなりの高評価のようだ。

 

「トライフォーの所属する学校の制服を着たサーヤも、またいい!!」

 

「ねぇ、今日のライブ、すごく楽しくありませんか?」

 

「今まではこんなことなかったし、何よりあいつらがいるから何倍もいいな!」

 

コズミックドライブもかなり評価がるようだ。

 

「この結成の為に用意した、とっておきの制服だみゅ!ドラエン支部のみんなの気持ちががいーっぱい入ってるんだみゅ!」

 

そう言ってサヤはトコハに向けてウィンクをする。

 

「あんた・・・」

 

「みんなの笑顔とヴァンガードは、サーヤが守るみゅー♪」

 

『うおおおおおおおおお!!サーヤ!サーヤ!サーヤ!』

 

会場は観客の歓声とサーヤコールに包まれていた。

 

「す、すごい・・・」

 

あまりの人気ぶりにトコハは感心する。

 

「サーヤめ、今成敗してくれるわー」

 

「くらえー」

 

「うおー」

 

メガコロニー戦闘員Aたちがサヤに襲い掛かる。

 

「正義の鉄槌だみゅ!」

 

そう言ってサーヤは巨大な殺虫剤をメガコロニー戦闘員Aたちに振りかける。もちろんこの殺虫剤は本物の殺虫剤ではない。

 

「ぎゃー、殺虫剤ー」

 

「ぐわー」

 

「やられたー」

 

メガコロニー戦闘員Aをやっつけるとサーヤは縛り付けられたヴァンガ郎を助ける。

 

「今の内よ!ヴァンガ郎!」

 

「ありがとうだがー、サーヤ!」

 

「お、おのれー」

 

「さあ、覚悟するみゅ、悪の総帥!」

 

サーヤがそう言うとヴァンガ郎はサーヤにパイを差し出す。

 

「え?パイ?」

 

「サーヤウルトラスーパーミラクルラブリーアターック!」

 

ベチョッ

 

「ぶっ!」

 

サヤの投げたパイはトコハの顔面に直撃した。

 

「い、いつの間にあんなものを・・・」

 

「あわわ・・・顔面直撃・・・」

 

「や、やばい・・・」

 

「・・・何よ。せっかく見直したのに・・・もうあったまきた!」

 

怒ったトコハはパイが用意されてるところに向かい、パイを2つほど取る。

 

「この無茶苦茶娘がーー!!」

 

ベチャッ!

 

「うみゅ!」

 

そしてトコハはそのパイをサヤの顔にダイレクトでぶつける。

 

「「「あちゃ~・・・」」」

 

「・・・負けないみゅー!うりゃ!」

 

やり返しと言わんばかりにサヤもトコハにパイをぶつける。

 

「何なのよあんた⁉アイドルだったら、もっとおしとやかで、かわいくしてなさいよ!!」

 

トコハはパイをサヤに投げつけ、サヤはそのパイを避ける。

 

「そんなのサーヤじゃないも~ん!」

 

「はあ⁉」

 

「ママは確かにおしとやかだけど、サーヤはサーヤ!ママとは違うんだみゅ~!」

 

「!」

 

トコハがサヤの言葉に聞き入っていると、またパイをぶつけられる。

 

「サーヤはね、自分の信じる道を突き進むんだみゅ!誰が何と言おうと!だって、サーヤの可能性は無限大!未来はいくらでも変えられるんだも~~ん!」

 

(未来を・・・いくらでも・・・)

 

「みゅははは~、とどめだみゅ~」

 

そう言ってサヤは今までのパイと比べ物にならないくらいの大きさのパイを取り出す。

 

「な、何その大きさ⁉」

 

「みんなの思いをこのパイに込めるよー!ホップ、ステップ~?」

 

『宇宙征服ーー!!』

 

「みゅーー!!」

 

「いい⁉」

 

観客の合図でサヤは特大のパイをトコハ目掛けて投げる。それによってトコハは体中パイまみれになった。

 

「やったみゅー!」

 

ツルッ!

 

「うみゅ!」ズテーンッ!

 

サヤはパイのクリームで足を滑らせ、転んだ。それによってサヤもパイのクリームがつく。

 

「あっちゃ~・・・」

 

観客は大笑いしている。途中から劇ではなくなったような気がするが、劇は大成功のようだ。

 

(そっか・・・)

 

「みんなー、悪の総帥をやっつけたよー!みんなのパワーで勝てたみゅー!」

 

観客はサーヤコールで賑わっていた。

 

(この子、私よりずっと先をいってるんだ・・・)

 

トコハは思わず笑みを浮かべるのであった。

 

 

サーヤのイベントも終盤へと差かかり、現在はライブの準備中となっている。

 

「ごめんね、お姉ちゃん。ステージの為って言っても、こんなに制服汚しちゃって・・・」

 

会場の裏側では、サヤはトコハの制服を汚したことでトコハに謝っている。

 

「ううん、私が投げたパイで汚れたんだし、自分で汚したようなもんだから」

 

そう言ってトコハとサヤはぷっと笑う。

 

「その、ごめんね?ついカッとなっちゃって、ひどいこと・・・言ったかも・・・」

 

「お姉ちゃん・・・。ライブが成功したんだから問題ナッシング!ぜーんぶお姉ちゃんのおかげだみゅ!ファンのみんなも、すっごく喜んでくれたよ!」

 

「サーヤにはかなわないや」

 

「サーヤ、1曲目、スタンバイ!」

 

マネージャーがそう言った後、サヤはヴァンガードのデッキを取り出しこう言った。

 

「ねえお姉ちゃん、リベンジしたいみゅー」

 

「え?・・・うん。次も手加減しないからね?」

 

トコハとサヤはお互いにニッと笑いあう。

 

 

ライブ開始の時、舞台にはサヤとトコハが立っていた。

 

「みんなー、悪の総帥と最終決戦だみゅ!サーヤがヴァンガードで懲らしめちょうよー!」

 

「ふははははー、受けて立つぞー!宇宙征服は吾輩が果たしてみせーる!」

 

裏方でトライフォーの3人がこんな会話をしている。

 

「おいおい、なんかやばいコンビできちまった感じじゃね?」

 

「そうみたいだね」

 

「でも、案外お似合いのコンビかも♪」

 

「ヴァンガードの準備、大至急!」

 

マモルは他のスタッフに連絡をし、ファイトの準備をさせる。

 

(私も変えなきゃな。未来と自分自身を・・・)

 

トコハはそう思いながらサヤと対峙する。

 

「負けないよ、サーヤ!」

 

「みゅー、サーヤだって!」

 

「「スタンドアップ・ヴァンガード!!」」

 

 

クロノが住んでるマンションにクロノが帰ってきた。そこでクロノは靴が1人分多いことに気が付く。クロノがリビングのところに向かうと・・・

 

「よっ!邪魔してるぜ」

 

ユイの父、ゲンゾウがいた。

 

「おわっ⁉何でユイの親父さんが⁉」

 

混乱しているクロノにクロノの叔母、新導ミクルが説明する。

 

「今日は早めに仕事が終わってね、偶然ヒマしてるそこの知り合いと再開してね、うちに招待したのよ。それより、ただいまは?」

 

「た、ただいま。あー、ビックリした・・・」

 

「ま、もう少ししたら帰るからあんま気にすんな」

 

「は、はい」

 

ゲンゾウは豪快に笑い、自分で買ってきた酒を豪快に飲む。クロノはサヤからもらったサーヤクッションを置く。

 

「それ、どうしたのよ?楽しそうじゃない」

 

「え、いや、ヴァンガードのイベントがあってさ」

 

「ほう?それはユイが言ってたアイドルの?」

 

「!ヴァンガード・・・」

 

ミクルはヴァンガードのことを聞き、料理をする手を止める。

 

「・・・あのね、クロノ、話しておきたいことがあるの」

 

「何?」

 

「!ミクル嬢、お前、まさか・・・」

 

「ゲンゾウさんが思っている通りよ。クロノ、ヴァンガードをやめてほしいの」

 

「え⁉」

 

クロノは突然ミクルからヴァンガードをやめてほしいと言われて驚愕する。

 

「兄さん、あなたのお父さんはヴァンガードファイターだった」

 

「!」

 

「10年前、兄さんがいなくなったのはそのせい。だから、ヴァンガードだけはやめて!」

 

クロノにとっては衝撃的すぎる話だ。クロノは思わず自分の部屋へと戻っていく。

 

「・・・何もワシの前でその話はしなくてもよかろうに」

 

「・・・ゲンゾウさんも人のことは言えないから言ったのよ。聞けば、ユイちゃんもヴァンガードをやってるらしいじゃない」

 

「それがどうした?」

 

「わかってるでしょ?ヴァンガードがあったせいで兄さんがいなくなるのも・・・あなたの背中に消えない傷がでることはなかったのよ?」

 

「・・・だから、ユイもヴァンガードをやめさせろと?」

 

「お互いのためよ。お願いだから、ヴァンガードはやめさせて」

 

「・・・今日は帰るわ」

 

ゲンゾウは残りの酒を一気に飲み干し、新導家から出ていくのであった。

 

to be continued…




サヤ「宇宙中のみんなをサーヤ色に染めちゃうみゅー♪ホップステップ~?」

ユイ「宇宙征服ー!」

クロノ「俺は意地でもやらないぞ!」

サヤ「あれれ~?返事がないぞ~?ホップステップ~?」

クロノ「だからしつこいって!!」

サヤ「うみゅ~・・・サーヤこんなにがんばってるのに・・・」

ユイ「あーあ、泣かしちゃった」

クロノ「うっ・・・」

サヤ「じゃあ気を取り直して~、ホップステップ~?」

クロノ「宇宙征服!!・・・くっそ~、結局言わされちまったみゅ・・・」

TURN39「新田シン」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。