これはちょっと今日にだいたいのところを書いて明日に全部仕上げて新章投稿、って感じが何よりも間に合う手段ですね。
さて、今回で閑話も終了し、次回から新章に移ります。
こんな表現へたっぴな私ですが、どうか最後まで読んでいただけると嬉しいです。
それではどうぞ!
トライフォーはいつものようにカードキャピタル2号店に集まっていた。
「リベンジだ!」
シオンの突然のリベンジ宣言で何事かと思う4人。シオンが見せたのはユナイテッド・サンクチュアリ支部主催のイベントであった。
「誰でも参加可能。もちろん、僕らもね」
「それはいいけど、何でわざわざユナサン支部の大会なわけ?」
トコハの疑問にシオンはチラシの裏側を見せる。そこにはチームディマイズの東雲ショウマと羽島リンが映しだされていた。
「優勝者には、チームディマイズとファイトできる」
どうやら大会で優勝すればチームディマイズとのスペシャルマッチに挑戦できるようだ。トコハは羽島リンにリベンジできることを知り、気合が入るのがわかる。
「噂では、その大会でディマイズの3人目を選ぶらしいですよ」
「3人目?3人目は刈谷スギルでしょ?」
ユイのもっともらしい疑問にカルが続けて答える。
「刈谷スギルが急病で入院して欠員がでちゃったみたいですね」
「じゃあ優勝したら・・・」
「ディマイズに誘われるだろうって、もっぱらの噂です!」
ケイやカルの言葉に、ツネトは自分がチームディマイズになったという妄想を膨らませる。
「・・・悪くないな・・・」
「「ツネトさん!!」」
ツネトの心を読まれたのかカルとケイが涙ぐみながら訴える。
「じょ、冗談だって」
「でも優勝してディマイズに入れって言われたらどうするの?」
ユイの疑問にシオンが答える。
「その時は、はっきり断ればいい」
「うわぁ、それいい!絶対やりたい!」
「いい考えだね!その話私も乗った!」
「クロノも参加するだろ?」
シオンがクロノに聞くがクロノは返事をしない。
「クロノ?どうしたの?」
「!いや、何でもねぇ。もちろん参加する!」
クロノの答えにチームトライフォーの目標ができた。
「どうやらあいつら、新しい目標を見つけたみたいっすね」
「はい」
カウンターでクロノが首を俯かせたのをシンは見逃さなかった。
TURN39「新田シン」
クロノが住んでいるマンションにユイは来ていた。何故ユイが知っているのかというと前もってゲンゾウに教えてもらっていたからだ。ユイはクロノの住んでいる階でインターホンを鳴らす。
≪ん?ユイか。どうした?≫
「ねぇ、中に入っていい?ちょっと喉乾いちゃって・・・」
≪・・・そのために来たのかよお前は。まあいいや、上がれよ≫
クロノにそう言われてユイは新導家に上がる。
「おじゃましま~す」
ユイがリビングに上がり込むと、そこには水を置いたコップとおそばを食べているクロノの姿があった。
「・・・なんでそば食べてんの?お昼ごはんの時間はもうとっくに過ぎてるよ?」
「なんか知らねぇけどそばが届いたから残すのは悪いと思ってるから」
「ふ~ん・・・」
ユイはコップに置いてあった水を飲む。
「ぷはー!生き返るー!」
「・・・で、本当に水飲みに来ただけなのか」
クロノがそう言うとユイは本題に入る。
「・・・ねぇ、クロノはヴァンガードやめないよね?」
「!親父さんから聞いたのか?」
「聞いたっていうより、偶然聞いちゃったんだよね・・・」
☆
『あら、あなた遅かったのね。ごはんならもうないわよ?』
『いや、それはいい。外で食ってきたからな』
『何かあったの?』
『ちょいとミクル嬢に会ってな、そん時に、クロノやユイにヴァンガードをやめさせろって言われたんじゃ』
『そう。・・・で、あなたはどうするの?』
『無論ユイにはこのことは言わん。ヴァンガードはユイにとって大切なものになったからな』
『そうね。ヴァンガードのおかげでユイはいつもより輝いているものね』
『あの事故のことを知ってるのはワシと今いない奴と、そしてバカげた理想をかがげとる大馬鹿もんだけじゃ。だから、何も知らんミクル嬢の言いたいこともわかるんだがな・・・』
『でも、何も子供にヴァンガードを取り上げるのは・・・』
『ああ、同感じゃ』
☆
「パパが言っていたあの事故って何のことかは聞けなかったよ。なんか、聞いちゃいけないような気がして・・・」
「そうか・・・。心配かけて悪かったな」
クロノはユイに謝罪して、今思ってることを話す。
「正直、よくわかんねぇよ。親父がヴァンガードファイターだったり、それのせいで親父がいなくなったりとかさ。ヴァンガードはやめたくないって思うけど、あのミク・・・叔母さんのことを思うと・・・」
その答えを聞いてユイは少し考え、そして、笑みを浮かべながらある提案をする。
「ねぇ、今からカードキャピタルに行かない?ファイトすれば気持ちが整理できるかもよ?」
「ファイトか?」
「それに、前にクロノに負けちゃってるからね、そのリベンジってとこかな?」
クロノは少し考えてユイの申し出を受ける。
「ああ、いいぜ。俺も気持ちは整理しときたいからな」
「よし、じゃあさっそく行こうか!あ、でももう一杯水もらえるかな?」
「お前なぁ・・・」
クロノとユイは水分補給してからカードキャピタル2号店に向かう事にした。
☆
ユイとクロノは夏の炎天下の中でカードキャピタル2号店に向かっていく。夏の暑さのせいでクロノとユイは汗まみれだ。
「あ・・・あちぃ・・・」
「うえ~・・・せっかく水分補給したのに、もう喉乾いちゃった・・・」
ようやくカードキャピタル2号店についたがそこには閉店のお知らせが貼られていた。
「マ・・・マジか・・・」
「しょうがない・・・別のところでファイトしようか・・・」
そう言ってクロノとユイは去ろうとすると店内からガシャンっ!という音がする。何事かと思い、閉店にも関わらず、店内に入っていく2人。
「失礼しま~す・・・」
「うわっ、あつ!!」
店内を見て回るとそこには暑さで倒れているシンの姿があった。
「「し、シンさん⁉」」
☆
ユイとクロノは店の窓を開け、風を入れて涼しくしてあげた。そして、シンを含んだ3人は自販機で飲み物を買い、水分補給をしていた。
「ぷはー、ありがとうございました。クロノ君やユイさんが来てくれなかったら、どうなっていたことか・・・」
「この暑いのに、何で冷房切ってたんですか?」
クロノの問いにシンは苦笑いしながら答える。
「いやぁ、棚卸のついでに、クーラーの掃除もしてしまおうかと」
「でも、それで倒れたら元の子もないですよね?」
「あはは・・・以後気をつけます」
シンはさらに苦笑いしながら水を飲む。クロノとユイは自分たち以外誰もいないカードキャピタルを見回す。
「・・・はぁ・・・」
「・・・何か悩み事でも?」
「あっ、いや、ちょっと・・・ミクルさ・・・叔母さんに・・・」
ミクルの名前が出たとたん、シンはメガネを光らせているので表情はわからないが恐らく真剣な表情だろう。
「・・・いや、何でもないっす。ジュース、ありがとうございました。ユイ、行くぞ」
「え?うん」
そう言ってクロノはユイを連れて店から出ようとする。
「クロノ君、もしよかったら、ファイトしませんか?」
「ファイト?」
シンの突然のファイトの申し込みで少しだけ驚愕する。
「熱い中せっかく来てもらったのに、申し訳ないですし。それに、ファイトは今の自分を映す鏡のようなもの。悩み事の答えも、見つかるかもしれませんよ」
シンにそう言われ、クロノはユイの方を見る。
「せっかくだから受けてみなよ。リベンジはまた別の機会にとっとくよ」
「・・・・・・」
ユイに言われて、クロノはシンのファイトの申し出を受ける。
☆
クロノとシンはファイトテーブルに向かい、ファイトの準備をする。ユイは近くで2人のファイトを見守る。
「シンさんも、ヴァンガードファイターなんですよね?」
「はい。こうして家族以外とファイトするのは久しぶりですけど」
2人はファイトの準備を終えた。フィールドは前にユイがアンとファイトした時と同じフィールドだ。クロノがスタンドアップの合図を出そうとする。
「ああ、そうだ。ちょっと待っててください」
そう言ってシンはカウンターに向かい何かを探している。
「お待たせしました。さあ、始めましょうか」
別のメガネをかけて、何やら雰囲気の変わったシンはファイトテーブルに戻る。
「このファイトで君の今の君の全てを見せてください。新導クロノ君」
「え?何?」
いきなりシンの雰囲気が変わったことに戸惑うユイ。
「シンさん・・・?」
「いいえ、私はヴァンガードファイター、新田シンエモン。心してかかってきなさい」
「なんかよくわからねぇけど、いきますよ!」
「「スタンドアップ・ヴァンガード!!」」
「ガンナーギア・ドラコキッド!」
イメージ内ではクロノはガンナーギアにライドしたが、当のシンの姿はどこにもなかった。
「あれ?」
「ここですよ!」
声の方に振り向くと城の頂点にシンはファーストヴァンガードにライドする。
「鎖鎌の忍鬼オニフンドウ!」
ガンナーギア・ドラコキッド PW5000
鎖鎌の忍鬼オニフンドウ PW5000
「では私のターンです。ドロー。静寂の忍鬼シジママルにライド!オニフンドウは移動。ターン終了です」
静寂の忍鬼シジママル PW8000
R シジママル R
R オニフンドウ R シンの手札5枚 山札43枚
「俺のターン!ドロー!メーザーギア・ドラゴンにライド!ガンナーギアは移動!」
メーザーギア・ドラゴン PW8000
R メーザーギア R
R ガンナーギア R
「ガンナーギアのブースト、メーザーギアでヴァンガードにアタック!」
「ノーガードです」
「ドライブチェック『レリックマスター・ドラゴン』」
「ダメージチェック『忍獣ブラッディミスト』」
「ターンエンド!」
PW8000➡PW8000 クロノの手札6枚 山札42枚 シンのダメージ1枚
「私のターンです。ドロー。忍獣ブラッディミストにライド!忍竜ルーンスターをコール!」
忍獣ブラッディミスト PW10000
忍竜ルーンスター PW9000
R ブラッディミスト ルーンスター
R オニフンドウ R
「ルーンスターでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『ラッキーポッド・ドラコキッド(引)』」
「オニフンドウのブースト、ブラッディミストでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!」
「ドライブチェック『忍獣チャコールフォックス』」
「ダメージチェック『スチームメイデン・アルリム』」
「ターン終了です」
PW9000➡PW8000+SH5000=13000
PW10000➡PW8000 シンの手札5枚 山札40枚 クロノのダメージ1枚
「俺のターン!スタンド&ドロー!ライド!スモークギア・ドラゴン!ガンナーギア、レリックマスター・ドラゴンをコール!」
スモークギア・ドラゴン PW10000
レリックマスター・ドラゴン PW9000
R スモークギア レリックマスター
R ガンナーギア ガンナーギア
「ガンナーギアのブースト、レリックマスターでヴァンガードにアタック!」
「ガードです『忍妖ユキヒメ(治)』ガンナーギアのブースト、スモークギアでヴァンガードにアタック!」
「ノーガードです」
「ドライブチェック『スチームソルジャートーゲ』」
「ダメージチェック『関門の忍鬼アタカ』」
「ターンエンド!」
PW17000➡PW10000+SH10000=20000
PW15000➡PW10000 クロノの手札6枚 山札39枚 シンのダメージ2枚
「私のターンです。スタンド&ドロー。忍び、貫き、参らせよ!ライド!看破の忍鬼ヤスイエ!!」
看破の忍鬼ヤスイエ PW11000
「コール!ヤスイエ!忍獣チャコールフォックス!」
忍獣チャコールフォックス PW7000
ヤスイエ ヤスイエ ルーンスター
R オニフンドウ チャコール
「それでは、参りますよ!リアガードのヤスイエでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『ラッキーポッド・ドラコキッド(引)』」
「オニフンドウのブースト、ヤスイエでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!」
「ツインドライブ『忍妖ニュードークラウド』『天竺の忍鬼トクベエ』」
ヤスイエ(シン)は居合いを構え、そしてスモークギアに瞬時に近づき、スモークギアを斬る。
「ぐわぁ!ダメージチェック『スチームブレス・ドラゴン』」
「チャコールフォックスのブースト、ルーンスターでヴァンガードにアタック!」
「!ガード!『スチームメイデンウルル』」
「ターン終了です」
PW11000➡PW11000+SH5000=16000
PW16000➡PW11000
PW16000➡PW11000 シンの手札4枚 山札37枚 クロノのダメージ3枚
「俺のターン!スタンド&ドロー!」
(ここまでお互いにダメージは少なく、静かな滑り出しになりましたね)
「導くぜ未来!切り開け世界!ライド!クロノジェット・ドラゴン!!」
クロノジェット・ドラゴン PW11000
「ストライドジェネレーション!!!時空竜フェイトライダー・ドラゴン!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『次元放逐の
時空竜フェイトライダー・ドラゴン PW26000 ハーツ『クロノジェット・ドラゴン』
「
グリマーブレス・ドラゴン PW9000
「なるほど、リアガードを時の彼方へ吹き飛ばす。ギアクロニクルのおもしろいスキルです。・・・しかし、むらくもには通用しませんよ」
グリマーブレス フェイトライダー レリックマスター
R ガンナーギア メーザーギア
「グリマーブレスでヴァンガードにアタック!」
「ガードです『関門の忍鬼アタカ』」
「ガンナーギアのブースト、フェイトライダーでヴァンガードにアタック!」
「ノーガードです」
「トリプルドライブ『スチームメイデンエルル』『スモークギア・ドラゴン』『ドキドキ・ワーカー(☆)』クリティカルトリガー!パワーはレリックマスターに、クリティカルはヴァンガードに!」
フェイトライダーに装着されているレーザー砲をヤスイエ(シン)に目掛け、そして強力なレーザーをヤスイエ(シン)に向けて発射する。
「・・・!ダメージチェック『忍獣ホワイトヘロン』『匕首の忍鬼ヤイバー(☆)』クリティカルトリガー!効果は全てヴァンガードです」
「メーザーギアのブースト、レリックマスターでヴァンガードにアタック!」
「ガードです『匕首の忍鬼ヤイバー(☆)』」ターンエンド!」
PW11000➡PW11000+SH5000=16000
PW31000(+5000)➡PW11000(+5000)
PW22000➡PW16000+SH10000=26000 クロノの手札5枚 山札34枚 シンのダメージ4枚
「私のターンです。スタンド&ドロー」
(次でシンさんのストライドがくる。アンとは違ったむらくもってどんなんだろう・・・)
「ジェネレーションゾーン・・・解放!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『忍妖ニュードークラウド』グレード3
「受け継ぎ、守り、紡げ未来へ!!ストライド・・・ジェネレーション!!!」
城の頂点にドロンと煙が発し、煙が晴れるとそこには時空から現れた忍びの鬼がいた。
「伏魔忍鬼カガミジシ!!!」
伏魔忍鬼カガミジシ PW26000 ハーツ『看破の忍鬼ヤスイエ』
「
「ユニットを山札に戻しても、場に帰ってくるかもしれないってわけか・・・」
「でも何で攻撃用のユニットをわざわざ後列に選んだんだろう?」
ユイの言う通り、先ほどスペリオルコールしたヤスイエは全て前列ではなく、後列にコールしている。その疑問はすぐに解決する。
「カガミジシのスキル発動!同名カードが2体以上なら登場したリアガードにパワープラス2000!さらに盤中、後列からのアタックが可能になる!」
「後列から⁉」
「そうか!リアガードをあえて後列に選んで連続攻撃を増やすわけか!」
これでもう1体のリアガードをコールすれば合計で5回のアタックが可能になるというわけだ。
「天竺の忍鬼トクベエをコール!」
天竺の忍鬼トクベエ PW9000
ヤスイエ カガミジシ トクベエ
ヤスイエ オニフンドウ ヤスイエ
「さあ、いきますよ!左前列のヤスイエでグリマーブレスをアタック!」
「ノーガード!」
「左後列のヤスイエでレリックマスターをアタック!」
「ノーガード!」
「続けて、右後列のヤスイエでヴァンガードをアタック!」
「ノーガード!ダメージチェック『レリックマスター・ドラゴン』」
「いきますよ!オニフンドウのブースト、カガミジシでヴァンガードにアタック!」
「くっ!ノーガード!」
「トリプルドライブ『天竺の忍鬼トクベエ』『関門の忍鬼アタカ』『忍妖ユキヒメ(治)』ヒールトリガー!ダメージを回復し、パワーをトクベエに!」
カガミジシ(シン)は己の忍術で雷鳴をクロノジェットに浴びせる。
「ぐああああ!ダメージチェック『クロノジェット・ドラゴン』」
「トクベエでヴァンガードにアタック!トクベエの
「ガード!『ドキドキ・ワーカー(☆)』」
「ターン終了。スキルで登場したヤスイエはターン終了時に山札に戻ります」
PW11000➡PW9000
PW11000➡PW9000
PW11000➡PW11000
PW11000➡PW11000
PW17000➡PW11000+SH10000=21000 シンの手札4枚 山札33枚 クロノのダメージ4枚(裏2枚)
「すごい・・・。前のターンで削られたリアガードを一瞬で展開して、怒涛の連続攻撃だなんて・・・」
「ああ・・・すげぇ・・・。何でこんなに強いのに、今まで隠してたんですか?!」
クロノの純粋な気持ちにシンは多少ながらも驚愕したが、すぐに平常心になる。
「・・・あなたのターンですよ」
「はい!スタンド&ドロー!ストライドジェネレーション!!!時空竜フェイトライダー・ドラゴン!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『スチームメイデンエルル』グレード3
「
スチームソルジャートーゲ PW6000
「フェイトライダーのスキル発動!トーゲを山札の下に置き、グリマーブレスをスペリオルコール!そして、パワープラス3000!スキル発動!カウンターブラストとソウルブラスト、ヤスイエを山札の下に!さらにパワープラス2000!」
グリマーブレス フェイトライダー スモークギア
R ガンナーギア メーザーギア
「グリマーブレスでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『忍妖ユキヒメ(治)』」
「ガンナーギアのブースト、フェイトライダーでヴァンガードにアタック!」
「ノーガードです」
「トリプルドライブ『スチームメイデンウルル(治)』ヒールトリガー!ダメージを回復してパワーをスモークギアに!『スモークギア・ドラゴン』『スチームブレス・ドラゴン』回せ、運命の歯車! はだかる者みな、ぶち抜き破れ! 剛撃突破!!」
フェイトライダーは大砲を空に放ち、上空で弾は爆発し、その火花がヤスイエ(シン)目掛けて降り注いだ。
「ぐぅ!ダメージチェック『忍妖ニュードークラウド』」
「メーザーギアのブースト、スモークギアでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!ダメージチェック『忍竜ルーンスター』」ターンエンド!」
PW14000➡PW11000+SH10000=21000
PW36000➡PW11000
PW23000➡PW11000 クロノの手札5枚 28枚 シンのダメージ5枚
「・・・クロノジェットの
「残ってるのがグレード0じゃあ、分身の術も意味ないでしょう?」
「なるほど、困りましたね~・・・と言ってあげたいところですが・・・」
「!」
「ストライドジェネレーション!!!!出でませ!!伏魔忍竜ホムラレイダー!!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『関門の忍鬼アタカ』グレード1+2
伏魔忍竜ホムラレイダー PW26000 ハーツ『看破の忍鬼ヤスイエ』
「!これ、アンが出したGユニットだ!」
「
「クロノ!気をつけて!このスキルはやばい!」
トクベエ ホムラレイダー ブラッディミスト
オニフンドウ オニフンドウ オニフンドウ
「オニフンドウのブースト、スモークギアをアタック!」
「ノーガード!」
「オニフンドウのブースト、トクベエでヴァンガードにアタック!スキルでパワープラス3000!」
「ガード!『スチームメイデンウルル(治)』」
「ホムラレイダーでヴァンガードにアタック!」
「・・・ノーガード」
「トリプルドライブ・・・ですが、スキルと引き換えに減ってしまいましたので、ここは2回です。ツインドライブ『鎖鎌の忍鬼オニフンドウ』『匕首の忍鬼ヤイバー(☆)』クリティカルトリガーです!効果は全てホムラレイダーへ!」
ホムラレイダーは足についている般若が煙を放ち、クロノジェットの視界からホムラレイダーが消えた。ホムラレイダーは煙ごと一太刀し、刀を収めると、クロノジェットはその太刀に斬られていた。
「ぐわああああ!ダメージチェック『次元放逐の
「お待ちかね、先ほどのスキル発動です。同盟のカードを3枚山札に戻すことによって、ホムラレイダーはスタンド!!」
「Gユニットがスタンド⁉ユイが気をつけろって言ったのはこれか!」
「再びホムラレイダーでヴァンガードにアタック!」
「インターセプト!『グリマーブレス・ドラゴン』ガード!『ドキドキ・ワーカー(☆)』『スチームバトラーマシュダ(☆)』(ここでトリガーが来たら、・・・逃げきれねぇ・・・!)」
クロノジェットは煙の中でホムラレイダーの攻撃から逃げようとする。
「ツインドライブ『チャコールフォックス』『鎖鎌の忍鬼オニフンドウ』」
クロノジェットは煙から脱出し、何とかホムラレイダーの攻撃から逃げのびることができた。
「ターン終了」
PW15000➡PW10000
PW17000➡PW11000+SH10000=21000
PW31000(+5000)➡PW11000
PW31000➡PW11000+SH25000=36000 シンの手札5枚 山札31枚 クロノのダメージ5枚(裏3枚)
「首の皮1枚ですか」
「それでも、繋がっています!まだ!」
クロノは笑みを浮かべており、シンもそれにつられて口元に笑みを浮かべる。
「では見せてください。この先にある、君の未来を!」
「スタンド&ドロー!」
(・・・とはいっても、クロノのリアガードのメーザーギアだけ。状況は厳しいよ・・・)
(何か手はなのか?まだ何か・・・)
そう思ってクロノは自分の盤面を見る。そして、そこにある案が浮かんだ。
「ジェネレーションゾーン・・・解放!!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『スチームブレス・ドラゴン』グレード1+2
「今こそ示せ!!我が真に望む世界を!!ストライド・・・ジェネレーション!!!!」
時空から、時を操る神獣は時を超えて現れた。
「時空獣アップヒーバル・ペガサス!!!!」
時空獣アップヒーバル・ペガサス PW26000 ハーツ『クロノジェット・ドラゴン』
「ギアクロニクルの新しいGユニット⁉もしかしてこれなら・・・」
「アップヒーバル・ペガサスのスキル発動!ハーツがクロノジェットがついてるなら、リアガードを全て山札の下へ!代わりに枚数分、山札の上からコールする!」
アップヒーバルが足を踏み入れると時計の紋章が現れ、ヤスイエ(シン)の後ろにも同じ紋章が現れ、トクベエとブラッディミストが吸い込まれる。
「面白い。リアガードを全て入れ替えることで相手の戦術を昏倒から崩す。が、しかし、前より強いユニットが出る可能性もある。まさに諸刃の剣」
「それでも、俺はこいつに賭けます!」
「よろしい。受けて立ちます。いきます!」
山札の上から出てきたのは忍妖ユキヒメ、ヒールトリガー2枚だ。
「グレード0が2枚・・・両方ともヒールトリガーですか」
「よし!」
「これで次の攻撃がヒットしても、シンさんはヒールトリガーで負けることはなかった・・・。けど、これでヒールトリガーは山札に残っていないから、負ける戦から、勝てる戦まで持ってきた・・・。やっぱりすごいよクロノは!」
「クロノジェット・ドラゴンをコール!」
R アップヒーバル クロノジェット
R ガンナーギア メーザーギア
(さあ、このチャンスをどう生かすか・・・)
「ガンナーギアのブースト、アップヒーバル・ペガサスでヴァンガードにアタック!双翼動乱!!」
「ガード!『匕首の忍鬼ヤイバー(☆)』『鎖鎌の忍鬼オニフンドウ』『鎖鎌の忍鬼オニフンドウ』」
アップヒーバルはヤスイエ(シン)に向かって突進してきたが、ヤイバーとオニフンドウ2体が守る。
「これでトリガーが2枚でない限り、突破できませんよ!」
「トリプルドライブ『グリマーブレス・ドラゴン』『ドキドキ・ワーカー(☆)』クリティカルトリガー!効果は全部アップヒーバルへ!」
「!次もトリガーがでなければ、今乗せたパワーもクリティカルも無駄になりますよ?」
そう、クロノはトリガーに全てを賭けることにしたのだ。
「(絶対に引いてみせる!)うおおおおりゃああああああ!!」
サードチェックでクロノが引いたのは・・・
『ドキドキ・ワーカー(☆)』
クリティカルトリガーだった。
「クリティカルトリガー!効果は全てアップヒーバルへ!いっけえええええ!」
アップヒーバルは突進の力を強めて、ヤスイエ(シン)を守っているヤイバーとオニフンドウ2体を吹き飛ばし、そのままヤスイエ(シン)に目掛けて突っ込んだ。それにおいて、城ごと突っ込んだおかげで、城が大爆発を起こした。
PW31000(+10000)➡PW11000+SH30000=41000
ダメージチェック『忍獣ホワイトヘロン』
クロノのダメージ5枚 シンのダメージ6枚 勝者クロノ
「・・・クロノが・・・勝った・・・」
「なぜ・・・なぜ最初にトリガーが出た時、ヴァンガードにふったんです?私ならより確実な、リアガードをのせます」
シンの疑問にクロノは笑みを浮かべながら答えた。
「俺が・・・俺自身に賭けてみたかったんです。自分を信じて突き進んだら、誰かがそれに答えてくれるような気がして・・・」
そう言ってシンは自分の手札を見せる。手札はデビルキャットとヒデンスクロールのグレード0があった。
「もしあそこでトリガーをリアガードをのせていれば、私は防ぎ切れていた。あなたは自分との賭けに勝った・・・という事です」
シンはメガネをかけてそう言った。
「で、どうだったの?クロノの悩み事は解決できそう?」
「あっ」
どうやらクロノはファイトに夢中ですっかり忘れていたようだ。
「・・・いいんですよ。つまりはそれが、今の君の全て。本当の気持ちです。ヴァンガードが大好きでやめられない、誰かに反対されても続けたい」
「!どうしてそれを・・・!」
まさかシンが自分の悩んでいることを言われたとは思わなく、驚愕するクロノ。
「ご家族に反対されたのかなーっと。時々あるんですよ。店長という立場上、いろいろ相談も受けますから。君のその気持ちを、ちゃんと相手に伝えましたか?」
「!」
「自分を信じて、まっすぐぶつければ、未来への扉を開けるかもしれません」
クロノはシンの言葉を聞いて、そのまままっすぐ自宅へと戻っていった。
「・・・じゃあ私もどこかで、ぶらぶらとテキトーに買い物しようかな~」
ユイも店から出て、ぶらぶらと歩いて行った。2人が立ち去った後シンは手帳を取り出し見つめる。
☆
東京スカイツリーにて、シンはある人物を呼んで、今は待ち人を来るのを待っている。
「シンくん」
シンは声がした方に振り向くと、シンの待ち人、新導ミクルがいた。
「10年ぶり・・・ですか」
☆
「まさかあの子が、シン君の店に出入りしてたなんて」
シンとミクルはクロノのことについて話し合っていた。
「クロノ君を信じて、今は見守ってあげてくれませんか?」
シンがそう言うとミクルは少し間を空いて、クロノのことを語り始めた。
「あの子ね、何か欲しいって言ったことないの。迷惑をかけないようにって、いつも私に気を遣って、我がままなんて、1度も言ったことなんてなかった。でもそれが・・・」
☆
『正直俺も戸惑ってるんだ。父親がファイターで、そのせいで死んだなんて知らなかったから。・・・けどヴァンガードに出会ってから、どんどん世界が広がって、いろいろあったけど、その人たちのおかげでたくさん乗り越えられた。自分の可能性を信じようって気になれたんだ!今の俺にとって、どうしても必要なものなんだ、ヴァンガードは!続けさせてください!お願いします!』
☆
「私だってあの子が、そんなに言うならやらせてあげたい。でも・・・」
「ライブさんのように、突然いなくなってしまったら・・・?」
ミクルはクロノがヴァンガードをやることで自分の兄、新導ライブのようにいなくなってしまうのではないかという考えがあって、ヴァンガードはやめてほしいってことを言ったのだ。
「・・・彼とファイトしました」
「え?クロノと?」
「彼ならこの先、何があっても乗り越えられる。いえ、乗り越えていく。そう感じました。それに、彼はもう1人じゃない。ヴァンガードという絆に結ばれた、大勢の仲間がいる。大丈夫ですよ」
シンの言葉を聞いてミクルははぁ、とため息をつく。
「やっぱりクロノも兄さんと・・・ううん、シン君と、みんな一緒ね。ヴァンガード、ヴァンガードって、すごく楽しそうで、チーム一丸って感じで羨ましかった」
シンとミクルはスカイツリーから、東京の夜の風景を見ていた。
「・・・10年か・・・」
「ええ、10年ですね・・・」
☆
ユナイテッド・サンクチュアリ支部主催のイベント当日、クロノはミクルを起こすまいと黙って外に出かけようとする。
「いってきますは?」
そんなクロノにミクルが声をかけてくる。
「あ、いや、寝てるみたいだったから、悪いと思って・・・」
「迷惑かけないようにとか、遠慮して気を遣って、何も言わずに行っちゃうのだけは絶対にやめて。そうじゃないと・・・」
そう言ってミクルはクロノに軽めのデコピンを喰らわす。
「・・・許さないぞ、ヴァンガードやるの」
「!それじゃあ・・・」
これはまさしく、ミクルがヴァンガードを続けていいという事だ。それを聞いたクロノは喜びを隠しきれないでいた。
「行ってきまーす!」
そう言ってクロノは3人の待ち合わせ場所に向かう。
「・・・これでいいのよね」
ミクルはそう呟いた。そして、クロノは3人と合流し、ユナイテッド・サンクチュアリ支部へと向かうのであった。
to be continued…
クロノ「シンさんめちゃくちゃ強かったぜ!しかもまだまだ本当の実力を出してない!」
シオン「へ~、そうなんだ」
ユイ「そりゃもう。だって普段のシンさんってほら、少しボーッてしてるし、カムイさんに仕事サボられてばっかりだし、ミサキさんに怒られないようにびくびくしてるけど、ファイトの時は本当にすごかったんだよ!」
シオン「へ~、そうなんだ。さて、とうとうユナサンに乗り込むぞ!気を引き締めていこう!」
TURN40「ユナイテッド・サンクチュアリ」