・・・前書きで書くことがなくなってきましたが前書きは欠かさず書こうと思っております。
それではどうぞ!
ユナイテッド・サンクチュアリ支部主催の大会終了後、4人はこれまでのことを話し合っていた。ユナサン支部所属のファイターのことを、タイヨウのことを、そしてこのユナサン支部についても。
「いったいどうなってんだ・・・」
「タイヨウ君は、"強い"とか"勝つ"とか、そんなことばっかり言ってたんだ・・・」
「他のユナサン所属のファイターも、みんなそんな感じだったよね・・・」
「このまま帰るなんてできねぇ!」
状況報告をしあっている中、シオンはタイヨウを連れていったユナサン支部の制服を着た男について考えていた。
(あれは・・・確かにユウヤだった・・・)
そう、タイヨウを連れていった男の名は烏森家の御曹司、烏森ユウヤだ。シオンはそのユウヤが何故ユナサン支部に所属しているのかが気になっているのだ。
「僕も確かめたいことがある」
3人はシオンの言葉に首を縦に頷く。トライフォーはこのユナサン支部のことを調べるために行動に入った。
TURN41「ドッグトレーナー」
ユナサン支部の大きなゲートの前、クロノはゲートを開けようと力を振り絞るがゲートはビクともしない。
「ぐううぅぅ・・・このおぉぉぉぉ・・・!!」
「全然開かないね」
「普通、普及協会って誰でもウェルカムでしょ?何で・・・」
シオンは左右を見渡していると、何かの装置を発見する。シオンは装置を考察し、何かに気付くと大会の優勝の証であるユナサン支部のバングルをスキャンさせると、クロノがどんなに頑張っても開かなかったゲートが開いた。
「こんなものいらないと思ってたけど・・・役に立ったね」
4人は開いたゲートの中へ入っていく。
「何か・・・案内板とかは・・・」
「お前ら・・・」
案内板がないか見渡していると、ユナサン支部の制服を着た屈強な男が近づいてきた。
「こんなとこで何してる?」
「あ、いや、あの、ここは・・・」
ユイが言いよどむと男はユイの手首をつかむ。
「なぜバングルをしていない?ユナサンファイターの誇りだろうが!!」
「す、すみません!すぐにつけますので・・・」
男はユイを離し、4人はもらったバングルをつけておくことにした。男は4人を連れてエレベーターの中に入る。
「たるんだ奴らだ・・・。躾が必要だな・・・」
4人は男に聞こえないように耳打ちをして会話をする。
(どうやら、ユナサン所属のファイターと、勘違いされたみたいだね)
(とりあえずそうしとこうぜ・・・)
(いろいろ調べるためなら仕方ないか・・・)
(ていうか何なの?偉そうに!)
エレベーターが止まってドアが開くと、男はクロノとユイに向かって口を開く。
「降りろ」
「クロノとユイだけ⁉」
「黙って降ろされた階でプログラムを受けろ。ごちゃごちゃ言うな!!」
男はトコハに向かって怒鳴ってきた。
(ここはひとまず従っておこう)
(そうだね。後で2人に合流すればいいしね)
クロノとユイは言われた通りにエレベーターから降りる。エレベーターは次の階で止まり、今度はトコハを降りるように指示する。
「降りろ」
トコハは渋々と降りていく。次の階で残ったシオンに降りるように言う。
「お前はここだ」
シオンは言われたように降りていくと同時に男のスマホから着信が来た。
「はい。・・・ええ、今。・・・はい、わかりました」
男が通話を終えると先ほど降りたシオンを呼び戻す。
「おいお前!戻れ。VIPルームにご案内だ」
☆
クロノとユイが降りた階でクロノとユイはガラス越しである光景を見つめる。
「「うわぁ・・・」」
そこにはユナサン所属のファイターたちが懸命にファイトを執り行われている光景だ。
「すごい・・・」
「でも、みんな真剣だけど・・・でも、何かが・・・」
「嫌だ!」
クロノとユイが声がした方向を見ていると子供が泣いている姿と、ユナサン支部の制服を着た男が立っていた。
「戻れ」
男が言うと子供は腕につけているバングルを外そうとするが、子供の心が思いとどまってしまう。子供は涙が溢れていた。
「ならばわかるな?」
男は子供を連れてどこかへ行ってしまう。
「まただ・・・。またあの制服の人たちだ・・・」
「くそっ!いったいどうなってんだ⁉」
「何をしているんですか?こんな所で」
2人が後ろを振り向くとそこにはタイヨウがいた。
「た、タイヨウ・・・」
「タイヨウ君・・・」
☆
一方のトコハはガラス越しであるものを見て絶句している。
「な・・・何なの・・・これ・・・」
トコハが見ているものはユナサン支部のファイターたちが腕立て伏せをやっている光景だ。ファイターが倒れると、制服を着た男が続けさせるように指示をだす。他のところではランニング、その他のところでは弱さは罪という復唱を唱えている者達ばかりいた。
「どうなっているのよ・・・ユナサン支部は・・・」
サクッ!
トコハが音のいた方を振り向くとお菓子を食べながら移動している羽島リンの姿があった。
「・・・羽島リン!」
トコハはユナサン支部のことについて問いただそうとリンを追っていった。
☆
一方のシオンはVIPルームとやらに連れてこられ、暗い部屋の中へ入る。暗い部屋の中でシオンは1つの台を見つける。それはギアースの装置だった。
「ギアース?」
部屋に明かりがつくと、そこには・・・
「ようこそシオン!ユナサン支部へ!」
ユナサン支部の制服を着たユウヤがそこにいた。
「ユウヤ!」
「だが、無断で入り込むのはよくないなぁ。本来なら怒られるとこだよ?でも、君をそんな目に合わせたくない。だから、僕が君を紹介してあげたのさ、ここにね!」
「ユウヤ、どういうことだ⁉どうして君がユナサンに⁉ここはどうなってるんだ⁉」
「落ち着けよ、君らしくもない。そんなに僕と会えてうれしいのかい?わかるよ。久しぶりの再開だもんなぁ?」
シオンの記憶にあるのは、以前の仮面ゴースト事件の記憶だ。
「本当なら君と一緒に来ていた君の連れの女の子もご一緒にと思ったんだけど・・・今は君と2人で話したいと思ってね。ゆっくり話そうじゃないか。君の好きなヴァンガードをしながらね」
そう言ってユウヤはギアースにデッキを設置すると、ギアースが起動し、シオンとユウヤがいた場所以外、床が動き、そこには水と水晶のようなものがある。観客席にユナサン支部のファイターたちが集まってきた。
「・・・いいだろう。君に聞きたいことがある。それに、拒否する権利もなさそうだしね」
シオンもギアースを起動し、ファイトの態勢に入る。
「「スタンドアップ・ヴァンガード!!」」
「閃きの騎士ミーリウス!」
「クリーピングダーク・ゴート!」
閃きの騎士ミーリウス PW5000
クリーピングダーク・ゴート PW4000
ユウヤのクランは以前使っていたのがゴールドパラディンだったはずが現在はシャドウパラディンとなっている。
「シャドウパラディン⁉」
「ゴールドパラディンは捨てたよ。君に負けたクランに用はないからな」
ユウヤは吐き捨てるようにそう言った。
「・・・僕の先攻。ドロー!繊月の騎士フェレックスにライド!ミーリウスは移動!ターンエンドだ」
繊月の騎士フェレックス PW8000
R フェレックス R
R ミーリウス R シオンの手札5枚 山札43枚
「僕のターンだ。ドロー。襲撃の騎士ボルフリーにライド!ダークゴートは移動」
襲撃の騎士ボルフリー PW7000
R ボルフリー R
R ダークゴート R
「ダークゴートのブースト、ボルフリーでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!」
「ドライブチェック『屈強の騎士グロヌ』」
「ダメージチェック『変革の騎士ピール』」
ピリッ!
「つぅ!」
カードをダメージゾーンに置くとシオンのバングルから何やら静電気のようなものが流れた。
「どうかしたのか?シオン」
「!いや、何でもない」
「ならいい。僕のターンは終わりだ」
PW11000➡PW8000 ユウヤの手札6枚 山札42枚 シオンのダメージ1枚
「(今のはいったい・・・)僕のターン!ドロー!絶剣の騎士リヴァーロにライド!ナイト・オブ・ツインソード、変革の騎士ピールをコール!」
絶剣の騎士リヴァーロ PW10000
ナイト・オブ・ツインソード PW9000
変革の騎士ピール PW7000
ツインソード リヴァーロ R
ピール ミーリウス R
「ツインソードでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード。ダメージチェック『カルマ・コレクター』」
「ミーリウスのブースト、リヴァーロでヴァンガードにアタック!」
「それもノーガードだ」
「ドライブチェック『ナイト・オブ・グレートスピア』」
「ダメージチェック『グリム・リーパー(☆)』クリティカルトリガー!効果は全てヴァンガードに!」
「ターンエンドだ」
PW9000➡PW7000
PW15000➡PW7000 シオンの手札4枚 山札40枚 ユウヤのダメージ2枚
(このファイト・・・何か裏があるのか・・・?)
☆
クロノとユイはタイヨウからユナサン支部について説明する。
「これはユナサン支部が生み出した、強化プログラムの1つです」
「強化プログラム?」
「ファイトのあらゆるデータを収集、分析、そして強いファイターをつくりあげていくんです。ユナサンには、他にもさまざまなプログラムがあります。どんな状況でも臆せず戦い抜けるよう、メンタルを鍛え上げるよう、全て、強くなるために必要なものです!」
トコハが見た筋トレは臆さずに戦う力、復唱はメンタルを鍛えるために必要なことだという事をタイヨウは力説する。
「ここでは、強ければあらゆる面で優遇されます。Aランクのファイターは最高の環境でファイトができ、多少のわがままも許されます。しかし、敗者になれば、負け犬と呼ばれ、一から鍛え直されます。それはチームディマイズのメンバーであっても、例外ではありません」
ユナサン支部では強さこそが絶対であり、弱き者は切り離されるという。たとえそれがチームディマイズであっても同じことだというのだ。
「弱さは罪。ユナサンでは、勝つことが何より大切なんです。強さは絶対なんです!」
タイヨウの力説とユナサン支部の真実に絶句するクロノとユイ。
☆
一方のシオンとユウヤのファイトはというと・・・
「屈強の騎士グロヌにライド!グロヌをコール!」
屈強の騎士グロヌ PW9000
R グロヌ グロヌ
R ダークゴート R
「リアガードのグロヌでツインソードにアタック!」
「ノーガード!」
「どうだい?僕の新しいクランは。シャドウパラディンは神崎支部長もお使いになるクランだ。最強の力と恐怖を存分に味わうがいい!ダークゴートのブースト、グロヌでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!」
「ドライブチェック『奈落の騎士スカルフェイス』」
「ダメージチェック『青天の騎士アルトマイル』
シオンがダメージゾーンにカードを置くと・・・
ビリビリビリッ!
「うわああああああ!!」
前のターンとは比べて強い静電気がシオンを襲う。
「おっと、言い忘れていたよ。ここから本当のギアースファイトの始まりだ」
「!」
「このギアースは、ユナサンが独自に改良を加えたものでね。ファイターに物理的な痛みをもたらすのさ」
つまりはダメージチェックを行うたびにファイターに静電気を送り、強い痛みを襲うという恐ろしいシステムとなっているのだ。
「ユウヤさんのショータイムの始まりだ!」
「今日の奴はどれくらい持つかなぁ?」
観客席のユナサンファイターたちはシオンの苦しむ様をニタニタと笑っていた。
「ユナサンでは、こんなものを使ってファイトしているのか⁉」
「リアルな痛みは恐怖をもたらす。その恐怖を乗り越えてこそ・・・本当の強さを手にれることができるからね」
ユウヤはそう言って笑みを浮かべる。そしてユウヤのターンが終了した。
PW9000➡PW9000
PW13000➡PW10000 ユウヤの手札6枚 山札38枚 シオンのダメージ2枚
「・・・僕のターン。スタンド&ドロー。僕の情熱は君の剣と共に!ライド!青天の騎士アルトマイル!!」
青天の騎士アルトマイル PW11000
「ナイト・オブ・グレートスピアをコール!」
ナイト・オブ・グレートスピア PW11000
グレートスピア アルトマイル R
ピール ミーリウス R
「ミーリウスのブースト、ヴァンガードにアタック!」
「ノーガード」
「ドライブチェック『ナイト・オブ・グレートスピア』『バーニングメイン・ライオン(☆)』クリティカルトリガー!パワーはグレートスピアに、クリティカルはアルトマイルに!スカイノーブルスラスト!!」
アルトマイル(シオン)はグロヌ(ユウヤ)の目の前に迫り、グロヌ(ユウヤ)に斬撃を与える。
「ぐっ!ダメージチェック『屈強の騎士グロヌ』『アビス・ヒーラー(治)』ヒールトリガー!ダメージを回復してパワープラス5000!」
ユウヤがダメージゾーンにカードを置き、静電気がくるのかと思いきや・・・
「・・・ん?あれ?おかしいなぁ。痛くないぞ?システムエラーのようだ」
「!」
なんと、ユウヤのバングルから静電気は流れてこず、まったく平然としている。観客席のユナサンファイターはニタニタと笑っている。
「まさか初めから・・・!」
「言いがかりはやめてもらいたいなぁシオン。システムエラーだよ」
「くっ!ピールのブースト、グレートスピアでアタック!」
「ガード!『グリム・リーパー(☆)』」
「ターンエンド!」
PW16000➡PW9000(+5000)
PW23000➡PW14000+SH10000=24000 シオンの手札5枚 山札36枚 ユウヤのダメージ4枚
「僕のターン。スタンド&ドロー。ライド!傲慢の騎士ギルヴァエース!!」
傲慢の騎士ギルヴァエース PW11000
「ジェネレーションゾーン・・・解放!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『奈落の騎士スカルフェイス』グレード3
「真の正義は闇にあり!!帝王降臨!!ストライド・・・ジェネレーション!!!」
悪魔の騎士は暗き未来より来たりて、鎌を構え、アルトマイル(シオン)を見下す。
「暗黒騎士エヴニシェン!!!」
暗黒騎士エヴニシェン PW26000 ハーツ『傲慢の騎士ギルヴァエース』
「ギルヴァエースの
エヴニシェンはダークゴートを掴み、ダークゴートを握りつぶす。これによってエヴニシェンはさらなる闇の力を得る。
「えげつねぇ・・・」
「味方のリアガードを犠牲にして、パワーとスキルを獲得か・・・」
そう、シャドウパラディンの特性によって、エヴニシェンは7000のパワーとスキルを手に入れたのだ。
「ボルフリーをコール!グロヌの
R エヴニシェン グロヌ
R R ボルフリー
「ボルフリーのブースト、グロヌでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『バーニングメイン・ライオン(☆)』」
「エヴニシェンでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!」
「トリプルドライブ『漆黒の乙女マーハ』『ナイトスカイ・イーグル』『デスフェザー・イーグル(☆)』クリティカルトリガー!効果は全てエヴニシェンに!」
エヴニシェンはアルトマイル(シオン)に鎌の取っ手で打撃を与え、そして鎌の刃で斬撃を繰り出す。
「ダメージチェック『月柱の騎士ピール』『風雅の騎士ベニゼール』」
バリバリバリッ!
「ぐわああああああ!!」
シオンのバングルから静電気が入るがその強さはだんだんと激しさを増していっている。
「おや、さっきより出力があがってるなぁ。またシステムエラーか?まったく、整備がなっていない。後でよ~く言っておくよ。僕の親友に何するんだってな」
シオンはバングルを外そうと手をのせようとする。
「ん?バングルを外して逃げてもいいんだよ?負けを認めてなぁ!」
ユウヤの言葉にシオンはバングルから手を離し、ユウヤを睨み付ける。ユウヤは一瞬だけ気に入らないものを見るような表情になる。
「・・・ヴァンガードの攻撃のヒットにより、スキル発動!ナイト・オブ・グレートスピアに正義の鉄槌を!!」
グレートスピアの退却により、ついでと言わんばかりに静電気を送り込む。
「ぐわあああああああああ!!」
もはやこのファイト、ユウヤの思うがままの状態になっている。
PW19000➡PW11000+SH10000=21000
PW38000➡PW11000 ユウヤの手札6枚 山札32枚 シオンのダメージ4枚
☆
一方、トコハは移動しているリンを追って走っている。リンが曲がり角に入っていく。トコハも入っていくと、まるで待ち伏せていたかのようにリンが立っていた。
「あなたに聞きたいことがあります!嫌がる人を無理やり連れてったり、ヴァンガードとは全く関係ないことをさせたり、いったいどうなっているんですか⁉ユナサンは!」
「・・・あんたに何の関係があるの?」
「おかしいとは思わないんですか⁉非常に勝つことにこだわって!勝ち負けだけじゃないでしょ⁉ヴァンガードは!」
トコハの言葉にリンは目を見開き、昔マモルに言われた言葉を思い出す。
『勝ち負けだけじゃないんだよ。一緒に楽しむのがヴァンガードなんだ』
「・・・あははははは!安城マモルと同じことを言うか」
「え?兄さん?」
トコハは言っていることがわからず、あっけにとられているとリンがトコハの顔に近づく。
「・・・敵、決定」
☆
シオンとユウヤのファイト、シオンは電気にやられて苦しそうにしている。
「お前のことだ。安っぽい正義感に駆られて乗り込んできたんだろ?いいか、シオン?強いものこそが正義なのだ。僕はお前より強い。正義は我にあり、だ!あーははははは!」
ユウヤは愉快そうに笑い、シオンは歯をギリッとさせた。
「ユウヤ!!」
ジェネレーションブレイクゾーン コスト『月柱の騎士シシルス』グレード1+2
「ストライドジェネレーション!!!閃火の聖騎士サムイル!!!」
閃火の聖騎士サムイル PW26000 ハーツ『青天の騎士アルトマイル』
「
風雅の騎士ベニゼール PW9000
ナイト・オブ・フラグメント PW9000
てっくがる PW8000
ベニゼール サムイル フラグメント
ピール ミーリウス てっくがる
「ミーリウスのブースト、サムイルでヴァンガードにアタック!サムイルのスキル発動!カウンターブラストで自分のリアガードが5体以上なので相手に1ダメージ!」
「くっ!ダメージチェック『グリム・リーパー(☆)』クリティカルトリガー!効果は全てヴァンガードに!」
「貫け閃光! ブライト・ライトニング・シュート!!」
「完全ガード『カルマコレクター』(コスト『奈落の騎士スカルフェイス』)』
サムイル(シオン)の閃光の剣をギルヴァエースに向かって放つがカルマコレクターがそれを阻止した。
「くっ!トリプルドライブ『ホーリーナイト・ガーディアン』『青天の騎士アルトマイル』『ヒーリング・ペガサス(治)』ヒールトリガー!ダメージを回復してパワーをベニゼールへ!フラグメントでヴァンガードにアタック!てっくがるのスキル発動!ソウルブラスト、てっくがるをレストして、フラグメントにてっくがると同じパワーを与える!
「ガードだ『デスフェザー・イーグル(☆)』『ハウルオウル(引)』バングルを外しなよ。楽になれる」
シオンにバングルを外させようとするユウヤ。だがシオンは決して屈しなかった。
まだだ・・・。ピールのブースト、ベニゼールでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード。ダメージチェック『黒翼のソードブレイカー』」
「ターンエンドだ!」
PW31000➡PW11000(+5000+完全ガード)
PW26000➡PW16000+SH10000=26000
PW31000➡PW16000(+5000) シオンの手札7枚 山札29枚 ユウヤのダメージ5枚
「ちぃ!どこまでも不愉快な奴だ!」
「東雲さんだ」
「東雲さん」
ユウヤが観客席の方を見るとそこにはユナサンファイターの言ったとおり、東雲ショウマがいた。
「東雲さん!」
「!」
「俺のことは気にしなくていい。ファイトを続けたまえ」
「はい!」
東雲はそう言うとユウヤはファイトを続行し、ストライドに入る。
「もう1度、ストライドジェネレーション!!!暗黒騎士エヴニシェン!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『傲慢の騎士ギルヴァエース』グレード3
「
漆黒の乙女マーハ PW8000
ナイトスカイ・イーグル PW7000
マーハ エヴニシェン グロヌ
ナイトスカイ R ナイトスカイ
「知りたがっていたから教えてやるよ。なぜ僕がユナサンにいるか。僕をユナサンに導いたのは東雲さんだ」
「な、何だって⁉」
ユウヤがユナサン支部に入るきっかけをつくったのが東雲だという事を聞いたシオンは驚愕する。
「あのファイトの後、僕はヴァンガードをやめるつもりだった。そんな時だ。東雲さんが僕の前に現れたのは。東雲さんは僕をユナサン支部に導き、力を与えてくれた。シャドウパラディンという強さと、"ドッグトレーナー"のリーダーという地位だ」
(烏森の名と財力・・・あって邪魔になるようなものでもないのでね)
ユウヤをユナサン支部に導いた東雲は心の中でそう思っていた。
「ドッグトレーナーが何を意味しているか、わかるか?シオン。負け犬どもの教育係だ!弱さは罪だ!罪を犯した者には罰を受けなければならない!最高だよ。負け犬どもをおしおきするのは。強者の前に這いつくばる弱者・・・これぞ帝王学だ!!」
「ユウヤ・・・君はまだそんなことを⁉」
「シオン、お前はとんだダメ犬だ。勝手に人の庭に入り込んで・・・躾が必要だな。僕がおしおきしてやる!」
「ユウヤ・・・!」
「ああ、おしおきといえばあの子・・・佐倉ユイ・・・だっけ?あの子にも躾が必要だな」
「な・・・何⁉ユウヤまさか・・・ユイにも同じようなことをするつもりか⁉」
ユウヤの話にユイが出てきて、自分と同じ目に合わせようとすることを問い詰めるシオン。
「あいつも非常に気に入らない奴だよ。僕に刃向かおうとするあの態度、身の程知らずもいいところだ。だからわからせてやるのさ。帝王と愚民との差を!お前と同じような目にあってなぁ!!ナイトスカイのブースト、マーハでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!ダメージチェック『てっくがる』」
バリバリバリバリッ!!
「ぐわあああああああああああ!!」
カードをダメージゾーンに送った瞬間、また威力の上がった静電気でシオンを苦しめる。
「どうですか東雲さん!僕のファイトは!」
ユウヤは東雲の方を見るが、当の東雲はユウヤに興味を示さず、シオンをよく観察している。
(み・・・見てない・・・)
「苦しそうだね。大丈夫かい?」
「はぁ・・・はぁ・・・あなたが、ユウヤをユナサンに、このふざけた行為も、全部あなたが?!」
シオンの問いに東雲は淡々と答える。
「答えはイエスでもあり、ノーでもある。指示はしてないが、俺にはこのファイトを止める力がある。だが俺はそれをしない。俺はユナサンを否定しない」
「!!」
東雲の答えにシオンは拳を握りしめながら東雲を睨み、東雲は笑みを浮かべる。
「東雲ショウマ!!」
「・・・シオン!お前まで何無視してんだよ⁉お前の相手は俺だぞ!俺を、俺を見ろおおおお!!エヴニシェンでヴァンガードにアタック!!!」
「完全ガード『ホーリーナイト・ガーディアン』(コスト『ナイト・オブ・ツインソード』)」
エヴニシェンは鎌を振り上げ、アルトマイル(シオン)を狩り取ろうとするが、ホーリーナイトがアルトマイル(シオン)を守る。
「・・・!トリプルドライブ『傲慢の騎士ギルヴァエース』『漆黒の乙女マーハ』『グリム・リーパー(☆)』クリティカルトリガー!効果は全てグロヌに!ナイトスカイのブースト、グロヌでヴァンガードにアタック!!」
「ガード『ヒーリング・ペガサス(治)』『夢の運び手べレヌス』インターセプト『風雅の騎士ベニゼール』」
「ぐぅ・・・!ターンエンド!」
PW19000➡PW11000
PW38000➡PW11000(完全ガード)
PW31000➡PW11000+SH25000=36000 ユウヤの手札3枚 山札25枚 シオンのダメージ4枚(裏3枚)
「僕のターン。スタンド&ドロー。こんなヴァンガードに、僕は屈しない!!ジェネレーションゾーン・・・解放!!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『青天の騎士アルトマイル』グレード3
「天翔連撃!!無限の未来をこの手に!!ストライド・・・ジェネレーション!!!!神聖竜セイントブロー・ドラゴン!!!!」
神聖竜セイントブロー・ドラゴン PW26000 ハーツ『青天の騎士アルトマイル』
「
リヴァーロ セイントブロー フラグメント
ピール ミーリウス てっくがる
「認めるわけにはいかない!ユナサンの思想も、そのやり方も、ユウヤ、君もだああああ!!ミーリウスのブースト、セイントブローでヴァンガードにアタック!!!」
「ひっ!ふ、防げない・・・!ノーガード!」
「トリプルドライブ『変革の騎士ピール』『ホーリーナイト・ガーディアン』『ナイト・オブ・ツインソード』」
セイントブローは剣でギルヴァエースに一閃し、ギルヴァエースの周りが爆発により煙が出て炎上し、煙が晴れるとギルヴァエースは倒れる。
「セ・フィニ」
PW51000➡PW11000
シオンのダメージ4枚 ユウヤのダメージ6枚 勝者シオン
「ま・・・間違いだ・・・。そ、そうだ!システムエラーだ!誰の仕業だ!出てこい!お仕置きしてやる!」
ユウヤは自分の負けを言い訳をしている。ユナサンファイターはユウヤを冷めた目で見ている。
パチンッ
東雲が指を鳴らすとドッグトレーナー2人が現れ、ユウヤを取り押さえる。
「し・・・東雲さん?冗談ですよね?」
ユウヤの問いに東雲は手を振る。まるでもう用済みだと言わんばかりに。東雲の合図に合わせてドッグトレーナーはユウヤを連れていった。
「や、やめろ!離せ!僕は烏森家の頭首になる男だぞ!」
「・・・度し難い奴だ・・・」
連れていかれるユウヤに対してそう呟く東雲。
「ユウヤをどうするつもりですか?」
そんな東雲の前にシオンが立つ。
「ユナサンに弱者は不要だ。それに・・・飼いならすなら美しく気高い鳥のほうがいい・・・」
東雲はシオンに向かって不敵な笑みを浮かべる。
☆
一方クロノとユイはというとタイヨウと不穏な会話をしていた。
「クロノさん、ユイさん、ユナサンで一緒に頑張りましょう!」
「「え?」」
「お2人ならもっと強くなれます!ユナサンの強化プログラムでもっともっと強く!」
タイヨウはクロノとユイをユナサンに引き入れようと力説する。しかし、クロノとユイの心は何1つ変わらない。
「タイヨウ・・・お前のことはユイから聞いた。お前はやっぱり間違ってる!」
「クロノさんまでそんなことを・・・。僕は間違っていません!このユナサンで手に入れるんです!本当になりたい自分を、誰にも負けない強い強い自分を・・・!」
「ううん、タイヨウ君は間違ってる!だって、タイヨウ君私たちと会ってから、1度も笑ってないじゃない」
ユイがそう言うとタイヨウの手を取る。
「いこう!クロノ!タイヨウ君を連れて!」
「ああ!お前はここにいちゃダメだ!」
クロノとユイはタイヨウを連れて出口まで向かおうとしたが、タイヨウはそれを拒む。
「やめてください!!」
「タイヨウ君・・・」
「僕はここで強くなるんです!!伊吹コーチのプログラムでもっと強く!!」
「コーチ?伊吹?」
「よく来たな。新導クロノ」
クロノとユイは声のした方向を見ると、そこには伊吹コウジが立っていた。
「お前・・・」
「あなたは・・・」
「・・・久しぶりだな。佐倉ユイ」
to be continued…
クロノ「やっぱユナサン支部、相当やばいな」
シオン「ああ。かなり深刻な状況だね」
ユイ「シオンの知り合いのかめ・・・烏森ユウヤってやつも、タイヨウ君も普通じゃない」
シオン「まあ、ユウヤに関しては前々から少し問題があるやつだったけどね」
クロノ「お前結構言うなぁ。それはそうと、いよいよボスのお出ましだぜ」
ユイ「神崎か。圧倒的な存在感だとしても、私は・・・」
クロノ「ここであんまり気負いすぎんなよ。いくぜ!」
シオン「ああ!」
ユイ「うん!」
TURN42「奇跡のカード」