改めて言っておきますがこのように早かったり遅かったりするのでご了承ください。
それでは本編にどうぞ!
ドラゴン・エンパイア支部の会議室で支部長とクランリーダーたちが会議を執り行っていた。題目はユナイテッド・サンクチュアリ支部の運営方針についてだ。
「以上が、今回寄せられた通報のあらましです」
ユナサン支部の方針を述べ、席に座るかげろうのクランリーダー、安城マモル。
「ユナサンの者ども!かわいい子供たちにそんな訓練させてんのかい?!」
ユナサン支部の方針に怒りを覚えるたちかぜのクランリーダー。
「問題の強化プログラムに関しては、本部の脚韻である伊吹コウジ氏が関わっているようだ」
「本部の者がいて・・・」
「何故このような横暴が?」
「「解せぬ・・・」」
ドラエンスタッフの説明に同時にそう言うむらくものクランリーダーとぬばたまのクランリーダー。
「各支部の運営は各支部長の最良に任されている。本来我々が口を出すべき問題ではない。が、今回ばかりは見過ごすわけにはいかん」
ドラエン支部の支部長であり、なるかみのクランリーダーである大山リュウタロウはいつものお気楽な口調ではなく、真剣みを込めた口調でそう言い、決断をする。
「本部に、支部長会議を提案する」
TURN43「日蝕」
ドラエン支部の中央広場にてクロノはユナサン支部のコーチである伊吹コウジについて語った。
「そうなんだ。クロノはユナサン支部のコーチとファイトしたことが・・・」
「元々訳わかんねぇ奴だけど、まさかあんなこと・・・」
「シオンの幼馴染も、ドッグトレーナーだったんでしょ?」
「うん。ユウヤはともかく、今ユナサン支部には、同調圧力が掛けられているんだと思う」
「「「同調圧力?」」」
シオンの言葉に首を傾げる3人。
「大勢のいう事に、1人だけ反対するのは難しい。自分の頭で判断できなくなっているんだ」
シオンの言葉にクロノは顔を俯く。
「・・・本当に何とかしてあげたいよ・・・」
パァン!
ユイがそう言うと突然クラッカーの音が鳴り響く。4人はクラッカーのなった方を見てみると・・・
「「「「ハイメ⁉」」」」
「あははは!らっしゃーい!」
ユーロリーグを代表をする新進気鋭ファイター、ハイメ・アルカラスがいた。
☆
ハイメと再開したトライフォーは近くのテーブルで会話を弾んでいた。
「どうして日本に?」
「今回はバカンスさ。サプライズでここに来たらアミーゴたちがいて、ビックリ玉手箱!」
どうやらハイメは今回はバカンスの為に日本にやってきたらしい。相変わらず元気なハイメに4人は笑みを浮かべる。
「あ、そうそう、お土産・・・」
ハイメは持ってきた袋に入っているお土産を4人に渡す。シオンはスペインと牛のへんてこりんな旗、トコハはミニチュアのモアイ像、ユイには小さいツタンカーメンが渡った。
「わーお・・・これは・・・」
「どこのお土産よ・・・」
ユイとトコハはお土産に少し不満げだ。シオンはお土産が気に入ったのか笑みを浮かべている。
「アミーゴには、特別さ」
ハイメはクロノにクロノ宛の封筒を渡す。封筒の中身はなんとヴァンガードのGユニットだ。
「!!これどこで⁉」
「実は空港で知らない人に声をかけられてさ」
「そいつ、どんな奴だった⁉」
「う~~~ん・・・忘れた!」
クロノの問いにハイメはそう答え、4人はため息をつく。
「けど、ギアクロニクルはアミーゴのカードだ」
「そりゃまぁ・・・」
そう言ってクロノはGユニットの表紙を見てみる。すると、クロノの意識はイメージの世界に飛び立った。クロノが目を開けるとそこにはいつぞやにユイとファイトした場所にいた。そこにはクロノの分身、クロノジェット・ドラゴンがいた。クロノはクロノジェットに手を伸ばし、クロノジェットもクロノに手を伸ばす。お互いの手が触れ合うと、クロノジェットは光りだした。すると、どこからともなく声がする。
『汝が切り開きし未来・・・己を超越せし時が来た・・・』
そして、クロノの意識は現実に戻る。そしてカードにはクロノドラゴン・ネクステージと書かれていた。3人もクロノのカードを見る。
「クロノドラゴン・ネクステージ?」
「もしかして・・・」
「クロノジェット・ドラゴンの進化した姿⁉」
「それはクロノ、君の分身だろ?」
クロノはクロノジェットの未来の姿、クロノドラゴン・ネクステージを見つめる。
(ヴァンガードと出会って、世界が広がって、そこから生まれた俺の未来の・・・新しい可能性・・・)
クロノは少し考えると、3人の方に振り向く。
「ちょっと協力してほしいことがあるんだ!」
☆
ユナサン支部へ行く道のり、タイヨウはユナサン支部に1人で向かっていた。ユナサン支部へ向かっていくと、クロノがタイヨウを待っていたかのようにいた。
「クロノさん・・・」
「話がある。来いよ」
「待ってください。僕、強化プログラムを受けないと・・・」
「逃げるのか?」
クロノの言葉にタイヨウは少し顔をゆがませる。
「ユイとリベンジしたいなら、今日1日俺に時間をよこせ」
☆
クロノはタイヨウを連れて浅草へと向かった。そこにいたのはコズミックドライブを含んだいつものメンバーがいた。
「こんにちわ~。初めまして~」
クミは笑顔でタイヨウに初めての挨拶をする。
「よう!今日は楽しもうぜ!なぁ?」
「ああ、よろしく頼むぞ、タイヨウ」
「ここに来るのも久しぶりですね。タイヨウ君、案内してあげましょうか?」
コズミックドライブもタイヨウに向かってそう言う。
「「「我ら、トリニティドラゴン!!」」」
トリニティドラゴンの3人はいつものポーズをとるが全員に無視された。
「タイヨウ君、ようこそ!私の住む町、浅草へ!」
「今日はよろしく、タイヨウ君」
「どこ行きたい?食べ歩きとかしちゃう?それとも、遊園地かな?」
ユイ、シオン、トコハはタイヨウを歓迎しているが当のタイヨウはかなり戸惑っていた。
「ちょっと待ってください!ファイトするんじゃなかったんですか?」
「俺はそんなこと一言も言ってないぜ?」
タイヨウの疑問にクロノはケロッとそう言った。
「・・・なら、僕帰りま「ハートに~、来たーーー!!」⁉」
タイヨウが帰ろうとすると、お面をかぶったハイメが人力車に乗ってやってきた。
「はーい!君がクロノのアミーゴだね?」
ハイメはかぶっていたお面を外してタイヨウと対面する。
「ハイメ・アルカラス!ユーロリーグの!」
まさかハイメが来ていたとは思わず、驚愕しているタイヨウ。
「ほら、早くしないと日が暮れちゃう!」
「え?」
「浅草サイコー!ソッコー、レッツラー・・・」
『ゴー!!』
一同のテンションに何が何だか分からなくなってきたタイヨウであった。
☆
一同が最初に向かった先はユイの家でもある八百屋佐倉店だ。今日の店番はキョウコだ。ちなみにゲンゾウは仕事の関係で今はいない。
「あなたは美しい!キョウコさん、俺と一緒に運命を語り合いませんか?」
「いや・・・あのね?私もう旦那と結婚しているから・・・」
キョウコを口説こうとしているハイメ。ユイとアンは果物を食べながらこそこそと耳打ちをしている。
(今日はゲンゾウさんいなくて助かりましたね・・・)
(だね。パパがいたら鉄拳制裁は確実だったからね・・・)
ユイとアンは今仕事で出かけているゲンゾウがいないことに安堵している。一同が八百屋佐倉店で提供している果物を食べ終えた後、次は人形焼き屋に向かった。一同は人形焼きを仲良く食べていたが、タイヨウの方は八百屋佐倉店でもそうだったがあまり浮かない表情をしていた。
☆
今度はおみくじやにやってきた。
「おみくじおみくじ~♪」
「一緒に引こうぜ」
「いや・・・僕は・・・」
「はーい、どれにする~?おみくじ、どれも引き放題だよー!」
タイヨウはクロノの誘いを断ろうとすると、ハイメがくじの入った箱を持ってくるが、ハイメは足を躓き、持っていたおみくじの箱をその反動で放り投げてしまった。
「危ねぇ!」
クロノは落ちてくるおみくじの箱を落とさないように両手、片足、頭で全部受け止めた。
「お~、さすがクロノ」
「グラシアース、アミーゴ」
「いいから早く助けろ!」
「・・・ぷっ」
その光景がおかしかったのかタイヨウはようやく笑ってくれた。それを見たクロノとユイは笑みを浮かべる。
☆
その後も一同は浅草のいろいろなところへ向かった。お化け屋敷に忍者屋敷に行ったり、フリーフォールに乗ったり、射的をやったりとタイヨウを含めてみんな楽しそうであった。そして、一同は現在観覧車に乗って、浅草の町の景色を見ていた。
「よかった。楽しそうね、タイヨウ君」
「ああ」
タイヨウを浅草に誘おうとしたきっかけであるクロノの協力してほしいという言葉から遡る。
『タイヨウを最初に会った時の笑顔にしてやりたいんだ。ヴァンガードは勝ち負けだけじゃない。ファイトして仲間ができて、世界が広がる。だから楽しいんだ!あいつだって仲間ができれば、きっと・・・!』
「今のタイヨウ君、すっごい輝いてるように見えるよ」
「みんなにも協力してもらった甲斐があったよ」
「ヤッホー!ヤッホー!」
ハイメが下でみんなに向かって手を振っている。一同もハイメに向かって手を振っている。
(クロノたちの気持ち、ちゃんと伝わってるといいけど・・・)
ハイメは心の中でそう思っている。
☆
一同は観覧車を降りて次は何に乗ろうかと相談中である。
「さてと、次は何乗る?」
「乗りたいものがあったら私に言ってね。浅草は私たち浅草住民の庭だからね」
「私、パンダカーに乗りたーい♪」
「俺、ローラーコースター!」
「刺激的つったらやっぱジェットコースターだろ!」
「僕は、コーヒーカップに興味が・・・」
「タイヨウ君は何に乗りたいですか?」
アンはタイヨウに何に乗りたいか聞いてみる。
「ぼ・・・僕、メリーゴーランドに」
「こんな所で何をしている?A-044」
タイヨウの意見を聞いていると、声が聞こえてきた。そちら振り返るとユナサン支部の制服を着た屈強そうな体格の男がいた。ドッグトレーナーだ。
「!ユナサンのドッグトレーナー!」
「え?知り合い?誰?どうした?何なの?A-044?人造人間なの?」
「後で説明するから!」
事情を何も知らないトリニティドラゴンは状況が理解できなかった。
「今日は強化プログラムステージ91を受けるはずだ。こんな所で何をしている?」
「・・・すみません・・・」
「タイヨウ君・・・」
ドッグトレーナーの口ぶりからして、タイヨウをユナサン支部に連れ戻しに来たようだ。
「支部に戻るぞ」
「はい・・・」
タイヨウはドッグトレーナーの指示に従ってユナサン支部に戻ろうとする。当然それを止めるユイ。
「ちょ、ちょっと待ってよ!あんな訓練が何になるっていうの⁉目を覚ましてよ!」
「どいてくださいユイさん。僕は強くなりたいんです!」
タイヨウの言葉にユイは目を見開く。どうやらクロノたちの思いはまだタイヨウに伝わっていないようだ。
「もういいか?いくぞ!」
「言い訳ねぇだろ!タイヨウは連れていかせねぇ!」
クロノはドッグトレーナーに向かってそう言い、シオンやトコハ、ユイはタイヨウを守るような態勢になる。
「これはユナサン支部の問題だ。関係ない奴は引っ込んでいろ!」
「関係あるさ。友達なんだ!」
「!」
クロノの言葉にタイヨウは目を見開く。ドッグトレーナーはクロノの言葉に鼻で笑う。
「知らんなぁ。耳を貸す価値があるのは強き者の言葉のみ」
「だったら俺とファイトしろ!」
「貴様が負ければおとなしく引き下がるというのだな?よかろう!」
クロノのファイトの申し込みにドッグトレーナーは承諾する。フィールドはズーにある禍々しき虫の秘密基地だ。
「「スタンドアップ・ヴァンガード!!」」
「ガンナーギア・ドラコキッド!」
「少年幹部クライムバグ!」
ガンナーギア・ドラコキッド PW5000
少年幹部クライムバグ PW5000
「虫かわいい!」
「メガコロニーか。確かメガコロニーってスタンド封じが得意なクランだったよね?」
「はい。別名、パラライズとも呼びますね」
「パラライズ?」
「次のターン、相手をスタンドさせなくするの」
「何より、ドッグトレーナーに選ばれたほどのファイターだ。侮れない」
「その通りです」
シオンの言葉に肯定するようにそう答えるタイヨウ。
「彼はAランク。ドッグトレーナーの中でもトップレベルです」
Aランク、という事はドッグトレーナー、堂島はかなりの強さのファイターであるという事がわかる。
「どんな強い奴が相手でも、絶対に勝つ!見てろよ!タイヨウ!ライド!メーザーギア・ドラゴン!ガンナーギアは移動!ターンエンド!」
メーザーギア・ドラゴン PW8000
R メーザーギア R
R ガンナーギア R クロノの手札5枚 山札43枚
「俺のターンだ。ドロー。メガコロニー戦闘員Dにライド!クライムバグは移動」
メガコロニー戦闘員D PW8000
R 戦闘員D R
R クライムバグ R
「クライムバグのブースト、メガコロニー戦闘員Dでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!」
「ドライブチェック『ブラッディ・ヘラクレス』」
「ダメージチェック『ドキドキ・ワーカー(☆)』クリティカルトリガー!効果は全部ヴァンガードに!」
「ターンエンドだ」
PW13000➡PW8000(+5000) 堂島の手札6枚 山札42枚 クロノのダメージ1枚
「俺のターン!スタンド&ドロー!ライド!スモークギア・ドラゴン!グリマーブレス・ドラゴンをコール!」
スモークギア・ドラゴン PW10000
グリマーブレス・ドラゴン PW9000
グリマーブレス スモークギア R
R ガンナーギア R
「グリマーブレスでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『アース・ドリーマー(醒)』」
「ガンナーギアのブースト、スモークギアでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!」
「ドライブチェック『スモークギア・ドラゴン』」
「ダメージチェック『アビス・ダイバー』」
「ターンエンド!」
PW9000➡PW8000+SH10000=18000
PW15000➡PW8000 クロノの手札5枚 山札40枚 堂島のダメージ1枚
「俺のターン。ドロー。ブラッディ・ヘラクレスにライド!リアガードにブラッディ・ヘラクレスをコール!」
ブラッディ・ヘラクレス PW10000
R ヘラクレス ヘラクレス
R クライムバグ R
「リアガードのブラッディ・ヘラクレスでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『ラッキーポッド・ドラコキッド(引)』」
「クライムバグのブースト、ブラッディ・ヘラクレスでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!」
「ドライブチェック『バスター・マンティス』」
「ダメージチェック『変革を呼ぶギアウルフ』」
「ターンエンドだ」
PW10000➡PW10000+SH5000=15000
PW15000➡PW10000 堂島の手札5枚 山札39枚 クロノのダメージ2枚
「俺のターン!スタンド&ドロー!導くぜ未来!切り開け世界!ライド!クロノジェット・ドラゴン!!」
クロノジェット・ドラゴン PW11000
「さらに、スモークギア、変革を呼ぶギアウルフをコール!」
変革を呼ぶギアウルフ PW7000
グリマーブレス クロノジェット スモークギア
ギアウルフ ガンナーギア R
「スモークギアでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『レイダー・マンティス(引)』」
「ガンナーギアのブースト、クロノジェットでヴァンガードにアタック!」
「ノーガードだ」
「ツインドライブ『スチームブレス・ドラゴン』『ラッキーポッド・ドラコキッド(引)』ドロートリガー!パワーをグリマーブレスに上げて1枚ドロー!」
クロノジェットはブラッディ・ヘラクレスに近づいて渾身の一撃の拳を叩きつける。
「ふん、ダメージチェック『反逆怪人スターシールド』」
「ギアウルフのブースト、グリマーブレスでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード。ダメージチェック『シザー・フィンガー』」
「ターンエンド!」
PW10000➡PW10000+SH5000=15000
PW16000➡PW10000
PW21000➡PW10000 クロノの手札5枚 山札35枚 堂島のダメージ3枚
「ここまでダメージは2対3、クロノがリード」
「でも次は相手の番だからきっと・・・」
「俺のターン!スタンド&ドロー!強さの高みへ!ライド!威圧怪人ダークフェイス!!」
威圧怪人ダークフェイス PW11000
「へへへ、ストライドジェネレーション。毒槍怪神パラスピアー!!」
ジェネレーションゾーン コスト『ロングホーン・ハンター』グレード3
毒槍怪神パラスピアー PW26000 ハーツ『威圧怪人ダークフェイス』
「パラスピアーのスキル、発動!レストしたユニットが3体以上なら、1枚ドロー!そしてパワープラス5000!さらに、ダークフェイスの
パラスピアーから電磁波が放たれ、その電気はガンナーギアとギアウルフに纏ってギアウルフとガンナーギアは痺れて動けなくなった。
「貴様のターン終了後、そいつらがレストしていたら、俺はその分ドローできる!」
「「「なんじゃそりゃーー!!」」」
「放っておいたら、敵を有利にしてしまう。なんて質の悪いスキルなの⁉」
ダークフェイスの厄介極まりないスキルに観戦側は戦慄している。
「バスターマンティスと新星怪人リトルドルカスをコール!」
バスター・マンティス PW9000
新星怪人リトルドルカス PW7000
バスター パラスピアー ヘラクレス
R クライムバグ リトルドルカス
「ゆくぞ!バスター・マンティスでヴァンガードにアタック!バスター・マンティスの
「インターセプト!『スモークギア・ドラゴン』」
「パラスピアー、ヴァンガードだ!」
「ノーガード!」
「トリプルドライブ『魅了怪人スイートカクテル』『反逆怪人スターシールド』『威圧怪人ダークフェイス』」
パラスピアーは羽で嫌な音を出しながらクロノジェットに近づき、その毒槍でクロノジェットを貫く。
「ぐぅ!ダメージチェック『スチームファイターアンバー』」
「いけぇ!ブラッディ・ヘラクレス!ヴァンガードだ!」
「ガード!『ドキドキ・ワーカー(☆)』」
「ターンエンドだ」
PW12000➡PW11000+SH5000=16000
PW36000➡PW11000
PW17000➡PW11000+SH10000=21000 堂島の手札4枚 山札32枚 クロノのダメージ3枚
「俺のターン!スタンド&・・・」
ギアウルフとガンナーギアはダークフェイスのスキルによって、このターンはスタンドできない。
「・・・ドロー!見せてやる!そんなスキル、ギアクロニクルには通用しなってことを!(タイヨウの為に、絶対勝つ!)ストライドジェネレーション!!!時空竜フェイトライダー・ドラゴン!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『クロノジェット・ドラゴン』グレード3
時空竜フェイトライダー・ドラゴン PW26000 ハーツ『クロノジェット・ドラゴン』
「
「ギガパラライズされたユニットをコストに使って、有効利用する作戦か!」
「じゃあ、もう1枚は・・・」
「ギアウルフをコール!フェイトライダーのスキル!ギアウルフよ、未来の姿となれ!スペリオルコール!グリマーブレス!」
ガンナーギアとフェイトライダーのスキルによってギガパラライズされたユニットは場になくなった。
「よし、これでギガパラライズしたユニットはいないし、手札も増えない!」
「グリマーブレスのスキル発動!カウンターブラストとソウルブラストでバスター・マンティスを山札の下へ!パワープラス2000!ギアウルフのスキル!味方リアガードのスキルで、相手のリアガードが山札の下に置かれたとき、パワープラス3000!さらにスチームブレスドラゴンをコール!スチームブレスのスキル!手札のグレード3を相手に見せて、山札からクロノジェット・ドラゴンを手札に入れて、次元放逐の時空巨兵をドロップゾーンに!」
グリマーブレス フェイトライダー グリマーブレス
ギアウルフ スチームブレス R
「右のグリマーブレスでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『コクーン・ヒーラー(治)』」
「スチームブレスのブースト、フェイトライダーでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!」
「トリプルドライブ『次元放逐の時空巨兵』『スチームブレス・ドラゴン』『スチームバトラーマシュダ(☆)』クリティカルトリガー!パワーはグリマーブレスに、クリティカルはフェイトライダーに!いっけええ!」
フェイトライダーは大砲をダークフェイスに向かって放つ。大砲の弾はダークフェイスに直撃し、爆発する。煙が晴れるとダークフェイスはまだ立っていた。
「ダメージチェック『メガコロニー戦闘員D』『新星怪人リトルドルカス』」
「スチームブレスのブースト、グリマーブレスでヴァンガードにアタック!」
「完全ガード!『反逆怪人スターシールド』(コスト『魅了怪人スイートカクテル』)」
「ターンエンドだ!」
PW11000➡PW11000+SH10000=21000
PW33000➡PW11000
PW26000➡PW11000(完全ガード) クロノの手札5枚 山札28枚 堂島のダメージ5枚(裏1枚)
「おっしゃあ!追い詰めた!」
「・・・・・・」
観戦側はダメージの差が開いたことに浮かれていたが、ハイメは静かにファイトを見つめる。
「ぐふふ、何を勘違いしているか知らんが、本番はここからだぞ?力なき者をねじ伏せよ!ストライドォ・・・ジェネレーーション!!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『威圧怪人ダークフェイス』グレード3
「暴槍怪神スタンビートル!!!!」
暴槍怪神スタンビートル PW26000 ハーツ『威圧怪人ダークフェイス』
「ダークフェイスの
R スタンビートル スイート
R R リトルドルカス
「リトルドルカスのブースト、スイートカクテルでヴァンガードにアタック!スイートカクテルの
ダークフェイスのスキル、クライムバグのスキル、スイートカクテルのスキルによってクロノのリアガードが全て身動きが取れなくなった。しかし、クライムバグとスイートカクテルのパラライズは一味違う。
「おひょっ、おひょほはははは!そいつらは、インターセプトも許さん!」
「動けるのはヴァンガードだけ⁉」
「ちぃ!ガード!『スチームバトラーマシュダ(☆)』」
「くふふふ、これで済むと思うなよ?スタンビートルでヴァンガードにアタック!」
「・・・ノーガード」
「くふふははは!いいんだなぁ?トリプルドライブ『ブラッディ・ヘラクレス』『シザー・フィンガー』『バッド・トリップ(☆)』クリティカルトリガー!効果は全部ヴァンガードだ!」
スタンビートルは武器である槍の先端が開き、ビーム砲へと変形し、ビーム砲をクロノジェットに向けて発射する。ビームをくらったクロノジェットは体が痺れてその場に倒れてしまう。
「ぐわあああ!ダメージチェック『グリマーブレス・ドラゴン』『ラッキーポッド・ドラコキッド(引)』!ドロートリガー!パワーをヴァンガードに上げて1枚ドロー!」
「スタンビートルのスキル!カウンターブラスト(2)でヴァンガードをパラライズ」
「⁉ヴァンガードまで・・・パラライズ・・・」
「これにより、スキルによって、スタンドもライドもできない」
ヴァンガードまでパラライズされ、しかもライドまで封じられたクロノは何もできない状況にある。
「リアガードも・・・ヴァンガードも・・・何もできることがない・・・」
「ストライドできないの?」
「レストしているヴァンガードにストライドしても、レストしたままなの」
「それだけじゃない。ヴァンガードで攻撃しないと、ドライブチェックで増えるはずの手札も増えない!」
「ヴァンガードのパラライズ・・・なんて凶悪なスキルなの・・・」
そう、これによって手札が増えるのは自分のターンのドローフェイズのみとなるので、かなり不利的な状況に陥ったクロノ。
「くっ、俺のターン。ドロー」
グリマーブレス(パラライズ) クロノジェット(パラライズ) グリマーブレス(GP)
ギアウルフ(GP) スチームブレス(GP) R
「・・・ターンエンド」
クロノの手札6枚 山札25枚 堂島のダメージ5枚(裏5枚)
「では、ギガパラライズされているユニット分、引かせてもらおうか」
堂島はギガパラライズの効果によって3枚ドローする。
「ふっ、無力だな?一寸の虫にも五分の魂。貴様も我が支部の門をくぐり、強化プログラムを受けたらどうだ?ユナサン支部は弱い者の強くなりたいという意思を尊重し、チャンスを与えているのだ。厳しい環境は期待の証」
「ふざけんな!誰がそん「弱さは罪!!」!!」
「弱い奴が何を言ったところで、何も変わらーん!!何も変えられーん!!」
堂島の強い主張に反応するタイヨウ。
「言いたいことがあるなら、勝ってから言うがいい!!」
「くっ!」
「ストライドジェネレーション!!!毒槍怪神パラスピアー!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『威圧怪人ダークフェイス』グレード3
「パラスピアーのスキル!レストしているのが3体以上なので、1枚ドロー!さらにパワープラス5000!シザーフィンガー、ブラッディ・ヘラクレス、メガコロニー戦闘員Dをコール!」
ヘラクレス パラスピアー スイート
フィンガー 戦闘員D リトルドルカス
「戦闘員Dのブースト、パラスピアーでヴァンガードにアタック!強さの高みに至る道は辛く険しい!!自分の弱さから逃げようとする者のケツをひっ叩き、援護してやるのが我々ドッグトレーナーの役目!!」
「何が援護だ!ふざけんな!!完全ガード!『スチームメイデンアルリム』(コスト『ラッキーポッド・ドラコキッド(引)』)」
パラスピアーがまたクロノジェットに毒槍で貫こうとしたが、アルリムの盾によって、それを防がれた。
「ぬお⁉トリプルドライブ『ロングホーン・ハンター』『アビス・ダイバー』『シェルタービートル(☆)』クリティカルトリガー!効果は全てブラッディ・ヘラクレスに!シザーフィンガーのブースト、ブラッディ・ヘラクレスでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『スチームメイデンウルル(治)』インターセプト!『グリマーブレス・ドラゴン』」
「ぬぬ、リトルドルカスのブースト、スイートカクテルでヴァンガードにアタック!」
「絶対負けねぇ!ガード!『ドキドキ・ワーカー(☆)』」
「ぐぬぬ・・・ターンエンドだ」
PW39000➡PW11000(完全ガード)
PW22000➡PW11000+SH15000=26000
PW16000➡PW11000+SH10000=21000 堂島の手札7枚 山札16枚 クロノのダメージ5枚(裏2枚)
『防ぎ切った!』
「御託はもういい。俺は絶対に勝つ!勝って証明してやる!お前らのヴァンガードが間違っていることを!!ジェネレーションゾーン解放!!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『クロノジェット・ドラゴン』グレード3
「!来る!」
「新しいギアクロの!」
「進化したクロノジェット・ドラゴンが!」
「今こそ輝け!!我が未来!!その可能性!!ストライド・・・ジェネレーション!!!!」
クロノジェットは未来の力を己に蓄え、その姿を変えていった。クロノジェットの、未来への可能性の姿へと。
「クロノドラゴン・ネクステージ!!!!」
クロノドラゴン・ネクステージ PW26000 ハーツ『クロノジェット・ドラゴン』
「これが・・・ギアクロニクルの新しいGユニット・・・」
「クロノドラゴン・ネクステージ・・・」
「
スチームファイターバリフ PW11000
グリマーブレス ネクステージ バリフ
ギアウルフ スチームブレス ギアウルフ
「ギアウルフのブースト、バリフでスイートカクテルにアタック!「くぅ、ノーガード!」スチームブレスのブースト、ネクステージでヴァンガードにアタック!」
「通してなるものか!!ガード!『シェルタービートル(☆)』『アビス・ダイバー』『バッド・トリップ(☆)』」
「俺はこのカードに全てを賭ける!トリプルドライブ『スチームファイターバリフ』『スチームメイデンアルリム』『スチームバトラーマシュダ(☆)』クリティカルトリガーゲット!パワーはグリマーブレスに、クリティカルは、思いは全てネクステージへ!この一撃に載せる!時空を切り裂き、運命の彼方へ消しとばせ!超然撃破!!」
ネクステージは肩に搭載されているジェットパックに装備されている時空砲が出現し、クロノの想いをのせてダークフェイスへと放った。ダークフェイスはメガコロニーの基地ごと爆破し、ネクステージはマントをなびかせていた。
PW18000➡PW9000
PW33000(+5000)➡PW11000+SH25000=36000
ダメージチェック『魅了怪人スイートカクテル』
クロノのダメージ5枚 堂島のダメージ6枚 勝者クロノ
「どうだ!」
「クロノが・・・勝った・・・」
『やったーー!!』
一同はクロノが勝ったことにより、喜びに浸っていた。ハイメは少しだけ険しい表情になり、タイヨウは堂島を見つめている。
「負けた・・・。・・・くっ、ふふふふ・・・。俺もまた負け犬だ・・・。弱さは罪ぃ!」
堂島はそう言って腕につけているユナサンの腕章を破る。そんな中タイヨウは落ち込んでいる堂島を見て弱い自分と連想していた。
「よかったなタイヨウ。これでもう、あんなことしなくて・・・」
バシッ!
クロノがタイヨウに手を差し伸べようとするとタイヨウはその手を払いのけた。
『!!』
「強くなりたいという事が、なぜいけないんですか?」
「タイヨウ・・・」
タイヨウの目は涙が溢れだしそうになっている。
「僕はずっと、弱い自分が嫌いだった。何もできない、何も変われない。そんな弱い自分が、ようやく見つけたんです。強くなる道を・・・未来への可能性を・・・。ユナサン支部が、僕を導いてくれたんです。だから僕はもう逃げない。弱い自分は捨てました。最初から何もしなくても強い人には、絶対わからない。僕たち、負け犬の気持ちなんて・・・」
そして、タイヨウはクロノに向かって、こう叫んだ。
「間違っているのはクロノさんの方だ!!」
タイヨウは堂島の方に向かい、手を差し伸べる。
「いきましょう」
「ああ」
タイヨウと堂島はそのままユナサン支部へと戻っていくのであった。その場には沈黙が続いた。そんな沈黙を破ったのはハイメだった。
「あーあ、怖い顔しちゃって。君の分身が泣いてるよ、アミーゴ」
「・・・俺、タイヨウに笑ってほしくて、だから連れてきたのに泣かしちまった。間違ってたのは俺の方だ。さっきのファイト、勝つことしか考えてなかった・・・」
暗い表情になるクロノにシオン、トコハ、ユイが会話に入る。
「けど、まだできることはあるはずだ」
「そうだよ。ここで諦めたらそれこそ試合終了だよ」
「もう1度、タイヨウ君を笑顔にさせましょう。ヴァンガードで」
3人の言葉にクロノは縦に頷く。
「・・・伝えたい。今度こそ。ヴァンガードは楽しいってこと」
☆
ユナサン支部の特訓部屋、タイヨウは強化プログラムにより一層に励んでいた。
(ここは・・・僕がいるべき場所)
ユナサン支部のスタッフたちはタイヨウのデータを見て、驚きの表情をしていた。
「おい見ろよ、A-044。勝率・・・98%⁉」
ファイトを終えたタイヨウはデッキの片づける。そんなタイヨウに伊吹が近づいてきてこう言った。
「特別プログラム、受ける意思はあるか?」
伊吹の言葉を聞いて一同はざわつき始めた。
「ディマイズのメンバーも受けたっていう、あのスペシャルプログラムを?」
「伊吹コーチ直々に⁉」
「あいつ、始めたばっかの初心者じゃなかったのかよ・・・」
伊吹はざわつきを気にせず淡々と述べる。
「今のお前には、十分資格がある」
伊吹の特別プログラムの件をタイヨウはすぐにその誘いを受ける。
「はい!僕やります!もっと強くなる・・・もっと・・・」
to be continued…
クロノ「タイヨウのやつに悪いことしちまった。まさかユナサン支部に戻っちまうなんて・・・」
シオン「いや、今回は仕方ない。誰もああなるなんて予想つかなかった」
トコハ「タイヨウ君が抱えてた思いを、私たちは理解しきれなかったのかもしれない」
ユイ「確かにそうかもしれない。でも、だからってこのままにしておけないよ」
シオン「もちろんそうさ」
トコハ「もう1度チャレンジね!」
ユイ「私も、全力でサポートするよ!だから少し準備を進めようよ!ね?」
クロノ「ああ!今度は絶対にタイヨウを取り戻す!」
TURN44「ネクステージ」