いや~、やっぱ最後の奴書いてるとネオネクもエンフェも相手にしたくねぇなってつい思っちゃいます。
それでは本編にどうぞ!
ユナイテッド・サンクチュアリ支部の会場で、スペシャルマッチが今始まろうとしていた。
『これより、ユナイテッド・サンクチュアリ、スペシャルマッチを開催します。それでは、挑戦者を紹介します。チームトライフォー』
暗い会場の中央にいるトライフォーの4人に明かりがつく。
『新導クロノ、佐倉ユイ、綺場シオン、安城トコハ』
「トコハちゃーん!がんばれー!!」
観客席にいるクミが大声を出してトコハに声援を送る。
『向かい打つは、我がユナイテッド・サンクチュアリが誇るファイター、チームディマイズ』
トライフォーの次にチームディマイズの場所にも明かりがつく。
「羽島リン、東雲ショウマ」
『うおおおおおおおお!!』
リンと東雲の登場により、会場は大歓声が大きく上がっている。
『そして今回、新しく3人目のメンバーが決まりましたが、まだ会場には到着しておりません』
チームディマイズの3人目のメンバーについてトライフォーは少し話し合う。
「どんな奴なんだ?」
「さあ?ディマイズに選ばれるくらいだから結構強いファイターじゃないの?」
「情報がないのは痛いね」
「誰が来たって、勝てばいいのよ!」
トコハの言葉に3人は縦に頷く。
『えー、現在こちらに向かっているとの・・・』
ドッグトレーナーの1人がユナサン支部の司会者に耳打ちをしている。
『・・・皆様、たった今到着した模様です。お待たせしました。ディマイズの新たなメンバー・・・』
観客席の出入り口辺りに明かりがついた。そこにいたのはコーチである伊吹と・・・
『明日川タイヨウ!』
タイヨウであった。
「タイヨウ⁉」
「そんな・・・どうしてタイヨウ君が・・・」
ディマイズの3人目のメンバーがタイヨウだということに驚きを隠せない4人。タイヨウの到着に観客席がざわついている。
「誰なの?」
「知らないのかよ?明日川タイヨウ、A-044だぜ?」
「ディマイズも受けた特別プログラムをクリアした奴か!」
「あいつ、この前までは俺と同じランクだったのに」
「歴代最高得点らしいぞ?すげぇなぁ・・・」
タイヨウの視線に映っているのはクロノとユイだ。
TURN45「トコハVSリン」
ディマイズとして選ばれたタイヨウが中央会場についたと同時に司会者がスペシャルマッチのルールを説明する。
『このスペシャルマッチでは、挑戦相手を指名することができます。3人目のメンバーがディマイズに負けた場合、4人目のファイターに交代です。第1回戦の挑戦者は名乗りを上げてください』
司会者の言葉に3人はトコハの方を見る。トコハは縦に頷き前に出る。最初の挑戦者はトコハのようだ。
「1回戦の挑戦者、安城トコハ!羽島リンさんを指名します!」
指名されたリンはその場に残り、タイヨウと東雲は控室の方へ向かう。
(愛されているね)
「きもい」
東雲がそう耳打ちするとリンは一言そういう。その場に残っているリンとトコハの場所にギアースの装置が現れる。
『気合十分な挑戦者、安城トコハ選手。そして女王の貫録でむかえる、羽島リン選手』
対戦相手のリンを前にトコハはリンの言葉を思い返していた。
『怒っちゃだめだよ~。ヴァンガードは楽しくやるものだよ~?お兄ちゃんが言ってるでしょ?』
『もっと楽しめると思ったのにな~。弱いんだね~。安城マモルの妹なのに』
『・・・敵、決定』
トコハそれらを思い返し拳を強く握りしめる。
「トコハ!熱くなり過ぎないようにね!」
ユイの言葉にトコハは首を3人のいるところに振り向く。3人はグッドサインをトコハに送り、トコハも3人にグッドサインを送り再びリンと向き直る。
「負けるの好きだね~。少しは強くなったのかな~?」
リンは地区予選と同じようにトコハを煽る。トコハは平常心を持ちながらリンにこう言い放った。
「勝ちますから」
「お兄ちゃんにファイトのやり方教えてもらった~?」
「・・・ファイトしたことあったんですね」
トコハの言葉にリンは表情を変える。
「兄は気にしてました。あなたのこと、傷つけてしまったのかもしれないって」
ガキィッ!
リンは口に加えてた飴を歯で砕いて、飴の棒を捨てる。
「・・・うっざいねぇ、ホント。・・・ぶっ潰してあげる」
リンはそう言ってギアースに自分のデッキを設置する。トコハもデッキを設置すると同時にギアースが起動した。フィールドは地区予選でトコハが負けた因縁のあるフィールドだ。
『それでは、第1回戦の始まりです!』
「「スタンドアップ・ヴァンガード!!」」
「春待ちの乙女オズ!」
「
春待ちの乙女オズ PW5000
「私のターン!ドロー!萌芽の乙女ディアンにライド!オズは移動!ターンエンド!」
萌芽の乙女ディアン PW8000
R ディアン R
R オズ R トコハの手札5枚 山札43枚
「私のターン。ドロー。
R マールート R
R アズライール R
「アズライールのブーストマールートでヴァンガードにアタック」
「ノーガード!」
「ドライブチェック『
「ダメージチェック『クリスタルウィング・ドラゴン』」
「ターンエンド」
PW13000➡PW8000 リンの手札6枚 山札42枚 トコハのダメージ1枚
「私のターン!ドロー!開花の乙女ケラにライド!ケラとウィステリアナイトをコール!」
開花の乙女ケラ PW10000
ウィステリアナイト PW9000
ケラ ケラ ウィステリア
R オズ R
「リアガードのケラでヴァンガードにアタック!」
「ガード『ナース・オブ・デンジャーハート(☆)』」
「オズのブースト、ケラでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード」
「ドライブチェック『早咲きの乙女ピア』」
「ダメージチェック『起動病棟ヒーリングパレス』」
ウィステリアナイトでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード。ダメージチェック『
PW10000➡PW8000+SH10000=18000
PW15000➡PW8000 トコハの手札4枚 山札40枚 リンのダメージ2枚
「私のターン。スタンド&ドロー。
ミリオンレイ・ペガサス PW9000
ミリオンレイ ハールート ミリオンレイ
R アズライール マールート
「左のミリオンレイでウィステリアナイトにアタック」
「ノーガード」
「アズライールのブーストハールートでヴァンガードにアタック」
「ノーガード!」
「ドライブチェック『
「ダメージチェック『花園の乙女マイリス(☆)』クリティカルトリガー!効果は全部ヴァンガードに!」
「マールートのブースト、ミリオンレイでリアガードのケラにアタック」
「ガード!『メイデン・オブ・ディモルフォーセ(☆)』」
「ターンエンド」
PW9000➡PW9000
PW14000➡PW10000(+5000)
PW16000➡PW10000+SH10000=20000 リンの手札3枚 山札38枚 トコハのダメージ2枚
「私のターン!スタンド&ドロー!煌めく蕾よ、今こそ花開け!ラナンキュラスの花乙女アーシャにライド!!」
ラナンキュラスの花乙女アーシャ PW11000
『両者、順当にライドを重ね進んでおります。現在ダメージ2対2、そろそろ動きが出るか』
ケラ アーシャ R
R オズ R
「ケラで左のミリオンレイにアタック!」
「ノーガード」
「オズのブースト、アーシャでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード」
「ツインドライブ『開墾の戦乙女パドミニ』『クリスタルウィング・ドラゴン』」
アーシャ(トコハ)は武器であるクワでハールート(リン)に打撃を与える。
「ダメージチェック『
「ターンエンド!」
PW10000➡PW9000
PW16000➡PW9000 トコハの手札5枚 山札36枚 リンのダメージ3枚
「どうせ羽島さんの勝ちだ」
「当たり前だろ?」
「・・・トコハちゃーん!!がんばれー!!」
ファイトの勝敗をリンの勝ちだと勝手に決めつけるユナサンファイターにクミは負けじとトコハを精一杯応援する。
「ここから本番だな」
「相手は羽島リン。一筋ならではいかない」
「でも、今のトコハならきっと・・・」
控室にいる3人はリンが手ごわい相手だとしても、トコハの勝利を信じている。
「私のターン。スタンド&ドロー。ライド。
「ジェネレーションゾーン、解放」
ジェネレーションゾーン コスト『
「ストライド・・・ジェネレーション!!
聖霊熾天使ウリエル 26000 ハーツ『
「!あのユニットは・・・」
「地区予選でやられたやつか・・・」
「出た!リンさんのG4!」
「やっちゃってください!!」
リンのGユニットの登場によりユナサンファイターたちは歓声を上げていた。
「
置いたダメージ『サウザンドレイ・ペガサス』
起動病棟ヒーリングパレス PW11000
『エンジェルフェザーお得意のダメージ操作!女王羽島選手が動き始めた!』
「さらにミリオンレイ・ペガサスのスキルでパワープラス2000」
「ええ⁉何であのお馬さんもパワーアップするの⁉」
「あのユニットはダメージゾーンにカードが置かれたとき、パワーアップするスキルがあるんです」
ミリオンレイのパワーがあがることにクミは驚愕し、アンがその疑問を答える。
「あれの怖いところはダメージゾーンにカードさえ置かれれば何回でもパワーがあがるところ・・・」
「エンジェルフェザーの能力を使う環境は、もう整っているってことか・・・」
「相手の流れに飲まれるなよ、トコハ・・・」
ヒーリングパレス ウリエル ミリオンレイ
R アズライール マールート
「ヒーリングパレスでヴァンガードにアタック」
「ガード!『フェアリーライト・ドラゴン(治)』」
「アズライールのブースト、ウリエルでヴァンガードにアタック」
「ノーガード!」
トリプルドライブ『
ウリエル(リン)は複数の注射器の形をした光をアーシャ(トコハ)に向けて放ち、アーシャ(トコハ)はまともに喰らってしまう。
「くっ!ダメージチェック『メイデン・オブ・パッションフラワー』『メイデン・オブ・グラジオラス』」
「ウリエルのスキル。山札の上3枚を見て、1枚をダメージゾーンに。残りは山札に戻してシャッフル。ダメージゾーンのサウザンドレイ・ペガサスをスペリオルコール。パワープラス2000」
置いたダメージ『起動病棟ヒーリングパレス』
サウザンドレイ・ペガサス PW7000
「さらにミリオンレイのパワープラス2000。マールートのブースト、ミリオンレイでヴァンガードにアタック」
「ノーガード!ダメージチェック『春待ちの乙女オズ』」
「ターンエンド」
PW13000➡PW11000+SH10000=21000
PW31000➡PW11000
PW26000➡PW11000 リンの手札5枚 山札31枚 トコハのダメージ5枚
『さすがは羽島選手!ここで一気に5対3までもっていくその鮮やかさは、ユナサンの誇るダメージゾーンの女王!』
(やっぱり・・・強い!)
「思い知った?泣いちゃダメだよ?」
リンは地区予選と変わらずトコハを煽っていくがトコハはこの状況でも笑みを浮かべている。
「まさか。ワクワクする!」
「・・・・・・うぜぇ」
トコハが思い通りの反応をしなかったのかリンはそう呟く。
「ストライドジェネレーション!!!!春色の花乙姫アルボレア!!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『クリスタルウィング・ドラゴン』
春色の春乙姫アルボレア PW26000 ハーツ『ラナンキュラスの花乙女アーシャ』
「
早咲きの乙女ピア PW7000
ケラ アルボレア ケラ
R ピア ピア
「ピアのブースト、アルボレアでヴァンガードにアタック!」
「トリプルドライブ『開墾の戦乙女パドミニ』『ラナンキュラス花乙女アーシャ』『フェアリーライト・ドラゴン(治)』ヒールトリガーゲット!ダメージを回復してパワーは左のケラへ!」
アルボレア(トコハ)は大量の桜の花びらを操り、その花びらをガウリール(リン)に向けて放ち、ガウリール(リン)はそれをまともに喰らう。
「ダメージチェック『ナース・オブ・ブロークンハート』」
『安城選手回復。首の皮1枚つながった』
「いけいけトコハちゃーん!!」
「うわっ!危ない!やめろバカ!」
観客席でクミはを両手を広げてトコハを応援する。その際にカルは顔面に直撃し、ケイスケはギリギリでかわす。
「アルボレアのスキルでさらにピアをスペリオルコール!パワープラス2000!」
トコハの盤面にはケラ2体とピアが3体、ネオネクタールの特徴を最大限に生かしている。
「同じ名前のユニットを呼び出し、パワーアップしていく!」
「これこそネオネクタールの盤面だね!」
「いいぞトコハ!」
「どんどん増やして、やっつけちゃえーー!!」
「ピアのブースト、右のケラでミリオンレイにアタック!」
「ノーガード」ピアのブースト、左のケラでヴァンガードにアタック!」
「ガード『クリティカルヒット・エンジェル(☆)』『ドクトロイド・リフロス(醒)』」
「ターンエンド!」
PW33000➡PW11000
PW17000➡PW9000
PW21000➡PW11000+SH20000=31000 トコハの手札6枚 山札27枚 リンのダメージ4枚
『安城選手、必死の抵抗で4対4まで押し戻した』
「よし!」
「・・・何をやっても無駄なんだけどね」
「そんなことない」
リンの言葉にトコハはそう言い返した。
「弱い奴にはわからないんだね。強さっていうのがどれほど圧倒的かって。見せてあげる。泣きながら地面に這いつくばりな、妹ちゃん」
リンはそう言ってストライドのコストを支払う。
「ジェネレーションゾーン・・・解放!!」
ジェネレーションゾーン コスト『起動病棟ヒーリングパレス』グレード3
「最強、圧倒、強烈、無敵!!惰弱なる虫けらどもよ、強さの輝きに焦がれて、焼かれて消え失せろ!!ストライド・・・ジェネレーション!!!!」
その黒衣を纏った天使は黄色い羽根を羽ばたかせて、美しく降臨した。
「
「
ナース・オブ・ブロークンハート PW9000
「ラファエルのスキル。Gゾーン裏のラファエルを表にして、Gゾーンのカードが2枚以上で、ダメージゾーンを回復」
「え⁉ダメージを回復⁉」
「そんな⁉ヒールトリガーも引いてないのに⁉」
「そんな能力・・・」
「ありかよ⁉」
「ずるいずるいずるい!」
ラファエルのダメージを回復する能力に控室にいる3人も観客席の一同も驚愕していた。
『これこそ、ダメージゾーンに干渉できるエンジェルフェザーの真骨頂!!』
ヒーリングパレス ラファエル ブロークンハート
サウザンドレイ アズライール マールート
「生死の理をも超えるその力に絶望しろ!アズライールのブーストラファエルでヴァンガードにアタック!」
「完全ガード!『メイデン・オブ・パッションフラワー』(コスト『ラナンキュラスの花乙女アーシャ』)」
ラファエル(リン)に装備されている無影灯からビームが発射され、それはアーシャ(トコハ)に当たる直前にパッションフラワーがそれを防ぐ。
「トリプルドライブ『
「ガード!『メイデン・オブ・ディモルフォーセ(☆)』」
「何の意味もないから!マールートのブースト、ブロークンハートでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『フェアリーライト・ドラゴン(治)』インターセプト!『開花の乙女ケラ』」
「ターンエンド」
PW31000➡PW11000(完全ガード)
PW20000➡PW11000+SH10000=21000
PW22000➡PW11000+SH15000=26000 リンの手札6枚 山札25枚 トコハのダメージ4枚
『安城選手、どうにか守り切るも、羽島選手はダメージを1回復!』
「まだやれる!」
「・・・・・・マジうぜぇ」
トコハの根気が気に入らず、そう呟くリン。
「ストライドジェネレーション!!!!聖樹竜ジングルフラワー・ドラゴン!!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『開墾の戦乙女パドミニ』グレード1+2
聖樹竜ジングルフラワー・ドラゴン PW26000 ハーツ『ラナンキュラス花乙女アーシャ』
「
観客席のユナサンファイターたちはこの盤面にざわつき始めた。
「トコハちゃん・・・すごい・・・」
ケラ ジングルフラワー ケラ
ピア ピア ピア
「ピアのブースト、ジングルでヴァンガードにアタック!」
「(何なんだこいつ⁉)完全ガード!『
ジングルフラワーの音波攻撃をガウリール(リン)に向けて放たれたがそれをイスラフィールが防ぐ。
「トリプルドライブ『ダンガン・マロン(☆)』『メイデン・オブ・グラジオラス』『花園の乙女マイリス(☆)』ダブルクリティカルトリガー!効果は全部右のケラへ!ピアのブースト、右のケラでヴァンガードにアタック!」
「(この私が・・・こんな奴に⁉)完全ガード!『
「ピアのブースト、左のケラでヴァンガードにアタック!」
「(ふざけんな!!)ノーガード!ダメージチェック『ドリームライト・ユニコーン』」
「ターンエンド!」
PW45000➡PW11000(完全ガード)
PW39000➡PW11000(完全ガード)
PW29000➡PW11000 トコハの手札5枚 山札23枚 リンのダメージ4枚
『安城選手必死の攻撃!再びダメージ4対4まできたが、勝負を決めることはできなかった!』
「あれだけリアガードをパワーアップさせたの、与えられたダメージは1つだけかぁ~・・・」
「がんばったのに~・・・」
観客席にいるツネトとクミはそういう。
「いい感じだよ!相手の完全ガードを切らすことができたんだからね!」
「あちらも余裕はなくなってきている。とはいえ、こっちの状況は・・・」
「見てみろよ」
クロノに言われてシオンとユイはトコハの顔を見る。
「笑ってるぜ、あいつ」
クロノの言う通りトコハの顔には笑みを浮かべてた。
「何へらへらしてんだよ」
「だって、楽しいから」
トコハの言葉にリンはトコハを鋭く睨み付ける。
「最後まで諦めず、全力を尽くす。自分の未来を信じて。それがファイトの楽しさ、それが、安城トコハのファイトだから!」
トコハは胸を張って堂々とリンにそう告げる。
「何が自分のファイトだよ?安城マモルの劣化コピーのくせに!!」
「!!」
「本当にそっくりでイラつく兄妹。ファイトが楽しいなんてきれいごと、2度といえないようにしてやるよ!ぐちゃぐちゃにぶっ潰れたあんたを見た安城マモルが、どんな顔するか楽しみだね!!」
リンの言葉にトコハは納得したといった顔になる。
「そっか。兄さんにこだわってたのは、あなたの方だったんだ」
「は?」
トコハの言葉に訳が分からないといった表情をするリン。
「兄さんに負けたことがそんなに悔しかったの?」
「・・・・・・ぶっ潰してやるよ!!ドブスが!!ストライドジェネレーション!!!!
ジェネレーションゾーン コスト『
「ラファエルのスキル!ラファエルを表にして1枚回復!アズライールの
置いたカード『ナース・オブ・スイートハート(治)』
「それによってダメージゾーンのドリームライト・ユニコーンを手札に加え、そしてそれをコール!ドリームライトのスキル発動!ドリームライトのスキル発動!カウンターブラストを払ってダメージを回復!」
「2回も回復⁉」
ヒーリングパレス ラファエル ブロークンハート
サウザンドレイ ドリームライト マールート
「ラファエルでヴァンガードにアタック!思い知れ!!虫けらがぁ!!」
「私はあなたに負けない!ガード!『ダンガン・マロン(☆)』『ダンガン・マロン(☆)』『花園の乙女マイリス(☆)』」
「トリプルドライブ『ナース・オブ・ブロークンハート』『
ラファエル(リン)は装備されている刃でアーシャ(トコハ)を斬りつけようとしたが、ダンガン・マロン2体とマイリスによって防がれる。
「サウザンドレイのブースト、ヒーリングパレスでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『メイデン・オブ・グラジオラス』インターセプト!『開花の乙女ケラ』」
「マールートのブースト、ブロークンハートでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!ダメージチェック『花房の乙女サリアンナ』」
「勝つのは私だ!!わかったか!!」
PW26000➡PW11000+SH30000=41000
PW18000➡PW11000+SH10000=21000
PW17000➡PW11000 リンの手札5枚 山札19枚 トコハのダメージ5枚
『安城選手ダメージ5!羽島選手はダメージ2まで回復!もはや絶望的な状況に、俯くしかない安城選手!』
ダメージ2対5の圧倒的状況にリンは勝ち誇った笑みを浮かべていた。そこにトコハが口を開く。
「あなたは・・・ヴァンガードが楽しくないんだね」
「黙れ負け虫が!!」
「負け虫か。でも、負けるのって悪くないよ。おかげで私は強くなれた。ヴァンガードの楽しさを思い出せた」
リンにとってトコハの言葉は不愉快以外の何ものでもない。
「スタンド&ドロー!」
トコハがドローで引いたカードはトコハの分身であるラナンキュラス花乙女アーシャであった。
(出会ったみんなが教えてくれた。それなのに、安城マモルの妹って呼ばれることにこだわって、大事なことが見えてなかった。私らしさを奪うのは、兄さんでも周りでもなくて、私だったね、アーシャ。それが今はわかる。だからきっと進めるはず・・・新しい私に!)
トコハは昔の自分と決別をし、新しい一歩を踏み出そうとしていた。
「一緒に行こう!アーシャ!まだ見ぬ未来の可能性にかけて!ジェネレーションゾーン・・・解放!!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『ラナンキュラス花乙女アーシャ』グレード3
「今こそ咲き誇れ!!紡ぎだす未来の光を受けて!!ストライド・・・ジェネレーション!!!!」
ラナンキュラスの花びらが舞い踊るその場所に、未来の力を得てアーシャ(トコハ)は舞い現れる。
「夢紡ぐラナンキュラスアーシャ!!!!」
夢紡ぐラナンキュラスアーシャ PW26000 ハーツ『ラナンキュラス花乙女アーシャ』
「夢紡ぐラナンキュラスアーシャのスキル!Gゾーン裏のアーシャを表にして、ピアをスペリオルコール!そしてピアを選択して前列すべてにパワープラス5000!ピアの
戻したカード『開花の乙女ケラ』『メイデン・オブ・グラジオラス』『ウィステリアナイト』『ラナンキュラスアーシャ』『開墾の戦乙女パドミニ』『開花の乙女ケラ』『クリスタルウィング・ドラゴン』『メイデン・オブ・パッションフラワー』
「・・・すげぇぞ、トコハ」
『こ・・・これは・・・安城選手の怒涛のパワーアップ』
「・・・無駄な足掻きなんだよ!!」
ピア アーシャ ケラ
ピア ピア ピア
「未来を変えるのは、私!夢紡ぐラナンキュラスアーシャでアタック!」
「まだこっちはダメージ2!1つくらいくれてやるよ!」
「トリプルドライブ『ウィステリアナイト』『花園の乙女マイリス(☆)』『メイデン・オブ・ディモルフォーセ(☆)』ダブルクリティカルトリガー!パワーは全部ケラに、クリティカルは全部アーシャに!」
「ダブルクリティカルトリガー⁉」
イメージ内ではアーシャ(トコハ)がラナンキュラスの花びらを操り、その花びらをガウリール(リン)にぶつける。さらに追撃でアーシャ(トコハ)がクワで連撃を与える。現実でユナサンファイターたちはこの事態にざわついている。
「羽島さん、やばくねーか?ダメージ5だぞ?」
「ありえねぇだろ、負けるとか」
「でもこの状況・・・」
「(私が負ける?)認めない!ダメージチェック『
『おかしいとは思わないんですか⁉非常に勝つことにこだわって!勝ち負けだけじゃないでしょ⁉ヴァンガードは!』
「(ただの妹ちゃんのくせに!!)『
『ほら、まだヴァンガードには攻撃しないであげるから~、がんばって~』
「『ナース・オブ・デンジャーハート(☆)』トリガーゲット!さらにパワープラス5000!(絶対に勝つ!!)」
『惜しかったね。でも、勝ち負けが全てじゃないんだよ?一緒に楽しむのがヴァンガードなんだ』
「黙れーーー!!スキルでプラス2000!さらに2000!!」
「どんなにパワーアップしても、私には追い付けない!!ピアのブースト、ケラでヴァンガードにアタック!いけえええええ!!」
「ちくしょおおおおおおお!!!」
リンの手札ではリアガードの攻撃1体は防げても、残りのリアガードで防ぎきれないためノーガードをとった。ケラは鎌でガウリール(リン)に渾身の斬撃を与えた。
PW50000➡PW11000(+17000)
PW39000➡PW28000
ダメージチェック『クリティカルヒット・エンジェル(☆)』
トコハのダメージ5枚 リンのダメージ6枚 勝者トコハ
『・・・羽島選手・・・ダメージ6・・・。しょ、勝者、安城トコハ選手!』
「トコハちゃんが勝ったーー!!」
「やりましたね!!すごかったです!!」
「マジで勝ちやがった!!ダメージ2の状態でだぞ!!」
「ふっ、そうでなくては困るな」
トコハの逆転勝利によって一同は喜びで大はしゃぎだ。ハイメと岩倉はトコハの健闘を称えて、拍手を送る。
「・・・やったーー!勝ったーー!!」
リンに勝利を収めたトコハも大喜びだ。それとは対照的にユナサンファイターたちは信じられないといった様子でざわついている。
「羽島さんが、負けた?」
「ウソだろ?」
「なんなんだよこのファイト」
このファイトの様子を神崎と伊吹はファイトが見える1室で見ていた。
「素晴らしいな」
『はい!さすがはディマイズ!それに対戦相手も、予測以上のイメージ力を発揮しています!このスペシャルマッチでは、相当量の"ストライドフォース"の抽出が期待できます!』
ユナサン支部の研究員の通信による報告によって神崎は笑みを浮かべる。一方負けたリンはその場で呆然と立ち尽くす。そんなリンのもとにドッグトレーナーが近づいてきた。例の弱さは罪の思想に従ってリンを連れ出そうとしているのだろう。リンを連れていこうと手を取ると・・・
「触んじゃねぇよ!!」
リンは怒鳴ってそう言う。
「ディマイズなんてやめてやるよ!!くだらねぇ!!」
そう言ってリンはユナサン支部のバングルを外し、床にたたきつける。
「こんなとこ、二度とくるか!!」
リンはそう言って会場から立ち去っていった。
「ふふ、楽しいファイトだったね」
「強い方が勝った・・・そういう事ですね?」
「そうだ」
控室にいる東雲とタイヨウはそんな会話をしていたのであった。
to be continued…
トコハ「まずはリベンジ成功っと!」
クロノ「やったな!さすが、やられたら3倍にして返す安城トコハだぜ!」
ユイ「あれ?トコハってそんな風に呼ばれていたの?」
トコハ「いや、そんなこと呼ばれたこと1度もないけど」
クロノ「おう。だって今、俺がつけたからな」
トコハ「もう少しいい呼び名をつけてよね!可憐な花乙女とか、戦場に咲くバラとか、緊迫のユリと・・・」
ユイ「よし!次はシオンの番だね!がんばって!」
シオン「よし!僕の全てをぶつけてくる!」
TURN46「シオンVSショウマ」