ジェネシス、特にフェンリル軸はかなり使い勝手がいいし、かなり面白いですよ。ストビクを持っていて、フェンリル軸を使っていない方は一度使ってみてはいかがでしょう。結構病みつきになりますよ。まぁそれでも私はメインはディメポですが。
あ、別にジェネシス使ってって言うのは強制ではありませんよ?
さて、前置きはこれぐらいにしてそろそろ本編に入りましょうか。
それではどうぞ!
ユナイテッド・サンクチュアリ支部主催のスペシャルマッチの1回戦でトコハは見事羽島リンに勝利を収め、続いて2回戦に突入しようとしていた。
『第2回戦、挑戦者は・・・』
2回戦の選出者であり、現在中央会場に向かっているのは・・・
「綺場シオン!東雲ショウマさんを指名します!」
シオンが東雲を指名すると東雲はそのまま中央会場に向かっている。
『続く2回戦、綺場選手は東雲選手を指名しました!』
「ご指名いただき光栄だよ」
東雲は口元に笑みを浮かべてシオンにそう言った。
「地区予選の借りを返させていただきます。僕たちの信じる、僕たちのファイトで!」
TURN46「シオンVSショウマ」
シオンと東雲はギアースに自身のデッキを設置し、ギアースを起動させる。後はフィールドを選べばすぐにでもファイトできる状態だ。
『羽島選手のまさかの敗戦。しかし、彼の勝利は間違いないでしょう。ユナサン支部のトップファイター、チームディマイズの絶対エース、東雲ショウマ選手!」
「ショウマさーん!」
「東雲さん頼みます!」
ユナサンファイターたちはやはり東雲を全面的に応援している。
『対するは安城選手と同じチーム、トライフォーのメンバー、綺場シオン選手』
『ブーッブーッ!!』
シオンの紹介にユナサンファイターたちはシオンにブーイングを送る。
「おい、アウェー感が増してんぞ・・・」
「羽島リンが負けて殺気立ってるみたいですね・・・」
「怖い・・・」
ユナサンファイターのブーイングに不快感を覚えるコズミックドライブはそれぞれ口を開く。
「ブーイングとは、まったくもって不愉快だな」
「でも綺場君が勝って、それを黙らせることを信じましょう」
「おいシオン!これで負けたら一生いじってやるからな!!」
「シオン君、大丈夫かな・・・」
クミがシオンのことを心配する。ハイメがクミを安心させるように口を開く。
「ノープロブレム。見てごらん、シオンの顔を」
ハイメの言う通りに一同はシオンを見る。シオンの顔はファイトが始まる前だというのに笑っている。
「ファイトを楽しむ気持ちを忘れていない」
「ほら、ビビってねぇでしっかり応援してやれよ!」
カムイの言葉に一同はユナサンファイターのブーイングに負けないようにシオンを応援する。
「負けるなー、シオン!俺たちがついてるぞ!」
「シオン君!やっちゃえー!」
『先攻は綺場選手、後攻は東雲選手。続いて、フィールドの選択です』
「君が決めてくれ。完全にアウェーな地だ。せめて戦いの場は、君の好きにするといい」
「では、お言葉に甘えて」
シオンがそう言うと中央会場の電気が消えた。
「光あれ」
シオンがそう言って指を鳴らすと、ファイトフィールドが出現する。そのファイトフィールドはシオンにとって因縁のあるフィールド、ユナイテッド・サンクチュアリにある奈落の神殿だ。
「これって・・・」
「ユナイテッド・サンクチュアリにある奈落の神殿ですね」
「シオンが東雲にやられたフィールドじゃねぇか!何でわざわざ・・・」
観客席にいる一同はそれぞれそういうが、控室にいる3人はその意図をわかっていた。
「いけ、シオン!」
「今のお前をそいつに見せてやれ!」
「シオン・・・信じているからね・・・」
「・・・勝気な貴公子だ」
東雲はシオンに向かってそう言う。
『スペシャルマッチ、第2戦!』
「「スタンドアップ・ヴァンガード!!」」
「閃きの騎士ミーリウス!」
「革の戒めレージング!」
閃きの騎士ミーリウス PW5000
革の戒めレージング PW5000
「僕のターン!ドロー!繊月の騎士フェレックスにライド!ミーリウスは移動!ターンエンド!」
繊月の騎士フェレックス PW8000
R フェレックス R
R ミーリウス R シオンの手札5枚 山札43枚
「俺のターン!ドロー!筋の戒めドローミにライド!レージングは移動!」
筋の戒めドローミ PW8000
R ドローミ R
R レージング R
「レージングのブースト、ドローミでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!」
「ドライブチェック『神界蛇ヨルムンガンド』」
「ダメージチェック『ナイト・オブ・フラッシュ(☆)』クリティカルトリガー!効果は全部ヴァンガードに!」
「ターンエンド」
PW13000➡PW8000(+5000) 東雲の手札6枚 山札42枚 シオンのダメージ1枚
「僕のターン!ドロー!ライド!絶剣の騎士リヴァーロ!ナイト・オブ・ツインソード、変革の騎士ピールをコール!」
ナイト・オブ・ツインソード PW9000
変革の騎士ピール PW7000
R リヴァーロ ツインソード
R ミーリウス ピール
「ピールのブースト、ツインソードでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『青春の女神へーべー(治)』」
「ミーリウスのブースト、リヴァーロでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード」
「ドライブチェック『月柱の騎士シシルス』」
「ダメージチェック『バンピング・バッファロー(☆)』クリティカルトリガー。効果は全てヴァンガードに」
「ターンエンド!」
PW16000➡PW8000+SH10000=18000
PW15000➡PW8000(+5000) シオンの手札4枚 山札40枚 東雲のダメージ1枚
「ユナサン支部の方針に対する意義、それに神崎支部長、さらには明日川タイヨウ・・・。君たちは様々な思いや覚悟をもってこのスペシャルマッチに臨んでいるようだが・・・それを忘れてくれないか?」
「!」
東雲の言葉に少しばかり反応するシオン。
「俺にはどうでもいいことだ。ライド!貪り喰らうものグレイプニル!ドローミと神界蛇ヨルムンガンドをコール!」
貪り喰らうものグレイプニル PW9000
神界蛇ヨルムンガンド PW9000
ヨルムンガンド グレイプニル R
ドローミ レージング R
「俺はユナサンが気に入っている。だが、ただそれだけだ。ユナサンの主義や思想を背負う気もなければ、傾倒もしていない。レージングのブースト、グレイプニルでヴァンガードにアタック」
「ノーガード!」
「ドライブチェック『戦巫女ククリヒメ(☆)』クリティカルトリガー。パワーはヨルムンガンドに、クリティカルはグレイプニルに」
「くっ!ダメージチェック『ナイト・オブ・グレートスピア』『変革の騎士ピール』」
「ドローミのブースト、ヨルムンガンドでヴァンガードにアタック」
「ノーガード!」
ヨルムンガンドは魂の蛇を操り、その蛇はリヴァーロ(シオン)を強く締め付ける。
「ぐわああああ!!ダメージチェック『夢の運び手べレヌス(☆)』クリティカルトリガー!効果は全部ヴァンガードに!」
「ターンエンド。俺はファイトを楽しみたい。それ以外のものは何もいらない。このファイトは、俺と君だけのものだ」
PW14000➡PW10000
PW22000➡PW10000(+5000) 東雲の手札4枚 山札39枚 シオンのダメージ4枚
『ダメージは4対1、序盤から東雲選手が大きくリードする展開。やはり彼の勝利は揺るぎないようです』
「僕のターン!スタンド&ドロー!僕の情熱は君の剣と共に!ライド!青天の騎士アルトマイル!!」
青天の騎士アルトマイル PW11000
「アルトマイル・・・君がヴァンガードを始めた時からずっと使い続けているユニットだね。・・・俺に負けたユニットだ」
東雲は笑みを浮かべながらシオンに皮肉を述べる。
R アルトマイル ツインソード
R ミーリウス ピール
「アルトマイルでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード」
「ツインドライブ『ナイト・オブ・ツインソード』『ヒーリング・ペガサス(治)』ヒールトリガー!ダメージを回復してパワーをツインソードに!スカイノーブルスラスト!!」
アルトマイル(シオン)はグレイプニル(東雲)にそのまま近づき、縦に斬撃を与える。
「ダメージチェック『神界獣ハティ』・・・不思議だ。なぜそんなにアルトマイルに固執するんだい?騎士たるユニットに自己投影かい?それとも、何か思い出でもあるのかな?・・・だとしても、それにいったい何の意味がある?」
東雲は意地の悪い笑みを浮かべながら淡々と述べる。
「あなたにはあなたのやり方があるように、僕には僕のやり方がある!ピールのブースト、ツインソードでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード。ダメージチェック『竈の女神ヘスティア』」
「ターンエンド!」
PW16000➡PW9000
PW21000➡PW9000 シオンの手札6枚 山札34枚 東雲のダメージ3枚
「・・・君は何も変わっていないな。解き放て!滅びを告げる狼の咢!ライド!神界獣フェンリル!!」
神界獣フェンリル PW11000
「ストライドジェネレーション!大天使ドゥームブレイス!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『神界獣フェンリル』グレード3
大天使ドゥームブレイス PW26000 ハーツ『神界獣フェンリル』
「
「Gユニットのスキルでリアガードをパワーアップ・・・」
「そしてソウルブラストしたユニットをコールする・・・あいつお得意の戦法だ!」
「それだけじゃなくてソウルがドロップゾーンに置かれて、リアガードもパワーアップなんて・・・なんてスキルなの⁉」
ヨルムンガンド ドゥームブレイス グレイプニル
ドローミ レージング R
「君は何も変わらない。俺と負けた時と同じままだ。グレイプニルでナイト・オブ・ツインソードにアタック!」
「ノーガード!」
「ヴァンガードとともに、フェンシング、綺場の跡取りも、またすべてを選び、全てを掴もうとしている。レージングのブースト、ドゥームブレイスでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!」
「トリプルドライブ『神界獣ハティ』『フライング・ケリー』『クレイマー・ハリー』」
ドゥームブレイス(東雲)は銃に赤い閃光弾のエネルギーを溜め、そして閃光をアルトマイル(シオン)目掛けて放つ。アルトマイル(シオン)はその閃光をまとも喰らう。
「うわあああああ!!ダメージチェック『ナイト・オブ・フラグメント』」
「相変わらず、今も中途半端なままだ。ドローミのブースト、ヨルムンガンドでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!ダメージチェック『バーニングメイン・ライオン(☆)』クリティカルトリガー!効果は全部ヴァンガードに!」
「ターンエンド」
PW9000➡PW9000
PW31000➡PW11000
PW29000➡PW11000(+5000) 東雲の手札6枚 山札27枚 シオンのダメージ5枚
『東雲選手の怒涛の攻撃が炸裂!5ダメージの綺場選手、もう後がありません』
(くっ!やはり・・・強い!)
東雲の強さにシオンは戦慄する。
「シオンの奴、大丈夫かよ・・・」
「トリガーの運もいまいちみたいですからね・・・」
「どういうこと?」
「見てみろ、シオンのダメージを。ことごとくトリガーを無駄うちしているんだ」
「しかもあれ、全部最後の攻撃に出たやつだからなぁ・・・」
東雲の最後のアタックでクリティカルトリガーが出てきている。そう考えれば確かに無駄うちが多い場面がある。
「シオン君・・・」
「心配ねぇ。ここんとこずっと、俺とファイトしてんだ。勝負はこれからだ!」
カムイの言葉に一同は縦に頷いてシオンのファイトを見守る。
「ジェネレーションゾーン・・・解放!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『月柱の騎士シシルス』グレード1+2
「天翔連撃!!無限の未来をこの手に!!ストライド・・・ジェネレーション!!!!朧の聖騎士ガブレード!!!!」
朧の聖騎士ガブレード PW26000 ハーツ『青天の騎士アルトマイル』
「アルトマイルの
ナイト・オブ・フラグメント PW9000
フラグメント ガブレード ツインソード
R ミーリウス ピール
「あなたに負けて、僕はヴァンガードを捨てようとした。でも気づいたんだ。それは間違いだと!!ガブレードでヴァンガードにアタック!ホーリー・フィアス・ブラスト!!」
「完全ガード『衰微の女神ヘル』(コスト『フライング・ケリー』)」
ガブレードは剣の一閃の斬撃の光をフェンリル(東雲)に与えようとするがヘルの番傘でそれを防ぐ。
「簡単には通してくれないわね・・・」
「あいつは何度もシオンのファイトを見ているからな・・・」
「トリプルドライブ『ホーリーナイト・ガーディアン』『ナイト・オブ・グレートスピア』『青天の騎士アルトマイル』くっ!」
「くそ!トリガーが引けねぇ!」
(それでも・・・シオンならどうにか・・・)
ユイは必勝祈願のお守りを握りしめながらシオンの勝利を祈っている。
「ピールのブースト、ナイト・オブ・ツインソードでヴァンガードにアタック!ツインソードの
てっくがる PW8000
「ノーガード。ダメージチェック『貪り喰らうものグレイプニル』」
「よし!」
「ダメージを4に追い込んだ!これなら・・・」
「気に入らねぇ」
「「え?」」
クロノの言葉にトコハとユイは首を傾げる。
「あの野郎、ずっと笑っていやがる」
クロノの言う通り、東雲はこのファイトが始まる前からずっと笑みを浮かべていた。
「・・・決して揺るがず、動じず、迷わず・・・それが東雲さんの強さだ」
ディマイズの控室にいるタイヨウはそう呟いた。
「なぁ、君は実感しているんじゃないか?全てを掴むという事が、君の理想が、いかに困難であるかを。フェンシングの選手としても、綺場の業績にしても、思うような成果を出ていない。違うかい?」
「・・・・・・」
「努力を惜しまない君のことだ。もちろん一定の成果はあるだろう。だが、それは君の望む成果には程遠い」
「・・・!ナイト・オブ・フラグメントでヴァンガードにアタック!てっくがるの
「ガード!『クレイマー・ハリー』『ドリーミング・ドラゴン(醒)』」
「くっ!ターンエンド」
PW31000➡PW11000(完全ガード)
PW33000➡PW11000
PW24000➡PW11000(+15000) シオンの手札7枚 山札27枚 東雲のダメージ4枚(裏1枚)
「全てを手に入れる。だがそれでは何1つ手に入らない。君が大いに掲げる自己矛盾。誰よりも高い頂へ。それが君だ。完璧ゆえに起こる悲劇だよ」
淡々と述べる東雲の言葉にシオンの睨みはより一層強くなる。
『起死回生を狙った綺場選手のターンですが、与えたダメージはわずか1ダメージのみ!さすが東雲選手。もはや勝利は確定したといってもいいでしょう』
「・・・・・・」
司会の勝手な勝利のイメージの押しつけにユイは拳を強く握りしめる。
「ユイ、ここはこらえて」
「・・・うん。わかってはいるんだけどやっぱりこういうのを聞くとね・・・」
「心配いらねぇさ。シオンは絶対に勝つ!」
3人がそんな会話をしている間に東雲のストライドフェイズに移る。
「ジェネレーションゾーン・・・解放!!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『神界獣フェンリル』グレード3
「黄昏の世界に、終末の裁きを・・・!!ストライド・・・ジェネレーション!!!!」
神界より現れしその美しき青き獣は破壊という名の喜びを求めるために、その姿を未来より現れた。
「破壊神獣ヴァナルガンド!!!!」
破壊神獣ヴァナルガンド PW26000 ハーツ『神界獣フェンリル』
「
ヨルムンガンド ヴァナルガンド グレイプニル
ドローミ R R
「ヴァナルガンドでヴァンガードにアタック!ヴァナルガンドのスキル!ソウルブラスト!『神界獣ハティ』『神界獣ハティ』『神界獣スコル』『バンピング・バッファロー(☆)』『衰微の女神ヘル』『革の戒めレージング』さらにGゾーン裏のヴァナルガンドを表にし、スキルを与える!」
ソウルを支払った後、ヴァナルガンドに神々しい光が包み込む。
「なんだ・・・今のは・・・」
「天の啓示さ」
「?」
「フェンリルとレージングのスキル!神界獣ハティを2体スペリオルコール!さらにヨルムンガンドはスキルでパワープラス6000!」
神界獣ハティ PW7000
「俺は・・・人の未来が見える」
「?」
「そのような力が俺にはあるのさ。子供の頃からね」
控室にいるクロノとトコハ、ユイは東雲の言っていることを半信半疑で聞いている。
「なに言ってんだあいつ?」
「人の未来が見える?そんなのあるわけが・・・」
東雲の言葉は神崎や伊吹にも聞こえている。
「面白いことをいう。先が見える。それゆえ心も乱れぬか。道理だな」
神崎がそう口にすると、伊吹の携帯から電話が鳴る。伊吹はすぐに携帯に手を取り、通話する。
「・・・そうか。わかった」
伊吹はそれだけ言い残し、通話を切って神崎に報告する。
「普及協会本部より連絡がありました。対処します」
「ああ」
神崎に報告を終えると伊吹はそのまま部屋から出ていく。
「ブラフですか?それとも、このファイトで負ける僕の姿が見えるとでも?」
シオンの問いに東雲は首を横に振る。
「俺に見えるのは、君の未来だ」
「!」
「根本的な解決をせず、漠然とした不安を抱えたまま、君は道を行く。頑なに、自分を変えることなく・・・。君の道の先にあるもの・・・それは死に至る病。待っているのは絶望。君の未来は闇に閉ざされている」
「完全ガード!『ホーリーナイト・ガーディアン』(コスト『ナイト・オブ・グレートスピア』)」
ヴァナルガンドがアルトマイル(シオン)に雷鳴を放ったと同時に神殿の周りにある青い炎が2つ消えた。その雷鳴はアルトマイル(シオン)に直撃する前にホーリーナイトが防ぐ。
「よし!」
「完全ガードでヴァンガードの攻撃を凌いだ!」
「これでトリガーさえ来なければ・・・」
「トリプルドライブ。ヴァナルガンドのスキル発動。山札の上4枚見て、山札の置き場所を決める。2枚は上に、2枚は下に。天の啓示に従い未来を変える」
ヴァナルガンドのスキルによってドライブチェックで引くはずのカードを東雲は顔色一つ変えずに4枚操作する。
「何⁉」
「そんなことしたら・・・」
「トリガーを引く確率が・・・」
「『バンピング・バッファロー(☆)』『戦巫女ククリヒメ(☆)』『戦巫女ククリヒメ(☆)』クリティカルトリガー、トリプル!これによりグレイプニルはパワー19000、クリティカルは3、ヨルムンガンドはパワー20000、クリティカル2!」
「あんなスキルなら、嫌でもトリガーが出るに決まってるじゃないですか!」
「な、なんだ!!あのイカサマスキルは!!」
東雲がトリプルクリティカルを引き、青き炎がまた1つ消えていった。それによって光が徐々に消え、辺りが暗くなっていく。
「ヴァンガード、フェンシング、綺場・・・何かを選ぶことができない。それが君の弱さ、君の罪だ。そして絶望は君への罰。圧倒的な闇という恐怖が君を襲う。だが恐れることはない。俺が君を救う。闇を照らす光となる。綺場シオン、俺が君に未来を与える。ドローミのブースト、ヨルムンガンドでヴァンガードにアタック。だから今は、闇に抱かれ、静かに眠るといい!!!」
ヨルムンガンドの操る魂の蛇はアルトマイル(シオン)に噛みつこうとした瞬間、神殿の青き炎は全て消えてしまった。これによって当たり全体が真っ暗闇になる。
「シオン!!」
何も見えない暗闇の中で、1筋の光が見えてきた。そこには・・・
「完全ガード『ホーリーナイト・ガーディアン』(コスト『月柱の騎士シシルス』)」
アルトマイル(シオン)を守るホーリーナイトがいた。これには東雲は多少ながらも驚いていた。
「あなたが与える未来なんて、くそくらえだ!!」
「・・・ハティのブースト、グレイプニルでヴァンガードにアタック!」
『「ガード!『ヒーリング・ペガサス(治)』『繊月の騎士フェレックス』インターセプト!『ナイト・オブ・ツインソード』」
「・・・ターンエンド」
PW26000➡PW11000(完全ガード)
PW28000➡PW11000(完全ガード)
PW26000➡PW11000+SH20000=30000 東雲の手札5枚 山札19枚 シオンのダメージ5枚(裏1枚)
「あなたはこのファイトを楽しむと言った。それは僕も同じだ。でも思いは違う。僕はこのファイトの楽しみをみんなで分かち合いたい!チームのメンバーや、仲間たちと一緒に、楽しさを感じ合いたい。それが僕の、ヴァンガードの原点だから!」
シオンは言葉を紡ぎだしながらヴァンガードをみんなと楽しみ合っている昔を思い返している。
「僕がヴァンガードを通して得た繋がりであり、喜びであり、光だ。僕は自分の可能性を信じる!僕の未来は、あなたが見える未来だけじゃない!僕の可能性の分だけ、未来は無数にある!そして僕は行く!あなたが決して見ることのできない未来へ!!」
ジェネレーションゾーン コスト『青天の騎士アルトマイル』グレード3
「飛翔無限!!遥かなる未来をこの手に!!ストライド・・・ジェネレーション!!!!」
暗闇の中から一筋の光がアルトマイル(シオン)を包み込み、その光から出てきたのは未来の力を手に入れたアルトマイル(シオン)だった。
「飛天の聖騎士アルトマイル!!!!」
飛天の聖騎士アルトマイル PW26000 ハーツ『青天の騎士アルトマイル』
未来の姿を得たアルトマイル(シオン)の登場により、炎の消えた全ての灯台に新たに橙色の炎が灯る。それによってフィールド全体が明るくなった。
「闇が消えた!」
「暖かくて、優しい光・・・」
「ワオ!シオンのイメージの力だよ!」
「あいつ、やるじゃねぇか!!」
一同が歓喜に震える中、岩倉はシオンの成長ぶりを微笑ましく見届けていた。
「あなたに負け、自分の弱さを知った。そして、僕の弱さが僕を強くした!
風雅の騎士ベニゼール PW9000
アルトマイルのスキルによってグレード2増やしていき、ピールのスキルによってリアガードのパワーがだんだんと上がっていく。
「すげぇ・・・。2体のピールのスキルでパワーがどんどん上がっていく!」
「グレード2がコールされるたびにスキルが発動する!」
「さらにベニゼールのスキルでまだまだパワーがあがるよ!」
「ベニゼールのスキル発動!カウンターブラストとソウルブラストで、ベニゼールを上書きして、てっくがるをスペリオルコール!ピールのスキル!パワープラス2000!」
フラグメント アルトマイル ツインソード
ピール てっくがる ピール
「フラグメントでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード。ダメージチェック『竈の女神ヘスティア』!」
「人を見下ろしているあなたには、見えない未来がある!アルトマイルでヴァンガードにアタック!てっくがるのスキル!ソウルブラストでてっくがるのパワーをアルトマイルに!」
「(・・・ここでガードしてもリアガードの攻撃がくるか。なら・・・)ノーガード」
「トリプルドライブ『月柱の騎士シシルス』『風雅の騎士ベニゼール』『ホーリーナイト・ガーディアン』心を開いて手をつなげば、世界はどこまでも広がっていく!1人じゃ見えない未来を、みんなと一緒なら見えてくる!僕は掴んでみせる!その未来を、アルトマイルと共に!それが僕の、ヴァンガードだああああ!!!」
アルトマイル(シオン)は双剣に光を宿らせ、フェンリル(シオン)に一閃、二閃と強力な光の斬撃を与えるのであった。
PW15000➡PW11000
PW34000➡PW11000
ダメージチェック『神界蛇ヨルムンガンド』
シオンのダメージ5枚 東雲のダメージ6枚 勝者シオン
『だ、ダメージ6・・・。な、な、なんと勝ったのは、綺場選手。ディマイズの絶対エース、東雲選手敗れる・・・』
「やったぁ!!やったやったやったぁ!!」
「「よっしゃあ!!」」
シオンが東雲に勝ったことにより、クロノとトコハはハイタッチし、ユイはぴょんぴょん飛び跳ねて喜びに浸っていた。
「トリガーを全部当てた東雲の攻撃を凌いで、トリガーを外したシオンが勝つなんてな!やっぱおもしれぇぜ!ヴァンガードは!」
一同は観客席で興奮に浸っているのとは別に、ユナサンファイターたちはまさか東雲まで負けることが信じられず、ざわつきが強くなる。
「・・・俺に負けたことで新たな未来を手にしたか。俺の知りえぬ未来を。・・・ならばもっと羽ばたけ、綺場シオン。翼を折るなら・・・その方が楽しい・・・!」
東雲は不気味な笑みを浮かべながら、不気味な言葉を残して会場から去っていく。東雲の言葉を聞いたシオンは一瞬だけ寒気が生じた。
「(弱さは罪。東雲ショウマ・・・彼の強さはまた偽りだった)だったら、僕が証明する!ユナサンの正義を、真の強さを!新導クロノと佐倉ユイに勝って!」
ディマイズの控室にいるタイヨウはトライフォーの控室にいるクロノとユイを見つめてそう言葉にした。
☆
ユナサン支部の研究室、伊吹はユナサン支部の研究員たちの腹部に拳を振るい、研究員たちを全員気絶させた。伊吹の視線にあるのは、装置の中に入っている光が凝縮されて吸収しているカード1枚だった。
「・・・ディペンドカード・・・」
伊吹は装置に入っているカードに手を伸ばすのであった。
to be continued…
トコハ「シオンすごい!あの東雲ショウマに完勝じゃん!」
シオン「ありがとう。これも、クロノやトコハ、ユイのおかげだよ」
クロノ「いやいや、お前自身の力だ。マジで震えたぜ!」
ユイ「ところでタイヨウ君とファイトするのって私?それともクロノ?」
シオン「露払いの役割は果たしたし、あとはクロノとユイなんだけど・・・」
トコハ「そう言えばそれまだ決めてなかったわね。誰が出るの?」
クロノ「だったらここは1つじゃんけんで・・・って、何だか周りが騒がしいな」
シオン「確かに・・・」
トコハ「いったい、何が起きてるの?」
ユイ「こうなったら調べる一択だよ!」
TURN47「ストライドフォース」