ここまで来るのに長かったような短かったようなという気持ちがいっぱいです。
最後の描写にストビク要素をちょこっと入れてみました。
それではどうぞ!
ユナイテッド・サンクチュアリ支部主催のスペシャルマッチの3回戦開始7分前、クロノはお手洗い神崎の目的を思い返し、神崎に対して怒りを表している。
『理解できまいな。だが、俺はかつてこの目で確かに見たのだ。あの奇跡を体現するために、ここの全てが存在する!』
「・・・絶対に許さねぇ、神崎の奴!!」
「固いなぁ~」
「!」
突然声が聞こえたため、クロノは辺りをキョロキョロしていると、大便の水が流れる音がした後、大便のドアからハイメが出てきた。
「浅草名物型焼きせんべいよりも固いよ。今のクロノは」
ハイメはそう言ってきちんと手を洗う。ハイメはクロノの表情を見た後、クロノの頬をぐいぐいといじる。
「うお⁉」
「固いお顔をマッサージー♪」
「な、何すんだよいきなり⁉」
「あはは、ちゃーんと手を洗ったよー♪」
ハイメはクロノの顔を見て、こう口を開く。
「クロノ、今日は何しに来たんだっけ?」
「・・・・・・」
「エンジョイしなきゃ!」
クロノたちがここに来た目的は神崎に怒りをぶつけるためじゃない。ヴァンガードを楽しむために、それをユナサンファイターたちに教えるために来たのだ。それを思い出したクロノは笑みを浮かべる。
「・・・ああ。そうだったよな。ありがとうな、ハイメ!」
クロノの言葉を聞いたハイメはクロノにグッドサインを送る。
TURN48「クロノVSタイヨウ」
7分後、3回戦開始時刻となり、クロノもタイヨウも会場に立っていた。
『お待たせいたしました!これより、スペシャルマッチ第3戦を始めます!ユナサン支部、新進気鋭のファイター、並々ならぬ努力で、チームディマイズ入りを果たした、明日川タイヨウ選手!』
司会者がタイヨウを名乗りを上げた瞬間、ユナサンファイターたちは歓声をタイヨウに向ける。
「プレッシャーですね、タイヨウさん」
「そんなことはない。むしろ、みんなの期待がパワーになるよ」
「さすがタイヨウさん!」
「ユナサンの誇りにかけて必ず倒してくださいっす!」
「ああ。このバングルに誓って・・・」
タイヨウはユナサンのバングルを見て、必ず勝つという誓いを立てる。
『対するはチームトライフォー、新導クロノ選手!』
『ブーッブーッ!!』
ユナサンファイターたちはクロノに対してブーイングを起こす。無理もない。羽島リンに続いて、東雲ショウマまでもが負けてしまったのだから。
バシンッ!
「いってぇ!」
3人はクロノの背中をバシンと叩く。これはクロノに気合を入れさせているのだ。クロノは3人の方を向くと、笑顔で頑張れの合図を送っている。クロノは3人に笑みを浮かべた後、堂々とギアースの装置の前に立つ。
「ついにきましたね。この時が」
「ああ」
クロノとタイヨウは自分のデッキをギアースに設置する。
『果たして明日川選手、羽島リン選手と東雲ショウマ選手のリベンジなるか?注目の1戦です』
『た・お・せ!た・お・せ!た・お・せ!』
ユナサンファイターたちはクロノを倒せコールをタイヨウに向けて放っている。
「す・・・すごい・・・」
「ディマイズも、もう後がありませんからね。必死なのでしょう」
「俺たちだって負けるか!ドラエンの底力、見せてやろうぜ!」
「そうです!トライフォーには、メガラニカの声援だってあります!」
一同はユナサンファイターたちに負けじとクロノを応援する。
『先攻は明日川選手、後攻は新導選手。続いては、フィールドの選択です』
「ユナイテッド・サンクチュアリの訓練所・・・ユイさんが僕にティーチングファイトしてくれたフィールド。そこでどうです?」
「ああ。わかった」
フィールドが決まったところで、いよいよ3回戦が始まる。
「「スタンドアップ・ヴァンガード!!」」
「ライジング・ライオネット!」
「ガンナーギア・ドラコキッド!」
ライジング・ライオネット PW5000
ガンナーギア・ドラコキッド PW5000
「僕のターン!ドロー!朝影の騎士キマルクスにライド!ライジング・ライオネットは移動!ターンエンド!」
朝影の騎士キマルクス PW8000
R キマルクス R
R ライジング R タイヨウの手札5枚 山札43枚
「俺のターン!ドロー!メーザーギア・ドラゴンにライド!ガンナーギアは移動!」
メーザーギア・ドラゴン PW8000
R メーザーギア R
R ガンナーギア R
「ガンナーギアのブースト、メーザーギアでヴァンガードにアタック!」
「ノーガードです」
「ドライブチェック『クロノジェット・ドラゴン』」
「ダメージチェック『遠矢の騎士サフィール』」
「ターンエンド!」
PW13000➡PW8000 クロノの手札6枚 山札42枚 タイヨウのダメージ1枚
「僕のターン!ドロー!暁光の騎士イアゴーにライド!イアゴーとすれいみーをコール!」
暁光の騎士イアゴー PW10000
すれいみー PW6000
R イアゴー イアゴー
R ライジング すれいみー
「すれいみーのブースト、リアガードのイアゴーでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『ドキドキ・ワーカー(☆)』」
「ライジング・ライオネットのブースト、ヴァンガードのイアゴーでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!」
「ドライブチェック『曙光の騎士ゴルボドゥク』」
「ダメージチェック『スモークギア・ドラゴン』」
「ターンエンドです」
PW16000➡PW8000+SH10000=18000
PW15000➡PW8000 タイヨウの手札4枚 山札40枚 クロノのダメージ1枚
「俺のターン!スタンド&ドロー!ライド!スモークギア・ドラゴン!」
スモークギア・ドラゴン PW10000
R スモークギア R
R ガンナーギア R
「ガンナーギアのブースト、スモークギアでヴァンガードにアタック!」
「ノーガードです」
「ドライブチェック『スチームブレス・ドラゴン』」
「ダメージチェック『投刃の騎士メリアグランス』」
「ターンエンド!」
PW15000➡PW10000 クロノの手札6枚 山札39枚 タイヨウのダメージ2枚
「ここまでは前哨戦ってとこね」
「でも、グレード3になってからが本番だよね」
「ここからだ、クロノ」
「僕のターン。スタンド&ドロー。発現せよ!この身に宿りし新たなる力!ライド!旭光の騎士グルグウィント!!」
旭光の騎士グルグウィント PW11000
「さらにイアゴーをコール!」
イアゴー グルグウィント イアゴー
R ライジング すれいみー
「左のイアゴーでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『ラッキーポッド・ドラコキッド(引)』」
「すれいみーのブースト、イアゴーでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!ダメージチェック『アップストリーム・ドラゴン』」
「ライジング・ライオネットのブースト、グルグウィントでヴァンガードにアタック!」
「ノーガードだ!」
「ツインドライブ『神聖魔道士プイス』『フレイム・オブ・ビクトリー(☆)』クリティカルトリガー!効果は全てヴァンガードへ!」
グルグウィント(タイヨウ)はスモークギアに近づき、剣で重い一撃を与える。
「くっ!ダメージチェック『スチームメイデンアルリム』『スチームメイデンウルル(治)』ヒールトリガー!ダメージを1回復!パワーはヴァンガードに!」
「ターンエンドです」
PW10000➡PW10000+SH5000=15000
PW16000➡PW10000
PW16000➡PW10000(+5000) タイヨウの手札5枚 山札36枚 クロノのダメージ3枚
「俺のターン!スタンド&ドロー!今度はこっちから行くぞ!タイヨウ!導くぜ未来!切り開け世界!ライド!クロノジェット・ドラゴン!!」
クロノジェット・ドラゴン PW11000
「ストライドジェネレーション!!!時空竜エポックメイカー・ドラゴン!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『スチームブレス・ドラゴン』グレード1+2
時空竜エポックメイカー・ドラゴン PW26000 ハーツ『クロノジェット・ドラゴン』
「クロノジェット・ドラゴンの
グリマーブレス・ドラゴン PW9000
アップストリーム・ドラゴン PW9000
グリマーブレス エポックメイカー アップストリーム
R ガンナーギア R
「クロノジェットとグリマーブレスのスキルでリアガードを2体除去。想定範囲内です。問題ありません」
「グリマーブレスでヴァンガードにアタック!「ノーガード。ダメージチェック『聖弓の奏者ヴィヴィアン』」ガンナーギアのブースト、エポックメイカー・ドラゴンでアタック!刃にほとばしれ、時空の光! 双剣烈断!!」
「完全ガード!『神聖魔道士プリデリー』(コスト『朝影の騎士キマルクス』)」
エポックメイカーはグルグウィント(タイヨウ)に向けて二刀両断しようとしたが、プリデリーが魔法の障壁でそれは防がれた。
「トリプルドライブ『スチームファイターバリフ』『頂に立つギアウルフ』『スチームバトラーマシュダ(☆)』クリティカルトリガー!効果は全部アップストリームに!アップストリームでヴァンガードにアタック!アップストリームの
「ガード!『フレイム・オブ・ビクトリー(☆)』」
「アタック終了後、アップストリームを山札の下に置いて、スチームファイターウルニギンをレスト状態でスペリオルコール!これでターンエンドだ」
スチームファイターウルニギン PW7000
PW11000➡PW11000
PW31000➡PW11000(完全ガード)
PW18000➡PW11000+SH10000=21000 クロノの手札5枚 山札32枚 タイヨウのダメージ3枚
「僕のターン!スタンド&ドロー!ストライドジェネレーション!!!疾駆の黄金騎士カンベル!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『曙光の騎士ゴルボドゥク』グレード1+2
疾駆の黄金騎士カンベル PW26000 ハーツ『旭光の騎士グルグウィント』
「
神聖魔道士プイス PW9000
R カンベル プイス
R ライジング すれいみー
「ライジング・ライオネットのブースト、カンベルでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!」
「トリプルドライブ『すれいみー』『老練の騎士ダンヴァロ』『投刃の騎士メリアグランス』」
カンベルは矢を構えて狙いをクロノジェットに定めて、渾身の一撃の矢を放つ。クロノジェットは腕をクロスさせたため、たいした致命傷はついていない。
「ダメージチェック『スチームブレス・ドラゴン』」
「カンベルのスキル発動!山札から5枚見て、遠矢の騎士サフィールをスペリオルコール!残りは山札に戻してシャッフル!そしてパワープラス2000!サフィールスキル発動!山札から登場したので、カウンタチャージとソウルチャージ『旭光の騎士グルグウィント』すれいみーのブースト、プイスでヴァンガードにアタック!プイスの
「ガード!『スチームバトラーマシュダ(☆)』」
「すれいみーのブースト、サフィールでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『スチームメイデンウルル(治)』」
「ターンエンドです」
PW31000➡PW11000
PW15000➡PW11000+SH10000=21000
PW16000➡PW11000+SH10000=21000 タイヨウの手札5枚 山札29枚 クロノのダメージ4枚(裏2枚)
『明日川選手、素晴らしい布陣を展開だ!ただ仲間を呼んだだけじゃない!すれいみーはなんと後方からガーディアンを呼べる優秀なユニット、まさに鉄壁の防御です!』
「これがゴールドパラディンの真骨頂!」
「さすが俺たちのタイヨウさん!」
タイヨウに従えている子供ファイターはタイヨウに称賛の言葉を称える。
「ティーチングファイトの後、あなたとファイトしたようにはいきませんよ。ユイさんのファイトの敗北以来、僕はさらなる訓練を重ねたのですから。全てはクロノさんとユイさんに勝利するため、全てはユナサンの正義を証明するため。弱かった時の僕は1人ぼっちでした。でも強さは、色々なものをもたらしてくれた!僕にも友達ができたんです!」
「・・・それ、楽しいのか?」
「・・・何ですか、楽しいって?・・・さあ、クロノさんのターンですよ。何が来ても、僕は防いで見せます」
「だったら見せてやる!お前が見たことのないこいつでな!!ストライドジェネレーション!!!時空獣アップヒーバル・ペガサス!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『スチームファイターバリフ』グレード3
時空獣アップヒーバル・ペガサス PW26000 ハーツ『クロノジェット・ドラゴン』
「アップヒーバル・ペガサスのスキル発動!ハーツがクロノジェットだから、リアガード全てを山札の下へ!みんな消し飛ばしてやるぜ!!」
フィールドに時空の穴が現れ、その穴にすれいみー2体、プイス、サフィール、ライジング・ライオネットが吸い込まれていった。
「山札の上から、同じ枚数をコールだ!」
アップヒーバルのスキルによってタイヨウの盤面はこうなっている。
プイス グルグウィント ファーマシー
リンガー リンガー ゴルボドゥク
曙光の騎士ゴルボドゥク PW7000
ファーマシー・ウィッチ(治) PW5000
ギガンテック・リンガー(醒) PW4000
「これで自慢の布陣もズタズタだな!」
「いんや、そいつはどうかな」
ツネトの言葉にマサトはそう一言述べる。
「
頂に立つギアウルフ PW7000
グリマーブレス アップヒーバル スモークギア
ウルニギン ガンナーギア ギアウルフ
「ギアウルフのブースト、でヴァンガードにアタック!」
「ガード!『ファーマシー・ウィッチ(治)』」
「ぶちかませ!ガンナーギアのブースト、アップヒーバル・ペガサスでヴァンガードにアタック!!」
「ノーガードです」
「トリプルドライブ『スチームファイターバリフ』『スチームメイデンアルリム』『ドキドキ・ワーカー(☆)』クリティカルトリガー!パワーはグリマーブレスに、クリティカルはアップヒーバルに!双翼動乱!!」
アップヒーバルは時計の紋章を出現させ、その紋章出てきた雷鳴がグルグウィント(タイヨウ)を襲う。
「ダメージチェック『神聖魔道士プリデリー』『エアレイド・ライオネット(☆)』クリティカルトリガー!効果は全てヴァンガードへ!」
「ウルニギンのブースト、グリマーブレスでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『エアレイド・ライオネット(☆)』」
「くっ!ターンエンドだ」
PW17000➡PW11000+SH10000=21000
PW31000➡PW11000(+5000)
PW21000➡PW16000+SH10000=21000 クロノの手札4枚 山札27枚 タイヨウのダメージ5枚(裏2枚)
「惜しい!あとちょっとだったのに・・・」
「だけど、ダメージは5枚になった!」
「このままいってくれれば・・・」
「・・・アップヒーバル・ペガサス。リアガードを全て山札の下へ送り、さらに枚数分だけコールすることによって、布陣を潰させるスキル。ですがそれは、ユナサンの大会にて、データを習得済みです」
「なに⁉」
「ジェネレーションゾーン・・・解放!!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『旭光の騎士グルグウィント』グレード3
「僕の掴む未来、新たな力を今ここに!!ストライド・・・ジェネレーション!!!!黄金竜スピアクロス・ドラゴン!!!!」
黄金竜スピアクロス・ドラゴン PW26000 ハーツ『旭光の騎士グルグウィント』
「グルグウィントの
老練の騎士ダンヴァロ PW11000
「なっ⁉そんなことが⁉」
「リアガードを入れ替えたくらいじゃ、動揺しねぇってことだな」
「俺もゴルパラ使ってっから、同じ立場だったら俺もリアガードを入れ替えるぜ普通」
「ピンチをチャンスに変えるだけの実力になったのか・・・」
一同の1部は体制を整えたこと動揺し、カムイとハイメ、ゴルパラ使いのマサトは冷静に解説をする。
「さらに、スピアクロスのスキル!カウンターブラスト(2)とGゾーン裏のスピアクロスを表にし、山札の上から5枚見て、Gゾーンの表の枚数分、ユニットのいないリアガードサークルに老練の騎士ダンヴァロとキマルクスをスペリオルコール!すれいみーをコール!」
ダンヴァロ スピアクロス イアゴー
キマルクス すれいみー ゴルボドゥク
『明日川選手、再び盤石な体制を整えたー!!今回まさに、攻防一体な布陣だ!!』
「計算通りです。これでわかったでしょう?僕の成長が。弱さは罪。それがユナサンの、絶対正義なんです!」
「タイヨウ・・・」
「すれいみーのブースト、スピアクロスでヴァンガードにアタック!」
「完全ガード!『スチームメイデンアルリム』(コスト『スチームファイターバリフ』)」
スピアクロスはクロノジェットに接近し、槍でクロノジェットを貫こうとしたが、アルリムの盾によってそれは防がれた。
「トリプルドライブ『投刃の騎士メリアグランス』『ファーマシー・ウィッチ(治)』ヒールトリガー!ダメージを回復してパワーをダンヴァロへ!『エアレイド・ライオネット(☆)』クリティカルトリガー!効果は全部イアゴーへ!クロノさん、僕が勝ちます。クロノさんの次はユイさんです。僕が2人に勝つことで、ユナサンの正義を示して見せます!」
(・・・手札は残り2枚、ダメージは4・・・。ここは守り切るしかねぇ。だけど次のターンで、どう攻めていくか・・・)
クロノが守り切る前提で次のターンどう立ち回っていくかを考えていると・・・
「「「クロノーーー!!」」」
「!!」
控室にいた3人が会場の入場口に来て、クロノに喝を入れる。
「下ばっか見てんじゃないわよ!!あんたは今、タイヨウ君と戦っているんでしょ?!」
「君のファイトを見せるんじゃなかったのか、クロノ!!」
「そんな風に考えてばっかじゃ、タイヨウ君に思いは伝わらないでしょ?!しっかりしろ!!」
「トコハ、シオン、ユイ・・・」
「クロノーーー!!」
「新導くーーん!!」
観客席にいる一同も、クロノを全力で応援している。ハイメはクロノに向かって笑みを浮かべている。
「みんな・・・ハイメ・・・(そうだ・・・そうだよな・・・)」
「これで終わりです。トリガーの載ったダンヴァロでアタック!」
ダンヴァロがクロノジェットに近づき、その剣をクロノジェットに振るう。
「(俺は何しにここに来たんだ?タイヨウに、俺のヴァンガードを見せるためじゃねぇか!)ガード!『スチームバトラーマシュダ(☆)』『ドキドキ・ワーカー(☆)』インターセプト!『スモークギア・ドラゴン』」
「・・・!!キマルクスのブースト、イアゴーでヴァンガードにアタック!」
「(下見てる場合じゃねぇだろ!!)ノーガード!ダメージチェック『ドキドキ・ワーカー(☆)』クリティカルトリガー!効果は全部ヴァンガードに!」
「・・・ターン・・・エンド・・・」
PW32000➡PW11000(完全ガード)
PW32000➡PW11000+SH25000=36000
PW23000➡PW11000(+5000) タイヨウの手札7枚 山札20枚 クロノのダメージ5枚(2枚)
『なんと、なんと、新導選手、この凄まじい猛攻を全力で乗り切った!』
「まさか・・・あれだけの攻撃を・・・⁉」
「タイヨウ・・・さん・・・?」
ユナサンの司会者も、ユナサンファイターたちも、この事態に戸惑いを隠せないでいた。
「ふ~、何とか防ぎ切ったわね」
「でも、これからが正念場だ」
「クロノなら、きっと大丈夫だよ」
「僕の攻撃が・・・。手札はまだ7枚、ダメージも4でこの布陣。それに対してクロノさんは手札なし、もう何もできないのは明らか・・・」
タイヨウはクロノの顔を、瞳を見て、一瞬だけ怯んだ。クロノはタイヨウを見て、笑みを浮かべる。
「ホントすげぇな、タイヨウ。マジで強くなったな」
「クロノさんやユイさんに勝つためなら、どんな辛いことでも耐えられましたから。わからないでしょうね?僕の気持ちなんて。初めから強かったクロノさんには!」
「・・・ヴァンガードってさ、勝てば確かにうれしい。もちろん、負ければ悔しい。だけど、そればっかじゃねぇんだ。俺はヴァンガードを始めて、いろんな人と出会った。喧嘩だってした。迷惑だっていっぱいかけた。でも俺たちは今、一緒にここにいる。そう、ヴァンガードが、この出会いをもたらしてくれた」
「クロノ・・・」
クロノの想いに3人も笑みを浮かべる。
「誰かと笑ったり悩んだり、それが楽しいんだ。それがヴァンガードの熱さ、それが俺の、ヴァンガードなんだ!」
クロノはヴァンガードに対する思いをいった後、残り1枚の手札でコストを支払った。
「ジェネレーションゾーン・・・解放!!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『クロノジェット・ドラゴン』グレード3
「今こそ輝け!!我が未来!!その可能性!!ストライド・・・ジェネレーション!!!!」
クロノジェットに未来の光が包み込み、クロノジェットは未来への輝き、未来の可能性の姿、クロノドラゴン・ネクステージへと変化していった。未来の光を、ネクステージに照らしながら。
「クロノドラゴン・ネクステージ!!!!」
クロノドラゴン・ネクステージ PW26000 ハーツ『クロノジェット・ドラゴン』
「
グリマーブレス ネクステージ ギアウルフ
ウルニギン ガンナーギア R
「イアゴーにアタック!いけ、ギアウルフ!」
「の、ノーガード!」
「タイヨウ、お前と初めてファイトした時、俺はすごく楽しかった!」
「!」
「なぁ、どうしてヴァンガードを始めたんだ?ただ強くなりたかったからか?お前、本当は・・・」
「違う!!!」
クロノが確信を突こうとした時、タイヨウは声を荒げて否定する。
(い、いや・・・冷静になれ、冷静になるんだ。僕は強くなったんだから・・・)
「クロノドラゴン・ネクステージでヴァンガードにアタック!時空を切り裂き、運命の彼方へ消しとばせ!超然撃破!!」
ネクステージがアタックしようとした時、膨大なイメージ力が溢れだしていた。それを観客席とは別の場所で見ていた神崎は目を見開く。
(・・・あの方のユニットも、ギアクロニクルであったな・・・)
ネクステージは時空砲をグルグウィント目掛けて盛大に発射された。
「が、ガード!『ファーマシー・ウィッチ(治)』『エアレイド・ライオネット(☆)』『投刃の騎士メリアグランス』」
時空砲からグルグウィント(タイヨウ)を守ろうとするファーマシー、エアレイド・ライオネット、メリアグランス。
「トリプルドライブ『スチームブレス・ドラゴン』『グリマーブレス・ドラゴン』『ドキドキ・ワーカー(☆)』クリティカルトリガー!パワーはガンナーギアに、クリティカルはグリマーブレスに!」
「ここを耐えれば・・・落ち着くんだ!」
「クロノドラゴン・ネクステージの
ネクステージは過去の時間を巻き戻し、その姿を未来の姿になる前の姿、クロノジェットに戻っていった。
「クロノジェット・ドラゴンのスキルで、タイヨウはグレード1以上のユニットでガードできない」
「完全ガード封じか!」
「しかも、ジェネレーションブレイクの達成条件はもう満たしてますからね」
一同はクロノジェット・ドラゴンのスキルを関心しながら解説していった。
「・・・嫌だ。嫌なんだ。もう弱い自分になんて戻りたくない!だって・・・弱さは罪・・・」
「違うだろ!」
タイヨウの言葉にクロノは真正面から否定する。
「弱さは罪なんかじゃねぇ。負けたって終わりじゃないんだ。何度でもファイトできる!俺たちは、どんな未来も選べるんだ!」
「!!」
「時を超えて未来を掴め!ガンナーギアのブースト、クロノジェット・ドラゴンでヴァンガードにアタック!これが、俺の選んだせかいだああああああ!!」
クロノジェットはみんなの思いをのせて、その思いを答えるため、まっすぐと、グルグウィント(タイヨウ)に向かって突進する。その際にギアースの結晶がイメージ力に反応を示していた。
ツインドライブ『クロノジェット・ドラゴン』『スチームバトラーマシュダ(☆)』 クリティカルトリガー パワーはグリマーブレス、クリティカルはヴァンガードに
PW10000➡PW10000
PW26000➡PW11000+SH25000=36000
PW29000➡PW11000
ダメージチェック『神聖魔道士プイス』『神聖魔道士プリデリー』
クロノのダメージ5枚 タイヨウのダメージ6枚 勝者クロノ
あまりの事態に会場全体は静まり返っていた。そして、その静寂中で声を出したのは司会者だった。
『・・・・・・・・・しょ、勝者、新導クロノ選手!ど、どういうことでしょうか⁉我がユナサン、チームディマイズが、全敗となってしまったああああ!!』
「よっしゃー!!やったー!!」
「勝ったんだね、チームトライフォー!」
「何でしょう・・・まるで自分のことのようにうれしいです・・・」
トライフォーがディマイズに全勝したことによって、一同は興奮してはしゃいでいる。
「クロノ!やったー!」
「でも、タイヨウ君・・・」
「うん。それに、まだ終わってない」
ユイは自分のデッキを取り出す。会場にいるタイヨウは負けたことによって膝をつく。
「・・・僕は・・・絶対に・・・負けちゃいけなかったのに・・・」
タイヨウはタイヨウに従えていた子供ファイターたちの方を見る。その子供たちは見放すかのように、タイヨウから離れていった。それによってタイヨウの瞳から涙が溢れていた。クロノはそんなタイヨウに近づいていく。
「タイヨウ」
クロノはタイヨウに優しく語りかけていると・・・
「新導クロノ!俺と戦え!我の望みの為に!!」
会場のはるか上から神崎の言葉が響く。上を見てみるとそこには確かに神崎がいた。これには当然ユナサンファイターたちは驚いていた。
「はっ!そっちから出てくるなんてな!誘い出す手間が省けたぜ!」
会場の真ん中に3人が駆け寄ってくる。クロノ、シオン、トコハがユイの方見て静かにうなずく。ユイもうなずいた後、神崎の前に立つ。
「神崎ユウイチロウ!クロノとファイトする前に、私とファイトだ!!」
「ほう?」
神崎がクロノにファイトを申し込むのに対し、ユイが神崎にファイトを申し込んだ。そんなユイを3人はフォローを入れる。
「ユイがこのスペシャルマッチに挑んだ理由はね、あんたに挑むためなのよ!まさか、支部長ともあろう人が逃げたりしないわよね?」
「それにユイは、あなたが思っている以上に強いファイターだ!油断しているとあなたが負けるかもしれませんよ?」
「さあ、スペシャルマッチ第4戦といこうぜ、神崎!ユイに勝てたら俺が相手になってやるぜ!」
「・・・愚かな。敗者がいくら挑もうと、敗北するのは目に見えているであろう」
「世の中にはこんなことわざがあるのは知ってる?100戦挑めば必ず1戦は勝利するってね」
「ユイ・・・それあんたが考えたことわざ言葉でしょ・・・」
神崎は少し考えた後に、口を開いた。
「・・・いいだろう。先に貴様の要望に応えてやってもよい。曲りなりでも、地区予選でディマイズのメンバーだったものを倒し、特別選抜に選ばれた貴様なら、資格は十分だ。ただし、条件がある」
「条件?」
「佐倉ユイ、貴様が負けたら我がユナサン支部の一員になれ」
『!!??』
神崎が口にした条件にトライフォーだけじゃない。この会場全員が驚愕していた。
「新導クロノの代わりに貴様がファイトするのだ。これぐらいの対価は払ってもらわねばな。それに、俺はこれでも貴様の実力を買っているのだ」
「ゆ、ユイさんやめてください!そもそも、神崎支部長に勝てるわけないじゃないですか!」
タイヨウはそう言ってユイが神崎のファイトをやめさせようとする。
「どうする?そもそも、俺に勝つつもりで向かってこない者が俺に勝てるわけもない。気概すら感じない相手とファイトなど時間の無駄だ。そのようなファイターでは、我が支部に入れる価値もない。さあ、決めろ、佐倉ユイ!覚悟を決め、戦うか、逃げるのか!!」
神崎はユイに答えを求めている。だが、こんなことぐらいで逃げるユイではない。
「答えは決まってるんだろ?」
「もちろん!私は逃げたりなんかしない!本気で勝つつもりで神崎に挑む!」
「それでこそユイよ!」
「そうでなければ、君らしくもないしね」
3人はユイを見送り、タイヨウに顔を向ける。
「タイヨウ、ユイの、俺たちのファイトをしっかり見ててくれ」
タイヨウはギアースに向かっているユイを見つめる。
「条件をのむという事だな?いいだろう」
「証明させてやる!ユナサンのヴァンガードが間違っていることを!!」
ユナサン支部の全ての因縁に決着をつけるファイトが今まさに、始まろうとしていた。
to be continued…
トコハ「やったじゃんクロノ!」
シオン「タイヨウ君に見事に勝利、しかも勝ち方も素晴らしかった!」
クロノ「でも、本当にこれでタイヨウが目を覚ましてくれんのかな?」
ユイ「クロノはクロノにできることを精一杯やったから、後はタイヨウ君次第かな?」
クロノ「そうか・・・そうだよな!あいつを信じるしかないよな!」
トコハ「さて、次はいよいよ神崎が相手よ!行って来い、佐倉ユイ!」
シオン「僕たちの分まで、頼んだよ!」
ユイ「うん!任せておいて!」
TURN49「ユイVS神崎」