明日はリアルでは休みなのでギアースクライシス編の作成に移りたいと思っております。
それでは、まずは1話目です。どうぞ!
クロノVS伊吹
ユナイテッド・サンクチュアリ支部スペシャルマッチから2週間後、今日もカードキャピタル2号店で一同はヴァンガードを楽しんでいた。その一同の中にコズミックドライブも遊びに来ていた。今現在はクロノとクミがファイトを行っていた。ユイとアンはファイトを観戦しながらユナサン支部について話し合っていた。
「ユナサン支部、あれからどうなったんだろう?」
「神崎し・・・元支部長がユナサン支部から去っていってからファイターがめっきり減っていったっていう噂をここに来るまで何度も耳にしましたからね・・・」
「何事もなければいいんだけどね・・・」
「そうですね・・・」
2人がそんな話をしている間にファイトは決着がついた。結果はクミのトリプルクリティカルトリガーで勝利を収めた。
「なっ⁉」
「クミちゃんの勝ち~♪」
「いえーい♪」
「クミちゃんすげー!」
「ああ。あそこでトリプルとは」
「おいクロノ!お前1回もストライドしてねぇだろ!」
先攻はクロノだったため、後攻のクミのストライドで早くの決着がついたのだ。
「クロノ君、ご愁傷様です・・・」
「・・・はぁ・・・」
「クロノ!情けないぞー!」
アンはクロノに対して合掌し、シオンはため息、ユイはクロノをからかっている。
「まさかのトリプルクリティカルだ!しょうがねぇだろ!」
「はーい!クミちゃんがみんなに、大事なお話がありまーす!」
トコハがそう言うとクミは大事な話とやらを発表する。
「このたびめでたく、グレード2になりました~♪」
『お~!』
クミは一同にグレード2になったファイカを見せる。それを見た一同は関心の声を上げる。
「岡崎!もう1回だ!」
「え~?どうしょっかな~?」
「何もったいつけてんだよ!」
一同がワイワイと楽しんでいると・・・
「こ・・・こんにちわ」
「!タイヨウ!」
タイヨウが店内に入ってきていた。
TURN51「クロノVS伊吹」
「皆さん、いろいろありがとうございました。それから、改めてごめんなさい!」
タイヨウは一同に頭を下げながら感謝と謝罪を述べた。
「僕、ずいぶんひどいこと言って、迷惑もいっぱいかけて・・・だから、ちゃんと謝りたくて・・・」
「何言ってんだよお前」
「そうよ、水臭い」
「もう済んだことだ。気にすんなって」
「「うんうん」」
一同は気にしておらず、タイヨウといつもの態度で接する。
「みんなこう言ってますし、タイヨウ君が気にする必要はありませんよ」
「そうだ。また新しい一歩を踏み出せばいいんだからよ」
「珍しくいいことを言ったなマサト」
「また一緒に遊びに行こうね」
「は、はい」
「それから、あれからユナサンはどうなったんだい?」
シオンはスペシャルマッチの後のユナサンについて尋ねる。
「あ、それ私も気になってた。タイヨウ君、まだ顔をだしてるんでしょ?」
「はい。今日来たのは、そのことも伝えたくて・・・」
タイヨウは一同に現在のユナサン支部の現状を話す。
「実は・・・伊吹さんが帰ってきたんです」
「なんだって⁉」
ユナサン支部に伊吹が帰ってきたことに一番反応していたのはクロノだった。
「2週間ほど前です。突然姿を現して・・・」
☆
『普及協会本部から、ユナサン支部の事後処理を命じられた』
『どうしてあんたが?』
『ふざけんな!』
『だいたいあんたにも責任が!』
『・・・仕事が終われば、すぐに出ていく』
☆
「それから伊吹さんは、余計なことは何も言わず黙々と働いて、怪しげな危険な設備を全部なくし、スタッフの人たちも全員呼び戻しました。ランク付けも、ドッグトレーナーも廃止され、伊吹さんに反発してた人も、今では一緒になってユナサンを立て直そうと頑張っています」
タイヨウの話を聞く限り、ユナサン支部は伊吹のおかげで良い方向へと進んでいっているのがわかる。
「僕も、自分にできることは何でもしたいと思って、手伝っているんです!」
「そっか」
ユナサン支部の問題も、ひとまずは安心してよいようだ。
☆
ドラゴン・エンパイア支部の支部長室でマモルと支部長はユナサン支部の後処理について話し合っていた。
「マモル君、ユナサンの後処理はうまく進んでるって聞いたんだけど?」
「はい。そのようですね」
「神崎の辞任により、結局支部長総会は開かれず、本部は例の伊吹って男に後処理を任せて、霧中して片づけてしまった・・・」
支部長は机にもたれかかる。
「ああああ!なんかスッキリしないね!」
「そうですね。でも、これでユナサンの運営も正常化されるはずです。もちろん、本格的な再建はこれからですが、一安心ですよ」
「ま、そういうことだねぇ~・・・」
マモルと支部長がそんな会話をしていると、誰かが支部長室に入ってきた。その人物はなんと元ディマイズの羽島リンだった。
「君は・・・」
リンはマモルまで近づくとこう言った。
「あんたに負けたこと、全然気にしてないから」
「え?」
リンの言葉にマモルはキョトンとする。
「妹から聞いたでしょ?」
「・・・ああ!うん」
「勘違いしないで!あたし、なんとも思ってないから!あんたに言われたことなんて、全然気にしてないんだからね!」
リンは顔を少し赤らめながらそう言った。
「気にしてないって言っている人が一番気にしてるんじゃあ・・・」
「ふん!!」
「うわはあ!!」
茶々を入れてきた支部長の足をリンは強く踏みつける。
「そういう事だから。それから、安城トコハに言っといて。今度勝つのは私だって」
リンは言いたいことだけ言って支部長室から退室する。マモルと支部長はその後に微笑ましく笑みを浮かべた。
☆
ドラエン支部と同じ時間、トコハは急に悪寒を感じていた。
「どうしたの?」
「いや、なんか今、急に寒気が・・・」
「ま、まぁ、ユナサンが平和になって、よかったよかった!」
「「「うんうん」」」
ユイの言葉にトリニティドラゴンは3人同時に首を縦に頷く。
「全ては伊吹の奴が書いた絵の通り、かもな」
「なんか気に入りませんね」
カムイの言葉にクロノは一言そう言った。
「伊吹さんの作った強化プログラムも、それ自体はファイトに強くなるためのデータの集まりでしかなかったんです。強くなりたいと思って努力することは、決して間違いじゃない。間違っていたのは、弱さは罪と、必要以上に自分や他人を貶め、責めたり、敗北を恐れるあまり、ファイトに対して勝利以外の価値を認めなくなってしまうこと。全ては、使う人心次第なんです!」
タイヨウの言葉に一同は笑みを浮かべていた。
☆
ユナイテッド・サンクチュアリ支部、伊吹は移動用エスカレーターに乗って、ユナサンファイターたちのファイトを見ていた。現在のユナサンファイターたちはみんな笑顔でファイトを楽しんでいる。
「ずいぶんファイターたちも戻ってきました。伊吹さん、このままユナサンに残ってもらうわけにはいきませんか?スタッフもファイターも、そう望んでいます」
伊吹についてきたユナサンスタッフが伊吹にそう言った。
「騒動の責任の一端は俺にある。だからこそ、きちんと事後処理をするよう本部から派遣された。仕事が終われば戻らねばならない」
「ですが、本当に伊吹さんの力が必要なのは、これからです」
「問題ない。後任はもう決めてある」
☆
メガラニカ支部の1室、キョウヤは頭を抱えていた。
「はぁ・・・」
「ど、どうしたんですかキョウヤさん?ため息なんて珍しい・・・」
溜息を吐くキョウヤを心配するメガラニカスタッフ。
「いや、ちょっとした頭痛だ。すまんが頭痛薬を取りに行ってきてくれないか?」
「そういう事ならお任せを!キョウヤさんは我が支部の誇りですから!」
メガラニカスタッフは薬を取りに部屋を後にする。
「・・・伊吹・・・。なぜにユナイテッド・サンクチュアリの新支部長に・・・レンを指名したんだ・・・」
キョウヤが口にしたレン、雀ヶ森レンとは、フーファイターの総帥であり、キョウヤにとっては戦友とも呼べる人物だ。キョウヤはレンの性格を知っているため、思わずため息がまた出る。
☆
「ま、せっかく来たんだ。俺たちとファイトしようぜ」
マサトがタイヨウにファイトの誘いをだしている。
「はい。でもその前に、クロノさん」
「ん?」
「これ、伊吹さんから預かってきました」
そう言ってタイヨウはクロノに伊吹の封筒を渡す。
「あいつから・・・」
「開けてみなさいよ」
「お、おう」
クロノは封筒を開けてみると、そこに入っていたのは目的地を記した地図だけだった。
「え?これだけ?」
「ここに来いってことか・・・」
(そういえばあの時・・・)
『全部終わったら、奴が自分で説明するってよ』
あの時、カムイは伊吹の伝言で確かにそう言った。しかし今日は時間も時間なので明日に地図に記された場所に行くことにした。
☆
夜のユナサン支部の1室、伊吹は1人で何かを考えていた。
(ディペンドカードの回収には成功した。だが、神崎に加担し暴動を起こしても、奴が動くことはなかった・・・。未だその場所も掴めぬまま・・・。やはり、もっと大きな仕掛けが必要だな)
伊吹はパソコンと向けあってカチャカチャと操作する。パソコンの画面には、Plan-Gと書かれていた。
☆
翌日、指定された場所、ボロボロになっている施設にクロノは来ていた。ちなみに来ているのはクロノだけじゃない。シオン、トコハ、ユイ、カムイ、ハイメがついてきている。
「なんか・・・とんでもなくすごいところだね・・・」
「本当にここで合ってるの?」
「うん。間違いないね」
「何でお前たちまでついてきてんだよ?」
「当然でしょ?」
「僕たちはチームなんだから」
「ま、断られてもついていくつもりだったけどね」
クロノの疑問に3人はそう言ってのけた。
「カムイさんやハイメまで・・・」
「細かいことは気にするなって」
「みんなアミーゴ!」
カムイやハイメにそう言われてクロノはため息をこぼす。
「そういえばカムイさん、あいつと知り合いだったんでしょ?どうして黙ってたんですか?」
「わりぃわりぃ。別に隠すつもりはなかったんだけどよ」
「どういう知り合いなんですか?」
「3年ぐらい前かな。ヴァンガードをめぐるごたごたがあってよ。その時に、ちょっとやりあった仲なんだ。あいつも被害者みてぇなもんで。ま、俺の仲間たちといろいろとな・・・」
カムイは伊吹について、少ししんみりとした表情で語った。そんな時、足音が聞こえてきた。6人はそっちの方を見ると、伊吹が入ってくる。
「待たせたな、新導クロノ」
「・・・わざわざこんなとこに呼び出したのは、これのことか?」
クロノは自分のポケットからディペンドカードを取り出し、伊吹に見せる。伊吹は一瞬だけ目を見開く。
「ああ。今こそお前に話そう。約束通りな」
「・・・気に入らねぇな」
「ん?」
「気に入らねぇんだよ、あんたのやり方が。そんな奴の話、まともに聞けるか!」
クロノは伊吹に対してそう言った。
「決着をつけようぜ」
「?」
「あんたとはここまでいろいろとありすぎた。そいつにケリをつけない限り、前へは進めない!ファイトだ!」
クロノは自分のデッキを取り出し、伊吹にファイトを申し込んだ。
「・・・いいだろう」
伊吹はクロノのファイトの申し込みを受ける。
「そうこなくっちゃ、ウソだよな!」
「OK!じゃあ俺が審判をするよ!まんざら、君とも知らない仲でもないしね」
審判はハイメに任せ、クロノと伊吹はファイトの準備をする。
「先攻は伊吹コウジ、後攻が新導クロノだ!」
お互いが準備が整えたところでファイトスタートだ。
「「スタンドアップ・(ザ・)ヴァンガード!!」」
「ネオンメサイア!」
「ガンナーギア・ドラコキッド!」
ネオンメサイア PW5000
ガンナーギア・ドラコキッド PW5000
「俺のターン!ドロー!ライド!アスリープ・メサイア!ネオンメサイアは移動!ターンエンドだ」
アスリープ・メサイア PW8000
R アスリープ R
R ネオン R 伊吹の手札5枚 山札43枚
「俺のターン!ドロー!ライド!メーザーギア・ドラゴン!ガンナーギアは移動!」
メーザーギア・ドラゴン PW8000
R メーザーギア R
R ガンナーギア R
「ガンナーギアのブースト、メーザーギアでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード」
「ドライブチェック『グリマーブレス・ドラゴン』」
「ダメージチェック『重力井戸のレディバトラー』」
「ターンエンド」
PW13000➡PW8000 クロノの手札6枚 山札42枚 伊吹のダメージ1枚
「俺のターン!ドロー!ライド!アローザル・メサイア!落日の刀身ダスクブレード、ダークメタル・カメレオンをコール!」
アローザル・メサイア PW9000
落日の刀身ダスクブレード PW9000
ダークメタル・カメレオン PW7000
R アローザル ダスクブレード
R ネオン ダークメタル
「ネオンメサイアのブースト、アローザル・メサイアでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!」
「ドライブチェック『アステロイド・ウルフ(☆)』ゲット、クリティカルトリガー!パワーはダスクブレード、クリティカルはアローザルへ!」
「ダメージチェック『スチームメイデンアルリム』『スチームバトラーマシュダ(☆)』クリティカルトリガー!効果は全部ヴァンガードへ!」
「カメレオンのブースト、ダスクブレードでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『スチームファイターダダシグ(☆)』」
「ターンエンド」
PW14000➡PW8000(+5000)
PW16000➡PW13000+SH10000=18000 伊吹の手札4枚 山札40枚 クロノのダメージ2枚
「俺のターン!スタンド&ドロー!ライド!スモークギア・ドラゴン!グリマーブレス・ドラゴンとラッキーポッド・ドラコキッドをコール!」
スモークギア・ドラゴン PW10000
ラッキーポッド・ドラコキッド(引) PW4000
グリマーブレス スモークギア R
ラッキーポッド ガンナーギア R
「ラッキーポッドのブースト、グリマーブレスでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード。ダメージチェック『超弦理論の愛し子(引)』ゲット、ドロートリガー。ヴァンガードにパワーを上げ1枚ドロー」
「ガンナーギアのブースト、スモークギアでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード」
「ドライブチェック『ドキドキ・ワーカー(☆)』クリティカルトリガー!効果は全部ヴァンガードへ!」
「ダメージチェック『アローザル・メサイア』『超弦理論の愛し子(引)』ゲット、ドロートリガー。ヴァンガードにパワーを上げ、1枚ドロー」
「ちっ!ターンエンドだ」
PW13000➡PW9000(+5000)
PW15000➡PW14000(+5000) クロノの手札5枚 山札39枚 伊吹のダメージ4枚
「もうダメージ4対2、展開が早い・・・」
「ここまではクロノが一歩リードしてるね・・・」
「なんて攻撃的なファイトだ・・・」
「俺のターンだ。スタンド&ドロー。ライド!信じし未来のため、羽ばたけ、我が翼!!オルターエゴ・メサイア!!」
オルターエゴ・メサイア PW11000
R オルターエゴ ダスクブレード
R ネオン ダークメタル
「ネオンメサイアのブースト、オルターエゴでヴァンガードにアタック!」
「ノーガードだ!」
「ツインドライブ『重力井戸のレディバトラー』『震脚のパルスモンク(☆)』ゲット、クリティカルトリガー!パワーはダスクブレード、クリティカルはヴァンガードへ!2つの世界を救う翼よ、未来に導け!ワールド・ウィング!!」
オルターエゴは手に暖かい光をつくり、その光をスモークギアにぶつける。
「ぐぅ!ダメージチェック『アップストリーム・ドラゴン』『スチームバトラーマシュダ(☆)』クリティカルトリガー!効果は全部ヴァンガードに!」
「カメレオンのブースト、ダスクブレードでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『ドキドキ・ワーカー(☆)』」
「ターンエンド」
PW16000➡PW10000(+5000)
PW21000➡PW15000+SH10000=25000 伊吹の手札8枚 山札32枚 クロノのダメージ4枚
「(このイメージ力、この威圧感、やっぱこいつ、強ぇ・・・)だけど、俺だって!ライド!クロノジェット・ドラゴン!!」
クロノジェット・ドラゴン PW11000
「ジェネレーションゾーン・・・解放!!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『クロノジェット・ドラゴン』グレード3
「今こそ示せ!!我が真に望む世界を!!ストライド・・・ジェネレーション!!!!時空竜フェイトライダー・ドラゴン!!!!」
時空竜フェイトライダー・ドラゴン PW26000 ハーツ『クロノジェット・ドラゴン』
「クロノジェットの
頂に立つギアウルフ PW7000
グリマーブレス フェイトライダー R
ギアウルフ ガンナーギア R
「俺だって前の俺とは違うんだ!いつまでも、負けっぱなしじゃいられねぇんだよ!!」
クロノと伊吹のファイトが進む中、マモルが入ってきて、その入り口でファイトを見ている。そして別の入れ口でキョウヤもクロノと伊吹のファイトを見守る。
☆
カードキャピタル2号店では、ミクルとゲンゾウが店内を見ていた。
「へぇ~、ここがシン君のお店か・・・」
「2号店があるのは知っていたが、中を見るのは初めてだわ!」
「すみません、呼び出したりして・・・」
「クロノもよく来てるんでしょ?」
「ええ。クロノ君もユイさんも、もう立派な常連さんです。いつも友達と楽しくファイトしてますよ」
「そうか!それはよかったわ!がははははは!!」
シンの言葉を聞いたゲンゾウは豪快に愉快そうに笑い飛ばす。
「・・・この間ね、クロノが家に友達を連れてきたの。嬉しかった。そんなこと、今までなかったから・・・。ヴァンガードのおかげだと思うと、ちょっと複雑だけど・・・」
「ミクル嬢・・・」
「赤ちゃんの頃にお母さんを亡くして、その後、お父さんまでいなくなって・・・。私1人じゃ面倒見れなくて、あの子には本当、苦労させちゃったわ」
しんみりするミクルにシンは声をかける。
「仕方ないですよ。ミクルさん、まだ高校生だったじゃないですか。また一緒に暮らすために頑張ったんでしょう?」
「まぁね」
シンの言葉にミクルは笑みを浮かべる。ゲンゾウもそれを見て微笑ましく笑っている。
☆
ボロボロの施設でクロノと伊吹のファイトは続いていた。
「ガンナーギアのブースト、フェイトライダー・ドラゴンでヴァンガードにアタック!はだかる者みな、ぶち抜き破れ! 剛撃突破!!」
「完全ガード!『真空に咲く花コスモリース』(コスト『アステロイド・ウルフ(☆)』)」
フェイトライダーの砲弾はオルターエゴへと向かっていっているが、その爆発と衝撃はコスモリースが受け止める。
「くっ!トリプルドライブ『スチームメイデンアルリム』『スチームブレス・ドラゴン』『ラッキーポッド・ドラコキッド(引)』ドロートリガー!パワーはグリマーブレスへ!1枚ドロー!ギアウルフのブースト、グリマーブレス・ドラゴンでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード。ダメージチェック『綻びた世界のレディヒーラー(治)』ヒールトリガー!ダメージを回復してパワーをヴァンガードへ」
「ターンエンドだ」
PW31000➡PW11000+SH30000=41000
PW21000➡PW11000(+5000) クロノの手札7枚 山札33枚 伊吹のダメージ4枚
「6ターンが終わって、2人ともダメージ4、まったくの互角・・・」
「でも、リンクジョーカーの特性も考えれば、まだ勝負は・・・」
「ああ。勝負はここからだ」
「くるぞ。伊吹のストライドだ!」
「ジェネレーションゾーン・・・解放!!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『デスティニー・ディーラー』グレード1+2
「混沌を切り裂き、白き翼で描け未来!!ストライド・・・ジェネレーション!!!!創世竜アムネスティ・メサイア」
創世竜アムネスティ・メサイア PW26000 ハーツ『オルターエゴ・メサイア』
「オルターエゴ・メサイアの
重力井戸のレディバトラー PW9000
レディバトラー アムネスティ ダスクブレード
○ ○ ダークメタル
「カメレオンのブースト、ダスクブレードでヴァンガードにアタック!ダスクブレードの
「ガード!『スチームファイターダダシグ(☆)』」
ダスクブレードの攻撃を防いだダダシグはクロノジェットにグッドサインを送る。
「アムネスティ・メサイアでヴァンガードにアタック!スキル発動!カウンターブラストを払い、カメレオン、ネオンメサイア、ギアウルフを
「完全ガード!『スチームメイデンアルリム』(コスト『ラッキーポッド・ドラコキッド(引)』)」
アムネスティは両手に神々しい光をクロノジェット目掛けて解き放った。その光はクロノジェットに当たることはなく、アルリムの盾によってはじき返す。アルリムはクロノジェットを守った後、クロノジェットに敬礼をする。
「トリプルドライブ『真空に咲く花コスモリース』『超弦理論の愛し子(引)』『綻びた世界のレディヒーラー(治)』ゲット・ザ・ドロートリガー&ヒールトリガー!ダメージを回復し、1枚ドロー!パワーは全てレディバトラーへ!カメレオンのブースト、レディバトラーでヴァンガードにアタック!」
「ぐっ!ダメージチェック『スチームファイターアンバー』」
「ターンエンドだ」
PW16000➡PW11000+SH10000=21000
PW37000➡PW11000(完全ガード)
PW30000➡PW11000 伊吹の手札8枚 山札25枚 クロノのダメージ5(裏1枚)
「ダメージ5・・・」
「しかも、ヒールで相手に1ダメージ回復された」
「それだけじゃねぇ。
「全部計算されていたってことですか・・・」
「ちぃ!やりやがるぜ!でも俺たちだって、まだまだいける!(そうだろ?)」
クロノはヴァンガードを始めたきっかけとなったギアクロニクルの出会いを思い返していた。
(お前たちとの出会いは、突然だったな。あの日から俺の運命は動き出したんだ。そして俺は今、想像もしなかった未来に立っている。1人で構わない。ずっとそう思ってた。だけど・・・お前たちと出会ったおかげで、俺の道はこんなにも変わった。ありがとう。俺はお前たちと一緒にどこまでも行く。そして、共にさらなる未来をイメージして、この手に掴む!)
クロノは高らかにストライドのコストを支払う。
「ストライド・・・ジェネレーション!!!!クロノドラゴン・ネクステージ!!!!」
クロノドラゴン・ネクステージ PW26000 ハーツ『クロノジェット・ドラゴン』
「クロノジェット・ドラゴンの
アップストリーム・ドラゴン PW9000
○ ネクステージ スモークギア
ギアウルフ ガンナーギア ドキドキ
「クロノドラゴン・ネクステージでヴァンガードにアタック!時空を切り裂き、運命の彼方へ消しとばせ!超然撃破!!」
「完全ガード『真空に咲く花コスモリース』(コスト『超弦理論の愛し子(引)』)」
ネクステージの放った時空砲はオルターエゴに当たることはなく、コスモリースが時空砲を防ぐ。
「トリプルドライブ『スチームファイターバリフ』『スチームファイターバリフ』『スチームメイデンウルル(治)』ヒールトリガー!パワーはガンナーギアにあててダメージ1回復!クロノドラゴン・ネクステージのGB
「ガード『震脚のパルスモンク(☆)』『綻びた世界のレディヒーラー(治)』インターセプト『落日の刀身ダスクブレード』」
ネクステージからクロノジェットに戻って、そのままオルターエゴに突っ込み、ダスクブレード、パルスモンク、レディヒーラーがオルターエゴを守る。
「36000でガード⁉」
「ツインドライブ『スチームメイデンウルル(治)』ヒールトリガー!ダメージを回復してクロノジェット・ドラゴンにパワープラス5000!」
「パワーをクロノジェットに⁉」
「これでパワー31000!セカンドチェックでトリガーを引けば、攻撃が通る!」
「疾風魂撃!!」
クロノジェットはダスクブレード、パルスモンク、レディヒーラーを倒して、そのままオルターエゴに向かった行く。
「セカンドチェック『グリマーブレス・ドラゴン』」
だが、クロノジェットの拳はオルターエゴに受け止められてしまう。
「ああ!トリガーじゃなかった!」
「でも!」
「まだ終わりじゃねぇ!ギアウルフのブースト、スモークギアでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード。ダメージチェック『綻びた世界のレディヒーラー(治)』ゲット、ヒールトリガー。オルターエゴにパワーを、ダメージを回復」
「ターンエンドだ!どうだ!」
PW26000➡PW11000(完全ガード)
PW26000(+5000)➡PW11000+SH25000=36000
PW17000➡PW11000(+5000) クロノの手札4枚 山札28枚 伊吹のダメージ4枚
「・・・ファイトには、その人間の全てが現れる。全力で行く!受け止めてみせろ!今のお前の全てをかけて!!ジェネレーションゾーン・・・解放!!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『オルターエゴ・メサイア』
「混沌を切り裂き、白き翼で描け未来!!ストライド・・・ジェネレーション!!!!」
その姿はオルターエゴよりも、アムネスティよりも神々しい。未来を導く救世主、メサイアのはるか上を行くほどのメサイアが今まさに、クロノジェットに姿を現す。
「創世竜エクセリクス・メサイア!!!」
「メサイアの・・・新しいGユニット!」
「俺も初めて見るぜ!」
伊吹の新しいメサイアのGユニットの登場にギャラリーは驚きで目を見開いている。
「いくぞ、新導クロノ」
「望むところだ!こい!!」
全力で応えようとする伊吹にクロノは気合を入れるのであった。
☆
カードキャピタル2号店でシンとミクルとゲンゾウは会話に花が咲いていた状態だったが、シンが真剣な表情になり、2人に語りかける。
「ミクルさん、ゲンゾウさん。今日来ていただいたのは他でもありません。どうしてもミクルさんやゲンゾウさんに、話しておきたくて」
「・・・それってまさか、ライブのことか?」
「・・・はい。あなたに、少し確認がしたいことがありまして・・・」
「え⁉兄さんの⁉」
ミクルはライブの名前を聞くと大きめを見開いたのであった。
to be continued…
ミクル「シン君、外でのクロノってどんな感じなの?あの子自分のこと、あまり私に話さないから・・・」
シン「年頃の男の子なんてそんなものですよ」
ゲンゾウ「ま、そうだな。男は自分についてはあまり話したがらないもんじゃ」
ミクル「時々、心配になるの。あの子、つらい思いばかりさせてきたでしょ?」
ゲンゾウ「心配し過ぎじゃて。のう?シンよ」
シン「はい。クロノ君にはミクルさんがいます。素晴らしい仲間たちがいます。そして何より、自分の力で未来を切り開く力があります」
TURN52[決着」