さて、いよいよ本格的にGクエストが開始されます。
Gクエストを盛り上げるために、いじれるところはいじれたらいいなぁと考えております。
それでは、話に移っていきましょうか。
それではどうぞ!
最初のGクエスト開催日、トライフォーが最初に攻略する支部はメガラニカ支部に決まった。そして現在クロノはメガラニカ支部に向かっている途中だ。
「え~と、こっちか?見えてんのに道がわかんねぇな・・・」
そんな感じでクロノがメガラニカ支部にむかっていると、クロノは風をなびかせながら風を感じている青年の姿を目撃する。
「・・・これも風の導きか」
青年はクロノに気付くとそう呟き、クロノに問う。
「そこの少年。メガラニカ支部はどこにある?」
TURN54「スペシャルアクアフォース」
そんなわけで行き先が一緒だったのでクロノは青年を連れてメガラニカ支部に向かい、そしてメガラニカ支部の前までやってきた。
「あのでけぇ建物がメガラニカ支部のはずだけど・・・」
「そうか。道案内、感謝する」
「いや、俺も行くとこだったし・・・」
「クロノー!!」
青年がクロノに感謝を述べた後、すでにメガラニカ支部に来ていたトコハがクロノに声をかける。その後ろにはシオンとユイも先に来ていた。
「遅い!何やってんのよ!」
「あ、え~と、じゃあ、この辺で・・・」
クロノは青年に軽くお辞儀をした後、3人の元に向かっていく。
「レオン様ー!」
青年の元に水色の髪をした双子らしき女性2人が駆け寄ってくる。
「もう、お1人で行っちゃわないでください・・・」
「探しちゃいましたよ~・・・」
「すまない。風に誘われてな」
☆
4人はGクエスト参加のためにまずは受付カウンターまで歩く。
「もう、受付始まっちゃってるわよ?」
「へいへい・・・」
「クロノ、遅れてきといてその態度はないんじゃない?」
トコハの言葉に適当に返事をするクロノにユイが指摘をする。
「最初のクエストは、ドラゴン・エンパイアで受けられればよかったんだけどね」
先日、このGクエストにのっとり、ドラゴン・エンパイア支部はGクエストの企画会議を執り行っていたのだが、当日には間に合うことはなく、4人は現在今に至るというわけだ。
「結局、間に合わなかったね」
「なんか・・・ごめん・・・」
「いいんじゃない?他の支部も1部当日には間に合わなかったって噂を聞いたから」
「ま、最初はこのメガラニカ支部で優勝させてもらおうぜ」
「「「ああ((うん))」」」
4人は狙うは優勝という事で気合を入れる。
「そうはいかんぞー、トライフォー!お前らを倒して優勝するのは俺たちトリニティドラゴンだー!!」
4人の会話を聞いていたのかトリニティドラゴンが話に割ってくる。そして現在トリニティドラゴンの服はラミーラビリンスの応援団のような衣装だった。
「人に指さすな」
「ていうかトリドラ、その格好何?」
ユイの質問に対してトリニティドラゴンは得意げな顔になる。
「今日はあのラミーラビリンスに会えるからな~」
「話題騒然!人気急上昇中!今1番熱い大型新人ヴァンガードアイドルに出会えるチャンスですからね!」
「てかこの間キャピタルに来てた子だろ?お前らクエストあるって出てって・・・」
「新導クロノ!!頼むから言わないでくれよ・・・」
クロノの言葉にトリニティドラゴンはショックを受けて膝をつく。
「あれ?そういえば今思ったけど、メガラニカってことは・・・」
「確か、彼らはこの支部所属だったね」
そう、このメガラニカ支部には精鋭チームコズミックドライブがいたはずだ。
「皆さん、ようこそ!メガラニカ支部へ!」
「歓迎するぜ!」
噂は何とやらという事でコズミックドライブのメンバーのアンとマサトが出迎える。アンとマサトの腕にはメガラニカの腕章がついていた。
「あれ?今日はスタッフとして参加するの?その腕章ってスタッフとしてのだよね?」
「いや、俺たちもGクエスト初日から参加したかったんだけどあいつが・・・」
アンとマサトは冷ややかな目で後ろにいるケイスケに目を向ける。ケイスケの格好はトリニティドラゴン以上の、まさにラミーラビリンスのファンクラブをつくる勢いのような格好だ。
「お前ら何をそこで突っ立っている?早く受付を済ませろ。そして俺に愛しいラミーラビリンスのライブを見させろ!」
「納得。ほぼケイスケ君のせい」
「まぁ、それもありますけど私たちは全会一致で参加すると決めてますからね。最初くらいはケイスケ君の意思に尊重してあげようかと」
「それに最初がうちってことで気合入りまくってんだよ・・・」
「なんていうか・・・大変だな・・・」
アンとマサトは今回はケイスケに合わせてスタッフ側に回るようだ。トライフォーとアンとマサトが話している間にケイスケはトリニティドラゴンにヴァンガードアイドルは何たるかの講座を始めていた。
レオンと呼ばれた青年とレオンにつき従っている双子の女性2人と共にメガラニカ支部の光景を見ていた。
「今回はレオン様に相応しい相手なんていそうにないですね」
「でも楽しそうだよ。お祭りお祭り~♪」
「アクアフォースを世界に広めるためだ。たまには、こういう騒ぎに巻き込まれてみるのも悪くない」
レオンは外にいるクロノたちを見て、口を開く。
「それに、新たな風の行方を見定める必要もある」
☆
メガラニカ支部のGクエスト開始時刻、会場はGクエストに参加するファイターで埋め尽くされていた。そして、ステージにスポットライトがあてられ、ステージにラミーラビリンスが登場した。
「「「メガラニカ支部のクエストにようこそ!ラミーラビリンスでーす!」」」
『うおおおおおおお!!』
ラミーラビリンスの登場により、参加者たちは大きな歓声を上げている。
「夢見る気まぐれバタフライ、蝶野アムです!みんな今日はがんばってねー!」
「神秘の恵みは雪の結晶、水城ユキノです!みんなGクエストを盛大に楽しんでねー!」
「月の光は私の魔法、弓月ルーナでーす!Gクエストと一緒に、私たちのことも応援してねー!」
『うおおおおおおおおおお!!』
「「「ルーナちゃーーん!!!」」」
トリニティドラゴンの声援はファイターたちの歓声に混ざる。
「ルーナちゃんだけでなく、アムちゃんもユキノちゃんも最高だーーー!!!」
「・・・マサト君、私たちだけでもファイトテーブルの準備をしておきましょうか」
「そうだな。それが1番有意義だ」
アンとマサトはケイスケを置いてファイトテーブルの準備に取り掛かる。
(・・・返してあげたかったけど、ちょっと遠いな)
トコハはルーナに忘れ物のカードを返したかったが今は返すのは困難だと判断した。
「今日は司会進行役の方と私たちで、Gクエストをもっと盛り上げちゃいまーす!」
「そして、今回のGクエストを私たちと一緒に盛り上げてくれるのは~・・・」
「チーム男前のリーダー・・・」
ドカンッ!
ステージに煙玉が爆発し、その煙が晴れると、ナイトミストの服装を着た男が立っていた。
「「「大文字ゴウキさんです!!」」」
「僭越ながら司会進行を任された大文字ゴウキだ!俺も参加したかったんだが、日ごろ世話になっている支部に頼まれちゃあ断れねぇ!今日は全力で務めさせてもらうぜ!!」
『うおおおおおおおお!!!』
今回の司会進行役に任された男、大文字ゴウキの登場により、参加者たちは興奮の声を上げる。
「普及協会一押しのラミーラビリンス、そしてファイターたちからの信頼も厚い大文字ゴウキ!この異色の組み合わせ、受けてますよ支部長!」
「うん!きてるね!ビンビン!」
ステージの裏側でメガラニカスタッフとメガラニカ支部の支部長がそんな会話をしていた。
「ここで、ジェネレーションクエストの開始の前にルールをおさらいしておく!」
「この開会式をテレビで見てるお友達、録画しておくといいかもね♪」
ゴウキとラミーラビリンスがジェネレーションクエストのルールをおさらいを始める。
「これから3か月間、週末ごとに開催される支部クエスト、その全てを制覇したチームにはなんと!ジェネレーションマスターになれる!!」
「ジェネレーションマスターになれると、どうなるの?」
「クランリーダーになれる!」
「正確にはクランリーダー資格試験に挑戦できる、だね」
「支部クエストは毎週やってるから、どこから挑戦しても大丈夫!」
「ただし、1度失敗した支部クエストには再挑戦できないから注意してほしい!」
「クエストの内容は支部によって違うのよね?」
「ああ!それぞれの支部が知恵と試行をこなした内容となっている!」
「真っ先に乗り込むか、それとも、情報を集めてじっくり挑むか」
「ジェネレーションマスターになるためには、ただ突破するだけでなく、最高の成績で突破しなければならないのだ!!」
「それでは、ここで皆さんのファイカを確認してみてください!」
参加者たちは自分のファイカを取り出し、ファイカの画面を見る。
「新たにスタンプカードのページが追加されてますよね?」
「これが皆さんのチームの成績を記録するものです!」
「支部クエストをクリアすると、成績に応じてスタンプがもらえるよ~」
「トップの成績でクリアしたチームにはスタンプ10点!以下は成績に応じてスタンプが与えられる!」
「参加賞として全員に1点ずつもらえるよ♪」
「そしてスタンプを50点以上集めた者がジェネレーションマスターになれるのだ!」
「Gクエスト終了後、スタンプはファイターズポイントに換算されます♪」
「ポイント狙いで参加するもよし!支部クエストを制覇してジェネレーションマスターを狙うもよし!」
「クエストを通じて、たくさんのファイターと交流してくださいね♪」
「それが、ヴァンガード普及協会の願いだ!!」
『うおおおおおおお!!』
「「「みんな、がんばってねー!」」」
Gクエスト全体のルール説明を終え、参加者たちは大歓声を上げる。
「支部長ウケてます!ウケてますよ!」
「きてるね!いけいけ!」
裏側でも盛り上がっているところでいよいよメガラニカ支部のGクエストが発表される。
「それでは、メガラニカ支部のクエスト内容を発表する!チーム対抗トーナメントファイト!チーム対戦同時にファイトして、勝ち星が多いチームが上位に進める!そして、最後の関門として、スペシャルアクアフォースが立ちはだかる!!」
「スペシャルアクアフォース?」
「このクエストの為だけに特別に結成されたチームだ!みんな驚け!」
ここで、チームスペシャルアクアフォースのメンバーの紹介を始める。もっとも、トライフォーにとっては見知った顔もいるのだが。
「ユーロリーグから参戦の、ハイメ・アルカラスとメガラニカが誇るクランリーダー、一条キョウヤと伝説のチーム、ドレッドノートのスペシャルタッグだーーー!!」
『おおおおおお!!』
ハイメとキョウヤ、チームドレッドノートの組み合わせにより参加者は興奮した声を上げる。一方のトライフォーは驚きでいっぱいだった。
「ハイメ⁉」
「一条さん⁉」
「さっきの!!」
クロノはドレッドノートの金髪の青年に目を向ける。
「ドレッドノートのリーダー蒼龍レオンは、蒼龍財団の総帥にして、アクアフォースのクランマスター!全アクアフォース使いの頂点ともいえる彼へ挑戦するするのは、いったい誰だ?!!」
☆
メガラニカ支部が対戦準備をやっている間、トライフォーは支部の中にあるカフェでハイメと会話を弾んでいた。
「イエーイ、アミーゴ!ビックリした?むしろビツクリした?」
「したよ、マジで」
「というか・・・どういう状況だろう、これ・・・」
シオンの言う通り、トライフォーとハイメが座っている隣のテーブルにはドレッドノートとキョウヤが同席していた。そのためドレッドノートとキョウヤとハイメに熱い視線を送っているファイターたちが周りにいた。
「みんな見てるんですけど・・・」
「みんなアミーゴ、楽しくやろうよ。ね、レオン♪」
「馴れ馴れしい!」
ハイメの手をレオンにつき従うドレッドノートのメンバーの双子の姉、ジリアン・チェンが払いのける。
「構わない。彼はアクアフォースの同胞であり、1流のファイターだ」
レオンの言葉にハイメは胸にきゅんときた。まさにハートが震えた瞬間だ。
「ハートにキターーーーー!!!このハイメ・アルカラス!今日は全力でマスターレオンのチームメイトをお勤めご苦労様する!!」
「面白い人だね~」
ジリアンと同じくレオンにつき従うドレッドノートのメンバーの双子の妹、シャーリーン・チェンはニコニコしながらそう言った。そして、チームドレッドノートのリーダーであり、アクアフォースのクランマスター、蒼龍レオンはクロノの方に目を向ける。
「また会ったな、少年」
「あ、どうも・・・」
クロノはレオンに軽くお辞儀をする。
「あの・・・一条さん・・・」
「佐倉ユイ。お前にはもう話したな?俺にヴァンガードを導いてくれた一族の話を」
「あ、はい」
「お前たちの目の前にいるこのお方こそが、俺の恩師であり、ヴァンガードへと導いてくれた先導者、蒼龍レオンだ」
そう、キョウヤにヴァンガードの世界へと導いた存在こそが、蒼龍レオンその人なのだ。
(この人が・・・一条さんの先導者・・・)
「レオンは伝説のアクアフォース使いである、蒼龍の民の一族の末裔で、一時期失われていたアクアフォースを復活させた貢献者だ。俺たちアクアフォース使いからすれば、レオンはまさに神に等しい存在だ」
アクアフォースを復活させた人物だからこそ、キョウヤやハイメ、全てのアクアフォース使いはみな、レオンを尊敬しているのだ。
「・・・俺のサヴァスはずっと1人ボッチだった。昔エミリオが蒼龍の民の末裔を助けたことがあって、その人が1枚だけ持っていたカードをお礼としてくれたんだ。それが、俺のものになって。でも長い間、アクアフォースのデッキを組めずにいた。サヴァスが仲間たちと戦えるようになったのは、レオンがアクアフォースを蘇らせてくれたおかげなんだ」
「・・・俺は、生まれてきて高校まで、何もなかった。ただ海を見て、己の心を浄化するだけの存在でしかなかったんだ。だが、レオンはそんな俺にメイルストロームを与えてくれ、さらにはヴァンガードの世界へと、引っ張ってくれた。広い世界に連れ出してくれたレオンには感謝してもしきれない。思えば、俺がメガラニカ支部に属しているのは、アクアフォースを広めるため、レオンへの恩義を返すためなのかもしれんな・・・」
それぞれの思いがあるため、ハイメもキョウヤも、レオンに対して、大いに尊敬しており、憧れの存在でもある。
「俺もハイメや一条には感謝している。日本や世界で活躍することで、多くの人々にアクアフォースの魅力を広めてくれた」
「マスターレオン・・・」
「そのようなもったいなきお言葉をいただけるとは・・・恐縮だ」
レオンの感謝の言葉にハイメもキョウヤも感動していた。
「かなりの強敵になりそうだね」
「ああ!」
「一条さんもいるならなおさらだね!」
ハイメやキョウヤ、ドレッドノートといった強敵にトライフォーは気合を入れていた。
「・・・お前たちは何を目指す?」
「「「「!」」」」
「夢を掲げ、高みを目指す者でなければ、俺がわざわざ相手をするまでもない。お前たちの道の先には、何がある?」
「「「!!」」」
レオンの問いかけに3人は何も言えなかったが、それにはクロノが答える。
「まだ何も。俺の未来には、まだ形もない。けど、いつかそれを掴むために、今は全てを全力で挑戦した。だから俺が目指すのは優勝だ。このメガラニカだけじゃない。Gクエスト全部で優勝する!道は・・・きっとその後ろについてくる!」
クロノの答えに3人は少しだけ唖然となるが、すぐに笑みを浮かべる。気持ちは3人も同じだ。最初から掲げているものは決まっていた。
「・・・優勝以外に道はなし、か。ならば俺に打ち勝ってみせろ」
そう言ってレオンはジリアンとシャーリーンを引き連れ、カフェを去っていく。
「ああ!俺たちの力、見せてやるぜ!」
☆
クエスト開始時刻、いよいよメガラニカ支部のGクエストが始まろうとしていた。ファイターたちの前にファイトテーブルが出現する。ラミーラビリンスはライブで歌と踊りを披露する。
「スタンドアップ!」
『ヴァンガード!!!』
いよいよ始まったメガラニカ支部のGクエスト。ファイターたちはそれぞれの思いを抱きながらGクエストを挑んでいる。そんな中トライフォーは着々とトーナメントを勝ち進み、トーナメント決勝に挑んだ。狙うは全Gクエストの制覇。そのために最初から負けるわけにはいかない。そんな思いを抱きながら、トーナメントファイトの決勝も勝利を収め、メガラニカ支部の最後の関門、スペシャルアクアフォースのファイナルファイトにトライフォーは挑む。
「待たせたなお前ら!いよいよ奴らの登場だ!スペシャルアクアフォース、ファイナルファイト!くじ引きの結果対戦相手は、ハイメ・アルカラス対安城トコハ!シャーリーン・チェン対綺場シオン!一条キョウヤ対佐倉ユイ!そして、蒼龍レオン対新導クロノ!ファイトはトーナメント戦同様、チーム同時に行う!栄えある第1かいメガラニカクエストを完全制覇し、スタンプ10点をもぎ取ることができるか⁉」
トライフォーのチーム名を聞いたファイターたちはこんな会話を行っている。
「トライフォー?」
「チームディマイズに全勝したって言う噂の・・・」
「あたしも聞いたことある。佐倉ユイって子は支部長まで倒しちゃったって」
どうやらトライフォーはディマイズと神崎を倒したことによって噂がかなり広まっている。
「準備はいいな?いくぞ!」
「「「「「「「「スタンドアップ・((マイ・))ヴァンガード!!」」」」」」」」
いよいよメガラニカクエストのファイナルファイトが始まった。4つのフィールドはやはりアクアフォースにちなんで全部が海底遺跡だ。
「ライド!萌芽の乙女ディアン!」
トコハとハイメのファイトでは、トコハはディアンにライドする。
「ライド!ケルピーライダーポロ!さらにポロをコール!ヴァンガードにアタック!」
ハイメはポロにライドをし、リアガードのポロをコールし、リアガードのポロでヴァンガードにアタックをし、トコハはダメージを受ける。ハイメはトコハに向けて笑みを浮かべる。
「何?」
「不思議なめぐりあわせだね。初めて会った頃は、君たちとこういう場所でファイトするなんて、思いもしなかった」
「そうね」
「覚えているかい?あの日、浅草で俺が君に送った言葉」
「は?」
「トコハ、やっぱり俺と君は、運命で繋がれてるかもしれない!」
こんな大事な場面だというのに、ハイメはトコハを口説こうとしている。トコハは当然顔を赤らめる。
「はぁ⁉そ、そうやってこっちの動揺を誘う作戦ね///その手には乗らないから!」
「え~?俺はリアルでマジでガチで・・・」
「うるさーーい!!アタック!!」
トコハは顔を赤らめながらケラにライドし、グラジオラスと共にハイメのヴァンガードをアタックする。一方のシオンとシャーリーンのファイトでは、シオンのアタックででシャーリーンのダメージは4だ。
「綺場選手対チェン選手!序盤の展開はダメージ2対4で綺場選手がやや優勢!チェン選手はどう出るか⁉」
「思ったよりはやるようね」
「それはどうも」
「でもここまでよ。シャーリーン、そろそろ方をつけちゃいなさい!」
「は~い♪よいしょ。轟く波紋ジノビアスにライド!さらにラザロスをコール!アタック!」
シャーリーンはジノビアスにライドし、タイダルとラザロスがアタックを仕掛ける。シオンはタイダルはスターライト・バイオリニスト、ラザロスはてっくがるでガードをする。そして、ジノビアスの攻撃はシオンは受ける。
「ジノビアスのリミットブレイク!手札のジノビアスをドロップして、リアガードを全てスタンド!アタック!」
ジノビアスのリミットブレイクによってカウンターブラスト(2)とペルソナブラストを行うことによって、全てのリアガードがスタンドし、スタンドしたユニットは全てシオンのヴァンガードにアタックする。
「出たーーー!アクアフォースの連続攻撃!チェン選手がダメージを溜めていたのは、このためだったのか⁉」
「私だって蒼龍の民だもーん♪」
「アクアフォースは絶対正義、最強のクランなのよ」
「・・・なるほど。でも!ライド!青天の騎士アルトマイル!」
シオンはアルトマイルにライドをし、そしてコストを払ってストライドする。
「ストライドジェネレーション!!朧の聖騎士ガブレード!!
シオンはアルトマイルの
「これぞロイヤルパラディンの真骨頂!綺場選手、失ったリアガードを補充して、さらに布陣を整えたーー!!」
『うおおおお!!』
「勝ちたいのは君たちだけじゃない!僕たちも最強を目指しているんだ!!」
一方のトコハとハイメのファイト、トコハのターンが終わり、次はハイメのターンだ。
「ライド!嵐を超える者サヴァス!」
ハイメはハイメの分身、サヴァスにライドする。
「こちらは中盤戦、両者ともダメージは3!6ターン目のハイメ選手はグレード3にライド、となれば当然!」
「ストライドジェネレーション!!天羅水将ランブロス!!」
ハイメはコストを支払って、ランブロスにストライドする。
「コール!
「ブラスト?」
初めて聞く単語にルーナは疑問符を浮かべ、その疑問を同じラミーラビリンスである水樹ユキノが答える。
「スキルを使う条件としてコストを支払うのよ。カウンターブラストは溜まったダメージ、ソウルブラストはヴァンガードの下に積まれたカード、つまりはソウルをコストに変えて、能力を発揮できるのよ」
「そうなんだ!面白いな~」
説明を聞いたルーナは素直にそう答える。
「アタック!」
アデライードでアーシャを攻撃し、トコハはケラでガードをする。
「もう1度、アデライードでアタック!」
スタンドしたアデライードで今度はグラジオラスにアタックし、トコハはノーガードを宣言する。
「スキロスでアタック!」
3回目のスキロスの攻撃をトコハは受ける。ダメージ5になったが、クリティカルトリガーによってパワーが5000上がる。
「ランブロスでヴァンガードにアタック!スキルでリアガードをスタンド!」
「完全ガード!」
ハイメはランブロスのスキルによってレストしているポロとスキロスをスタンドさせ、トコハはランブロスの攻撃をパッションフラワーで防ぐ。
「スキロス!」
「ガード!」
スタンドしたスキロスでヴァンガードにアタックし、トコハはフェアリーライトで攻撃を凌ぐ。これでハイメのターンは終了だ。
「アクアフォースの怒涛の連続攻撃!安城選手はどうにか守り切った!」
(やっぱり、強い!これが世界で戦うファイターの実力・・・!でも、私だって掴んでみせる!今は何の力もなくても!)
トコハはそのような思いを掲げ、Gユニットにストライドする。
「ストライドジェネレーション!!立春の花乙姫プリマヴェーラ!!コール!グラジオラスでアタック!」
「ガード!」
グラジオラスでハイメのヴァンガードにアタックし、ハイメはジェットスキー・ライダーでガードをする。
「プリマヴェーラでヴァンガードにアタック!プリマヴェーラのスキル発動!スペリオルコール!」
トコハはカウンターブラスト(3)を払い、ドロップゾーンからノーマルカードを5枚山札に戻して、手札を泥プすることによって、同じ名前のユニットを2体ずつコールする。
「出たーーー!!これぞネオネクタールの十八番!同じユニットを呼び出して陣営を整えていく!」
(未来の私は必ず、大きな世界に羽ばたいてみせる!!)
「完全ガード!」
プリマヴェーラのアタックをハイメはプラトンで防ぐ。
「まだまだぁ!」
トコハは上書きされたグラジオラスでヴァンガードにアタックし、ハイメはその攻撃を受ける。
「もう1度!いっけえええ!」
「ガード!」
もう1体のコールされたグラジオラスでヴァンガードにアタックし、ハイメはジェットスキー・ライダーで防ぎきる。これでトコハのターンは終わりだ。
「悪いねトコハ。俺もマスターレオンの前で恥ずかしいところは見せられないんだ。ストライドジェネレーション!!」
イメージ内でサヴァスの周りに大きな渦が発生し、その渦が晴れるとそこには、サヴァスの未来の姿が映っていた。
「嵐を統べる者コマンダー・サヴァス!!俺の運命、サヴァスの新たな可能性さ。未来を掴み、勝利を導く!」
メガラニカ支部のGクエスト、ファイナルファイトはまだまだ始まったばかりだ。
☆
バーガーショップ、伊吹はそこでセットメニューを頼み、席へと向かう。伊吹の向かっていった席にはすでにカムイがハンバーガーを食べていた。
「よお!これからスタゲ支部か?本部と行ったり来たり大変だな」
「浅草でバイトに通うほどじゃない」
そんな会話の後、カムイと伊吹は本題に入る。
「ギアクロニクルが一般販売されたな」
「ああ」
「あれは特別じゃなかったのか?それも、奴らのたくらみなのか?」
「ギアクロニクルは最初のカギだった。現在の焦点はディペンドカードと、新導クロノにより移っている。新導クロノは最初のトリガー。奴自身にも知らせてはいないが、プランGが達成した後、全ての運命に決着をつけられるのは、奴だけだ」
to be continued…
ユイ「トコハの相手はハイメだし、シオンの相手も絶対強い。さらにクロノの相手は蒼龍レオン。そして私の相手は一条さん。最初から難しすぎるよ、Gクエスト!」
キョウヤ「泣き言か?そんな弱き波ではこれから待ち受ける試練に打ち勝てるはずもない。ここで終止符を打ってやろう」
ユイ「どんな相手でも、私たちは絶対に負けない!!」
キョウヤ「ならば貴様の力、貴様の波、今再び俺に見せてみろ!!」
TURN55「ユイVSキョウヤ」